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小山 豊 ファルマシア 59 (6), 567-567, 2023
明治薬科大学の道永昌太郎博士が「アストロサイトの機能分子を標的とした脳損傷に対する創薬研究」の業績により2023年度日本薬学会奨励賞を受賞した。本稿では道永氏の研究について紹介すると共に、その意義について解説する。
DOI
道永 昌太郎, 水口 博之, 小川 泰弘, 菱沼 滋, 小山 豊 日本薬理学会年会要旨集 96 (0), 2-B-P-093-, 2022
<p>Traumatic brain injury (TBI) is a fetal damage to the brain resulted from an external force to head by accidents and falls. One of the TBI-induced severe pathogenesis is an inflammatory damage. …
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泉 安彦, 上籠 桃子, 小林 史佳, 八巻 耕也, 久米 利明, 小山 豊 日本薬理学会年会要旨集 94 (0), 2-P1-LB47-, 2021
<p>The Keap1-Nrf2-ARE pathway regulates the expression of phase II detoxifying enzymes and antioxidant enzymes. Nrf2 activators have been reported to have anti-inflammatory effects, although the …
道永 昌太郎, 龍 亮太朗, 山本 隼人, 水口 博之, 小山 豊 日本薬理学会年会要旨集 93 (0), 1-P-038-, 2020
<p>Vasogenic edema is a severe condition resulted from disruption of blood-brain barrier (BBB) after traumatic brain injury (TBI). Endothelin (ET) is an aggravating factor for the BBB disruption. In …
小山 豊, 住江 諭, 中野 泰崇, 長尾 知哉, 徳丸 詩歩, 道永 昌太郎 日本薬理学会年会要旨集 92 (0), 2-O-01-, 2019
<p>Activation of Stat3, a member of the Stat family of transcription factors, plays a pivotal role in induction of reactive astrocytes and glial scar formation. Endothelin-1 (ET-1) increases in …
道永 昌太郎, 中谷 隆聖, 福留 千裕, 湊 由紀子, 井上 杏奈, 岩根 綾, 田邉 彩美, 辻内 優, 三宅 大助, 山本 隼人, 龍 亮太朗, 水口 博之, 小山 豊 日本薬理学会年会要旨集 92 (0), 2-YIA-20-, 2019
<p>Brain edema is a critical condition resulted from blood-brain barrier (BBB) disruption after traumatic brain injury (TBI). Several astrocyte-derived factors are involved in BBB function. We …
亀井 優一, 泉 安彦, 丹羽 健太, 小山 豊, 金子 周司, 久米 利明 日本薬理学会年会要旨集 92 (0), 3-P-013-, 2019
<p>Inflammatory microglial activation is implicated in progressive dopaminergic neuronal loss of Parkinson's disease. Although α7 nicotinic acetylcholine receptors (nAChRs) have been reported to be …
八巻 耕也, 小山 豊 日本薬理学会年会要旨集 92 (0), 3-P-100-, 2019
<p>We previously clarified that serum IgA suppresses primary antibody response, in contrast to IgG, IgE and IgM which enhance the response. In this study, we investigated the competitive potential …
泉 安彦, 木下 慎一, 福澤 萌香, 西さこ 和馬, 一村 涼夏, 八巻 耕也, 久米 利明, 小山 豊 日本薬理学会年会要旨集 92 (0), 3-P-122-, 2019
<p>We have previously found that integrin α5β1 on dopaminergic neurons plays an important role in the neurite outgrowth on striatal neurons. This finding indicates that integrin α5 …
玉城 拓也, 小山 豊太, 川妻 由和, 徳田 安春 総合診療 28 (2), 253-258, 2018-02-15
中本 賀寿夫, 西中 崇, 里 尚也, 万倉 三正, 小山 豊, 徳山 尚吾 薬学雑誌 134 (3), 397-403, 2014-03-01
Fatty acids, one class of essential nutrients for humans, are an important source of energy and an essential component of cell membranes. They also function as signal transduction molecules in a …
DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献30件
小山 豊, 道永 昌太郎 日本薬理学雑誌 144 (3), 115-119, 2014
くも膜下出血や脳血栓などの脳卒中の急性期には,脳浮腫が生じる.脳浮腫は致死的な病態であるが,効果的な薬物治療は開発されていない.脳浮腫の発生にはアストログリアの産生する血管透過性亢進因子が関わる.そのため,脳損傷時のアストログリアの機能をコントロールし浮腫の発生を抑制しようとする創薬ストラテジーが提唱されている.我々はこのストラテジーの有効性を,アストログリアに高く発現しているエンドセリン(ET…
DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献13件
小山 豊, 森田 弘彦, 千葉 和夫 雑草研究 59 (1), 15-24, 2014
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献7件
西中 崇, 松本 健吾, 中本 賀寿夫, 安保 明博, 万倉 三正, 小山 豊, 徳山 尚吾 薬学雑誌 133 (5), 493-499, 2013-05-01
Docosahexaenoic acid (DHA), a predominant of <i>n</i>-3 polyunsaturated fatty acids (<i>n</i>-3 PUFA), has numerous beneficial physiological effects, including neuroprotection and cardiovascular …
DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献34件
林 英次郎, 小山 豊 内科 111 (1), 85-91, 2013-01-01
長島, 正, 林, 玲子, 西川, 康之, 斎藤, 幸一, 和田, 潔志, 小山, 豊, 渡部, 富男 千葉県農林総合研究センター研究報告 = Annual research bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (4) 79-92, 2012-03
耐倒伏性,耐冷性及びいもち病抵抗性が強く,穂発芽しにくいなど栽培特性に優れ,大粒で玄米の外観品質,食味のよい糯品種を育成するため,1994年に「ココノエモチ」を交配母本に「白山もち」を交配父本として交雑を行った。この組合せの後代から「ふさのもち」を育成した。2010年に品種登録された「ふさのもち」の特性は以下のとおりである。1. …
日本農学文献記事索引 Web Site
小山 豊彦, 中井 善一, 上野 晃平 関西支部講演会講演論文集 2012.87 (0), _8-19_-, 2012
吉野, 裕一, 太田, 和也, 小山, 豊, 在原, 克之 千葉県農林総合研究センター研究報告 = Annual research bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (2) 55-63, 2010-03
千葉県の水稲早期栽培において,幼穂形成期の予測精度を改善するため,従来の積算温度法に代わるより高精度なDVI予測法を策定し,その実用性を確認した。1.千葉市緑区刈田子町水田作研究室で収集した気温,生育ステージデータから,対話型ノンパラメトリックDVRプログラムを用いて,「ふさおとめ」,「ひとめぼれ」,「コシヒカリ」の「モデル」を算出し,「DVI予測法」を策定した。2.水田作研究室における「DVI…
太田 和也, 小山 豊, 在原 克之 日本作物学会紀事 79 (2), 213-220, 2010
温暖地にあって水稲の早期栽培が行われている千葉県において,熟期及び草型の異なる「ひとめぼれ」及び「コシヒカリ」を,栽植密度,窒素施用量及び穂肥施用時期を変えることによって幅広い条件で栽培し,玄米品質(千粒重,乳白粒等の未熟粒割合,及び玄米中粗タンパク質含有率)の品種間差とその低下要因を,特に籾数と登熟歩合の変動に着目して検討した.2000年及び2001年に試験を行ったが,両品種ともに出穂期は7月…
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献10件
加藤 丈佳, 小山 豊, 鈴置 保雄 電気学会論文誌. A 129 (4), 299-306, 2009
This paper discusses the usability of life-cycle management (LCM) of CV cables based on degradation diagnosis, focusing on the application in small-scale facility. Because the failure in small-scale …
DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献5件
大内 昭彦, 小山 豊, 在原 克之 日本作物学会関東支部会報 23 (0), 36-37, 2008
宇賀神 七夕子, 小山 豊, 在原 克之 日本作物学会関東支部会報 23 (0), 18-19, 2008
吉野 裕一, 太田 和也, 小山 豊, 在原 克之 日本作物学会関東支部会報 23 (0), 20-21, 2008
吉野, 裕一, 太田, 和也, 在原, 克之, 小山, 豊 千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center (6) 95-102, 2007-03
水稲の高品質と良食味を両立する生育制御技術を確立するため、穂肥施用の時期及び量が籾数や未熟粒割合、玄米中粗タンパク質含有率に及ぼす影響を解析し、さらには「コシヒカリ」、「ふさおとめ」における適正な穂肥施用方法について明らかにした。1.「コシヒカリ」は、早い穂肥施用によって未熟粒割合の高い二次枝梗籾が増加し、外観品質が低下する。「コシヒカリ」の高品質・良食味生産のためには、穂肥は出穂前18日から1…
在原, 克之, 小柴, 伸夫, 奥山, 泰河, 小山, 豊 千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center (6) 103-110, 2007-03
水田転換畑における大豆収量の向上と安定化を図るため、地下水位が大豆の生育や収量に及ぼす影響と、現地圃場におけるドレンレイヤー工法浅層暗渠の排水効果が大豆の生育と収量に及ぼす影響を検討した。1.開花期以降の地下水位の上昇は、開花期までの地下水位の上昇よりも影響が大きく、莢数を減少させ子実重を低下させた。2.グライ層出現深と子実重との間には、高い正の相関が認められた。「タマホマレ」では、粒厚7.3m…
篠田, 正彦, 小山, 豊 千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center (6) 85-94, 2007-03
2006年から始まる一般栽培に向けて、「ちば28号」の栽培特性を解析し、高品質で良食味な米を安定生産するための生育制御技術を以下のとおり明らかにし、栽培マニュアルの基本技術とした。1.「ちば28号」の特性から判断した目標収量は、登熟歩合85%以上、千粒重22.5g以上、玄米タンパク質含有率8.0%以下及び倒伏の回避から判断すると600?650kg/10aであり、これに対応した目標籾数は31,00…
大内 昭彦, 篠田 正彦, 小山 豊, 在原 克之 日本作物学会関東支部会報 22 (0), 50-51, 2007
全面全層乾田散播において安定した苗立ち数の確保を図るには,播種後の耕深を5cmとすることと播種後の鎮圧が有効であった.
小花 令奈, 小山 豊, 上村 美香子, 田村 美佐子, 丸山 泰幸 超音波検査技術抄録集 32 (0), 259-259, 2007
DOI 医中誌
宇賀神 七夕子, 小山 豊, 在原 克之 日本作物学会関東支部会報 22 (0), 48-49, 2007
低地水田においても,出穂期追肥を行うことにより,小麦の粗タンパク質含有率及び容積重が増加した.しかし,地下水位の高い圃場では,収量と品質を確保するには,地下水位を下げたうえで出穂期追肥を施用する必要があった.
西川, 康之, 林, 玲子, 和田, 潔志, 長島, 正, 齋藤, 幸一, 小山, 豊, 渡部, 富男 千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center (5) 75-85, 2006-03
「ちば28号」は、旧千葉県農業試験場・北総営農技術指導所・水田作営農研究室(現千葉県農業総合研究センター・育種研究所・水稲育種研究室)において、「中部64号」に「千葉6号(ふさおとめ)」を人工交配して育成された、中生、耐冷、いもち病抵抗性、良質・良食味水稲粳品種で、2005年に本県で奨励品種に採用された。「ちば28号」の特性は以下のとおりである。1. …
近藤 始彦, 森田 敏, 長田 健二, 小山 豊, 上野 直也, 細井 淳, 石田 義樹, 山川 智大, 中山 幸則, 吉岡 ゆう, 大橋 善之, 岩井 正志, 大平 陽一, 中津 紗弥香, 勝場 善之助, 羽嶋 正恭, 森 芳史, 木村 浩, 坂田 雅正 日本作物学会講演会要旨集 222 (0), 14-14, 2006
DOI 被引用文献1件
長田 健二, 森田 敏, 小山 豊, 上野 直也, 細井 淳, 石田 義樹, 山川 智大, 中山 幸則, 吉岡 ゆう, 大橋 善之, 岩井 正志, 大平 陽一, 中津 紗弥香, 勝場 善之助, 羽嶋 正恭, 森 芳史, 木村 浩, 坂田 雅正, 近藤 始彦 日本作物学会講演会要旨集 222 (0), 16-16, 2006
在原 克之, 小山 豊 日本作物学会関東支部会報 21 (0), 30-31, 2006
2月下旬から3月上旬播種に乾田直播すると,播種期から出芽期までが長くなり,降雨や土壌硬度の影響によって種子の腐敗が発生して出芽率は低下したが,50〜60%の出芽率は得られるため,実用可能と考えられた.
吉野 裕一, 太田 和也, 在原 克之, 小山 豊 日本作物学会講演会要旨集 222 (0), 102-102, 2006
大内 昭彦, 篠田 正彦, 在原 克之, 小山 豊 日本作物学会関東支部会報 21 (0), 18-19, 2006
専用の播種機を必要としない全面全層乾田散播により600kg/10a程度の収量が得られた.また,その時のm^2当たり籾数,穂数,幼穂形成期の茎数が明らかになった.今後安定した苗立ち率を得られる播種方法及び覆土方法について検討する.
西川, 康之, 小山, 豊, 渡部, 富男 千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center (4) 97-105, 2005-03
1. ツマグロヨコバイ及びいもち病抵抗性の早生~中生系統「佐系ツマ23D」、「佐系ツマ28」、「佐系ツマ33」及び「佐系ツマ39」を育成した。2. 育成系統の収量性は「初星」並だったが、穂発芽性は「中~易」で、いずれの系統とも玄米千粒重が大きく、心白及び乳白米が多発して玄米品質が低下するなどの共通する特性がみられた。3. …
太田, 和也, 星野, 徹也, 西川, 康之, 在原, 克之, 小山, 豊 千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center (4) 77-86, 2005-03
酒造好適米品種「総の舞」において、酒造原料として品質の高い玄米を安定して生産することを目的として、酒造適性に及ぼす水稲の生育要因を検討した。1. 酒造適性に大きく関係するとされている玄米千粒重、心白発現率、砕米率、吸水性(20分)、蒸米吸水率、消化性及び粗タンパク含有率は、年次や圃場により変動した。このうち、玄米千粒重、心白発現率及び粗タンパク含有率が水稲の生育に大きく影響されることが推測された…
日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件
在原 克之, 小山 豊 日本作物学会関東支部会報 20 (0), 76-77, 2005
篠田, 正彦, 櫻井, 富久, 大谷, 徹, 小山, 豊, 渡部, 富男 千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center (3) 141-149, 2004-03
温暖地早期栽培という特徴ある栽培条件及び雑草発生状況下で、紙マルチ移植栽培法の適用性を検討し、以下の点を明らかにした。1.紙マルチ移植栽培では、移植後60日の一年生雑草の発生量を除草剤処理並みに抑えることができた。しかし、多年生雑草に対しては紙マルチの種類により防除効果は異なり、黒色紙マルチを使用するとほぼ慣行の除草剤処理並みの防除効果が得られた。2.紙マルチは移植後45~50日で崩壊・消失した…
石尾, 直樹, 奥野, 友信, 小山, 豊, 香山, 大輔, 塩月, 雄士, 松尾, 晴海, 森井, 健, 清水, 陽一 千葉医学雑誌 = Chiba medical journal 80 (1), 41-41, 2004-02-01
type:text
機関リポジトリ 医中誌
在原 克之, 小山 豊 日本作物学会関東支部会報 19 (0), 28-29, 2004
温暖地の低地水田で「フクユタカ」を栽培する場合、播種期が早いほど、栽植密度が高いほど倒伏程度は大きくなることから、無中耕無培土栽培で目標収量を得るには、播種期を7月上旬とし、栽植密度を20〜25本/m^2とすることが好適と考えられた。
太田 和也, 星野 徹也, 小山 豊 日本作物学会関東支部会報 19 (0), 50-51, 2004
酒造好適米品種「総の舞」において砕米や浸漬時の割れを少なくするためには、収穫は帯緑色籾歩合15%の時に行うこと、及び急激な乾燥や過乾燥を避けることが重要である。
石尾, 直樹, 松尾, 晴海, 奥野, 友信, 香山, 大輔, 塩月, 雄士, 小山, 豊, 森井, 健, 清水, 陽一, 権, 重好, 早苗, 努, 村井, 則之, 吉田, 成彦, 金城, 澄江, 田中, 真理子 東京医科大学雑誌 61 (6), 581-, 2003-12-15
松尾, 晴海, 塩月, 雄士, 小山, 豊, 香山, 大輔, 清水, 陽一, 吉田, 浩紹, 吉田, 成彦 東京医科大学雑誌 61 (5), 484-, 2003-09-30
奥野, 友信, 香山, 大輔, 松尾, 晴海, 塩月, 雄二, 小山, 豊, 森井, 健, 清水, 陽一 千葉医学雑誌 = Chiba medical journal 79 (3), 111-111, 2003-06-01
小山, 豊 千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center (2) 43-51, 2003-03
底質客土水田において発生する除草剤の効果の低下要因を、主要な7種類の除草剤の粒の崩壊性とタイヌビエ (eary watergrass, Echinochloa oryzicola Viαsing.) に対する除草効果を調査することにより明らかにした。1.除草剤の粒の崩壊性とタイヌビエに対する除草効果の低下は土壌により異なり、干潟土壌で大きく、神崎土壌で小さかった。干潟土壌は交換性塩基が多く、田面…
在原, 克之, 岩渕, 善彦, 小山, 豊 千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center (2) 35-41, 2003-03
乾田直播栽培で発生する出芽や苗立ちの不良について、田面の凹凸との関係から発生機構を明らかにした。1.乾田直播栽培における出芽不良は、平均田面に対して標高の低い地点で発生した。2.出芽に対する湛水の影響は、播種直後よりも出芽始期で大きく、出芽始期に2日間以上湛水すると出芽が著しく抑制された。3.地表面に形成された士膜の硬度は含水比の低下に伴って上昇し、土壌含水比25%で硬度はl.5MPaとなり、1…
太田, 和也, 渡部, 富男, 小山, 豊 千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center (2) 53-60, 2003-03
酸素供給資材粉衣籾の加温処理による出芽促進効果を利用して、湛水条播栽培の播種早限の前進を試みた。1.出芽が開始する最低温度は加温処理の有無により差は無いが、加温処理を行なった場合には、出芽適温となった時点から出芽が開始するまでの期間が短くなり、出芽の揃いが早まることを明らかにした。2.出芽は日平均気温が15℃以上になる時点で始まり、その約1週間前から播種が可能であることを示した。この場合、千葉県…
森井 健, 奥野 友信, 香山 大輔, 塩月 雄士, 松尾 晴海, 小山 豊, 清水 陽一 呼吸と循環 51 (3), 301-306, 2003-03-01
DOI Web Site 医中誌
星野, 徹也, 飯嶋, 直人, 中田, 裕之, 三宅, 幸一, 小山, 豊, 和田, 潔志, 西川, 康之, 林, 玲子, 齋藤, 幸一, 太田, 和也 千葉県産業支援技術研究所研究報告 = Reports of Chiba Industrial Technology Research Institute (1) 14-24, 2003
平成10年度より農業試験場(現 農業総合研究センター)との共同研究で酒造好適米新品種「総の舞」を開発した。前報1)で「総の舞」の醸造適性について報告し,醸造面での品種特性を明らかにした。しかし,作物の栽培は,毎年の気象条件やその土地の土質,施肥条件等によって品質が大きく左右され,品種の特性が反映された原料米を得ることが出来ないケースがある。そのため,「総の舞」を県内各地域で栽培し,その原料米を使…
日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件
在原 克之, 小柴 伸夫, 奥山 泰河, 小山 豊 日本作物学会関東支部会報 18 (0), 42-43, 2003
湿田率の高い千葉県では, 水田における大豆や小麦の低コスト生産を図るため, 区画面積の拡大と合わせて, 暗渠施工による地下水位の低下対策が進められている. 従来型暗渠は, 間隔が10m, 埋設深が70〜90cmで施工されており, 暗渠と暗渠の中間部において湿害とみられる生育不良が発生したり, 耕盤層がち密化する傾向が認められている. そこで, 従来型暗渠に比べて作業工程数が少なく, …
太田 和也, 小山 豊 日本作物学会関東支部会報 18 (0), 56-57, 2003
2002年, 千葉県における水稲品種「コシヒカリの一等米比率は約58%であり, 90%前後で推移している近年の中では著しく低かった. 県内の米検査における二等, 三等の格付理由から, 乳白等の未熟粒(以下, 未熟粒)の発生が一等米比率低下の要因であった. 未熟粒の発生については, 最近では特に, 出穂後の高温の影響が大きいとされ, …
小山 豊晴, 水谷 五郎 日本物理学会講演概要集 58.1.4 (0), 733-, 2003
在原, 克之, 小山, 豊 千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center (1) 55-62, 2002-03
温暖地における水稲の表層代かき同時移植で、冬雑草の発生による水稲の移植精度、生育量ならびに収量の低下について、問題の発生機構を明らかにするとともに、耕耘の時期、方法ならびに茎葉処理除草剤による防除法を明らかにした。1.水稲の表層代かき同時移植における移植精度の低下は、苗の埋没と倒伏、浮苗によるものであった。苗の埋没は表層代かきによる液状化した泥土によって発生した。一方、倒伏と浮苗の発生率は、移植…
和田, 潔志, 小山, 豊, 西川, 康之, 林, 玲子, 渡部, 富男, 長島, 正, 星野, 徹也, 中田, 裕之, 飯嶋, 直人, 加藤, 茂宏 千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center (1) 79-90, 2002-03
1.「総の舞」は1993年に千葉県農業試験場、北総営農技術指導所、水田作営農研究室において「白妙錦」を母親とし、「中部72号」を父親として交配した後代から育成された酒造好適米用品種である。F1世代を温室で養成し、F2世代はほ場でF3世代は温室で無選抜集団として養成し、F4世代で個体選抜を行い、その後系統育種法で養成された。2000年12月に「総の舞」と命名され、種苗法に基づく、品種登録申請を行っ…
在原 克之, 小山 豊 千葉県農業総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture Research Center (1) 55-62, 2002-03
日本農学文献記事索引
小山 豊 日本薬理学雑誌 119 (3), 135-143, 2002
アストログリアは脳病態時に活性化アストログリアへの細胞形質の転換をおこす.活性化したアストログリアは,細胞体の肥大,特異的遺伝子群の発現,増殖性の獲得を起こし,これらの機能変化は,傷害された神経系の再生過程に重要な作用を持つ.この活性化アストログリアは,新たな脳機能改善薬の標的としての可能性を秘めたものであるが,活性化に伴う機能変化に関わる分子機構については明らかでない.血管収縮ペプチドであるエ…
DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献2件 参考文献73件
太田 和也, 渡部 富男, 小山 豊 日本作物学会関東支部会報 17 (0), 18-19, 2002
酸素供給資材粉衣籾の加温処理技術を導入することにより, 千葉県中央部の湛水土壌中直播栽培の播種早限が4月第6半旬から4月15日頃に前進し, 生育ステージは慣行の播種時期と比較して10日前後早くなる効果が得られた(太田ら2000). また, 播種時期の前進により, 生育特性の改善もみられたので報告する.
小山, 豊, 深山, 政治 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (41) 1-9, 2000-03
水稲の乾田直播栽培における生育の制御法の一つとして,入水時の水管理法について,とくに入水時期,入水時の水深が水稲の初期生育に及ぼす影響をポット試験,枠圃場試験及び圃場試験により明らかにした。1. 水深が適当で出芽揃い期以降であれば,入水時期は早いほうが葉数の増加が早く総出葉数が少なくなり,出穂期,成熟期が早くなった。出芽揃い期から4葉抽出期の範囲では,入水後の水深が適当であれば,入水が早いほど分…
在原 克之, 小山 豊, 渡部 富男 日本作物学会関東支部会報 14 (0), 16-17, 1999
乾田直播栽培において安定収量を得るには茎数、穂数の確保が重要であり、そのためには、目標とする苗立ち本数を安定的に確保する栽培管理が必要である。本報では、圃場の均平度、土壌水分、施肥等の要因が乾田直播栽培水稲の出芽や苗立ちに及ぼす影響を検討したので結果について報告する。
小山, 豊 千葉県農業試験場特別報告 (33) 1-72, 1998-03
鈴木 和幸, 古川 泰司, 中村 康彦, 三寺 隆之, 山川 健, 半谷 京子, 小山 豊, 西村 昌雄, 山中 正己 心電図 18 (6), 858-866, 1998
III群抗不整脈薬MS-551のK<SUP>+</SUP>チャネル特異1生を確認するために, モルモット心室筋Na<SUP>+</SUP>チャネルに対する同薬物の作用を, 全細胞膜電位固定法を用いて検討した.MS-551は保持電位-140mVで, Na<SUP>+</SUP>チャネルを用量依存性に抑制し, 同条件におけるIC50は292±20μM (n=11) …
DOI 医中誌 参考文献21件
太田 和也, 渡部 富男, 在原 克之, 小山 豊, 深山 政治 日本作物学会関東支部会報 13 (0), 32-33, 1998
千葉県は湿田率が高く、直播の形態が湛水直播に限定される圃場が多い。湛水直播ではカルパー粉衣が必須であり、これに多大の労力を要する。小山らは、この労力を省くため、井関農機(株)と共同開発した直播機を用いて播種を行う湛水スリット直播栽培を開発した。この直播機は乗用管理機によって牽引するもので、地耐力の小さい圃場でも田面を乱す面積が小さい。そこで、トラクターによる播種が行えない土壌条件での乾田直播栽培…
小山 豊, 深山 政治 日本作物学会関東支部会報 12 (0), 36-37, 1997
早期栽培において乾田直播栽培を行い安定収量を得るには茎数及び穂数を確保するための生育制御技術の確立が必要である。そこで、乾田直播栽培の水稲の生育制御法の一つである入水時期及び入水後の水深管理法について明らかにした。
松田 敏夫, 小山 豊 日本薬理学雑誌 109 (3), 153-159, 1997
1-6 Yamada-oka, Suita, Osaka 565, Japan). <I>Folia Pharmacol. Jpn.</I> 109, 153 ?? 159 (1997)<BR>The mechanism of induction of reactive astrocytes (activation of astrocytes) that is observed in …
DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献2件 参考文献37件
小山, 豊, 駒塚, 富男, 鶴岡, 康夫, 深山, 政治 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (37) 13-26, 1996-03
湿田の田畑輪換栽培において農業土木的な排水対策や営農排水対策に加えて,水稲作において節水栽培を実施することにより畑転換を容易にし,畑地化を促進し輪換畑の作物の収量を安定化する方法を確立しようとした。ここでは,田畑輪換栽培に水稲の節水栽培を導入することにより排水性を良くし,輪換畑の小麦,大豆の生育・収量に及ぼす効果を明らかにした。結果の概要は以下のとおりであった。1. …
鶴岡, 康夫, 駒塚, 富男, 小山, 豊, 木村, 伸男, 太田, 恒男, 深山, 政治 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (36) 57-65, 1995-03
田畑輪換栽培において、畑転換作業を容易にするため中粗粒強グライ土の水田で畑転換前の稲作を節水水管理で栽培し、土壌の物理性の変化と機械の作業性改善の効果を検討した。その結果、節水栽培導入の効果は以下のとおりであった。1. 土壌は水稲栽培期間中の乾燥収縮により、表面および下層土に亀裂が発達し、水稲収穫後の圃場では排水性が良好となった。2. …
小山 豊, 馬場 明道 日本薬理学雑誌 106 (supplement), 167-171, 1995
Endothelins, potent vasoconstricting peptides, have multiple actions on nonmuscle tissues. ETs present in brain and the ET contents increase on brain injuries, suggesting an involvement in path …
DOI 参考文献8件
玉城 聡, 五十嵐 敦哉, 押山 勉, 檜山 和子, 松田 睦, 白井 宏, 中山 京子, 臼井 浩明, 小山 豊, 西村 昌雄, 江郷 洋一 体外循環技術 21 (2), 80-83, 1995
今回我々は,PCPSを73時間行った劇症型心筋炎の症例を経験し,そのシステムの有用性と問題点を検討した。患者は44歳男性で,発熱と呼吸困難を主訴に当院CCUに入院した。検査により急性心筋炎と診断され,IABPを挿入し循環管理を行った。しかし,血行動態のコントロールが困難となったためPCPSを行った。だが,PCPS施行後2日目より消化管出血や下肢の阻血が生じ,4日目には,下半身のチアノーゼが増悪し…
小山, 豊, 斎藤, 幸一, 深山, 政治 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (35) 81-88, 1994-03
超多収品種の多収要因は普通品種と比較することにより解析した結果は以下の通りであった。1. 超多収品種の中で多収であった品種は日印交雑品種で,普通品種に比べて著しく多くの籾数を確保しながら,千粒当り収量や登熟歩合の低下が小さかった。多肥栽培における普通品種の収量水準は60kg/aであったのに対して,超多収品種は70~80kg/aに近い多収となった。しかし,これらの品種はいずれも品質,食味が劣り一般…
小山 豊, 駒塚 富男, 鶴岡 康夫, 深山 正治 日本作物学会関東支部会報 9 (0), 3-4, 1994
湿田の畑転換を行うためには組合わせ暗渠や明渠等による排水対策が必要である。さらに、水稲の節水栽培を行うことにより、畑地化を促進する技術を開発した。ここでは、輪換畑の小麦及び大豆の生育・収量に及ぼす効果を報告する。
小山 豊, 鶴岡 康夫, 駒塚 富男, 深山 政治 日本作物学会関東支部会報 9 (0), 1-2, 1994
湿田の汎用化の促進には適切な排水対策が必要である。そのためには、組合わせ暗渠や明渠等による排水対策を実施する必要がある。さらに、これに加えて、畑転換前に水稲を節水(水管理)により栽培することによって排水性を向上し、畑地化を促進する技術を開発した。ここではとくに土壌条件と機械作業性に及ぼす効果について報告する。
小山 豊 雑草研究 38 (3), 190-196, 1993
This study dealt with tuber formation in sea club rush in the paddy fields. The results obtained were as follows;<br>1) The process of tuber formation in sea club rush differed from that in other …
小山 豊, 西村 昌雄, 佐川 俊世, 臼井 浩明, 斉藤 雅彦, 西牧 丈夫, 長汐 美江子, 川田 裕人, 山中 正己 心臓 25 (11), 1301-1306, 1993
症例は50歳男性.主訴は呼吸困難.20年前より高血圧を指摘され,平成2年12月より労作時息切れが出現するため入院した.入院時現症:上肢血圧130/90mmHg,下肢血圧28/0mmHgと上下差はみられるも,左右差はなかった.心拍数98/分,整.両肺野に湿性ラ音,心尖部に第3,第4心音を聴取した.胸部X線上,両肺野のうっ血を認め,心胸郭比は70%と拡大.心電図は前壁心筋傷害と左脚前枝ブロックを示し…
小山 豊 雑草研究 38 (3), 197-204, 1993
Effects of some environmental factors on tuber formation in sea club rush were determined. The results obtained were as follows;<br>1) The planting time of the tubers did not affect the formation …
斎藤, 幸一, 小山, 豊, 斉藤, 研二, 深山, 政治 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (33) 1-8, 1992-03
早期栽培において,倒伏を回避して600kg/10aの精玄米重を得るためのコシヒカリ栽培技術について検討し,以下の結果を得た。1. 生育目標値として稈長は90cm,穂数は400本/m2が適当であった。2. 慣行栽培法は穂数が過剰で倒伏しやすかった。3. 慣行栽培法では倒伏しない場合にも登熟歩合,玄米千粒重が低く目標収量を得られなかった。4. …
小山 豊子 助産婦雑誌 45 (1), 76-78, 1991-01-25
小山 豊子, 前原 澄子 Journal of Japan Academy of Nursing Science 11 (3), 74-75, 1991
小山 豊子, 成田 伸, 石井 トク 助産婦雑誌 44 (7), 580-588, 1990-07-25
小山, 豊, 深山, 政治 千葉県農業試験場特別報告 (17) 23-32, 1990-03
湛水土中直播栽培において,出芽・苗立ちを良くし,初期生育を良好にする水管理法についてポット,コンクリート枠及び圃場において検討を行った。結果の概要は以下のとおりであった。1. 播種直後から出芽始期の落水は,初期の出芽を遅らせた。また,出芽盛期の落水は,出芽率を向上させた。しかし,いずれの場合も最終的な出芽率及び苗立率は殆ど水管理の影響を受けなかった。2. …
日本農学文献記事索引 被引用文献3件
小山, 豊, 深山, 政治 千葉県農業試験場特別報告 (17) 67-83, 1990-03
湛水土中直播栽培における雑草の発生生態の特性を明らかにし,雑草の防除法を確立しようとした。1. 一年生雑草及びマツバイの発生消長は,播種後40日までは,湛水土中直播栽培でも移植栽培とほとんど変わらなかった。2. 除草剤を利用する上で,直播水稲の葉数はノビエの葉数に比べ1から2葉小さく推移した。3. …
渡部, 富男, 和田, 潔志, 小山, 豊, 西川, 康之, 恵畑, 康利 千葉県農業試験場特別報告 (17) 3-22, 1990-03
日本農学文献記事索引 被引用文献6件
小山 豊, 深山 政治 千葉県農業試験場特別報告 (17) 67-83, 1990-03
小山 豊, 深山 政治 千葉県農業試験場特別報告 (17) 23-32, 1990-03
渡部 富男, 和田 潔志, 小山 豊, 西川 康之, 恵畑 康利 千葉県農業試験場特別報告 (17) 3-22, 1990-03
小山 豊 雑草研究 35 (3), 239-244, 1990
小山 豊 雑草研究 35 11-12, 1990
記事分類: 農林水産学--農産--病虫害・農薬・検疫
DOI Web Site 被引用文献1件
成田 伸, 小山 豊子, 石井 トク, 山内 京子 日本看護研究学会雑誌 13 (4), 4_20-4_26, 1990
本研究の目的は看護研究の実態を倫理的側面から調査することであった。<br> 病院及び看護婦・助産婦養成施設の看護職者700名に対しアンケート調査を実施し,回収率は70.7%であった。この調査から次の事が明らかになった。<br> 1) 本調査の対象者の96.1%に研究の経験があり,共同研究が盛んだ行われていた。<br> 2) …
友政 宏, 雨宮 裕, 飯泉 達夫, 矢崎 恒忠, 梅田 隆, 街 稔, 日高 寿美, 武田 佳代子, 角田 祥子, 岡田 浩司, 小山 豊 日本腎臓学会誌 32 (10), 1139-1144, 1990
Four cases of urothelial tumors diagnosed during hemodialysis were reported. Patients' ages ranged from 43 to 74 years old. One case was female and others were male. Durations of dialysis at the …
DOI PubMed
小山, 豊, 宍倉, 豊光 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (30) 61-70, 1989-03
多年生イネ科匍匐性雑草としてウキガヤ,アシカキ,キシュウスズメノヒエ及びチクゴスズメノヒエを対象に,水田における出芽特性と除草剤による防除法について検討した。1. ウキガヤ,アシカキ,キシュウスズメノヒエ及びチクゴスズメノヒエの匍匐茎は,湛水代かき土中5cmへの完全な埋没でほとんど出芽しなかった。これに対し,萌芽・発根し生育が進み株状態となったものは20%前後が出芽した。2. …
小山 豊, 深山 政治 日本作物学会関東支部会報 4 (0), 33-34, 1989
千葉県の早期栽培地帯の湛水土中直播栽培において、出芽・苗立を良くし、初期生育を良好にする水管理法についてポット、コンクリート枠及び圃場において検討を行い、播種後初期の水管理法を確立したので、報告する。
八木 保, 本誌 助産婦雑誌 42 (4), 267-267, 1988-04-25
小山 豊, 深山 政治, 山岸 淳, 武市 義雄 雑草研究 33 (2), 105-113, 1988
Characteristics of sprouting and emergence of the tubers of the sea club rush were determined by simulated pot experiments, in order to obtain informations for appropriate control.<br>Tuber dormancy …
小山, 豊, 山岸, 淳, 宍倉, 豊光, 深山, 政治, 武市, 義雄 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (27) 169-183, 1986-03
オモダカの防除法確立のため,その生態的特性について検討を行った。1. 出芽特性 (1)塊茎には休眠性があり,休眠覚醒に対しては0℃の低温処理及び包皮除去処理の効果が認められた。(2)塊茎からの出芽深度は塊茎の大小により異なり,土中深い位置からの出芽歩合は塊茎が小さいほど低下した。1g以上の大きい塊茎は地表下20cmの深い層からも容易に出芽した。(3)土壌の還元程度が塊茎からの出芽に及ぼす影響は同…
小山, 豊, 斉藤, 幸一, 深山, 政治, 武市, 義雄 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (27) 197-202, 1986-03
刈取適期判定のために帯緑色籾歩合を調査するにあたって簡単かつ実用的な穂の採取方法について検討した。結果は以下のとおりであった。1. 圃場からの株の選定 (1)株毎に調査した帯緑色籾歩合は一株の穂数ととくに有意な関係は認められなかった。(2)刈取適期における帯緑色籾歩合の誤差率を30%とした場合,すなわち早期栽培では15±5%,普通期栽培では25±7.5%とした場合に,圃場全体の帯緑色籾歩合を推定…
小山, 豊, 山岸, 淳, 宍倉, 豊光, 深山, 政治, 武市, 義雄 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (27) 185-195, 1986-03
オモダカの防除法確立のため,耕種的防除法,薬剤による防除法及び雑草害について検討を行い,一応の防除水準及び防除法が明らかとなった。その結果は次のとおりである。1. 耕種的防除 (1)稲刈取り時のオモダカの地上部の刈取り時期・回数,刈取り高さと塊茎形成量との関係を検討した結果,塊茎の形成阻害効果が最も大きかったのは8月20日の地際刈りであるが,阻害率は無処理に対して26%と小さく,刈取りの時期や高…
小山, 豊, 渡部, 富男, 斉藤, 幸一, 武市, 義雄, 深山, 政治 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (26) 1-8, 1985-03
刈取適期判定の指標として,主として帯緑色籾歩合の適合性を,早期栽培のハヤヒカリ,初星,コシヒカリ,普通期栽培のコチヒビキについて検討した。結果は以下のとおりであった。1. 早期栽培のハヤヒカリ,初星,コシヒカリの刈取適期判定の指標として,出穂後日数,出穂後積算気温は品種や年次による変動が大であった。しかし,帯緑色籾歩合は品種や年次による変動が小さく,刈取適期判定の指標となると判断された。刈取適期…
小山,豊 和歌山地方史研究 1 6-11, 1980-12-14
武市, 義雄, 山岸, 淳, 渡部, 富男, 小山, 豊 千葉県農業試験場研究報告 = Bulletin of the Chiba-Ken Agricultural Experiment Station (20) 139-146, 1979-03
催芽乾燥籾利用による育首箱の播種貯蔵法について検討した結果は次のとおりである。1. 催芽の程度は鳩胸程度とする。2. 催芽直後で籾の湿っているときに,ベンレートT水和剤を乾籾重量の0.5%粉衣処理する。3. 催芽籾を一旦乾燥させるが,その程度は水分15~20%の範囲にとどめ,乾燥しすぎないようにする。4. …
武市 義雄, 小山 豊 雑草研究 24 (4), 247-253, 1979
The dwarfish symptoms in growing rice plants which had occurred at Chiba prefecture in 1978 were investigated. The results obtained were as follows.<br>1. The rice plants in question had following …
山田 忠男, 千坂 英雄, 小山 豊, 武市 義雄 雑草研究 24 (4), 272-280, 1979
A herbicide benthiocarb [Saturn<sup>®</sup>, <i>S</i>-(4-chlorobenzyl) <i>N</i>, <i>N</i>-diethylthiocarbamate] and a metabolite dechlorinated benthiocarb (<i>S</i>-benzyl <i>N</i>, …
小山 豊, 武市 義雄, 山田 忠男 雑草研究 24 (4), 264-271, 1979
The experiment was conducted, in Nagara-cho, Chiba Prefecture in 1979, to confirm the occurrence of dwarfing symptom of rice plant in paddy field sprayed with benthiocarb herbicide.<br>1. …