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検索結果 334 件

  • Dph-BTBTの伝導におけるHOMO-1の影響

    岩澤 柾人, 長谷川 友里, 野崎 美沙, 栗原 俊平, 大瀧 峻也, 二木 かおり, 石井 宏幸, 佐々木 正洋, 松井 文彦, 解良 聡, 山田 洋一 応用物理学会学術講演会講演予稿集 2021.1 (0), 1966-1966, 2021-02-26

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  • ステンレス鋼を透過した重水素の挙動観察

    岩澤 智也, 宮内 直弥, 高木 祥示, 村瀬 義治, 山田 洋一, 板倉 明子, 佐々木 正洋 表面と真空 62 (10), 635-640, 2019-10-10

    <p>We have observed permeated deuterium on stainless steel surface by electron stimulated desorption (ESD) method with scanning electron microscope (SEM). The deuterium distribution was obtained by …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献20件

  • 表面における原子・分子散乱の理解

    佐々木 正洋, 山田 洋一 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2019 (0), 3Fp09-, 2019

    <p>容器内の気体の流れにおいて、表面の影響は決して無視できるものではない。表面における原子・分子の散乱過程は、長く表面科学の重要な研究テーマとなっていた。本講演では、表面における原子・分子の散乱過程の現状での理解について解説する。</p>

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  • 学級経営に困難を抱える教師の支援

    山田 洋一 日本学級経営学会誌 1 (0), 21-24, 2019

    学級経営に困難を抱える教師への支援がうまくいかないのはなぜなのか。その要因を情報工学的モデルによって解明し,それにかわるコミュニケーションとして,社会構成主義的なモデルを採用する。これによって学級経営に困難を抱える教師のための効果的な支援の在り方をとらえ直し,その手法として「対話」的な支援を提案する。

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  • 親子で学ぶ放射線教育の授業実践-外部連携活用幼稚園での実践3年間のとりくみ-

    秦 浩之, 小西 伴尚, 川田 博基, 山田 洋一郎, 平賀 伸夫, 田邉 博明, 杉崎 隆, 南 創, 岡田 努 日本科学教育学会年会論文集 43 (0), 339-340, 2019

    <p>本研究は,「放射線」について外部連携を活用して,中学生対象に取り組みを実践してきた過程で明らかになってきた様々な課題の検証の報告をし,新たな取り組みとして幼稚園の幼児と保護者を対象とした授業実践3年間の,その実践内容と受講者の変容について報告する。</p>

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  • 地域在住高齢女性のSF-8とBrief-BESTest の関連 -介護予防事業参加者での検討―

    勝木 員子, 中村 浩, 山田 洋一, 源 裕介, 平野 正広, 兎澤 良輔, 浅田 菜穂, 川口 沙織 了德寺大学研究紀要 (13) 185-191, 2019

    本研究の目的は,高齢女性のSF-8とBrief-BESTest との関連について検討することである.65歳以上の女性39名(74.6±5.9歳)を対象に,基本情報収集,SF-8,Brief-BESTest を実施した.基本属性,SF-8の各項目,PCS,MCS とBrief-BESTest の各セクション,合計点との関連性を検討するためSpearmanの順位相関係数を算出した.またBrief-B…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • C<sub>60</sub>修飾したWエミッタからの電界電子放出パターンとエネルギー分析

    日向 雄介, 西山 裕二, 猪狩 朋也, 柳澤 啓史, 小林 伸彦, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 2018 (0), 137-, 2018

    本講演では、ナノ炭素材料で被覆したWエミッタからの電子放出パターンとエネルギー分析等の結果を踏まえて、ナノ炭素材料の電子放出特性について議論する。近年、炭素材料を用いた電子源が注目をされているが、未だその放出特性は明らかになっていない。本研究ではナノ炭素被覆電子源からの電子放出において、共鳴トンネルを示唆する放出パターンやエネルギースペクトルを得たので報告する。

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  • He原子線散乱による有機単結晶の表面構造計測

    大田 駿矢, 宮城 良世, 岩澤 柾人, 伊藤 真澄, 中山 泰生, 鶴田 諒平, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 2018 (0), 311-, 2018

    有機エレクトロニクス材料の基礎物性の理解には、表面がよく規定された単結晶試料の利用が望ましい。そこで本研究では、ペンタセン等の有機単結晶の表面の安定性や酸化による表面への影響などをAFMによる表面形状観察に加え、最表面に敏感かつ実時間計測が可能なHe原子線散乱装置を用いて計測した。本講演では、これらの計測結果から、有機単結晶の脱離などに伴う表面状態の変化について考察する。

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  • Pd(110)表面及び表面近傍における水素、酸素、一酸化炭素の挙動

    宮城 良世, 大田 駿矢, 冨永 正人, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 2018 (0), 121-, 2018

    本研究では、水素、酸素、一酸化炭素と高い反応性を有するPd(110)表面における水素、酸素、一酸化炭素分子の反応過程を、超音速He原子線散乱による直接計測により計測した。特に表面近傍に吸蔵される水素及び酸素の吸蔵に伴う表面変化に注目した。He反射率計測においてそれらの反応をin-situでリアルタイム計測した。また水素及び酸素を同時に試料へ曝露した際の表面変化を観測した。

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  • ステンレス鋼を透過した重水素の挙動観察

    岩澤 智也, 宮内 直弥, 高木 祥示, 村瀬 義治, 山田 洋一, 板倉 明子, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 2018 (0), 142-, 2018

    金属中の水素挙動の解明は,水素脆化などの観点から重要である.この解明のため,我々は走査型電子顕微鏡をベースに開発した装置を用いてステンレス試料を透過した重水素を,電子衝撃脱離(ESD)によってイオン化し検出することで試料表面の重水素分布を得た.試料温度473 K,水素導入圧力0.1 MPaで行った.この実験条件で得られた分布と結晶構造を比較すると,結晶構造毎に重水素分布の違いが生じた.

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  • 超高真空中における有機半導体単結晶表面構造の熱安定性

    伊藤 真澄, 岩澤 柾人, 渕井 康太, 鶴田 諒平, 中山 康生, 佐々木 正洋, 山田 洋一 表面科学学術講演会要旨集 2018 (0), 308-, 2018

    有機半導体を用いたデバイスの性能は他材料との界面構造に依存するため、有機単結晶の実用化のためには表面の基礎物性の理解が不可欠である。特に真空中における有機単結晶表面の熱安定性に関する知見は非常に少ない。本研究では、真空中における有機単結晶表面構造の熱安定性の解明を目的として、Pentaceneなどの代表的な有機単結晶について真空中での加熱に伴う表面構造の変化をAFM像に基づいて議論する。

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  • Ag(110)上単分子層をテンプレートとした高配向有機薄膜の作製

    岩澤 柾人, 長谷川 友里, 佐々木 正洋, 山田 洋一 表面科学学術講演会要旨集 2018 (0), 309-, 2018

    高効率有機デバイスの実現には、結晶性薄膜の形成が必要である。本研究ではPiceneなどの分子の薄膜形成過程の解明のため、異方的な表面を持つAg(110)基板上に、これらの分子の高配向膜の作製を行なった。この試料を用いて、STM計測や電子状態の変化を計測した。この結果、これらの分子は基板の列方向を反映した単分子層を形成し、この構造をテンプレートとして結晶性の高い多層膜の作製が可能となった。

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  • 炭化したシャープペンシル芯からの電界電子放出特性とエネルギー分析

    猪狩 朋也, 西山 裕二, 安達 学, 日向 雄介, 小林 伸彦, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 2018 (0), 132-, 2018

    本講演では炭化したシャープペンシル芯先端からの電界電子放出特性について、FEMやFIM、エネルギー分析結果にもとづいて議論する。シャープペンシル芯断面には、断面に対して垂直に配向したグラファイトが多く含まれている。そのため、芯先端に効率よく電界集中を引き起こすことができ、数V/μmという低電界で電子放出が得られる。よって、炭化したシャープペンシル芯は、安価で簡便に作製可能な電子源として期待できる。

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  • 宇都宮大学におけるJST グローバルサイエンスキャンパス の取り組み

    大庭 亨, 出口 明子, 松田 勝, 山田 洋一 日本科学教育学会研究会研究報告 32 (5), 101-104, 2017-12-16

    <p>本研究では,宇都宮大学で運営しているJST グローバルサイエンスキャンパス事業<iP-U> の 2016 年度カリキュラムとその評価結果を報告する。次代を担う科学人材に必要な5 つの基盤的能力を設定していることがカリキュラムの特徴である。評価の結果,本カリキュラムは受講者らの5 つの基盤的能力に関する自己評価を高めるものであることが示された。またカリキュラム修了時に全受講者から約1 …

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  • 尖鋭構造を持たない炭素膜からの電界放出

    堀江 翔太, 麻薙 健, 明神 拓真, 樋口 敏春, 山田 洋一, 佐々木 正洋 Journal of the Vacuum Society of Japan 60 (1), 13-17, 2017

     Field emission features from Si and W tips are drastically improved upon coating even with simple carbon films. In this paper, in order to obtain clues to clarify the mechanism, we examine …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 歩行時の体幹動揺と頭部動揺の計測とその評価

    柊 幸伸, 中村 浩, 川崎 翼, 山田 洋一, 平野 正広, 兎澤 良輔, 勝木 員子, 清水 菜穂 理学療法学Supplement 2016 (0), 0590-, 2017

    <p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>歩行時の重心移動や下肢から伝わる衝撃による変位や動揺は,下肢や体幹による緩衝作用で減衰される。加齢による筋力低下やバランス能力の低下は,歩行時の体幹動揺の増加の要因となり,頭部動揺および視線の動揺をもたらし,転倒リスクの1つとなる。したがって,歩行時の体幹動揺の制御能力の評価が重要であり,その評価手法の確立が必要と考える。</p><p></p>…

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  • C60からの電界電子放出パターンの起源に関する研究

    西山 裕二, 安達 学, 麻薙 健, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 37 (0), 195-, 2017

    本講演では、C60からの電子放出パターンとエネルギー分析等の結果を踏まえて、電子放出と超原子分子軌道(SAMO)の関係とパターン形成の機構について議論する。エミッタ先端に吸着した炭素系低分子から特異な電子放出パターンが数多く観測されていが、その機構は十分に解明されていない。炭素系材料からの電子放出の機構解明につながるものと期待される。

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  • TADF分子膜の配向制御及び発光特性計測

    南 颯人, 佐々木 正洋, 山田 洋一, 細貝 拓也, 中野谷 一, 安達 千波矢, 長谷川 友里 表面科学学術講演会要旨集 37 (0), 212-, 2017

    熱活性遅延蛍光分子は、緻密な分子設計によって内部量子効率100%を実現することが知られている。高効率の有機ELデバイス実現のためには、高い内部量子効率の維持が重要であると考える。我々は金属基板上でいくつかのTADF分子について高配向の単分子膜を形成し、STMにより構造解析を行った。また、過渡発光計測の結果、TADF分子の一種である4CzIPNは遅延蛍光の発光効率が膜厚に依存することを見出した。

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  • 高配向PiceneおよびDNTT分子膜の電子状態

    長谷川 友里, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 37 (0), 68-, 2017

    分子間力が強い有機半導体低分子は、単結晶デバイスにおいて、軌道の重なりの増大によるバンド様伝導示すことが報告されている。分子配向の制御により分子軌道の重なりを変調することができれば、単結晶を超える電荷輸送特性が期待できる。本研究では、Ag(110)上にPiceneやDNTTの高配向膜を作製した。STMとARUPS計測により、バルクとは異なる分子配列と電子状態が形成されていることが示唆された。

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  • Si(111)-(√7×√3)-In表面超伝導体上へのCuPc及びF<sub>16</sub>CuPc吸着による超伝導転移温度変化

    角 直也, 山田 洋一, 佐々木 正洋, 吉澤 俊介, 内橋 隆 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2586-2586, 2017

    <p>Si(111)-(root7xroot3)-Inは表面超伝導を示すが、表面へのドーパント供給等により超伝導転移温度の変調が可能となると考えられる。実際にこれまでに電子アクセプタ性のCuPc分子を添加すると、転移温度が上昇することが報告された。本研究ではよりアクセプタ性の強いF16CuPcの添加を試みる。ここではSi(111)-(root7xroot3)-Inに、CuPc及びF16CuPcを…

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  • 高齢化率の低い都市部に暮らす高齢女性のロコモ度と骨密度の関連 -介護予防事業参加者からの検討―

    勝木 員子, 中村 浩, 柊 幸伸, 山田 洋一, 平野 正広, 川崎 翼, 兎澤 良輔, 清水 菜穂 了德寺大学研究紀要 (11) 23-28, 2017

    本研究の目的は,高齢化率の低い都市部に暮らす高齢女性のロコモの傾向を検討することおよび骨密度との関連を検討することである.65歳以上の女性31名(平均年齢75.5±6.4歳)を対象に,基本情報収集,ロコモテスト,骨密度測定を行った.ロコモ25,立ち上がりテスト,2ステップテストの結果より対象者を非ロコモ群,ロコモ群の2群に分けMann-Whitney検定を用いて比較したところ,ロコモ25のみ有意…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 地域在住高齢者における肩関節水平内転筋力と肺機能の関連

    平野 正広, 加藤 宗規, 中村 浩, 柊 幸伸, 山田 洋一, 勝木 員子, 川崎 翼, 兎澤 良輔, 清水 菜穂 了德寺大学研究紀要 (11) 29-34, 2017

    本研究の目的は,大胸筋を主動作筋とする肩関節水平内転筋力と肺機能の関連を調査することである.地域在住高齢者36名を対象に,検者1名によって肩関節水平内転筋力および肺機能検査を実施した.肩関節水平内転筋力は,0.27±0.08kgf/kgだった.%VCは147.4±5.0%,%FVCは128.3±17.9%,%FEV1.0は129.8±20.4%,FEV1.0%は78.1±7.7%であった.肩関節…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • パーキンソン病患者の運動イメージ能力低下における身体活動能力の関与

    川崎 翼, 三上 恭平, 青木 良磨, 阿保 吉英, 石黒 留美子, 中村 浩, 柊 幸伸, 兎澤 良輔, 山田 洋一, 勝木 員子, 平野 正広, 清水 菜穂 理学療法学Supplement 2016 (0), 0973-, 2017

    <p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>パーキンソン病(PD)患者は,認知面の低下とは独立して運動イメージ能力が低下していることが報告されており,日常生活活動(ADL)能力の低下との関連が示唆されている(Cohen, et al., 2011)。しかしながら現在のところ,この運動イメージ能力の低下が,PD患者が持つ様々な病態とどのように関連しているかについては検証されていない。本研究…

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  • 熱活性型遅延蛍光(TADF)分子の配向制御と電子状態評価

    山田 洋一, 長谷川 友里, 細貝 拓也, 中野谷 一, 安達 千波矢, Enrique Ortega 表面科学学術講演会要旨集 37 (0), 3-, 2017

    熱活性型遅延蛍光(TADF)は、三重項励起子を熱励起により一重項励起子に逆項間交差させることで、内部量子効率100%の蛍光発光を可能にする。この分子を用いたデバイスの外部量子効率を向上させるため、配向制御により遷移双極子モーメントを揃えることで、光取出効率を向上させることが重要である。我々は、この分子の配向制御を達成し、さらに配向膜の電子状態が孤立分子と同様であることを示した。

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  • ペンタセン単結晶上のC60/Pn積層膜の界面制御と励起子ダイナミクス

    岩澤 柾人, 長谷川 友里, 細貝 拓也, 松崎 弘幸, 中山 泰生, 鶴田 諒平, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 37 (0), 57-, 2017

    本研究では有機P-N接合界面での励起子挙動の解明のため、Pentacene単結晶上にC<sub>60</sub>とPnを蒸着し、界面形状の異なる試料を制御して作製した。それらの試料に励起光を照射し、三重項励起子の過渡吸収分光(TAS)計測を行った。この結果、三重項励起子消滅過程は、界面での電荷分離による時定数の短い成分とバルクでの失活による時定数の長い成分に分離でき、界面成分と界面構造の関係の議…

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  • 親子で学ぶ放射線教育の授業実践

    秦 浩之, 小西 伴尚, 川田 博基, 山田 洋一郎, 平賀 伸夫, 田邉 博明, 杉崎 隆, 南 創, 岡田 努 日本科学教育学会年会論文集 41 (0), 387-388, 2017

    <p>本研究は、「放射線」について外部連携を活用して、幼稚園の幼児と保護者を対象とした授業実践を行った。その内容について報告する。</p>

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  • O-001 高齢者の運動予測誤差は身体活動能力低下に起因する

    川崎 翼, 兎澤 良輔, 浅田 奈穂, 柊 幸伸, 山田 洋一, 平野 正広, 勝木 員子, 中村 浩 関東甲信越ブロック理学療法士学会 36 (0), 1-1, 2017

    <p>【目的】</p><p>高齢者の転倒の原因の一つに,身体能力低下の認識が不足し、過大評価してしまうことが挙げられている.しかしながら,現在のところこの過大評価と身体能力の関連性は検証されていない.本研究では,2 ステップ課題によって予測誤差を計測し、運動予測の過大評価者は身体活動能力低下を呈しているのかを検証した.</p><p>【方法】</p><p>健常高齢者107名 …

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  • 六方晶窒化ホウ素上のCoナノ粒子の垂直磁気異方性

    渡邉 貴弘, 山田 洋一, 佐々木 正洋, 小出 明広, 圓谷 志郎, 境 誠司 表面科学学術講演会要旨集 36 (0), 397-, 2016

    磁性薄膜のスピントロニクスへの応用において垂直磁気異方性(PMA)の制御は重要な課題である。最近、グラフェンと積層した磁性金属にPMAの発現や促進が報告され注目されている。本研究では、AFMおよびXMCD分光を用いて、グラフェンと結晶構造が類似の絶縁体である六方晶窒化ホウ素(h-BN)上のCoナノ粒子(粒径:22 nm, 厚さ:2 nm)が室温でPMAを示すことを見いだした。

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  • Si(111)-(√7×√3)-In表面へのアクセプター分子およびドナー原子の吸着による電子状態、電気伝導変調

    角 直也, 長谷川 友里, 山田 洋一, 佐々木 正洋, 吉澤 俊介, 内橋 隆 表面科学学術講演会要旨集 36 (0), 350-, 2016

    In吸着Si(111)表面のSi-(√7×√3)-In構造は約3Kで表面超電導を示すことが注目されてきた。最近、この表面に電子アクセプター性のCuPcを吸着させると超伝導転移温度が上昇することが示された。本研究では、より電子アクセプター性の大きいF16CuPcや、電子ドナー性の高いK原子を吸着させた際の表面構造や表面電子状態、超伝導転移温度をSTMや光電子分光、電気伝導計測を用いて計測した。

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  • エミッタ先端に吸着したC60分子からの電界電子放出

    安達 学, 西山 裕二, 麻薙 健, 明神 拓真, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 36 (0), 288-, 2016

    エミッタ先端にC60を吸着させその時の電子放出特性と電子放出像(FEM像))を計測した。予想される仕事関数と比較して低電界で電子が放出され、特異なFEM像を観測した。さらに、エネルギー分析の結果も加味して、その起源について議論する。

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  • 室温水素雰囲気中でのPd(110)における水素の挙動2

    生津 達也, 庄司 陸人, 前田 拓郎, 冨永 正人, 宮城 良世, 山田 洋一, 佐々木 正洋 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2336-2336, 2016

    <p>本研究では、室温のPd(110)表面における水素吸着、表面再構成、水素吸蔵過の各過程を、He原子線散乱によりin-situでリアルタイム計測した。特に、これらの反応に対する原子状水素および不純物の影響を明らかにすることを目的とした。特に水素吸蔵時において、原子状水素の影響が顕著に現れ、表面形状が変化している可能性を得た。講演では、STMによる表面形状計測の結果を交えて議論を行う。</p>

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  • 理学療法学科生における基礎・専門科目の意識調査

    山田 洋一 理学療法学Supplement 2015 (0), 1720-, 2016

    【はじめに,目的】理学療法専門科目は必修科目の位置づけで必要な知識に加え,技術修得も目標とされている。実習や国家試験に役立つよう必要な知識・技術を効率よく修得させる目的で,教員は様々な準備や仕掛けを講じ,授業をデザインする。養成校から臨床へ円滑に移行するためにも,コアカリキュラムに準拠した技術面の修得も授業目標としては重要な視点といえる。今回,本学のカリキュラムに対して,臨床実習を終えた4年生を…

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  • 室温Pd(110)の水素吸蔵過程におけるHe原子線散乱計測

    生津 達也, 庄司 陸人, 前田 拓郎, 冨永 正人, 宮城 良世, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 36 (0), 291-, 2016

    本研究では、室温のPd(110)表面における水素吸着、表面再構成、水素吸蔵の各過程を、in-situで実時間計測した。特に、これらの反応に対する原子状水素およびCOの影響を明らかにすることを目的とした。原子状水素と分子状水素では表面形状変化に明確な差異が見られた。さらに、原子状水素においては水素吸蔵時に表面形状変化の可能性が考えられた。講演ではSTMによる表面形状計測の結果も交えて議論する。

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  • 学生実験としての放射線測定とその分光的取り扱い

    岩井 秀和, 山田 洋一 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 3220-3220, 2016

    <p>大学1年生のための初級化学実験の一テーマとして、KClを線源としてβ線計測を行った。この放射線計測では、線源と計測器の間に材質・厚みの異なる遮へい材を入れた。この計測値の対数値を、遮へい材の厚さに対してプロットすると、線形性が観測される。遮へい材が厚くなると透過量光が減ることや、材質の密度が大きいほど透過光が少ないことは、可視光等の単色光吸収に見られるLambert-Beerの法則に従うこ…

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  • 室温水素雰囲気中でのPd(110)における水素の挙動1

    庄司 陸人, 生津 達也, 宮城 良世, 前田 拓郎, 冨永 正人, 山田 洋一, 佐々木 正洋 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2400-2400, 2016

    <p>本研究では、高い水素吸蔵特性を有するPd(110)表面における水素分子の反応過程を、超音速He原子線散乱による直接計測により計測した。特に室温の水素雰囲気中における水素の表面吸着と、表面再構成、水素吸蔵の各過程に注目した。He反射率計測において、これらの過程をin-situでリアルタイム計測した。He反射率計測では、表面反応過程を明確すると同時にHe回折計測で各過程における表面構造を決定し…

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  • 親子で学ぶ放射線教育の授業実践

    秦 浩之, 小西 伴尚, 川田 博基, 山田 洋一郎, 平賀 伸夫, 田邉 博明, 杉崎 隆, 南 創 日本科学教育学会年会論文集 40 (0), 215-216, 2016

    <p>本研究は、中学3年生『科学技術と人間』の「放射線の性質」について、外部連携を活用して、 生徒と保護者を対象とした授業実践を行った。その内容について報告する。</p>

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  • 静岡県理学療法士会 教育・管理系専門部会活動報告

    堀本 ゆかり, 山田 洋一, 佐々木 嘉光, 中澤 陽介, 内田 全城, 石神 理恵, 鈴木 りえ 理学療法学Supplement 2014 (0), 0851-, 2015

    【目的】静岡県理学療法士会 教育・管理専門部会は,平成19年度に県内の臨床実習指導者の教育力向上を目的に設置され,臨床実習指導者の教育的スキルの向上,養成校間の連携強化,教育関連の研究活動の推進,組織運営上の人材教育を活動目的として取り組んでいる。今回,臨床実習指導者の教育力向上を目的として作成した臨床教育支援用DVDの紹介と,その満足度について報告する。【活動報告】DVDは2本制作し,全視聴時…

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  • Ge(100)2x1表面の大気酸化物の放射光光電子分光分析

    吉越 章隆, 岡田 隆太, 寺岡 有殿, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 35 (0), 159-, 2015

    GeはSiより優れたキャリアー移動度を有するため、次世代LSIの代替えチャネル材料として注目されている.一般にその酸化物は大気中で不安定と考えられることから、大気中での酸化膜に関する研究が重要となっている.そこで、超高真空中で作成したGe(100)2x1清浄表面を大気に放置した後に形成される表面酸化物を放射光光電子分光によって調べた.超高真空中の酸素ガス導入により形成される酸化物と異なることが明…

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  • Ge(100)2×1およびGe(111)c(2×8)表面の室温酸化物の放射光光電子分光研究

    吉越 章隆, 岡田 隆太, 寺岡 有殿, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 35 (0), 158-, 2015

    GeはSiより優れたキャリアー移動度を有するため、次世代LSIの代替えチャネル材料として注目されている.酸素ガスおよび超音速酸素分子線によって超高真空中で作成したGe(100)2×1およびGe(111)c(2×8)清浄表面を室温酸化したものを比較した.発表では、放射光光電子分光によって明らかになった吸着量や酸化価数の違いおよび酸化反応メカニズムなどを報告する.

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  • FIM/FEMを用いた先鋭化したシャープペンシル芯の構造評価

    明神 拓真, 安達 学, 麻薙 健, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 35 (0), 293-, 2015

    炭素ナノ構造体は低電界で良好な電子放出特性を有する。我々は垂直配向したグラファイトエッジを有するシャープペンシル芯断面を電子源として利用し、その電子放出特性が極めて良好であることを示した。しかし、先端形状が複雑であるために電子放出の起源となる電子放出サイトの同定は困難であった。そこで、先鋭化し形状を単純化したシャープペンシル試料にFIM/FEM計測を行うことでエミッタ形状と電子放出の関係を調べる。

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  • Ge(110)表面におけるPt及びAu単一配向ナノワイヤーの作製とその構造計測

    渡邉 貴弘, 山田 洋一, 佐々木 正洋, 境 誠司, 山内 泰 表面科学学術講演会要旨集 35 (0), 321-, 2015

    半導体結晶表面上の金属ナノワイヤは、低次元電子物性の研究及びそのデバイス応用の観点から注目されるが、よく定義された試料の作製は難しい。本研究では、STMとLEEDを用いて、異方性の強いGe(110)上で単一配向のPt及びAuのナノワイヤを作製できることを発見した。講演では、その詳細な結果に加えて、ナノワイヤの最表面原子の特定のため行った、最表面敏感の準安定原子脱励起分光計測の結果も併せて議論する。

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  • 尖鋭構造を持たない炭素膜からの電界放出

    堀江 翔太, 麻薙 健, 明神 拓真, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 35 (0), 366-, 2015

    尖鋭構造をもたない炭素膜であっても物質が有する仕事関数よりも低い実効仕事関数で電界電子放出が起こることが知られている。その機構を解明するため、膜厚、曲率半径の異なる多数の試料からの電子放出特性とFIM/FEM像を詳細に検討した。その結果を報告する。

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  • 超音速H_2分子線による曲率を有する炭素系低分子と水素との反応計測

    生津 達也, 國原 淳, 庄司 陸人, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 35 (0), 375-, 2015

    本研究では、炭素系低分子による薄膜と水素分子との反応を、超音速分子線の反応性散乱計測により解析した。モデル系としてCu(111)上のC60単分子層に注目し、水素分子線の回折スペクトルをHe原子線の回折スペクトルと比較することで、水素の感じるポテンシャルエネルギー表面の形状に関する情報を得た。講演ではC60以外にもsumanene等の曲率を有するπ共役系分子膜からの水素分子線散乱を議論する。

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  • 単分子層の構造制御に基づく高配向性picene分子膜作製

    坪井 大夢, 佐々木 正洋, 山田 洋一 表面科学学術講演会要旨集 35 (0), 419-, 2015

    piceneは次世代有機デバイス材料として期待されているが、良質の薄膜の作成手法は未だ確立していない。我々は分子の単分子層の構造を制御することで薄膜構造の制御を目指している。 本研究では基板表面を選ぶことでpicene単分子層の構造を制御し、薄膜構造を光学顕微鏡等で計測した。結果、単分子層の構造が秩序的なAu(111)基板上では、直線状のアイランドが3方向に配向性をもって形成することがわかった。

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  • ピセン分子層へのアルカリ金属吸着

    矢野 雅大, 清水 亮助, 坪井 大夢, 長谷川 友里, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 35 (0), 176-, 2015

    Au(111)面上に作製したピセン分子層にアルカリ金属を蒸着した。このときの構造と電子状態を走査型トンネル顕微鏡(STM)と放射光を利用した角度分解光電子分光(ARPES)を用いて詳細に計測した。これらの結果をもとにピセンにアルカリ金属をドープした場合の変化について議論する。

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  • 分子レベル構造制御によるAu(111)上DNTT単分子膜の電子状態の変調

    長谷川 友里, 細貝 拓也, 若山 裕, K.R. Koswattage, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 35 (0), 90-, 2015

    DNTTをはじめ,高移動度を示す有機半導体低分子は高性能OFET材料として見込まれる.それらの単結晶性試料の電子状態解析がなされている一方,分子レベル構造に関する知見は多くない.我々はSTM計測から,Au(111)上のDNTT MLの分子配列が密度により変化することを見出した.各々の配列の電子状態計測およびDFT計算から,密度変化に伴う波動関数の重なりの変化により電子状態が変調し得ることが示され…

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  • 親子で学ぶ放射線教育の授業実践

    秦 浩之, 小西 伴尚, 川田 博基, 山田 洋一郎, 平賀 伸夫, 田邉 博明, 杉崎 隆 日本科学教育学会年会論文集 39 (0), 220-221, 2015

    <p>本研究は、中学3年生『科学技術と人間』の「放射線の性質」について、外部連携を活用して、 生徒と保護者を対象とした授業実践を行った。その内容について報告する。<tt> </tt></p>

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  • 動作分析熟達に向けた画像処理能力の分析

    山田 洋一, 堀本 ゆかり, 丸山 仁司 理学療法学Supplement 2013 (0), 0424-, 2014

    【はじめに,目的】臨床における動作分析は理学療法介入を行う上で重要な情報であり,医学的・社会的情報などとの照合や原因を推察し,目標設定や介入内容を決定する重要な評価項目である。この評価はさまざまな装置を利用した客観的なデータ収集も可能だが,医療現場では装置が高価で導入は難しく,また,データ解析にも熟練を要するため,多くの現場では理学療法士(以下,PT)自身の評価に委ねられている。分析は観察から得…

    DOI 医中誌

  • 金属及び半導体表面上での、picene分子膜の成長過程計測

    清水 亮助, 矢野 雅大, 遠藤 めぐみ, 佐々木 正洋, 山田 洋一 表面科学学術講演会要旨集 34 (0), 169-, 2014

    STM及びXPSを用いて、Cu(111)及びAu(111)表面上でのpicene分子膜の成長に伴う構造と電子状態の変化を計測した。 Au(111)基板上では、picene分子は被覆率に依存して2種類の構造を形成するが、Cu(111)基板上では、単一の構造のみが形成されることが わかった。また、各金属基板とpicene分子との結合は非常に弱いこと、さらに多層が形成されにくいことがわかった。

    DOI

  • Li内包C60の電子物性評価と電気二重層キャパシタへの応用

    佐藤 翔, 山田 洋一, 佐々木 正洋, 權 垠相, 境 誠司, 笠間 泰彦 表面科学学術講演会要旨集 34 (0), 53-, 2014

    近年、Li<sup>+</sup>内包フラーレン(Li<sup>+</sup>@C<sub>60</sub>)がPF<sub>6</sub><sup>-</sup>との塩の形で大量合成された。本研究ではLi<sup>+</sup>@C<sub>60</sub>[PF<sub>6</sub>]<sup>-</sup>塩の電気二重層キャパシタへの応用を目指す。今回はLi<sup>+</sup>@C<…

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  • DVD版ティーチングティップスの教育的効果

    堀本 ゆかり, 山田 洋一, 佐々木 嘉光, 中澤 陽介, 内田 全城, 石神 理恵, 鈴木 りえ 理学療法学Supplement 2013 (0), 0419-, 2014

    【はじめに,目的】理学療法士養成校での臨床実習は,専門分野の34%を占めており,その成果は理学療法士育成の大きな位置づけとなっている。臨床実習指導者(以下,指導者)はロールモデルとして存在し,指導者と学生との関係性はその進捗に影響を与える。臨床実習の進捗が滞る原因は,学生の資質的課題,臨床実習施設および養成校の関わり方など多くの要因が存在する。臨床教育を向上させるためには,学生に関わる関係者が積…

    DOI 医中誌

  • Kドープしたフタロシアニン単分子膜の分子レベル構造と電子状態

    長谷川 友里, 山田 洋一, 佐々木 正洋, 若山 裕 表面科学学術講演会要旨集 34 (0), 175-, 2014

    フタロシアニン(Pc)は、Kドープにより電子状態が絶縁体-金属-絶縁体転移することが報告されているが、特に電気物性との関連が未解明である。本研究では、STMとUPSを用いて、Kドープに伴うPc単分子膜の電子状態変化と分子レベルの構造変化を決定した。Kドープに伴い、単分子膜の再構成と無秩序化が確認された。電子状態は金属がしないが、EF近傍に新状態が確認された。これらと電気伝導度との関連が示唆された。

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  • He原子線散乱によるアルカリドーピングした有機単分子膜の構造計測

    國原 淳, 金城 厚, 生津 達也, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 34 (0), 84-, 2014

    有機分子へのアルカリ金属ドーピングに伴う分子膜の構造変化の詳細は未解明である。本研究では、超音速He原子線散乱(HAS)を用いて、coronene単分子膜へのKドーピングの過程及びドーピング前後の構造を計測した。He反射強度計測により、ドーピングに伴い分子膜の表面電子状態が複雑に変化していくことが分かった。さらに、He原子線回折より、ドーピングにより表面電荷密度が平坦化していることが示された。

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  • Kドープされたフタロシアニン単分子膜の秩序形成

    長谷川 友里, 山田 洋一, 佐々木 正洋, 若山 裕 表面科学学術講演会要旨集 33 (0), 26-, 2013

    フタロシアニンはKドープによりその電気的性質が絶縁体から金属へと変化することが知られているが、その際の微視的な構造変化については詳細な理解が得られていない。そこで本研究では、Kドープ量を変化させた場合のフタロシアニン単分子膜の構造変化を、走査型トンネル顕微鏡を用いてナノスケールで観察した。Kドープに伴い、単分子膜の無秩序化が観察された。

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  • カリウム吸着による芳香族系単分子層の構造変化

    矢野 雅大, 岡田 遼介, 遠藤 めぐみ, 石津 友康, 長谷川 友里, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 33 (0), 127-, 2013

    金属ドープは有機材料の電子状態を変調する有効な手段であるが、金属-分子間相互作用は未だ理解されていない。この理解のため、複数の芳香族単分子層へカリウムを蒸着した際の構造変化を走査型トンネル顕微鏡を用いて計測した。この結果、単分子層は芳香族分子種により異なる構造変化を生じることが確認され、それぞれの分子がカリウム原子と強く相互作用していることが示唆された。

    DOI

  • 放射光XPSを用いたGe(100)-2×1表面の室温酸化物の時分割観察

    吉越 章隆, 岡田 隆太, 寺岡 有殿, 岩井 優太郎, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 33 (0), 114-, 2013

    Siより移動度で優れたGeは次世代電子デバイス材料として注目されており,その単結晶表面酸化の研究は重要となっている.本研究では,室温でGe(100)-2×1表面にバックフィリングあるいは超音速酸素分子線(並進エネルギー:2.2 eV)によって生成する酸化物を飽和酸化に至るまで放射光XPSによって時分割観察した。どちらも、Si酸化と異なりGe酸化成分(Ge<sup>1+</sup>, …

    DOI

  • Ge(100)-2x1表面への室温酸素初期吸着確率の並進エネルギー依存性

    吉越 章隆, 岡田 隆太, 寺岡 有殿, 岩井 優太郎, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 33 (0), 123-, 2013

    Siよりキャリアー移動度で優れたGeは次世代電子デバイス材料として注目され,その酸化研究が重要となっている.本研究では、酸素分子のGe(100)-2x1表面への室温初期吸着確率の並進エネルギー依存性を調べた.放射光を用いて酸素曝露量に伴う吸着量変化をO 1s光電子スペクトルから評価した.0.1 eVと0.47 eV付近に酸素分子の吸着バリアーの存在を示唆する結果を得た.

    DOI

  • Coronene単分子層へのアルカリ金属吸着

    遠藤 めぐみ, 矢野 雅大, 長谷川 友里, 岡田 遼介, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学 34 (8), 432-436, 2013

    Potassium adsorption on the coronene monolayer has been investigated as a model of the alkali-metal doping of the organic superconductors. It was found that the coronene monolayer underwent a …

    DOI Web Site 参考文献39件

  • 動作分析における理学療法非熟達者の視線特性について

    山田 洋一, 堀本 ゆかり, 丸山 仁司 理学療法科学 28 (5), 589-595, 2013

    〔目的〕理学療法非熟達者の視線を測定することで,動作探査能力を分析し技能指標の手がかりを模索する.〔対象と方法〕対象は養成校4年生12名.腱板断裂術後の肩挙上を投影し,プロフィール告知前後の停留点の測定と,「疾患名」「注目点」「注目点の変化」「動作分析の注目点」を回答させ視線特性を検討した.〔結果〕疾患名の正答者は1名で,告知前後の停留回数は肩関節・肩甲骨周囲・肘部で有意な差があった.注目点は,…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献1件

  • 動作分析における視点注視特性について

    山田 洋一, 堀本 ゆかり, 原澤 洋平 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101988-48101988, 2013

    【はじめに、目的】理学療法介入プログラムの立案に、動作分析は欠かせない。臨床では,評価と治療介入は常に同時進行で行われることが多いが、高額な動作解析装置を使用しての動作解析は導入が難しく、専ら視診、触診を中心に評価される。現状では、養成校卒業時点で、即戦力とは言い難く、評価の段階でも課題を抱えており、この解決は卒後教育に委ねられている。本研究の目的は、臨床実習終了後の学生の動作分析視点ポイントを…

    DOI

  • coronene単分子層へのアルカリドーピング

    山田 洋一, 矢野 雅大, 岡田 遼介, 遠藤 めぐみ, 長谷川 友里, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 32 (0), 269-, 2012

    ナノグラフェン分子であるcoroneneの単分子層の電子状態を変調するため、アルカリ元素のドーピング効果を調べた。このときSTMにより単分子層の構造変化と電子状態の変化とを計測した。K吸着により単分子層の吸着構造が変化し、特異な電子状態を示すことがわかった。<br>

    DOI

  • Ge(100)-2×1表面の超音速酸素分子線による室温酸化促進

    吉越 章隆, 岡田 隆太, 寺岡 有殿, 山田 洋一, 佐々木 正洋, 神農 宗徹 表面科学学術講演会要旨集 32 (0), 27-, 2012

    電界効果トランジスタの新チャネル材料として、Siよりもキャリア移動度等で優れたGeが注目され、Ge酸化物とその生成機構の解明が重要となっている。本研究では、代表的な低指数面であるGe(100)-2×1表面の超音速酸素分子線(2.2eV)とバックフィリングによる室温酸化を放射光XPSで比較した。分子線による吸着曲線の変化、吸着酸素量の増加と関連する吸着サイトの違いを明らかにしたので報告する。

    DOI

  • O2の並進運動エネルギーによるGe(111)-c(2×8)室温表面の酸化促進と生成酸化物の相関

    岡田 隆太, 吉越 章隆, 寺岡 有殿, 神農 宗徹, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 32 (0), 28-, 2012

    Ge低指数面の中で電子移動度に優れる(111)は、電界効果トランジスタのチャンネルとして検討され、その酸化機構の解明は重要である。本研究では異なるE<sub>k</sub>による表面酸化物の違いを放射光XPSにより調べた。E<sub>k</sub>増加による酸素吸着量増加とそれに対応したGeの酸化成分の変化を発見した。吸着酸素の増加がGe<sup>3+</sup>形成に対して1.0 …

    DOI

  • 理学療法士の自己認識から抽出した今後の育成課題

    山田 洋一, 丸山 仁司 理学療法科学 27 (4), 385-389, 2012

    〔目的〕理学療法士の育成課題を抽出するため,理学療法士の自己認識を分析した.〔対象と方法〕静岡県内の医療施設に勤務する理学療法士67名とした.「自己認識質問紙」を用い調査を行い,解析した.〔結果〕「一人前」に到達するまでの年数は平均9.98±4.24年であった.「治療技術」と「学術」の重要度では,経験年数が低いほど「治療技術」の修得を必要と感じている者が多く,自身の達成度や組織の満足度に課題のあ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献4件

  • 希ガス原子線散乱による有機単分子層の計測

    渡邊 研人, 七辺 寛幸, 金城 厚, ン ジャフイ, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 32 (0), 218-, 2012

     He及びAr原子線散乱を用いると、金属基板上のグラフェン等の有機半導体単分子層の成長過程や振動状態を敏感に調べることができる。ここでは特に、異なる支持基板上の同種の単分子層からの散乱を解析することで、単分子層と基板との結合の情報を得た。

    DOI

  • 医療施設に勤務する理学療法士の自己認識と性格特性の関係について

    山田 洋一, 堀本 ゆかり 理学療法学Supplement 2010 (0), GbPI1476-GbPI1476, 2011

    【目的】理学療法士(以下PT)養成校での教育目標は、「ある程度の助言の下で基本的理学療法が行えるレベル」とされ、卒業後、所謂「一人前」と言われるレベルまでの教育は、所属施設を中心に行われている。しかし、臨床現場における教育方法に、決められた手法はない。養成校教育での教育目標はブルームによる「認知領域」、「精神・運動領域」、「情意領域」の3つの領域「Taxonomy」に分けられているが、卒後教育で…

    DOI 医中誌

  • よりよい人材育成のために

    山田 洋一 東海北陸理学療法学術大会誌 27 (0), 90-90, 2011

    【目的】静岡県理学療法士会 教育・管理系専門部会」(以下:専門部会)は平成20年度に新設され、当初、臨床実習指導者の教育レベル向上を目的に活動を行ってきた。しかし、生涯学習モデルからは、養成校教育や臨床実習は国家資格取得前の一過程に過ぎず、一人前の理学療法士となるためには、臨床業務に携わりながら日々研鑽しキャリア・アップを図る必要がある。そのためには、職場外の研修会や講習会の充実とともに、職場の…

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  • 電子ドープされたC<SUB>60</SUB>単分子層における水素吸着・脱離の計測

    渡邉 研人, 佐竹 勇樹, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 31 (0), 76-76, 2011

    次世代水素貯蔵材料としてナノ炭素材料が期待されている。最近理論計算によってC<SUB>60</SUB>にアルカリ金属等をドープし電子状態を改質することで、水素の分子状吸着が促進される現象が報告され、実用的な水素貯蔵材料として注目されている。本研究では電子ドープされたC<SUB>60</SUB>とみなせるCu(111)上のC<SUB>60</SUB>単分子層に着目し、He原子線散乱により水素の吸着…

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  • Cu(111)及びHOPG上でのLi@C60単分子層の電子状態計測

    田中 健, 中山 拓人, 佐々木 正洋, 山田 洋一, 山口 晃寛, 才田 守彦, 横尾 邦義, 表 研次, 笠間 泰彦 表面科学学術講演会要旨集 31 (0), 74-74, 2011

    本研究ではLi@C<SUB>60</SUB>単分子層を[Li@C<SUB>60</SUB>](PF<SUB>6</SUB>)から作製することを目的とした。<BR> [Li@C<SUB>60</SUB>](PF<SUB>6</SUB>)を超高真空中で昇華することにより、Li@C<SUB>60</SUB>の単離を試みた。[Li@C<SUB>60</SUB>](PF<SUB>6</SUB>)の昇華は二…

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  • 入院から2ヶ月間における動作能力の変化と転倒との関係

    福山 悟史, 松園 温子, 望月 志穂美, 伊藤 英利, 大橋 りえ, 遠藤 佑佳, 中澤 陽介, 山田 洋一, 佐藤 恵子, 野田 幸男 理学療法学Supplement 2009 (0), E3O1199-E3O1199, 2010

    【目的】転倒予測に関してさまざまな研究が行われており,転倒が多く発生する時期は入院から早期に集中しているという報告が多い。当院では平成20年度のインシデントレポートの集計から患者の40%が入院中に1回以上転倒し、またその中でも入院から2ヶ月の間の転倒が62%を占めている。先行研究では動作能力の改善に伴い転倒の危険性が高くなるという報告があるが,その動作の変化は入院~退院時の変化である。今回,転倒…

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  • 脳卒中片麻痺者の在宅復帰に影響する要因分析

    山田 洋一, 堀本 ゆかり 理学療法学Supplement 2009 (0), B3O1050-B3O1050, 2010

    【目的】リハビリテーション専門病院としての当院の役割は,その病期に関わらず,患者の退院後の生活構築に向けたリハビリテーションの提供に力を注ぐことである.ADL項目は入院から退院まで定期的にFIMを使用し,患者の能力を評価の一助としている.脳卒中片麻痺者の在宅復帰と日常生活活動(以下ADL)能力についてはすでに評価スケールを使用した報告はいくつかある.FIMを用いた報告では,90点以上,排泄や移動…

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  • 希ガス原子線散乱によるC60薄膜成長初期過程の計測

    佐竹 勇樹, 渡邉 研人, 横山 有太, 岡田 隆太, 山田 洋一, 佐々木 正洋 表面科学学術講演会要旨集 30 (0), 7-7, 2010

    希ガス原子線散乱はC60のような壊れやすい有機薄膜の計測に非常に有効な手法である。C60はCu(111)と非常に強く結合し、単分子層の物性は基板の影響を強く受けていることが知られている。本研究ではC60/Cu(111)の成長初期過程及び、単分子層と二層目との表面物性の違いについて計測した。その結果、吸着確率一定でlayer by …

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  • C60単分子層の電子状態と基板再構成

    山田 洋一, 山田 俊太郎, 中山 拓人, 佐々木 正洋, 都留 智仁 表面科学学術講演会要旨集 30 (0), 322-322, 2010

    有機薄膜太陽電池等において、フラーレン(C60)と金属電極との界面は重要である。近年特に、C60吸着による基板原子の再構成が注目されている。特にCu(111)基板上では、基板再構成に伴うC60薄膜への顕著な電子移動が報告された。本研究では、Cu(111)上のC60二分子層、単分子層、基板再構成のある単分子層を制御して作製し、その電子状態を調べた。講演ではPtやAu基板の場合と比較し考察する。

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