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  • 慢性的な経過で発症しステロイドが著効したサルコイドミオパチーの1例

    山西, 敏之, 西川, 正悟, 田中, 尚, 西郷, 和真, 大塚, 佳世, 木原, 幹洋, 高橋, 光雄, 橋本, 重夫 近畿大学医学雑誌 23 (2), 231-234, 1998-12-25

    症例は65歳男性.慢性に進行する四肢筋力低下,筋萎縮を主訴に当院を受診.筋肉生検では筋線維間にはリンパ球の浸潤が顕著で,数個の乾酪壊死を伴わない類上皮肉芽腫を認めたことから筋サルコイドーシスと診断した.筋力低下を主訴に発症するサルコイドーシスは極めてまれであり,その後のステロイド治療で臨床症状は改善した.原因が不明で特定できないミオパチー例には初期より積極的な筋肉生検が必要と考え報告した.

    機関リポジトリ 医中誌

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