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検索結果 1,097 件

  • 学校資料を活用した長野県安曇野市域における災害記録の抽出

    村岸 純, 佐藤 裕亮 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 39-, 2024

    ...</p><p>北穂高小学校では,「9月16日 颱風18号午後1時ごろよりけん内に入る.午後6時30分頃大風来たり.体育館北廊下ふきとばされる」(『北穂高小学校,昭和36年度学校日誌』)と,渡り廊下が風により吹き飛ばされる被害があった....

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  • 2023年の3つの台風に関する予報の不確実性および災害ポテンシャルについての考察

    中條 壮大 都市防災研究論文集 10 (0), 19-24, 2023-11-01

    ...2023年に発生した3つの台風は日本に直接的な被害だけでなく物流の麻痺や計画運休など社会システムへの多大な影響をもたらした特徴的な台風であった.本稿ではそれらの特徴を整理するとともに,台風情報に示された台風特性の予報値,解析雨量と降水短期予報のデータから,台風経路,中心気圧,最大風速,進行速度,降水量の視点で不確実性の事後検証を行い,事前対策上の課題と起こり得た災害のポテンシャルについて考察を行った...

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  • CLT壁をRC架構に内蔵する合成耐震壁の静的繰り返し載荷実験

    杉本 佳奈, 真田 靖士, 尹 ロク現, パラダン スージャン, ベラスケス メサ アレハンドロ, 村田 晃康, 五十田 博, 迫田 丈志, 太田 勤, 菊池 紀惠, 高畑 真二 日本建築学会構造系論文集 88 (806), 633-644, 2023-04-01

    <p>In this study, static loading tests were performed to investigate the structural performance of RC frames with CLT walls. The experimental investigation revealed that the presence of CLT infill …

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 関東平野における屋敷林の防風効果

    神品 芳孝 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 125-, 2023

    ...24日0時から25日24時までに調査集落から最も近い気象庁観測所である伊勢崎アメダス観測所にて観測された風速を調べると,1月24日15時から20時,24日22時から25日0時,25日12時と13時に風力階級5(風速8.0m/s)以上の最大風速が観測された。...

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  • エンジン用すべり軸受のなじみ進行を考慮したEHD 解析モデルの構築

    倉部 陽平, 鈴木 佑菜, 梶木 悠一朗 自動車技術会論文集 54 (1), 1-7, 2023

    エンジン用すべり軸受の設計では,構造体の弾性変形や固体接触を考慮したEHD解析が活用されているが,性能予測に重要ななじみ進行は十分に考慮できていない.今回,Greenwood-Trippの弾性接触モデルの表面性状パラメータと突起頂部トランケート量の関係を実験的に明らかにし,構築した表面性状を逐次更新するモデルは実験とよく一致した.

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  • 三波川帯の変成アルカリ玄武岩岩脈:イザナギプレート上の小規模プレート内火成活動

    遠藤 俊祐, 崎 海斗, 八木 公史 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 299-, 2023

    ...<b>地質概要と産状</b>四国三波川帯の主要部を占める白滝ユニットは側方連続性の良いMORB起源の苦鉄質片岩を伴うことにより特徴づけられる.しかし,白滝ユニットの下部(低変成度域)ではまだMORBの大規模付加は始まっておらず,泥質・砂質片岩を主とし,稀に小規模な変成アルカリ玄武岩が認められる(Endo et al. 2018).このような関係を高知県大豊地域(緑泥石帯低温部:300℃)と愛媛県西条市...

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  • 三波川帯における深層崩壊斜面の地震動計測

    荒井 紀之, 山崎 新太郎, 土井 一生 日本地すべり学会誌 60 (6), 265-273, 2023

    <p> 四国の三波川帯南部に位置するトウジ山では地震や降雨に伴い崩壊が繰返し発生してきた。この場所で崩壊が繰返し発生する原因を明らかにするために崩壊周辺の地質踏査, 地震計による地震動観測を行った。その結果, 地質学的素因として崩壊崖が位置する尾根沿いには硬質な珪質片岩, 塩基性片岩が分布し, 尾根以外は泥質片岩からなること, …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 高知県大豊町立川川流域の大規模崩壊発生の周期性

    笹原 克夫 日本地すべり学会誌 60 (5), 222-232, 2023

    <p> 平成30年7月豪雨により20箇所以上の斜面で大規模崩壊が発生した高知県の立川川流域で, 1966年以降の大規模崩壊の発生履歴を, 国土地理院の空中写真とGoogle earthにより調べた。すると5つの斜面において大規模崩壊が複数回発生したことが確認された。これらの斜面はいずれも稜線付近に位置する地すべり地形の, …

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  • 平成30年7月豪雨による高知県大豊町立川川流域の大規模崩壊発生斜面の地形的特徴

    笹原 克夫, 小野 尚哉 地盤工学ジャーナル 17 (4), 599-610, 2022-12-01

    ...<p>平成 30 年 7 月豪雨により,高知県長岡郡大豊町の立川川流域では,高知自動車道の立川橋を破壊した崩壊も含め,20 箇所以上で大規模崩壊が発生した。本報では,この地域の大規模崩壊発生斜面の地形的な特徴を,LiDAR による地形表現図と,現地踏査により検討した。すると大規模崩壊の発生部位の上部には地すべり地形が存在し,その辺縁部の遷急線から崩壊するものがほとんどであった。...

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  • 2021年のクサギカメムシの越冬飛来数の予想と結果

    渡辺 護 ペストロジー 37 (2), 57-61, 2022-09-09

    ...<p>中部山岳国立公園の立山山麓の「立山風土記の丘」における2003年から2020年のクサギカメムシ飛来数の年変化と気象との相関を解析した.その結果,産卵孵化期の最大風速が弱いこと,梅雨が早くに明けること,幼虫発育期の気温が高く日照時間が長いことなどが,クサギカメムシの飛来数が多い年の特徴であることが示された.2021年の気象は産卵孵化期の最大風速が強かったが,梅雨が早くに明け,幼虫発育期の気温が高...

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  • ラージ・エディ・シミュレーションに基づく大崎耕土の居久根による農村住居周辺空間の風速低減効果の検討

    南 健斗, 米澤 千夏, 大風 システム農学 38 (2), 37-42, 2022-07-25

    <p>屋敷林は防風や日射遮蔽など屋外空間の環境制御や、木材の建材利用や落ち葉の燃料利用などの生活資材の確保等々、住居と人間の生活のなかで多様な関係性を持ちながら維持されてきた樹木群である。本研究では、宮城県大崎市に位置する大崎耕土の農村住居を対象に、伝統的な屋敷林である「居久根(いぐね)」の防風効果の定量化を通した価値の評価を目的として、CFD (Computational Fluid …

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  • 令和元年台風第15号で被災した住家等の住環境調査

    大風 翼, 友清 衣利子, 菊本 英紀, 富永 禎秀, 玄 英麗, 水谷 国男, 中嶋 唯貴, 西嶋 一欽 日本建築学会技術報告集 28 (69), 1083-1088, 2022-06-20

    <p>This study reports the results of a post-disaster survey for residential environment in Chiba Prefecture after Typhoon Faxai on Sep. 9, 2019. Besides to damage surveys for houses caused by strong …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 若齢グイマツ海岸林に対する初回列状間伐の効果の検証

    真坂 一彦, 齋藤 健人, 鳥田 宏行, 岩崎 健太, 脇田 陽一 日本森林学会誌 104 (3), 154-161, 2022-06-01

    ...また,列状間伐区と千鳥状間伐区の林冠上では最大風速が10 m/sを超える日もあったが林冠ギャップ内で強風は観測されなかった。これらの結果から,長期の間伐効果を期待する場合は約3割以上に間伐率を上げる必要があることが示唆された。また,強風被害はほとんど心配ないことが示唆された。</p>...

    DOI 機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 ほか2件 参考文献4件

  • 低標高樹木限界の風衝地におけるハクサンシャクナゲの環境適応

    本山 直樹, 本間 航介 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 457-, 2022-05-30

    ...<p>新潟県佐渡島の大佐渡山地では標高約800mから1000mの稜線上に風衝植生が発達しており、冬期に瞬間最大風速 50m/秒を超える強風が吹く。風衝植生は主に草本と落葉低木により構成されるが、ハクサンシャクナゲは唯一の常緑広葉樹として、風衝植生に混交する。...

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  • 発達した吹雪境界層における飛雪流量の最大瞬間値と平均値の関係

    池田 侑樹, 川島 理沙, 大宮 哲, 新屋 啓文, 西村 浩一, 大風 雪氷 84 (3), 213-227, 2022-05-15

    <p>吹雪は,風により雪が空気中を輸送される現象であり,乱流による気流の変動に伴い,その性状が,時間・空間的に大きく変動する.そのため,吹雪の特徴量に関しては,定常的な性状だけでなく,乱流変動に伴うばらつきなど非定常的な性状の把握も重要である.本研究では,浮遊層の乱流変動とそれに伴う飛雪流量の変動や稀に発生する大きな飛雪流量の現象を把握することを目的として,北海道弟子屈町の雪原で吹雪のタワー観測…

    DOI Web Site Web Site 参考文献23件

  • 現役世代男女の生きがいとメンタルヘルス

    大風 年金研究 19 (0), 54-83, 2022-03-31

    <p> すべての年代において生きがいが生き方を見直す重要な視点になっている。このことを踏まえ、本稿では、35歳から64歳の現役世代男女がどの程度、どのような生きがいを持っているのか、生きがいと階層・ライフイベント・資産形成の関わり、そして、生きがいとメンタルヘルスの関係について検討した。得られた結果は以下の通りである。</p><p> …

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  • 日最大風速の時系列に含まれる分散不均一性に関する基礎的検討

    北川 徹哉 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 78 (1), 156-168, 2022

    ...に着目し,その分散の変化をBox-Cox変換を経由したARCH(1)モデルを用いて推定する.本手法を各地の気象台等において観測された日最大風速のデータに適用し,本手法の適合性を検討するとともに日最大風速の分散不均一性について考察する....

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 地吹雪時の乱流変動に伴う飛雪流量増加に対する視程分布の変動についての検討

    川島 理沙, 大宮 哲, 新屋 啓文, 西村 浩一, 大風 風工学研究論文集 27 (0), 48-57, 2022

    本研究では北海道弟子屈町の雪原にて吹雪観測を行い、地吹雪イベントを抽出した後、風速と飛雪流量の関係について分析したほか飛雪流量の10分間平均値と1分間移動平均値の最大値の関係について整理した。さらに、メソ気象解析により算出した風速の水平分布と観測で得た風速と飛雪流量の関係を用いて飛雪流量の水平分布を算出し、既往の視程予測式より、視程の水平分布を推定したほか飛雪流量の増加に伴う視程分布の低下につい…

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  • 高時間・空間分解能での独自地上観測から判明した清川だしの吹走範囲

    小野寺 平, 日下 博幸 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 115-, 2022

    ...</b><b>清川だしの解析</b></p><p> 使用データは,1999年1月1日~2018年12月31日の狩川におけるAMeDAS観測データ(10分間平均値)である.清川だしの先行研究や地元住民の認識を参考に狩川での日最大風速が10.8 m/s以上で,そのときの風向が東~南南東の日を清川だし吹走日とし(計172日),下限風速3.4 m/s以上かつ同風向で事例ごとに整理した.その結果,清川だしは6450...

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  • 建物ポリゴン情報の導入によるワイブル分布を用いた台風の建物被害確率モデルの精度改善

    尾田 春雄, 益子 渉, 野田 稔 風工学研究論文集 27 (0), 109-117, 2022

    ...また,被害建物ポリゴンを用いて,各メッシュの被害有無の判定を行った.2018年台風21号(T1821)における建物被害について検討した結果、説明変数としてεと最大風速の2乗を用いた被害確率モデルによる推定値は、実際の値とよく一致することがわかった。そして、構築したモデルによる推定値と実際の被害メッシュ分布とを比較すると、概ね対応することが示された。...

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  • 台風経路アンサンブルシミュレーションを用いた台風Jebi(2018)による日本の沿岸域における最大潮位偏差の調査

    大滝 寿一, 筆保 弘徳, 高野 洋雄, 竹見 哲也, 森 信人, 飯田 康生 気象集誌. 第2輯 100 (4), 661-676, 2022

    ...この最悪のコースからヒットコースまでの距離は、Jebiの最大風速半径とほぼ同じ距離であった。どちらのモデルも最悪のコースは、対象となる沿岸域に対してほぼ同じ経路を通過した。最大潮位偏差は、気象モデルの方が傾度風モデルよりも高く予想される傾向となった。本州、四国、九州の沿地点で、最大潮位偏差が2.00mを超えた地点は約6.0%であった。これらの値は、台風の特性や、抽出地点に依存している。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献19件

  • 南大東島における水収支と株出しサトウキビの生育および収量との関係

    渡邉 健太, 寳川 拓生, 福澤 康典, 上野 正実, 川満 芳信 日本作物学会紀事 90 (3), 324-333, 2021-07-05

    ...らかにした.梅雨明け後の降水量は少なくサトウキビの消費水量が有効雨量を大きく上回ったため,7~9月における不足水量は多く,この3か月間の不足水量は年全体の46%にも相当した.そこで,7~9月に着目し解析を行ったところ,各月の不足水量と茎伸長量および単収との間には負の相関関係が確認され,特にこの時期の不足水量が増加するとサトウキビの成長が著しく制限され,収量を低下させると考えられた.また,この傾向は最大風速...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献18件

  • 風由来の環境ストレスを踏まえた海岸林の樹高成長履歴

    南光 一樹, 新田 響平, 篠原 慶規, 岩﨑 健太, 水永 博己 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 557-, 2021-05-24

    ...また、中間と陸側において2011年と2013年に極端に鈍い樹高成長が見られ、2012年4月の爆弾低気圧の接近(秋田市において10分間最大風速28.9m/s)がその原因であることが推察された。春先の極端な海からの強風が、前年の成長分の枯れ下がりを引き起こし、被害に伴う当年の光合成産物の減少が、翌年の樹高成長鈍化を促したと考えられる。極端な強風が、2つの理由で樹高を制限することがわかった。</p>...

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  • ブナ林の樹冠発達が堅果生産量に及ぼす影響

    塚原 雅美, 伊藤 幸介, 高野瀬 洋一郎 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 366-, 2021-05-24

    ...<p>大豊作年のブナ二次林の堅果生産量は,林分の総樹冠体積と平均胸高直径によって比較的高い精度での推定が可能である。一方,大豊作以外の年の堅果生産量の推定は行われておらず,経年的な林分の発達を考慮した関係についても明らかになっていない。そこで,2005年の大豊作年に堅果生産量が推定されたブナ二次林7林分とその他の1林分において,2009年から12年間継続して堅果生産量と林分の発達状況を調査した。...

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  • 中年未婚者の就業と生活リスク

    大風 年金研究 15 (0), 17-51, 2021-03-19

    <p> 本稿では、現在就業する40代・50代の未婚男女を対象に、経済状態に深く関わる就業に着目してキャリア形成、転職、能力開発の現状を確認し、それらと収入・資産との関わりを明らかにした。得られた結果は以下のとおりである。</p><p>1) 中年未婚者の就業について、現職の従業上の地位は初職の従業上の地位と関係するが、男女で関係の仕方は異なり、女性は男性よりも不利な就業状況が維持されやすい。</p…

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  • 中年独身者(40~64歳)の老後生活設計:特集にあたって

    高山 憲之 年金研究 15 (0), 1-1, 2021-03-19

    ...分析論文は丸山桂氏、大風薫氏、藤森克彦氏、および平河茉璃絵氏の4人が執筆している。また、第5回調査の調査目的と方法、調査結果の概要、過去調査との比較については、いずれも平河茉璃絵氏が解説している。</tt></p><p><tt> 今回の調査では、就業意向がある人の7割以上が</tt>65 <tt>歳以降も働きたいと回答していることをはじめとして、注目すべき調査結果が少なくない。...

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  • 建設スタートアップ探訪 Algoage AIが現場作業員の健康状態を判断

    日経コンストラクション = Nikkei construction (755) 54-55, 2021-03-08

    ...アルゴエイジの技術協力を得て、AIを取り入れた健康管理システムの構築に取り組むのが大豊建設だ。高気圧下で作業を行うニューマチックケーソン工事の現場を想定。作業員の健康データの入力、作業の可否判断や注意喚起、健康管理資料のデータベース作成とい…...

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  • 平成30年台風21号における強風被害発生確率モデルの提案

    尾田 春雄, 益子 渉, 友清 衣利子, 野田 稔 日本風工学会年次研究発表会・梗概集 2021 (0), 139-, 2021

    ...被災地域を直交格子状に分割し,分析を行った結果,住宅密度毎の最大風速二乗値による累積被害確率はワイブル分布に沿い,各ワイブルパラメータと住宅密度に関係性があることが分かった。また,この関係を用いた被害確率モデルは実際の累積被害確率によく一致することが示された。...

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  • Box-Cox変換パラメータを媒体とする日最大風速の統計値の簡易推定

    北川 徹哉 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 77 (2), 356-368, 2021

    ...推定手法を構築する.まず,気象庁の各観測所における日最大風速記録を用いて,日最大風速とそのBox-Cox変換について確率統計的な分析を行う.その分析結果より,Box-Cox変換パラメータの値から日最大風速の各種統計値を算出する簡易モデルを作成する.さらに,本モデルによって推定される各種統計値の範囲を示す....

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 降雪を伴う吹雪の鉛直構造の解明

    増澤 諭香, 大宮 哲, 大風 翼, 新屋 啓文 雪氷 83 (3), 259-273, 2021

    本研究では,降雪を伴う吹雪の鉛直構造を解明するため,2ヶ月間の野外観測データから平衡状態の吹雪イベントに着目し解析を行った.解析では,粒径400 μm 以上の飛雪粒子を降雪粒子と仮定することで,抽出した吹雪イベントの降雪割合を推定した.その結果,平均風速の鉛直分布は対数則で表されていたが,降雪割合の大きい場合の粗度は同程度の摩擦速度で降雪割合の小さい場合と比較して低下した.また,飛雪流量は降雪割…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献18件

  • 耐異物焼付き性を向上させた樹脂コーティング付きエンジン軸受の開発

    壁谷 泰典, 神谷 周 自動車技術会論文集 52 (3), 548-553, 2021

    エンジンオイルの低粘度化等により,エンジン軸受は,より油膜が薄い状態で使用されるようになってきている.このような状態では,軸受に異物が侵入した場合,焼付き損傷が発生しやすくなる.本報では、新たに開発した耐異物焼付きを向上させた樹脂コーティング付きエンジン軸受の性能評価結果を報告する.

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  • 灯台観測データに基づく海上風鉛直分布の基礎検討

    片山 裕之, 鵜飼 亮行, 三浦 成久 土木学会論文集B3(海洋開発) 77 (2), I_763-I_768, 2021

    ...</p><p> 本研究では,全国の灯台で観測されている風データを用い,洋上風力施工検討の基礎データとするため全国沿岸の海上風の特性を把握した.また年最大風速に対する最適分布関数および確率風速について調べた.さらに海上風の鉛直分布の議論をするため,灯台観測風データとMSMによる推算高度風の比較を行って考察した.</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 風台風・雨台風と比較した「高温台風」の気候学的特性

    鈴木パーカー 明日香, 日下 博幸 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 91-, 2021

    ...</p><p></p><p> 次に,極端な高温をもたらす台風(以後,「高温台風」と呼称)の抽出を行った.抽出条件は,全国の気象官署等20地点以上で台風接近日の日平均気温が気候値の95%ile値を上回っているものとした.極端な降水と暴風をもたらす雨台風と風台風についても,日最大積算雨量と日最大風速を用いて同様に抽出した....

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  • 神戸市南部における六甲おろしの実態と風速の地域性

    安倍 啓貴 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 187-, 2021

    ...</p><p> 六甲おろしの強さについて,図2-aは最大風速の分布に言及する。山頂付近に観測地点があるM.RやPtは,標高が高いため風速が大きい。一方で,標高にその他の観測地点と大きな差がないNaでも最大風速は15.1m/s-18.0m/sと,値が大きかった。そして山の麓から離れるにしたがって,次第に風速が小さくなっていくことが示された。</p><p> 図2-bは平均風速の分布である。...

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  • 耐疲労性を向上させたエンジン用軸受の開発

    児玉 勇人, 杉谷 浩規, 須賀 茂幸, 神谷 周 自動車技術会論文集 52 (3), 542-547, 2021

    近年の環境規制・燃費規制に対し,ディーゼルエンジンでは高出力化と高筒内圧化が進められている.軸受としては,鋼裏金と銅合金から成る2層軸受上に,軟質オーバレイを設けた3層構造の軸受が主に使用されているが,オーバレイの耐疲労性が課題となっている.本研究では耐疲労性に優れたエンジン用軸受について報告する.

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  • 田沢湖の水質・風の観測データに基づく湖水循環機構の考察

    片村 新, 林 武司, 石山 大三, 小川 泰正, 石山 陽子 水文・水資源学会研究発表会要旨集 34 (0), 82-, 2021

    ...の観測を行っている.それらの観測結果より,田沢湖湖水の循環機構について考察を行った.田沢湖における2021年4月の水温測定結果や過去の表層部の水温観測データより,2021年には2~3月に表層部の水温が4℃程度になり,浅部から深部までの湖水の水温および密度差が小さくなることで湖水循環が起こりやすい状態になっていたことが推測された.また気象観測結果より,田沢湖においては西・西北西方向からの風の平均・最大風速...

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  • 1946年昭和南海地震で発生した和歌山県田辺市本宮町の岩盤崩壊

    西山 賢一, 後 誠介 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 155-, 2021

    ...</p><p><b>災害記録:</b>1946年昭和南海地震時に,和歌山県田辺市本宮町にある川湯温泉街で岩盤崩壊が発生したとの目撃証言がある(小渕,2002).著者は川湯温泉の老舗温泉旅館の経営者であり,地震発生時(1946年12月21日午前4時20分頃),川湯温泉の建物から飛び出して大塔川の河原に避難した.その際の証言は以下の通りである:外に出ようとした時,大風でも吹くようなザーという轟音がした....

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  • 大気海洋波浪結合モデルを用いた台風Haiyanの擬似温暖化実験

    二宮 順一, 竹見 哲也, 森 信人 土木学会論文集B2(海岸工学) 77 (2), I_985-I_990, 2021

    ...,台風Haiyanを対象とした擬似温暖化実験に適用した.CMIP5の海洋の温暖化差分は表層混合層において2.6-2.9℃の上昇を示し,流速にはほとんど変動はなかった.擬似温暖化実験は大気海洋波浪結合モデルCOAWSTを用いて行われ,過去気象場における台風はJTWCのBest Trackをよく再現した.将来気象場における台風は,過去気象場における台風に比べて最発達時に中心気圧が約34hPa低下し,最大風速...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献15件

  • 第55次日本南極地域観測隊気象部門報告2014

    山本 浩嗣, 今泉 貴嗣, 朝原 信長, 大竹 潤, 佐伯 悠樹 南極資料 = Antarctic Record 64 178-227, 2020-09

    ...日まで昭和基地において行った気象観測結果をまとめたものである.観測方法,測器,統計方法等は第54 次隊と同様である.越冬期間中の特徴のある気象状況は次のものがあげられる.1)越冬期間中のブリザードの発生回数は23 回と1981~2010 年のブリザードの平均回数24.6 を下回ったが,11 月を除いて毎月ブリザードが発生した.2015年1 月のブリザードでは,第55 次隊の記録では最大となる日最大風速...

    DOI 機関リポジトリ

  • ヒノキ天然林における種子生産量と充実率の長期変動

    野口 麻穂子, 酒井 武, 相川 拓也, 倉本 惠生, 大谷 達也, 稲垣 善之, 齋藤 智之, 杉田 久志, 中島 和美, 高橋 利彦 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 789-, 2020-05-25

    ...充実率は、種子生産量が多い年に高くなる傾向を示したが、大豊作年でも約30%にとどまり、並作年のうち低い年では2%であった。一方、木曽では、観測期間内に顕著な豊作はなかったが、充実率が30%を超える年が複数みられた。...

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  • 2019年台風15号による千葉県内の風倒木と電柱損壊の関係

    黒宮 健佑, 中浦 樹生, 加藤 顕, 髙橋 輝昌, 小林 達明 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 176-, 2020-05-25

    ...<p>2019年9月9日早朝に千葉県に上陸した台風15号により、千葉県内では最大風速50mをこえる猛烈な風が吹き、その影響から93万戸以上で停電が起き、長い所では2週間以上停電が継続したことで、市民生活や産業は多大な被害を受けた。その原因の一つとして、倒木によって電柱・電線の損壊が助長されたとする意見があり、その因果関係について検討した。...

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  • 人口減少の進む島のオフグリッドに向けた風環境観測・予測・分析

    大風 翼, 川島 範久, 藤田 慎之輔, 能作 文徳 住総研研究論文集・実践研究報告集 46 (0), 49-60, 2020

    本研究では,瀬戸内海の男木島を対象に,夏と冬の卓越風向に対し,簡易風速計を用い多点計測し,路地内の風速分布を面的に低コストで把握とともに,島全体を対象にしたCFD 解析を行った。集落の路地の多くは,周辺の外壁や石垣の高さよりも道幅が狭い路地で構成され,路地空間が風上建物後方の弱風域に入り,弱風域が主流方向に連続することで,集落全体の風速が小さくなっていた。海岸線に直交する路地についても,蛇行する…

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  • 資料解析に基づく台風の最大風速半径の包括的検討

    山口 正隆, 井内 国光, 宇都宮 好博, 野中 浩一, 畑田 佳男, 日野 幹雄 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_223-I_228, 2020

    ...つの等圧線上の計8地点までの距離資料と中心気圧資料をMyers式およびHolland式に適用して台風半径等の資料を得,さらに既往の5種類の気圧資料に対する結果と合わせて中心気圧差との関係を包括的に調べた.台風半径資料はいずれも大きなばらつきを伴うけれども,その小区間別平均値は中心気圧差とともにごく緩やかな増加を経たのち急増する特徴を与える.ついで,台風中心から2等風速線上の計4地点までの距離資料と最大風速資料...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 清川だし吹走時の気温変化とその形成メカニズム

    小野寺 平, 日下 博幸 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 201-, 2020

    ...清川だしの解析</b></p><p> 使用データは,1999年1月1日~2018年12月31日の狩川におけるAMeDAS観測データ(10分間平均値)である.アンケート調査の結果をもとに狩川での日最大風速が10.8 m/s以上で,そのときの風向が東〜南南東の日を清川だし吹走日とし(計172日),下限風速3.4 m/s以上かつ同風向で事例ごとに整理すると清川だし吹走事例は計132事例となった.以降,前述...

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  • 2019年10月台風19号の長野県千曲川流域における洪水被害

    廣内 大助 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 306-, 2020

    ...<p>2019年10月12〜13日にかけて日本列島に襲来した台風19号は,広い範囲で土砂災害や浸水被害を引き起こした.中心気圧は955hPa,瞬間最大風速が40m/sを越えて記録されるなど非常に強い台風であり,12日19時前に伊豆半島に上陸した.洪水被害は阿武隈川や千曲川など複数の河川で発生し、千曲川流域の長野県における人的被害は死者5名であった.10月10〜13日の期間降水量は神奈川県箱根町で1001.5mm...

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  • 小型サーミスタ風速計による風洞実験での歩行者空間の瞬間風速評価

    平野 征将, 菊本 英紀, 大風 風工学研究論文集 26 (0), 139-147, 2020

    本研究は、小型サーミスタ風速計により、風洞実験にてガストファクターを直接計測することを目的とした。まず、風速計の無指向性・プローブの器差が小さいことを確認した後、単体建物周辺の歩行者高さにおけるピーク風速の測定性能の検討を行った。小型サーミスタ風速計は約5Hzまでの変動を捉えることがわかった。建物側方の強風域では、ピークファクターとガストファクターは各々3.0、1.5程度で、同様の単体建物周辺流…

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  • 数値気象・気流モデルによる令和元年台風15号房総半島での強風特性評価

    服部 康男, 橋本 篤, 中尾 圭佑, 平口 博丸, 小林 岳, 山崎 智之, 大園 智章, 北嶋 知樹 風工学研究論文集 26 (0), 9-16, 2020

    ...本研究では,台風1915号に伴う房総半島の地上風風特性を数値的に検討し,特に台風の最大風速半径付近での強風の活性化と複雑な地形による強風の局所的な増強との相互作用に注目して検討を行った.数値気象予報と台風モデルによる地上風の時系列結果から、房総半島の西海岸沿いには台風の中心部のすぐ外側に形成される強風域が存在し、大気境界層上層での風速は約60m/s、風向は南向きであることが明らかになった。...

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  • 台風内気圧・風速・波高のパラメータ表示式の検討

    山口 正隆, 宇都宮 好博, 井内 国光, 野中 浩一, 畑田 佳男, 日野 幹雄 土木学会論文集B1(水工学) 76 (2), I_1477-I_1482, 2020

    ...台風半径付近の最大値の増加と強風域の縮小を生じさせ,SGW式や楕円型気圧分布の導入も最大値の増加を可能にする.台風半径<i>R</i>を中心気圧差<i>∆Pc</i>の関数とする場合,井島ほかの式およびYoung et al.の式による最大波高は<i>∆Pc</i>と移動速度<i>V</i>の関数として表され,<i>V</i> = 45 km/h付近での最大値から周囲に向けて減少する.SWANは概略では最大風速域付近...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 日本に上陸した台風の位置や強度の長期変動

    久保田 尚之 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 231-, 2020

    ...台風強度は陸上での最低海面気圧を用いて、台風の最大風速と中心気圧の関係(Atkinson and Holiday 1977)から、最大風速を求め、Annual Power Dissipation Index(APDI:最大風速3乗を年積算)を利用した。解析期間は1878年‐2019年である。</p><p></p><p><b>3. ...

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  • 確率台風モデルを援用した瀬戸内海における高潮の統計的予測手法に関する研究

    横山 彼杜, 安田 誠宏, 金 洙列, 中條 壮大, 志村 智也 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_1087-I_1092, 2020

    ...<p> 全世界での熱帯低気圧の発生数は減少傾向にあるが,強度は増大し,最大風速や降水強度も増大する可能性は高まっている.変化する地球環境の中,既往最大履歴に基づいた想定で対策し想定外を繰り返すのではなく,科学的な根拠で確率的に想定する時期に来ている.高潮の生起確率の将来変化を予測するにあたり,統計的な予測手法に関する研究はこれまであまり行われていない.本研究では,全球確率台風モデルと非線形長波モデル...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 日最大風速のBox-Cox変換パラメータ値の地形の特徴に基づく整理

    北川 徹哉 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 76 (3), 481-495, 2020

    ...を講じるための基本情報となる.対処するべき気象リスクが非正規過程のとき,正規過程に置き換えると取り扱い易くなり,これにはBox-Cox変換がしばしば用いられる.Box-Cox変換においてはそのパラメータに代入する数値が必要であり,利便性と汎用性の観点からは,この数値をデータ集として整備することが望ましい.本研究においては,強風による気象リスクの推定に貢献することを念頭に,わが国の各地域における日最大風速...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 2019年9月の台風15号による千葉県の園芸施設被害

    両角 政彦 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 211-, 2020

    ...</p><p>被害原因の誘因である強風について,気象庁webサイト「各種データ・資料」で,千葉県内のアメダス観測地点のうち風速・風向を観測する15地点の2019年9月9日の日最大風速・風向と日最大瞬間風速・風向を確認した。これによると,日最大風速は9地点で,また日最大瞬間風速は10地点でそれぞれ過去最大を更新した。風向は,前者で南東方向から南方向,後者で東南東方向から南南西方向であった。...

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  • 様々な気象モデルを用いた最大風速半径の小さな台風1915号による高潮推算値の比較検討

    岩本 匠夢, 河合 弘泰 土木学会論文集B3(海洋開発) 76 (2), I_989-I_994, 2020

    ...<p> 気象庁の台風ボーガス作成手法を応用して東京湾接近時の台風1915号および1919号の最大風速半径を推定すると,それぞれ既往台風の平均的な値の半分程度および2倍程度であった.また,メソ数値予報モデルGPV(MSM)は,1915号の最大風速半径より内側で気圧を高く,最大風速半径付近で風速を弱く評価していた.そこで,領域気象モデルWRFを用いてMSMをダウンスケーリングしたところ,風速の再現性は高...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 2019年延岡竜巻の映像解析

    宮城 弘守, 牧野 仁胤, 佐々 浩司 風工学シンポジウム講演梗概集 26 (0), 29-34, 2020

    ...竜巻の漏斗雲は大きな鍋底状で同定が困難であったが、移動速度は約96km/h、雲の垂れ下がり量から最大風速を43~52m/sと推定した。さらに、映像に写った雲の回転から竜巻を捉える試みについて、結果を報告する。...

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  • WRFによる谷地形の影響によって発生する強風の解析~北海道弟子屈町の強風事例~

    池田 侑樹, 大宮 哲, 新屋 啓文, 大風 風工学研究論文集 26 (0), 1-8, 2020

    北海道東部の弟子屈町は、釧路川流域の山脈の谷に位置し、冬期に強い北西風が度々観測される。暴風雪に対し、適切な対策を行うには、強風の形成要因を分析することが重要である。本研究は、領域気象モデルWRFを用いて、弟子屈に吹く強風の形成要因の分析を行った。解析の結果、弟子屈を含む谷の出口付近に、下降流及び強風域が形成されており、この強風域は、谷の入口と出口において、両地点の風向が谷筋に沿って一致した時に…

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  • オオイタビ( <i>Ficus pumila</i> L.)による城石垣内部の破損

    坂井 清春, 高瀬 哲郎, 岡崎 壮一, 下條 信行, 全 槿雨, 金 錫宇, 寺本 行芳, 河野 修一, 江﨑 次夫 日本緑化工学会誌 45 (1), 157-160, 2019-05-31

    ...今後,大雨,大風や大型台風の来襲,さらに太平洋側では大規模な地震発生が予測されていることから防災・減災という視点に重点をおいて早急な対策が求められる。</p>...

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  • スポット・ゾーン空調システムFLEXAIR

    日野 尚宣 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 98 (3), 268-272, 2019-05-20

    <p>新しいスポット・ゾーン空調システムであるFLEXAIRは,工場をはじめとした大空間空調に適した空調機として,空調負荷を抑制しながら,限られたスペースに設置可能で,生産ライン変更にもフレキシブルに対応できる製品である。</p>

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  • 台風で落下した半寄生樹木オオバヤドリギの乾燥重量データ

    辻野, 亮, 松井, 淳 奈良教育大学自然環境教育センター紀要 = Bulletin of Center for Natural Enovironment Education, Nara University of Education 20 37-42, 2019-03

    ...奈良教育大学 (奈良県奈良市) に生育するクヌギQuercus acutissima に半寄生していたオオバヤドリギ3個体が平成30年台風第21号の大風によって落下したことから、これらの乾燥重量等を測定した。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 建物周辺における最大風速発生風向を考慮した風速超過確率評価法の提案

    張 秉超, 大岡 龍三, 菊本 英紀 日本風工学会年次研究発表会・梗概集 2019 (0), 125-126, 2019

    ...まず、建物周辺気流の特性によっては、必ずしも評価地点の日最大風速が上空風の日最大風速によって引き起こされるとは限らない。さらに、風向の分割間隔が16個では十分でなく、評価地点の風速の最大値を捉えられない可能性がある。そこで本研究では、上記の課題を解決するため、改良した日最大瞬間風速超過確率の評価手法を提案した。...

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  • 高知県の家庭料理 副菜の特徴

    野口 元子, 福留 奈美, 小西 文子, 五藤 泰子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 231-, 2019

    ...高知県では,大豊町や梼原町などの山間部を中心に,いたどり,ぜんまい,たら,ふきなどの山菜を使った副菜が多くあり,塩漬け・乾物にして保存食として年間利用する工夫が見られた。沿岸部では,ふのりやあんどくなどの海藻で酢みそ和えや佃煮などが作られており,海辺に自生する浜あざみを使った天ぷらやキンピラなどは地理的環境が類似する室戸岬,足摺岬周辺で食べられていた。...

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  • 北海道における自由画教育運動前の図画教育( 2 )

    根山 梓 美術教育学:美術科教育学会誌 40 (0), 309-322, 2019

    ...(2)大正7年3月発表の論文で,久慈は「教則文」を「甚だ朦朧として明かでなし」とし,『新定画帖』の編纂方針を「大風呂敷」だとしている。 (3)大正10年発表の論文で,久慈は,自由画教育運動前の道内の図画教育現場では「間に合せの授業」が行われていたと評している。...

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  • 風環境評価におけるベイジアンモデリングの実装 (第2報)風環境指標の確率的評価

    菊本 英紀, 崔 元準, 大岡 龍三 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.10 (0), 105-108, 2019

    <p>前報にて実施したベイズ推定によって得られた日最大平均風速のWeibull分布と風向発生確率を利用し、東京にあると想定した市街地モデル内の風速超過確率と風環境指標の予測を行った。その結果から、不確かさの定量的情報も含む形で風環境評価を行えることを示した。また、市街地モデルの一部の点では観測データに起因する不確かさの範囲内において風環境評価のランクも変化し得ることを示した。</p>

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  • 高解像度大気モデルと高潮・波浪結合モデルを用いた2018年台風21号による高潮・波浪の予測実験

    森 信人, 竹見 哲也, 金 洙列, 澁谷 容子, 安田 誠宏, 中條 壮大, 二宮 順一, 志村 智也 土木学会論文集B2(海岸工学) 75 (2), I_283-I_288, 2019

    ...<p> 高解像度の気象と高潮・波浪の数値モデルを用いて,2018年台風21号を対象に,最大風速,最大高潮偏差および最大波高を予測ターゲットに疑似予測の数値実験を実施した.台風の中心気圧および最大風速は,予測時間長さが短くなるに従い精度が上がり,最低中心気圧は3日前予測から,最大風速は2.5日前からほぼ解析値と同じ値を取る.4日前予測では,イベントのピーク出現時間は12時間程度遅く評価されていたが,2...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献3件

  • 2018年台風24号の名古屋港における高潮予報誤差の要因分析

    豊田 将也, 吉野 純, 小林 智尚 土木学会論文集B2(海岸工学) 75 (2), I_319-I_324, 2019

    ...が約120kmと大きく,予報の進路よりも南側を通過することで,名古屋港が最大風速域から外れ,潮位上昇が抑制されていたことが明らかとなった.また,本事例における名古屋港での最悪の高潮は最大潮位偏差2.24 mであり,実際よりも約1.3°北の進路を通った場合に発生することが明らかとなった....

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  • 1899年8月15日の台風による鹿児島の強風と災害

    藤部 文昭 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 148-, 2019

    ...1899年8月15日未明,鹿児島県を台風が通り,鹿児島測候所で最大風速49.6m/sが観測された.これは明治時代に本土の平地で観測された最大風速としては1位の値であり,この強風により県内で1万6千戸の住家が全潰した.しかし,この台風については近年の資料にほとんど記載がなく,49.6m/sという最大風速も今の気象庁ホームページには載っていない.本発表では当時の資料を利用し,台風とそれによる災害について...

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  • LESを用いた単体建物モデル周辺気流における最大瞬間風速の解析

    菊本 英紀, 大風 翼, 池谷 直樹, 富永 禎秀 日本風工学会年次研究発表会・梗概集 2019 (0), 177-178, 2019

    <p>都市境界層流中に置かれた単体建物モデル周辺気流に関するlarge-eddy simulation (LES)を実施した。このLESの結果に基づき、歩行者高さにおけるgust factor (GF)およびpeak factor (PF)に関する解析を実施した。平均風速は建物の上流側角部近傍で最も大きくなったが、GFとPFはこの位置では比較的小さな値を示した。GFの統計的不確かさは平均風速が大…

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  • 極超臨界レイノルズ数領域における粗度付き円柱周りの流れに関するLES

    松原 大輔, 藤本 恵美子, 本間 真, 和田 浩行, 大風 日本風工学会年次研究発表会・梗概集 2019 (0), 185-186, 2019

    <p>大規模円柱構造物に衝突する大気境界層流れは、しばしば極超臨界レイノルズ数に達することがある。この領域の流れを風洞スケールで再現することは、風洞性能の制限から難易度が高い。一般的に極超臨界レイノルズ数領域の抵抗係数を再現するために、円柱表面に粗度を設ける方法が用いられる。粗度を有する円柱周りの流れを対象とした実験は数多く報告されているが、LESを用いた解析例はあまり発表されていない。そこで本…

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  • LESデータベースに基づく歩行者空間の強風の流跡線の逆追跡

    大風 翼, 菊本 英紀, 池谷 直樹 日本風工学会年次研究発表会・梗概集 2019 (0), 175-176, 2019

    <p>近年、計算機能力の向上によって、LESは、風洞実験に替わるアセスメントツールとして活用されることが期待されている。従来のRANSモデルに基づく風環境影響評価では、平均場風速にガストファクターを乗じ、最大瞬間風速を推定していたが、LESにより、直接、その予測が可能である。本研究では、単体角柱周辺流れのLESを実施し、建物風上の風速変動と建物周辺の歩行者空間の相関を分析するとともに、ある強風イ…

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  • フルトラック型台風シミュレーションの移動モデル改善

    小林 俊之, 山田 均, 勝地 弘, 筆保 弘徳 日本風工学会年次研究発表会・梗概集 2019 (0), 151-152, 2019

    ...<p>地球温暖化による海面水温の変化が台風に影響を与えて年最大風速の極値分布が変化する可能性がある。フルトラック型台風シミュレーションでは海面水温の影響を受けた台風の発達を疑似的に再現し、日本に襲来した台風のデータを抽出することで、海面水温が極値分布に与える影響を推定できる。...

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  • 日本に上陸した台風の長期変動に関する研究(1881年-2018年)

    久保田 尚之, 松本 淳, 三上 岳彦, 財城 真寿美 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 172-, 2019

    ...<br> 台風の最大風速と中心気圧には関係がある(Atkinson and Holiday 1977)ことを用いて、台風の中心気圧を用いて台風を再定義する品質検証を行った(Kubota and Chan 2009)。気圧データは陸上に観測点が多く入手が容易なため、日本に上陸した台風に着目し、解析を進めた。北海道、本州、四国、九州に上陸した台風を対象とする。...

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  • 風環境評価におけるベイジアンモデリングの実装 (第1報)日最大平均風速と風向の確率論的モデリング

    崔 元準, 菊本 英紀, 大岡 龍三 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.10 (0), 101-104, 2019

    <p>本研究では、ベイズ推定により村上らの評価尺度に基づく風環境評価のフレームワークを拡張し、不確かさの定量的評価も可能な風環境評価手法を構築する。特に本報では、ベイズ推定を用いた日最大平均風速とその風向の発生確率に関する確率論的モデリング手法を提案した。同手法を東京管区気象台での観測データに適用し、風向発生確率およびWeibull分布の各パラメータが不確かさの情報も含む確率密度関数の形で推定で…

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  • <i>AnT</i>の要求箱通信機能を用いた処理の多重化方式

    寺本, 大風, 佐藤, 将也, 谷口, 秀夫 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2018 73-80, 2018-11-22

    AnT オペレーティングシステム (以降,AnT) は,マルチコアに対応したマイクロカーネル構造 OS であり,OS サーバを分散配置できる.また,AP プロセスが OS サーバの識別子を意識することなく処理を依頼できる要求箱通信機能を実現している.本稿では,この機能を利用して,AP プロセスの 1 度の処理依頼で同じ処理を複数回実行する多重化方式を提案する.具体的には,多重度に合わせて影 …

    情報処理学会

  • 簡易牛舎における繁殖雌牛の周年放牧技術の確立(1)

    池田, 直史, 笹木, 教隆 福井県畜産試験場研究報告 (31) 13-18, 2018-09

    ...ハウスの耐候性については、平成29年10月23日の台風21号(最大風速21.3(m/s))による被害はみられなかったものの、強風によりハウスバンドが切断し補修を行った。ハウスの耐雪性については、1ヵ所のハウスが積雪(積雪175cm、倒壊前の2日間で90cm)により倒壊した。もう一方のハウスでは積雪80cmで、ハウス横の積雪が落雪と併せて最大170cmとなったものの被害は見られなかった。...

    日本農学文献記事索引

  • ツツガムシ病の2例

    神野, 義行 高知赤十字病院医学雑誌 22 (1), 57-61, 2018-03

    ...ツツガムシ病の2 例を経験した.症例1:61 歳男性.症例2:68 歳男性.ともに大豊町在住で ふだんは農業に従事.草刈りなど屋外で作業をした数日後から発熱,倦怠感あり,その後全身の紅斑 が出現し受診.上肢に刺し口様皮疹を認めた.いずれの症例も一般血液検査と生化学検査で軽度の肝 機能障害と血小板減少,異型リンパ球の出現あり.抗ツツガムシ抗体ではIgM 抗体価の上昇を認め た.塩酸ミノサイクリン200...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 大気気候・スラブ海洋・波浪結合モデルにおける海水温低下バルク式を用いた台風強度特性

    浦野 大介, 志村 智也, 森 信人, 水田 亮 土木学会論文集B2(海岸工学) 74 (2), I_1375-I_1380, 2018

    ...する上でAGCMに与えた式は,スラブ海洋モデルに基づく海水温低下式であり,海上風速に依存する冷却係数が海水温低下に重要な役割を果たす.大気および海洋再解析値により最適化した海水温冷却式を用いて,ある台風の発生から消滅までを追った短期解析と,25年間の気候計算による長期解析の2種類の解析を行った.その結果,スラブ海洋モデルの影響により,台風の強度が低下し,実際に観測された台風の特性に近づいた.また,最大風速...

    DOI Web Site Web Site 参考文献10件

  • WRFとLESを結合したメソ・ミクロ気象一貫解析手法の開発と実街区における温熱環境の将来予測

    河西 昌隆, 大風 翼, 石田 泰之, 山本 ミゲイル, 持田 灯 風工学シンポジウム論文集 25 (0), 223-228, 2018

    <p>都市における屋外温熱環境は、都市上空のメソ気象のみならず、建物の配置や形状、緑被率、人工排熱量といった要素も相まって形成され、都市上空のメソ気象より過酷な温熱環境である場合が多い。本研究では、メソ気象モデル、LES (Large-eddy simulation)、人体熱生理モデルを結合することで、全球スケールの気象が人間の快適性に与える影響を定量的に評価する手法を構築した。また、これを用い…

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  • 日本列島における風向別風速極値の台風依存性の地域分布

    北野 慈和, 服部 康男, 早田 直広, 野村 光春, 橋本 篤, 石川 智已 風工学シンポジウム論文集 25 (0), 43-48, 2018

    ...地上観測の年最大風速をもとに、風速極値の風向特性および台風と観測点との位置関係を調査した。多くの風向で、過去数十年(1961-2015)の最大風速と各年の最大風速は、台風接近時に観察される場合が多いが、西・北西風の場合は、台風非接近時に多いことが分かった。日本域において、台風により生じる西・北西風は、台風の強風域である進行方向の右側半径に生じにくい。本傾向を台風の風速分布と移動速度から説明を行う。...

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  • ダウンバーストによる高さの異なる建物の風荷重に関する数値解析

    飯田 有未, 浅野 和則, 植松 康 風工学シンポジウム論文集 25 (0), 253-258, 2018

    ...本研究ではダウンバーストの最大風速発生高さより低い低層建物と高い高層建物を対象とし,高さの異なる2つの建物モデルに作用する風力および外圧分布について検討を行った。ピーク風力係数およびピーク風圧係数分布の性状を把握し,それらの発生メカニズムを考察した。また,ダウンバーストと境界層乱流による外圧係数分布の比較より,側面と屋根面における局所的な負圧の発生位置が異なることを明らかにした。</p>...

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  • 風向別風速極値空間分布推定時の長期気象再解析データベース高解像度化の効用

    服部 康男, 北野 慈和, 橋本 篤, 平口 博丸, 野村 光春, 早田 直広, 石川 智己 風工学シンポジウム論文集 25 (0), 49-54, 2018

    ...<p>数値気象予測・解析システムNuWFASによる力学的ダウンスケーリングにて整備された長期高解像度気象再解析データCRIEPI-RCM-Era2に基づく風向別風速極値の推定を実行し,その空間分布性状を精査した.年最大風速に対するGumbelプロットの挙動を確認した後,台風の接近・通過時の山岳域風下側におけるおろし風にともなう局所的な強風域の発生を解像度15kmを付与したダウンスケーリングでは十分に...

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  • 暑熱環境における風速変動による気持ち良さ評価と快適感の相違

    村瀬 太基, 飯野 由香利, 森上 伸也, 水谷 国男 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.4 (0), 97-100, 2018

    ...3) 風速変動時の寒暑感は室温や風速の影響を、気流感は最大風速の影響を受ける。同風速変動時でも快適感は室温により異なり、近似する寒暑感時でも風速変動により快適感は異なる。</p>...

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  • CWE 2018 参加報告

    伊藤 靖晃, 飯田 有未, 池谷 直樹, 石田 泰之, 大風 翼, 河合 英徳, 菊本 英紀, 酒井 佑樹, 髙舘 祐貴, 竹内 崇, 富永 禎秀, 野田 稔, 挾間 貴雅 日本風工学会誌 43 (4), 406-414, 2018

    DOI Web Site Web Site

  • 日本に上陸する台風の強度に関する将来変化の統計的特性

    豊田 将也, 吉野 純, 小林 智尚 土木学会論文集B2(海岸工学) 74 (2), I_1339-I_1344, 2018

    ....また,上陸地域(東日本,西日本および九州),上陸強度(弱い勢力および強い勢力)および上陸季節(春季・夏季および秋季)の3つの観点から現在気候下の台風を分類し,上陸時の最大風速の将来変化について比較した結果,将来気候においては,「西日本」や「九州」に上陸する「春季・夏季」の「弱い勢力」の台風が特に強まりやすいことが明らかとなった....

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  • シナリオ台風の最大風速半径と移動速度による高潮と波浪の変化

    君塚 政文, 高山 知司, 河合 弘泰, 宮田 正史, 平山 克也, 川口 浩二, 野田 恵史, 宇都宮 好博 土木学会論文集B2(海岸工学) 74 (2), I_583-I_588, 2018

    ...平成30年度改訂の「港湾の施設の技術上の基準・同解説」によれば,防波堤や防潮堤などの設計に適用する偶発作用の一つとして,最大クラスまでの範囲で適切に設定したシナリオ台風の高潮と波浪の推算値を用いることもできる.本研究では,志布志港を例に,最大クラスの台風の最大風速半径及び移動速度による高潮及び波浪の変化を調べ,移動速度を伊勢湾台風にもとづく73km/hから当該地域の既往台風を踏まえた50km/hに減...

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  • 農作物の獣被害防止システムの試作と検討

    亀阪 亮紀, 星野 孝総 日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 34 (0), 334-339, 2018

    ...<p>高知県大豊町では数年前から農場に猿が現れており,農作物被害が発生しています.同地区は農業を主とした地域であるため,農作物の生産量へ直接的な影響を与えています.ワナを使った捕獲方法には, ワナの起動に害獣検知が必要であり, ワイヤー等への接触や赤外線センサーによる自動検知などが実現されているが,これらの方法では単体を検知することしかできない.猿単体で捕獲しても,他の猿がその罠に近づかなくなるため...

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  • LES による市街地風環境予測のためのデジタルフィルタを用いた人工的な流入変動風の生成

    大風 翼, 持田 灯 風工学シンポジウム論文集 25 (0), 211-216, 2018

    <p>近年、計算機能力の向上によって、歩行者風環境予測に代表される都市環境アセスメントに対し、Large-eddy simulation(LES)の活用が可能となりつつある。都市空間のLESを行うにあたっては、対象領域の風上側の地表面粗度の特性に応じた境界層を模擬する流入変動風が必要となる。流入変動風を生成する手法としては、1)周期境界条件を課した計算や風上側の地物を再現した計算などにより、直接…

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