検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 3,227 件

  • 福井県足羽川におけるチャート礫と砂岩礫の真円度・扁平度と運搬距離の関係

    中川, 登美雄, 白嵜, 文乃, 山本, 博文, 藤井, 純子 日本海地域の自然と環境 : 福井大学地域環境研究教育センター研究紀要 (30) 1-18, 2023-12-02

    福井県足羽川のチャート礫,砂岩礫を用いて河川の上流から下流にかけて礫の真円度(cox, 1297)と扁平度(石渡ほか,2019)の値がどのように変化するのかについて調査を行った.河川ではどの礫種も下流に行くほど次第に丸くなる(真円度の値が大きくなる)が,チャート礫も砂岩礫も扁平にはならない. 河床礫の真円度の値や平均粒径には地点ごとに大きなばらつきが見られた.河床礫は上流から下流にむかい真円度(…

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 内視鏡から見たIBD病態と治療

    山本 博徳 日本消化器病学会雑誌 120 (7), 571-578, 2023-07-10

    <p>炎症性腸疾患診療はさまざまな治療薬の登場などにより大きく進歩した.しかし,いまだに原因不明の慢性炎症性疾患であることには変わりない.診療の目標は寛解導入・維持によるQOL・予後の改善であり,粘膜治癒が治療目標として重要である.腸管粘膜の状態,炎症の活動性,腫瘍や狭窄などの合併症の有無を見るためには内視鏡は精度が高く,有用である.近年内視鏡機器,技術にも進歩が見られ,精度の高い診断・治療が可…

    DOI PubMed

  • 秘密分散ライブラリ実装における諸要件の理論検討

    山澤, 昌夫, 米津, 武至, 山本, 博資, 藤田, 亮, 五太子, 政史, 辻井, 重男 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 1247-1252, 2023-06-28

    筆者らは DICOMO2021 ,DICOMO2022 ,SCIS2023 において,認証情報をセキュアに保存すること,および機微情報,機密情報を分散保管すると言う目的で,ISO/IE C19592-2 の秘密分散アルゴリズム,ならびに新方式である多重秘密分散法(MSSS)[12] を使うことを想定し,必要な機能をライブラリパッケージとする検討過程を紹介した.検討過程では,運用における要請,要求…

    情報処理学会

  • 「ポストFITのバイオマス利活用 イノベーションと地域利活用」

    山本 博巳, 野田 玲治, 勝山 猛, 森 一晃, 野中 寛, 小菅 喜仁 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (2), 120-139, 2023-03-20

    <p>ご存知のように,わが国では脱炭素に向けて「2050年カーボンニュートラル」の長期目標と, 2030年度に2013年度比で46% の削減を目指す中期目標が宣言されました。これに伴って, 2021年10月には「地球温暖化対策計画」や「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」,「第6次エネルギー基本計画」が全面的に変更され,わが国が脱炭素社会に向けて,再生可能エネルギーを最大限に導入させること…

    DOI

  • レポート・作文の評価方法 : ルーブリックの活用

    山本 博子 東洋学園大学紀要 = Bulletin of Toyo Gakuen University 31 276-289, 2023-02-25

    本稿では、本学の初年次教育科目「教養基礎演習」と、2年次日本語表現科目「日本語表現法」においてルーブリックを活用することはできるのか、活用するためにはどのように工夫していくべきなのかについて考察した。 そのために、まず、先行研究を通して、他大学におけるルーブリックの活用状況や活用していくうえでの課題等について概観した。その結果、ルーブリックが、一方的な評価の道具としてだけではなく、授業内で教員と…

    DOI 機関リポジトリ

  • 2050年カーボンニュートラル実現に向けた日本のエネルギー需給モデルの研究動向

    山本 博巳 電気学会誌 143 (2), 87-89, 2023-02-01

    <p>1.はじめに</p><p>2050年カーボンニュートラルの検討のためには,一次エネルギー,エネルギー変換,エネルギー利用を含むエネルギーシステムの検討が必要になる。さらに,変動性再生可能エネルギーの大量導入および地方偏在が想定されるため,時間単位の電力需給の考慮やエネルギー輸送の検討な</p>

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 総説

    山本 博巳 電気学会誌 143 (2), 70-70, 2023-02-01

    <p>我が国では,2020年10月に菅義偉首相(当時)が,2050年までにカーボンニュートラルを目指すことを宣言した。これを受けて,2021年6月に改正された地球温暖化対策の推進に関する法律の一部を改正する法律において,2050年カーボンニュートラルの基本理念が法定化さ</p>

    DOI Web Site

  • 肘関節内骨折に対する経肘頭的アプローチの経験

    山本 博史, 中村 亮太, 向井 章悟 日本肘関節学会雑誌 30 (2), 98-102, 2023

    <B>【目的】</B>肘関節粉砕骨折3例を通して,経肘頭的アプローチによる展開の問題点について考察した.<BR><B>【症例】</B>症例1,47歳男性.高所から転落して,左上腕骨遠位端粉砕骨折等を受傷した.経肘頭的整復固定した.術後,1年7か月で肘可動域制限は軽度で,日常生活での支障はない.症例2,40歳男性.7階より転落して,左肘脱臼骨折等を受傷した.肘頭骨折部を利用して整復固定した.術後,…

    DOI

  • 自己免疫性膵炎の病理組織学的診断のための超音波内視鏡を用いた組織採取について

    菅野 敦, 玉田 喜一, 福嶋 敬宜, Alan瓦井 Lefor, 山本 博徳 超音波医学 50 (1), 29-37, 2023

    <p>自己免疫性膵炎(autoimmune pancreatitis:AIP)は,日本から最初に報告された疾患である.典型的なAIPの形態的な特徴は, びまん性の膵腫大と膵管の不整狭細像である.超音波内視鏡下穿刺吸引法(endoscopic ultrasound-guided fine-needle aspiration:EUS-FNA)や超音波内視鏡下穿刺生検法(EUS-guided …

    DOI Web Site 参考文献35件

  • プロトタイピングにおける多層的対話と経験学習

    上平 崇仁, 小柳 梨華, 新井田 統, 照井 亮, 山本 博之, 嶋田 翔三郎, 新居 英明 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 408-, 2023

    <p>情報教育は一部の専門家育成でなく一般の人々を対象に裾野を拡げており、2022年度より高校でも情報デザイン教育が開始されている。本来デザインは専門の無い専門性であり、情報デザインもさまざまな領域をつなぐ特性がある。しかし、現在は切り出された専門領域のひとつとして扱われ、縦割りの壁を乗り越えるための横軸的な捉え方については十分な検討が行われていない。そこで我々は若年層を対象とする情報デザイン教…

    DOI

  • ジュラ紀付加体における流域圏の自然環境

    苗村, 晶彦, 齋藤, 圭, 猪股, 弥生, 奥田, 知明, 山本, 博文 日本海地域の自然と環境 : 福井大学地域環境研究教育センター研究紀要 = Nature and Environment of The Sea of Japan Districts 29 59-65, 2022-12-02

    上流部にジュラ紀付加体が広く分布している福井県美浜町を流域とする耳川において,NOx からの二次物質である大気中のO3 および河川水中のNO3- を軸に調査した.耳川流域近郊の三方におけるO3濃度は,首都圏の中心地・東京タワーよりも1.3 倍高く,アジア大陸の越境汚染の可能性が推測された.耳川流域では源流において,NO3- …

    機関リポジトリ Web Site

  • SARS-CoV-2ワクチン接種後心筋炎を発症した若年男性の1例

    森川 史野, 山本 博貴, 原田 貴文, 飯間 努, 川田 篤志, 岡田 歩, 仁木 敏之, 山本 浩史 心臓 54 (10), 1185-1192, 2022-10-15

    <p> 症例:20歳,男性.主訴:左前胸部痛.既往歴:特記事項なし.家族歴:祖父 心筋梗塞.現病歴:X年Y-32日(当院搬送日をX年Y日とする),Y-3日にそれぞれ1回目,2回目のSARS-CoV-2ワクチン接種を施行した.Y-2日に発熱があったものの市販の解熱鎮痛薬内服で改善した.Y-1日早朝に胸痛を自覚したが自宅で経過観察,改善が乏しいためY日に救急要請,当院搬送となった.当院搬送時,心電図…

    DOI 医中誌

  • 情報理論に基づく秘密情報の符号化

    山本 博資 IEICE FUNDAMENTALS REVIEW 16 (2), 66-75, 2022-10-01

    <p>情報理論に基づいた秘密情報の符号化システムとして,シャノン暗号システム,秘密分散通信システム,秘密分散法,安全なネットワーク符号化,盗聴通信路符号化を取り扱う.情報理論におけるセキュリティ符号化問題では,秘密情報の完全秘匿を達成することを目的としている場合が多いが,本稿では,完全秘匿ではなく不完全秘匿を用いた情報理論的に安全な符号化法を紹介する.これは,秘密情報を幾つかの部分情報に分割し,…

    DOI Web Site 参考文献30件

  • 秘密分散ライブラリの実装における要件の検討

    山澤, 昌夫, 米津, 武至, 五太子, 政史, 山本, 博資, 藤田, 亮, 辻井, 重男 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 51-54, 2022-07-06

    筆者らは DICOMO2021 において,認証情報をセキュアに保存するために ISO/IEC19592-2 の秘密分散アルゴリズムを使うことを提案し,そのために使う機能をライブラリパッケージとした.この時に,運用する方法を検討し,要求される機能を以下の観点から検討した:(1)分散されるデータ規模,(2)分散数,(3)データ再構成で使われる分散片の運用形態,(4)秘密分散及び再構成に要求される処理…

    情報処理学会

  • 「100年前の薪炭から現在,100年後のバイオマス」

    山本 博巳, 横山 伸也, 鮫島 正浩, 市川 貴之, 秋元 圭吾, 坂西 欣也, 松村 幸彦 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 101 (3), 245-261, 2022-05-20

    <p>我が国では,2050年カーボンニュートラルの達成という目標が2020年10月に宣言され,その中期目標として,2030年に2013年度比で46%の温室効果ガス削減という目標が2021年4月に宣言されました。これらの目標に向けて,再生可能エネルギーの導入は不可欠であるということが言えますが,とりわけバイオマス利活用は温室効果ガス削減という効果だけでなく,地域社会の経済循環や資源循環に貢献できる…

    DOI

  • 感染性walled-off necrosisの上腸間膜静脈内への穿破に対し,保存的治療で救命しえた 1 例

    上西 陽介, 上野 真行, 辻 喜久, 上山 伸也, 小山 貴, 池田 有希, 戸川 文子, 羽田 綾子, 眞野 俊史, 石田 悦嗣, 山本 博, 水野 元夫 日本病院総合診療医学会雑誌 18 (1), 20-27, 2022-01-31

    症例は 67 歳,男性。アルコール性慢性膵炎とwalled-off necrosis(WON)の既往があり,発熱と腹痛,尿量減少を主訴に近医を受診した。血液検査とCTで慢性膵炎の急性増悪と診断され入院した。当初は軽症であったが徐々に全身状態が悪化し,重症急性膵炎の基準を満たした為当院に搬入された。敗血症性ショック,播種性血管内凝固を伴い,特徴的なCT所見と持続性の菌血症をきたしていた事から,感染…

    DOI 医中誌

  • 小腸内視鏡診断の進歩と今後の展望

    船山 陽平, 矢野 智則, 山本 博徳 日本消化器内視鏡学会雑誌 64 (10), 2247-2254, 2022

    <p>小腸はその長い管腔や腸間膜による固定性の乏しさのため,上下部消化管と比べて内視鏡挿入の難しい臓器であるが,2000年代からは小腸カプセル内視鏡,ダブルバルーン小腸内視鏡,シングルバルーン小腸内視鏡およびスパイラル小腸内視鏡という有効性,安全性の高い手法が登場し,小腸観察は従来よりも容易となりつつある.更に,2016年には電動スパイラル小腸内視鏡(Motorized spiral …

    DOI 医中誌

  • 砂時計様くびれを認めた橈骨神経麻痺に対する神経剥離術の成績 -2例報告と文献的考察-

    山本 博史, 向井 章悟, 中川 泰彰 日本肘関節学会雑誌 29 (2), 256-260, 2022

    【目的】砂時計様くびれによる神経障害に対する手術適応について考察した.<BR>【症例】症例1.56歳,女性.発症後9か月で紹介受診し,左下垂手が認められた.脱神経電位が認められ,エコー検査で肘関節近位に橈骨神経のくびれ,MRI検査で前腕伸筋群に変性所見が見られ,橈骨神経束剥離を行った.症例2.30歳,男性.発症後8か月で紹介受診し,右下垂指が認められた.脱神経電位が認められ,エコーで橈骨神経に複…

    DOI 医中誌

  • 外傷診療におけるチームワーク構築に対する当院の取り組み

    齋藤 麻里菜, 伊良部 真一郎, 齋藤 隆介, 杉浦 定世, 山本 博崇 Japanese Journal of Acute Care Surgery 12 (1), 7-12, 2022

    〔要旨〕当院では2020年3月からトラウマ・コードの運用が開始され,手術室看護師が救急外来と手術室での緊急手術に参加している。しかし,手術室看護師の多くは外傷手術に関する知識と経験が少なく,不安が強い。そこで,外傷手術のoff-the-job training を実施し,参加した手術室看護師の意識がどのように変化したかを調査した。対象は消化器外科を専門とする手術室看護師4名である。学習前は全員が…

    DOI

  • 本邦の外科専門医研修におけるAcute Care Surgery 教育の現状調査

    伊良部 真一郎, 山本 博崇, 吉岡 義朗, 粕川 宗太郎, 河西 怜, 中野 雄介, 鈴木 一史 Japanese Journal of Acute Care Surgery 12 (1), 28-34, 2022

    〔要旨〕【はじめに】全国の外科専門領域研修プログラム(以下,外科プログラム)のAcute Care Surgery(以下,ACS)研修の現状を調査した。【方法】2020年度外科プログラムの基幹施設の施設背景,プログラム中のACSにかかわる記載内容を評価した。また,各基幹施設のACS認定外科医在籍状況とACS研修の関連を評価した。【結果】全231件のうち,ACSにかかわる記載は88件(38.1%)…

    DOI 医中誌

  • 術前化学療法で病理学的完全奏効が得られた切除可能境界膵体部癌の1例

    伊良部 真一郎, 山本 博崇, 大月 寛郎, 鈴木 一史 日本臨床外科学会雑誌 83 (2), 415-421, 2022

    <p>症例は74歳,男性.糖尿病で他院通院中に,HbA1cの急激な増悪を契機に施行した腹部超音波で膵体部腫瘍が指摘され,当院へ紹介となった.造影CTで脾動脈・腹腔動脈,および脾静脈浸潤を伴う最大径45mmの腫瘍を認め,超音波内視鏡下穿刺吸引法で低-中分化腺癌の診断となった.切除可能境界膵体部癌(BR-A)の診断で術前化学療法として,gemcitabine+nab-paxlitaxel療法2コース…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 矢野- 山本分類Type 2a(Dieulafoy’s lesion)に対するgel immersion endoscopy(GIE)の有効性の検討

    橋元 幸星, 小黒 邦彦, 船山 陽平, 大和田 潤, 坂本 博次, 矢野 智則, 山本 博徳 日本小腸学会学術集会プログラム・抄録集 6 (0), 66-66, 2022

    <p>【はじめに】矢野-山本分類Type 2aは間欠的な動脈性出血のため迅速かつ適切なタイミングでダイナミックCTやバルーン内視鏡を実施しないと診断が困難である。また発見した際の視野確保および止血処置のハードルが高い。これまで当科では消化管出血の視野確保としてGIEの有効性を報告してきた。今回当院で診断・治療した矢野-山本分類Type …

    DOI 医中誌

  • 骨髄移植から18年後に発症した食道癌を早期発見し,内視鏡的に治療し得た1例

    佐々木 悠貴, 上野 真行, 下立 雄一, 松枝 和宏, 山本 博, 水野 元夫 日本消化器内視鏡学会雑誌 64 (7), 1332-1338, 2022

    <p>症例は42歳女性.1999年に急性白血病と診断し,寛解導入療法後に骨髄移植を施行した.移植後に移植片対宿主病を発症したが,白血病の再燃なく経過した.2018年に上部消化管内視鏡検査を実施したところ,胸部上部食道に食道癌を認めた.粘膜内癌と診断し,内視鏡的粘膜下層剝離術により治癒切除を得た.本症例は飲酒歴や喫煙歴のない中年女性で,白血病に対する骨髄移植が食道癌発症の主原因と考えられた.骨髄移…

    DOI 医中誌

  • 既存のER型救命救急センターにおける外科ACSチームの稼動とトラウマコード導入による外傷診療体制の構築

    伊良部 真一郎, 山本 博崇, 吉岡 義朗, 粕川 宗太郎, 河西 怜, 中野 雄介, 斎藤 隆介, 齋藤 麻里菜, 鈴木 一史 Japanese Journal of Acute Care Surgery 12 (1), 1-6, 2022

    〔要旨〕【はじめに】ER型救命救急センターのacute care surgery(ACS)体制改善のため,外科内にACSチームを立ち上げ,トラウマコード(trauma code;TC)を策定した。その効果を検証した。【方法】2017年1月~2021年10月に手術かinterventional radiology(IVR)を要した体幹部外傷において,IVRまたは外科治療介入までの所要時間,prev…

    DOI

  • 鈍的肝損傷後に胆汁漏を合併した3例の検討

    山本 博崇, 伊良部 真一郎, 吉岡 義朗, 粕川 宗太郎, 河西 怜, 有松 優行, 齋藤 隆介, 渥美 生弘, 鈴木 一史 Japanese Journal of Acute Care Surgery 12 (1), 35-40, 2022

    〔要旨〕近年,肝損傷後の胆道関連合併症の頻度が増加傾向にある。当院で経験した鈍的肝損傷に対するnon-operative management後に胆汁漏を合併した症例を提示し,その診断と改善策について考察した。症例はⅢb型鈍的肝損傷3例である。症例1と2は経過中にそれぞれ炎症反応と腹部症状の悪化を認め,CT検査でbilomaと診断,内視鏡的胆道ドレナージで軽快した。症例3はスクリーニングDIC-…

    DOI 医中誌

  • 本邦における心臓手術後創部感染の発生率と術後成績への影響

    立石 渉, 山本 博之, 中井 真尚, 種本 和雄, 宮田 裕章, 本村 昇 日本外科感染症学会雑誌 18 (2), 283-288, 2021-12-15

    <p>【目的】心臓胸部大血管術後創部感染の発生は術後の成績に大きな影響を及ぼす。2018年の本邦で施行された心臓胸部大血管術後創部感染の現状を検討した。【方法】データは2018年の日本心臓血管外科手術データベースから抽出した53,186例を対象。Japanese Healthcare Associated Infections …

    DOI

  • デジタル分子模型で見る化学結合

    山本 博志 化学と教育 69 (8), 340-343, 2021-08-20

    <p>化学結合の中には,化学のエッセンスが詰め込まれている。それを「デジタル分子模型ならでは」の機能を使って取り出した。必要なものはWebブラウザーだけだ。化学結合をいろいろな見方(解釈)で見ると化学が豊かになる。</p>

    DOI

  • 小腸内視鏡診療の最前線

    矢野 智則, 山本 博徳 日本内科学会雑誌 110 (8), 1664-1669, 2021-08-10

    <p>今世紀に入り,新たな方式の小腸内視鏡として,カプセル内視鏡とバルーン内視鏡が登場し,近年ではスパイラル内視鏡が市場に出てきつつある.これらの内視鏡を用いた小腸疾患の診断・治療技術も進歩してきている.カプセル内視鏡では膨大な数の画像読影が必要であるが,人工知能を応用して読影者の負荷を軽減する研究が進みつつある.バルーン内視鏡による治療では,止血術におけるgel …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 秘密分散ライブラリ応用と実装要件について

    山澤, 昌夫, 米津, 武至, 五太子, 政史, 山本, 博資, 辻井, 重男 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2021論文集 2021 (1), 163-164, 2021-06-23

    重要情報 S を保管する場合,S の紛失や敵による S の破壊の心配と,敵による S の盗聴の心配がある.前者の心配に対しては S のコピーを複数作ることにより対処出来るが,コピーが増えると後者の心配が増す.この相克を解決するのが,暗号学のなかでの秘密分散法 (Secret Sharing Scheme) …

    情報処理学会

  • 情報の授業をしよう!:専門科目「情報デザイン」「情報コンテンツ実習」を担当して

    山本 博之 情報処理 62 (5), 246-252, 2021-04-15

    情報科は,共通教科「情報」と専門教科「情報」の2つの教科がある.多くの学校で実施されている教科は共通教科「情報」の「情報の科学」や「社会と情報」である.専門教科「情報」の科目は,専門学科や一部の総合学科で設置されている科目であり,実践事例や教材研究の例は少ない.本稿では,専門教科「情報」の概要と,総合学科での教育課程について述べた後,実際に行った「情報デザイン」「情報コンテンツ実習」の授業実践に…

    DOI 情報処理学会 Web Site

  • 正規表現に対する最短文字列検索アルゴリズムの並列化

    大邊, 陽介, 山本, 博章, 藤原, 洋志 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 245-246, 2021-03-04

    テキストと正規表現が与えられたとき、テキストから正規表現にマッチする最短文字列を検索する問題を考える。この問題に対し、著者らは、O(mn)時間で動作するアルゴリズムを開発した。ここで、nはテキストの長さ、mは正規表現の長さを表す。本論文では、このアルゴリズムを並列化に向け拡張し、実験的に評価する。

    情報処理学会

  • 検証可能機能を備えた動的検索可能暗号の提案

    小澤, 響平, 山本, 博章, 藤原, 洋志, 三好, 竜司 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 403-404, 2021-03-04

    著者らは動的データに向け、簡潔なデータ構造をもつ検索可能暗号を提案した。提案法は情報を漏らすことなく安全に暗号化索引を更新することができる。しかし、提案法はサーバが正しく検索を行うことを仮定しており、ユーザはサーバの不正な動作を見抜くことができない。本論文は検証可能なタグを埋め込むことで、サーバの不正な動作を見抜くことができるよう従来法を改善する。

    情報処理学会

  • DAWGに基づいた部分文字列検索可能暗号の改善

    小田, 亮輔, 山本, 博章, 藤原, 洋志 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 399-400, 2021-03-04

    検索可能暗号とは,暗号化データを暗号化したまま検索するための技術である。その中で、任意の文字列が検索可能な検索可能暗号を部分文字列検索可能暗号と呼ぶ。著者らは、DAWGというデータ構造を拡張した拡張DAWGを用いた部分文字列検索可能暗号を提案した。文字列に対するDAWGとは、その文字列のすべての部分文字列を受理する決定性有限オートマトンである。従来法は、暗号化索引のサイズ及び検索時間の効率性を重…

    情報処理学会

  • 対話型実習補助システム「V-TA」

    井上, 達也, 大谷, 雅之, 山本, 博史 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 391-392, 2021-03-04

    近年,質の高い情報教育に対する需要は高まってきている.しかしその一方で教育の体制が追い付いておらず,実際の教育現場においても受講者に対して教育者の数が不足している事や,教育者自身が技術を理解出来ていない事等問題も多くある. 本研究ではこれらの問題を解決し,より効率的に質の高い講義を行うため,学生からの質問に対して自動で回答する,AIを用いた対話型実習補助システムを実際に実習で運用する試みを行った…

    情報処理学会

  • 『古今和歌集』における過去表現

    山本 博子 東洋学園大学紀要 = Bulletin of Toyo Gakuen University 29 9-25, 2021-02-15

    本稿では、『古今和歌集』における過去表現について検討した。本稿において、過去表現とは、過去の助動詞「き」、完了の助動詞「ぬ」と過去の助動詞「き」の複合形式「にき」、完了の助動詞「つ」と過去の助動詞「き」の複合形式「てき」を指す。 平安時代の時間表現についてはすでに様々な議論が重ねられてきたが、資料や用例の扱い方においては各研究によって様々であった。したがって、本稿では、平安時代の言葉の実態をさら…

    DOI 機関リポジトリ

  • AIは何をみて大腸pT1b癌を診断しているか?:Class Activation Mappingからみた検討

    中島 勇貴, 根本 大樹, 勝木 伸一, 林 芳和, 愛澤 正人, 歌野 健一, 竹澤 敬人, 相良 裕一, 朱 欣, 澁川 悟朗, 山本 博徳, 冨樫 一智 日本消化器内視鏡学会雑誌 63 (6), 1232-1240, 2021

    <p>【目的】最近,Class Activation Mapping(CAM)という手法により人工知能(AI)の関心領域(ROI)を可視化できるようになった.本研究ではAIの大腸T1b癌診断におけるROIの特徴を明らかとすることを目的とした.</p><p>【方法】大腸pT1b癌の通常内視鏡画像114病変226枚を使用した.CAMにより,AIのROIは赤色領域として示され,大腸内視鏡医のROIと比…

    DOI 医中誌

  • 当院における大腸憩室出血の外科治療症例の検討

    太田 学, 鯉沼 広治, 本間 祐子, 太白 健一, 佐田友 藍, 直井 大志, 井上 賢之, 堀江 久永, 味村 俊樹, 佐田 尚宏, 森川 昇玲, 山本 博徳 日本大腸肛門病学会雑誌 74 (8), 447-452, 2021

    <p>目的:大腸憩室出血治療の現状を調査し,外科治療必要症例の頻度や臨床的特徴を検討した.対象と方法:2010年1月から2020年4月までに当院で経験した大腸憩室出血194例を対象とし後方視的に検討した.結果:手術は7例(4%)に行われていた.手術理由は内視鏡止血困難5例,内視鏡+IVR治療困難2例,循環動態不安定3例であった(重複あり).全例とも上行結腸で,経過中にショック状態となり輸血を受け…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献19件

  • 当院でustekinumabを使用したCrohn病患者における吻合部病変の変化

    小黒 邦彦, 矢野 智則, 船山 陽平, 北村 昌史, 宮原 晶子, 永山 学, 坂本 博次, 砂田 圭二郎, 山本 博徳 日本小腸学会学術集会プログラム・抄録集 5 (0), 61-61, 2021

    <p>【目的】腸切除後のCrohn病患者では、吻合部に病変が観察されることが多く、他部位と比較して治療に難渋することが多い。しかし、慢性炎症の持続する部位では発癌リスクが高まり、吻合部癌の発生も報告されているため、吻合部を含め可能な限り粘膜治癒を目指すことが望ましい。当院でustekinumab …

    DOI

  • 佐賀県,神埼地域に産する苦鉄質変成岩類の原岩の推定

    田中 湧朔, 大和田 正明 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 212-, 2021

    ...</p><p>唐木田芳文・山本博達・宮地貞憲・大島恒彦・井上保 (1969) 九州の点在変成岩類の特徴と構造地質学的位置.地質学論集,<b>4</b>,3-21.</p><p>小山内康人・濱本拓志・大和田正明・亀井淳志・加々美寛雄・吉原靖 (1997) 肥後変成帯の帰属はなにか?...

    DOI

  • クローン病小腸狭窄に対する内視鏡的バルーン拡張術ガイドライン(小腸内視鏡診療ガイドライン追補)

    山本 博徳, 矢野 智則, 荒木 昭博, 江﨑 幹宏, 大塚 和朗, 大宮 直木, 岡 志郎, 仲瀬 裕志, 馬場 重樹, 平井 郁仁, 細江 直樹, 松田 知己, 三井 啓吾, 渡辺 憲治, 緒方 晴彦, 勝木 伸一, 松本 主之, 藤城 光弘, 藤本 一眞, 井上 晴洋 日本消化器内視鏡学会雑誌 63 (10), 2253-2275, 2021

    <p>日本消化器内視鏡学会は,ガイドライン委員会の下部組織としてワーキング委員会を設立し,新たに科学的な手法で作成した基本的な指針として,「クローン病小腸狭窄に対する内視鏡的バルーン拡張術ガイドライン」を「小腸内視鏡診療ガイドライン」の追補として作成した.バルーン小腸内視鏡の登場により深部小腸での内視鏡治療が可能となり,外科的手術に代わる低侵襲治療として,クローン病小腸狭窄に対する内視鏡的バルー…

    DOI 医中誌

  • 活動性消化管出血に対するGel immersion endoscopyを挿入時から用いた経肛門小腸内視鏡

    北村 昌史, 矢野 智則, 船山 陽平, 小黒 邦彦, 宮原 晶子, 永山 学, 坂本 博次, 砂田 圭二郎, 山本 博徳 日本小腸学会学術集会プログラム・抄録集 5 (0), 43-43, 2021

    <p>活動性出血を伴う小腸出血や前処置が不十分な症例に対して、経肛門小腸内視鏡を行う際には、視野確保が大きな問題となる。Water exchange法では、注入した水は血液や便と容易に混ざりあうため視野確保が困難となり、少量の送気では血性腸液で視野が遮られる。その結果、過剰な送気を余儀なくされ、腸管内圧の上昇により、内視鏡の挿入性低下と、患者の苦痛につながる他、血性腸液が出血点よりも口側に逆流し…

    DOI

  • クローン病de novo小腸狭窄における狭窄部潰瘍は内視鏡的バルーン拡張術後の再狭窄と関連する

    永山 学, Dashnyam Ulzii, 矢野 智則, 関谷 万理子, 船山 陽平, 北村 昌史, 小黒 邦彦, 宮原 晶子, 坂本 博次, 砂田 圭二郎, 山本 博徳 日本小腸学会学術集会プログラム・抄録集 5 (0), 62-62, 2021

    <p>【背景】クローン病(CD)の小腸狭窄に対する内視鏡的バルーン拡張術(EBD)は狭窄症状の改善や手術回避が期待できるため有用な治療法であるが、多くの症例で繰り返しEBDが必要になる。これまで再狭窄の危険因子に関する報告は少なく、本研究ではCAST hoodによる狭窄径の計測を元に再狭窄の危険因子について解析した。</p><p>【方法】単施設、後方視的解析、対象期間2016年1月〜2021年1…

    DOI

  • 注意解放課題における乳幼児期のphasic(一過性)覚醒ネットワークの検討

    中川 敦子, 鋤柄 増根, 山本 博子 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PI-065-PI-065, 2021

    <p>注意の覚醒ネットワークには,tonicとphasic覚醒がある。本研究では注意解放課題に警告音条件を設けphasic覚醒の初期発達を調べた。協力者は月齢6, 12, 18, 24か月に参加した37名である。各試行では協力者が中央の注視刺激を注視後,実験者のキー操作で,200 ms後に左右いずれかの視野にターゲットが呈示された。警告音条件では,キー操作後,警告音(2000 HZ, 50 …

    DOI Web Site

  • 高校生の保持する俗説が心理学授業の理解と説明活動に及ぼす影響「記憶のコピー説」を題材とした検討

    山本 博樹, 村上 嵩至 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), PP-002-PP-002, 2021

    <p>新規学習指導要領(2020年度施行)から高校「倫理」に心理学領域が導入されるため,有効な授業づくりが求められている(日本学術会議心理学・教育学委員会,2020)。しかし,高校生は心理学の俗説(素朴心理学)を強く保持しており,授業理解時の選択過程(情報選択)にバイアスがかかるとともに,最近の授業で活用される説明活動にも影響が及ぶと危惧される。そこで,今回は,高校生が保持しやすい「記憶のコピー…

    DOI Web Site

  • 肝炎型原発性胆汁性胆管炎に対するウルソデオキシコール酸およびプレドニゾロンの治療効果に関する検討

    佐々木 悠貴, 上野 真行, 能登原 憲司, 須江 真彦, 萱原 隆久, 髙畠 弘行, 守本 洋一, 山本 博, 水野 元夫 肝臓 61 (11), 543-551, 2020-11-01

    <p>当院で2006年4月から2018年6月の間に肝生検で原発性胆汁性胆管炎(PBC)と診断し,国際自己免疫性肝炎(AIH)グループの簡易版診断基準によりAIHの診断基準を満たした肝炎型PBC 20症例を後ろ向きに解析した.ウルソデオキシコール酸(UDCA),プレドニゾロン(PSL)の治療効果および効果予測因子について検討したところ,UDCA(単剤又はベザフィブラートとの併用)で初期治療を行った…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献18件

  • 高1における構造同定課題の実施は説明文理解と学業達成を促すか?―接続詞注目方略の向上を介したプロセス―

    山本 博樹, 織田 涼 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PP-001-PP-001, 2020-09-08

    <p>中高移行期の学業不振を解消するために,高1(117人)に対して副教科の授業を活用し構造同定課題を実施した。4月段階で構造方略の使用傾向尺度より下位群と上位群を構成し,9週間の構造同定課題を実施した。介入期間中の接続詞注目方略の使用傾向により向上低群と向上高群とに分けた。その上で,介入前から介入後への変化量を従属変数として,構造方略2群×接続詞注目向上2群の分散分析から以下の結果を得た。第1…

    DOI Web Site

  • 放射光を用いる高エネルギーXPSによる表面ナノ領域の非破壊深さプロファイリング

    山本 博之 分析化学 69 (7.8), 399-409, 2020-07-05

    <p>1980年代にナノテクノロジーが材料開発のキーワードとして普及し始めた当初より,すでに年々微細化しつつあった各種材料の分析手法探索とその高精度化は極めて重要な課題であった.この時期に急速に発展した放射光,荷電粒子等のいわゆる量子ビームを励起源として用いる技術はこれらの課題解決に極めて有効である.本論文では,放射光のエネルギー可変性を利用し,通常より高い1.8〜6.0 …

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 新規細胞診用ブラシカテーテルの使用経験

    多田 大和, 池田 恵理子, 三輪田 哲郎, 長井 洋樹, 川崎 佑輝, 横山 健介, 沼尾 規且, 牛尾 純, 玉田 喜一, 福嶋 敬宜, 山本 博徳 Progress of Digestive Endoscopy 96 (1), 57-60, 2020-06-26

    <p>富士フイルムメディカル社から2019年11月に発売されたインフィニティ細胞診ブラシミニの細胞採取能力を評価した.本製品の特徴は,通常のブラシよりも硬めのブラシをブラシの両端に備えていることである.2019年5月から11月に胆管狭窄の質的診断として胆管擦過細胞診を施行した9例を対象とし,診断能とカテーテルの挿入性能を後方視的に評価した.カテーテルの挿入性は高く,全例で目的部位を擦過できた.悪…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 分散個体群認証のための秘密分散法について

    五太子, 政史, 山澤, 昌夫, 山本, 博資, 藤田, 亮, 松本, 義和, 白水, 公康, 豊島, 大朗, 瀬瀬, 考平, 近藤, 健, 辻井, 重男 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2121論文集 2020 693-697, 2020-06-17

    IoT などの通信機器において,ボード上に不正なスパイチップが組み込まれる脅威が問題視されている.この対策として,ボードに秘密情報を割当て,それを秘密分散した各データを正規のチップに組み込むという認証方式が提案された.(k,n) 秘密分散法を使うと,チップ n 個中で不正チップが (n-k-1) …

    情報処理学会

  • 分散個体群を認証するための秘密分散法要件の一検討

    山澤, 昌夫, 五太子, 政史, 山本, 博資, 松本, 義和, 白水, 公康, 豊島, 大朗, 瀬瀬, 考平, 近藤, 健, 辻井, 重男 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2120論文集 2020 688-692, 2020-06-17

    近年,5G のサービスの開始や,データ管理・流通の重要性やサプライチェーンリスクへの対応などの必要性が増大していること等,環境の変化が著しい.IoT 機器の脆弱性については,セキュリティ・バイ・デザインの考えのもと製造段階からの IoT 機器のセキュリティ機能埋込み,と言う考え方が重要とされている.セキュア IoT プラットフォーム協議会と中央大学研究開発機構は, IoT …

    情報処理学会

  • 常時微動観測に基づく勝山盆地の地下構造の推定

    小嶋 啓介, 国谷 努, 伊藤 雅基, 山本 博文, 大堀 道広, 奥山 大嗣 応用地質 61 (2), 50-58, 2020-06-10

    <p>福井県東部に位置する勝山盆地は,同県の最大河川である九頭竜川水系を起源とする段丘および扇状地が発達した盆地である.本研究では勝山盆地周辺を対象として,常時微動観測情報に基づいて地下構造推定を試みた結果を検討している.常時微動の単点3成分観測から,H/Vスペクトルを求め卓越周期を判読し,その段丘・扇状地区分ごとの分布を調べた.また方位ごとの水平/鉛直スペクトル比を検討し,H/Vスペクトルから…

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • C型非代償性肝硬変に対するソフォスブビル/ベルパタスビル12週治療の有効性と安全性

    髙岡 良成, 三浦 光一, 森本 直樹, 柿﨑 暁, 池上 正, 上野 敬史, 新井 弘隆, 畑中 健, 田原 利行, 室久 俊光, 竝川 昌司, 長沼 篤, 大竹 孝明, 堀内 克彦, 浅野 岳晴, 鴨志田 敏郎, 田野 茂夫, 深谷 幸祐, 小曽根 隆, 渡邊 俊司, 津久井 舞未子, 廣澤 拓也, 野本 弘章, 五家 里栄, 前田 浩史, 佐藤 直人, 礒田 憲夫, 山本 博徳 肝臓 61 (5), 276-278, 2020-05-01

    <p>In this multicenter study, we evaluated the efficacy and safety of 12-week sofosbuvir/velpatasvir (SOF/VEL) treatment. We enrolled 43 consecutive patients with decompensated cirrhosis caused by …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献3件

  • 心臓胸部大血管領域におけるSSIの現状・日本心臓血管外科手術

    中井 真尚, 山本 博之, 種本 和雄, 宮田 浩章, 本村 昇 日本外科感染症学会雑誌 17 (2), 54-59, 2020-04-30

    <p>【背景】心臓手術後手術部位感染症(以下,SSI)は臨床成績に影響する。日本心臓手術データベース(Japan Cardiovascular Surgery Database:以下,JCVSD)データを利用しSSIの現状を検討した。【方法】JCVSDデータ中2013年〜17年胸骨切開下胸部心臓大血管手術253,159例を対象。Japanese Healthcare Associated …

    DOI 医中誌

  • 心臓胸部大血管領域におけるSSIの現状・日本心臓血管外科手術

    中井 真尚, 山本 博之, 種本 和雄, 宮田 浩章, 本村 昇 日本外科感染症学会雑誌 17 (2), 42-54, 2020-04-30

    <p>【背景】心臓手術後手術部位感染症(以下,SSI)は臨床成績に影響する。日本心臓手術データベース(Japan Cardiovascular Surgery Database:以下,JCVSD)データを利用しSSIの現状を検討した。【方法】JCVSDデータ中2013年〜17年胸骨切開下胸部心臓大血管手術253,159例を対象。Japanese Healthcare Associated …

    DOI

  • 児童の行動変容と学校適応感の向上を目指した教育実践 -PBISの取組を中心に-

    山本 , 博樹 奈良教育大学教職大学院研究紀要「学校教育実践研究」 = Bulletin of School of Professional Development in Education (SPDE), Nara University of Education 12 21-30, 2020-03-31

    本研究の目的は、児童の行動変容と学校適応感の向上を目指し、米国で開発されたPBIS(Positive Behavioral Interventions and Supports)を参考に実践を行い、その効果について検討することである。  実践は、小学校第5学年を対象に「行動チャート」、「いいね!カード」、「SST(ソーシャルスキルトレーニング)」の三つを柱として行った。効果測定には、学校環境適…

    機関リポジトリ

  • 説明実践に教育心理学は貢献してきたのか?

    山本 博樹, 深谷 達史, 高垣 マユミ, 比留間 太白, 小野瀬 雅人 教育心理学年報 59 (0), 209-230, 2020-03-30

    <p> 2020年度より順次実施の学習指導要領からは「主体的・対話的で深い学び」が目指されることになる。これに対して,教師や生徒同士の説明実践に期待が寄せられるが,説明とは説き手の「説く」と受け手の「明らかになる」から成る言語活動だったはずである。ところが,一方的に「説く」だけで決して受け手自身が「明らかに」ならない言語活動が授業に紛れ込むことがある。説明という言語活動の特徴や構造を取り違えたり…

    DOI Web Site 参考文献28件

  • 東洋学園大学 日本語教員養成課程での学び : 修了生へのインタビュー調査より

    山本 博子, 作田 奈苗 東洋学園大学紀要 = Bulletin of Toyo Gakuen University 28 128-141, 2020-02-28

    本論は、本学グローバル・コミュニケーション学部の2018年度日本語教員養成課程修了生へのインタビュー調査を通し、修了生達が日本語教員養成課程で何を学んだのか、就職後にその学びをどのように生かしているのかを明らかにしたものである。その結果、養成課程で身につけた日本語に対する分析能力や教室活動に関わる知識や技能が、日本語教育機関だけでなく児童養護施設等に就職しても生かされていることが確認できた。一方…

    DOI 機関リポジトリ

  • 対話型実習補助システム「V-TA」

    井上, 達也, 大谷, 雅之, 山本, 博史 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 323-324, 2020-02-20

    近年,質の高い情報教育に対する需要は高まってきている.しかしその一方で教育の体制が追い付いておらず,実際の教育現場においても受講者に対して教育者の数が不足している事や,教育者自身が技術を理解出来ていない事等問題も多くある.本研究ではこれらの問題を解決し,より効率的に質の高い講義を行うため,学生からの質問に対して自動で回答する,AIを用いた対話型実習補助システムを実際に実習で運用する試みを行った.…

    情報処理学会

  • 心室内異常構造物の鑑別に各種モダリティを用いた低左心機能の1例

    橋本 昌樹, 荻本 理紗, 本田 圭, 大森 康歳, 石原 有希子, 鴨井 祥郎, 山本 博之, 田中 茂博 心臓 52 (1), 54-60, 2020-01-15

    <p> 症例は55歳,男性.左下肢壊疽に対して45歳時に左下肢切断術の既往がある.50歳時に健診での心電図異常を契機に経胸壁心エコー,心臓CTを施行された.前壁中隔の壁運動高度低下に加え左前下行枝#7の閉塞,右冠動脈#1の中等度狭窄を認めていた.その後通院を自己中断し以降の精査は未施行であった.55歳時に腰部・右下肢の疼痛としびれを主訴に当院へ搬送,右下肢壊疽の診断で大腿切断の予定となった.術前…

    DOI 医中誌

  • 機能性糖脂質ビザンチンによる<i>Streptococcus mutans</i>の付着抑制効果

    竹中 彰治, 長谷川 泰輔, 小田 真隆, 山本 博文, Traithawit NAKSAGOON, 永田 量子, 鈴木 裕希, 大墨 竜也, 野杁 由一郎 日本歯科保存学雑誌 63 (2), 173-180, 2020

    <p> 目的 : 硫酸化ビザンチン (Viz-S) は, 50μmol/<i>l</i>では<i>Streptococcus mutans</i>バイオフィルムを易剝離性に変化させ, 75μmol/<i>l</i>では付着を抑制する. 本研究では, 75μmol/<i>l</i> Viz-Sの付着抑制機序を解明するため, …

    DOI 医中誌

  • 大腸内視鏡スクリーニングとサーベイランスガイドライン

    斎藤 豊, 岡 志郎, 河村 卓二, 下田 良, 関口 正宇, 玉井 尚人, 堀田 欣一, 松田 尚久, 三澤 将史, 田中 信治, 入口 陽介, 野崎 良一, 山本 博徳, 吉田 雅博, 藤本 一眞, 井上 晴洋 日本消化器内視鏡学会雑誌 62 (8), 1519-1560, 2020

    <p>日本消化器内視鏡学会は,新たに科学的な手法で作成した基本的な指針として,「大腸内視鏡スクリーニングとサーベイランスガイドライン」を作成した.大腸がんによる死亡率を下げるために,ポリープ・がんの発見までおよび治療後の両方における内視鏡によるスクリーニングおよびサーベイランス施行の重要性が認められてきている.この分野においてはレベルの高いエビデンスは少なく,専門家のコンセンサスに基づき推奨の強…

    DOI 医中誌

  • E型肝炎既感染例に発症した輸血後E型肝炎の1例

    髙岡 良成, 森本 直樹, 三浦 光一, 野本 弘章, 渡邊 俊司, 津久井 舞未子, 前田 浩史, 五家 里栄, 礒田 憲夫, 室井 一男, 山本 博徳 肝臓 61 (1), 11-17, 2020-01-01

    <p>症例は74歳男性.2018年X月に大動脈弁置換術の際に輸血を施行した.術後2カ月頃から肝機能障害を認め,HEV-IgA抗体およびHEV-RNA陽性(genotype 3b)でE型肝炎と診断した.その後の解析で輸血前のHEV-IgG抗体陽性,HEV-RNA陰性であったことからE型肝炎既感染例と考えられた.また輸血に使用した凍結新鮮血漿からHEV-RNAが検出され,解析できた遺伝子配列が患者由…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献22件

  • 内視鏡的逆行性胆道膵管造影関連手技の多施設レジストリデータベース:Japan Endoscopy Database(JED)プロジェクト

    加藤 正之, 田中 聖人, 木田 光広, 良沢 昭銘, 松田 浩二, 藤城 光弘, 斎藤 豊, 大塚 和朗, 小田 一郎, 堅田 親利, 小林 清典, 布袋屋 修, 堀松 高博, 小田島 慎也, 松田 尚久, 武藤 学, 山本 博徳, 岩切 龍一, 久津見 弘, 宮田 裕章, 加藤 元嗣, 春間 賢, 藤本 一眞, 上村 直実, 上西 紀夫, 田尻 久雄 日本消化器内視鏡学会雑誌 62 (12), 3105-3115, 2020

    <p>【背景・目的】全国規模かつ人口ベースの内視鏡的逆行性胆管膵管造影(ERCP)関連手技データベースに関する報告は少ない.日本消化器内視鏡学会は全国規模の内視鏡データベース構築のためにJapan Endoscopic Database(JED)Projectを2015年に立ち上げた.今回,われわれは全国規模の内視鏡データベースを構築するにあたり,まずは多施設でのERCP関連手技データ登録システ…

    DOI 医中誌

  • 機能性糖脂質ビザンチンの<i>Streptococcus mutans</i>に対する抗バイオフィルム効果

    竹中 彰治, 長谷川 泰輔, 小田 真隆, 高橋 直紀, 磯野 俊仁, 大倉 直人, 山本 博文, 多部田 康一, 野杁 由一郎 日本歯科保存学雑誌 63 (1), 61-72, 2020

    <p> 目的 : 機能性糖脂質ビザンチン (Viz-S) は, <i>Streptococcus mutans</i>バイオフィルムを易剝離性に変化させることで抗バイオフィルム作用を示す. 本研究では, 培養条件のうち, スクロース濃度を変化させたときの<i>S. mutans</i>の抗バイオフィルム効果, 各種バイオフィルム形成関連遺伝子の転写量ならびにグルコシルトランスフェラーゼ …

    DOI 医中誌

  • 小児・成人のためのPeutz-Jeghers 症候群診療ガイドライン(2020 年版)

    山本 博徳, 阿部 孝, 石黒 信吾, 内田 恵一, 川崎 優子, 熊谷 秀規, 斉田 芳久, 佐野 寧, 竹内 洋司, 田近 正洋, 中島 健, 阪埜 浩司, 船坂 陽子, 堀 伸一郎, 山口 達郎, 吉田 輝彦, 坂本 博次, 石川 秀樹, 岩間 毅夫, 岡﨑 康司, 斎藤 豊, 松浦 成昭, 武藤 倫弘, 冨田 尚裕, 秋山 卓士, 山本 敏樹, 石田 秀行, 中山 佳子 遺伝性腫瘍 20 (2), 59-78, 2020

    Peutz-Jeghers症候群は,食道を除く全消化管の過誤腫性ポリポーシスと皮膚・粘膜の色素斑を特徴とする希少疾患である.<i>STK11</i>遺伝子の生殖細胞系列の病的バリアントを原因とし,常染色体優性遺伝形式をとる.また,がん遺伝子パネル検査によって診断される可能性がある. 本症候群でみられる過誤腫性ポリープは小腸に好発し,ポリープが大きくなると出血,腸閉塞,腸重積の原因となる.初回の消…

    DOI 医中誌

  • クローン病の小腸細菌叢解析から同定されたクローン病関連大腸菌は腸炎誘導能を有する

    永山 学, 矢野 智則, 関谷 万理子, 坂本 博次, 三浦 光一, 砂田 圭二郎, 河口 貴昭, 森田 覚, 本田 賢也, 山本 博徳 日本小腸学会学術集会プログラム・抄録集 4 (0), 33-33, 2020

    <p>【背景】クローン病の病態には腸内細菌が関連すると考えられているが、小腸細菌叢を解析したものは少ない。我々はダブルバルーン内視鏡(DBE)を用いて小腸細菌叢解析を行うことによりクローン病の病態に関わる細菌の同定を試みた。</p><p>【方法】クローン病症例および対照群からDBEを用いて深部小腸よりサンプルを採取した。Illumina …

    DOI

  • 星空の価値の見える化と地域資源としての可能性に関する試み

    吉村, 朋矩, 近藤, 晶, 吉田, 友美, 三寺, 潤, 中城, 智之, 加藤, 英行, 山本, 博文, Tomonori, Yoshimura, Sho, Kondo, Yumi, Yoshida, Jun, Mitera, Tomoyuki, Nakajo, Hideyuki, Kato, Hirofumi, Yamamoto 福井工業大学研究紀要 (49) 288-297, 2019-12-20

    Under the activity of “Hoshinochi lab" aiming for collaboration across barrier between different organizations, we studied the possibility of “starry sky" as a regional resource creating a new added …

    機関リポジトリ Web Site

  • O-14 バイオマスCCSに関する調査

    山本 博巳 バイオマス科学会議発表論文集 15 (0), 25-26, 2019-12-04

    <p>In this paper, BioEnery CCS(BECCS) that would be needed in the case with drastic CO<sub>2</sub> emissions reduction is surveyed. BECCS is the combination of the commercial technology of bioenergy …

    DOI

  • 混成アジア映画に見る家族

    山本 博之 ジェンダー史学 15 (0), 49-58, 2019-10-20

    <p>Feature films are fictional. Even if the film is realistic, we cannot accept it uncritically as the film reflects reality. However, it is inevitable that the temporality and regionality where the …

    DOI Web Site

  • CT/超音波ガイド下針生検で診断し得た硬化性腸間膜炎の1例―coaxial techniqueの有用性―

    上野 真行, 西村 直之, 下立 雄一, 土井 顕, 毛利 裕一, 松枝 和宏, 山本 博, 水野 元夫 日本消化器病学会雑誌 116 (8), 685-689, 2019-08-10

    <p>症例は82歳女性.食思不振,体重減少,心窩部痛を主訴に来院し,腹部CT検査で硬化性腸間膜炎が疑われた.腸間膜に対して,coaxial techniqueと呼ばれる手法を用いてCT/超音波ガイド下針生検を行い,硬化性腸間膜炎の診断が確定した.副腎皮質ステロイドで治療を行い,症状および画像所見の改善が得られた.Coaxial …

    DOI PubMed 医中誌

ページトップへ