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  • 日本のヲコト点の起源と古代韓国語の点吐との関係

    小林, 芳規 汲古 57 1-12, 2010-06-15

    日本のヲコト点の起源については、今まで一元論に立って、九世紀初(平安時代初期)に南都(奈良)僧によって、片仮名と共に、創案されたと説かれて来た。しかし、韓国において角筆による点吐が発見されてその解読が進み、併せて日本所在の新羅経典の点吐資料の再発見も加わったことにより、日本の使用初期のヲコト点が、古代韓国語の点吐と類似性を示していることが分った。そこで、既発表に新しい材料を加えて、その影響関係を…

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  • 日本の経典訓読の一源流 : 助詞イを手掛りに

    小林, 芳規 汲古 55 1-10, 2009-06-15

    奈良時代(八世紀)の一切経書写に際して新たに始まった勘経では、底本とは別に証本として新羅経などの舶来経が使われた。一切経の白点・朱点に朝鮮半島の語順符や点吐(ヲコト点)が見られるのは、勘経の証本を通して取り入れられたことが考えられるが、符号だけでなく経典の訓読法まで新羅経の影響があったのであろうことを、新資料を用い、助詞イを手掛りに推定する。

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  • 奥書より観た院政期の天台宗訓読の特色

    小林, 芳規 鎌倉時代語研究 22 5-48, 1999-05-31

    一、はじめに 二、漢文の読解を反映した敦煌文献の奥書 三、本邦の訓点資料において奥書に「聴・聞」「講・講師」の語を持つもの : 九世紀資料と十世紀南都資料 四、本邦の訓点資料料において奥書に「伝受」並びに「点」「読」の語を持つもの : 十世紀以降の天台宗・真言宗資料 五、同一の訓点資料に異種の訓読の併存を示す用語のあるもの : 十一世紀の天台宗・真言宗資料 …

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  • 方言史料として観た角筆文献

    小林, 芳規 国語学 171 1-30, 1992-12-31

    方言史の研究資料として角筆文献が有用であることを、オ段長音の開合の問題を例として考える。 先ず、鳥取県金剛幢院の角筆文献「禮記」(天明七年坂本、安政三年頃書入れ)における、オ段長音の表記上の原則を指摘し、次に、そこに現れた二事象について、それぞれ角筆文献によると、かつて全国的に行われていたであろうことを説き、毛筆文献でも口頭語を反映する資料に存することを述べ、それが現代語方言と繋がりのあること…

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  • 鎌倉時代語研究の方法

    小林, 芳規 鎌倉時代語研究 15 5-31, 1992-05-30

    一、はじめに 二、漢文訓読文の資料について 三、平仮名文の資料について 四、片仮名文の資料について 五、終りに

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  • 和化漢文における口頭語資料の認定

    小林, 芳規 鎌倉時代語研究 12 5-44, 1989-07-15

    一、はしがき 二、将門記二本の比較 三、高山寺本古往来と和泉往来文治二年写本との比較 四、将門記・古往来各二本間の相違の意味 五、将門記楊守敬旧蔵本に現れた口頭語 六、和泉往来文治二年写本に現れた口頭語 七、和化漢文の口頭語資料

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  • 鎌倉時代語研究の課題

    小林, 芳規 鎌倉時代語研究 10 5-40, 1987-05-30

    一、鎌倉時代語研究の意義 二、「バシ」の使用例と位相 三、「バシ」の生成時期の再考 四、「鎌倉時代語」の再検討

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  • 角筆文献研究の課題

    小林, 芳規 国語学 128 1-17, 1982-03-30

    The 'kakuhitsu' is a writing utensil made of either ivory or bamboo and in the shape of a small writing brush. By 'kakuhitsu' literature I mean those documents in which letters are impressed on …

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  • 高山寺蔵「三宝絵」詞章遺文

    小林, 芳規 鎌倉時代語研究 1 1-24, 1978-03-31

    一、新出の高山寺蔵「三宝絵」詞章について 二、高山寺蔵本と東寺観智本との比較 三、高山寺における三宝絵の受容 四、(翻刻)高山寺蔵「三宝絵」詞章

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  • 平安初期の角筆点資料

    小林, 芳規 国語学 78 1-17, 1969-09-30

    Kakuhitsu (ivory pencil) is a small brush-like writing instrument made of ivory. In recent years fourteen materials have been discovered in which letters are pressed into the paper with this tool. …

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  • 踊字の沿革續貂

    小林 芳規 広島大学文学部紀要 27 (1), 1-30, 1967-12-20

    It is already known that the sign "〱", standing for the repetition of a certain Japanese alphabet (kana), is derived from the Chinese "善々哉々". The present study has revealed a couple of additional …

    DOI 機関リポジトリ Web Site 被引用文献1件

  • 平安時代の平仮名文の表記様式[I] : 語の漢字表記を主として

    小林, 芳規 国語学 44 52-68, 1961-03-30

    1 平安時代の平仮名文は漢字を交える様式が一般的で根幹をなす。その漢字は拗音・舌内入声音・三内撥音等の特定の字音語の表記である。 2 右の字音語の漢字表記は平仮名でその音を表記する習慣が定まっていなかったためであろう。同時代の訓点資料でも右の字音語の表記が固定していないことが傍証となる。 3 平仮名で加点た訓点資料で、右種の字音語は片仮名か漢字で表記した事実がある。これは(1)(2)を別の面から…

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  • 日本における角筆文献研究の現状と課題

    小林, 芳規 1-4,

    平成18年度国際学術シンポジウム「Stylus(尖筆・角筆)文献のみちびく世界--- 研究の現状と課題」 : International Symposium 2006 "The Present Conditions and Tasks for the Future in the Study of Stylus Writing" (会場:広島大学中央図書館ライブラリーホール)

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