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  • 流動する多拠点生活における住宅・住居・ホーム(家)に関する研究

    海野 晴奈, 室﨑 千重, 近藤 民代, 齋藤 真奈夢 都市計画報告集 21 (4), 576-579, 2023-03-10

    ...流動する多拠点生活において、精神的な身の寄せ場としてのホームの機能に揺らぎがあること考えていたが、機能Ⅰ住宅と機能Ⅱ住居の固定が機能Ⅲホームの機能の固定につながっていることがわかった。また、多拠点生活者は所有できる荷物に限りがあるが、その中に精神的な拠り所を意味する物の所有はあまり見られなかった。</p>...

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  • アルコール依存症の「癒しの景観」―日本における自助グループの確立と寄せ場での再編―

    中島 芽理 人文地理 74 (2), 155-177, 2022

    ...それは,単身男性労働者に特化した地域として構築された寄せ場において,「問題」として前景化した。山谷では,断酒会や医療機関の無力が新たな主体を生じさせ,AA(Alcoholics Anonymous)という組織が展開した。釜ヶ崎では医師が軸となって断酒会や行政,民間福祉団体に対して働きかけが行われ,単身アルコール依存症者の回復が目指された。...

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  • 高崎山に生息するサルのストレス行動の要因

    岩永 航, 池田 太陽, 岩屋 円, 大津 華奈, 斎藤 智亜, 鈴木 麻希 霊長類研究 Supplement 38 (0), 88-, 2022

    ...調査は、令和4年5月~8月にかけて高崎山のサル寄せ場で、ニホンザルB群の個体に対し、追跡調査及び干渉調査を行った。調査1は、サルと調査員の距離を約30分の間、1mと5mで維持してサルを追跡し、観察した。その結果、1mで追跡した場合に頻繁にスクラッチが確認され、5mで追跡した場合はスクラッチがあまり確認されなかった。調査2は、観光客の行動を調査員が疑似的に真似たときのサルの行動を観察した。...

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  • 餌付けニホンザル群におけるブレンド餌の効果

    神田 大雅, 岸 航大, 柴﨑 壮平, 鈴木 隆太, 野田 遥希 霊長類研究 Supplement 37 (0), 56-56, 2021

    ...<p>高崎山自然動物園では,個体数増加に対する対策として撒き餌の量を徐々に減少させてきたが,サルの群れが山からサル寄せ場に下りて来ない日が多くなるなどの観光地としての課題に直面している。...

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  • 小川プロダクション『どっこい!人間節 寿・自由労働者の街』の上映活動をめぐって

    田中 晋平 映像学 104 (0), 158-178, 2020-07-25

    ...1960年代末から成田空港建設反対闘争の現場となった三里塚を記録してきた小川プロが、次に映画撮影に選んだ空間が東京の山谷、大阪の釜ヶ崎と並ぶ日本三大寄せ場と呼ばれた横浜・寿町だった。小川プロのスタッフは、寿町に住み込み、日雇労働者らのインタビューを行い、失業者たちが無事に冬を越すため、寝る場所や炊き出しを確保する「越冬」の様子などを記録した。</p><p>『どっこい!...

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  • 高崎山ニホンザル群におけるスキャンサンプリング法の有効性

    衛藤 聡太, 岩永 柊 霊長類研究 Supplement 35 (0), 72-72, 2019-07-01

    ...サルの行動調査では、フォーカルサンプリング法で個体ごとのデータを集めて対象の行動を分析するが、高崎山群は個体数が多く、サル寄せ場で観察できるサルは自由に動き回るため、個体識別や長時間の追跡が困難であった。そこで、高崎山群のように個体数が大きい群れの行動調査におけるスキャンサンプリング法の有効性を検討した。...

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  • マルクス主義とフェミニズムの接点

    原口 剛 日本地理学会発表要旨集 2019a (0), 99-, 2019

    ...<p><b>1.はじめに—寄せ場研究からの問い</b></p><p></p><p> 地理学における寄せ場研究の先駆である丹羽弘一は、1990年代初頭に、寄せ場のジェンダー問題という困難な問いに取り組んだ(丹羽 1992, 1993)。すなわち、釜ヶ崎で起きた性差別事件や糾弾を受け止め、研究者のアイデンティティと立場性を問うたのである。その自己批判と学界制度への批判は、いまなお際立った重要性をもつ。...

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  • ジェンダーの視点から何が見えるようになったか

    吉田 容子, 影山 穂波, 倉光 ミナ子 日本地理学会発表要旨集 2019a (0), 113-, 2019

    ...影山穂波氏「地理学におけるジェンダー視点の課題と展望」,久木元美琴氏「福祉サービスの地理学的研究におけるジェンダーの視点—保育・子育て支援の地理学の到達点と課題—」,湯澤規子氏「在来・近代産業を支える「労働」と「生活」の関係と論理—「生きること」を論じるジェンダー地理学—」,原口剛氏「マルクス主義とフェミニズムの接点—寄せ場・野宿の運動からの視角—」,須崎成二氏「空間/場所と性的少数者の視点」。...

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  • 水俣病、生政治、身体 : 石牟礼道子と緒方正人を手がかりに

    中島 弘二 空間・社会・地理思想 22 63-76, 2019

    ...「生政治」という問題 : 水俣病、沖縄の米軍基地、福島の原発事故、日雇い労働の「寄せ場」、ハンセン病療養所等々。これらは「誰かの生を豊かなものとするために、誰かの生を犠牲にする」という主権国家の負の側面を端的に示すものである。このような生のコントロールを通じて成立する主権権力のあり方を批判的に捉え直すのが……...

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  • 高崎山ニホンザルの利き手に関する研究

    甲斐 達也, 山口 勝人 霊長類研究 Supplement 34 (0), 78-78, 2018-07-01

    ...高崎山に生息するB群とC群を対象に,高崎山自然動物園のサル寄せ場において,コムギやサツマイモなどの撒き餌を拾う採餌行動,グルーミング行動,石遊び行動を調査し,利き手の傾向を示す側性係数を用いて,各行動における利き手の有無を分析するとともに,それぞれの行動が行われた状況を詳細に調査することで,約300頭の前肢の使い方を分析した。...

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  • 現代の不安定居住者層集中地域の特性

    高橋 裕 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000179-, 2018

    Ⅰ はじめに<br> 2000年代以降,ネットカフェやビデオ・DVD試写室,サウナ,ファストフード店を代表とする24時間営業店舗などでの,ホームレス状態にある人の寝泊まりや住み込みがみられる.何かしらの要因によって貧困状態にあるなどの,このようなホームレス状態にある人の近年の特徴として,「見えにくさ」が挙げられる.彼らの姿や実態,そして彼らが多くみられる地域との関係性はよく分かっていない.そこで…

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  • 高崎山ニホンザルの四肢および体部に観察された白化現象について

    石田 理紗, 清水 慶子 霊長類研究 Supplement 30 (0), 63-64, 2014

    ...<br>本調査は,大分県大分市の高崎山自然動物園において,2014年2月24日(月)から2014年3月10日(月)までの14日間行った.8時30分から12時まではC群,13時から16時まではB群の観察を行った.エサ寄せ場及びその周辺を巡回して観察し,白化個体数の把握と,白化の出現部位の観察および記録を行った.また,一部の白化個体においては,その親や子にも白化がみられるのかを観察し,白化が遺伝するのかどうかも...

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  • 高崎山のサルの寄せ場依存度

    杉山 幸丸 霊長類研究 Supplement 27 (0), 27-27, 2011

    ... 餌付けされた高崎山のニホンザルが寄せ場で投与される餌にどれほど依存しているか。Soumah & Yokota (Folia Primatol, 1991) および横田直人(「霊長類生態学」2002)の資料を基に分析した。原調査は1987、1988年に実施したものであり、この頃、餌投与量は300Kcal/頭/日以下に減量していた。...

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  • 地名の再命名

    原口 剛 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 29-29, 2011

    ...釜ヶ崎は簡易宿所街であると同時に日雇労働市場・寄せ場であり、東京の山谷、横浜の寿町、名古屋の笹島と並ぶ「四大寄せ場」として知られてきた。また、釜ヶ崎の簡易宿所に居住する日雇労働者は、港湾運送業や建設業といった国内の基幹産業に従事してきた。...

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  • 都市日雇労働運動の動態に関する地理学的研究

    原口 剛 日本地理学会発表要旨集 2009f (0), 81-81, 2009

    ...具体的には、1970年代の釜ヶ崎や山谷といった個別の場所における労働運動が「寄せ場」という対抗的スケールを生産するまでの過程を、聞き取り調査によって得られたデータをもとに分析する。...

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  • 東京都山谷地域における宿泊施設の機能変化

    鈴木 富之 日本地理学会発表要旨集 2008f (0), 66-66, 2008

    ...I.はじめに  本研究の目的は、日本有数の簡易宿所集積地である東京都山谷地域において、「寄せ場」機能や宿泊施設の経営の変化、宿泊者の特性に着目し、宿泊施設の機能変化を明らかにする。 II.調査結果  江戸時代から木賃宿街として発展した山谷は、戦後日雇い労働者の職を斡旋する寄せ場としての機能を有してきた。「ドヤ」と呼ばれる簡易宿所が立ち並ぶようになった。...

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  • 銀川市旧市街地における宿泊施設の機能と分布特性

    松村 嘉久 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 72-72, 2008

    ...そのなかで,例えば,地方の中心都市で,寄せ場と宿泊施設がセットで形成されているという知見が得られたことなどは貴重であろう。<BR>  中国でも近年,「宿泊」という概念では捉えきれない夜を過ごす様々な都市空間が急速に増殖しつつある。今後はこれらも視野に入れて分析することが課題となろう。<BR>...

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  • 釜ヶ崎の高齢者介護は誰が担うか?

    稲田 七海 日本地理学会発表要旨集 2003f (0), 129-129, 2003

    ...このような支援をとおした高齢者の流入は,寄せ場としての釜ヶ崎に付与されていた空間的機能の変貌を加速させる要因ともなっている。とはいえ,寄せ場としての釜ヶ崎に高齢者が存在しなかったわけではない。高齢者であれ,仕事さえできれば生産する存在として期待はされる。...

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  • 現代大都市のホームレス問題とインナーシティにおけるまちづくり

    水内 俊雄, 橋爪 紳也, 福原 宏幸, 小玉 徹, 野口 道彦, 中山 徹 住宅総合研究財団研究年報 29 (0), 369-380, 2003

    大阪市西成区は,あいりん地域,釜ヶ崎と呼ばれる日雇労働者街,日本最大の同和地区,在日コリアンや沖縄県出身者の集住,高齢単身者,障害者,野宿生活者の多住,そして零細商工業混在の木造住宅密集地区という,都市問題,社会問題の極めて厳しい側面を複雑に有したインナーシティである。本研究の目的はこうしたインナーシティでの新たなまちづくりの特徴を以下の3つの素材から考察することにある。①現代に転回するまちづく…

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  • 労働市場としての釜ヶ崎の現状とその「変容」

    島, 和博 人文研究 53 (3), 23-49, 2001-12

    ...都市における野宿者の最大の「給源」としての寄せ場が焦点化され, さらにはこうした寄せ場の日雇労働者の「野宿者化」を引き起こした直接的な原因が, 寄せ場における求人の大幅かつ急激な減少(とその結果としての日雇労働者の大量失業)であるという事実が明らかになるにつれて, 「寄せ場の労働市場機能の縮小」や, さらには「寄せ場そのものの衰退」さえもが議論され始めているのである。……...

    機関リポジトリ Web Site 被引用文献1件

  • 寄せ場」から見た野宿生活者問題

    島, 和博 人文研究 50 (9), 577-613, 1998-12

    1 はじめに : まず最初に, 今年(1998年)の8月に大阪市立大学が実施した調査から得られた一つのデータを提示する。このデータは(表1)に掲げたように1998年8月時点での, 大阪市内全域における野宿生活者の「概数(人数)」と「概況(居住状況)」を「行政区別」に示したものである。……

    機関リポジトリ Web Site 被引用文献1件

  • 寄せ場」釜ケ崎と「野宿者」

    丹羽 弘一 人文地理 44 (5), 545-564, 1992

    This article seeks to explain the circumstances of homeless people in Osaka City and their temporal change using the concept of the social space in an urban area. The special concern here is …

    DOI Web Site 被引用文献3件

  • 「野宿者」襲撃と「寄せ場」差別

    中根 光敏 ソシオロジ 33 (2), 21-38,189, 1988

    A series of attacks on Homeless people in Yokohama (1983) was a phenomina which enlightened many people about the social problems of attacks on the Homeless. Not only in Yokohama, but also in Tokyo …

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  • 寄せ場」労働者をめぐる差別の構造

    青木 秀男 社会学評論 33 (4), 2-19, 1983

    The “Yoseba” -laborers are a discriminated group, that is a minority group in Japan. Such a perspective on “Yoseba” -laborer has never been adopted in the preceding studies. In this paper I discuss …

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