検索結果を絞り込む
宮内 淳子 昭和文学研究 86 (0), 246-248, 2023
DOI
宮内 淳子 日本近代文学 105 (0), 142-145, 2021-11-15
宮内 淳子 昭和文学研究 78 (0), 12-26, 2019
DOI Web Site
宮内 淳子 日本近代文学 98 (0), 291-294, 2018-05-15
宮内 淳子 昭和文学研究 76 (0), 213-215, 2018
宮内 淳子 日本近代文学 94 (0), 152-166, 2016
<p>岸田國士は、悲劇だけに劇的なものを見るのではなく、現代では日常のなかに喜劇を発見する批評精神が求められるとする。だが、この日常の喜劇は書かれたものだけでは機能せず、観客を入れた劇場ではじめて発信されるという。具体例として岸田國士「ママ先生とその夫」を取り上げ、築地座での上演時の岸田の演出ぶりや、俳優たちが戯曲からどのように役を立ち上げていったかなどを、当時の劇評や主演者の回想などを資料とし…
中沢 弥 日本文学 64 (7), 76-77, 2015-07-10
木田 隆文 昭和文学研究 71 (0), 75-77, 2015
趙 夢雲 日本近代文学 92 (0), 272-272, 2015
宮内 淳子 日本近代文学 89 (0), 308-, 2013
松村 昌家 比較文学 52 (0), 172-173, 2010
宮内 淳子 昭和文学研究 60 (0), 1-14, 2010
神田 由美子 昭和文学研究 61 (0), 132-134, 2010
畠中 美菜子 比較文学 50 (0), 143-146, 2008
記事種別: 書評
金子 美都子 比較文学 47 (0), 174-175, 2005
<p></p>
宮内 淳子 昭和文学研究 46 (0), 75-78, 2003
宮内 淳子 日本文学 51 (11), 46-56, 2002
明治以降、紹介された西欧の近代絵画は、小説におけるリアリズムの定着に力を及ぼした。藤枝静男は私小説を志しながらも、こうした絵画がもたらした構図を離れ、晩年には民画やコラージュなどに触発されて、従来のリアリズムでは追求しきれなかった「私」を描こうとした。民画の俗に対する宗教画の聖として折口信夫『死者の書』も引きながら、聖、俗ともに、近代では忘れられがちだった種類の絵を通し<ありのまま>という虚構を…
宮内 淳子 昭和文学研究 41 (0), 1-12, 2000
資料形態 : テキストデータ プレーンテキスト
佐藤 泉 日本文学 48 (9), 86-87, 1999
宮内 淳子 昭和文学研究 36 (0), 124-127, 1998-02-25
宮内 淳子 日本文学 45 (3), 72-73, 1996
宮内 淳子 昭和文学研究 33 (0), 155-157, 1996
佐藤 秀明 日本文学 44 (5), 66-67, 1995
高良 留美子 昭和文学研究 30 (0), 127-129, 1995
宮内 淳子 日本文学 42 (2), 72-73, 1993
宮内 淳子 昭和文学研究 27 (0), 47-56, 1993
千葉 俊二 日本文学 40 (7), 52-53, 1991
宮内 淳子 日本文学 40 (11), 33-43, 1991
日中戦争開始後、岡本かの子の随筆や論説には時局を迎える論調が目立つようになった。短編『東海道五十三次』の諸設定には、時代の反映を感じさせるところもあるが、ここには逆に、何かに統合されることを嫌い自由に流れていくことへの憧憬が描かれ、かの子独自の主題が貫かれていた。「街道」の意味を考えながら、小説の中で保たれていたかの子の、「他人の脈」につながろうとする動きを探る。
宮内 淳子 昭和文学研究 23 (0), 64-73, 1991
宮内 淳子 日本文学 38 (9), 47-59, 1989
岡本かの子は女性の持つナルシシズムや母性神話によって作品を作りあげたとするかの子論が多いが、それだけで作品は書かれ得るか、という疑問から小論は出発している。かの子の創作への欲望の基にはナルシシズムより、むしろ果たされぬ憧憬がある。しかしその欠乏感を語ることに満足していれば結局ナルシシズムに陥る。かの子はそこから自らを「生命の充実」の場に解放する運動を小説に求めている。「河明り」は、語り手の語る出…
宮内 淳子 日本文学 36 (6), 26-36, 1987
「蓼喰ふ虫」が谷崎文学の転機をなす作品であることは定説となっている。小論ではその転機をなしたものとして、それまで谷崎がとらわれてきた「永遠女性」の消失を据えた。この至上価値が失われた時、谷崎は閉ざされた価値体系から開放され、改めて自ら「永遠女性」の語り手になる自覚を持った。そこに谷崎の古典回帰の時代が生じて来る。「蓼喰ふ虫」に描かれた三人の女性の「うそ」と「ほんたう」を比較しながら、この時期の谷…