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検索結果 1,873 件

  • ユウロピウム(Eu)化合物における圧力誘起価数転移と重い電子状態

    竹内 徹也, 辺土 正人, 本多 史憲, 大貫 惇睦 日本物理学会誌 78 (1), 28-33, 2023-01-05

    <p>多くのユウロピウム(Eu)化合物はEu<sup>2+</sup>(4 <i>f </i><sup>7</sup>,<i>L</i>=0,<i>S</i>=<i>J</i>=7/ 2)の電子状態をとり磁気秩序を示すが,一部の化合物ではEu<sup>3+</sup>(4 <i>f </i><sup>6</sup>,<i>L</i>=<i>S</i>=3,<i>J</i>=0)の非磁性基底状態を…

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  • 中性子散乱でみるEuPtSiのA相およびその異方性

    金子 耕士, 田端 千紘, 大石 一城, 伊藤 孝, 中尾 裕則, Frontzek Matthias D., 松田 雅昌, 宗像 孝司, 中尾 朗子, 大原 高志, 垣花 将司, 芳賀 芳範, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 75.1 (0), 1773-1773, 2020

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  • EuPtSiのNMRによる研究II

    比嘉 野乃花, 與儀 護, 徳永 陽, 服部 泰佑, 酒井 宏典, 神戸 振作, 中島 美帆, 本間 佳哉, 仲村 愛, 清水 悠晴, 本多 史憲, 青木 大, 垣花 将司, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 74.1 (0), 2365-2365, 2019

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  • カイラル反強磁性体EuPtSiの低温物性

    竹内 徹也, 垣花 将司, 太田 譲二, 青木 大, 仲村 愛, 本多 史憲, 中島 美帆, 天児 寧, 播磨 尚朝, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 74.1 (0), 2287-2287, 2019

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  • 反強磁性体EuGe<sub>2</sub>とEuGeの磁性

    松田 進弥, 伊覇 航, 本多 史憲, 郷地 順, 上床 美也, 芳賀 芳範, 中島 美帆, 天児 寧, 竹内 徹也, 木田 孝則, 萩原 政幸, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 74.1 (0), 2362-2362, 2019

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  • キラル反強磁性体EuPtSiの中性子散乱

    金子 耕士, Frontzek Matthias D, 松田 雅昌, 中尾 朗子, 宗像 孝司, 大原 高志, 垣花 将司, 芳賀 芳範, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 74.1 (0), 2366-2366, 2019

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  • カイラル磁性体EuPtSiのEu-151メスバウアー分光 (II)

    本間 佳哉, 垣花 将司, 徳永 陽, 與儀 護, 中島 美帆, 仲村 愛, 清水 悠晴, 李 徳新, Maurya A., 佐藤 芳樹, 本多 史憲, 青木 大, 天児 寧, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 74.1 (0), 2286-2286, 2019

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  • EuPtSiのNMRによる研究III

    比嘉 野乃花, 與儀 護, 徳永 陽, 服部 泰佑, 酒井 宏典, 神戸 振作, 岡澤 赳, 伊藤 孝, 髭本 亘, 中島 美帆, 本間 佳哉, 仲村 愛, 清水 悠晴, 本多 史憲, 青木 大, 垣花 将司, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 74.2 (0), 1903-1903, 2019

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  • 共鳴硬X線光電子分光によるCe122の電子状態の研究

    井角 元, 水牧 仁一朗, 雀部 矩正, 保井 晃, 明渡 悠, 河端 拓, 下笠 諒平, 柴垣 善則, 河村 直己, 池永 英司, 筒井 智嗣, 佐藤 仁, 魚住 孝幸, 松田 達磨, 大貫 惇睦, 三村 功次郎 日本物理学会講演概要集 74.2 (0), 1837-1837, 2019

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  • PbTeのドハース・ファンアルフェン効果と磁気抵抗

    川勝 祥矢, 仲井間 憲李, 垣花 将司, 山川 結衣, 宮里 隼人, 立津 慶幸, 眞榮平 孝裕, 木田 孝則, 田原 大夢, 萩原 政幸, 竹内 徹也, 青木 大, 仲村 愛, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 73.2 (0), 1814-1814, 2018

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  • EuPtSiのNMRによる研究

    比嘉 野乃花, 與儀 護, 徳永 陽, 服部 泰佑, 酒井 宏典, 神戸 振作, 中島 美帆, 本間 佳哉, 仲村 愛, 清水 悠晴, 本多 史憲, 青木 大, 垣花 将司, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 73.2 (0), 1480-1480, 2018

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  • 単結晶EuCu<sub>2</sub>Si<sub>2</sub>のスピングラス

    竹内 徹也, 谷口 年史, 芳賀 芳範, 中島 美帆, 天児 寧, 田原 大夢, 木田 孝則, 萩原 政幸, 安次富 洋介, 屋良 朝之, 伊覇 航, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 73.2 (0), 1719-1719, 2018

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  • Eu 4d-4f共鳴光電子分光から観たEu化合物のc-f混成強度

    三村 功次郎, 市木 勝也, 阿部 晃大, 松本 孝之, 明渡 悠, 川上 晃希, 魚住 孝幸, 田口 幸広, Rousuli A., 阿次富 洋介, 赤嶺 拡, 仲村 愛, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦, 藤本 巧, 喜舎場 英吾, 浜野 卓, 光田 暁弘, 和田 裕文, 佐藤 仁 日本物理学会講演概要集 73.1 (0), 2141-2141, 2018

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  • 高分解能スピン分解ARPESによるCoS<sub>2</sub>の電子構造の解明

    藤原 弘和, 寺嶋 健成, 脇田 高徳, 矢野 佑幸, 細田 渉, 片岡 範行, 照屋 淳志, 垣花 将司, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦, 矢治 光一郎, 原沢 あゆみ, 黒田 健太, 辛 埴, 堀場 弘司, 組頭 広志, 村岡 祐治, 横谷 尚睦 日本物理学会講演概要集 73.2 (0), 1023-1023, 2018

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  • UPt<sub>3</sub>の反強磁性秩序(ゆらぎ)に対するNMRによる研究

    青山 泰介, 小手川 恒, 藤 秀樹, 木村 憲彰, 芳賀 芳範, 山本 悦嗣, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1956-1956, 2017

    <p>スピン三重項多重超伝導体で知られているUPt_3_においてその超伝導起源であると目されている反強磁性秩序(ゆらぎ)に対してNMRによる^195^Pt核のKnight shiftおよびスピン-格子緩和時間、スピン-スピン緩和時間の測定を通じてその観測を試みた。</p>

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  • 重い電子超伝導体UBe<sub>13</sub>の<sup>9</sup>Be-NMRによる研究

    松野 治貴, 森田 恭平, 小手川 恒, 藤 秀樹, 芳賀 芳範, 山本 悦嗣, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1952-1952, 2017

    <p>UBe13は重い電子系超伝導体である。この系は超伝導転移後も比熱測定などで異常が報告されており、その起源について様々な議論がなされてきた。前回の発表では表面インピーダンス及びNMRの結果から低温で秩序状態を形成している可能性を指摘した。今回はKnight shiftと合わせT1の測定を行いこの結果を報告する。</p>

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  • EuCu<sub>2</sub>(Ge<sub>1-x</sub>Si<sub>x</sub>)<sub>2</sub>単結晶の電子状態

    大貫 惇睦, 屋良 朝之, 安次富 洋介, 伊覇 航, 本多 史憲, 仲村 愛, 青木 大, 中島 美帆, 天児 寧, 竹内 徹也, 木田 孝則, 萩原 政幸, 辺土 正人, 仲間 隆男 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2054-2054, 2017

    <p>EuCu_2_Si_2_はアーク溶解した多結晶では価数揺動化合物であるが、単結晶試料ではネール点が約10Kの反強磁性体、あるいはスピングラスと報告されている。一方EuCu_2_Ge_2_はネール点が9Kの反強磁性体である。多結晶でのEuCu_2_(Ge_1-x_Si_x_)_2_研究は大変興味深く、Si量xの増大とともにネール点はx=0.65付近でゼロとなり、反強磁性の量子臨界点に達する。…

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  • 空間反転対称性のない超伝導体の示す異常な磁化

    黒田 将司, 青山 輝慶, 川崎 郁斗, 山口 明, 住山 昭彦, 広瀬 雄介, 摂待 力生, 仲村 愛, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2137-2137, 2017

    <p>我々はSQUIDを用いて空間反転対称性の破れた超伝導体の精密磁化測定を行っている。今回は重い電子系のCePt_3_Siで観察される自発磁化の試料依存性について報告する。また、カイラル構造を持つNbSi_2_で観察されたマイスナー分率の異方性と、その不規則な変動についても報告する。</p>

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  • EuX<sub>4</sub> (X = Al, Ga)における電荷密度波転移と弾性特性

    長谷川 潤弥, 中村 匡宏, 谷口 正弥, 大山 雄輔, 中西 良樹, 中村 光輝, 吉澤 正人, 仲村 愛, 辺土 正人, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2049-2049, 2017

    <p>正方晶EuX_4_ (X = Al, Ga)の電荷密度波(CDW)転移の起源と電子状態を超音波を用いた弾性特性から明らかにしている。今回、正方晶系の主要弾性定数を全て測定した。この系におけるCDW転移の起源を実験結果から評価されたヤーンテラーエネルギーをもとに議論する。合わせて圧力下の超音波測定も進めており、圧力下の弾性特性の結果についても報告予定である。</p>

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  • Eu 3価金属化合物EuPd<sub>3</sub>におけるJ多重項励起

    金子 耕士, Pokharel G., Christianson A. D., 竹内 徹也, 仲村 愛, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2047-2047, 2017

    <p>3価のEuでは,多重項の第1励起である J=1が基底状態に比較的近く,物性にも影響を及ぼすことが知られている.一方,Euは中性子の吸収体であるため,特に金属化合物では分光研究が限られてきた.今回,非弾性散乱中性子散乱により,新たに発見された希少な安定3価金属化合物EuPd3について,励起の観測に成功したので報告する.</p>

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  • CaCo<sub>2</sub>P<sub>2</sub>の磁気状態に関するNMRによる研究

    比嘉 野乃花, 與儀 護, 古川 裕次, 照屋 淳志, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1220-1220, 2017

    <p>CaCo_2_P_2_はT_N_=110 K以下において反強磁性を示す、中性子の測定から、Coの磁気モーメントが面内強磁性、面間で反強磁性となるようなAタイプの磁気構造をとることが報告されている。我々は現在CaCo_2_P_2_の磁気構造や磁気状態を明らかにするため、NMR測定による微視的見地からの研究を行っている。学会ではその結果について報告する。</p>

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  • 純良単結晶FeSnの電子状態の研究

    垣花 将司, 西村 健吾, 中島 美帆, 天児 寧, 仲村 愛, 青木 大, 竹内 徹也, 木田 孝則, 萩原 政幸, 播磨 尚朝, 内間 清晴, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2208-2208, 2017

    <p>六方晶化合物FeSnは370Kの高温でネール点を持つ反強磁性体である。 中性子散乱の実験から同じc面 内 にあるFe原子は[10\=10]方向に磁気モーメントが整列していて、隣接するc面内では逆向きにモー メント を持つ反強磁体であることが報告されている。 本研究ではSnの自己フラックス法で残留抵 抗!LaTeX${\rho}_{0}$=0.84!LaTeX${\mu \Omega …

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  • ThCu<sub>2</sub>Si<sub>2</sub>の単結晶育成とドハース・ファンアルフェン効果

    仲村 愛, 本多 史憲, 本間 佳哉, 李 徳新, 清水 悠晴, Maurya Arvind, 大貫 惇睦, 播磨 尚朝, 青木 大 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2361-2361, 2017

    <p>ThIn3などで知られているようにTh化合物のフェルミ面を解明することは4f遍歴のCe化合物のフェルミ面を解明するうえでも重要である。本研究ではSnフラックス法でThCu_2_Si_2_の単結晶育成に成功した。電気抵抗の温度依存性から!LaTex${\rho}$_0_=0.8 !LaTex${\mu\Omega}$・cm、RRR=28の純良な単結晶であることがわかった。発表では基礎物性およ…

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  • 立方晶カイラル構造EuPtSi の圧力効果

    辺土 正人, 安次富 洋介, 屋良 朝之, 榊原 俊郎, 郷地 順, 上床 美也, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2055-2055, 2017

    <p>立方晶カイラル構造を持つEuPtSi (P2_1_3,No.198)は,Eu の四面体構造を有し,磁気的フラストレーションを生じている可能性が高いと考えられる。我々は前回の物理学会で,単結晶育成に成功し,約4K に反強磁性転移があることを報告した。今回我々は,8 GPa までの高圧実験を行い,反強磁性転移温度の圧力効果について報告する。</p>

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  • トリリウム格子反強磁性体EuPtSiの低温磁化

    榊原 俊郎, 中村 翔太, 安次富 洋介, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2056-2056, 2017

    <p>立方晶EuPtSiは,2価のEuイオン(J=7/2)が頂点共有する正三角形で形成される格子(トリリウム格子)を組んだフラストレート反強磁性体で,その磁気転移や相図に興味が持たれている.我々は単結晶EuPtSiの[111]方向の低温磁化をキャパシタンスファラデー法で0.3Kまで測定し,磁気相図を求めたのでその結果について報告する.</p>

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  • 多段磁気転移を示すEu<sub>1-x</sub>La<sub>x</sub>Al<sub>4</sub> (x=0, 0.2)のメスバウアー分光測定

    本間 佳哉, 仲村 愛, 清水 悠晴, 李 德新, 本多 史憲, 青木 大, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2394-2394, 2017

    <p>磁気モーメントがc面内に存在する反強磁性体EuGa4と同じ結晶構造を持つEuAl4では4段の磁気転移が連続的に起こる複雑な振る舞いを示す。NQRから磁気モーメントはc面内成分に加えc軸方向の成分が存在することが指摘されていたが、メスバウアー分光によりc面から54°傾いていることが確認された。しかしLa置換したEu0.8La0.2Al4ではモーメントはc面内に揃ってしまい、c軸に磁場をかけた…

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  • 重い電子系化合物CeRhIn<sub>5</sub>の共存相におけるIn-NQRによる研究

    八島 光晴, 道添 竜治, 椋田 秀和, 北岡 良雄, 宍戸 寛明, 摂待 力男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2135-2135, 2017

    <p>重い電子系化合物CeRhIn_5_は常圧では反強磁性体(T_N_ = 3.8 K)で、2GPa以上の圧力下では超伝導が発現する。常圧ではらせん状の磁気構造(不整合)を有しており、圧力下においても中性子散乱実験(単結晶)やNQR法(粉末試料)によって研究されてきた。NQR測定では、1.7GPaで不整合から整合な磁気構造へと変わることが観測されたが、単結晶試料を用いた中性子散乱実験では整合な反…

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  • 単結晶EuPt<sub>2</sub>Si<sub>2</sub>の近藤効果的振る舞い

    竹内 徹也, 中島 美帆, 田原 大夢, 木田 孝則, 萩原 政幸, 安次富 洋介, 屋良 朝之, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2050-2050, 2017

    <p>EuPt_2_Si_2_はCaBe_2_Ge_2_型の正方晶を持つ反強磁性体である.一方Eu価数が2価からずれて3価寄りの値を示し,低温の電気抵抗が近藤効果的な振る舞いを示すなど興味深い物性が報告されている.前回の学会では,単結晶試料による研究からT_N1_=21 K, T_N2_=16 Kで磁気転移を示すことなどを報告した.熱膨張測定などさらに詳細な測定を進め,磁気相図などが明らかになっ…

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  • 磁気秩序を持たないEuNi<sub>2</sub>Si<sub>2</sub>とEuIr<sub>2</sub>Si<sub>2</sub>の電子状態の研究

    伊覇 航, 安次富 洋介, 中島 美帆, 天児 寧, 本多 史憲, 仲村 愛, 青木 大, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2051-2051, 2017

    <p>EuNi2Si2とEuIr2Si2の単結晶を育成し、その電子状態を研究したので報告する。EuNi2Si2は3価に近い電子状態であり、EuIr2Si2は電子比熱係数が40 mJ/(K2・mol) の比較的重い電子系として知られている。本研究では、原材料をアルゴンガス中でモリブデンるつぼに封入し、1480℃までるつぼを上昇させ、ブリッジマン法で単結晶育成に成功した。その単結晶の電気抵抗、磁化率…

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  • 強磁性超伝導体UGe<sub>2</sub>の圧力下<sup>73</sup>Ge-NQRによる磁気ゆらぎの研究

    野間 雄一朗, 久保 徹郎, 小手川 恒, 藤 秀樹, 芳賀 芳範, 山本 悦嗣, 大貫 惇睦, 伊藤 公平, Haller E. E., 仲村 愛, 本間 佳哉, 本多 史憲, 青木 大 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2019-2019, 2017

    <p>UGe_2_はT_C_=52 Kの強磁性体でありながら圧力下で超伝導を発現する。強磁性相内に磁化が異常に増大する温度(T_X_)が存在するが、過去の圧力下の^73^Ge-NQR実験ではT_X_でのスピン-格子緩和率1/T_1_の発散がみられなかった。そこで今回我々はT_X_での磁気ゆらぎの詳細を明らかにするため、圧力下^73^Ge-NQRを行いスピン-スピン緩和時間T_2_を測定した。発表…

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  • FeSn, FeSn<sub>2</sub>と関連する化合物の電子状態

    垣花 将司, 西村 健吾, 中島 美帆, 天児 寧, 仲村 愛, 青木 大, 竹内 徹也, 田原 大夢, 木田 孝則, 萩原 政幸, 播磨 尚朝, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 72.2 (0), 2044-2044, 2017

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  • UPt<sub>3</sub>の反強磁性秩序(ゆらぎ)に対する高磁場下NMRによる研究

    青山 泰介, 小手川 恒, 藤 秀樹, 木村 憲彰, 芳賀 芳範, 山本 悦嗣, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2164-2164, 2016

    <p>スピン三重項多重超伝導体で知られているUPt_3_においてその超伝導起源であると目されている反強磁性秩序(ゆらぎ)に対して高磁場NMRによる^195^Pt核のKnight shiftおよびスピン-格子緩和時間の測定を通じてその観測を試みた。</p>

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  • ARPESによる5f電子状態の圧力効果

    藤森 伸一, 小畠 雅明, 竹田 幸治, 岡根 哲夫, 斎藤 祐児, 藤森 淳, 山上 浩志, 芳賀 芳範, 山本 悦嗣, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2169-2169, 2016

    <p>f電子系化合物では圧力をパラメータとしてその物性を制御できることが知られているが、圧力によって電子状態がどのように変化しているかについては明らかとなっていない。そこで今回、化学圧力による電子状態の変化を調べるためにAuCu_3_型結晶構造を持ち、格子定数が異なるUX_3_ (X=Al, Ga, and …

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  • EuRu<sub>2</sub>P<sub>2</sub>のNMRによる研究II

    久保田 史洋, 比嘉 野乃花, 上原 弘敬, 盛島 真羽, 與儀 護, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2137-2137, 2016

    <p>近年、重い電子系化合物の研究が盛んに行われており、Eu化合物EuRu_2_P_2_は約8 GPa以上の高圧下で重い電子状態になることが報告されている。我々はEu_Ru_2_P_2_を微視的見地から研究するため、常圧下でNMRを用いた測定を行った。Eu_Ru_2_P_2_は強磁性体であるため、転移温度以下ではゼロ磁場NMRも行い、共鳴スペクトルや核スピン格子緩和時間T_1_を測定した。学会で…

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  • EuRh<sub>2</sub>Si<sub>2</sub>単結晶および関連物質の圧力誘起価数転移と臨界終点

    本多 史憲, 岡内 啓悟, 仲村 愛, 李 徳新, 青木 大, 赤嶺 拡, 安次富 洋介, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2278-2278, 2016

    <p>EuRh_2_Si_2_は常圧ではEuが2価状態にあり磁気秩序を示すが、比較的低い約1GPaで圧力誘起価数転移を起こすことが知られている。われわれは最近育成に成功した単結晶試料を用いて高圧下電気抵抗測定を行ったところ、多結晶では見られなかったようなシャープな圧力誘起価数転移を観測することに成功した。さらに高圧では、2GPa付近で価数転移による一次転移が消失し臨界終点となることがわかった。E…

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  • EuCo<sub>2</sub>Ge<sub>2</sub>の磁性と圧力効果

    大貫 惇睦, 安次富 洋介, 本多 史憲, 上床 美也, 中島 美帆, 天児 寧, 竹内 徹也, 木田 孝則, 萩原 政幸, 辺土 正人, 仲間 隆男 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2273-2273, 2016

    <p>正方晶のEuCo_2_Ge_2_の単結晶をブリッジマン法で育成し、電気抵抗、比熱、磁化率、磁化を測定したので報告する。単結晶育成はまずCoとGeをアーク溶解し、その化合物を細かく粉砕し、MoるつぼにEuと一緒に入れ、封入した。るつぼは約1500℃まで上昇させ、その後900℃まで3日間かけて除冷して育成した。ネール点は …

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  • 立方晶カイラル型結晶構造をとる化合物に対するNQRによる研究

    盛島 真羽, 比嘉 野乃花, 上原 弘敬, 久保田 史洋, 與儀 護, 垣花 将司, 西村 健吾, 安次富 洋介, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2222-2222, 2016

    <p>近年、空間反転対称性のない化合物の電子状態に関する研究が盛んに行われている。PdBiSeとNiSbSは立方晶カイラル型の結晶構造をとり、 [100]軸方向、[010]軸方向、[001]軸方向に反転対称性を持たない。また、[111]軸方向に3回回転軸を持ち、その軸上に各原子が直線的に並ぶという特徴がある。我々はこれらの化合物に対してNQRによる研究を行っている。学会ではその結果について報告す…

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  • 超伝導体Zr<sub>2</sub>Coの磁場角度分解比熱

    橘高 俊一郎, 榊原 俊郎, 垣花 将司, 照屋 淳志, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2236-2236, 2016

    <p>正方晶のZr_2_CoはT_c_=5 Kの超伝導体であることが知られている。先行研究によりBCS超伝導体であることが示唆されているが、比熱の磁場依存性が低磁場で上凸の振る舞いを示すなど異方的超伝導体である可能性も残されている。そこで比熱の温度・磁場・磁場方位依存性から超伝導ギャップの異方性について調べた。当日は得られた結果の詳細を報告し、上部臨界磁場の異方性や超伝導ギャップ対称性について議…

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  • ThSb<sub>2</sub>とThBi<sub>2</sub>の単結晶育成とドハース・ファンアルフェン効果

    仲村 愛, 本多 史憲, 本間 佳哉, 李 徳新, 清水 悠晴, 大貫 惇睦, 青木 大 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1763-1763, 2016

    <p>ThSb_2_とThBi_2_はanti-Cu_2_Sb型の正方晶構造をもつことが知られているが,物性についての報告はほとんど無い.本研究ではそれぞれSbおよびBiの自己フラックス法で初めて単結晶育成に成功した.電気抵抗から,育成された単結晶はThSb_2_ではρ_0_=0.3 μΩ・cmおよびRRR=85,ThBi_2_ではρ_0_=0.7 …

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  • YbCu<sub>2</sub>Ge<sub>2</sub>およびYbAl<sub>2</sub>の高圧下における光学伝導度と電子状態

    岡村 英一, 永田 信, 松本 光亮, 坪内 厚志, 大貫 惇睦, 小坂 昌史, 辻井 直人, 池本 夕佳, 森脇 太郎 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1872-1872, 2016

    <p>f電子と伝導電子が強く混成した価数揺動系であるYbCu2Ge2とYbAl2は、いずれも圧力印加で物性が顕著な変化を示すことから、注目を集めてきた。今回はダイヤモンドアンビルセルと高輝度赤外放射光を用いて20 GPaまでの高圧下で光学伝導度の測定を行い、これら物質の電子状態を調べたので報告したい。</p>

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  • フラストレートした構造を持つCe<sub>2</sub>MgSi<sub>2</sub>の磁性と圧力誘起臨界現象

    本多 史憲, Valenta Jarda, Prchal Jiri, Klicpera Milan, Bachir Ouladdiaf, 佐藤 翔子, 広瀬 雄介, 摂待 力生, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2203-2203, 2016

    <p>Ce_2_MgSi_2_はMo_2_FeB_2_型正方晶の結晶構造を持ち、Ceサイトがシャストリーサザーランド格子構造をとっている。この物質の単結晶をブリッジマン法により作製し、各種バルク測定および中性回折実験を行った。決められた磁気構造を中心に発表する。</p>

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  • 重い電子超伝導体UBe<sub>13</sub>におけるNMRによる研究

    松野 治貴, 森田 恭平, 小手川 恒, 藤 秀樹, 芳賀 芳範, 山本 悦嗣, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2166-2166, 2016

    <p>UBe13は重い電子系超伝導体である。この系は超伝導転移後も比熱測定などで異常が報告されており、その起源について様々な議論がなされてきた。前回の発表では表面インピーダンス及びNMRの結果から低温で秩序状態を形成している可能性を指摘した。今回はKnight shiftと合わせT1の測定を行いこの結果を報告する。</p>

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  • Eu化合物に対するNMRによる微視的電子状態の研究

    比嘉 野乃花, 久保田 史洋, 上原 弘敬, 盛島 真羽, 與儀 護, 安次富 洋介, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2132-2132, 2016

    <p>Eu化合物における量子臨界点近傍の物性を明らかにするために、中間価数状態をとるEu化合物が注目されており現在研究が盛んに行われている。 また、空間反転対称性の無い結晶構造における電子状態の解明が、固体物性の重要なテーマの一つとなっている。我々は現在様々なEu化合物に対してNMRによる研究を行っている。学会ではその結果について報告する。</p>

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  • 量子臨界点近傍にあるEuPt<sub>2</sub>Si<sub>2</sub>の単結晶育成と圧力効果

    屋良 朝之, 安次富 洋介, 中島 美帆, 天児 寧, 本多 史憲, 仲村 愛, 青木 大, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2277-2277, 2016

    <p>これまでの多結晶試料の圧力実験からEuPt_2_Si_2_は常圧で2価からずれていて,約2.5 GPaでT_N_→0となる化合物と報告されている.本研究ではInフラックス法で純良単結晶育成に成功し,電気抵抗,比熱,磁化率,磁化の測定をしたので,その実験結果を報告する.ネール点は21.1 Kで,引き続き16.0 Kに磁気転移があることが分かった.圧力実験からネール点は約3 …

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  • 立方晶カイラル構造EuPtSiとEuPtGeの磁性

    安次富 洋介, 中島 美帆, 天児 寧, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2276-2276, 2016

    <p>EuPtSiとEuPtGeは立方晶カイラル構造(P2_1_3,No.198)であり,アーク溶解の多結晶体試料の磁化率やメスバウアーの報告では4.2Kまで磁気秩序は起きていない.その理由はこの結晶構造がカイラル構造であるため,磁気的にフラストレーションを起こしているためである.本研究では,ブリッジマン法で単結晶育成に成功し,電気抵抗,比熱,磁化率を測定したところ,EuPtSiで3.9K,Eu…

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  • キュービックアンビルセルを用いた高圧力下でのEu化合物の価数揺動

    辺土 正人, 屋良 朝之, 安次富 洋介, 中島 美帆, 天児 寧, 郷地 順, 上床 美也, 本多 史憲, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2274-2274, 2016

    <p>磁気秩序を示す Eu化合物は,一般的に圧力下で磁気転移温度が緩やかに上昇しつづけ,一部は一次転移の価数転移を示す。近年我々は Ce 化合物のように,磁気転移点が圧力によって低下し,磁気臨界点を向かう Eu化合物をいくつか見いだしている。本講演では,高圧下で磁気臨界点を迎える Eu_2_Ni_3_Ge_5_ や EuIr_2_Ge_2_ …

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  • EuPt<sub>2</sub>Si<sub>2</sub>単結晶における基礎物性研究

    竹内 徹也, 中島 美帆, 田原 大夢, 木田 孝則, 萩原 政幸, 安次富 洋介, 屋良 朝之, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2275-2275, 2016

    <p>EuPt_2_Si_2_はCaBe_2_Ge_2_型の正方晶を持つT_N_=15 Kの反強磁性体と報告されている.一方Eu価数が2価からずれて3価寄りの値を示し,低温の電気抵抗が近藤効果的な振る舞いを示すなど興味深い物性が報告されている.EuPt_2_Si_2_における価数や近藤効果についてさらに深く研究する目的で,最近育成に成功した単結晶試料における基礎物性測定を行ったので結果を報告する…

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  • 光沢の異なるAuAl<sub>2</sub>,AuGa<sub>2</sub>,AuIn<sub>2</sub>のドハース・ファンアルフェン効果とフェルミ面

    西村 健吾, 垣花 将司, 鈴木 史記, 屋良 朝之, 播磨 尚朝, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2238-2238, 2016

    <p>立方晶で蛍石の結晶構造を持つAuAl_2_,AuGa_2_,AuIn_2_は,金属光沢が著しく異なるので,色の物理学としてかつて研究さた化合物である.これらの化合物はドハース・ファンアルフェン(dHvA)効果が一部行われたが,自由電子近似でおおよそのフェルミ面の形状が議論されるにとどまっている.本研究では純良単結晶育成を行い,詳しいdHvA効果を行い,最新のバンド計算で比較したので報告する…

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  • 少数キャリア近藤化合物CeSb、CeBiの較正物質YSb、YBi、LuSb、LuBiのドハース・ファンアルフェン効果

    垣花 将司, 西村 健吾, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦, 播磨 尚朝 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2213-2213, 2016

    <p>CeSb、CeBiは少数キャリア近藤化合物として、かつて詳しく研究された化合物である。4f電子を持たないその較正物質として、YSb、YBi、LuSb、LuBiの純良単結晶を初めて育成し、ドハース・ファンアルフェン効果でそのフェルミ面を明らかにしたので報告する。単結晶は例えばCeSbではSbの自己フラックス法で育成した。検出されたフェルミ面の体積は小さく少数キャリア系であり、電子と正孔が等し…

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  • 重い電子系化合物CeRhIn<sub>5</sub>の圧力下In-NQRによる研究

    八島 光晴, 道添 竜治, 椋田 秀和, 北岡 良雄, 宍戸 寛明, 摂待 力男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2100-2100, 2016

    <p>重い電子系化合物CeRhIn_5_は常圧では反強磁性体(T_N_ = 3.8 K)で、2GPa以上の圧力下では超伝導が発現する。常圧ではらせん状の磁気構造(不整合)を有しており、圧力下においても中性子散乱実験(単結晶)やNQR法(粉末試料)によって研究されてきた。NQR測定では、右図のように1.7GPaで不整合から不整合な磁気構造へと変わることが観測されたが、単結晶試料を用いた中性子散乱実…

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  • 強相関希土類化合物の希土類 3dおよび4f光電子スペクトル線二色性による異方的4f電荷分布の観測

    金井 惟奈, 森 健雄, 内免 翔, 山神 光平, 藤岡 修平, 藤原 秀紀, 東谷 篤志, 門野 利治, 今田 真, 木須 孝幸, 田中 新, 室 隆桂之, 玉作 賢治, 矢橋 牧名, 石川 哲也, 伊賀 文俊, 海老原 孝雄, 本多 史憲, 大貫 惇睦, 関山 明 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1394-1394, 2016

    <p>強相関4f電子系において現れる様々な物性を解明する上で重要な4f基底状態決定手法として、我々は希土類 3d内殻スペクトルの線二色性の測定が有効であることを発見した。イオンモデルに結晶場を取り込んだ計算は4fスペクトルでも線二色性が生じることを示唆していたが、実際には予想されたような線二色性は得られなかった。これにより、希土類4fスペクトル線二色性には、内殻スペクトルとは異なって、イオンモデ…

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  • 22aPS-23 EuRu_2P_2のNMRによる研究

    比嘉 野乃花, 久保田 史洋, 上原 弘敬, 盛島 真羽, 與儀 護, 二木 治雄, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 71.1 (0), 2417-, 2016

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  • 強磁性超伝導体UGe<sub>2</sub>の圧力下<sup>73</sup>Ge-NQRによる磁気ゆらぎの研究

    野間 雄一朗, 久保 徹郎, 小手川 恒, 藤 秀樹, 芳賀 芳範, 山本 悦嗣, 大貫 惇睦, 伊藤 公平, Haller E. E., 仲村 愛, 本間 佳哉, 本多 史憲, 青木 大 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 1757-1757, 2016

    <p>UGe_2_はT_C_=52 Kの強磁性体でありながら圧力下で超伝導を発現する。強磁性相内に磁化が異常に増大する温度(T_X_)が存在するが、過去の圧力下の^73^Ge-NQR実験ではT_X_でのスピン-格子緩和率1/T_1_の発散がみられなかった。そこで今回我々はT_X_での磁気ゆらぎの詳細を明らかにするため、圧力下^73^Ge-NQRを行いスピン-スピン緩和時間T_2_を測定した。発表…

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  • 反強磁性金属FeSn<sub>2</sub>の異常な磁気輸送現象

    木田 孝則, 田原 大夢, 大貫 惇睦, 萩原 政幸 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 849-849, 2016

    <p>FeSn2はT_N=378 Kの反強磁性金属であり、T_N以下の93 KでFeスピンが[100]軸を向いたコリニアな磁気構造から(001)面内で[110]方向へ傾いたノンコリニアな磁気構造へ変わることが報告されている。この物質の磁性と輸送現象の関係を明らかにする目的で磁気抵抗を測定したところ、1.4 K、14 …

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  • 反強磁性金属FeSn<sub>2</sub>の強磁場磁気抵抗

    田原 大夢, 木田 孝則, 佐藤 和樹, 大貫 惇睦, 萩原 政幸 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 742-742, 2016

    <p>FeSn_2_は、T_N_ = 378 Kを持つ反強磁性金属である。超伝導マグネットを用いた予備実験から、1.4 Kでの磁気抵抗はH||[100]、I||[001]方向で、14 Tで50000%を超える巨大なものが観測されている。今回、パルス強磁場を用いて磁気抵抗を測定したところ、50 Tまで磁気抵抗は飽和せず、巨大なフェルミ面を持っていることが示唆された。講演では磁気抵抗の角度依存性の結…

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  • 硬X線光電子分光による強磁性体EuPd<sub>2</sub>, EuPt<sub>2</sub>の電子状態の研究

    阿部 晃大, 石原 涼奈, 市木 勝也, 安齋 太陽, 松本 孝之, 魚住 孝幸, 佐藤 仁, Rousuli A., 上田 茂典, 田口 幸広, 安次富 洋介, 赤嶺 拡, 仲村 愛, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦, 三村 功次郎 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 782-782, 2016

    <p>EuPd_2_ (キュリー温度T_C_ = 73 K), EuPt_2_ (T_C_ = 99 K) の強磁性転移を明らかにするため、硬X線光電子分光実験を行いバルクに本質的な電子状態を得た。EuPd_2_, EuPt_2_共に強磁性転移に伴う交換磁場の影響を受け、Eu^2+^ 3d多重項ピークの強度やエネルギー位置が変化する様子が観測された。講演では、不純物アンダーソンモデルを用いて上述…

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  • 22pBA-12 EuPd_3のNMR

    比嘉 野乃花, 黒島 裕子, 通事 樹, 與儀 護, 二木 治雄, 仲村 愛, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦 日本物理学会講演概要集 70.1 (0), 2229-, 2015

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  • 19aPS-98 単結晶SrAl_4のNMRによる研究

    黒島 裕子, 比嘉 野乃花, 通事 樹, 與儀 護, 二木 治雄, 仲村 愛, 辺土 正人, 仲間 隆男, 大貫 惇睦, 播磨 尚朝 日本物理学会講演概要集 70.2 (0), 2188-, 2015

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