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検索結果 51 件

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  • 難治性浮腫を契機に肺血栓塞栓症の診断に至った重症心身障害者例

    玉田 智子 日本重症心身障害学会誌 46 (1), 111-116, 2021

    重症心身障害児(者)は長期臥床、下肢の麻痺などの理由により血栓症のリスクが高い一方で、症状の訴えが難しく診断が遅れる場合がある。今回われわれは難治性浮腫を契機に肺血栓塞栓症の診断に至った重症心身障害者の1例を経験した。症例は33歳女性、大島分類1、横地分類A1。誤嚥性肺炎罹患時に全身の浮腫を認めた。誤嚥性肺炎治癒後も全身の浮腫は治療抵抗性であり、発症3か月後に精査を行い、肺血栓塞栓症の診断に至っ…

    DOI Web Site 医中誌

  • O-16-09 成人期の重症者の呼吸ケアに対する看護師の困難さ

    小澤 典和 日本重症心身障害学会誌 46 (2), 290-290, 2021

    目的 A病棟の看護師が抱える成人期の重症心身障害児(者)(以下、重症児(者))の呼吸ケアに対する困難さを明らかにする。 方法 A病棟の看護師に対して、5人程度のグループに分けて、「成人期の対象入所者の呼吸ケアの中で困難と感じている事」というテーマで、自分の頭に思い浮かぶことを思いつく限りカードに記載してもらうブレインストーミング(以下、BS)を行い、KJ法で分析した。 成績 …

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  • 肢体不自由児の運動療法(リハビリテーション医療)

    志村 司 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 57 (7), 594-598, 2020-07-17

    <p>肢体不自由児の運動療法は,成長発達の自然経過が無視できないこと,治療効果の標準化・指標化が難しいこと,また評価方法も多様化しており基準を求めることが難しいことなど,いまだ考えを統一することが困難である.さらに,運動機能以外の諸問題(知的障害・発達障害・合併症・介入時期・生活環境など)が複雑に関与してくるため,訓練目標として運動機能面だけにとどまらず,ADLの促進,QOL充実など生活機能・生…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • P-1-03 難治性浮腫を契機に肺血栓塞栓症の診断に至った重症心身障害者の1例

    玉田 智子 日本重症心身障害学会誌 44 (2), 422-422, 2019

    はじめに 重症心身障害児(者)(以下、重症児(者))は長期臥床、下肢の麻痺、中心静脈カテーテル留置などの静脈血栓塞栓症のリスクを有しているケースが多い。しかし重症児(者)は静脈血栓塞栓症の症状である下肢痛や呼吸苦などの訴えが難しく、早期発見が困難な場合がある。 症例 33歳女性。大島分類1。生後9か月時に頭部外傷受傷し、水頭症(VPシャント留置)、痙性四肢麻痺、精神発達遅滞を呈している。慢性イレ…

    DOI 医中誌

  • びまん性軸索損傷が表情の識別にもたらす影響

    橋本 優花里, 宗澤 人和, 澤田 梢, 近藤 啓太, 宮谷 真人, 吉田 弘司, 丸石 正治 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 38 (2), 222-230, 2018-06-30

    <p>  表情識別には, 皮質のみならず皮質下の脳領域の関与も示唆されており, びまん性軸索損傷 (diffuse axonal injury, 以下 DAI) による表情識別能力の低下が示されているが, その報告 数はあまり多くない。 本研究では, 若年 DAI の男性患者を対象に, 表情刺激の表出強度を段階的に変化させながら, 実験心理学的手法に基づいて基本 6 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 小児の運動器の評価法

    志村 司 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 55 (1), 19-23, 2018

    <p>2016年度から学校健診に運動器検診が追加された<sup>1)</sup>.今まで運動器は側弯症検診のみ行われてきたが,今回より四肢の検診も義務づけられた.しかし,その健診に関与する学校医の多くは小児科,内科が専門であり,運動器の専門である整形外科医はほとんどいない.また,運動器の評価において学校健診は1つの手段であるが,多くは普段の生活の中で見つけ出すことができるため,家庭での評価も重要…

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • P-2-G24 心拍変動とサーモグラフィからみた口腔ケア時における重症心身障害者の反応

    今村 美幸, 藤本 秀美, 山岡 美和子 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 307-307, 2017

    研究目的 重症心身障害児(者)(以下、重症児(者))は、快・不快の意思表示が困難である。重症児(者)の快・不快の反応を捉えるために心拍変動による客観的評価を検討してきたが、筋緊張の強さなどから心拍変動による評価には限界があった。近年、鼻部皮膚表面温度測定が心理状態の評価に有用であることが報告されている。そこで、本研究は、鼻部皮膚温度(サーモグラフィ)と自律神経系活動から日常生活ケア(口腔ケア)時…

    DOI 医中誌

  • P-1-G04 広島県における新生児集中治療管理室退院児の動向と日常的に必要とする医療状況

    澤野 邦彦, 松葉佐 正 日本重症心身障害学会誌 41 (2), 270-270, 2016

    目的 新生児医療の進歩により救命率が向上した一方で、重篤な神経学的後遺症を残し各種医療ニーズを伴って家庭に帰る児も増えている。これらの在宅児の日常的医療ケアニーズに対する支援体制の構築は重要である。広島県におけるこれらのニーズの調査を行った。 方法 広島県内の新生児集中治療管理室(NICU)10カ所に、平成22年度から3年間(24年度は4月〜12月)の全退院児の退院先ならびに日常的に必要な医療項…

    DOI 医中誌

  • 股関節内に生じた樹枝状脂肪腫の1例

    濵西 道雄, 安永 裕司, 山崎 琢磨, 森 亮, 庄司 剛士, 泉 聡太朗, 蜂須賀 晋, 越智 光夫 中部日本整形外科災害外科学会雑誌 58 (3), 417-420, 2015

    【目的】股関節内に生じた腫瘤に対し摘出術を行い,樹枝状脂肪腫と診断された1例を報告する. <BR>【症例】17歳女性.右股関節痛が持続するため,当科を受診した.単純X線像で股関節の関節裂隙は保たれていたが,股関節造影および股関節造影CTで大腿骨頚部周囲に形状不整な腫瘤陰影を認め,MRIで大腿骨頚部周囲および寛骨臼窩にT1,T2強調像のいずれにおいても高信号を呈する腫瘤を認めた.Ganzのsurg…

    DOI 医中誌

  • P-2-G25 準超重症児(者)における嗅覚反応を脳血流量の変化から捉える

    山岡 美和子 日本重症心身障害学会誌 39 (2), 341-341, 2014

    目的 重症心身障害児(者)への発達を促進する関わりの一つとしてアロマ剤や入浴剤、草花を利用した嗅覚刺激を行っている。しかし、気管切開を行っている準超重症児(者)は鼻呼吸ではないため、においの同定が制限されるのではないかと考えた。そこで本研究は、気管切開を行っている準超重症者への効果的な嗅覚刺激方法を検討するために、嗅覚刺激時の脳血流量の変化から、同定反応を明らかにすることを目的とした。 方法 …

    DOI 医中誌

  • 悪性高熱症─最近の話題について─

    向田 圭子, 河本 昌志 日本臨床麻酔学会誌 32 (5), 682-690, 2012

      Malignant hyperthermia (MH) is an autosomal pharmacogenetic disease triggered by volatile halogenated anesthetics and/or depolarizing muscle relaxants. An MH reaction is life-threatening and is …

    DOI 医中誌 参考文献48件

  • O-1-B-15 西日本重症心身障害児施設における施設内骨折の実態

    森下 晉伍, 澤野 邦彦, 原 寛道 日本重症心身障害学会誌 37 (2), 272-272, 2012

    はじめに 平成16年度から西日本重症心身障害児施設協議会(以下、西日本協議会)において、施設内骨折症例のアンケート調査を行った。その結果に基づき西日本広報において予防対策の一つとして体位変換、オムツの交換時の介助についての注意を提唱した。今回は第3報として8年間のアンケート結果のまとめと今後の予防対策について報告する。 対象と方法 …

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  • 高次脳機能障害者に対する自己認識向上の為の介入方法の検討

    宮原 智子, 清水 一, 川原 薫 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2011 (0), 232-232, 2011

    【はじめに】<BR> 我々援助者は対象者に個々に目標を設定して援助を行うが,その際対象者自身の障害に対するself-awareness(以下,自己認識とする)が重要となる。しかし対象者自身に障害のフィードバックを行った結果,不安や防衛機制,モチベーション低下などを引き起こしてしまうことが問題として提起されている。自己認識に関し諸外国において,作業開始前に自らの作業の出来を予測させ効果的な戦略を考…

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  • 高次脳機能障害者の就労と神経心理学的検査成績との関係―判別分析を用いた検討―

    澤田 梢, 橋本 優花里, 近藤 啓太, 丸石 正治 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 30 (3), 439-447, 2010

    本研究の目的は,神経心理学的検査成績により高次脳機能障害者の就労実態を判別可能であるかどうかを検討することである。厚生労働省による高次脳機能障害診断基準に該当する高次脳機能障害者のうち就労年齢に相当する者を対象として,神経心理学的検査 (WAIS-R,RBMT,TMT-A,TMT-B) を実施した。また,就労実態について,就労群と非就労群に分類し,就労実態を基準変数として,各神経心理学的検査成績…

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献25件

  • 高次脳機能障害者の重症度と就労率

    丸石 正治, 近藤 啓太, 上野 弘貴 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 45 (2), 113-119, 2008

    就労年齢の高次脳機能障害者113 名に対して,厚生労働省の高次脳機能障害等級表により労働喪失率を推定し,神経心理学的検査所見,社会的行動障害評価,および実際の就労実態との関係について検討した.高次脳機能障害者の就労実態は障害等級で定められた労働喪失率に数値的に近似していた.障害等級とWAIS-R,RBMT,TMT-B,社会性行動障害は有意に関係していたが,障害等級が同じ群内では,就労の有無と認知…

    DOI DOI Web Site ほか2件 被引用文献2件 参考文献11件

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