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検索結果 73 件

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  • 腫瘍に類似した限局性炎症性ポリープの自然消退を観察できた潰瘍性大腸炎の2例

    小林 聡, 北畠 央之, 宮澤 仁美, 宮澤 鷹幸, 佐藤 淳一, 山本 力, 篠原 直宏, 越知 泰英, 原 悦雄, 長谷部 修 日本消化器内視鏡学会雑誌 63 (8), 1508-1513, 2021

    <p>症例1:62歳男性,潰瘍性大腸炎に対してメサラジン内服中.血便精査のため施行した全大腸内視鏡検査で上行結腸に20mm大の0-Ⅱa様病変を認めた.生検で悪性所見は認めず3カ月後の再検で病変はほぼ消失していた.症例2:84歳男性,潰瘍性大腸炎に対してメサラジン内服中.黒色便精査のため施行した全大腸内視鏡検査で上行結腸に結節が密集した厚みのある隆起性病変を認めた.悪性所見は認めず経過を見たところ…

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  • ケースカンファレンスなどでの事例報告の作成要領―いかにして臨床の舞台のリアリティを言葉にするのか―

    山本 力 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室紀要 12 61-68, 2013-12-25

    岡大方式のケースカンフアレンスで用いる事例報告の書き方の要領を示すことが本稿の主な狙いである。その前提として,「事例」とは何かを再確認し,事例の検討範囲,ないしは分析の単位についても言及した。ケースカンファレンスには査定のカンファ(インテーク会議),途中経過を検討する定例カンファ,終結事例や中断事例を総括するカンファの3種がある。そのカンファの目的に応じて,報告のレジュメも書き分けられる必要があ…

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  • 死別に伴う「悲嘆夢」の内容と機能 ―切る機能と結ぶ機能の振り子過程―

    山本 力, 岡田 碧 岡山大学大学院教育学研究科研究集録 153 1-9, 2013-07-25

    大切な人を失った後,喪のプロセスにおいて,しばしば故人が登場する夢をみる。これを 「悲嘆夢」と称する。本論文の目的は以下の3点にある。⑴遺された人はどんな内容の夢を 見るのか⑵喪のプロセスに伴って変化が見出せるのか⑶悲嘆夢の系列で故人との絆は解消さ れるのか,継続されるのか。分析の対象となった悲嘆夢は32 人分,49 個である。これらの 夢を質的な分析方法で検討した結果,16 …

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  • Lindemann, E. による「急性悲嘆反応」に関する一考察

    山本 力 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室紀要 10 25-31, 2012-02-29

    災害や事件・事故の被害者たちへの危機介入は,今日の社会において大きな課題となっている。コミュニテイ臨床という視点から精神科医Lindemannは,犠牲者の急性悲嘆に関して,悲嘆反応に関する詳しい症候学的な観察と記述を初めて行った。1942 年,アメリカのボストンにあるナイトクラブで火災が発生したが,彼は多数の犠牲者の遺族の治療と観察を行った。そして,その反応を「急性悲嘆症候群」と命名し,悲嘆反応…

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  • 愛着と喪失に関する着想ノート

    山本 力 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室紀要 9 33-38, 2011-02-28

    喪失と悲嘆に関する認識を明細化する作業を30年余り継続してきたが,近年,欧米の悲嘆理論は変貌をとげ,深化してきている。その理論的展開については,本紀要の第7号「Niemeyerによる喪失論のニューウェーブ」において概観した。こうした動向と歩調を合わせて,私の愛着と喪失に関する認識も変化してきている。近年,私が着想していることを,断片的で,随想的ではあるが,着想ノートという形で,6つのテーマについ…

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  • トリ肉腫および白血病ウイルスのレセプター遺伝子TVAにおける品種間の遺伝子型およびアリル頻度の解析

    佐藤, 慎一, 大竹, 剛, 上本, 吉伸, 山本, 力也, 宮田, 透, 鈴木, 恒平, 山下, 秀次, 三橋, 忠由, 小林, 栄治 日本家禽学会誌 47 (2), 65-70, 2010-10

    TVA遺伝子は、トリ白血病肉腫ウイルスサブグループA(ASLV-A)に対する感受性および抵抗性を決定する遺伝子であり、感受性および抵抗性を示す変異(それぞれa型およびb型(4bpの挿入))が報告されている。本研究では、TVA遺伝子の変異について、独立行政法人家畜改良センターで保有しているニワトリの遺伝子型頻度およびアリル頻度を調査した。本研究で供試したニワトリ品種・系統群は、白色レグホン(01系…

    日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献14件

  • 青年期以降の分離不安・見捨てられ不安に関する検討

    山本 力 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室紀要 8 27-34, 2010-02-15

    これまで分離不安といえば乳幼児期の母子関係の現象として記述されてきた。青年期以降では分離不安は生起しないのか。生起するとしたら,どのような経験内容を持っているのか。また「分離」とはなにを意味するのか。分離不安と見捨てられ不安の違いは何か。不安の低減はいかにして可能なのか。こうした問いに対する答えを探索することを目的として,筆者の臨床経験や恋愛関係での分離不安の調査データを基礎にして,分離不安と見…

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  • Neimeyerによる喪失論のニューウェーブ

    山本 力 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学大学院教育学研究科・心理教育相談室紀要 7 37-44, 2009-03-15

    今日の喪失論はFreud,Sの対象喪失論を超えて、大きく変貌しつつある。その代表的な旗手が米国のNeimeyer,R.である。今夏、彼が来日して講演を行ったが、それを筆者が聴講したことに触発されて、Neimeyerの悲嘆の理解と援助に対する構成主義的なアプローチについて展望したのが本論文である。構成主義の視座から見ると、モーニングワーク(喪の仕事)の中心過程は「死別後における世界の意味の再構築」…

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  • 堰 (頭首工) の耐震性照査手法について

    上島 菜美子, 伊藤 保裕, 山本 力, 宇都宮 淳 農業農村工学会誌 76 (2), 109-112,a1, 2008

    レベル2地震動に対する堰の耐震照査をより精度良く実施する手法の検討として, 独立行政法人水資源機構が所有する全国の堰数カ所を対象とし, 解析手法や条件等を変えて解析を行い, 耐震照査手法の比較検討を行った。この結果, モデル化や評価手法によって解析結果が大きく異なることがわかった。<BR>ここでは, …

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  • 喪失と悲嘆に関する鍵概念―キーワード32の定義の試み―

    山本 力 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター心理教育相談室紀要 5 1-8, 2007-03-31

    喪失と悲嘆に関する関心は年々広がりつつある。わが国でも、この領域の研究もかなり蓄積されてきたが、いまだ粗放的で、全体を統合する研究は少ない。20世紀初頭フロイトの黎明期の臨床的検討以来の長い研究史をもつが、いまだ用語の定義もあいまいで、概念規定にもかなりの揺れがある。そこで、私が30年間にわたって継続してきた研究と知識をリソースとして、主要な用語を整理して、喪失と悲嘆に関する32個のキーワードの…

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  • 教育臨床に固有の視点や関わりとは何か―オフィス臨床との比較において―

    山本 力 岡山大学教育実践総合センター紀要 7 (1), 165-171, 2007-03-10

    いわゆる「教育臨床」の用語は不明確な概念であり、教育臨床に携わる者の間でコンセンサスができているわけではない。本論文の狙いは、筆者のスクールカウンセラー等の教育臨床の経験をリフレクティブに省察し、教育臨床に固有の視点や関わり方を明確化しようとすることにある。明確化する際の手掛かりとして、(1)学校文化に参入した時のカルチャーショックを掘り下げて検討し、(2)伝統的なオフィスでの心理臨床の実践を照…

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  • 友人の死と遺された「私」―喪失経験のインタビューから―

    山本 力, 立花 明子 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター心理教育相談室紀要 4 1-6, 2006-03-31

    本論文は友人の自死に遭遇した女性Tさんの喪失経験の事例的検討である。まずTさんへのインタビュー調査を行い、その聞き取りの内容を再構成した論文草稿を被調査者に何度かフィードバックして、妥当性を検討してもらい、協力して悲嘆経験の本質に迫るという相互的な方法を行った。そして、従来の定型的な悲嘆反応の理解の仕方とは異なり、Tさん独自の経験様式のあり方、つまり悲嘆経験の個別性に関する心理臨床的な理解を試み…

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  • 性暴力の被害者カウンセリングから学んだこと―被害経験の本質とカウンセリングの要点―

    山本 力 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター心理教育相談室紀要 3 25-35, 2005-03-31

    筆者は犯罪被害者カウンセラーの臨床実践を行ってきた。本論文では性暴力の被害者が被害後にどのような経験をしているかということと性暴力のカウンセリングの要点について学んだことをまとめることを目的とした。性暴力の本質は暴力と恐怖であり,その支援のためにはカウンセリングと平行して,さまざまの直接支援もオプションとして必要になる。箪者の行った様々の危機介入の経験をベースにしながら,性暴力の被害者に対する緊…

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  • 急性門脈・上腸間膜静脈血栓症に対しウロキナーゼの経上腸間膜動脈投与を行った1例

    久保田 大輔, 田尻 和男, 三村 俊介, 須田 剛生, 油井 薫, 佐藤 淳一, 山本 力, 渡辺 守 日本消化器病学会雑誌 102 (2), 183-189, 2005

    症例は69歳,男性.発熱と右季肋部痛を主訴に受診し,画像検査にて門脈・上腸間膜静脈に血栓を認めた.症状発症前日に偶然撮影していたCTで門脈血栓を認めず,急性発症したものと考えられた.末梢静脈からのヘパリン投与に加え上腸間膜動脈に留置したカテーテルからウロキナーゼを投与したところ血栓は溶解されなかったもののそれ以上進行せず,側副血行路の発達とともに炎症反応,発熱,腹痛は軽快した.<br>

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献3件 参考文献14件

  • 不登校の子ども支援に関するガイドライン試案

    山本 力 岡山大学教育実践総合センター紀要 5 (1), 131-137, 2005

    教育臨床家が不登校の子どもの支援を行う際に「臨床的判断」の参照枠となるガイドライン試案を作成することが本論文の目的である。不登校の多様な状態像を見立てる指針として、a)登校状況からみた5型類、b)不登校の6段階の経過、c)7つの原因論、を提示した。その上で教育臨床家による不登校支援の原則を12項目にわたって列記した。教育臨床的な支援12項目は不登校の臨床実践から抽出された経験則が中心である。不登…

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  • ターミナル期の支援における「安堵の課題」のワークー映画「最後の輝ける日々」の心理臨床学的検討―

    山本 力 心理・教育臨床の実践研究 : 岡山大学教育学部附属教育実践総合センター心理教育相談室紀要 2 1-11, 2004-03-31

    本論文では映画「最後の輝ける日々」を素材にして,臨死患者と援助者のターミナル期の臨床的課題(ワーク)を事例的に検討することを目的とした。キャリアウーマンである38歳の女性ジェーンは,末期癌の半年間を心理臨床家ウエンディに支えられ,自らの封印された過去と和解し,孤独な人生から輝ける人生へと変貌していった。またウエンディも未解決の過去と和解し,死の恐怖を乗り越えていった。二人の心のワークを分析した結…

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  • ある被害者遺族の有効なモーニングワークに関する質的分析--ラガーシュ仮説の再検討を含めて

    山本 力, 濱崎 碧, 玉井 千里, 山崎 芙美子 岡山大学教育実践総合センター紀要 4 (1), 137-145, 2004

    平成13年6月8日に附属池田小学校で発生した児童殺傷事件の被害者遺族の一人である本郷由美子さんの手記『虹とひまわりの娘』を分析素材として、どんな悲嘆の対処法や社会的サポートがモーニングワークの促進に有効であるのかを探索的に探ることを研究の目的とした。加えて、「死者を殺す」というラガーシュ仮説の妥当性に関する若干の検討を行った。その結果、モーニングワークを通して親子の「絆」の結び直しがはかられ、娘…

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  • 教育臨床における見立て・評価について―教育実践総合センター研修講座・教育臨床部門分科会の報告―

    山本 力, 塚本 千秋, 西山 久子, 赤澤 大史 岡山大学教育実践総合センター紀要 3 (1), 155-166, 2003

    以下の報告は、平成14年8月26日に開催された岡山大学教育学部附属教育実践総合センター研修講座の教育臨床部門の分科会「シンポジウム:教育臨床における評価・見立てについて」での報告内容をもとに、発表者がそれぞれに再構成して書き下ろしたものである。シンポジウムのコーディネーターは塚原千秋が行った。そして、まず心理臨床の視点から山本が教育臨床の見立てとは何かについて模索した見解を報告した。続いて専任ス…

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  • 実践的ピアサポートおよび仲間支援活動の背景と動向―ピアサポート/仲間支援活動の起源から現在まで―

    西山 久子, 山本 力 岡山大学教育実践総合センター紀要 2 (1), 81-93, 2002

    私たちの社会では、習慣的に仲間支援の手法が用いられてきたが、近年、「ピアサポート」が学校教育現場に実践的に導入され、欧米で開発されてきた技法なども紹介されて仲間関係を積極的に活用しようという動きがある。福祉の領域などでは、より積極的に仲間支援が行われ、歴史的に見ても教育・福祉等の分野で活用してきた経緯がある。そうした支援は、相談活動、葛藤調停、仲間づくり、アシスタント、学習支援、指導、助言、グル…

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  • 腹腔鏡検査が診断に有用であった粟粒結核の1例

    池田 隆明, 田中 正彦, 長堀 正和, 山本 力, 小泉 和彦, 戸塚 慎一, 坂本 龍, 佐藤 千史 消化器内視鏡の進歩:Progress of Digestive Endoscopy 52 (0), 166-167, 1998

    A 33-year-old male entered our hospital complaining of fever. He had a 12-year history of systemic lupus erythematosus for which he was treated with oral prednisolone.<br> The physical examination …

    DOI 医中誌 参考文献3件

  • 「臨床学」の視点と実践研究の方法-臨床心理学の立場から-

    山本 力, YAMAMOTO TSUTOMU 岡山県立大学保健福祉学部紀要 5 55-60, 1998

    近年、医療の現場以外でも「臨床」という用語が多用されるようになった。同時に「実践研究」の必要性も認識されている。しかし、現場感覚を基礎にした「臨床学」の発想はいまだ大学の研究と教育の中に根づいているとはいいがたい。対人援助の現場に臨んでの実践で必要とされる視点は、必ずしも〈科学の知〉だけではない。むしろ、対象との関係の論理を媒介にした、個別的な〈臨床の知〉が求められる場合が多い。そこで、現場・実…

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  • 難治性腹水に経頚静脈的肝内門脈静脈短絡術を施行した維持透析中の肝硬変症の1例

    草野 史彦, 田沢 潤一, 前田 学, 酒井 義法, 山本 力, 佐久間 郁行, 前川 伸哉, 鈴木 恵子, 佐藤 千史 肝臓 38 (11), 673-677, 1997

    症例は61歳の男性, 維持透析中のアルコール性肝硬変患者で, 週2回, 毎回7リットルの穿刺排液を必要とする難治性腹水があり, 腹水濃縮静脈内再注入でもコントロール不良であったため, 経頸静脈的肝内門脈静脈短絡術 (Transjugular intrahepatic portosystemic shunt; TIPS) を行ったが, 腹水は著明に改善したものの肝不全が進行し死亡した. …

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  • 悲哀の機能不全とカウンセリング-死別と悲哀の概念と臨床(II)-

    山本 力, YAMAMOTO TSUTOMU 岡山県立大学保健福祉学部紀要 4 27-35, 1997

    欧米では深刻な死別経験者の1〜3割の人達が、悲哀の過程において「病的悲嘆」に陥るとされ、様々の援肋技法が開発されてきた。しかし、わが国ではその診断基準やカウンセリング技法はほとんど確立されていない。そこで本論では、心理臨床の経験的資料を基礎にして、➀病的悲嘆の類型化と指標を明確化することを試み、➁悲哀の機能不全を起こす危険因子の抽出を行い、➂さらに悲嘆カウンセリング技法の原則について若干の検討を…

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  • 経皮経肝胆道胃内瘻術を施行しえた悪性胆道狭窄の2例

    草野 史彦, 山本 力, 前田 学, 佐久間 郁行, 前川 伸哉, 酒井 義法, 田沢 潤一, 佐藤 千史 日本消化器内視鏡学会雑誌 38 (9), 2219-2222_1, 1996

    An implantation of biliary tube stents or metallic stents is considered to offer im-proved long term palliation for inoperable cases of malignant biliary obstruction, whereas the obstruction of the …

    DOI 医中誌 参考文献6件

  • 死別と悲哀の概念と臨床

    山本 力, YAMAMOTO TSUTOMU 岡山県立大学保健福祉学部紀要 3 5-13, 1996

    本論文の目的は、死別と悲哀に関する諸概念を臨床的視点から整理し、死別カウンセリングなどの援助技法を開発するための基礎的考察を行うことにある。大切な人との死別は悲痛な経験であり、その経験者の一割程度が複雑な悲哀の過程を辿る可能性があるといわれている。もし、病的悲嘆に陥るなら、死別カウンセリングなどによる心理的ケアが必要となる。したがって、死別の臨床におけるアセスメントと援助法の確立は医療・保健・福…

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  • 日本における喪失・悲哀に関する研究の推移と文献目録-「心理臨床」の視座からの歴史的概観-

    山本 力, YAMAMOTO TSUTOMU 岡山県立大学保健福祉学部紀要 2 123-135, 1995

    本研究は、心理臨床の視座から日本における「喪失と悲哀」に関する文献を収集し、文献目録を作成すると同時に、研究の時代的推移と動向をレビューすることを目的とするものである。その結果、1964年から1994年に至る30年間に発表された論文・著書・翻訳書の総数は228編であった。文献数は1979年頃から漸増し、1980年代中頃には急激な関心の高まりを示し、1990年前後にひとつの頂点を示している。喪失研…

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  • 展望 : 欧米における「喪失と分離、悲嘆」理論の展開-保健福祉領域における心理学的貢献の可能性-

    山本 力, Yamamoto Tsutomu 岡山県立大学保健福祉学部紀要 1 1-10, 1994

    今日、生と死をめぐる諸問題が国民的関心を引き、ターミナル・ケアや死別研究などの学際的研究が飛躍的に増加している。これらの諸問題を心理学の視座から鳥瞰すると「喪失と分離、悲嘆」論の主題として理解することができる。この領域は欧米では多くの研究が積み重ねられてきたが、わが国では緒に就いたばかりである。そこで、まず喪失論に関連する、欧米での主要な研究を歴史的に展望し、その概観を把握することが不可欠と思わ…

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  • 東京都におけるこう傷犬の実態調査

    高島 利幸, 早野 剛, 金山 保夫, 岡崎 留美, 片岡 辰雄, 秋山 陽, 村田 光明, 山本 力, 岩谷 高行, 保坂 敏行, 野本 敏秀 日本獣医師会雑誌 31 (11), 647-650, 1978

    犬によるこう傷事故の発生原因を明らかにする目的で, 1975年4月1日から1976年3月31日までの366日間に都内で発生したこう傷事故2, 180件のうちの2, 164件と, 同期間内の主要な気象条件のうちの天気・日照時間・可照時間・気温・湿度との因果関係を追求したところつぎの結果を得た.<BR>1. 天気とこう傷事故発生との関係では, …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

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