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検索結果 91 件

  • 1 / 1

  • 土佐硯の石材評価:鉱物単体分離解析に基づく検討

    浦本 豪一郎, 中村 璃子, 朝山 航大, 壹岐 一也, 多田井 修, 濱田 洋平, 谷川 亘, 廣瀬 丈洋 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 134-, 2023

    ...源谷坑で硯製作可能な粘板岩露頭が発見されたことに始まるが(三原村史編集委員会,2003),三原村に隣接する土佐清水市では,下ノ加江地区荒谷坑から採石される「荒谷石」のように,歴史的な記録に残る硯材も存在しており(白野,1886),高知県西部では硯工芸の伝統文化が長く継承されてきたことが伺える.しかし,近年は安価な外国産硯の輸入や人工材料(プラスチックなど)製硯の生産と普及など,土佐硯に限らない,日本の天然石材製硯...

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  • 天然石ビーズを用いた熱緩和測定

    森 愛花, 三野 弘文 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 505-508, 2023

    ...で観測する実験から熱緩和現象について調べた.各種天然石ビーズの表面温度の時間変化が,熱平衡に至る線形緩和過程の理論曲線に則した振る舞いを示すことから,熱緩和時間を導出した.その結果,SiO2を主成分とする天然石においては,ある一定の範囲に収まる緩和時間が得られること,構成要素の異なる天然石では,特に密度の高いヘマタイトやマラカイトなどの鉱物について緩和時間が長くなることが明らかになった....

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  • 誕生石を用いた鉱物の学習

    新井 敏夫 研究紀要 : 神戸大学附属中等 論集 6 33-36, 2022-03-31

    ...生徒の鉱物に対する興味や関心を引き出すため,各月の誕生石を写真の他に原石標本も用いて,宝石を鉱物として紹介した.また,実習として誕生石標本を作成した.標本に用いた誕生石の天然石は,鉱物ショップなどで購入できる安価なものを選び12ヶ月の誕生石とした.この学習により,宝石を鉱物として捉え直したり,鉱物の色について考えたりするなど,鉱物に対しての生徒の関心が高まった....

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  • 貝殻配合フライアッシュ混合材料(FSB:FA-Shell Block)の藻礁資材としての開発

    今村 正裕, 日恵井 佳子, 小林 卓也, 井野場 誠治 土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_37-I_42, 2022

    ...<p> 火力発電所から発生する石炭灰と水産系廃棄物である貝殻砕粉を混合したブロック(FSB)を藻礁として活用するため,室内実験による着生実験と実海域へのブロック敷設試験の実施から海藻類への生物親和性を検証した.室内実験によるFSB試験片上のアカモク成長速度は,コンクリートや天然石と比較し有意な差はなく同程度であった.また,小型ブロックを実海域へ敷設し,ブロック表面への海藻着生量の変化を観察した.敷設...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 浚渫粘土を母材料とする人工石材を裏込材として用いた重力式護岸の遠心模型実験

    江守 辰哉, 上野 一彦, 渡部 要一 土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_547-I_552, 2022

    ...港湾工事に使用される石材の供給量不足が懸念されており,浚渫土の有効利用技術の1つとして,浚渫土を母材料とする人工石材の製造技術の開発がされている.本論文では,浚渫土に固化材と添加材を混合することで準硬石相当の強度を有する人工石材の配合検討を実施し,高含水比の浚渫土に対して,セメントと少量の生石灰を加えることで,準硬石相当の人工石材が作成可能であることを示した.また,作製した人工石材は軽量でありながら,天然石材...

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  • 地域の地質資源としての視点から見る玄武洞溶岩

    川村 教一 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 088-, 2021

    ...</p><p> ところで,岩石資源の価値を評価するあり方の一つに“Global Heritage Stone Resource”(以下,GHSR)がある.IUGSの小委員会のウェブサイトによると,天然石は低エネルギーで利用可能で,加工品は無毒であり,最も耐久性のある建築資材であることから,持続可能な鉱物質の資源の最たるものである.GHSRは,芸術・建築作品,伝統的建造物などにおける,天然石の卓越性を...

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  • フェロマンガンスラグによる岩礁性藻場造成生育基盤材料への適用

    杉本 憲司, 菅野 孝則, 高濱 繁盛, 高嶋 ひかる, 高田 陽一, 岡田 光正 水環境学会誌 42 (3), 123-132, 2019

    <p>本研究は, 大きさの異なるフェロマンガンスラグ (FMS) 及びフェロマンガンスラグブロック (FMSB) を海域に投入し, 周辺天然藻場と比較することで, 岩礁性藻場形成を検証するとともに材料の粒径の違いによって海藻着生量への影響について検証することを目的とした。 FMSやFMSBの海域投入による海水中のpHとマンガンの変化は確認できなかった。材料設置から5ヵ月後にはイバラノリなどの下草…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • メレサイズの合成ダイヤモンドについて

    小川 日出丸, 渥美 郁男 宝石学会誌 33 (1-4), 24-, 2018

    ...またⅡ型 のなかに天然石が1個確認された。</p><p>以上、天然石が混入していることや CVD 法 による合成石が確認できなかったことなど、販売者の言と異なるメレサイズダイヤモンドのロットであった。 </p><p>無色系のメレサイズ HPHT 合成ダイヤモンドについてはすでに報告(注 1)があり、分析 結果や特徴などについて紹介されている。...

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  • 過去 5 年間の CGL における宝石鑑別依頼内容にみられた国内宝石市場動向

    奥田 薫, 工藤 英一, 林 栄里, 水野 拓也, 永井 美智子 宝石学会誌 33 (1-4), 33-, 2018

    ...特に、①のダイヤ モンドのグレーディングに対し、②の宝石 鑑別では、全ての天然石および人工石が対 象となるため、その依頼内容には、実際に、 その時にどのような宝石が市場に流通して いたのかが、反映されていると考えられる。...

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  • 非開示で持ち込まれた CVD 法合成ダイヤモンド

    藤原 知子, 小川 日出丸 宝石学会誌 33 (1-4), 42-42, 2018

    ...それとともに宝飾業界においてのメレサイズの無色〜ほぼ無色のダイヤモンドを天然石と合成石を選別する重要性が非常に高まっている。</p><p>検査機関は持ち込まれる石をまずはじめに天然石の大半を占めるタイプⅠ からタイプⅡ を分け、分けたタイプⅡ から天然石か合成石かを分析機器を用いて選別していくことになる。</p><p>このような中、ダイヤモンドのペンダントが検査に持ち込まれた。...

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  • カンボジアで遭遇した合成ブルー・サファイア

    林 政彦, 安井 万奈, 山崎 淳司 宝石学会(日本)講演会要旨 40 (0), 13-13, 2018

    ...</p><p><b>宝石鑑別にあたり:</b>野外でルーペだけで判断するのは難しいかもしれないが,通常の宝石鑑別の手順を踏めば,天然石と間違えるようなことはないであろう.</p>...

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  • 非開示で持ち込まれた CVD 法合成ダイヤモンド

    藤原 知子, 小川 日出丸 宝石学会(日本)講演会要旨 39 (0), 7-7, 2017

    ...それとともに宝飾業界においてのメレサイズの無色〜ほぼ無色のダイヤモンドを天然石と合成石を選別する重要性が非常に高まっている。</p><p>検査機関は持ち込まれる石をまずはじめに天然石の大半を占めるタイプⅠ からタイプⅡ を分け、分けたタイプⅡ から天然石か合成石かを分析機器を用いて選別していくことになる。</p><p>このような中、ダイヤモンドのペンダントが検査に持ち込まれた。...

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  • 過去 5 年間の CGL における宝石鑑別依頼内容にみられた国内宝石市場動向

    奥田 薫, 工藤 英一, 林 栄里, 水野 拓也, 永井 美智子 宝石学会(日本)講演会要旨 38 (0), 12-, 2016

    ...<br>CGLの過去5年の宝石鑑別の実績を調査し たところ、毎年、天然石として約 400 種類、 人工石として約 30 種類の鑑別が行われて いた。 しかし、それぞれの宝石種の鑑別依頼個数 を比較すると、上位 5 種類の宝石種で全体 の約 50%を占める結果となっていた。...

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  • メレサイズの合成ダイヤモンドについて

    小川 日出丸, 渥美 郁男 宝石学会(日本)講演会要旨 38 (0), 3-, 2016

    ...またⅡ型 のなかに天然石が1個確認された。<br>以上、天然石が混入していることや CVD 法 による合成石が確認できなかったことなど、販売者の言と異なるメレサイズダイヤモンドのロットであった。 <br>無色系のメレサイズ HPHT 合成ダイヤモンドについてはすでに報告(注 1)があり、分析 結果や特徴などについて紹介されている。...

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  • タンザナイトの天然石、処理石の分光スペクトルによる比較分析並びに原産地報告

    高 興和, 古屋 正貴, 畠 健一 宝石学会(日本)講演会要旨 37 (0), 9-, 2015

    紫色の美しい花、ジャマランカが咲き誇るタンザニアの大地の地下1000メートルに美しい紫味を帯びたタンザナイトが眠っている。ジャマランカの花言葉は「栄光」と「名誉」。1960年後半に発見されたタンザニアを代表する新しい宝石タンザナイトにいまだ正式な宝石言葉はない。20世紀を代表する宝石の1つになったタンザナイトの宝石言葉に、「栄光」と「名誉」を贈りたい。タンザナイトの命名通り、現在タンザナイトはタ…

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  • スリランカ産ブルーサファイアの天然石・加熱処理石の比較分析

    上根 学, チャンドラー ラビ, 山内 常代, 古屋 正貴, 畠 健一 宝石学会(日本)講演会要旨 37 (0), 10-, 2015

    ...<br> 特に処理石よりも天然石のニーズは高く、価格上昇率は目を見張るものがある。一番人気はルビーであるが、ここ一年二年、サファイアも非常に人気がある。特にスリランカ産ブルーサファイアの天然石は人気が高く、以前より処理石との価格差が大きくひらきはじめている。ブルーサファイアの天然石、加工処理石に対しての鑑別技術は、益々重要度を増している。...

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  • 無色石の鑑別

    福田 千紘 宝石学会(日本)講演会要旨 37 (0), 7-, 2015

    ...<br> 無色石として脇石に使用される可能性のある物のうち、天然石としてジルコン、コランダム、グロッシュラーガーネット、スピネル、スポジュメン、フォルステライト、トルマリン、トパーズ、ベリル、クォーツ、スカポライトを、合成石として合成スピネル、合成ルチルを、人造石として人造キュービックジルコニア、人造YAG、人造GGG、人造チタン酸ストロンチウムを、模造石としてガラスを準備し比較検討を行った。...

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  • 健康食品の放射線照射履歴の検知

    関口 正之, 中川 清子, 柚木 俊二, 大藪 淑美 食品照射 48 (1), 24-30, 2013

    ...非常に古い地層から産出される天然石灰石から製造されるある種の炭酸カルシウムは,長期にわたる自然放射線を曝露された鉱物質を含み,照射されていないにもかかわらずPSLやTL分析により照射食品と分類される可能性がある。異なる製造業者より入手した炭酸カルシウム及び有機酸カルシウム塩についての研究で,TL応答(Glow1ピーク温度及びTL比)及びPSL比の両者の情報を使用することによって適切な判定ができた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献3件

  • スピネルのフォトルミネッセンスとラマン分光

    中島 彩乃, 古屋 正貴 宝石学会(日本)講演会要旨 35 (0), 7-, 2013

    ...<BR>  このような状況下で,宝石の鑑別にも合成スピネルや加熱されたスピネルが持ち込まれるようになった.そこで天然石と合成石,および非加熱と加熱されたものの違いを調べるため,それらの基本的な宝石学的な特徴とともに,フォトルミネッセンスとラマン分光を調べた....

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  • 石詰め型生簀「養殖礁」と陸上屋内水槽におけるクロアワビの比較養殖

    滝尾, 健二, 安藤, 和人, 川辺, 勝俊, 駒澤, 一朗, 杉野, 隆, 有馬, 孝和 東京都水産海洋研究報告 (5) 1-6, 2011-10

    ...伊豆大島差木地漁港内において,天然石を詰めた閉鎖型の生簀「養殖礁」(外寸:L160×W160×H50cm)を用いて,クロアワビ稚貝(1歳貝および2歳貝)を,配合飼料を給餌しながら約2年間養殖した。また,比較のため,陸上屋内水槽を用いて同様の養殖を行った。養殖礁区の殻長成長量は,陸上屋内水槽区に対して,1歳貝で1.7倍,2歳貝で約1.5倍優った。...

    日本農学文献記事索引

  • 一般講演(1): ブルースピネルの着色原因とベトナムLucYen産のブルースピネル

    中島 彩乃, 古屋 正貴 宝石学会(日本)講演会要旨 33 (0), 2-2, 2011

    ...<BR> 分光器を使う伝統的な宝石学としてGem Testingを見ると、ブルースピネルはコバルト着色のものと、鉄着色のものがあることが示され、その違いは基本的にコバルト着色のものはベルヌイの合成石の特徴であり、鉄着色は天然石の特徴として示され、鉄着色の天然石は459nmの強く大きな吸収バンドの他、555nm、592nm、632nmの3つの吸収を特徴とし、コバルト着色の合成石は540nm、580nm...

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  • 石英中のC-14の測定

    窪田 卓見, 馬原 保典, 太田 朋子, 中村 俊夫, KUBOTA Takumi, MAHARA Yasunori, OHTA Tomoko, NAKAMURA Toshio 名古屋大学加速器質量分析計業績報告書 21 46-52, 2010-03

    ...石英試料(阿武隈高原北部において、表層から地下70cm(120 g/㎠)までの深さから採取したもの)に、天然石墨と酸化銅を添加して1900℃で加熱した。この加熱処理により、溶融石英からC-14を抽出し、また天然石墨を酸化銅で酸化し炭素の担体ガスに転換した。抽出処理において、モダンカーボンによる汚染を減らすために、天然石墨を担体ガスの前駆体として使用した。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE

  • 石灰岩、石英ガラス砥ぎ出しプレキャストコンクリート板の耐久性、防汚性評価

    岡本 肇, 吉田 真悟 日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2009 (0), 026-026, 2009

    ...天然石等を種石としてプレキャストコンクリートを砥ぎ出し工法で仕上げる技術について、種石の種類の選定、及び表面を被覆する透明材料の選定の実験検討を行った。種石の選定においては、コンクリート中で不具合を生じないことをアルカリ骨材反応試験で確認し、石灰岩と石英ガラスを用いることとした。...

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  • 久米武夫コレクション(仮称)の紹介

    高橋 泰 宝石学会(日本)講演会要旨 30 (0), 5-5, 2008

    ...内訳は、天然石165点、合成石50点、模造石24点、処理石5点である。このコレクションは当時の宝石業界においてとり扱われていた宝石類を示すものであり、既に扱わなくなった宝石種や現在に至るまで流通し続けている種類を知ることができる。このコレクションの中からコランダム、真珠、サンゴ等数種類の宝石をピックアップし紹介してみたい。...

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  • 石英の放射性損傷におけるカソードルミネッセンス特性

    奥村 輔, 西戸 裕嗣, 豊田 新, 蜷川 清隆, 小室 光世 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2007 (0), 162-162, 2007

    ...Heイオンを照射し生じさせた天然石英中の放射線損傷をカソードルミネッセンス(CL)により評価した。室温での照射断面のCL 像観察において、CL ハロが見出された。ハロの幅は約14µmである。ハロ断面のライン分析の結果、CL 強度は照射表面から内部に向かって増加し、約14µm の深さで最大となった。この強度変化は、ブラッグの曲線により近似される。...

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  • ミャンマー産非加熱ルビーの特徴

    森 孝仁, 奥田 薫 宝石学会(日本)講演会要旨 28 (0), 8-8, 2006

    ...多岐に渡る天然石の特徴をできるだけ網羅するために、また、様々な入手経路を想定し、Mogok鉱山内の約30の鉱区から同様のサンプルを収集した。収集したルビーについて、インクルージョン、可視分光吸収特性、含有微量元素の測定を行った。<BR> 今後は、今回検査した宝石を用いて、実際に、様々な条件下で加熱処理実験を行い、その変化を調査・報告したいと考えている。...

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  • 新型特急ロマンスカー・VSEの照明

    宇佐美 真弓, 橋本 由貴, 小野 桂輔, 甲佐 清輝 照明学会 全国大会講演論文集 38 (0), 73-73, 2005

    ...「VSE」は「Vault Super Express(ヴォールト・スーパー・エクスプレス)」の略で,「Vault(ドーム型の天井)」をイメージした天井形状を特徴とすることにより名付けられている.車体デザインを総合プロデュースした建築デザイナー岡部憲明氏(神戸芸術工科大教授)により,従来と比較し45センチ高い天井や,景観を十分に堪能できる境目のない約4メートルの連続窓,窓側に向かって5度傾けた座席,天然石...

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  • レーザによる石材の微細加工

    永井 香織, ウィグナラージャ シバクマラン 日本建築仕上学会 大会学術講演会研究発表論文集 2005 (0), 30-30, 2005

    ...建設分野では天然石材は高級仕上材料として用いられ、本磨きの石材は超高級材料として壁や床材に使われる。しかし、本磨きの表面は平滑であるため、雨などの影響による滑りの問題がある。防滑対策として表面に樹脂塗料や滑り止めシールなどいくつかの方法がある。これらの方法は剥がれなどの問題があるため、定期的なメンテナンスが必要である。...

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  • 石英からの放射線誘起ルミネッセンスと不純物濃度の関係

    八幡 崇, 橋本 哲夫 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2005f (0), 630-630, 2005

    石英粒子に普遍的に含まれる不純物濃度を測定し、放射線誘起ルミネッセンス現象との相関関係を調査した。これらの結果をルミネッセンス発光機構解明へ結び付けていくこととしたい。

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  • 天然石英からのラジオルミネッセンス(RL)測定による青色熱ルミネッセンス(BTL)発光機構の考察

    清水 伸浩, 橋本 哲夫 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2005s (0), 671-671, 2005

    石英に代表される絶縁性白色鉱物は、電離放射線との相互作用の後に加熱を受けることで熱ルミネッセンス(thermoluminescence, TL)現象を示す。現在TLは蓄積線量評価や年代測定等の分野へと応用されており、より信頼性高い結果を得るためにTLの発光メカニズムを解明することが必要不可欠である。そこで本実験では放射線照射中の発光であるラジオルミネッセンス(radioluminescence…

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  • 天然石英からの放射線誘起ルミネッセンスと&alpha -&beta 相転移温度の関係

    八幡 崇, 橋本 哲夫, 竹内 友之 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2005s (0), 672-672, 2005

    環境中に広く存在する石英粒子などの絶縁性白色鉱物は、電離放射線との相互作用の結果様々な発光現象 (ルミネッセンス) を示すことが知られている。特に加熱に伴う発光である熱ルミネッセンス (thermoluminescence; TL)、青色光照射中に紫領域で観測される光励起ルミネッセンス (Optically stimulated luminescence; OSL) …

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  • ルミネッセンス自動化測定システムを用いた蓄積環境放射線線量の測定

    橋本 哲夫, 八幡 崇, 藤田 博喜, 中川 貴博 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2004s (0), 760-760, 2004

    ...天然石英や長石粒子は第四紀沖積地層の白色鉱物粒子として普遍的に見い出される。太陽光曝のない粒子は、周辺からの天然放射線に由来する蓄積放射線作用で生成した放射線損傷が準安定状態で極一部分残されている。...

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  • 熱処理による天然石英のルミネセンス特性変化とOH関連不純物の関係

    山口 貴弘, 三田村 直樹, 竹内 昭洋, 橋本 哲夫 分析化学 52 (9), 787-793, 2003

    ...天然石英の放射線誘起現象である熱ルミネセンス特性は,生成起源の異なる石英試料間はもとより,石英単結晶内においても著しく異なっている.青色熱ルミネセンス(BTL)に強弱部位を示す水晶Zカット薄片を1100℃ で100時間熱処理を施した結果,薄片全体が赤色熱ルミネセンス(RTL)へと変化するとともに,TL感度は極端に増加し,光励起ルミネセンス(OSL)感度にも熱処理に伴う増加傾向が見られた.これらルミネセンス...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 参考文献37件

  • Li2O-CaO-Al2O3-SiO2 ガラス-Ca3Al2O6-CaSO4 系の初期水和

    森 泰一郎, 小笠原 隆史, 阿部 悟, 山本 賢司, 盛岡 実, 大場 陽子, 坂井 悦郎, 大門 正機 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2003S (0), 429-429, 2003

    ...これらのガラスに天然石膏を重量比 1:1.27 で混合し,ガラスを Ca_3Al_2O_6 で 10, 30, 50mass%置換したときの注水後の水和発熱速度を恒温壁熱量計で測定した。いずれの系でもCa_3Al_2O_6の添加により最大発熱速度到達時間は短くなっている。...

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  • 環境保全型資材としての溶融スラグ人工石の利用

    北辻 政文, 曽我 義貞, 梅本 真鶴, 上埜 秀明, 齋藤 順一郎 農業土木学会誌 71 (8), 751-754,a2, 2003

    ...建設事業は「環境との調和を配慮した事業」が重要視され,生態系に配慮するために天然石を建設資材として利用することが多くなってきている.本研究では,ごみ焼却灰を溶融し,これをゆっくり冷却,結晶化させた人工石について建設資材としての利用の可能性を検討するため,排水路工における玉石の代替材料および人工漁礁材への適用を試みた.その結果,多自然型工法や磯焼けなどに対応できる建設資材として,十分利用可能であると判断...

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  • 顕微赤外分光法による天然石英の赤外吸光度特性と放射線誘起熱ルミネセンス

    橋本 哲夫, 柳川 裕次, 山口 貴弘 分析化学 51 (7), 527-532, 2002

    ...天然石英における放射線誘起現象である熱ルミネセンス特性は, 異なった起源の石英試料間はもとより, 石英単結晶薄片面内でも部位により著しく異なっている. この原因追究を目的として, 石英薄片を用いて, 顕微赤外線吸収スペクトル測定によりAl-OHやLi関連Al-OH基の分布を二次元マッピング測定し, BTLCIと比較した. その結果, Al-OH濃度はBTLと明らかな逆相関を示していた....

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献30件

  • 焼却灰を主成分とした溶融物の岩石学的評価

    小出 良幸, 山下 浩之 廃棄物学会論文誌 12 (2), 59-67, 2001

    A useful process for the aftertreatment of incinerated ash is melting and solidification. Solidified material (molten material of incinerated ash) has a texture similar to natural rocks. Here we …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献15件

  • 天然石英粒子からの赤色と青色熱ルミネッセンス (TL) に関連した天然蓄積捕捉電子寿命の評価

    橋本 哲夫, 藤田 博喜, 安田 賢哉 RADIOISOTOPES 48 (11), 673-682, 1999

    石英粒子からの天然蓄積赤色熱ルミネッセンス (RTL) と青色熱ルミネッセンス (BTL) 関連の捕捉電子寿命を見積った。<BR>新潟県海岸砂から抽出した石英粒子を試料とし, 繰返し昇温法により天然蓄積に基づく捕捉電子の伝導帯までのエネルギーレベル (<I>E</I><SUB>e</SUB>: 活性化エネルギー) を求め, この値に高温側で見られる熱クエンチング (消光) …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献23件

  • 熱ルミネセンスの風成塵研究への応用

    鴈澤 好博, 窪北 耕治, 鈴木 直太, 長内 郁典 第四紀研究 37 (3), 199-204, 1998

    Thermal luminescence (TL), a phenomenon which can be seen in such minerals as feldspar and silica, is applied to investigation of the origin of the clay layers (loess deposits) that cover a vast …

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献15件

  • インテリアデザインにおける材質感の伝達に関する一考察

    長山, 洋子 文化女子大学紀要. 服装学・生活造形学研究 (28) 123-132, 1997-01-01

    ...その結果,カーペット,畳のCG画像は,実物サンプルと大きく差がない感じ方ができたが,天然石,合成樹脂系床は,CG画像ではその材質を識別しにくいため,実物との感じ方にも差が認められた。 さらに,追加実験を行った結果, CG画像で提示した床材料の材質が何であるかを正しく識別できれば,実物と大きく差がない感じ方ができることが明らかになった。...

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  • 道路におけるのり面工の景観評価と建設費

    北村 真一, 渡辺 直幸, 佐藤 俊明, 松本 聡子 土木計画学研究・論文集 13 439-445, 1996

    This study examines the relation between respected evaluation of landscape and construction costs of slope protection works. The nine experts tested 100 leaves of photographs by two standards. The …

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  • 44.人工石炭と天然石炭の水素化反応

    杉本 義一, 早水 紀久子, 三木 康朗 石炭科学会議発表論文集 32 (0), 173-175, 1995

    Artificial coals were prepared by hydrous pyrolysis of several feedstocks such as cellulose and peat, and their chemical structures and hydrogenation reactivities were compared with those of natural …

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  • 鉱物からの放射線由来のルミネッセンス

    橋本 哲夫 応用物理 62 (6), 584-588, 1993

    ...近年のカラー写真フィルムや,光計数装置の高感度化および高機能化を利用し,鉱物試料からの放射線由来のルミネッセンス現象を研究してきた.その結果,各種ルミネッセンスの簡便カラー画像化法を開発するとともに,天然石英粒子が生成時の条件を反映して,青色と赤色熱蛍光の二群に分けられ,赤色測定の方が熱蛍光年代測定に適していることを見い出した.ルミネッセンススペクトル測定をもとに,石英粒子からの熱蛍光グローカーブの...

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  • 人工大理石の新展開(<特集>新素材 : 快適な暮らしを目指して)

    橋本 輝国 化学と教育 39 (4), 383-386, 1991

    ...天然無機粉体を70%以上も複合させたセラミックに近い素材は, 単に天然石の模造という範囲を凌駕(りようが)し, 独自の市場領域を形成している。なかでも従来の人工大理石にない優れた特性を持つ人工大理石が, 熱硬化性アクリル樹脂という新規な材料を使って開発され, 高い評価を得ている。既存の材料と比較しながら, 組成, 製法, 物性, そして要求される性能特性について, 簡単に述べる。...

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  • 流動層を利用した固体の熱分解反応装置

    杉山 幸男, 架谷 昌信, 後藤 宏樹, 中村 正秋 化学工学 35 (10), 1152-1156,a1, 1971

    In order to make good use of the effectiveness of a fluidized bed on thermal decomposition rate of solids, a basket elevator apparatus was manufactured for trial. A basket elevator is the improved …

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  • 反応速度を考慮に入れた固体の2段階熱分解反応

    架谷 昌信, 杉山 幸男 化学工学 30 (8), 734-739,a1, 1966

    ...天然石膏の2段階脱水反応を例として, 低温度加熱範囲における前報の界面反応モデルよりのずれの原因を説明するために, 熱分解反応進行時の粒子内温度分布に関する反応速度を考慮に入れた場合の数値解式を導入し, これを反応速度定数<I>f</I> (θ) の実測値を用いて電子計算機によって厳密に数値計算し, 実験詰果と比較検討した結果,<BR>i) 反応を1次反応と仮定して求めた反応速度定数<I>f</I>...

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  • 石炭の酸化崩壊に関する研究(V)

    横川 親雄, 梶山 茂, 武上 善信 燃料協会誌 40 (3), 177-186, 1961

    Artificial coals prepared from cellulose, lignin, their mixture, lignite humic acid and brown coal were compared with natural coals by their behaviours against IN HNO<SUB>3</SUB> oxidation.<BR>The …

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  • 化学石膏の消泡に関する研究

    菅原 勇次郎, 熨斗 義文, 小松 善鉱 石膏と石灰 1959 (38), 250-254, 1959

    This is the study on the relation between the bubbles caught in gypsum plaster molds and the pH value of the suspension of calcined gypsum, and on the method of decreasing the bubbles by the pH …

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  • 炭酸力ルシウムの真比重とゴム配合物の比重

    長谷川 博 日本ゴム協会誌 30 (11), 837-841, 1957

    ...その結果天然石灰石を機械的に粉砕した重質炭酸カルシウムの比重値は、粒子の大きさ如何にかかわらずカルサイト型C<SUB>a</SUB>CO<SUB>3</SUB>の文献値と一致したが、軽微性炭酸カルシウム、活性化炭酸カルシウムのような沈降性炭酸カルシウムの比重値は2.55-2.61となり、かなり小さい値を示すことを見出した。...

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  • 石膏の研究 (第1報)

    山内 俊吉, 田賀井 秀夫 窯業協會誌 61 (690), 600-604, 1953

    Some thermal properties of several samples of gypsum were studied. From the results obtained by the differential thermoanalysis, there was not any characteristic difference in the thermal …

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  • 米国に於ける人造石油工業の見聞

    宗像 英二 燃料協会誌 30 (9-10), 226-230, 1951

    The author described the status quo of shale.oil industry-and coal hy-drogenation in U.S.A.and discussed the possibility of the economical development of these processes.<BR>Shale oils are produced …

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  • 本邦産石膏に關する試驗報告

    山内 俊吉, 稻生 謙次, 佐竹 幹夫 石膏 1951 (2), 23-26, 1951

    Tine synopsis: -<br>The proper calcining temperature was proposed after the studies on the properties of Japanese gypsum calucined at the temps ranged from 150°C to 500°C.<br>Setting behaviours, …

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  • 米國に於ける石炭事情と研究の動向

    伴 義定 燃料協会誌 29 (1-2), 16-19, 1950

    -It was reviewed the recent trends of the coal consumption and the related fuel policies in the United States of North America.The author pointed out that -the coal consumption for railway …

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  • 海洋に關する化學的研究(第十二報)

    石橋 雅義, 品川 睦明 日本化學會誌 63 (7), 781-785, 1942

    ...成因を異にする之等3群の試料は,その一般分析結果より見れば各々の成分含有量は極めてよく類似してゐる.但し天然石膏にあつては弧光分光寫眞上他の試籵に比し鉛,燐,亞鉛のスペクトル線を示さざる點が異つてゐる.<br>3....

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