検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 123 件

  • 1 / 1

  • 礼文島のリシリコンブ<i>Saccharina japonica</i> var. <i>ochotensis</i>における水温と現存量の関係

    川井 唯史, 秋野 秀樹, 品田 晃良 利尻研究 43 (0), 1-7, 2024

    1993~2018年に礼文島津軽地区の海岸で2年目のリシリコンブ<i>Saccharina japonica</i> var. <i>ochotensis</i>の現存量を調査した.気象庁による北海道宗谷地方日本海沿岸の海面水温と2年目藻体の現存量の関係を解析したところ,調査前年4月,5月,6月の各月平均水温と現存量には有意な負の相関関係があった.調査した現存量と礼文島におけるリシリコンブ漁獲量…

    DOI Web Site

  • 天然記念物「ザリガニ生息地」付近で絶滅に瀕している ニホンザリガニの分布に関する知見

    飯塚 凜人, 池田 幸資, 川井 唯史, 鳥潟 幸男 火内 17 (0), 1-4, 2023-03-31

    国指定天然記念物「ザリガニ生息地」がある秋田県大館市の池内道下地区において,標本により過去のニホンザリ ガニの分布情報を明らかにし,環境DNA の分析でニホンザリガニの現在の生息の有無を推定し,市民によるニホンザ リガニの採集情報,および筆者らによるニホンザリガニの採集により,本種が当地区に現存することを特定した.

    DOI

  • 新潟県で新しく採集された外来ザリガニの種名と由来の推定

    志田 嘉幸, 川井 唯史 伊豆沼・内沼研究報告 16 (0), 21-32, 2022-07-31

    <p>新潟県阿賀町阿賀では外来ザリガニが報告されている.本研究では外部形態の観察から,この外来ザリガニをウチダザリガニ(学名 <i>Pacifastacus leniusculus</i>)と同定した.ザリガニに付着する随伴生物としてヒルミミズ類のシグナルヒルミミズ<i>Sathodrilus attenuatus …

    DOI

  • 室内水槽におけるニホンザリガニの卵発生に伴う卵色の変化

    清田 環希, 川井 唯史 火内 15 (0), 7-11, 2021

    秋田県大館市におけるニホンザリガニ生息地は国が指定する天然記念物となっている.ニホンザリガニの卵の発達に伴う色の変化は秋田県男鹿水族館の水槽内で観察された.卵の色は産卵直後が深い茶色で,その後黒色となり,卵の孵化直前は卵内で眼が見られ発眼卵となった.

    DOI Web Site

  • 北海道北部における水温とリシリコンブ漁獲量の関係

    川井 唯史, 品田 晃良 Algal Resources 13 (2), 181-186, 2020

    北海道北部において最も重要な海藻資源であるリシリコンブの寿命は2年であり,2年目の藻 体だけが漁獲の対象となっている。1989年~2013年までの水温情報と北海道北部のリシリコンブ 漁獲統計情報は,水温推移は上昇傾向で漁獲量は減少傾向を示した。水温と漁獲量の相関を解析 したところ,相関があったのは漁獲前年の9~12月だけであり,この期間の水温が高いと翌年の …

    DOI

  • 北海道利尻島と礼文島におけるヨレモクとホッカイモクの分布

    川井 唯史, 田園 大樹, 品田 晃良, 黒田 寛, 四ツ倉 典滋 Algal Resources 9 (2), 77-86, 2016

    1993年~2014年に,北海道日本海北部利尻・礼文島において,産業上重用種であるリシリコ ンブ<i>Saccharina japonica</i> var. <i>ochotensis</i>との競合が懸念されるホンダワラ類のヨレモク <i>Sargassum siliquastrum</i>とホッカイモク<i>S. …

    DOI

  • チヂミコンブの成分調査

    小玉, 裕幸, 福士, 暁彦, 合田, 浩朗, 川井, 唯史 北海道水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Research Institutes (84) 57-61, 2013-09

    北海道北部沿岸で採取した天然及び養殖(2年及び促成)チヂミコンブについて,各種成分含量の時期別変化を調査した。アルギン酸は天然及び養殖ともほぼ年間を通して主要成分で,その含量は19~37g/100gであった。たんぱく質及び粗繊維含量は春季に,脂質含量は冬季に若干高い傾向であったが,顕著な時期別変化はみられなかった。フコース含量は1~3g/100gで,天然及び2年養殖は大きな変化はなかったが,促成…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • アイヌによるコンブ採り及び利用に関する情報

    川井 唯史, Druehl Louis D, 四ツ倉 典滋 Algal Resources 5 (2), 77-82, 2012

    Collection and usage of kelps (<i>Konbu</i>) by the Ainu was studied on paintings (<i>Ainu-e</i>) portraying the manners and culture of the Ainu were created by Japanese artists who visited Ezo in …

    DOI

  • 北海道北西部日本海沿岸における石狩湾系ニシン産卵床と藻場の分布

    赤池, 章一, 高橋, 和寛, 干川, 裕, 瀧谷, 明朗, 津田, 藤典, 合田, 浩朗, 中島, 幹二, 川井, 唯史 北海道立水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Experimental Station (77) 29-33, 2010-03

    1996年から2007年にかけて、北海道北西部沿岸藻場において、ニシン産卵床を探索した。産卵床は1998年以降、1地区当たり1〜7カ所で確認された。調査期間中、産卵床は次第に石狩市厚田以西に形成される傾向が見られた。2002年までは水深2m以浅に産卵床が形成されたが、それ以降はより深所にも形成された。推定産卵数は特に石狩市厚田で多く、2004年には381億粒と最多であった。稚内市を除く藻場面積は…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 日本産コンブ属植物4種(マコンブ, ホソメコンブ, リシリコンブ, オニコンブ)の分類学的再検討

    四ツ倉典滋, 川嶋昭二, 川井唯史, 阿部剛史, L. D. ドゥリュール 植物研究雑誌 83 (3), 165-176, 2008-06-20

    <p>北日本沿岸に分布の中心を持ち,形態的類似性の高いコンブ属植物4種(マコンブ,ホソメコンブ,リシリコンブ,オニコンブ)の分類学的再検討を行なった.4種はこれまで形態的特徴によって分けられてきたが,形態形質の多くは不安定であり,それぞれを形態的に識別することは難しい.これらコンブ属4種はそれぞれ局所的にかつ他の何れかの種の分布域と接して分布しており,交雑実験および分子系統解析の結果から現在遺伝…

    DOI

  • 文献から見た磯焼け対策研究の歩み

    桑原 久実, 綿貫 啓, 青田 徹, 安藤 亘, 川井 唯史, 寺脇 利信, 横山 純, 藤田 大介 日本水産工学会誌 43 (1), 81-87, 2006

    To detect the trend on seaweed restoration techniques on barren grounds in Japan, domestic literature (> 1,000) published since 1970 were surveyed. The literature contains local survey (18%), …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献21件

  • 北海道日本海沿岸における大型海藻群落の保全と造成に関する研究

    川井 唯史 日本水産工学会誌 42 (3), 219-224, 2006

    北海道日本海南西部沿岸ではホソメコンブやフシスジモクの分布が極浅所に限られ,海底は無節サンゴモが覆い,その上にはキタムラサキウニが優占している。そして藻場造成のためにはキタムラサキウニの食圧制御が必要である。小樽地先のサンゴモ平原上のキタムラサキウニを除去し,ホソメコンブ群落を造成した。しかしホソメコンブの現存量には,冬季の水温や平均底面流速が大きく影響した。水温と栄養塩には関係があるため,泊地…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献18件

  • 磯焼け対策における要素技術の整理

    桑原 久実, 綿貫 啓, 青田 徹, 安藤 亘, 川井 唯史, 寺脇 利信, 横山 純, 藤田 大介 日本水産工学会誌 43 (1), 89-97, 2006

    Using the database (number of literature > 1,000, 1970 to 2005) on barren ground reported from Japanese coasts, component techniques in 'Isoyake' recovery technology were summarized as a systematic …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献3件 参考文献62件

  • 磯焼け対策技術の系統樹

    桑原 久実, 綿貫 啓, 青田 徹, 安藤 亘, 川井 唯史, 寺脇 利信, 藤田 大介, 横山 純 日本水産工学会 学術講演会 学術講演論文集 2006 (0), 99-102, 2006

    DOI

  • 北海道日本海におけるフシスジモク群落の保全と利用方法

    川井 唯史, 田嶋 健一郎 日本水産工学会誌 40 (1), 1-6, 2003

    北海道日本海南西部の磯焼け地帯に位置する寿都町では,ウニの除去によりフシスジモク群落を造成して いる。そこに人工種苗のエゾパフンウニの放流を行なうと,群落の密度が徐々に低下する問題を抱えている 室内水槽でフシスジモクがエゾパフンウニから受ける部位別の被食圧を観察したところ,側枝と幼体は主枝 と下葉に比べて被食圧が高かった。寿都町におけるフシスジモクの生殖器床の出現時期を調査したところ, 7- …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献42件

  • ニシン産卵床の形成に及ぼす植生と地形の影響

    干川, 裕, 田嶋, 健一郎, 川井, 唯史 北海道立水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Experimental Station (62) 105-111, 2002-03

    1998年と1999年に厚田村嶺泊で行ったニシン産卵床調査で得られた資料を基に、産卵床形成に及ぼす植生と地形の影響を検討した。嶺泊では両年とも平磯中央部の溝の周辺で産卵が行われた。沿岸の植生は主にコンブ類とスガモで、沖側からコンブ類、スガモ、モク類及び小型海藻の順で生育していた。ニシン卵は主にスガモに産み付けられていたが、コンブ類には付いていなかった。スガモ現存量と卵密度の間には正の相関が認めら…

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件

  • ニシン産卵床の水温・塩分と産卵時期の推定について

    干川, 裕, 田嶋, 健一郎, 川井, 唯史, 桑原, 久実, 金田, 友紀 北海道立水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Experimental Station (62) 113-118, 2002-03

    厚田村嶺泊のニシン産卵床における水温と塩分を観測し、浅瀬に産卵する利点について検討した。産卵があった3月中旬の水温は4℃であり、孵化時期の4月中旬には7~8℃に上がった。この期間の平均水温は産卵床内で5.2℃であり、沖(水深7m)に比べ0.5℃高かった。平磯上の塩分は融雪水の影響を受け、3月下旬以降は7~30psu以上と大きく変動した。産卵から孵化までの産卵床の積算水温は138.8℃・日で、室内…

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献3件

  • 忍路湾における沿岸水温と栄養塩の関係

    中多, 章文, 八木, 宏樹, 宮園, 章, 安永, 倫明, 川井, 唯史, 飯泉, 仁 北海道立水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Experimental Station (59) 31-41, 2001-03

    忍路湾内の3地点において,1992年7月から1999年7月までの7年間,約10日に1度の頻度で水温,塩分,クロロフィルa,透明度,硝酸塩+亜硝酸塩濃度,リン酸塩濃度を測定した。このデータから各環境条件の月平均値を求め,季節変化と経年変化,水温と栄養塩濃度の関係について調べた。忍路湾内の水平,鉛直方向の環境要因の差について,塩分および硝酸塩+亜硝酸塩では,湾奥-湾口方向の水平方向の差に比ベ,表層-…

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献4件

  • 岩礁海岸における物理環境条件と生態系に関する一考察

    伊東 公人, 谷野 賢二, 明田 定満, 川井 唯史, 吾妻 行雄 海洋開発論文集 12 503-506, 1996

    To investigate the influence of changes in physical environments, including waves and currents, on the ecosystem of rosky shores, ecological research was conducted at three points on rocky shores, …

    DOI

  • 摩周湖に分布するザリガニについて

    浜野 龍夫, 林 健一, 川井 唯史, 林 浩之 甲殻類の研究 21 (0), 73-87, 1992

    Crayfish in Lake Mashu, Hokkaido, Japan, were captured with tangle nets in the summer of 1992. All specimens, 171 males and 517 females, had intermediate diagnostic character between two subspecies, …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献6件

  • 1 / 1
ページトップへ