松本 秀明, 佐々木 弘太, 伊藤 晶文, 吉田 航, 熊谷 真樹
日本地理学会発表要旨集
2013s
(0),
273-,
2013
1.はじめに 仙台平野は南北50㎞,東西10~15㎞前後の沖積低地で,北から七北田川,名取川,阿武隈川が流入している。平野の中部を流れる名取川は支流の広瀬川とともに,平野の陸側部分に半径約5㎞の合流扇状地を形成している。扇状地上には多くの「自然堤防-旧河道」地形が分布し,その一部は扇状地から低地側に長く張り出している。平野の北部を流れる七北田川は土砂の供給量が少なく後氷期海進により形成された内湾…
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