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検索結果 19 件

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  • 内視鏡的に整復し得た,先進部に病変を認めない胃重積の1例

    宮崎 慎一, 時松 葵, 甲斐 弦, 大廻 あゆみ, 森田 照美, 野田 裕之 日本消化器内視鏡学会雑誌 64 (2), 153-158, 2022

    <p>症例は97歳,女性.食思不振を主訴に当院へ救急搬送された.腹部腫瘤を触知したため腹部造影CTを撮影したところ,穹窿部が胃体部に陥入しており,胃重積と診断した.明らかな先進病変は認めず,内視鏡での整復に成功した.整復に伴い胃裂創を合併したが,保存的に軽快した.後日,再度胃重積をきたし,先進部は翻った穹窿部であることが推測された.先進病変を認めない胃重積の報告は稀であり,本症例はその機序を考え…

    DOI 医中誌

  • 膵頭十二指腸切除術後に発症し肝硬変に至った非アルコール性脂肪性肝炎の1例

    宮崎 慎一, 大廻 あゆみ, 森田 照美, 野田 裕之, 竹内 勤 学会誌JSPEN 3 (5), 313-319, 2021

    <p>要旨:患者は59歳時(2009年5月)に鳥取生協病院(以下,当院と略)にて十二指腸副乳頭カルチノイドに対する膵頭十二指腸切除術(pancreatoduodenectomy;以下,PDと略)を施行した.退院後は外科外来でフォローアップされていたが,肝機能障害が出現したため,64歳時(2014年3月)に当院内科に紹介,精査の結果非アルコール性脂肪性肝炎(nonalcoholic …

    DOI 医中誌

  • 猪胆(乾燥猪胆囊)からの感染が疑われた急性E型肝炎の1例

    宮崎 慎一, 野田 裕之, 森田 照美, 甲斐 弦, 大廻 あゆみ, 小林 富成, 長嶋 茂雄, 高橋 雅春, 水尾 仁志, 岡本 宏明 肝臓 57 (11), 606-613, 2016

    <p>鳥取県の山間部に居住する92歳の一人暮らしの男性が急性E型肝炎を発症した.患者には海外渡航歴や輸血歴はなく,発症前3カ月以内の豚レバーやホルモン,猪や鹿などの動物の肉や内臓の喫食歴,魚介類の生食の既往も無かった.しかし,7~8年前から猪胆(乾燥した猪の胆囊)を猟師より入手し,胆囊粉末を冷水に溶き,その胆汁液を生薬として飲用していたことが判明した.飲み残しの胆汁液はなかったが,保管されていた…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献23件

  • 当院における胃内視鏡検診偽陰性例の検討

    宮崎 慎一, 甲斐 弦, 大廻 あゆみ, 森田 照美, 野田 裕之 日本消化器がん検診学会雑誌 52 (2), 217-224, 2014

    逐年受診にて発見された胃癌を偽陰性例として, 逐年受診発見胃癌の臨床病理学的特徴, 偽陰性例の原因別検討, 内視鏡経験年数による検討, 病変部位による検討, 偽陰性率の検討を行った。逐年受診発見胃癌17例はすべて早期癌であり, うち9例(52.9%)が内視鏡的に根治可能であった。また, 11例(64.7%)が検査医の技量向上およびダブルチェックを行う医師の注意深い観察にて発見できる可能性があった…

    DOI Web Site 医中誌

  • 人間ドックを契機に発見された, 食道・胃・大腸の同時性3重複早期癌の1例

    宮崎 慎一, 野田 裕之, 福庭 暢彦, 阿南 隆洋, 森田 照美, 秋吉 正史 日本消化器がん検診学会雑誌 47 (4), 463-469, 2009

    人間ドックを契機に発見された食道・胃・大腸の同時性3重複早期癌を根治的に治療し得た症例を経験したので報告する。症例は64歳の男性。人間ドックで行った上部消化管造影検査にて異常を指摘され上部消化管内視鏡検査を施行したところ, 食道癌および胃癌が発見された。また術前検査として行った下部消化管内視鏡検査にて大腸癌が発見された。食道癌に対しては内視鏡的粘膜下層剥離術, 胃癌に対しては胃全摘術, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献30件

  • 手掌部に発生したガングリオンにより特異な麻痺形態を呈した症例

    林田 実, 池田 天史, 宮崎 慎一, 土田 徹, 川添 泰弘, 安中 正法, 束野 寛人, 中原 潤之輔 整形外科と災害外科 57 (1), 143-145, 2008

    【はじめに】手掌部に発生したガングリオンにより,尺骨神経,正中神経の運動枝に麻痺が生じた2例を経験したので報告する.【症例】症例1:第3,4CM関節から発生したガングリオンにより,尺骨神経深枝のみが圧迫されていた.顕微鏡視下に摘出行い,速やかに症状回復した.症例2:母指球部に発生したガングリオンにより,正中神経運動枝が圧迫されていた.手根管開放,ガングリオン摘出,母指対立再建行い,ADLは向上し…

    DOI 医中誌 参考文献9件

  • 両側乳糜胸水で発症し,病状の進行とともに胸水の性状が変化した胃癌の1例

    宮崎 慎一, 野田 裕之, 森田 照美, 上萬 恵, 岡田 睦博, 守山 泰生, 鈴木 一則, 竹内 勤 日本消化器病学会雑誌 104 (9), 1359-1364, 2007

    症例は64歳男性.前胸部痛および右下腿浮腫にて当院受診,精査目的に入院となった.両側胸水を認めたため,穿刺したところともに乳糜胸水であり,左胸水の細胞診で低分化型腺癌を認めた.精査にて4型胃癌が原発巣であると診断した.両側乳糜胸水を来す胃癌は極めてまれであり,また乳糜胸水から淡黄色の胸水への変化が認められ,乳糜胸水の成因を考える上で示唆に富む症例であると思われたため報告する.<br>

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献12件

  • 食道の動脈性出血に対して経カテーテル的動脈塞栓術(TAE)により止血しえた1例

    古山 準一, 大島 孝二郎, 森園 竜太郎, 本城 信吾, 市川 明宏, 岡澤 林太郎, 宮崎 慎一, 草間 敬司, 水尾 仁志, 内沢 政英, 腰山 達美, 河上 彩恵 日本消化器病学会雑誌 103 (11), 1245-1250, 2006

    症例は52歳女性.全身性エリテマトーデス(SLE)にて通院加療中.過去に食道の潰瘍性または動脈性出血に対して内視鏡的止血術を3コース施行している.今回,下部食道の動脈性出血に対して内視鏡的止血術を施行するも完全止血されず,左胃動脈および左気管支動脈食道枝に対して経カテーテル的動脈塞栓術(TAE)を施行し止血しえた.難治性食道出血に対するTAEの有用性を示した症例であり文献的考察を加えて報告した.…

    DOI 医中誌 参考文献16件

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