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検索結果 50 件

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  • 土砂災害から命を守るための予防防災の取組(Ⅰ)

    松澤 真, 斉藤 泰久, 南 智好, 伊藤 達哉, 新貝 文昭, 山寺 喜成 水利科学 65 (5), 40-65, 2021-12-01

    <p>一般的な土砂災害を対象としたハザードマップは,地域住民が豪雨時に避難すべきかを判断するための一定の情報は記載されているが,避難時に有効となる,土石流の原因となる崩壊危険斜面,避難経路などが示されていない。本稿では,筆者らが考える土砂災害ハザードマップの在り方と理学的視点に基づく表層崩壊および深層崩壊危険斜面の抽出手法について論じ,続いて,長野県辰野町で作成した土砂災害の危険性が一目で理解で…

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  • 自然の復元力を活用した緑化手法の推進

    山寺 喜成 日本緑化工学会誌 46 (3), 343-346, 2021-02-28

    <p>荒廃した自然を回復させるには,自然の回復力(復元力)を積極的に活用することが重要である。特に,自然の大規模な開発地の緑化,津波による海岸林荒廃地の復旧,地震や線状降水帯等に起因する群発型山崩れの復旧,深層崩壊地の復旧,砕石跡地の緑化,トンネル掘削ズリ堆積地の生態系回復,地砂漠等乾燥荒漠地の植生回復などにおいては,自然の持つ復元力を積極的に活用した方法が望まれる。</p><p>自然の復元力の…

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  • 中国内モンゴル自治区の白干土における低潅水条件下での樹木導入試験

    大林 直, 浅見 和弘, 陸 志成, 安 孔建, 賀永 明, 齋藤 大, 劉 瑛, 山寺 喜成 日本緑化工学会誌 44 (2), 365-370, 2018-11-30

    <p>中国内モンゴル自治区に広く分布する白干土は,固い炭酸カルシウムの不透水層を形成し根系の伸長を阻害するなど,植物の生育には不向きである。このため,土地が荒廃化しても生態環境の修復は困難となっている。現地では,大苗を植栽し多量の潅水を継続的に行っているが,生態環境の修復再生はほとんど進んでいない。そこで,本報告では,白干土において低潅水条件下で保育ブロック苗を用いて樹木を導入する手法を検討した…

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  • 中国黄河中流域における荒廃山地の早期樹林化手法に関する実験的研究

    大林 直, 斉藤 誠, 佐舗 宣行, 山寺 喜成, 宮崎 敏孝, 楊 喜田 日本緑化工学会誌 36 (1), 171-174, 2010

    黄河中流域に位置する小浪底ダム周辺の荒廃山地において,土砂流出防止を目的とし,保育ブロック工法を施工した。その結果,従来のポット苗植栽では活着率が10 %以下だったコノテガシワ(<I>Playtcladus orientalis</I>(L.)feanco)が,保育ブロック苗を用いたところ92 %の高い活着率を示した。また同時に,保育ブロックを用いて播種した野生のヤマモモ(<I>Prunus …

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  • 堆積泥土を用いた保育ブロックの開発に関する実験的研究

    柳澤 賢一, 山寺 喜成, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 30 (1), 289-292, 2004

    堆積泥土を植物の生育基盤として用いると,根系が殆ど発達せず生育が不良になるが,泥土に含まれる粘土分は保肥性等に優れているため,これを保育ブロック用資材として活用しようと考えた。保育ブロック内への根系の伸長を促すため,バーク堆肥,団粒化剤,酸素発生剤を混合して作製した保育ブロックで植物を生育させたところ,団粒化剤等を混合すると側根重量が増し,地上部の生長が良好になった。

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  • 保育ブロックの形状及び施工方法が植物の根系発達に及ぼす影響に関する実験

    升野 剛, 山寺 喜成, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 30 (1), 285-288, 2004

    砂中深くに存在する水分を生育に活用することを目的として,砂中に土壌をブロック状に固め貫通穴を設けた生育基盤(以下保育ブロック)を柱状に埋設したところ,保育ブロックを柱状に重ねて埋設した区では,保育ブロックを砕いて埋設した区と比較して,根系長は1.35倍,地上高は1.66倍となった。また,保育ブロックの貫通穴に細溝を併設した区では,側根の生重量は細溝無区の4.25倍となった。

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  • 成立群落と土壌微生物活性との関係に関する調査研究

    大矢 綾子, 山寺 喜成, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 30 (1), 297-300, 2004

    FDA(Fluorescein Diacetate)加水分解酵素活性を測定し、成立群落と土壌微生物活性度との関係を調べた。アカマツ天然林、アカマツ人工林、ヒノキ人工林、草地について土壌深別に採土し、FDA加水分解酵素微生物活性(以下FDA活性)を用い、微生物活性度を測定した結果、微生物活性度は各群落に差があること、根系分布域以深では微生物活性度が著しく低下することを認めた。

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  • 「保育ブロック+筒状生育空間」の併用工法による草生地への木本植物導入実験

    斉藤 誠, 山寺 喜成, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 30 (1), 293-296, 2004

    草生地へ木本植物を導入する場合,草本植物の被圧が問題になる。この被圧を回避することを目的として,保育ブロックの使用と,木本植物の周囲に筒状の生育空間(以下筒状生育空間という)を作ることが有効であるか否かを検討する。実験の結果,保育ブロックを用いるとヤマハギの伸長量が増加し, 地上部に筒状生育空間を作ると生存率が増加した。これらを併用すると,伸長量と生存率がさらに向上した。

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  • 保育ブロックを用いた乾燥砂地への木本植物導入に関する研究

    西川 美智子, 山寺 喜成, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 30 (1), 328-331, 2004

    乾燥地に植物を生育させるには,土壌表面の環境を緩和し,植物の根系を早期に伸ばすことが重要である。そこで,土壌を固め,貫通穴を設けた生育基盤(以下保育ブロック)を作製し,潅水量制限条件下における,植物の生育,土壌水分量の変化,地温の変動を測定した。その結果,保育ブロック区では,水分が保持され,地温の上昇が抑制された。そして,植物の生育が良好になり,潅水停止後の生育期間も延びた。

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  • 保育ブロックを用いた乾燥砂地への木本植物導入に関する研究

    西川 美智子, 山寺 喜成, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 29 (1), 167-170, 2003

    乾燥砂地において植物を生育させるには, 砂地の水分保持力を高めると共に,根系を砂地の深部まで早期に伸長させることが重要である。そこで,土壌をブロック状に固め貫通穴を設けた生育基盤(以下保育ブロック)を作り,これを砂地に埋設し,ヤマハギを播種して生育を調べた。その結果,保育ブロック区では,水分保持の持続性や地温上昇の抑制が認められ,植物の生育が良好になる結果を得た。

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  • 保育ブロック用の混合資材としての石炭活性炭の効果について

    田中 三輪子, 山寺 喜成, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 29 (1), 175-177, 2003

    乾燥地への緑化工法には, 植林方式と播種方式の二つの方法がある。播種により導入された植物は,苗木植栽と比較すると根系が地中深く伸長し,土壌水分を地中の広い範囲から吸収することが認められ,この有利性を生かす手法として保育ブロックが開発されている。本研究では,保育ブロックにより好ましい混合資材の開発を目的として,石炭活性炭を用いたところ,石炭活性炭の混合によってインゲンの根粒菌付着量が増加し,生長が…

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  • ニセアカシアの生長に及ぼす保育ブロックの影響

    古林 大輔, 山寺 喜成, 楊 喜田, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 29 (1), 171-174, 2003

    これまでの実験で,土壌を固めて作成した土壌ブロック(以下,保育ブロック)は,保水性が高く飼料作物の生育が良好になる結果を得ている。そこで,本実験では,砂地において保育ブロックを用いた場合の樹木の生育状況を調べる。保育ブロック区,保育ブロックをほぐした区,無保育ブロック区(砂地区)の3区を設け,ニセアカシアを播種し100日間生育させた。その結果,保育ブロック区では太く長い根系が発達し,また,全生育…

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  • 根系の切断がアカマツの根系形態に及ぼす影響

    松本 さほり, 山寺 喜成 日本緑化工学会誌 29 (1), 257-260, 2003

    樹木根系の切断による影響を調べるため, アカマツ稚樹の主根を切断すると,再生主根の斜出角は増加し,側根の斜出角は減少した。この結果は主根切断による根系の重力屈性の変化が基因すると考え,遠心力を負荷し重力方向を変化させた。すると無切断区の主根の伸長方向は重力と遠心力の合力方向と一致し,側根の斜出角は減少した。また切断区の再生主根の斜出方向はばらつき,側根の斜出角は減少した。

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  • 土壌呼吸量測定による土壌環境評価に関する研究

    塚原 高志, 山寺 喜成, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 28 (1), 220-223, 2002

    根系や微生物の活動により発生するCO<SUB>2</SUB>を測定し, 土壌の活性および植物の活力度を評価することを狙いとして, チャンバーとCO<SUB>2</SUB>分析器を用い, 森林土壌と緑化施工地で測定を行い立地条件との関係を求めた。その結果, 土壌呼吸量は土壌温度と正の相関を示し, 6月下旬~8月下旬に最大値をとった。また, 森林土壌において根量, 土壌硬度, FDA活性, …

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  • 土壌微生物活性による植生回復度評価に関する研究  緑化施工地における評価手法の検討

    門田 浩子, 山寺 喜成, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 28 (1), 216-219, 2002

    土壌のFDA (Fluorescein Diacetate) 加水分解活性の測定により, 緑化施工地の植生回復度を評価する手法の確立を目的とした。土壌水分, 地温に影響され易い特性を持つFDA活性の測定値を, 安定した値が得られるように検討した結果, 採取時の土壌環境によるFDA活性のばらつきを小さくするには, FDA活性の測定前に試料の温度, …

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  • 播種用生育基盤に関する研究 (I)  保育ブロックの開発意図

    山寺 喜成, 楊 喜田, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 28 (1), 197-200, 2002

    乾燥地の緑化工において播種工の確実性を高める手法として, 種子が発芽生育し定着するのに有利な生育基盤を造ることを考え, 土壌に有機物等を混合し, 貫通孔を設けた土壌ブロックを作成した。これを保育ブロックと名づけ, 砂地に施工したところ, 根系が貫通孔に沿って深く重力方向に伸長することを認め, この方法が乾燥地に適用できるとの見通しを得た。

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  • 植栽木と播種木との引き抜き抵抗力の相違について

    山寺 喜成, 楊 喜田, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 28 (1), 143-145, 2002

    植栽木と播種木の引き抜き抵抗力に相違があると考え, 施工7年後に植栽木と播種木の引き抜き抵抗力を測定したところ, 播種木と植栽木との間には明らかな差がみられた。根元直径と引き抜き抵抗力の関係をみると, 播種木は根元直径が増すにつれて直線的に引き抜き抵抗力が増すのに対し, 植栽木の引き抜き抵抗力は緩やかな曲線を描き増す結果を得た。植栽木の根系は多量な側根を分岐したが, …

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  • 採石跡地などの岩盤法面に対する緑化手法確立に関する研究

    須永 哲明, 山寺 喜成, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 28 (1), 135-138, 2002

    採石跡地の岩盤法面に対して施工された「削孔+さし木+植生基材吹付工」について, 施工30ヶ月後の生育状況を調べた。さし木1本あたりの被覆面積は1.06 m<SUP>2</SUP>で, 風化が進行し, クラックが多い箇所において良好な生育がみられた。根系は吹付土層が残存した箇所ほど, またクラックの多い箇所ほど広範囲に伸長した。吹付土層が流失し, クラックがない箇所の生育は不良で, …

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  • 法枠工内の水分挙動

    竹内 健一, 山寺 喜成, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 28 (1), 208-211, 2002

    1998年度の国立公園内道路法面緑化状況検証調査報告に, コンクリート法枠工の植物が周辺植生への移行が遅れ, 自然植生と異なった群落が形成されることが指摘された。この原因は枠工内の水分挙動の違いと考え, 法枠工内の年間の水分挙動を観測したところ, 枠内の草本導入区では枠外と比較すると, 含水率が低く, また, 水分の変動も少なかった。また, 横桁に直径4 …

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  • 堆積泥土の緑化基盤材としての利用方法に関する研究

    清水 香代, 山寺 喜成, 楊 喜田, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 28 (1), 204-207, 2002

    ダムや貯水池等に堆積した泥土の処理方法が求められているが, 有効な利用方法は確立されていない。堆積泥土は粘土分の含有量が多いため, 透水性が低く, 気相率も低いので, これを直接用いると植物の生育を妨げる。そこで, 本研究では, 堆積泥土を緑化基盤材として利用する方法について検討した。堆積泥土に団粒化剤を添加し, さらにバーク堆肥を混合すると孔隙率が上昇し透水性が改善された。また, …

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  • 砂地の水分保持力改善に関する研究

    西川 美智子, 山寺 喜成, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 28 (1), 212-215, 2002

    乾燥地の土壌は粘土分が流出し水分保持力が低下している。砂中の粘土分を凝集させれば土壌の水分保持力が向上し植物の生育が容易になるとの仮説を立て, 砂地に団粒化剤を混合し, 水分保持力の変化, 植物の生育状況, 粘土分の流出について測定した。その結果, 団粒化剤を混合した砂土は, 団粒化剤を混合しない砂土と比較して, 植物の枯死率が低下し, 生育が良好になった。また, 水分保持力が向上し, …

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  • 播種用生育基盤に関する研究 (II)  保育ブロックの使用資材の検討

    楊 喜田, 山寺 喜成, 宮崎 敏孝 日本緑化工学会誌 28 (1), 201-203, 2002

    生態環境の回復に有効な手法であり, しかも施工効率に優れ, 確実性が高い「播種工による早期樹林化方式の緑化技術」に着目し, 乾燥地に対する緑化工法の開発を目的として考案した保育ブロックについて, 使用資材の使用量及びその配合と, 保水性や生育性などとの関係について検討した。その結果, 土壌活性改良剤の混合によって, 保育ブロック材の仮比重と固相率が小さく, 液相率と気相率が高くなった。また, …

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  • 緑化工 : 3.緑化基礎工

    小橋 澄治, 山寺 喜成 土と基礎 : 地盤工学会誌 / 地盤工学会「土と基礎」編集委員会 編 23 (12), p73-79, 1975-12

    コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > 電子書籍・電子雑誌 > 学術機関 > 学協会

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  • 第3回緑化工検討会

    岩川 幹夫, 道井 幹男, 川端 勇作, 山寺 喜成, 薄井 宏 緑化工技術 1 (1), 33-42, 1973

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