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検索結果 68 件

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  • 秘儀としての大嘗祭

    岡部 隆志 アジア民族文化研究 19 (0), 223-241, 2020-03-31

    <p> 七、八世紀に掛けて天皇は神という超越的存在となったが、その超越性の実質は曖昧なるものであった。その曖昧性は大嘗祭において確認できる。大嘗祭は、新嘗儀礼と天皇の皇位継承儀礼(神性の継承儀礼)の二重的性格を持つが、何故二重性なのか合理的に説明できない。また、天皇も祭る者でありながら祭られる神でもあるという曖昧な性格を持つ。実は、こういった曖昧性にこそ大嘗祭という祭祀の本質がある。アミニズム的…

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  • 中国少数民族歌謡における,音・意味・文字

    遠藤, 耕太郎, 岡部, 隆志, 張, 正軍, 工藤, 隆, 富田, 美智江, 飯島, 奨, 草山, 洋平, 李, 莉, Endoh, Kohtaro, Okabe, Takashi, Zhang, Zheng jun, Kudo, Takashi, Tomita, Michie, Iijima, Susumu, Kusayama, Yohei, Lee, Li 共立女子大学・共立女子短期大学総合文化研究所紀要 23 63-217, 2017-02

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  • 柳田国男と教科書

    岡部 隆志 日本文学 63 (1), 43-52, 2014-01-10

    <p>昭和初期に柳田国男は「郷土教育」を唱え、地方の独自性を重視し、地方に生きる生活者の視点による教育の重要性を唱えた。また、それは、良き選挙民を育成することになると考えた。従って、国家による教科書は画一的な教育になるとして反対していた。だが、敗戦後、自らの教育論を全国的レベルで実践する機会とみなした柳田は教科書作りに情熱を注ぐ。教科書を巡る柳田の変身は、柳田の教育論が抱えていた問題が表にあらわ…

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  • 歌垣における歌とは何か : 中国少数民族歌垣文化からのまなざし(<特集>アジアのなかの古代文学)

    岡部 隆志 日本文学 55 (5), 12-21, 2006

    中国居住の少数民族は豊かな歌垣文化を持っている。日本古代の歌垣研究も少数民族の歌垣研究からの成果をもとに再検討が必要だ。例えば、少数民族の歌垣では、歌い手の世俗的な現実が歌に織り込まれることで、歌の掛け合いが持続していくという面がある。日本の歌垣論では歌垣を儀礼として捉えがちで、こういった歌の実態が見えてこない。少数民族の歌垣を踏まえれば、歌垣における歌についてのより深い考察が可能となるであろう。

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  • 憑依と神婚 : 異類婚姻譚の発生(<特集>言語とシャーマニズム)

    岡部 隆志 日本文学 48 (5), 1-10, 1999

    記紀や風土記には、神婚の物語が多数含まれる。それらの神婚譚は、人々の幻想が生み出したものにせよ、神の妻として世間から認知される巫女の憑依体験が内在されていると考えられる。神の憑依にはレギュラーとイレギュラーとがある。イレギュラーの憑依体験は人間に「畏れ」を抱かせるが、その意味では、イレギュラーの憑依体験が、一般的な神の子の物語とはならない異類婚姻譚などの、人間の側の「畏れ」を内在させた物語を生み…

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  • 柳田国男の民族観(<特集>「主題」の五〇年を再考する)

    岡部 隆志 日本文学 44 (11), 11-21, 1995

    近代になって登場する民族は、普遍的意志に従属する郷土愛といった感情的要素によって成り立つ。従って、全体主義のような普遍的意志の暴走は民族的感情が原因と見なされ、民族は「おくれたもの」もしくは克服の対象であった。しかし、そのような民族観は見直されるべきである。例えば、柳田国男の民族観は、外縁が自覚されず全体を指向する普遍的意志をもたない言わば身体感覚に近い。そのような民族観を不均質なわれわれの一つ…

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  • 「泣血哀慟歌」を読む : 人麻呂と坂口弘(<特集>日本文学協会第49回大会報告(文学の部))

    岡部 隆志 日本文学 44 (4), 1-11, 1995

    ヤマトタケルの大御葬歌(葬歌)と人麻呂の「泣血哀慟歌」(挽歌)はともに死者を鎮魂する表現だが、言葉のはたらきはまったく違っている。前者は、死者から離れて行くプロセスに沿ってうたわれ、後者は逆に死者を目の前に引き寄せるようにうたわれる。この変化は、対象を失った悲しみにはその対象から離脱して行くプロセスが内在されているという「悲哀の仕事」(フロイト)が、言葉のはたらきから失われていくことを示すもので…

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  • ウナギの健康に対する配合飼料中のα-でんぷんの影響

    寺田 和子, 中平 智子, 岡部 隆志, Kazuko Terada, Nakahira Tomoko, Okabe Ryushi, 現在金沢大学医学部, 現在社会福祉法人北斗会星光園 駒沢女子短期大学研究紀要 = The faculty journal of Komazawa Women's Junior College / 駒沢女子短期大学学術紀要委員会 編 9 none-, 1975-12-10

    配合飼料中のα-でんぷん割合を0%から34.8%の間で5区に分けウナギを飼育し,ウナギの健康に対する飼料中のα-でんぷん割合の影響を検討し次の結果を得た。1)配合飼料中のα-でんぷんの割合を多くするほど罹病率,病死率が高くなった。2)配合飼料中のα-でんぷんの割合を多くするほど肝臓重量割合が大になりまた肝臓のグリコーゲン含量が増加した。3)配合飼料中のα-でんぷんの割合を多くするほど筋肉のトコフ…

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  • ウナギに脂肪酸のメチルエステル,エチルエステルおよびグリセライドを給与した時の影響(予報)

    東 秀雄, 寺田 和子, 中平 智子, 岡部 隆志, Hideo Higashi, Terada Kazuko, Nakahira Tomoko, Okabe Ryushi 駒沢女子短期大学研究紀要 = The faculty journal of Komazawa Women's Junior College / 駒沢女子短期大学学術紀要委員会 編 7 none-, 1973-12-01

    ウナギに脂肪酸のメチルエステル,エチルエステルおよびグリセライドを与え,そのアルコール基の違いによる成長,脂質,トコフエロール,ユビキノン,ビタミンAおよびコレステロール含量に与える影響をしらべ次の結果を得た。1)本実験条件でウナギを飼育した場合,成長はグリセライド区>エチルエステル区>メチルエステル区の順であり,その成長の差は90日から120日の間で顕著にあらわれ,特記すべきは120日以降でメ…

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  • 魚類の成長に対するクロレラの効果

    東 秀雄, 尾崎 直臣, 中溝 昭平, 加賀谷 清隆, 岡部 隆志, Hideo Higashi, Ozaki Naoomi, Nakamizo Shohei, Kagaya Kiyotaka, Okabe Ryushi 駒沢女子短期大学研究紀要 = The faculty journal of Komazawa Women's Junior College / 駒沢女子短期大学学術紀要委員会 編 6 none-, 1972-12-01

    コイおよびアユを試験魚として市販配合飼料のみによって飼育した場合と配合飼料にクロレラを添加した飼料によって飼育した場合とを比較し次の結果が得られた。(1)コイの場合は市販配合飼料にクロレラを6%および12%添加すると成長を促進し,かつ12%添加の方が6%添加よりもすぐれている傾向がみられた。(2)アユの場合は初期の飼育ではクロレラを添加することは,対照に比べ著しく成長が良好であった。ただし夏期に…

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