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検索結果 1,400 件

  • 日本と中国の中国語公共サインにおける程度副詞の 使用調査及び書面語教育への示唆

    王 楓 APU言語研究論叢 9 (0), 44-52, 2024-03-30

    現代中国語において、程度副詞は数が多く、使用頻度も高く、使用範囲が広いと同時に、中国語教育上の 難点の一つでもある。王力氏が程度副詞を絶対的程度副詞と相対的程度副詞に分類して以来、多くの学者が この枠組の下で程度副詞について議論を行った。しかし、多くの研究は話し言葉や小説をコーパスデータと して使用し、取り上げた用例には常に口語的な要素が含まれている。また異なる文体での程度副詞の使い分 …

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  • Preface

    Paul Sevigny, 本田明子 APU言語研究論叢 9 (0), 0-, 2024-03-30

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  • 巻頭言

    Paul Sevigny, 本田明子 APU言語研究論叢 9 (0), v-, 2024-03-30

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  • 大学の日本語授業において「問う力」を養成する意義

    花村 博司, 板橋 民子, 井上 佳子, 隈井 正三, 黒田弘美 APU言語研究論叢 9 (0), 31-43, 2024-03-30

    留学生を対象とした大学の日本語授業において、意義のある「問い」を立てる「探究活動」プロジェクト を行う中で、問いやその評価について教員が学び、教育活動の改善を通して学生が良質な問いを立てられる ようになるための学習デザインの確立を目指した。具体的には、「質問づくり」の練習を重ね、「良い問い」 について学生同士で話し合ったり、問いを評価するルーブリックを作ったりする活動を行った。本研究では、 …

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  • 「生涯現役起業」における情報発信の実践的実証研究

    中田 行彦 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 323-326, 2024-01-31

    <p>情報発信は、マーケティングのプロモーションとして重要な役割をもつ。また「人生100年時代」となり、企業家精神の新たな担い手としてシニアが重要である。稼げなくても、シニアの経験を活かし、得意と世の中に必要なことでの起業を、「生涯現役起業」と定義した。著者がシニアとして起業し実践的に「起業障壁」の低減と課題を分析した。その結果、情報発信について、補助金、ネットワーキング、展示会、学会発表等の活…

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  • 行政における準委任契約に基づくアジャイル開発プロセスに関する一考察

    狩野 英司 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 347-350, 2024-01-31

    <p>アジャイル開発は準委任契約を前提として実施されるのが一般的である。しかしながら、日本の行政機関では実例が乏しく、開発を通じて実施すべきプロセスも不明確である。そこで、本研究では、行政機関が準委任契約に基づくアジャイル開発を行う際に一般的に必要になると考えられるプロセスを明らかにした上で、それらが2022年度の東京都のアジャイル開発事業でどの程度実践されていたかを確認する。これにより、行政機…

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  • 公共職業安定所における求職者カウンセリングのプロセスに関する探索的研究

    森川 友子, 永野 浩二, 平井 達也, 福盛 英明, 福田 尚法 人間科学 6 (0), 22-37, 2024

    <p>本研究では公共職業安定所の熟練キャリアカウンセラー(以下,CC)が,就職上の課題があると見受けられる求職者(以下,CL)に対してどのようなプロセスで支援をしているのか,仮説生成することを目的とした。公共職業安定所内で評判が良い支援歴6年以上のCC8名に半構造化面接を実施し,修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチ(以下,M-GTA)により分析した。その結果42個の概念,9個のカテゴリが生…

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  • 水の安全保障化と国際法政策の動向

    平野 実晴 水資源・環境研究 36 (2), 137-145, 2023-12-30

    今世紀に入り、「水の安全保障」の概念が注目を集めている。しかし、その定義が国際的に確立しているわけではない。むしろ、国家は独自の戦略的な狙いにより水問題を「安全保障化」させてきた。水を介した脅威を除去ないし低減させる対応策もまた、「平和と協力の道具としての水」や「持続可能な発展のための水」の理念の下で各国から示されている。国際法政策の動向に目を移すと、水の安全保障化に基づき例外的措置を正当化しよ…

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  • 言語学習者の「自律」を実現するための自己のストーリーの獲得

    高松 知恵美, 原 伸太郎 言語文化教育研究 21 (0), 241-261, 2023-12-23

    <p>本稿は,言語教育が実現を目指すべき学習者の「自律」について,再定義することを試みる。まず,言語教育研究における「自律」の扱われ方の問題点を指摘し,西洋近代思想史における人間観の変遷をふまえて学習者の「自律」とは何かを考える。そして,言語学習者の「自律」の捉え方についての筆者の見解として,「人権尊重」という観点から政治的「自律」を改めて定義し,ナラティブ・セラピーに基づく言語学習者の「自律」…

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  • コン_ヴィヴィアリティと言語文化教育

    岩城 あすか, 榎井 縁, 山崎 亮, 大平 幸 言語文化教育研究 21 (0), 6-22, 2023-12-23

    <p>本稿は,言語文化教育研究学会第9回年次大会での大会シンポジウム『コン_ヴィヴィアリティと言語文化教育』の記録である。</p>

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  • 宗教教団の改革の精神と法学の論理

    宮部 峻 宗教研究 97 (1), 75-98, 2023-06-30

    <p>本稿の目的は、一九八一年に改正された真宗大谷派の『宗憲』の改正過程を事例に、法学が教団組織の近代化に与えた影響を考察することである。大谷派の『宗憲』改正、それによる宗務機構の近代化は、精神主義運動を展開した清沢満之のエートスの影響に着目して論じられてきた。しかし、大谷派の『宗憲』改正は、宗教的権威である法主が宗教法人の代表を兼ねることをめぐって生じた。本願寺の歴史的状況、明治以来の法整備の…

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  • 国際教養・教育センターの国際交流活動への取り組み ― コロナ禍における2021年度の活動報告 ―

    片上, 摩紀 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 22 33-38, 2023-03-31

    本学は,地域・地域の教育機関と連携した国際交流活動を多く実施してきた。イベントで,留学生が活躍し,自文化を見つめ直し,紹介することを通して,コミュニケーション能力の向上,地域とヨコのつながりの構築をはかってきた。しかし,2020年度,新型コロナウイルスの影響で多くの活動が中止になった。そこで,コロナ禍の2021年度の国際交流活動はコロナ前とどのように変化し,実施されたのかまとめ,課題や効果を検討…

    機関リポジトリ

  • 踏切板の違いが踏切動作および高さに与える影響

    坂本, 康輔, 早田, 剛 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 22 17-23, 2023-03-31

    本研究では固定式とスプリング式踏切板の違いが踏切動作および高さに与える影響について調査した。その結果,1)跳躍高では弾性による違いからスプリング式が高値を示し,高い跳躍を得られることが明らかとなった。2)助走速度,踏込み速度,減速率は同程度であり,個人に合わせて取り組みやすい踏切板を用いることができると考えられた。3)スプリング式は身体を一本の棒のようにして踏切るなど,弾性を生かした跳躍方法を指…

    機関リポジトリ

  • 小学生を対象とする剣道体験プログラムの試行

    平田, 佳弘, 京林, 由季子, 大井, 理緒 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 22 25-31, 2023-03-31

    This study seeks to develop Kendo teaching materials for elementary school students. Kendo experience program was practiced for 37 elementary school students who participated in the Kids Sports Park …

    機関リポジトリ

  • 北米における管理会計研究の動向 ― Journal of Management Accounting Researchを中心にして ―

    手嶋, 竜二, 金川, 一夫 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 22 7-16, 2023-03-31

    本研究の目的は,ルーツである北米における管理会計研究の動向を明らかにし,わが国の管理会計研究の発展に寄与することである。そこで北米に編集拠点があるJMARを対象にし,それに掲載されている論文タイトルについてテキストマイニングを実施することで,研究の動向を明らかにした。分析の結果,経済学を理論ベースとした研究で使用されるcostやincentiveが主要な語として判明した。ジャーナルの特徴として,…

    機関リポジトリ

  • インターンシップ経験と早期的なキャリア支援科目の 実施がもたらすキャリア形成

    常浦, 光希, 田原, 陽介 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 22 39-43, 2023-03-31

    体育・スポーツ系大学において,効果的なキャリア教育を実施していくことが求められている。本稿では,早期のキャリア支援や大学生活の取り組みがインターンシップの参加や職業選択といったキャリア形成にどのような影響を及ぼしているのかについて明らかにすることを目的とする。(1) インターンシップへの参加有無は,職業選択やキャリア適応力にかかわる因子得点と有意差がみられなかった(2) …

    機関リポジトリ

  • 両下腿切断者の上肢支持床上座位移動動作の特徴

    小玉 京士朗, 早田 剛, 宮川 健 岡山体育学研究 30 (0), 1-11, 2023-03-31

    <p>  The purpose of this study is to examine the movement characteristics of the upper limb supported floor scooting movement in bilateral lower extremity amputees. The subject was one adult male …

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  • 日本エネルギー経済研究所:IEEJ-NEモデル

    松尾 雄司 電気学会誌 143 (2), 75-78, 2023-02-01

    <p>1.はじめに</p><p>IEEJ-NEモデルは高時間解像度を特徴とする線形計画法によるエネルギーシステムモデルである。東京大学藤井・小宮山研究室のモデルをベースとし,(一財)日本エネルギー経済研究所客員研究員である横浜国立大学・大槻貴司准教授ほか,同研究所の研究員らが構築を行っている。</p>

    DOI Web Site 参考文献2件

  • VUCA時代での大学発ディープテック・ベンチャーのアントレプレナーシップ

    中田 行彦 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202211 (0), 331-334, 2023-01-31

    <p>VUCA時代に開発リスクの大きいディープテック(DT)へ挑戦する大学発ベンチャーのアントレプレナーシップを分析した。核融合に挑む京都大学発ベンチャーの(株)京都フュージョニアリングの事例を取り上げた。本事例から、技術と経営を補完するアントレプレナーの連携、および実験市場でも売り上げが立ち、継続的な収入が見込めるビジネスモデルが有効であると判った。またESG投資がDTベンチャーを加速している…

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  • Preface

    Steven Pattison, Wenqing Zhang APU言語研究論叢 8 (1), 0-, 2023

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  • ドルフィンキック泳における骨格筋fMRI を用いた大腰筋の筋活動評価に関する事例研究

    山川 啓介, 仙石 泰雄, 吉岡 利貢 スポーツパフォーマンス研究 15 (0), 61-68, 2023

    本研究は,骨格筋fMRI(mfMRI)を用いたドルフィンキック泳における筋活動評価の妥当性を検討し,大腰筋の筋活動レベルを事例的に評価することを目的とした.本研究には男子大学競泳選手1 名が参加した.対象者は,ドルフィンキック泳の前後でMRI 撮像を行う課題とドルフィンキック中の表面筋電図(sEMG)を計測する課題の2 課題を行った.mfMRI …

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  • 芸術系スポーツ競技者の認知機能(方)

    天野 勝弘, 小林 咲里亜, 滝沢 宏人, 栗原 俊之 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 195-, 2023

    <p>芸術系スポーツ選手は、他のスポーツ選手や一般人よりも認知機能が高いと考えられる。そこで本研究では、芸術系スポーツ競技の選手と他のスポーツ競技の選手の認知機能を測定し、比較することを目的とした。 芸術系スポーツ競技として、ブレイクダンス(4名)、フィギュアスケート(11名)、アーティスティックスイミング(7名)、エアロビック(6名)、新体操(20名)の5競技を選抜し、比較としてその他のスポー…

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  • 中国語の接続詞“和”の指導方法に関する一考察

    羅  華 APU言語研究論叢 8 (1), 1-16, 2023

    接続詞“和”は中国語教育において初級段階の学習内容であるが、多くの場合、簡単な 語彙として認識され、十分な注意が払われていない。そのため、初級及び準中級の学習者 の“和”に対する習得状況は芳しくない。本稿は初級及び準中級学習者の作文から収集し た接続詞“和”に関する誤用文を分析し、誤用の原因及び対策について考察する。考察を …

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  • スポーツ版実行機能質問紙の妥当性

    浦 佑大, 高井 秀明 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 340-, 2023

    <p>スポーツにおけるパフォーマンス発揮には、高次認知機能である実行機能が関与している。実行機能の測定方法としては種々のテストバッテリーが存在するが、実施者の専門的知識の必要性と対象者の高い認知的負荷は、スポーツ現場でのテストバッテリーの活用を妨げる要因となる。そこで、浦・高井(2022)は、アスリートの実行機能を簡易的に測定するための尺度として「スポーツ版実行機能質問紙」を作成している。本研究…

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  • 日本人大学生アスリートはどのような場面で心理的安全性を認知しているのか?

    松原 旭飛, 高井 秀明, 浦 佑大, 折茂 紗英, 内川 義弘 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 266-, 2023

    <p>近年、アスリートを取り巻く競技環境を整備するうえで、心理的安全性が注目されている。しかし、心理的安全性は、産業組織を中心に発展してきた概念であり、スポーツチームに応用する場合には、アスリート固有の心理的安全性の特徴を明らかにしておく必要がある。そこで、本研究では、大学生アスリートが心理的安全性を認知する場面について、性別毎に検討した。調査は、A大学体育専攻学生を対象とし、大学の運動競技部に…

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  • 私立大学の体育学部生の教育実習における学びについての事例研究

    柴山 慧, 白石 翔, 清田 美紀, 坂本 康輔, 早田 剛 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 581-, 2023

    <p>教育実習における学生の学びに関する研究について,1970年代以降にいくつもの研究がなされており,中川ほか(2021)は,それを教育実習生が教育実習を通じて得た成果という視点で類型化している.その中でも,教育実習は大学と違った環境で実施されるため,その成果を測るための評価方法を学生の自己評価とした研究(長谷川ほか,2012),学生の教育実習記録の分析から,教育実習において必要な資質・能力とし…

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  • 体育原理履修者におけるスポーツや体育の問題意識に関する検討(教)

    早田 剛, 清田 美紀, 柴山 慧, 白石 翔, 坂本 康輔, 久田 孝 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 88-, 2023

    <p>【背景】「体育原理」は教員免許法施行規則に記載のある通り、保健体育での修得を要する科目である。現行の学習指導要領では、生涯にわたって運動に親しむ資質・能力を育てることや体力の向上を図ることをねらいとして、小学校から高等学校までを見通して、指導内容の系統化や明確化を図っている。また体育科教員養成課程を持つ大学は、学習指導要領の内容だけに留まらず、新しい世代における学生の課題意識を踏まえた教員…

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  • 中国語公共サインにおける関連詞の使用特徴(1)

    王  楓 APU言語研究論叢 8 (1), 17-29, 2023

    世界各国との交流が盛んになり、人口移動が頻繁に起こる中、日本を含む多くの国や地 域では、多言語社会の充実が進んでいる。新型コロナウイルスが世界的に流行するまでは、 在留外国人の数、年間訪日外国人の数は年々増加していた。コロナ禍の影響を受け、この 数値は2020 年に減少したものの、感染拡大が収束し、国際観光産業が回復すれば、訪日 …

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  • サッカーのヘディングにおける動作分析と衝撃センサーを用いた頭部加速度計測

    來海 郁, 小井土 正亮, 中山 雅雄, 浅井 武 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 388-, 2023

    <p>サッカーにおけるヘディング動作は頻度は比較的低いが、頭部衝撃の長期的な蓄積による脳の損傷リスクが懸念されている。本研究では、マウスピースと光学式モーションキャプチャーシステムを使用してジャンプヘディング動作を記録することにより、頭部線形加速度について比較検討し、ヘディングによる頭部衝撃のリスクを評価する上での一助となる知見を得ることを目的とした。実験には、全身動作の記録のためのVICONと…

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  • 温泉地のヘルスツーリズムにおける医療機関とウェルネス関連組織の連携

    堀 桂子, ヴァファダリ カゼム M, クーパー マルコム JM 観光研究 34 (2), 65-84, 2023

    <p>本研究は、日本の温泉地におけるヘルスツーリズム形成への示唆を得るため、大分県と鹿児島県のヘルスツーリズム政策、医療機関とウェルネス関連組織の連携によるヘルスツーリズムと政策による影響を比較分析した。大分県ではウェルネス効果の検証のために医療機関とウェルネス関連組織の連携を進めてきたが、連携が停滞している。他方、鹿児島県ではウェルネスツーリズムの商品化を促した結果、ウェルネスによる観光振興と…

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  • 不安がパフォーマンスに与える影響

    有井 大芽, 早田 剛, 菅生 貴之 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 339-, 2023

    <p>【目的】本研究では、不安が野球競技の投球パフォーマンス(制球⼒)に与える影響について検討することを目的とした。【方法】被験者は現役で硬式野球競技を行っている男子学生16名 (平均年齢20.31±1.16歳)とした。測定項目として心理面では、不安の指標として水口ほか(1970)による日本語版状態-特性不安尺度(State-Trait Anxiety …

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  • ハンドボール男子世界トップレベルにおけるゴールキーパーのパフォーマンスに関する研究

    仙波 慎平, 小俣 貴洋, 吉兼 練, 下拂 翔 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 527-, 2023

    <p>ハンドボール競技におけるゴールキーパーの研究はセービング動作やサイドシュートなどの局所的な研究が多く、試合および大会を通じた研究はされていない。そこで本研究は東京オリンピック大会の上位4チームを対象とし、ゴールキーパーのパフォーマンスをゲーム分析を用いて明らかにし、勝敗に関わる要因を明らかにすることを目的とした。分析の結果、勝利チームはセーブ率(30.1%±6.1)・枠外率(10.1%±5…

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  • パフォーマンスプロファイリングを活用した指導方法に関する研究

    小林 咲里亜, 伊藤 雅充, 天野 勝弘 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 564-, 2023

    <p>本研究ではパフォーマンスプロファイリングを用いて選手と共に目標設定や振り返りを定期的に行い、その過程の中で選手自身が自己認識を深めることができるかを調査することを目的とした。対象は都内にある大学柔道部員20名であった。パフォーマンスプロファイリングは、3段階のプロセスで進められた。第1段階目は、全体ミーティングにより全員で意見を出し合い、2段階目は指導者と選手との個人面談を通して心体技の3…

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  • ChatGPTによる作文のフィードバックとその活用の試み

    寺嶋 弘道, 稲田 栄一, 板井 芳江, 隈井 正三 日本語教育方法研究会誌 30 (1), 68-69, 2023

    It is probable that ChatGPT, released in November 2022, will become an increasingly accessible tool in language teaching and language learning in the future. In light of the current situation, this …

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  • 持久走における「共走」概念の再検討

    齋藤 祐一 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 21 29-38, 2022-11-30

    In this study, the concept of “Kyo-so” proposed by Yamanishi (2011) was reviewed from the perspective of endurance running in school physical education. Through the practice of endurance running …

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  • 多物体追跡システムの考え方を用いた認知能力向上アプリケーション (MOT:モート)の開発

    天野 勝弘, 滝沢 宏人, 渡邊 奈々, 三浦 孝仁 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 21 73-78, 2022-11-30

    多物体追跡システム(Multiple Object Tracking)の概念を基に認知能力向上アプリケーション(以後アプリと略す)を開発した。名称はMOT(モートと発音)という。多物体追跡システムによる認知能力向上アプリはNeurotracker(以後NTと称す)という先行アプリがあり,多くのエビデンスを有している。そこで,MOTを同じ技術で作ることにより,それらのエビデンスをある程度踏襲できる…

    DOI 機関リポジトリ

  • 私的整理手続における求償債権の債務免除と第二次納税義務

    本村 大輔 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 21 65-71, 2022-11-30

    本稿は,国税徴収法39条における法解釈を明らかにすることを目的としている。第二次納税義務については,様々な問題があり,納税者と課税庁との間で争いが絶えない状況にある。また,学説においても意見がわかれているところは周知の事実である。このような現状の中,裁判所は,令和2年11月6日に同条39条に関して新たな判断を下した。本稿においては,この裁判例を題材として同条の解釈を検討するものである。

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  • コミュニケーションについて学ぶ授業 「コミュニケーションの心理学」実践報告

    赤松 久美子 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 22 79-83, 2022-11-30

    本稿では,本学において2022年度前期に実施した授業「コミュニケーションの心理学」についての報告を行う。教養科目である「コミュニケーションの心理学」は,日常生活や社会生活における人間関係,コミュニケーション,集団行動,社会現象や社会的問題などについて,人間の行動や心理的側面から捉えた概念や考え方を学ぶ。また,毎回の授業で取り組むワークシート課題を通して,自分と他者との関係や自分らしさについて考え…

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  • 道徳科の発問構成に関する一考察 ― 「中心発問の組織化」を通して ―

    伊住 継行, 福吉 知宏 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 21 1-9, 2022-11-30

    本稿の目的は,道徳科の授業改善の一つの方策として,子供の思考を拡散させ,収束させる一連の発問を一つのまとまりとして捉える「中心発問の組織化」を提起し,本時のねらいに迫る発問構成とその効果について検討することである。本稿を通して,以下の4点が議論された。まず,道徳科の指導では,特に発問を考えることに課題があることを指摘した。次に,発問の中でも,中心発問に焦点を当て,その発問構成の工夫として,「中心…

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  • 海外ジャーナルにおける管理会計研究の動向と課題 ― Management Accounting Research誌を対象にして ―

    手嶋 竜二, 金川 一夫 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 21 55-64, 2022-11-30

    本研究の目的は,英国における管理会計研究の動向を明らかにし,わが国のそれと対比で今後の課題を探求することである。そのために英国に編集拠点があるManagement Accounting Research誌に掲載された論文タイトルを対象にしてテキストマイニングを実施した。頻出語リストの解釈,共起ネットワーク分析,および対応分析の結果を総合的に考えれば,研究対象として1990年代はABC,2000年…

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  • 日本におけるB コープ認証の意義と課題

    鈴木 勘一郎, 小澤 朋之, 大和田 誠太郎 日本ベンチャー学会誌 40 (0), 97-111, 2022-09-15

    ESGやSDGsへの関心の高まりと共に、米国発の未上場企業向けESG経営の支援認証制度であるBコープは現在世界で5,300社を上回るが、日本におけるBコープ取得はまだ数社に過ぎない。またBコープについての実証研究も世界で増えてきているが、日本では認証企業が少ないこともあり、Bコープの実証研究は非常に少ない。本研究は、この国際的な中堅中小企業向けのESG認証であるBコープを取得した日本企業6社にイ…

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  • 2050年CO<sub>2</sub>正味ゼロ排出に向けた日本のエネルギー構成

    大槻 貴司, 尾羽 秀晃, 川上 恭章, 下郡 けい, 水野 有智, 森本 壮一, 松尾 雄司 電気学会論文誌B(電力・エネルギー部門誌) 142 (7), 334-346, 2022-07-01

    <p>This study investigated cost-effective energy mix for realizing net zero CO<sub>2</sub> emissions in Japan by 2050, employing an energy system optimization model with hourly electricity balances. …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献15件

  • 剣道試合におけるビデオ判定導入についての一考察

    浦部 隼希 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 121-125, 2022-03-31

    本研究は,剣道試合において審判員が有効打突を判断する基準である「竹刀の打突部で打突部位を刃筋正しく打突」といった試合審判規則の記載に着目し,有効打突の判断を巡る様々な審判問題に対してビデオ判定を導入した新たな試合形式を考察するものである。また本研究は,審判員の判定に不服を申し立てる事を推奨するものでは無く,有効打突部位を正しく捉えているのかを動画で即時的に確認できるシステムを導入することにより,…

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  • 本学体育学科学生の東京2020大会開催に関する意識調査

    和所 泰史 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 167-174, 2022-03-31

    2020年の夏季に開催予定であった東京オリンピック・パラリンピック競技大会は,新型コロナウイルスの影響で1年延期された。しかし,新型コロナウイルスの感染者数は歯止めがかからず,東京都のほか,神奈川,千葉,埼玉の首都圏3県において東京2020大会は,無観客で開催することが決定した。本報告は,本学体育学科の学生の東京2020大会開催に対する意識の実態を明らかにすることを目的とする。本研究の結果,東京…

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  • オンライン交流会を通じた学生の気づき ― 日本と中国の大学による実践をもとに ―

    片上 摩紀, 細井 駿吾 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 141-146, 2022-03-31

    新型コロナの影響を受け,学生たちは異文化に触れる機会が減り,留学する機会がなくなってしまった。そこで,本稿では,コロナ禍における,新しい国際交流のありかたとして,日本と中国の大学生間のオンライン国際交流を実施し,その成果について報告する。オンライン交流会後のアンケート結果によると,多くの学生にとって言語や異文化に関する気づきがあり,異文化理解を深めることができた。その結果,オンライン国際交流会の…

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  • 漢字音の連濁

    呂 建輝 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 75-82, 2022-03-31

    本稿では,これまでの漢字音の連濁研究を概観しながら,漢字音の連濁にみられる法則性を考察した。漢字音の連濁は,古く鼻音の前接,前接字の声調といった音環境面の影響を受けていた。一方,和語の前接により連濁する漢字音も見られる。連濁は基本的に和語に起こり,漢語に起こらないとされている。しかし語構成上,漢語複合語に典型的な「語の並置」という語構成でなければ,漢語でも和語のように連濁が起こる。また,「類推」…

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  • 読譜力養成における‘MuseScore’の教具としての可能性

    堀上 みどり 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 1-8, 2022-03-31

    本稿は,読譜力養成のためにおこなった,楽譜作成ソフトMuseScoreを使用した授業実践を振り返ることにより,MuseScoreの教具としての可能性をアピールし,器楽演習の授業において標準的に使用することを提案するものである。 最初に,読譜とは認知した音高・音価を即座に身体的運動に移さなければならない反射的行為であることを述べる。そして,読譜の方法について説明した後,就学前教育で音楽に親しみ,義…

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  • マスク着用時における表情の認識に関する研究(第一報)

    髙橋 直樹 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 151-153, 2022-03-31

    本研究では,基本感情とよばれる「幸福」「驚き」「恐れ」「悲しみ」「怒り」「嫌悪」「軽蔑」の7種類全ての表情について,マスク着用時とマスク非着用時の認識率を比較した。37名を調査対象者とした結果では,悲しみの表情と軽蔑の表情について有意差がみられた。また,マスク着用時の表情認識率については,表情によって差異がみられることから,表情の種類別に調べていくことの必要性が確認された。今後の課題としては,表…

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  • 幼児教育における学級運営を学ぶ授業「保育マネージメント演習Ⅰ」実践報告

    川瀨 雅, 田部 永子 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 89-95, 2022-03-31

    本稿の目的は,本学において2021年度前期より開始された授業「保育マネージメント演習Ⅰ」の実践で試みた事柄の方法とその結果を整理し,広く共有することである。授業「保育マネージメント演習Ⅰ」は,1年目から5年目の保育者の学級経営に必要な保育の基礎知識や技能を身に付けることを目的に実施し,(1)グループだより(模擬学級だより)の作成,(2)保育教材の考案・作成,(3)保護者会(学級懇談)の運営に取り…

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  • 幼児を対象とした造形表現の研究 ― 廃材を用いた親子の遊びにつながる製作と造形遊びの実践より ―

    後藤 由佳, 梶原 千鶴, 副島 好華, 入江 美帆, 米田 詩穂 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 97-101, 2022-03-31

    本研究の目的は,子育て支援活動を通して,製作と造形遊びに着目し,身近なもの,廃材を用いた家庭での親子の遊びにつながる造形表現とはどのようなものであるか,明らかにすることである。 これまでの学生たちの気づきや問いから,終わりの見えないコロナウイルス感染拡大のため,外出を控え,家庭で過ごさざるを得ない子どもや子育て家庭に対して,本学の学生とともに,領域「表現」の視点から,新たな取り組みができるのでは…

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  • 大学生女子硬式野球選手におけるレギュラー選手と非レギュラー選手の体力レベルの比較

    髙山 慎, 早田 剛, 堀田 一彦, 原田 悠平 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 161-165, 2022-03-31

    本研究資料の目的は,全日本女子硬式野球選手権大会での優勝経験を有する女子硬式野球チームのレギュラー群と非レギュラー群の体力レベルを比較することであった。測定項目は,握力,20m直線スプリントタイム,プロアジリティ,片脚立ち幅跳び,両脚および片脚でのカウンタームーブメントジャンプ (CMJ),片脚連続サイドホップ,スイングスピードおよび身体組成とした。レギュラー群は,直線スプリントタイムおよび両脚…

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  • 主体性を促すオンデマンド授業の実践

    井上 聡 英語教育研究 45 (0), 135-144, 2022-03-31

    We attempted to design on-demand English lessons in order to increase students’ engagement. As a result, students’ class needs were largely met and their class satisfaction increased significantly. …

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  • 李舜臣と文禄・慶長の役の海戦に関する考察

    小川 隆章 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 83-88, 2022-03-31

    豊臣秀吉による2度の朝鮮出兵(文禄・慶長の役,壬辰倭乱)に際して,朝鮮半島南部の海域で朝鮮水軍を率いて数々の勝利を挙げた李舜臣は韓国及び日本において人気の高い武将である。しかし,彼が海戦の勝利によって「制海権を保持した」とか,「日本軍の補給路を断った」とまで記述されているのは大げさであるように思える。本稿では史料・文献を精査したところ,日本の陸上軍が首都・漢城へ,さらに逃げる朝鮮国王一行を追って…

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  • 日本の製造業における研究開発の「選択と集中」とその効果

    中西 敏之 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 49-58, 2022-03-31

    いわゆる「バブル経済」崩壊後,日本の製造業において,技術分野の「選択と集中」が行われたと言われている。研究開発の「選択と集中」が本当に行われたのか,また,行われたとしたら,この「選択と集中」が企業の利益率上昇につながったかどうかを産業別に分析した。分析には特許データと株式上場企業の企業財務データを用いた。その結果,バブル崩壊後,日本の製造業では,ほとんどの産業において,技術分野の「選択と集中」が…

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  • 大学生トレーナーの資格・進路に関する意識調査(コロナ禍以前と以降の比較)

    河野 儀久 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 133-139, 2022-03-31

    本学の学生トレーナーの資格・進路に関する意識とコロナ禍前後の意識の変化を調査することを目的として,本学学生トレーナー54名にアンケート調査を行った。その結果,本学で取得したい資格は,柔道整復師(92%),第1希望とする卒業後の進路は,接骨院・整骨院(38%),起業・開業の希望は,起業・開業は希望しない(29%),トレーナーとして重要と思われる資質は,コミュニケーション能力(58%),トレーナーと…

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  • 大学生における競技特性と骨量の関係

    十河 直太 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 155-159, 2022-03-31

    骨量を効果的に高めるメカニカルストレスは,骨にhigh impactかつhigh strain rateの負荷が適していることが報告されており,スポーツ種目ではバレーボールや重量挙げなどがそれにあたる。一方,ダンスや新体操など審美系種目の選手や陸上長距離選手,水泳選手の骨量は低いことが報告されている。本研究では体育会クラブに所属する学生の骨指標を検証し,種目特性と骨量の関係を検証した。その結果,…

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  • 教育心理コース学習会実践報告 ― 就業動機に与えた影響 ―

    赤松 久美子, 浅田 栄里子, 髙橋 直樹 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 107-112, 2022-03-31

    本学次世代教育学部教育経営学科教育心理コースは,心理学教育を通じて児童生徒に寄り添う教員を育成している。本稿は,教育心理コースの学習会での取り組みを報告し,その成果と課題について考察した。今年度は,小学校・中学校・高等学校,児童相談所などの現場で活躍中の講師を招き,諸機関と連携できる教師の育成に資することをめざした。対象者は,教職課程で心理学の領域についての学びを深めようとしている学生18名であ…

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  • セキュリティプライミングが自尊感情と親密な対人関係に関する期待に及ぼす影響

    中井(松尾) 和弥 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 147-149, 2022-03-31

    セキュリティプライミングとは,アタッチメントの安定性に関する作業モデルを活性化させる実験手続きである。本研究では,セキュリティプライミングが肯定的な自己および他者に関する心的表象に及ぼす影響を検討した。専門学校生36名が本研究に参加した。セキュリティプライミングの前後に肯定的な自己表象として自尊感情,他者表象として親密な対人関係に関する期待を使用し,それぞれの変化を検討した。分析の結果,セキュリ…

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  • わが国における管理会計研究の動向 ― 2000年~2010年 ―

    手嶋 竜二, 金川 一夫 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 20 65-74, 2022-03-31

    近年では,管理会計研究の領域が広がり,管理会計研究はどのようになっているだろうかといった研究方法論やアプローチを取り扱った議論が見られるようになっている。本研究の目的は,文献レビューを通じて2000年以降の管理会計研究の動向を明らかにすることである。本研究の成果は,管理会計研究の現状を明らかにしたことである。わが国においては,管理会計理論の構築のために,理論の検証を行う研究も必要になるであろう。…

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  • 私立大学からみた評価・IR担当者の能力形成

    藤原 将人 大学評価とIR 14 (0), 81-86, 2022-03-30

    本稿では本特集号におけるこれまでの議論などをふまえ、私立大学の視点により、「IR(評価)担当者の知識、技能の実態調査」結果および日本の評価・IR担当者の能力形成について整理したい。

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  • 政策の不確実性が競争戦略を決める:「野心的な」脱炭素政策の事例から

    中田 行彦 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202111 (0), 239-242, 2022-01-31

    <p>政策の不確実性が競争戦略に与える影響を、日本の「脱炭素」政策を事例として分析した。菅首相は、2050年までに「脱炭素」を実現し、2030年までに温室効果ガスを「46%削減」すると公表した。経済産業省は「エネルギー基本計画」で電源構成の素案を発表したが、不確実性を有し問題があった。この不確実性が発生する原因は、政治主導で科学的アプローチをとらなかったことであった。また、官僚が、「帳尻合わせ」…

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  • 航空産業におけるサービスアンバンドリングに関する戦略~アイスランド航空と全日空のケース

    宮崎 久美子, ジョンソン キャータン 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202111 (0), 285-288, 2022-01-31

    <p>本研究では、ANAとアイスランド航空という2つのエアラインネットワークキャリアにおいて、国際線におけるサービスのアンバンドリングがどのように行われているかを明らかにする。まず、サービス・イノベーションにおけるアンバンドリングに関連する文献をレビューし、第二に航空業界全体を分析し、アンバンドリングサービスに関する技術的な実現要因と阻害要因に影響を与える最近の傾向と要因を理解する。第三に、AN…

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  • Tapping the Growing “Niche Social Market” in the Philippines

    Jovito Jose P. Katigbak Ritsumeikan Journal of Asia Pacific Studies 40 (1), 46-61, 2022

    Eradicating poverty in the Philippines entails more than just policies and initiatives concentrated on urban areas as two thirds of the country’s poor reside in the rural areas. Specifically, the …

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  • Building Forward Better

    Izumi Ohno Ritsumeikan Journal of Asia Pacific Studies 40 (1), 1-21, 2022

    The COVID-19 pandemic has had tremendous effects not only on health but also on the economy and society as a whole. The pandemic has created an unprecedented situation in which the world is …

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  • ハイブリッド(ハイフレックス)型授業を通じた多文化間共修の実践

    筆内 美砂, カッティング 美紀, 秦 喜美恵, 筒井 久美子, 平井 達也 リメディアル教育研究 16 (0), 103-114, 2022

    ...<p>本稿は,立命館アジア太平洋大学(APU)で開講する初年次向け多文化間共修科目について,対面とオンラインを併用した同時双方向型ハイブリッド型授業(ハイフレックス型)の授業実践例を報告し,その教育実践の成果と課題を明らかにする。...

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  • 開発途上国へのCOVID-19ワクチン供給のための協調と競争:COVAXとワクチン外交の相互作用

    山形 辰史 国際経済 73 (0), 155-184, 2022

    <p>COVID-19ワクチンの開発途上国への供給を国際社会がデザインするに際し,2001年にHIV/エイズ等の対策として特許適用除外を合意したWTOドーハ宣言と,それを補完してワクチン開発の誘因を高めたAMCが,20年の時を経て応用され,適用された。また開発途上国へのワクチン供給は,国益に基づいた分権的な国別ワクチン供給(中国,ロシア,インド等)と集権的なCOVAXがそれぞれに役割を果たし,多…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 現代的なリズムのダンスにおける基本動作「ダウン」と「アップ」の学習方法に関する実践提案(教)

    川瀨 雅, 長谷川 晃一 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 112-, 2022

    <p>本研究の目的は、長谷川(2022)が実践の反省分析によって提示したダウンの指導方法の有効性や課題を検証することである。検証は、中学校及び高等学校教諭免許状(保健体育)の取得を試みる学生51名を対象にし、倫理審査の承認と参加者へのインフォームドコンセントを得て実施した。検証においては、現代的なリズムのダンスにおける授業を想定した「ダウン」と「アップ」の動作習得を3回の授業にわたって指導した。…

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  • 視線・瞳孔計測による鑑賞体験の影響分析の可能性について

    結城 孝雄, 畑山 未央, 村上 尚徳, 石賀 直之 美術教育学:美術科教育学会誌 43 (0), 219-231, 2022

    本論は,3 形態の鑑賞体験と鑑賞無しを設定し,その前後で同一作品を観ることで,鑑賞体験の影響を視線・瞳孔計測によるデータから分析した。前例がない為,最小限のユニットでの試行を提案し,サンプル数 4 ,サンプルサイズ( 4 - 5 )計17の計測データから分析を行った。その結果,①絵画作品を観た際に中庸の瞳孔反応を示す被験者を選別できること,②視線アンケートによる被験者の属性情報の取得が可能である…

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  • 初級日本語学習者に向けた「まち歩き」活動の試み

    増田 寛次, 高松 知恵美, 金武 雅美 APU言語研究論叢 7 (0), 91-, 2022

    本稿は初級日本語を学習する留学生を対象とした「まち歩き」活動が、留学生に与えた影響を調査・考察したものである。所属大学の初級日本語コースにはカリキュラムで定められた学外活動がない。そこで、教室外での日本語使用及び地域との繋がりの契機となり、主体的・能動的な学習活動を促進・支援するための活動として、「まち歩き」活動を企画・実施した。そして、本活動による留学生の意識変化を調査するために、参加学生に対…

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  • Distribution of COVID-19 Vaccines to 49 Sub-Saharan African Countries

    Naoko Takasu, Tatsufumi Yamagata Ritsumeikan Journal of Asia Pacific Studies 40 (1), 83-111, 2022

    Sub-Saharan Africa faces difficulties in securing COVID-19 vaccines. Which sub-Saharan African countries procure more vaccines than others? Do relatively rich and populous countries gain more …

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  • アンプティサッカーのゲーム中の方向転換に対する定性評価

    宮本 彩, 仙波 慎平 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 389-, 2022

    <p>【背景】アンプティサッカーの競技シーンでは、対戦相手選手とのボールやスペースをめぐる攻防においてターンやカッティング等の方向転換が観察できるが、未だ評価した研究はない。そこで、本研究の目的は、アンプティサッカーにおける試合映像を基にした定性評価を行い、ゲーム中の方向転換の実態把握を試みることであった。</p><p>【方法】ピッチ全体を斜め上方より撮影した映像を基に、分析者2名で評価を行った…

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  • Impact of Inflation Targeting on Inflation Volatility

    Muhammad Salimov Ritsumeikan Journal of Asia Pacific Studies 40 (1), 22-45, 2022

    In this study, we investigate the impact of the inflation targeting (IT) regime on inflation volatility by applying treatment effects to a panel of 186 countries for the 1980–2018 period. We apply …

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  • 男子大学フェンシング選手のアジリティー能力と下肢パワー発揮能力に及ぼすトレーニング効果:

    梶山 俊仁, 小林 勇気, 相馬 雅樹, 林 卓史, 禿 隆一, 新井 祐子, 井上 裕二, 大塚 道太, 古田 久, 黒川 隆志 スポーツパフォーマンス研究 14 (0), 137-144, 2022

    フェンシングのエペとサーブルを専門種目とする男子大学選手各9 名を対象とし,アジリティー能力と下肢パワー発揮能力改善ための体力トレーニングと実戦練習トレーニングを考案し,8 週間のトレーニング効果を検討した.トレーニング前値でみると,エドグレンサイドステップにおいてサーブル(32.4 回)はエペ(27.2 回)より有意に高く(P<.05).両足を揃えた連続5 …

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  • 走幅跳の踏切準備局面における速度低下を抑える為のアプローチ:

    品田 直宏 スポーツパフォーマンス研究 14 (0), 192-208, 2022

    本研究は,国内トップレベルの男子走幅跳選手が,走幅跳の助走における踏切4 歩前を「近い」と感じる位置に接地することが,踏切準備局面におけるオーバーストライドを抑制し,踏切に向けたリズムアップを引き出すことで踏切準備局面の課題である減速を抑えるアプローチ方法となり得る可能性があるとの仮説を基に,意図的に踏切4 歩前の接地距離を短くすることを試みた2010 年シーズンと,その前年となる2009 …

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  • チアリーディングのトウタッチジャンプにおける熟練者と未熟者の違い

    早田 剛, 坂本 康輔 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 260-, 2022

    <p>【背景】チアリーディングにおけるトウタッチジャンプに関する先行研究は見当たらず、明確な指導法はない。そこで熟練者と非熟練者の違いを検討することにより、コーチングに役立てることが可能となる。【目的】トウタッチジャンプにおける股関節外転角度の最大値への影響を上肢動作から検討することとした。【方法】被験者は K …

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  • 大久野島(広島県)のウサギ観光

    笛吹 理絵, ジョーンズ トマス 日本観光研究学会全国大会学術論文集 37 (0), 367-372, 2022

    近年、ウサギ、ネコ、ブタなど保全の対象にない比較的身近な動物が観光客の人気を集めている一方で、こうした動物の観光利用と管理のあり方についてはあまり議論がなされていない。本研究は、動物を鑑賞することを目的としたワイルドライフ・ツーリズムの発展の背景を踏まえ、大久野島(広島県)のウサギ観光を例に、その位置付けを図り、管理の方向性を提案することを目的とした。大久野島を訪問する観光客は、餌やりを通して、…

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  • 企業間の提携における組織間関係と経営戦略

    中田 行彦 AAOS Transactions 11 (1), 98-104, 2022

    <p>Alliances between companies are formed to acquire resources that the companies need but do not possess in order to survive and grow. About electric vehicles (EVs), Panasonic and Tesla Motors have …

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  • 保育士は「保育」という語をポジティブに用いているのか?

    中井(松尾) 和弥 保育学研究 60 (2), 7-17, 2022

    近年,Social Networking Service(SNS)に関する研究が目覚ましく発展している。しかし,保育に関するSNSの研究は皆無であった。そこで本研究では,保育士が投稿した「保育」という語を含んだtweetsの感情価について検討した。スクレイピングを行うことで,計3,287,646件のtweetsを収集した。収集したtweetsのうち,本研究の目的とは関係のないものは削除したため,…

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  • 複線径路等至性アプローチを活用した日本語学習者の省察活動の実践と効果

    稲田 栄一 複言語・多言語教育研究 10 (0), 108-123, 2022

    本稿は、日本語学習者を対象に実施した複線径路等至性アプローチ(TEA)を活用した省察活動の効果を明らかにしようとする試みである。活動の目的は、対象者が自身の日本語学習プロセスをモデル化しながら客観的に振り返り、評価できるようになることである。調査対象者は、筆者が勤める日本国内の大学で日本語中上級コースを修了した留学生3名である。本調査では、対象者各々の詳細と活動効果を明らかにしようと考えたため、…

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  • オンラインを用いた海外の大学との大学間協働学習の可能性 ― ONE IPUに向けた取り組み ―

    大平 真紀子, 片上 摩紀, 力丸 真耶 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 19 123-128, 2021-11-30

    ...環太平洋大学と国際大学IPUニュージーランドの日本語教育部門は,系列校でありながら物理的距離の遠さなどにより,これまであまり連携ができていなかった。しかし,オンライン環境が進む中,協働学習の可能性が広がった。今後両大学の日本語教育部門における協働学習として,ビジネスマナーやビジネス日本語の授業での協働学習,日本語のスピーチコンテストの合同開催などの可能性が示唆された。...

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  • 簿記教育における目標志向性と学修意識が学修行動に及ぼす影響

    手嶋 竜二, 金川 一夫 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 19 57-66, 2021-11-30

    ...そのために環太平洋大学経営学部の「簿記演習[A]」の履修者を対象にし,アンケート調査を実施した。パス解析の結果,日本人学生・留学生の群別のパスをみると,留学生ではマスタリー目標志向性をもつ学生で構成されていると考えることができた。これに対し,日本人学生は,マスタリー目標志向性で科目自体に興味・関心のある学生と残念ながら学修性無力感に陥ってしまった学生に大別することができる。...

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  • 税務訴訟と司法消極主義

    本村 大輔 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 19 67-76, 2021-11-30

    本稿は,我が国の税務訴訟における納税者の勝訴率の低さの要因分析を目的としている。まず,1つ目の要因と考えられる行政不服申立て前置主義を検討する。次に,税務訴訟と租税法律主義の関係を確認する。その上で,遡及立法合憲判決の論理構造を分析し,司法判断の消極性を明らかにするものである。検討の結果,最高裁が示す判断基準は,賦課権に対する司法的統制の可能性が広がる一方,納税者の予測可能性が働きにくくなる恐れ…

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  • 大学生を対象とした体力測定における評価基準の作成

    明石 啓太, 國友 亮佑, 田中 耕作 太平洋大学研究紀要 = BULLETIN OF INTERNATIONAL PACIFIC UNIVERSITY 19 135-139, 2021-11-30

    ...そのために環太平洋大学の授業内で実施した体力測定における各種測定の平均値およびTスコアを用い,5段階評価表を作成した。作成した5段階評価表を用いて男女ハンドボール選手の体力を評価した結果,先行研究と同様の体力測定であると判定でき,妥当性の高い評価基準であったと考えられる。...

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