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検索結果 109 件

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  • COVID-19流行下における神経性やせ症と回避・制限性食物摂取症の新規外来患者および入院患者数の全国調査

    井上 建, 小坂 浩隆, 岡崎 玲子, 飯田 直子, 磯部 昌憲, 稲田 修士, 岡田 あゆみ, 岡本 百合, 香山 雪彦, 河合 啓介, 河野 次郎, 菊地 裕絵, 木村 大, 越野 由紀, 小林 聡幸, 清水 真理子, 庄司 保子, 髙倉 修, 高宮 静男, 竹林 淳和, 林田 麻衣子, 樋口 文宏, 細木 瑞穂, 水田 桂子, 米良 貴嗣, 山内 常生, 山崎 允宏, 和田 良久, 北島 翼, 大谷 良子, 永田 利彦, 作田 亮一 日本摂食障害学会雑誌 3 (1), 3-12, 2023-10-05

    <p>COVID-19パンデミック下,摂⾷障害患者における社会からの孤立,受診控え,症状の悪化,さらに新規患者の増加などが報告された。そこで我々は,2019,2020,2021年の神経性やせ症(Anorexia Nervosa: AN)および回避/制限性食物摂取障害(Avoidant/Restrictive Food Intake Disorder: …

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  • 自閉スペクトラム症における「こころ」と「身体」と「行動」

    岡本 百合 心身医学 62 (3), 235-239, 2022

    <p>自閉スペクトラム症(autism spectrum disorder:ASD)は,その名のとおり,カテゴリー的なものではなく連続的に移行するスペクトラム概念でとらえられるようになった.最近の大規模疫学調査では2%程度にみられるという報告もあり,コモンディジーズととらえる傾向にある.社会性の乏しさ,コミュニケーションの困難さから孤立しやすい,強いこだわりや柔軟性の乏しさから環境変化に適応しに…

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  • 大学生におけるLGBT

    岡本 百合 心身医学 61 (7), 624-628, 2021

    <p>性的マイノリティの若者は,うつ病などの気分障害,不安障害,心的外傷後ストレス障害,アルコールの使用と乱用,自殺念慮と自殺企図が多いことが報告されている.さらに,メンタルヘルスの悪化や自殺のリスク因子として,家族との葛藤やスティグマ,差別が挙げられる.大学生においてLGBT学生への支援の充実が望まれている現在,保健管理センターに来談したLGBT学生の事例を紹介し,大学生活における課題や支援の…

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  • インシデント報告された尿道カテーテル留置に伴う尿道損傷と院内教育による改善効果

    小宮 顕, 岡本 百合子, 仲村 和芳, 岩田 幸恵, 寺田 二郎, 岡崎 純子, 鳥海 裕子, 市川 智彦, 相馬 孝博 医療の質・安全学会誌 16 (3), 322-329, 2021

    目的:尿道カテーテル留置に伴う尿道損傷は,報告件数が多いインシデントである.当院では同手技に伴うインシデントが多発したため,改善目的に院内教育を行った.本研究では,インシデント発生の背景要因と院内教育の効果について後ろ向きに検討した. 方法:2014年から2018年までの尿道カテーテル留置に伴うインシデントを集計し,その発生背景について検討した.2016年度中に教育訓練を行い,既存の手順書を周…

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  • 摂食障害学生の適応状況と進路について : 自閉症スペクトラム特性を背景に持つ学生の困難

    岡本 百合, 三宅 典恵, 香川 芙美, 磯部 典子, 黄 正国, 髙垣 耕企, 吉原 正治 総合保健科学 36 1-8, 2020-08-03

    目的:本研究の目的は,摂食障害学生の適応状況や進路に関する実態を明らかにすることである。 方法:対象は,2006年4月から2016年3月の間に保健管理センターを訪れた58人の摂食障害女子学生(留学生を除く)である。1)病型別(神経性やせ症:AN,神経性過食症:BN,過食性障害:BED,特定の摂食または摂食障害:OSFED),2)不登校群と登校群の病型,精神科的併存症,および自殺関連行動の比較,3…

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  • カウンセリングを受けていない大学生のストレッサーと抑うつ症状

    髙垣 耕企, 横山 仁史, 神原 広平, 香川 芙美, 三宅 典恵, 岡本 百合 総合保健科学 36 9-17, 2020-08-03

    抑うつ症状を有する大学生への心理療法は有効であることが示されているが,これらの効果は心理療法を受けた者に限られる。今後は,悩みを抱えながら相談に来ない学生へのサポートも重要になると考えられる。そこで,悩みを抱えながら相談に来ない学生の特徴を明らかにするために,本研究では,カウンセリングを受けている大学生とカウンセリングを受けていない大学生で,抑うつ症状と各ストレッサーの頻度に違いがあるかを明らか…

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  • 大学生における自閉症スペクトラム

    岡本 百合, 三宅 典恵, 香川 芙美, 吉原 正治 心身医学 59 (5), 423-428, 2019

    <p>近年, 受診する成人の背景に自閉症スペクトラム障害 (autism spectrum disorder : ASD) をもつ例が多いことがいわれている. 大学の中にも, 自閉症スペクトラム (autism spectrum : AS) 特性を背景として, 併存症や不適応問題を抱えて来談・受診する学生が増加している. 保健管理センターに来談・受診する学生に, …

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  • 障害学生支援の合理的配慮の妥当性評価からみた基準作りに関する検討

    吉原 正治, 山本 幹雄, 岡本 百合, 磯部 典子, 三宅 典恵, 日山 亨, 黄 正国, 坂本 晶子, 佐野(藤田) 眞理子 総合保健科学 34 29-40, 2018-03-01

    障害学生支援における合理的配慮の妥当性評価を行い,その結果で基準案を作成することを目的とする。障害学生支援または保健管理に携わるスタッフ7名が,仮想事例5事例(聴覚,肢体不自由,発達障害2例,内部障害)に対して,合理的配慮例(授業の情報保障,欠席時の対応,履修基準に関わること,連絡,実習(教育実習,臨床実習),グループ学習・実験,試験,生活支援にも係ること,課外活動,研修会など計80例)について…

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  • 学生定期健康診断でのBMI変化に関する検討

    三宅 典恵, 岡本 百合, 永澤 一恵, 矢式 寿子, 磯部 典子, 黄 正国, 池田 龍也, 吉原 正治 総合保健科学 34 13-19, 2018-03-01

    大学メンタルヘルスの現場において,食事の問題や体重へのこだわりなどを主訴とする学生の相談は多く,摂食障害予備群といわれる摂食障害の発症リスクが高い学生が増加している。大学生においては,学生生活への適応が困難となるケースが多い。A大学では,摂食障害の予防や早期発見に向けて,入学時健康診断の際に身体測定や質問紙による摂食態度や気分の調査を行っている。本研究は,大学生の入学時から4年次までの健康診断の…

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  • レジリエンスの視点から自閉症スペクトラム特性を持つ学生の支援を考える

    岡本 百合, 三宅 典恵, 永澤 一恵, 香川 芙美, 矢式 寿子, 磯部 典子, 黄 正国, 池田 龍也, 二本松 美里, 吉原 正治 総合保健科学 34 21-28, 2018-03-01

    レジリエンスとは,高リスク環境要因に対する抵抗力,あるいはストレスや逆境の克服を意味する。私たちは,自閉症スペクトラム(autism spectrum disorder: ASD)の併存症を発症することへの防御,または適応への回復,という意味でレジリエンスをとらえ,調査を行った。対象は,2015年4月から2017年10月までに当センターに来談した,ASD特性を持つ大学生74名(男子43名,女子3…

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  • 思春期青年期の自閉症スペクトラム

    岡本 百合, 三宅 典恵, 永澤 一恵 心身医学 57 (1), 44-50, 2017

    <p>精神科・心療内科の臨床場面では, 背景に自閉症スペクトラム (ASD) をもつ成人例が多いといわれている. 特に知的障害のない高機能ASD者は, 診断が遅れ, それまでにさまざまな傷つきを経て不適応に至っている例が多いと思われる. われわれは, ASD特性をもつ思春期青年期の若者の臨床像と支援について論じた. 受診した42例について, 過去の心身症症状について検討したところ, …

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  • 大学生におけるADHD 傾向の調査 : 早期支援に向けて

    三宅 典恵, 岡本 百合, 永澤 一恵, 矢式 寿子, 内野 悌司, 磯部 典子, 黄 正国, 小島 奈々恵, 二本松 美里, 吉原 正治 総合保健科学 32 1-8, 2016-03-01

    近年,注意欠如/ 多動性障害(ADHD)の大学生の存在が注目されるようになってきている。ADHD の主症状には,不注意,多動性,衝動性があるが,多動性は成長とともに軽減するため,成人例は小児例と比較して不注意が目立つ傾向が多く,大学生においては,学業不振が顕著となりやすい。ADHD に関する社会的な認知度も少しずつ高まりつつあるが,学生生活に困難さを感じながらも,相談に至らない学生は少なくない。…

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  • 障がい学生支援における合理的配慮の調整過程に関する考察

    吉原 正治, 岡本 百合, 内野 悌司, 日山 亨, 三宅 典恵, 磯部 典子, 黄 正国, 永澤 一恵, 小島 奈々恵, 杉原 美由紀, 矢式 寿子, 石原 令子, 塩野 里恵, 山本 幹雄, 佐野(藤田) 眞理子 総合保健科学 32 25-29, 2016-03-01

    本研究の一部はJSPS科研費15K01683の助成を受けた。 本研究の一部は第45回中国四国大学保健管理研究集会(平成27年8月,徳島市),並びに第53回全国大学保健管理研究集会(平成27年9月,盛岡市)で発表した。

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  • 大学生を対象とした睡眠調査について <原著>

    三宅 典恵, 岡本 百合, 神人 蘭, 永澤 一恵, 矢式 寿子, 内野 悌司, 磯部 典子, 高田 純, 小島 奈々恵, 二本松 美里, 吉原 正治 総合保健科学 31 7-12, 2015-03-01

    日本では約5人に1人が入眠困難,中途覚醒,早朝覚醒などの睡眠の問題を抱えていることが報告されている。大学生においても生活が深夜型化しており,睡眠の問題を主訴にメンタルヘルス相談を希望する学生が増加している。われわれは,本学の教養科目を受講した大学生を対象に,睡眠に関するアンケート調査を実施した。多くの学生が,睡眠時間の不足や日中の眠気,睡眠の質への不満を感じていた。不眠障害はうつ病の発症や不登校…

    DOI 機関リポジトリ Web Site 被引用文献1件

  • 大学新入生健診におけるメンタルヘルス調査の検討 <原著>

    神人 蘭, 岡本 百合, 三宅 典恵, 永澤 一恵, 杉原 美由紀, 古本 直子, 矢式 寿子, 松山 まり子, 石原 令子, 玉田 美江, 日山 亨, 横崎 恭之, 吉原 正治 総合保健科学 31 13-17, 2015-03-01

    近年,大学生のうつは増加傾向にあり,学校生活にも大きな影響を及ぼす。また,早期にうつ病を発症すると,その後も再発しやすく,慢性的な経過をたどる。そのために,大学メンタルヘルスの現場において,抑うつ症状の早期発見と早期治療は極めて重要である。そこで,本研究では,抑うつ症状の程度によって,BDI-IIの各項目得点に違いがあるかを検討した。その結果,自殺念慮,悲しみや喜びの消失,罪責感,活力喪失といっ…

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  • 大学生の発達障害の特性と不登校傾向の関連 <原著>

    高田 純, 内野 悌司, 磯部 典子, 小島 奈々恵, 二本松 美里, 岡本 百合, 三宅 典恵, 神人 蘭, 矢式 寿子, 吉原 正治 総合保健科学 31 27-33, 2015-03-01

    本研究は大学生の発達障害の特性と不登校傾向との関連について検討することを目的とした。無記名自記式の質問紙調査を行い,分析対象者は284名であった。クラスタ分析の結果,全ての尺度において困難を頻繁に感じている群の学生は,登校回避傾向が最も高かった。重回帰分析の結果,「不注意」が「登校回避行動」に影響を与え,「不安・抑うつ」「不注意」が「登校回避感情」に影響を与えることが示された。対人関係や心理的問…

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  • 日本人大学生の国際交流に関する意識調査 : 「内向き志向」と国際交流意思の関係 <原著>

    小島 奈々恵, 内野 悌司, 磯部 典子, 高田 純, 二本松 美里, 岡本 百合, 三宅 典恵, 神人 蘭, 矢式 寿子, 吉原 正治 総合保健科学 31 35-42, 2015-03-01

    グローバル人材育成の一環として,日本人大学生の海外留学を促進させるべく多くの留学プログラムが高等教育機関では提供されている。しかし,国内での国際交流も,グローバル人材育成において重要な役割を担っている。本研究では,「内向き志向」と国際交流について検討した。国際交流における問題や利点について検討し,「内向き」と「外向き」な大学生を比較検討した。その結果,国際交流の意思と経験には差がなかった。しかし…

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  • 青年期発達障害における心身医学的症状の変遷について <原著>

    岡本 百合, 三宅 典恵, 神人 蘭, 永澤 一恵, 矢式 寿子, 吉原 正治 総合保健科学 31 1-6, 2015-03-01

    青年期に初めて精神科を受診する発達障害は多くが高機能であるが,二次障害(併存症)が問題となることが多い。早期に何らかの症状を呈していなかったであろうか。今回われわれは,メンタルヘルス問題をかかえて受診した,発達障害症例73例(男性47例,女性26例)について,過去の心身医学的症状の有無や変遷について調査した。過去の情報が入手できた42例では,59.5%が幼少期に心身症症状を呈していた。心身症症状…

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  • 大学生のメンタルヘルス(<特集>現代の若者のメンタルヘルス)

    三宅 典恵, 岡本 百合 心身医学 55 (12), 1360-1366, 2015

    大学生は思春期の自己同一性の問題が出現する時期であり,メンタルヘルス問題を生じやすい.特に新入生は,入学後の環境変化も大きいことから,新生活への悩みを抱え,不安やうつ傾向の高さが指摘されている.メンタルヘルス問題を抱えると,学生生活への影響も大きく,不登校やひきこもりのリスク要因となるため,早期発見や治療が重要である.そうした中で,大学内の保健管理センターを利用する学生も増加の一途である.メンタ…

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  • 学校における神経性食欲不振症 : 小・中・高校養護教諭アンケート調査

    岡本 百合, 三宅 典恵 心身医学 55 (11), 1251-1258, 2015

    目的:思春期発症が多い神経性食欲不振症(anorexia nervosa:AN)は,身体的にも危険な状態に陥るため,学校現場での早期発見と連携が重要である.学校でのANの実態と養護教諭のニーズを把握し,予防対策を検討するために,小・中・高等学校養護教諭に対するアンケート調査を行った.対象と方法:対象は広島市内公立小・中学校と広島県内の高等学校の養護教諭である.質問紙にて,小学4〜6年,中学1〜3…

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  • 大学生のインターネット使用の実態 : 依存傾向と精神心理学的側面との関連 <原著>

    岡本 百合, 三宅 典恵, 神人 蘭, 矢式 寿子, 内野 悌司, 磯部 典子, 高田 純, 小島 奈々恵, 二本松 美里, 横崎 恭之, 日山 亨, 吉原 正治 総合保健科学 30 7-13, 2014-03-01

    若者のインターネット使用は,年々頻度・量ともに増加している。インターネットは情報収集やコミュニケーションの重要なツールになっているが,一方で依存やトラブルなどの問題が指摘されている。われわれは,大学生のインターネット使用の実態を把握し,今後の対策につなげることを目的として,質問紙による調査を行った。大学生の21.9%がインターネットに関するトラブルを経験しており,ネット上の中傷や対人関係問題のト…

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  • 社交不安障害に対する大学生の理解について <原著>

    三宅 典恵, 岡本 百合, 神人 蘭, 矢式 寿子, 内野 悌司, 磯部 典子, 高田 純, 小島 奈々恵, 二本松 美里, 横崎 恭之, 日山 亨, 吉原 正治 総合保健科学 30 1-6, 2014-03-01

    社交不安障害は,人から注目を浴びるかもしれない社会的状況で顕著で持続的な恐怖が存在するのが特徴である。大学生などの若年に発症する者も多く,学業上の困難や対人関係での問題を抱え,メンタルヘルス相談に訪れる学生も多い。社交不安障害では,不登校や引きこもりとなり,社会生活への適応が困難となる事例もあるため,支援のあり方を検討することが重要である。われわれは,本学の教養科目を受講した大学生を対象に,質問…

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  • 日本人大学生の海外留学に関する意識調査 : 「内向き志向」と留学意思の関係 <原著>

    小島 奈々恵, 内野 悌司, 磯部 典子, 高田 純, 二本松 美里, 岡本 百合, 三宅 典恵, 神人 蘭, 矢式 寿子, 吉原 正治 総合保健科学 30 21-26, 2014-03-01

    グローバル人材育成の一環として留学生の派遣が推進されているが,海外留学する日本人学生数は,2004年をピークに減少し続けている。留学を阻害する要因として,留学費用や留学時期以外に,若者の「内向き志向」が問題視されている。そこで,本研究では,「内向き志向」と留学の関係について検討した。「内向き志向」を「内向性」と捉え,留学に関して,内向群と外向群の差について検討した。外向群に比べ,内向群に留学意思…

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  • 摂食障害の回復過程に関与する因子の検討 <原著>

    岡本 百合, 三宅 典恵, 神人 蘭, 矢式 寿子, 内野 悌司, 磯部 典子, 高田 純, 小島 奈々恵, 二本松 美里, 松山 まり子, 石原 令子, 杉原 美由紀, 古本 直子, 玉田 美江, 高橋 涼子, 山手 紫緒, 横崎 恭之, 日山 亨, 吉原 正治 総合保健科学 29 1-6, 2013-03-01

    われわれは,摂食障害から回復した患者の臨床像,精神症状を検討した。対象は,摂食障害から回復し,1年以上よい状態が持続している患者10例(回復群)と治療継続中の摂食障害患者10例(対照群)である。回復群と対照群の,初診時と治療開始1年後のDSM-IV のGAF,EAT,BITE,CISS を比較した。さらに,回復者自身が回復に重要であったととらえている要因について面接調査した。その結果,回復群は,…

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  • 大学新入生のうつ傾向に関する検討 <原著>

    三宅 典恵, 岡本 百合, 神人 蘭, 矢式 寿子, 内野 悌司, 磯部 典子, 高田 純, 小島 奈々恵, 二本松 美里, 松山 まり子, 石原 令子, 杉原 美由紀, 古本 直子, 玉田 美江, 高橋 涼子, 山手 紫緒, 横崎 恭之, 日山 亨, 吉原 正治 総合保健科学 29 7-11, 2013-03-01

    大学新入生は,環境が大きく変化する時期であり,新生活への不安や悩みを抱え,抑うつを呈する学生もみられ,うつ傾向の高さが指摘されている。大学メンタルヘルスにおいては,入学時からのメンタルヘルス対策が必要であり,本学では,新入生の入学時健康診断時に,自記式質問紙を用いた抑うつや希死念慮のスクリーニングを行い,呼び出し面接による重症度評価を行っている。今回,新入生のうつ傾向の実態について調査を行った。…

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  • 大学生の摂食態度について : EAT-26の意味するもの

    岡本 百合, 三宅 典恵, 吉原 正治 心身医学 53 (2), 157-164, 2013

    目的:大学生の摂食態度について摂食態度調査票(EAT-26)を用いて把握し,男女差,近年の変化の有無,EAT-26高得点の背景や危険因子について検討する.方法:対象は,2002年大学新入生2,564名(男子1,458名,女子1,106名)と2010年大学新入生2,552名(男子1,556名,女子996名)である.大学新入生の健康診断時にEAT-26,抑うつ評価尺度(SDS),ストレス対処行動調査…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献27件

  • 発達障害に関する理解と認識 : 大学生意識調査 <原著>

    岡本 百合, 三宅 典恵, 仙谷 倫子, 矢式 寿子, 内野 悌司, 磯部 典子, 栗田 智未, 小島 奈々恵, 二本松 美里, 松山 まり子, 石原 令子, 杉原 美由紀, 古本 直子, 國廣 加奈美, 高橋 涼子, 河内 桂子, 山手 紫緒, 横崎 恭之, 日山 亨, 山脇 成人, 吉原 正治 総合保健科学 28 1-8, 2012-03-31

    Recently, students with pervasive developmental disorder (PDD) / Asperger's syndrome / high functioning autism increase in campus mental health. It is important for students to understand about …

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  • 大学生における摂食障害に関する意識調査 <原著>

    三宅 典恵, 岡本 百合, 仙谷 倫子, 矢式 寿子, 内野 悌司, 磯部 典子, 栗田 智未, 小島 奈々恵, 二本松 美里, 松山 まり子, 石原 令子, 杉原 美由紀, 古本 直子, 國廣 加奈美, 高橋 涼子, 山手 紫緒, 河内 桂子, 日山 亨, 横崎 恭之, 吉原 正治 総合保健科学 28 9-13, 2012-03-31

    Problems in adolescents and young adults with eating disorders would be a topic in recent years in campus mental health. Eating disorders is an important cause of physical and psychosocial morbidity …

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  • 摂食障害における脳機能画像研究(シンポジウム:摂食障害研究の最前線,2008年,第49回日本心身医学会総会(札幌))

    岡本 百合, 岡本 泰昌, 三宅 典恵, 白尾 直子, 黒崎 充勇, 山脇 成人 心身医学 49 (1), 39-45, 2009

    肥満体型の視覚刺激や,不快な身体イメージに関連した単語刺激に対する脳の反応性について検討した.健常女性は,男性と比較して,肥満体型刺激で両側前頭野や扁桃体の活動が有意に上昇し,不快な単語刺激で扁桃体を含む左海馬傍回などの有意な活動の上昇を認めた.男女で身体イメージ刺激に対する脳の反応性が異なっており,摂食障害発症率の性差に関与している可能性も示唆された.また,摂食障害患者における病型別比較では,…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献19件

  • H-7 冬季・夏季における半屋外・室内併設空間の環境適応実測調査

    田辺 新一, 中野 淳太, 森井 健志, 高橋 賢志, 岡本 百合子 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2004.1 (0), 589-592, 2004

    Today, semi-outdoor spaces like an open structured terrace are often designed. Main use in semi-outdoor environments is short-term occupancy, so occupants in semi-outdoor environments are considered …

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  • Bulimia Nervosaと父親イメージ : 攻撃的な父親イメージが及ぼす影響

    岡本 百合, 吉原 正治 心身医学 43 (6), 367-373, 2003

    攻撃的な父親イメージをもつbulimia nervosa患者の臨床像について検討した.攻撃的な父親イメージをもつbulimia nervosa (purging type)10例と,攻撃的な父親イメージをもたないbulimia nervosa (pursing type)10例について,臨床像,摂良態度,感情状態,ストレス対処行動,自尊感情について,EAT,POMS,CISS,ローゼンバーグの自…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件

  • 摂食障害患者における感情状態とストレス対処行動 : 治療的介入との関係について

    岡本 百合, 中津 完, 河村 隆弘 心身医学 40 (5), 333-338, 2000

    摂食障害患者の感情状態やストレス対処行動について, POMSとCISSを用いて健常対照群と比較検討した.その結果, 摂食障害群では, 抑うつ, 怒り, 混乱の感情が強く, ストレス対処行動としては回避優先対処が少なく, 情緒優先対処をとりやすいことがうかがわれた.次に, 摂食障害患者に対して, 短期集団精神療法を行った群と短期個人認知療法を行った群で, 治療前後のPOMS, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献15件

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