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大橋 一晶, 大橋 広好 植物研究雑誌 98 (1), 29-36, 2023-02-20
...成熟果実が得られないため,果実の解剖学的特徴による属の決定が困難であった.不稔である理由として,染色体に対合しないペアが存在し,花粉形成では減数分裂が正常に進行しないことが報告されている.さらに部分的に対合が観察されることから,センキュウは近縁種間の雑種であると推定された(Hatano et al. 1970).Suk et al. (1974) はセンキュウと近縁属との未熟果実を解剖学的に比較して生薬川芎...
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平澤 一浩, 大塚 康司, 吉野 高一郎, 塚原 清彰 日本鼻科学会会誌 61 (1), 105-109, 2022
...今回,葛根湯加川芎辛夷と桔梗石膏を併用投与し著明に改善した歯性副鼻腔炎の一例を経験した。症例は59歳女性。半年前から右膿性鼻汁と鼻閉が出現し,歯性副鼻腔炎の診断で抜歯と抗菌薬治療を行ったが改善不良であった。内視鏡下鼻副鼻腔手術を検討したが,制御不良の糖尿病があり行えなかった。葛根湯加川芎辛夷と桔梗石膏を併用投与したところ,投与後から膿性鼻汁が顕著に増えたと自覚あり。...
DOI Web Site 参考文献12件
有馬 菜千枝, 中山 明峰, 塚本 佳世, 佐藤 慎太郎, 江崎 伸一, 岩﨑 真一 日本東洋医学雑誌 73 (2), 197-202, 2022
...CPAP 使用状況と鼻CT 画像を参考にして小青竜湯や葛根湯加川芎辛夷へ変更すると CPAP は効果的に継続された。最終的には日中傾眠が消失した。</p><p>西洋医療継続のためには漢方治療が必要である一方,漢方治療効果判定に西洋医学的な情報が有用であった。本例では漢方医学と西洋医学が組み合わせられた東西融合医療の有用性が示された症例と考える。</p>...
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件
柳沢 清久 薬史学雑誌 56 (2), 108-117, 2021
...結論:近年の海外の研究によって,オポパナックスからは,ferulic acid の他に,6 種の Phthalides,15 種のCoumarins,Polyacetylene Compounds などの化合物が抽出,単離され,それらの生物学的,薬理学的活性が解明された.そして当帰,川芎,白芷,浜防風などのセリ科生薬に含まれている成分が本品にも多彩に含まれていることが確認できた.したがって各々の成分...
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窪田 早耶香, 山本 ゆき, 木村 康二 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-62-P-62, 2020
...婦人科系の諸症状を改善する三大漢方薬の1つとして知られている当帰芍薬散(TSS)は,当帰・芍薬・川芎・茯苓・蒼朮・沢瀉の6つの成分から構成されている。TSS は,プロスタグランジン(PG)F2α惹起の子宮収縮を抑制する作用や,エストロジェンレセプター (ER)αや ERβを介さないE2様作用を示す。...
青木 ゆかり, 及川 哲郎, 小田口 浩, 花輪 壽彦 日本東洋医学雑誌 69 (3), 287-290, 2018
...<p>提肛散は補中益気湯の加減方であり,補中益気湯から大棗,生姜を除き,川芎,黄芩,黄連,白芷,赤石脂を加えたものである。本方は,補中益気湯より痛みの強い脱肛に用いるとされるが,これまでに臨床報告は少ない。今回我々は肛門痛を伴う内痔核脱肛に対して提肛散が有効であった1例を経験した。症例は47歳女性で主訴は内痔核の痛みを伴う脱肛である。...
DOI Web Site Web Site ほか1件
川島 春佳, 木村 容子, 伊藤 隆 日本東洋医学雑誌 69 (4), 359-365, 2018
...葛根湯加川芎辛夷の内服後も残存した鼻炎症状に対し当帰芍薬散を併用して症状が改善した。<br>古典では,当帰芍薬散の鼻炎に関する記載は見当たらないが,陰虚証で,水毒に加えて瘀血・血虚を認める鼻炎には,当帰芍薬散も鑑別処方の一つと考えられる。</p>...
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件
渥美 聡孝, 福村 基徳, 河崎 亮一 生薬学雑誌 = The Japanese journal of pharmacognosy 67 (1), 7-12, 2013-02
コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > 電子書籍・電子雑誌 > 学術機関 > 学協会
NDLデジタルコレクション Web Site 医中誌 参考文献18件
市村 恵一 日本耳鼻咽喉科学会会報 116 (10), 1093-1099, 2013
...慢性副鼻腔炎では若年者, 成人では葛根湯加川芎辛夷が, 中高年では辛夷清肺湯が第一選択薬で, 虚証例では荊芥連翹湯が選択される. 頭頸部癌患者の免疫状態の悪化に対して十全大補湯, 補中益気湯, 人参養栄湯などが, 術後, 化学療法時の食思不振に対して六君子湯が, 化学療法による口内炎や下痢に対して半夏瀉心湯や温清飲が用いられる....
DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献2件
洪許 于絹, 石井 克枝 日本調理科学会大会研究発表要旨集 15 (0), 9-9, 2003
...四物湯の調製は鶏肉480gと生薬(当帰・熟地・川芎・芍薬)47gと純水1150ml(台湾ではこの1/3量を使用するのが一般的)を加えて加熱した。加熱時間は30、45、60、90分とした。加熱には「大同電鍋」(間接釜式の電気炊飯器)を用いた。スープは加熱終了後1000mlに定容した。呈味成分の測定試料は一定量のスープを同量のn-ヘキサンで脱脂し、終濃度80%のエタノールで除タンパク後、減圧蒸留した。...
羅, 進軍, 萩原, 彌四郎 千葉医学雑誌 = Chiba medical journal 66 (6), 383-387, 1990-12-25
type:text
機関リポジトリ 医中誌 被引用文献2件
中川 公海 富山大学高岡工業専門学校紀要 1 (1), 8-10, 1949-12
...漢薬中で解熱作用があると称せられているものは多数あるが,其等の中で代表的と目せられている防風,柴胡,知母,黄芩,玄参,麻黄,川芎,白芷,常山,荊芥,泰芄,升麻,金銀花,地骨皮等につき,各々酒精エキスを作り,之を大腸菌による発熱家兎に怪口投與し,解熱作用の有無を検ぺた。 其の結果は防風が最も有効であることを知ったので,本生薬の有効成分を探求せんとした。...
DOI 機関リポジトリ HANDLE
久内清孝 植物研究雑誌 23 (5-6), 94-95, 1949-09-20
木村雄四郎, 小山米子 植物研究雑誌 22 (5-6), 65-70, 1948-12-01