検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 65 件

  • 1 / 1

  • 九條武子『無憂華』とその世界

    小笠原 亜矢里 印度學佛教學研究 71 (2), 641-645, 2023-03-22

    ...A study suggests that Okamoto Kanoko 岡本かの子 (1889-1939) succeeded Kujō in this fusion of culture and religion, and it is necessary to examine whether the two are directly related.</p>...

    DOI Web Site

  • 岡本かの子「花は勁し」論

    野田 直恵 日本近代文学 95 (0), 33-48, 2016

    ...岡本かの子はこうした時代に、「生命は体験を通して、象徴的手法で、具体化出来る」という創作指針を見出した。だから、この作品に示された「椽先」は世界の縮図となっている。椽先には花などが置かれ、それらを強い光が照らし出す。そして、この「シーン」が幻想詩派たちを喜ばせると主人公は語る。このシーンが「法華経」に拠ったものだからである。豊かな比喩によって生命の実態を説くのが「法華経」である。...

    DOI Web Site

  • 岡本かの子「東海道五十三次」と津島佑子「厨子王」 -〈歌枕〉的性格を視座に-

    佐々木 さよ 開智国際大学紀要 15 (0), 291-307, 2016

    ...岡本かの子の「東海道五十三次」は作品名そのままに旧東海道を旅する人々を描いている。一方、津島佑子の「厨子王」は、説経「山椒太夫」によってよく知られている山椒太夫伝説を下敷きにして、東北地方、特に津軽地方への旅を通して描かれる東北の歴史と文化がテーマの一つとなっている。...

    DOI

  • 鉄道の発達と旧道への回帰 : 東海道を歩くということ

    山本 光正 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 82 23-58, 1999-03-31

    ...昭和に至り岡本かの子は短編『東海道五十三次』を発表するが、これは大正期における東海道旅行を総括するものとして位置付けられる。失われていくもの、大きく変りゆくものに対しては記念碑の如く回顧談的著作物が多く出版される。東海道線開通後旧東海道を歩くことが行われたのもこうした流れの中に位置付けることができるが、それだけでは理解しきれないものを含んでいた。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 岡本かの子「河明り」 : その「南」への志向について

    宮内 淳子 日本文学 38 (9), 47-59, 1989

    ...岡本かの子は女性の持つナルシシズムや母性神話によって作品を作りあげたとするかの子論が多いが、それだけで作品は書かれ得るか、という疑問から小論は出発している。かの子の創作への欲望の基にはナルシシズムより、むしろ果たされぬ憧憬がある。しかしその欠乏感を語ることに満足していれば結局ナルシシズムに陥る。かの子はそこから自らを「生命の充実」の場に解放する運動を小説に求めている。...

    DOI Web Site

  • <i>Kanoko Okamoto and Foreign Literature</i>

    大社 淑子 比較文学 16 (0), 178-159, 1973

    ...<p> 岡本かの子は、日本近代文学史上どの系列にも属さない特異な作家であるため、他の作家の影響、ことに外国文学の影響は全然受けていないように思われがちである。しかし、彼女の経歴を見ても明らかなように、かの子と外国文学との結びつきは意外に強く、丹念に読み比べてみると、なんらかの関連性が窺われるものがかなりある。...

    DOI

  • 岡本かの子と『真夏の夜の夢』

    大社 淑子 比較文学 14 (0), 49-55, 1971

    <p> Kanoko Okamoto (1889-1939) seems to be influenced by nobody and is a very unique woman-writer in modern Japanese literature. However, Shakespeare casts a shadow on this most …

    DOI Web Site

  • 1 / 1
ページトップへ