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検索結果 65 件

  • 1 / 1

  • 腸管幹細胞ニッチを構成する細胞群からの液性因子の産生機構

    海堀 祐一郎 ファルマシア 58 (1), 65-65, 2022

    ...大腸組織が損傷を受けた際に,幹細胞ニッチを構成する細胞群が組織再生にどのような役割を果たすのかは不明である.本稿では,新たな幹細胞ニッチとして見いだされた間質細胞群が大腸組織の損傷を修復するメカニズムを解明した論文を紹介する....

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  • ヒト声帯粘膜の組織幹細胞 –in vivoにおけるコロニー形成とその微細構造–

    佐藤 公則, 千年 俊一, 佐藤 公宣, 佐藤 文彦, 小野 剛治, 梅野 博仁 喉頭 33 (02), 217-223, 2021-12-01

    ...<p>ヒト声帯の黄斑は幹細胞ニッチであり,黄斑に分布する細胞は組織幹細胞である可能性を報告してきた.in vitroで黄斑内の細胞を培養するとコロニーを形成して増殖する.本研究では,声帯黄斑(生体内,in vivo)内のコロニー形成とその微細構造を検討した....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献30件

  • 造血幹細胞ニッチによる造血制御

    淺田 騰 サイトメトリーリサーチ 31 (1), 1-6, 2021-07-02

    <p>Hematopoietic stem cells (HSCs) possess unique abilities such as self-renewal and differentiation to generate their progeny throughout life. HSCs have been shown to reside in a specifi c …

    DOI 医中誌

  • ヒト成人声帯粘膜の組織幹細胞の異種性と階層性

    佐藤 公則, 千年 俊一, 佐藤 文彦, 佐藤 公宣, 栗田 卓, 小野 剛治, 梅野 博仁 喉頭 33 (01), 26-30, 2021-06-01

    ...<p>ヒト声帯粘膜の前後端に存在する声帯黄斑は,幹細胞ニッチであり,黄斑に分布する細胞は組織幹細胞である可能性を我々は報告してきた.in vitroでは,黄斑内の細胞を培養すると異種性と多分化能を持った細胞が増殖してくる.本研究では,in vivoでヒト声帯黄斑内の細胞に異種性と階層性があるのかを検討した....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献23件

  • ヒト声帯黄斑内細胞のエネルギー代謝

    佐藤 公則, 千年 俊一, 佐藤 公宣, 佐藤 文彦, 栗田 卓, 梅野 博仁 音声言語医学 62 (4), 294-304, 2021

    ...<p>1)ヒト声帯黄斑内の細胞は,分化多能性をもった組織幹細胞であり,ヒト声帯黄斑は,幹細胞ニッチであると考えられている.<br>2)ヒト声帯黄斑内の組織幹細胞では,嫌気的解糖が行われており,好気的解糖に続く酸化的リン酸化は抑制されていることが示唆された.<br>3)ヒト声帯黄斑内の細胞には異種性と階層性を認める.異種性・階層性をもった各細胞では,エネルギー代謝が異なっていることが示唆された....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献73件

  • マウス精巣網を介したセルトリバルブの形成および精子発生制御機構の解明

    内田 あや, 鈴木 穂香, 高瀬 比菜子, 平手 良和, 平松 竜司, 宮東 昭彦, 秋元 義弘, 金井 正美, 金井 克晃 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), OR-40-OR-40, 2021

    ...今までの研究で我々は精巣網と精細管をつなぐ境界部であるセルトリバルブ領域に精原幹細胞ニッチが存在することを見出し,当領域の形成には精巣網由来のシグナルが重要である事を解明した。今回,我々は網羅的遺伝子発現解析によりマウス精巣網上皮で転写因子<i>Sox17</i>が恒常的に発現する事を明らかにし,精巣網上皮特異的な<i>Sox17</i>欠損雄マウスが不妊となる事を見出した。...

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  • ヒト癌オルガノイド再構成技術を活用した薬剤評価の進展

    上野 康晴, 谷口 英樹 Organ Biology 27 (2), 119-124, 2020

    ...オルガノイド培養技術は幹細胞生物学に端を発し, 幹細胞の自己複製や分化のための微小環境(幹細胞ニッチ)を再現する手法として開発された. オルガノイドを対象とする再構成生物学は, 発生における器官発生プロセスの解明に留まらず, 再生医療の為の組織創出技術などの新たな研究分野の基盤科学となっている....

    DOI 医中誌

  • マウス下垂体前葉に存在する神経堤由来の幹・前駆細胞の分離

    樋口 雅司, 新谷 亜蘭 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-2-P-2, 2020

    ...【方法・結果】C57BL/6Jマウス下垂体を用いて免疫組織化学を行ったところ,幹細胞マーカーSOX2およびPRRX1二重陽性(SOX2+PRRX1+)細胞が,幹細胞ニッチmarginal cell layerと前葉実質に認められた。また,5種類の内分泌細胞や血管内皮細胞の一部もPRRX1陽性であった。...

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  • 生後の精巣発達は精巣平滑筋に発現する転写因子Hic1により制御される

    内田 あや, 金井 克晃, DOBRINSKI Ina 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-20-P-20, 2020

    ...<p>【目的】精巣平滑筋は精細管内のluminal fluidおよび精子の輸送を担う一方で,細胞外基質や成長因子の分泌により精原幹細胞ニッチを支持する。しかし,精巣平滑筋が生後,精巣の発達において果たす役割は謎に包まれたままである。今回我々はガン抑制遺伝子<i>Hic1</i>が精巣平滑筋細胞に年齢依存的に発現する事を発見した。...

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  • <総説>組織幹細胞研究の進歩が促す放射防護体系の発展

    宮崎, 振一郎 近畿大学原子力研究所年報 (55) 13-26, 2019-03-22

    ...腸管では、幹細胞ニッチが、幹細胞競合を制御することで幹細胞数とクリプト環境を厳密に管理し、変異の新たな蓄積を最小限に抑えている。腸管組織の損傷を防ぐためのメカニズムとして組織幹細胞競合があることは、一般的に受け入れられているとしている。...

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  • 造血幹細胞ニッチの機能的多様性

    淺田 騰 臨床血液 60 (5), 468-474, 2019

    <p>全ての血液細胞の祖である造血幹細胞は特定の微小環境であるニッチに存在し,細やかな制御を受け活動している。これまでの研究により,骨髄の内外の細胞がニッチを構成する細胞であることが報告されており,最近の研究では,骨髄の中の血管領域に存在する細胞群に注目が集まっている。骨髄イメージング技術や遺伝子改変マウス等の実験手法の進歩により,各ニッチ細胞からのニッチファクターの除去が可能となり,ニッチ機能…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 生体精巣内ビーズ移植法による精原幹細胞ニッチ関連因子の機能解析

    内田 あや, 貴志 かさね, 吉垣 太聖, 平松 竜司, 金井 克晃 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), AW1-3-AW1-3, 2019

    <p>【目的】哺乳類精巣における恒常的な精子産生は,精原幹細胞(SSC)の自己複製と分化誘導の切り替えにより厳密に制御される。精細管基部のセルトリバルブ(SV)領域ではGDNFの高発現によりSSCが維持される事が分かっている。しかし,他のニッチ関連因子が生体内でSSC動態へ及ぼす影響については不明な点が多い。そこで我々は,分泌因子がSSCsに及ぼす影響を生体内で時空間的に解析できるアッセイ系とし…

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  • 交感神経投射の減少が造血幹細胞の老化を引き起こす

    北條 寛典 ファルマシア 55 (6), 572-572, 2019

    ...感染症や自己免疫疾患などのリスクが増加する.老齢マウスでは間葉系幹細胞数の減少とニッチ因子の発現低下が見られることから,加齢は造血幹細胞ニッチを変化させることで造血幹細胞の老化を促進すると考えられる.しかしながら,加齢がいかにして造血幹細胞ニッチの変化を引き起こすのかはよく分かっていなかった.本稿では,加齢に伴って造血幹細胞ニッチへの交感神経の投射が減少することで,本ニッチの機能低下が生じ,造血幹細胞...

    DOI 医中誌

  • CLEC-2/PDPN axisを介した細動脈近傍における骨髄巨核球造血微小環境

    田村 彰吾, 井上 克枝, 尾崎 由基男, 早川 文彦, 小嶋 哲人 臨床血液 60 (7), 834-842, 2019

    ...本稿では,まず造血幹細胞ニッチの概略から骨髄微小環境について紹介する。その後,巨核球造血と骨髄微小環境の総論に触れ,最後に筆者らが近年発見・提唱したpodoplanin陽性細動脈周囲細胞による血小板・巨核球造血制御機構について概説していきたい。</p>...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 低酸素応答による造血幹細胞制御と病態

    田久保 圭誉 ファルマシア 53 (3), 206-209, 2017

    私たちが暮らしている現代の地球上の大気は酸素を豊富に含んでいる。地球に好気性細菌が出現して以降、生物は酸素を利用して効率よく細胞内でエネルギーを産生して生命を維持するためにそれぞれ進化してきた。その一方で、哺乳類の造血幹細胞システムにおいては体内に生理的に存在する低酸素環境を利用して、造血幹細胞の発生や、骨髄における造血幹細胞の機能制御がなされることが明らかになってきている。本稿ではこれらの低酸…

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  • ヒト声帯黄斑の機能

    佐藤 公則, 栗田 卓, 佐藤 公宣, 千年 俊一, 梅野 博仁 音声言語医学 58 (4), 301-309, 2017

    ...<br>4)ヒト声帯黄斑は幹細胞ニッチであり,黄斑内の細胞は組織幹細胞であることが示唆されている.<br>5)ヒト声帯の細胞と細胞外マトリックスの研究は,喉頭,特に声帯の生理学・病理学・病態生理学の基礎的研究になるばかりでなく,組織工学,再生医療の基礎的研究として臨床に寄与する.</p>...

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  • 異常造血と幹細胞ニッチ

    田久保 圭誉, 森川 隆之, 小林 央 臨床血液 58 (10), 1844-1850, 2017

    ...こうしたストレス負荷時の造血(ストレス造血)では,造血幹細胞とその近傍の骨髄微小環境(造血幹細胞ニッチ)が形態や特性を変えて状況ごとの血液細胞産生に最適化されると考えられている。一方,ニッチはストレスによって受動的に変化するだけでなく,ニッチに生じた異常の結果,白血病を含む造血異常が生じることも明らかになった。...

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  • 幹細胞ニッチの形成機構解明と血管再生療法への応用

    石井, 泰雄, 板野, 直樹 京都産業大学先端科学技術研究所所報 15 63-70, 2016-07

    心臓表面を覆う心外膜は、冠動脈の形成にとって不可欠である。しかしその冠動脈形成に果たす役割の詳細はよくわかっていない。心外膜の細胞の一部は心壁内部に向かってもぐり込み、心外膜と心筋層の間に間充織を形成する。主な冠動脈はこの間充織の中から生じる。この間充織の分布と冠動脈の発生の関係を明らかにするため、血管内皮細胞増殖因子(Vegf …

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  • 幼若期のゼブラフィッシュを用いる網膜毒性評価について:ヨウ素酸ナトリウムに関する検討

    貞本 和代, 山際 慶典, 倉田 昌明, 榊 秀之 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-34-, 2016

    ...仔魚・稚魚ともに、SI曝露の有無に関わらず、PCNA陽性細胞が幹細胞ニッチである毛様体縁だけでなく、外顆粒層にも確認された。<br>【結論】今回、①幼若期ZFの眼球組織標本作製法を確立した。②代表的な網膜毒性物質SIの影響が認められなかったことから、幼若期ZFでは哺乳動物と網膜毒性の感受性が異なる可能性が示唆された。...

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  • セルトリバルブ細胞の機能と分子基盤

    貴志 かさね, 内田 あや, 長澤 佳也, 井後 雅博, 羽入田 知美, 三浦 健人, 鈴木 仁美, 高瀬 比菜子, 金井 正美, 九郎丸 正道, 金井 克晃 日本繁殖生物学会 講演要旨集 109 (0), P-8-P-8, 2016

    ...セルトリバルブには未分化精原細胞が集積し,精原幹細胞ニッチ因子であるGDNFが高発現しており,哺乳類における固定的精原幹細胞ニッチとしての可能性を示唆している(第106回本大会,Aiyama <i>et al</i>., 2015)。...

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  • 成体下垂体に存在する幹・前駆細胞ニッチの単離と分化能の解析

    吉田 彩舟, 西村 直人, 菅野 尚子, 西原 大翔, 上春 浩貴, 加藤 たか子, 加藤 幸雄 日本繁殖生物学会 講演要旨集 109 (0), OR2-17-OR2-17, 2016

    ...そこで本研究では,下垂体の幹細胞ニッチを単離し,遺伝子発現解析ならびに<i>in vitro</i>での幹・前駆細胞の制御機構の解明を試みた。ニッチの単離には,他の組織においてニッチが周囲の細胞とは異なる細胞外マトリックスにより維持されている点に着目し,タンパク質分解酵素に対する反応性の違いを利用し組織分散を行った。...

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  • 幹細胞ニッチの形成機構解明と血管再生療法への応用

    石井, 泰雄, 板野, 直樹 京都産業大学先端科学技術研究所所報 14 65-70, 2015-07

    難治性末梢血管疾患の治療法として、自己の骨髄幹細胞を患部に移植して血管再生を促す治療が注目されている。幹細胞移植を効果的な血管再生療法として展開していくためには、発生過程における血管形成機構を分子・細胞レベルで詳細に解析し、機能する血管を再生するための技術的基盤を確立することが求められる。閉塞した冠動脈の機能を補う治療法の一つとして、血管を新たに形成するというアプローチが考えられる。心臓の表面を…

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  • 造血幹細胞ニッチ

    國崎 祐哉 臨床血液 56 (10), 1888-1893, 2015

    ...この新しいイメージング技術を用いて得られた知見とこれまでの報告をふまえ,造血幹細胞ニッチの新たなモデルについて議論する。...

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  • セルトリ細胞除去マウスにおけるセルトリバルブの再構築

    貴志 かさね, 長澤 佳也, 相山 好美, 内田 あや, 金井 正美, 恒川 直樹, 九郎丸 正道, 金井 克晃 日本繁殖生物学会 講演要旨集 108 (0), P-42-P-42, 2015

    ...また,精原幹細胞ニッチ因子であるGDNFがセルトリバルブにおいて多量に発現している。更に,セルトリ細胞は成体になると増殖しないと一般的に考えられているが,セルトリバルブでは増殖能を保ったセルトリ細胞が存在する。これらのセルトリバルブ領域の特徴は,ショウジョウバエや線虫における精原幹細胞ニッチの特徴と類似しており,セルトリバルブは哺乳類における精原幹細胞ニッチではないかと考えられる。...

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  • 精細管基底区画における分化軸に沿った精原細胞の局在変化

    原 健士朗, 種村 健太郎, 吉田 松生 日本繁殖生物学会 講演要旨集 108 (0), P-41-P-41, 2015

    ...【背景と目的】ほ乳動物の精子生産を支える幹細胞ニッチの全貌は,未だ謎に包まれている。その理由のひとつに精細管組織の解剖学的極性が乏しいことが挙げられる。腸上皮の陰窩など解剖学的に明瞭な窪み構造を持つ幹細胞ニッチシステムでは,組織の解剖学的極性をうまく利用して,幹細胞からはじまる腸上皮系列が分化軸に沿って一方向的に移動・分布する様子が示されている。...

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  • 幹細胞ニッチの形成機構解明と血管再生療法への応用

    板野, 直樹, 石井, 泰雄, 今野, 兼次郎 京都産業大学先端科学技術研究所所報 13 81-88, 2014-07

    難治性末梢血管疾患の治療法として、自己の骨髄幹細胞を患部に移植して血管再生を促す治療が注目されている。幹細胞移植を効果的な血管再生療法として展開していくためには、発生過程における血管形成機構を分子・細胞レベルで詳細に解析し、機能する血管を再生するための技術的基盤を確立することが求められる。本研究で我々は、血管内皮細胞特異的にヒアルロン酸合成酵素遺伝子を欠損するノックアウトマウスモデルを作製し、血…

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  • シンポジウム1-5  腸管上皮幹細胞を用いた炎症性腸疾患への再生医療

    佐藤 俊朗 日本臨床免疫学会会誌 37 (4), 260-260, 2014

    ...食餌抗原に対する防御壁となっており,そのバリアー機能の破綻は病態悪化に関与している.さらに,炎症性腸疾患の長期寛解維持における粘膜治癒の重要性が認識され,腸管上皮機能を標的とした治療が期待されている.腸管上皮幹細胞は体内で最も高い自己再生能力を有しているが,最近になるまでその単離培養が困難であった.我々は,基底膜に類似した細胞外基質とWnt, R-spondin, EGF, Nogginから構成される幹細胞...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 下垂体特異的転写因子Prop1遺伝子のプロモーター解析とエピジェネティックス

    西原 大翔, 西村 直人, 八子 英司, 樋口 雅司, 吉田 彩舟, 上春 浩貴, 大鐘 潤, 加藤 たか子, 加藤 幸雄 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), OR2-14-OR2-14, 2014

    ...<i>Prop1</i>は,胎仔期E13.5の原基ラトケ囊の全細胞に存在し,その後,幹細胞ニッチMarginal Cell Layerおよび実質層に局在化し,出生後は後者に限局する。分化に伴って,<i>Prop1</i>はSOX2よりも前に消失し,ホルモンと共存することはない。...

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  • ラット下垂体発生過程における幹細胞のニッチの解析

    陳 默, 八子 英司, 樋口 雅司, 吉田 彩舟, 加藤 たか子, 加藤 幸雄 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), OR2-15-OR2-15, 2013

    ...【考察】以上のことから,CAR陽性細胞は幹・未分化細胞であり,MCLに局在して幹細胞ニッチの形成に関与すること,生後直後では,MCL 付近のCAR陽性細胞の移動により実質層の幹細胞ニッチを形成し,その後の細胞供給に関与すると考えられる。...

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  • 下垂体前葉の幹・前駆細胞で発現する転写因子PRRX1とPRRX2の局在と機能解析

    上春 浩貴, 樋口 雅司, 吉田 彩舟, 渋谷 汐里, 津田 光芳, 関田 雅世, 加藤 たか子, 加藤 幸雄 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), OR2-16-OR2-16, 2013

    ...一方,PRRX2は胎仔期に組織外から侵入する間葉系細胞の一部に,一過性に観察されるのみで,生後ではmarginal cell layer(幹細胞ニッチとされている)に存在するPROP1陰性/SOX2陽性細胞に陽性シグナルが観察された。...

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  • がん幹細胞のニッチの形成と制御

    高倉 伸幸 Drug Delivery System 27 (1), 28-33, 2012

    ...幹細胞が自己複製や未分化性を維持する領域は“幹細胞ニッチ”と呼ばれ、いわゆる幹細胞にとっての生態学的な適所を提供する。ニッチは細胞毒性のある薬剤や物質から幹細胞を防御する盾としての機能を有することから、がん幹細胞のニッチの破綻によるがん幹細胞治療法が考慮されつつある。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • 癌・免疫疾患治療への新たな挑戦:CCR4とCD4抗体

    松島 綱治 日本臨床免疫学会総会抄録集 39 (0), 28-28, 2011

    ...私達は、最近マウスモデルにてGVHDに伴い造血幹細胞ニッチとしての骨芽細胞が破壊されB細胞を中心として免疫・造血障害が起こり (骨髄GVHDと命名)、CD4抗体を移植直後に投与するとGVL/T効果を損なうことなく骨髄GVHDを軽減できる事を見いだした。...

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  • 維管束形成に関わる<I>VASCULAR HYPERPLASIA</I>遺伝子の解析

    槻木 竜二, 石橋 桂, 寺田 志穂, 岡田 清孝 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2011 (0), 0204-0204, 2011

    ...更に、根端メリステム活性の低下、静止中心や根端幹細胞ニッチマーカーの発現領域の拡大が見られることから、<I>VAH</I>は、根端の細胞分化に重要な役割を持つことも示唆される。野生型でオーキシンの極性輸送を阻害すると、葉脈形成領域と根端幹細胞ニッチ領域は共に拡大する。<I>vah</I>背景では、オーキシン極性輸送阻害によるこれら領域の拡大が昂進された。...

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  • 線維素溶解系による造血幹細胞ニッチの制御機構

    服部 浩一, 西田 知恵美 日本血栓止血学会誌 21 (1), 27-31, 2010

    ...生体骨髄内の造血幹細胞の至適微小環境(ニッチ)への定着と離脱の分子制御機構は,造血系細胞の分化,動員そして増殖等の細胞動態と密接な関連性を有していることが明らかとなってきている.近年,こうした造血系細胞動態におけるマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP)の重要性が示唆されているが,筆者らは,造血幹細胞ニッチの構成因子が,生体内のMMP活性を介した血液線維素溶解系(線溶系)因子プラスミンの生成を起点...

    DOI 医中誌 参考文献21件

  • セルトリ細胞を可視化した遺伝子導入ニジマスの開発:生殖幹細胞のニッチ解析を目指して

    久米 佐知, 番場 晃, 高橋 加純, 八木澤 優, 吉崎 悟朗 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 217-217, 2009

    ...そこで本研究では、魚類における生殖幹細胞ニッチの機能解析の第一歩として、ニジマスセルトリ細胞の可視化を試みた。【方法】セルトリ細胞で特異的に発現する<I> inhibin </I>遺伝子の発現制御領域に<I> DsRed </I>遺伝子を連結し、セルトリ細胞で特異的に<I> DsRed </I>遺伝子が発現するようにコンストラクトを構築した。...

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  • 造血幹細胞制御と白血病

    黒川 峰夫 日本内科学会雑誌 97 (5), 1098-1104, 2008

    造血系では造血幹細胞からあらゆる成熟血球が秩序だって産み出される.造血幹細胞について自己複製,増殖,分化,局在など,さまざまな動態が知られるようになり,造血系は個体レベルで最も解析の進んだ幹細胞システムの一つとなっている.造血幹細胞の局在する場をニッチとよぶが,最近になってニッチの実態解明が大きく進んだ.造血幹細胞を制御する分子機構は多岐にわたるが,なかでもニッチにおけるシグナルと,遺伝子発現を…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • 骨芽細胞機能に及ぼすCaイオンの影響

    中村 真也, 石原 四穂, 松本 卓也, 荘村 泰治, 中平 敦 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2008S (0), 3K09-3K09, 2008

    ...造血幹細胞ニッチとは造血幹細胞の伸張、分化、自己増殖などの特性を制御可能な微小環境である。生体外環境で造血幹細胞ニッチ様の環境を再現することは、機能を制御した造血幹細胞を用いた新規医療の提案に繋がる。近年、この環境維持において海綿骨上に存在する骨芽細胞が重要な役割を果たすことが明らかとなってきた。...

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  • ヒト骨髄細胞由来間葉系幹細胞及び骨芽細胞によるCD34陽性造血前駆細胞の増幅

    柴崎, 康彦 新潟医学会雑誌 120 (8), 464-474, 2006-08

    ...【背景】近年さまざまな幹細胞において,増殖・自己複製に特徴的な場があることが明らかにされつつあり,その特徴的な場はニッチと呼ばれている.マウスの造血幹細胞ではニッチとして骨芽細胞や血管内皮細胞が注目を浴びており,いくつかの接着因子やケモカインの関与についての報告がなされている.しかしながらヒトにおいては造血幹細胞ニッチについての詳細な検討はなされていない.そこで今回我々はヒト骨髄細胞由来間葉系幹細胞及...

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