翠 洋平, 平松 活志, 松田 秀岳, 村田 陽介, 吉田 祐未, 田中 知子, 齊藤 恭志, 野阪 拓人, 高橋 和人, 内藤 達志, 大藤 和也, 大谷 昌弘, 根本 朋幸, 今村 好章, 中本 安成
肝臓
60
(6),
189-199,
2019-06-01
<p>症例は62歳男性.黄疸,肝腫瘍の精査目的に入院となった.造影CTで肝S8に50 mm大の早期濃染およびwash outを呈する腫瘍を認めた.また,同様の造影効果を示す腫瘍が胆管内に充満しており,胆管内発育型肝細胞癌と診断した.背景肝はB型慢性肝炎であった.高度の黄疸を認めたため,減黄処置と肝動注化学療法(TAI)を先行させ,黄疸の改善後に肝動脈化学塞栓療法(TACE)を行った.腫瘍は縮小し…
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参考文献16件