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検索結果 56 件

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  • 漂流物の天皇海山列西方面の周回移動と天皇海山列上の通過: 漂流ブイ観測

    嶋田 陽一 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    <p> 黒潮続流によって東北地方太平洋側から流された漂流物は天皇海山列に妨げられるか,あるいは,東向きの海上風により東へ移動する傾向を示す.一方,天皇海山列周辺の海上風が南向きの傾向であれば,漂流物は南下し天皇海山列から離れ,西向きの海上風により日本方面へ移動する.しかし,漂流物が日本方面へ移動する間に北向きの海上風が続くと,漂流物は北上し黒潮続流域に戻る.漂流物は天皇海山列を越えなくても天皇海…

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  • 夜間光衛星画像を用いた春季から秋季の隠岐海峡周辺海域における集魚灯漁船の動向

    嶋田 陽一 土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_325-I_330, 2022

    <p> 夜間光衛星画像から春季から秋季の隠岐海峡周辺海域における集魚灯を利用して操業する漁船の動向を調べた.漁船は隠岐海峡及び本州沿岸に多く分布する傾向を示す.漁船は水深約100mの等深線に沿って分布する.対馬暖流第1分枝が隠岐海峡を迂回することによって隠岐諸島の南東に弱い循環流が形成される.漁船はこの循環流及び対馬暖流第1分枝の支流によって収束される海域に分布する傾向を示す.このような海域では…

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  • 夜間光衛星画像を用いた春季から秋季の日本海山口県沖合における集魚灯漁船の動向

    嶋田 陽一 土木学会論文集B3(海洋開発) 77 (2), I_787-I_792, 2021

    <p> 夜間光衛星画像Suomi-NPPから春季から秋季の日本海山口県沖合における集魚灯を用いて操業する漁船の動向を調べた.漁船は卯持ノ瀬,その周辺及び岡千里と八里ヶ瀬から成る谷に分布した.対馬暖流第一分枝の一部は卯持ノ瀬の南から岡千里と八里ヶ瀬から成る谷を通過するので,漁船はこの流速場の影響を受けて分布する.したがって,日本海山口県沖合における漁業操業海域つまり漁場は,海洋モデルで計算された流…

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  • 漂流ブイ観測による沖縄諸島・奄美群島周辺海域における漂流物の移動特性

    嶋田 陽一 土木学会論文集B2(海岸工学) 77 (2), I_319-I_324, 2021

    <p> 沖縄諸島・奄美群島周辺において漂流漁船,タンカー事故による流出油が漂着した事例より,漂流物が沖縄諸島・奄美群島周辺へ移動する経路を調べた.気象庁提供の漂流型海洋気象ブイロボット(以下,ブイ)の観測データを解析した.南向きの風を受けたブイは黒潮流域から時計回りに奄美群島北部へ移動し,あるいは沖縄諸島・奄美群島の西側に沿って南下する傾向を示す.このブイの軌跡は上記の事例と対応する.伊豆・小笠…

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  • 漂流ブイ観測で示された天皇海山列から琉球諸島方面へ移動する漂流漁船の可能性

    嶋田 陽一 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_1177-I_1182, 2020

    <p> 2011年3月の東日本大震災の津波によって北太平洋へ流出した漂流漁船が琉球諸島周辺で発見されている.本研究では,小型漁船程度の漂流物が琉球諸島周辺海域へ移動する経路を明らかにする一環として,風圧流の影響を強く受ける漂流ブイを用いて北太平洋中央部の天皇海山列から琉球諸島方面へ移動する経路を調べた.漂流ブイは天皇海山列の一部であるコラハン海山から離れて南方へ移動し,北緯26度辺りから南北に大…

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  • 夏季及び秋季の対馬海峡における夜間光衛星画像を用いた集魚灯漁船の動向

    嶋田 陽一 土木学会論文集B3(海洋開発) 75 (2), I_1025-I_1030, 2019

    <p> 水産資源管理の一環として集魚灯漁船(以下,漁船)の動向を調べることは効率な方法の1つと考えられる.そこで本研究ではSuomi-NPP/VIIRSによる夜間光衛星画像を用いて夏季及び秋季の対馬海峡における漁船の動向を調べた.漁船は対馬東沿岸から山口県北沖へ舌状に分布する.漁船の分布と海洋モデルの50m深の流速場を比較すると,漁船は対馬東沿岸から北東へ広がる淀んだ海域及びその縁辺に多く分布す…

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  • 風圧流の影響が大きい漂流ブイの移動:天皇海山列からカナダ西海岸まで

    嶋田 陽一, 大和田 真紀, 高木 省吾 土木学会論文集B2(海岸工学) 75 (2), I_985-I_989, 2019

    <p> 天皇海山列の東方に漂流ブイを放流し,風圧流の影響を受けやすい漂流ブイの移動を観測することによって東日本大震災の津波で流出した漁船等の漂流事例の一部を明らかにする.放流された漂流ブイは蛇行しながら東方へ移動し,放流後155日以降カナダ西海岸のバンクーバー島沖合において概ね周回した.漂流ブイは放流後175日にバンクーバー島に最も近くに位置し,漁船等の漂流事例を概ね支持する.過去に観測した岩手…

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  • 衛星AISで示された北極海航路と海氷域の比較

    嶋田 陽一 土木学会論文集B3(海洋開発) 74 (2), I_324-I_329, 2018

    北極海航路の運航の現状を明らかにするために,人工衛星で収集された船舶情報時系列データである衛星AISを用いて北極海における船舶運航の現状を調べた.北極海の海氷面積が最小となった年である2012年において北極海航路を航行した船舶であるタンカーに注目した.衛星AISで示された航路と海氷密接度を比較すると,タンカーは海氷密接度が低い海域を航行し,速度も速くなる傾向を示した.衛星AISによって北極海航路…

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  • 2014年秋季に東北地方太平洋沖合から放流した漂流ブイ観測: 風圧流の影響

    嶋田 陽一, 児玉 琢哉 土木学会論文集B2(海岸工学) 72 (2), I_475-I_480, 2016

    2014年秋季に風圧流の影響を受けやすい漂流ブイを東北地方太平洋沖合から放流しその挙動特性を調べた.漂流ブイは南下し続け,茨城県遠方沖に位置する海山と黒潮で形成された高気圧性渦によって回転し,黒潮及び黒潮続流によって東へ蛇行し,シャツキー海台の西側にて20日程度停滞する.その後,漂流ブイは東へ蛇行して天皇海山列の1つ欽明海山(北緯35度辺り)を通過後,海山の間を通るように南へ蛇行する.同海域にお…

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  • 大阪湾におけるドラム缶サイズの漂流物挙動シミュレーションの試み

    嶋田 陽一 土木学会論文集B3(海洋開発) 70 (2), I_798-I_803, 2014

    大阪湾における神戸市沿岸から泉大津・泉佐野沿岸へドラム缶が漂流した事例を参考にして,風圧流を考慮したドラム缶サイズの漂流物挙動シミュレーションを実行した.12時間後の空ドラム缶のいくつかは泉大津から泉佐野沿岸周辺に漂着する.24時間後,すべての漂流物が漂着する.空ドラム缶の軌跡は出発点から概ね南東向きを示す.風圧流がない漂流物の多くは,48時間後もほとんど大阪湾沿岸に漂着しない.空ドラム缶の実験…

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  • ランダムウォークを用いた漂流漁船挙動シミュレーションの試み: 風圧係数の感度実験

    嶋田 陽一 土木学会論文集B3(海洋開発) 69 (2), I_1180-I_1185, 2013

    東日本大震災の際の津波により大量の中・大規模漂流物が北太平洋へ流出し,約1年後に青森県八戸市の港から流された漁船(全長約30m)がカナダ沖合で発見された事例を踏まえてCGADDからの風圧係数,風速及び海流のモデル気候値を用いて北太平洋上の漂流漁船挙動シミュレーションにおける風圧係数の影響を調べた.今回の漂流漁船のように,シミュレーションでは八戸沖合の漂流物が北緯45度程度のアメリカ・カナダ沖合へ…

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  • 北太平洋における有義波高の中長期変動と気候変動指数の関係

    嶋田 陽一, 高橋 桂子, 塩谷 茂明 土木学会論文集B3(海洋開発) 68 (2), I_971-I_976, 2012

    北太平洋の航海に関する中長期の波浪状態を総観的に把握するために,代表的な気候変動指数である北太平洋指数を用いて有義波高の中長期変動を調べた. NPI海域(北緯30度から45度,東経160度から西経140度)の付近の海域おいて,全データ期間中の有義波高とNPIの相関が著しく高い.NPI海域において領域平均した有義波高とNPIの相関も著しく高い.冬季では北西部を除いたNPI海域付近で相関が高い.春季…

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  • 歯ブラシに起因する外傷(口腔粘膜への刺入)の実態と歯科医師の認識

    伊藤 三智子, 島田 陽一郎, 五十川 伸崇, 大須賀 直人, 小笠原 正 小児歯科学雑誌 50 (5), 367-374, 2012

    日常用いられている道具の中には,思わぬ事故を引き起こすものがある。歯科医師が指導で用いている歯ブラシによる口腔領域における事故も散見される。そこで著者らは歯ブラシ外傷の実態とそれに対する歯科医師の認識を明らかにするために,小児歯科医を中心とした歯科医師に対してアンケート調査を行い歯ブラシに起因する外傷(口腔粘膜への刺入)の予防対策を検討した結果,以下の結論を得た。1 …

    DOI 医中誌 参考文献39件

  • パネルディスカッション

    Suzuki, Hiromasa, Shimada, Yoichi, Shintani, Nobuyuki, Okumura, Shinsuke, Hamaguchi, Keiichiro, 鈴木, 宏昌, 島田, 陽一, 新谷, 信幸, 奥村, 真介, 濱口, 桂一郎 産研フォーラム 36 85-104, 2011-02-01

    2010年10月15日(金) 於:早稲田大学国際会議場「井深大記念ホール」

    機関リポジトリ HANDLE

  • 沿岸航海の安全のための航海シミュレーションに関する研究

    塩谷 茂明, 牧野 秀成, 永吉 優也, 柳 馨竹, 嶋田 陽一 土木学会論文集B3(海洋開発) 67 (2), I_838-I_843, 2011

    航海の安全のため、航海情報は非常に重要である。航行船舶の安全性は海難回避のために要求される。海難の原因の第1位は衝突、第2位は乗揚である。船舶の乗揚は沿岸域の比較的浅い海域で発生している。そのため、乗揚回避のために水深情報の有効な提供が非常に重要である。さらに、航行船舶に影響を与える気象・海象の情報提供も重要である。本研究の目的は、船舶乗揚回避のための水深、気象・海象に関する有効な航海情報をGI…

    DOI 被引用文献2件

  • 気候変動指数を用いた北太平洋における航海時間と気候変動の関係:大圏航路

    嶋田 陽一, 高橋 桂子, 塩谷 茂明 土木学会論文集B3(海洋開発) 67 (2), I_850-I_855, 2011

    航海に対して気候変動の影響を調べる基礎研究として、気候変動指数(北太平洋指数)を使って北太平洋における航海時間と気候変動の関係を調べた。東京とサンフランシスコ間の大圏航路上の航海シミュレーションを実行した。気候変動(大規模な大気変動)、波浪、航海はそれぞれ異なる時間及び空間スケールであるが、単純な処理したデータにもかかわらず、夏季及び秋季において航海と気候変動の関係がある可能性を示した。しかし、…

    DOI 参考文献1件

  • C_<60>薄膜の交流光伝導測定

    大神 武士, 島田 陽一, 久保田 弘, 田中 洋行, 松崎 晋, 永田 正典 日本物理学会講演概要集. 秋の分科会 1996.2 (0), 180-, 1996

    DOI

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