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田中 慶太, 深町 加津枝 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 98-, 2022-05-30
...しかし、1960年代以降、人工林化や常緑樹林化、マツ枯れが進むとともに、シカの食害や台風による被害などにより、里山の植生が大きく変化してきた。その結果、火祭で使用される自然資源の調達が困難となるとともに、松明の質も低下してきた。鞍馬の里山再生プロジェクトでは、火祭の資材となる森林資源を調達することのできる里山の再生を目的として、2021年から活動を行っている。...
DOI
大澤 啓志, 笠原 健瑚 日本緑化工学会誌 47 (1), 137-140, 2021-08-31
...落葉・常緑及び混交の広葉樹林の樹林タイプによる差は顕著ではなかったが,常緑樹林ではドロホコリ科の個体数割合が比較的高かった。</p>...
DOI Web Site Web Site 参考文献3件
岩下 幸平, 竹内 豊 中部森林研究 69 47-50, 2021-05-30
...一方でアラカシやシイ類の実生は安定して多く存在しているため,現状では常緑樹林へと遷移が進行すると考えられた。若齢コナラ林の再生のためには整備後の継続した手入れ,または初期の強度な除伐が必要であると考えられる。林床の樹種についてその構成を解析したところ,構成は地域と施業からの経過年数ごとに類似していることが確認された。...
DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件
清水, 善和, シミズ, ヨシカズ, Gyaltshen, Dorji, Shimizu, Yoshikazu 地域学研究 = Regional views 33 1-30, 2020-03
...ブータン西部のワン・チュ流域の海抜200 mから3800 mまでの植生の垂直分布を調査し,流域を8つの植生タイプ(植生帯)に区分した:①亜熱帯半常緑樹林(<1100 m),②暖温帯照葉樹林下部(1100–2000 m),③暖温帯照葉樹林上部(2000–2800 m),④冷温帯針広混交林(2800–3200 m),⑤亜高山帯(亜寒帯)針葉樹林(3200–4000 m),⑥高山帯(寒帯)低木群落(4000...
機関リポジトリ Web Site
加藤 雄大, 林 豊, 宮瀬 文裕, 宇野 昌利, 小松 裕幸 土木学会論文集G(環境) 76 (7), III_543-III_552, 2020
...周辺の広い範囲に影響を及ぼすため,露光範囲の削減や誘虫性の低い光源の使用によって対策される.しかし,生態系への影響を定量的に評価することは困難であり,対策を導入することによる効果の定量化が課題であった.そこで,九種の環境区分と三種の光源を用いた灯火誘虫試験により昆虫種ごとの誘引量を計測し,その結果から夜間工事照明による飛翔性昆虫の誘引量を定量的に可視化するための予測方法を提案した.周囲が落葉樹林や常緑樹林...
DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献11件
伊藤 健彦, 岡田 あゆみ, 樋口 尚子, 南 正人 自然保護助成基金助成成果報告書 29 (0), 212-222, 2020
...におけるシカ発見頭数は,踏査がドローン観測の1.3倍であり,ドローン観測における常緑樹林内の頭数補正の必要性が示唆された.しかし,両調査で総数がほとんど変わらなかったことから,落葉樹林や草原の割合が大きい金華山島では,踏査と同等以上の精度でのドローン観測が可能であることが示された....
鷹尾 元 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 509-, 2019-05-27
<p>複数年にわたる入手可能なLandsat衛星画像を重ね合わせ、各画素における反射率の変化を、周期性の季節変動と、土地被覆・利用変化や植生の遷移に伴う非連続的変化とに分離してモデル化し、観測期間中の任意の時点における反射率を推定する手法を開発した。このうち、周期性の季節変動を表すために、平滑化スプラインを用いた。これにより、複雑かつ個別的なパターンの季節変動を画素ごとに表せるようになった。一方…
大野 朋子, 森地 一夫, 石井 一毅, 吉田 美生, 松岡 達郎, 田畑 智博 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 225-, 2019-05-27
...六甲山から神戸の市街地が展望できる六甲山ガーデンテラスにおいて201人の観光客から六甲山の望ましい森林景観についてアンケート調査を行なった結果、立木密度の低い落葉樹林をイメージした森林を好む観光客が最も多く、常緑樹林をイメージした森林はあまり好まれないことが明らかとなった。この結果は六甲山の森林の現状とは異なるものであり、今後の観光、景観資源としての活性化を踏まえた森林管理計画が望まれる。</p>...
黒岩, 宣仁, 渡辺, 直史 高知県立森林技術センター研究報告 = Bulletin of Kochi Prefectural Forest Technology Center (42) 50-75, 2019-03
...今回の試験地の調査結果では、生物多様性保全機能の高い遷移後期種の豊富な下層植生を維持するための間伐率は、25~50%の間に適正値があると推測され、自然植生の構成種の特性から見ると、その値の中で常緑樹林域では低く、夏緑広葉樹林域では高い間伐率が望ましいことが示唆された。...
日本農学文献記事索引 Web Site
深山 寛人, 伊野 航, 福田 達哉, 安井 万奈, 鈴木 万奈 日本菌学会大会講演要旨集 63 (0), 68b-, 2019
井上 翔太, 市栄 智明, 長井 宏賢 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 429-, 2018-05-28
...<p>高知大学嶺北フィールド(演習林)には、過去の施業の特性から人工林や落葉・常緑樹林を含めた、様々なサイズ・林齢からなるパッチ状植生が広がっている。本研究は、このパッチ状植生や植生タイプの違いが、ヨツボシモンシデムシの個体数に与える影響を評価することを目的として行った。調査は、嶺北フィールドの落葉広葉樹林、常緑広葉樹林、ヒノキ人工林、スギ人工林、皆伐地で行った。...
古川 拓哉, 佐藤 保, 北原 文章, Billy Ne Win, 鷹尾 元, Myat Su Mon, 道中 哲也, Ei Ei Swe Hlaing, Htike San Soe, Thaung Naing Oo 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 627-, 2018-05-28
...本研究では、ミャンマーの半常緑樹林において森林炭素蓄積量の推定を目的に取得された毎木調査データ(40m×40m、DBH≧5cm)約50地点を用いて、炭素蓄積量、樹木種多様性を評価した。また、周辺に居住する住民への聞き取りにより全樹種の用途を調べ、地域住民による潜在資源利用を調査した。解析ではタケ類の優占度を考慮しながら、炭素蓄積量、樹木種多様性、潜在資源利用の三者の関係を比較した。</p>...
辻野, 亮, 湯本, 貴和 奈良教育大学自然環境教育センター紀要 = Bulletin of Center for Natural Enovironment Education, Nara University of Education 19 17-25, 2018-03
...屋久島の低地常緑樹林においてリターフォールの生産量と落葉の樹種構成、常緑樹の落葉の季節変化を明らかにするために、50×50 mの森林調査区に25基のリタートラップを設置して2001年5月1日から2004年5月1日まで平均14.2日間隔で落下物を回収した。...
門田裕一, 斎藤政美 植物研究雑誌 93 (1), 18-22, 2018-02-20
...</p><p> クジュウナミキは常緑樹林ときにスギ林のうす暗い林下に生育する.地下茎はよく分枝し,白く細長いストロンを出す.種子で殖える他に,この地下茎でも繁殖しているらしく,本植物は小さな群落を形成していることが多い.現地では生育地点が少なく,また個体数が非常に少ないため,絶滅が危惧される.</p>...
森下 英美子, 松原 始 日本鳥学会誌 67 (1), 87-99, 2018
...ハシブトガラスの繁殖分布に対する人の影響を調べるため,建築物数とハシブトガラスの確認地点数を比較したところ,建築物の多い場所で確認数が多く,標高とは関係が認められなかった.本州の森林では,落葉広葉樹林よりも人工林の常緑針葉樹林で,ハシブトガラスの密度が高かった.落葉広葉樹の少ない鹿児島県屋久島の森林では,常緑広葉樹林と常緑針葉樹林の間で確認数に差は認められなかった.ハシブトガラスの生息密度が落葉樹林にくらべて常緑樹林...
谷口 晴香 霊長類研究 Supplement 32 (0), 33-33, 2016
...2008-2009年に落葉樹林帯に属す下北半島、2010-2011年に常緑樹林帯に属す屋久島において、冬季に母子4組を対象に採食行動と近接個体の行動を記録した。各食物を4つの物理的性質(食物の大きさ、操作の有無、高さ、かたさ)により評価し、アカンボウに好まれる寄与度に応じ重みづけし、食物の物理的性質を総合的に評価するスコアを作成した。...
木庭 慧, 竹内 啓恵, 上原 巌 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 768-, 2016
...林相では、常緑樹林と対照的に落葉広葉樹林の好感度、色の豊かさが高く、より好まれることがわかった。一方の常緑樹林は、好感度と色の豊かさが共に低かったが、落葉広葉樹林を引き立てる重要な役割があり、両者のバランスが快適な林内景観を造る鍵になると示唆された。...
市橋 隆自 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 696-, 2016
...林冠つる植物個体の水利用特性、林分蒸散に果たす貢献の評価を目指し、暖温帯常緑樹林に生育するつる植物4種(サカキカズラ、ハマニンドウ、テイカカズラ、カギカズラ)に対し、グラニエ法の適用を試みた。長さ1 cmの自作センサーを用い、野外個体の茎切断面からの吸水速度を基に校正を行ったところ、つる植物茎内の樹液流速は、標準グラニエ式による予想より数倍高く現れた。...
大谷 栄徳, 衣浦 晴生, 山下 由美子 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 412-, 2015
...【方法】試験は和歌山県西牟婁郡上富田町の常緑樹林で行った。2014年4月,昨年にカシナガの穿孔被害を受けたアラカシ10本,コナラ8本を選木し,そのうち5本を高さ1.2m付近で伐倒し,伐倒木5本,切株5本に設定,残りを生立木(アラカシ5本,コナラ3本)とした。フラスの確認できた穿入孔に各調査木1本当たり20個のチューブトラップを設置し,2014年6月~11月の期間,発生頭数を調査した。...
前田 佳子, 本田 謙一, 今井 靖晃, 武田 浩志, 高橋 勇 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 437-, 2015
...特に混交林や常緑樹林では提案手法によって欠測率が減少し,より詳細な地形情報を取得できることが確認できた。<br>草地では,現地測量結果を用いてササ地における波形解析法と従来法の地盤計測精度を評価した。その結果,波形解析法を用いることで地盤面をより正確に抽出できることが確認できた。...
大曽根 陽子, 南光 一樹, 鵜川 信, 田中 永晴, 三浦 覚, 大貫 靖浩, 平井 敬三, 石塚 成宏, 酒井 寿夫, 今矢 明宏, 橋本 昌司, 金子 真司 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 579-, 2015
...17因子に対して主成分分析を行うと,森林を大きく6群(北方針葉樹林,カラマツ林,マツ林,スギ-ヒノキ林,落葉樹林,常緑樹林)に分けられた。枯死木のC蓄積量が大きくなるのは,このうち林冠木の胸高直径が大きく,立木密度の低い成熟した森林のグループ(北方針葉樹)だった。リターのC蓄積量が大きくなるのは,カラマツ林とマツ林で,土壌のC蓄積量が大きくなるのは林分構造に関わらず平均気温の低いグループだった。...
今井 靖晃, 本田 謙一, 鈴木 久美子, 高主 知佳, 中村 三友, 高橋 勇, 武田 浩志 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 422-, 2013
...土地被覆ごとに見ると,裸地や落葉樹林では従来法でも地盤点が高密度に取得できているため波形データを用いる利点は少なかったが,混交林や常緑樹林では提案手法によって欠測点が減少し,より詳細な地形情報を取得することができた。...
佐々木 隆史, 檀浦 正子, 小南 裕志, 植松 千代美, 安間 光 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 801-, 2013
...土壌呼吸量の季節変動については落葉時季の違いによる影響が示唆され、また、常緑樹林では落葉樹林よりも地温や土壌含水率に強く影響されていた。一方、日変動では逆に落葉樹林のほうが常緑樹林よりも地温の変化に対して大きく反応しており、どちらの林分においても季節変動と比較して高い温度反応性を示した。...
山中 啓介, 林 晋平 日本緑化工学会誌 39 (2), 241-247, 2013
...このことから,本地域の植生は,シカ防護柵など人為的にシカの排除を行わない限り,ヤブツバキやシロダモを主体とする多様性の低い常緑樹林に移行すると考えられた。...
DOI Web Site Web Site 参考文献27件
和田 佳子, 檀浦 正子, 小南 裕志 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 713-, 2013
...本研究では、同じ気候条件下に生育している隣接する落葉樹林と常緑樹林において、それぞれの群落を代表するようなコナラと、スダジイをサンプル木として、年輪幅および年輪の炭素安定同位体比と気象要素との相関解析を行った。その結果、年輪幅は、コナラにおいて前年と当年の成長期の平均気温に負の相関、スダジイにおいては当年の全体の平均気温に負の相関を示した。...
渡邉 信剛, 児島 利治, 篠田 成郎, 大橋 慶介, 玉川 一郎, 斎藤 琢 土木学会論文集B1(水工学) 68 (4), I_1759-I_1764, 2012
The objectives of this research are to establish the effective factors for rainfall interception in forest area, and to develop an interception model with micrometeorology and forest structural …
DOI 参考文献1件
谷垣 悠介, 原田 一平, 関山 絢子, 原 慶太郎 写真測量とリモートセンシング 50 (6), 361-366, 2012
Abandoned bamboo groves are vigorously spreading their distribution in Japan, causing various problems such as landslides and reduction of biodiversity. In order to help monitoring expansion of the …
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献20件
柿澤 一弘, Wang Jie, 石平 博 水文・水資源学会研究発表会要旨集 25 (0), 192-, 2012
...広大に広がる常緑樹林が大きく生産を抑制する機能を果たしている。相対的に、デルタ域と下流域の農地からの生産が大きく、上流部では小さい。...
森島 済, 菅野 結佳, 六十苅 悠, 赤坂 郁美 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 230-230, 2010
...<BR><BR> <B>3.結果と考察</B><BR> 冬季の天空率は当然のことながら常緑樹林内よりも落葉樹林内で高くなる.これに対応して夜間の気温は落葉樹林内より常緑樹林内で高温となった(図1).これは常緑樹林内の天空率が小さいことにより放射冷却が抑制されるためと考えられる.一方,日中においては落葉樹林内で相対的に高温となる.このことは,天空率が大きいことで日射による加熱が進んだものと考えられる...
中村 紀雄, 若原 弘之, 宮本 龍夫 蝶と蛾 60 (4), 277-284, 2010
...差異が認められるので,新亜種F.aerope montanaとして記載した.ランの1種(Coelogyne sp.)の葉上で終齢幼虫が発見され,この植物で飼育を続けたところ蛹化し4週間後に♂が羽化した.この幼虫は五十嵐・福田(2000)が図示したサルトリイバラ(Smilax sp.)を食するF.aerope aeropeの幼虫と背中の色彩が異なる以外は良く似ていた.本亜種は標高1900-2100mの常緑樹林帯...
DOI Web Site 参考文献10件
金森, 智哉, 橋本, 啓史, 横内, 茂 名城大学農学部学術報告 (45) 5-16, 2009-03
...胸高断面積合計(BA)を見ると、高木層では落葉樹がほとんどを占めたが、放置区の亜高木層・低木層には常緑高木種が含まれ、放置区は将来、常緑樹林へと遷移する可能性がある。直径階分布で見ても、全体としては健全なL字形の分布を示しているものの、放置区においては細い階級に常緑高木が見られ、将来の常緑樹林化が予測された。...
原紺 勇一, 大賀 祥治 日本菌学会大会講演要旨集 53 (0), 74-74, 2009
...そこで, 暖温帯林にて広葉樹腐朽木上に発生する変形菌類の示す胞子散布の生物季節性に関するデータを得るために, 九州大学福岡演習林(福岡県糟屋郡)内にある常緑樹林において3年間にわたり調査を行った. そして, 得られたデータにもとづき, 変形菌群集の季節的変動および, 発生量が顕著であったいくつかの種について季節に対する嗜好性を検討した. ...
横田 樹広, 武内 和彦 都市計画論文集 41.3 (0), 361-366, 2006-10-25
...樹林性チョウ類の出現は、広域の落葉樹林面積に依存しており、緑被分布特性として、小規模領域での落葉樹林と常緑樹林・草地の混在による植生のモザイクが寄与することが示された。...
DOI HANDLE Web Site ほか2件 被引用文献4件 参考文献28件
西川, 真理 霊長類研究所年報 36 116-116, 2006-07-15
HANDLE
渡辺,力, 大谷,義一, 溝口,康子, 安田,幸生, 千葉,幸弘, 川崎,達郎, 韓,慶民, 大塚,俊之, 鞠子,茂, 中野,隆志 大会講演予講集 89 275-, 2006-04-30
NDLデジタルコレクション 参考文献4件
横田 樹広, 武内 和彦 都市計画論文集 41 (0), 179-179, 2006
田中, 延亮, 蔵治, 光一郎, Tantasirin, C., 鈴木, 雅一, Tangtham, N. 東京大学農学部演習林報告 (113) 11-44, 2005-06
タイの丘陵性熱帯季節林における森林フラックスサイト(コグマ試験地)における年間樹冠遮断量、その測定誤差、およびその年々変動を明らかにすることを目的として、4年間にわたって降水量、樹幹流下量、および樹冠通過雨量を観測した。その結果、以下のことが整理された。(1)4年間の年降水量の最小値と最大値はそれぞれ1641.9mmと2481.2mmとなり、その年々変動の幅が大きいことが確認された。樹冠遮断観測…
日本農学文献記事索引
中村 彰宏, 塩田 麻衣子, 角屋 圭祐 日本緑化工学会誌 31 (1), 75-80, 2005
...自生地で埋土種子を形成するヨウシュヤマゴボウを対象に,常緑樹林に形成した光環境の異なるギャップ内外の7箇所で灌水区,リター区を設けた出芽実験,実測した地温を再現した人工気象器で異なる水分条件での発芽実験を行った。水ポテンシャルの低下で発芽率は低下,発芽時期は遅くなり,温度変動の小さなプロットおよびリター区では出芽しなかった。ギャップ内の出芽パターンは環境制御下のPEG濃度10%の発芽傾向に似た。...
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献32件
山崎 剛, 鈴木 和良, 大畑 哲夫 日本雪氷学会全国大会講演予稿集 2005 (0), 9-9, 2005
石田 厚, 矢崎 健一, 石塚 森吉, Diloksumpun Sapit, Ladpala Phanumard, Staporn Duriya, Puangchit Ladawan 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 152-152, 2005
...タイの熱帯乾燥季節林では、同じような雨量にも関わらず落葉樹林と常緑樹林が見られる。落葉樹林の土壌は常緑樹林よりも肥沃で、土壌栄養塩の量は、森林のタイプを決める一つの要因になっている。炭素固定、水利用、光阻害回避の特性が落葉樹と常緑樹で異なっているという仮説を検証するため、落葉樹林と常緑樹林の林冠木の葉の光合成速度、気孔コンダクタンス、クロロフィル蛍光の日変化を季節を通じて測定した。...
藤田 素子, 小池 文人 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 728-728, 2005
...越冬期にはPが多く、特にカラスのねぐらとなる常緑樹林ではδ<sup>15</sup>Nが最も高かった(平均4.89)ため、哺乳類・鳥類などの動物質の餌を食べていると予想された。δ<sup>15</sup>Nは落葉樹林の鳥糞で最も低い値(平均0.62)を示しため、より植物食の鳥が多かったと考えられる。...
高槻 成紀, 田戸 裕之 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 96-96, 2005
...日本列島は南北に細長いためにかなり大きな温度差があり,植生も多様である.ニホンジカはこの広い範囲に生息するため南北で生活がかなり違う.冷温帯落葉樹林では冬に積雪があり,シカの食物は夏と冬で大きく異なるが,暖温帯常緑樹林では冬にもある程度の常緑植物があり,食物供給の季節差は比較的小さい.このことはシカの越冬の条件に大きな違いをもたらすものと予想される.一方,シカは一夫多妻性の繁殖様式をもつため,秋の交尾期...
水谷, 高幸, 松羽, 研, 田中, 孝幸 九州東海大学農学部紀要 23 51-60, 2004-03
...アオイボクロNervilia aragoanaは琉球列島の比較的湿度の高い常緑樹林の林縁に自生していた。それぞれの群落は30~260個体からなっていた。自生地は暗い林床(相対照度1~2)から比較的明るい林床(粗対照度20~30)まで幅広かった。暗い林床ではアオイボクロが優占種となっていた。また、本種はサンゴ石灰質の砂地に多く見られた。...
西宮 明文, 清田 信 環境情報科学論文集 ceis18 (0), 389-392, 2004
...本試験区においては、植栽樹種(常緑樹林と常緑・落葉樹混交林),林齢(12年生と15年生)の違いにより、土壌呼吸量の季節変化に差異があることが示された。...
梅原 千恵, 藤平 晃司, 宅間 隆二, 斉藤 陽子, 井出 雄二 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P5045-P5045, 2004
...各プロットのミヤマトベラ個体群の上層を優占する樹種は、26林班ではスギ、5林班ではモミ、ツガ、42林班ではスギ、カシ、シイで、いずれも常緑樹林であった。また、共に生育していた林床植物としては、テイカカズラ、コバノカナワラビといった湿った環境を好む種であった。各プロットにおいて、ミヤマトベラの各個体サイズ(自然高)を測定し、開花した後に残る枯れた花茎のある個体を記録した。...
田端 敬三, 橋本 啓史, 森本 幸裕, 前中 久行 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2004 (0), 31-31, 2004
...よって糺の森の今後の植生は,クスノキの優占度の増加が予想され,常緑樹林化が一層進行することが予想された。<br>...
園田 陽一, 倉本 宣 日本造園学会 全国大会 研究発表論文集 抄録 2004 (0), 91-91, 2004
...都市域において希望される要素は、常緑樹林、雑木林、タケ・ササ地、農地、水辺だった。これらの要素は、里山環境を体現することが可能であると考えられた。...
古賀 陽子, 若木 優子, 小林 達明, 長谷川 秀三 ランドスケープ研究 66 (3), 231-237, 2003
...キヨスミミツバツツジの自生地は常緑樹林に特徴的に確認された。両種の生育立地は土壌pHとECが低く土層厚が薄かった。ミツバツツジの自生地は, 急傾斜であり, その土層はより薄く, 高木層と亜高木層の植被率は低かった。一方キヨスミミツバツツジの自生地は, 傾斜はより緩やかで土層も比較的厚く, 高木層と亜高木層の植被率は高かった。ミツバツツジは稚樹が少なく, 今後自生個体は減少することが予想される。...
DOI Web Site 被引用文献9件 参考文献23件
佐藤 嘉展, 大槻 恭一, 小川 滋 水文・水資源学会誌 16 (6), 640-651, 2003
森林地における林床水分動態を明らかにするため, 常緑針葉樹 (スギ) および常緑広葉樹 (マテバシイ) の人工林分を対象として, 林床に堆積するリター層による雨水遮断特性のモデル化を試みた. このモデルは, 各降雨日におけるリター遮断量と降雨後のリター層からの蒸発速度を再現するもので, モデルに使用するパラメータは小型ライシメータを用いた現地観測の結果から同定した. …
DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献27件
斉藤 泰久, 伊藤 覚, 鈴木 章浩, 湯浅 岳史 水文・水資源学会研究発表会要旨集 16 (0), 78-79, 2003
...次に、その地被に対するNDVIの月変化を求め、全天日射量とアルベドの関係から蒸発散量を算出する計算式に組み込み、常緑樹林と落葉樹林の差に着目し、森林月蒸発散量の算出を行った。...
山崎敬 植物研究雑誌 75 (5), 282-284, 2000-10-20
...<p>1999年 6 月, 奄美大島に行った際, 地元の山下弘氏から未知のカエデの生育場所に案内されて, その調査を依頼された.常緑樹林脇の斜面にはえていて, 高さ 4 m 程の木本で, 丁度果実が多数ついていた. 調べたところ, カジカエデ <i>Acer diabolicum</i> Blume によく似ていた....
劉 〓〓, 建石 隆太郎, 近藤 昭彦, 竹内 延夫 写真測量とリモートセンシング 39 (5), 23-34, 2000
Vegetation cover types on Changbai mountain, a natural biosphere reserve (2000km<SUP>2</SUP>) in northeast China, were derived by using multisensor satellite imagery combined with Landsat TM and …
DOI Web Site 参考文献33件
森 章, 樋口 良彦, 武田 博清 森林応用研究 9 (2), 13-17, 2000
...測位誤差の林分による違いは,落葉済みの落葉広葉樹林内で,林外と誤差に有意な差はなかったが,常緑樹林内は,広葉樹林,針葉樹林ともに,林外より誤差が有意に大きくなった。...
DOI 被引用文献6件
一ノ瀬 友博, 加藤 和弘 ランドスケープ研究 62 (5), 577-580, 1999-03-30
...調査結果から, 樹林性の種の中には, ヤブサメやメジロのように, 常緑樹林への遷移が進行している二次林を特に好む種があることが明らかになった。 また, 林床植生の貧弱な二次林には, 草地や疎林の環境に現れる鳥類が侵入することが示された。...
DOI Web Site Web Site 被引用文献7件 参考文献17件
増山 貴一, 藤崎 健一郎, 勝野 武彦 ランドスケープ研究 61 (5), 535-540, 1998-03-30
...採集された1363個の羽化殻を同定したところ, 5種に分類され, ニイニイゼミ, ミンミンゼミは落葉樹林に多く, アブラゼミ.ヒグラシは常緑樹林に多いなど羽化場所の特性が明らかになった。...
DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献4件
松山 洋, 沖 大幹, 篠田 雅人, 増田 耕一 気象集誌. 第2輯 72 (2), 281-299, 1994
...<br>ほぼコンゴ川流域の北部を覆う常緑樹林地域では、NDVIと蒸発散量は降水量と同じ位相で季節変化する。これに対してコンゴ川流域の南部を占める落葉樹林地域では、NDVIと蒸発散量は降水量に1ヶ月遅れて季節変化する。全流域の平均ではNDVI、蒸発散量と降水量の関係は南部の落葉樹林地域の季節変化の様子に似ている。...
DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 被引用文献8件 参考文献23件
中条 廣義 アフリカ研究 1992 (41), 23-45, 1992
...半落葉樹林の多くの構成種は常緑樹林域からサバンナ植生域の一部にまで分布が可能であることから, この森林は環境に対する生態的適応幅がきわめて大きい樹種の集合体であると考えた。<br>7. 半落葉樹林の種の多様性は, 伝統的焼畑や小規模伐採 (択伐等) によって形成される大きなギャップと多様な動物相によって維持されていると考えた。<br>8....
DOI Web Site 被引用文献1件
ペレラ キススリ, 土屋 清, 豊田 弘道 地学雑誌 101 (4), 307-318, 1992
Based on Landsat MSS data of 1977 and 1987 together with in situ surveys, landcover and landuse maps are made for the central southern part of Sri Lanka then the change of landcover and …
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献12件
太田 岳史, 橋本 哲, 石橋 秀弘 雪氷 52 (4), 289-296, 1990
For the purpose of developing an estimation of the forest effects to the snow melt, meteorological conditions were observed in forests and at open sites. The experiments for the effects of …
DOI Web Site 被引用文献6件
中条 廣義 アフリカ研究 1989 (34), 23-39, 1989
...カメルーン南部では, 最寒冷期の熱帯常緑樹林の分布域は現在のそれとほとんどかわらず, 現在の海岸からわずか70kmの範囲に常緑樹林から半落葉樹林までが閉じ込められたであろうと考えた。...
柴田 昌三, 小橋 澄治, 森本 幸裕 造園雑誌 52 (5), 109-114, 1988
Net photosynthesis rate of four evergreen broad-leaved tree species (<I>Quercus glauca, Castanopsis cuspidata</I> var. <I>Sieboldii, Machilus Thunhbergii</I> and <I>Myrica rubra</I>) of some growth …
DOI Web Site 被引用文献3件
清水 建美, 近田 文弘, 小山 博滋, 清水 満子 植物分類,地理 35 (1-3), 37-43, 1984
...いずれも、下部山地常緑樹林帯に産し、林内または林縁に群生するのをみる。I. jurpia va. jurpioidesは東ヒマラヤからタイ北部に分布するI. jurpiaの中で外がく片が大きく卵円形となる群である。I. longilobaはタイ特産であるが、東ヒマラヤからビルマ北部に分布するI. stenanthaに極めて近く、同一種ともみることができる。...
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清水 建美, 豊国 秀夫, 小山 博滋, サンティスク タワチャイ, スミチナンド テム 植物分類,地理 32 (1-4), 37-46, 1981
...ところが,標高ほぼ1000m以高では半島部をも含めて熱帯常緑山地林とも熱帯山地多雨林ともよばれる常緑樹林が成立する。この領域は,植生学上東アジアの照葉樹林域に対応し,したがって日華区系暖温帯のメンバー,ときには石灰岩地帯や湿原などの特殊な立地には冷温帯系の要素が分布する。東南アジア区系と日華区系の混交地帯といえるだろう。...
丸田 頼一 造園雑誌 37 (3), 33-55, 1974-05-10
...<BR>4)冬季の日中,常緑樹林で囲まれた南西斜面および常緑樹林で囲まれ,なおかつ陽光を受ける地形の平坦な芝生地に高温域が認められる。<BR>5)冬季,約3m/sec以上の風が吹く時には,天気および観測時刻に関係なく,比較的植栽密度の低い所を通じて,市街地上の空気の公園緑地内への移動が行われる。上6)樹林内の風速は,芝生上のそれと比較して著しく弱いが,樹林内の園路上のそれは比較的強い。...
DOI Web Site Web Site 被引用文献6件 参考文献10件
只木 良也, 香川 照雄 日本林學會誌 50 (1), 7-13, 1968
落葉枝量の季節変化を,密生した若いコジイ林で3年間,ヒノキ壮齢林およびテーダマツの若い造林地で2年間調べた。受け取り面積0.5m<sup>2</sup>のリタートラップを林内に設置して,その中に落ち込む落葉枝を,コジイ林の1年目は半月ごとに,その他では1月ごとに集め,絶乾重を測定した。コジイ林では年間落葉量の1/3以上が4~5月に落ちるのに対して,ヒノキ林やテーダマッ林での落葉のピークは秋である…
鈴木 時夫, 藤原 健司, 亀井 貞夫 日本生態学会誌 6 (4), 180-184, 1957
Selon la comparaison de l'aire de repartition avec la position d'une ligne isotherme ou avec les valeurs climatologiques obtenues par la station meteorologique, de nombreux criteres ont ete …