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検索結果 52 件

  • 1 / 1

  • 統合失調症患者死後脳を用いたシングルセルレベルでのLINE‐1挿入部位の解析

    文東 美紀, 岩本 和也 日本生物学的精神医学会誌 34 (4), 161-164, 2023

    体細胞変異は,受精後の発生段階の途中で生じ,個体中にモザイク状に存在するゲノム変異を指し,生じる時期によっては脳組織に特異的な変異となる。またこのような脳特異的な変異の一部には,神経疾患の原因になるものも報告されている。筆者らは体細胞変異の中でもレトロトランスポゾンの一種であるlong interspersed nuclear …

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  • 精神疾患のエピジェネティクス

    岩本 和也 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), S31-4-, 2023

    <p>主要な精神疾患である統合失調症や双極性障害は、近年のゲノムワイド関連解析から、effect sizeの小さな多数のゲノム要因が関連するpolygenic な疾患であることが示され、また、コピー数多型やエクソーム解析などから、effect sizeは大きいが頻度が稀なレアバリアントの関連が報告されている。精神疾患のgenetic …

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  • 精神疾患におけるエピゲノム解析─セロトニントランスポーターにおける解析例から

    柳田 悠太朗, 仲地 ゆたか, 文東 美紀, 岩本 和也 日本生物学的精神医学会誌 34 (1), 2-6, 2023

    DNAメチル化やヒストンタンパク質の修飾など,エピジェネティックな状態には遺伝環境相互作用が反映されており,精神疾患の病因・病態の理解のためにきわめて重要であると考えられている。セロトニントランスポーターは繰り返し配列の多型領域とDNAメチル化による転写制御を受けることから,遺伝環境相互作用研究のためのよいモデルであると考えられる。本稿では,高齢者コホート検体を利用し,正常加齢に伴う認知機能の低…

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  • CFRPの直交異方性を活用した研削ホイール振動の抑制

    于 浩, 木崎 通, 杉田 直彦, 小久保 貴文, 大橋 智実, 岩本 和也 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 220-221, 2021-03-03

    <p>CFRPにおける直交異方性を利用し,高速高精度の研削に最適である研削ホイールの構造を開発した.本稿では,さらに細部の設計と実験を通して,提案したホイールを評価した.まず,複合材の寸法と接着方法の設計により,ホイールの性能を向上させた.また,接触剛性を測定した材料試験,遠心力による膨張の測定,研削実験,びびり安定限界解析により,提案したホイールが優れた変位抑制効果と振動抑制効果を有することが…

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  • 精神疾患のエピジェネティクス研究〜双極性障害死後脳のDNAメチル化解析から

    岩本 和也, 文東 美紀, 加藤 忠史 日本生物学的精神医学会誌 32 (2), 64-67, 2021

    筆者らは,双極性障害患者前頭葉試料について,MBD2Bを利用したDNAメチル化解析により,神経細胞および非神経細胞におけるメチル化差異を示すゲノム領域を同定した。両細胞種ともプロモーター領域は全体的な低メチル化を示し,神経細胞では遺伝子特異的な高メチル化が認められた。遺伝子特異的な高メチル化の背景にはDNMT3Bの発現が背景にあると考えられた。また気分安定薬は死後脳と逆方向へメチル化変化を示すこ…

    DOI 医中誌

  • 母体免疫活性化動物モデルにおける脳神経系LINE‐1動態の解析

    村田 唯, 藤飯 慎也, 岩本 和也 日本生物学的精神医学会誌 32 (3), 141-143, 2021

    統合失調症などの主要な精神疾患の発症には,遺伝と環境の相互作用が重要であると考えられているが,そのメカニズムは不明である。脳神経系には特異的な体細胞変異が存在しており,その変異パターンや頻度が精神神経疾患の病態に影響すると考えられている。近年,統合失調症患者死後脳組織や動物モデルにおいてレトロトランスポゾンLINE‐1のコピー数が増大していることが示された。本稿では,LINE‐1の転移メカニズム…

    DOI 医中誌

  • 黒星病抵抗性ウメ‘星高’の育成と減農薬栽培への可能性の評価

    北村, 祐人, 武田, 知明, 沼口, 孝司, 土田, 靖久, 根来, 圭一, 林, 恭平, 岩本, 和也, 菱池, 政志, 中, 一晃, 島津, 康 和歌山県農林水産試験研究機関研究報告 (6) 27-35, 2018-03

    本研究では,黒星病に比較的強い抵抗性を示すウメ‘星高’を育成し,その特性調査および減農薬栽培に向けた評価を行った。1. 果実への接種試験による‘星高’の黒星病発病度は,‘南高’の40~50%であった。2. ‘星高’の樹姿,樹勢等の樹体特性は‘南高’と同程度であり,開花期は‘南高’に比べてやや遅くなる傾向にあった。3. …

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • CAEを用いた蒸気タービンの最適化設計

    申 ライ, 今山 慎太郎, 菊地 知希, 末岡 裕敏, 大谷 賢一, 岩本 和也 計算力学講演会講演論文集 2018.31 (0), 179-, 2018

    <p>It has been recently recognized that Model Based Development (MBD) could improve development efficiency, and it is now becoming a standard approach especially in automotive industries. In this …

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  • セロトニントランスポーターの DNA メチル化と精神疾患

    緒方 優, 池亀 天平, 文東 美紀, 笠井 清登, 岩本 和也 日本生物学的精神医学会誌 26 (1), 3-6, 2015

    セロトニントランスポーターをコードする SLC6A4 遺伝子には,HTTLPR と呼ばれる機能的な多型と,第一エクソン周辺に CpG アイランドが存在している。CpG アイランドやその周辺の CpG アイランドショアと呼ばれる領域のメチル化率と遺伝子発現量は負の相関が認められている。双極性障害では脳と末梢試料に共通して,CpG …

    DOI Web Site 医中誌

  • 脳ゲノム多様性と精神疾患

    文東 美紀, 笠井 清登, 加藤 忠史, 岩本 和也 日本生物学的精神医学会誌 23 (1), 29-33, 2012

    精神疾患は遺伝要因,環境要因の双方の複雑な関与により発症すると考えられている。これまで行われてきたDNA多型を精査するゲノム研究では,発症に大きく関わるゲノム変異は同定されていない。近年,脳神経ゲノムには他の組織由来のゲノムにはない,質的,量的な体細胞変異が生じていることが明らかにされている。質的変化としてはシトシン塩基におけるメチル化や,ハイドロキシメチルシトシン化,量的な変化としてはコピー数…

    DOI Web Site 医中誌

  • 神経振動子を用いたラットの歩行シミュレーション

    野田 佳宏, 岩本 和也, 長井 力, 大日方 五郎 自動制御連合講演会講演論文集 54 (0), 314-314, 2011

    近年,医療・福祉分野において人体と機械の融合を目指した神経インターフェイスに関する研究が注目を集めており,本研究グループにおいても,神経インターフェイスによる人の歩行実現を目指した取り組みが行われている.そこで本研究では,その基礎研究として神経インターフェイスを用いたラットの歩行実現を目指し,CPG(Central pattern generator)制御によるラットの歩行モデルの作成を行った.

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  • ペン型インスリン注入器に着目したサブ解析によるIDSQ‐Jの妥当性,有用性の検討

    石井 均, 辻井 悟, 田中 正巳, 古家 美幸, 飯降 直男, 植田 玲, 奥山 さくら, Risa P. Hayes, 岡村 将人, 岩本 和也, 小田 英世 糖尿病 53 (10), 726-736, 2010

    新たに開発され信頼性及び妥当性の確認されたインスリン投与方法に関する評価尺度Insulin Delivery System Questionnaireの日本語版(以下IDSQ-J)に関して,この開発過程で得られたデータを用いて,事後に計画した探索的検討として,ペン型インスリン注入器に着目したサブ解析を行なった.解析結果より,患者の立場からみれば,ペン型インスリン注入器に関するQOLに関しては,「…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • インスリン投与方法に関する質問紙―日本語版(IDSQ‐J)の開発と再現性および妥当性の検討―

    石井 均, 辻井 悟, 田中 正巳, 古家 美幸, 飯降 直男, 植田 玲, 奥山 さくら, Hayes Risa P., 岡村 将人, 岩本 和也, 小田 英世 糖尿病 52 (3), 209-221, 2009

    インスリンの投与方法(インスリンおよびその投与器具の両方を含む)が患者のQOL (Quality of life)に与える影響を測定するため,Insulin Delivery System Questionnaireの日本語版(以下,IDSQ-J)を開発した.IDSQ-Jは患者自記式の18の質問項目,4つの質問群から構成され,因子分析の結果,共通性の低い2つの質問項目を除く16項目が満足度,扱い…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献8件

  • セロトニン2C受容体のRNA編集と精神疾患

    岩本 和也, 加藤 忠史 薬学雑誌 128 (4), 521-525, 2008-04-01

      A-to-I RNA editing has mainly been found in various receptors and ion channels in the central nervous system, including the serotonin 2C receptor, glutamate receptor, GABA receptor, and potassium …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献52件

  • DNA検定によるウメ‘南高'の樹勢の違いの解析

    林, 恭平, 岩本, 和也 和歌山県農林水産総合技術センター研究報告 (6) 135-141, 2005-03

    本研究は「南高」樹の樹勢の違いと遺伝的形質の関係についてDNA分析により検討した。1.「南高」樹穂木部40個体のS遺伝子型をPCR法で調べたところ、全てS1S7を示した。台木部36個体を同様にして調査した結果、23個体で2遺伝子型を分析可能で、13種類の遺伝子型を示した。2.「南高」樹穂木部36個体、原木、二代目、三代目及び変異個体についてAFLP解析を行った。30種類のプライマーの組み合わせか…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 冠動脈狭窄検出にcoronary CT angiographyが有用であった2型糖尿病の2症例

    川島 邦博, 堀松 高博, 岩本 和也, 岡林 克典 糖尿病 48 (8), 621-625, 2005

    糖尿病患者では虚血性心疾患の発症率が高く, 本邦の糖尿病患者の主要な死亡原因である. したがって, 効率良く冠動脈狭窄の程度を評価することは, 糖尿病患者の予後改善につながると考えられる. 今回われわれは, 狭心症状がなく負荷心電図・負荷心筋シンチでも異常所見を認めなかった2型糖尿病患者において, 多列検出器型ヘリカルCTを用いたcoronary CT …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献9件

  • PCR法によるウメ品種のS遺伝子型

    林, 恭平, 根来, 圭一, 岩本, 和也, 細平, 正人, 菅井, 晴雄 和歌山県農林水産総合技術センター研究報告 (5) 67-73, 2004-03

    本研究はウメ品種のS遺伝子型をPCR法により識別した。1.供試したウメ50品種から少なくとも10の遺伝子座を識別し、22以上の遺伝子型があることを認識した。2.和歌山県各地の‘南高’79樹のS遺伝子型はS1S7であったが、異なるS遺伝子型示す‘南高’が2系統あった。3.‘小粒南高’5系統のS遺伝子型はそれぞれが違う遺伝子型を示し、‘小粒南高’は遺伝的に様々な系統があると考えられた。4.‘南高’と…

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • 鋼管圧入工法における設計・施工方法の研究(その2:既存基礎の検討)

    岩本 和也, 間瀬 哲, 小島 圭二, 田村 昌仁 地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS39 (0), 1553-1554, 2004

    戸建住宅の基礎は、地盤反力により基礎が支持される構造であり、地盤の支持力は検討されるものの、梁としての照査は一般的に行われていない。鋼管圧入工法を用いて沈下修正工事を行った場合、施工中もしくは施工後は杭基礎構造に変化するため、これに対する検討が必要となる。本論文は、戸建住宅の布基礎及びべた基礎に対して鋼管圧入工法を用いて沈下修正工事を行った場合について梁構造として照査を行ったものである。照査のケ…

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  • ウメ‘南高’の樹体養分に関する研究(2) : 樹勢と樹体養分の変化

    佐原, 重広, 岩本, 和也, 初山, 守, 菅井, 晴雄, 横谷, 道雄 和歌山県農林水産総合技術センター研究報告 (3) 17-24, 2002-03

    ウメ‘南高'の樹体栄養生理を解明する一環として、樹勢(極弱・弱・中以上)と収穫後の全窒素、水溶性窒素、全糖、デンプン、炭水化物含有率との関係を1997年から1998年の2年間検討した。 1.樹勢の異なる園地別調査において、樹勢極弱園の当年枝(lO~20cm)及び根(直径5mm以下)は、1997年12月以降全窒素及び水溶性窒素含有率が樹勢中・弱園より低かった。 …

    日本農学文献記事索引

  • 胚培養によるカキ‘刀根早生’と‘西村早生’の交雑個体の作出

    岩本, 和也 和歌山県農林水産総合技術センター研究報告 (2) 41-48, 2001-03

    刀根早生'と'西村早生'の交雑個体作出のため胚培養開始時期、増殖したシュートの発根方法、培養個体の順化方法と育成系統の倍数性を検討した。 1.'刀根早生'未熟胚の培養開始適期は受粉60日から80日後にかけてで、3mm以上の種子に含まれる球状胚、ハート型胚や魚雷型胚の培養を行うことによって、個体が獲得できた。 …

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 術前に診断し得た回腸終末部カルチノイド腫ようの1例

    岩本 和也, 西崎 朗, 神田 一, 石井 新, 田村 孝雄, 堀田 和亜, 廣畑 成也, 中島 卓利, 安武 晃一 日本消化器内視鏡学会雑誌 41 (5), 1117-1122, 1999

    A 72-year-old man visited our clinic with a chief complaint of bloody stool. Colonoscopic examination revealed a lesion resembling a submucosal tumor, 5mm in diameter, inthe terarninal ileum. A …

    DOI 医中誌 被引用文献3件 参考文献24件

  • 大腸内視鏡検査を契機に発見されたぎょう虫症の3例

    佐野 亙, 廣畑 成也, 安武 晃一, 岩本 和也, 藤田 幹夫, 堀田 和亜, 田村 孝雄, 長谷川 博司, 中島 卓利, 西崎 朗, 中江 史朗 日本消化器内視鏡学会雑誌 40 (1), 40-45, 1998

    Enterobiasis is the most prevalent parasitic disease in Japan. We report three cases with enterobiasis unexpectedly detected by colonoscopic examination. Case 1 is a 65-year-old man, who visited us …

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  • 内視鏡的切除にて止血し得た肺原発転移性大腸腫ようの1例

    堀田 和亜, 安武 晃一, 西崎 朗, 中島 卓利, 廣畑 成也, 田村 孝雄, 岩本 和也 日本消化器内視鏡学会雑誌 40 (6), 914-918, 1998

    A 59-year-old male was admitted to our hospital because of the right gingival tumor, which was diagnosed as metastatic cancer secondary to large cell lung cancer by the histological examination of …

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  • 急激な呼吸不全を来たした結節性多発動脈炎の1例

    朝田 真司, 岩本 和也, 中島 譲, 坂上 憲生, 山口 正信, 谷 明博, 河野 通一, 小林 伸行, 明山 燿久, 小島 義平 日本内科学会雑誌 87 (5), 928-930, 1998

    症例は67歳女性.突然の喀血とともに呼吸困難を訴え,胸部X線上両側肺野にびまん性陰影を認めるようになり,急激な経過で呼吸不全に陥った.また左拇指先端部に壊死が出現し,皮膚組織診より結節性多発動脈炎(PN)の確診が得られた.人工呼吸管理下にステロイド,サイクロフォスファミドの投与により劇的に呼吸状態の改善が得られ,救命しえた.肺胞出血が原因と考えられる呼吸不全を来たした興味あるPNの症例を経験した…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献10件

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