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検索結果 774 件

  • 再建乳房の輝度差の検討

    栗原 美紗樹, 森 弘樹, 植村 法子, 加藤 小百合, 日髙 剛朗, 田中 顕太郎 日本形成外科学会会誌 44 (3), 99-103, 2024-03-20

    ...今回われわれは乳房皮膚と皮島皮膚のカラーマッチに焦点を当て,輝度測定で深下腹壁動脈穿通枝皮弁(DIEP)と広背筋皮弁(LD)を比較し,カラーマッチの数値化を試みた。<br> 方法:2017年から2020年の片側乳房全切除の一期再建のDIEP34例,LD15例を対象とした。術後1年以上の写真で,健側皮膚のAB領域と対称に位置する再建皮膚の輝度を測定した。...

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  • 解剖学実習でみられた稀な形態を有する 両側性の胸骨筋(M.sternalis)について

    西改, 梢, 櫻屋, 透真, 倉田, 真帆, 西井, 由衣, 伊藤, 義生, 寺嶋, 雅彦, 佐藤, 和彦, 薗村, 貴弘 岐阜歯科学会雑誌 50 (3), 149-154, 2024-02

    ...大胸筋停止􄼳の付近からは、筋性腋窩弓が起始し、広背筋の外側縁へと停止した。胸骨筋の後面へ進入する神経として、外側胸筋神経が観察された。本症例でみられた両側性の胸骨筋は発育良好で、先行研究と比較し、日本人に観察された胸骨筋として最長の可能性がある。また、起始と停止の位置から、胸骨筋の中でも非常に稀な形態であることも明らかになった。...

    機関リポジトリ

  • 基礎疾患のある高齢者右有瘻性膿胸にたいして胸郭成形術と気管支充填術を併用し治癒した1例

    増田 佳子, 田中 秀和, 山田 紘之, 藤野 孝介, 池田 公英, 鈴木 実 気管支学 45 (4), 262-268, 2023-07-25

    ...</b>82歳男性.身長165.7 cm,体重45.4 kg.胃癌にて噴門側胃切除後.糖尿病あり.右中葉肺癌にたいし右中葉切除後2年目に右肺炎から右有瘻性膿胸を起こし開窓術を施行した.1年半後,喀血を起こし緊急入院となった.ガーゼ圧迫と止血薬投与で止血が得られず,気管支動脈,肋間動脈,外側胸動脈の塞栓術を施行した.塞栓術施行後も少量の喀血が続くことから手術希望となり,右腹直筋皮弁,広背筋弁,肋間筋弁...

    DOI 医中誌

  • 十分な容量とscarless donorを目指した広背筋皮弁と乳房インプラントによる乳房再建

    藤井 海和子, 永井 啓太, 松永 宜子, ドケルコフ 麻衣子, 冨田 祥一, 寺尾 保信 Oncoplastic Breast Surgery 8 (2), 60-66, 2023-06-30

    ...<p>整容性のために広背筋皮弁 (LD) に乳房シリコンインプラント (SBI) を併用した症例の検討を行った。2001年以降に行った 16 例を対象とし, 手術の工夫や LD 単独症例と比較した整容性および安全性についても検討した。併用した LD は通常の皮島を有するものが 6 例, 皮島を小さくした mini 皮島群が 6 例, 背部に瘢痕を残さない皮島なし群が 4 例であった。...

    DOI 医中誌

  • 肺切除術時に広背筋弁を用いた肺アスペルギルス症患者へのリハビリ介入経験

    輿石 勇也, 伊藤 輝, 山﨑 丞一, 稲村 真治, 中川 隆行, 野中 水, 薄井 真悟, 大石 修司, 齋藤 武文 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 31 (2), 256-259, 2023-04-28

    ...に広背筋弁を用いた患者に対するリハは,術前では患者へ術後に想定されるリスクの指導を行い,術後は医師と連携を図りながら肩関節に配慮した運動療法を実施することが有効と考えられるが,退院時の日常生活指導および外来移行時の適切なフォローが必要と思われた....

    DOI 医中誌

  • 自家組織を用いた乳房再建による左右対称性の再現について

    柏木, 圭介, 吉井, 聡佳, 坂本, 恵子, 甫喜本, 憲弘 高知赤十字病院医学雑誌 27 (1), 5-10, 2023-03-31

    ...【方法】自家組織による乳房再建を行った11症例(広背筋皮弁10例,遊離深下腹壁動脈穿通枝皮弁 1 例)を対象とした.広背筋皮弁での再建時には拡大広背筋皮弁を用い,胸背動静脈の流入部を温存して広背筋筋体を停止部付近で切断した.筋体切断をすることによる広背筋皮弁の可動半径の延長距離を計測した.体位を一時的に座位とし,再建乳房内の組織の位置決めをしてから閉創を行った.再建後 6 か月時に乳房対称性評価スケール...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 側頸深部まで広範囲な切除を要した巨大高分化型脂肪肉腫の1例

    武田 俊太郎, 門田 伸也, 青井 二郎, 森田 慎也, 川元 日向子 日本気管食道科学会会報 74 (1), 33-39, 2023-02-10

    ...腫瘍切除後は,形成外科により広背筋有茎皮弁を用いて再建した。高分化型脂肪肉腫では辺縁切除が許容される場合もあるが,再発を繰り返している症例では脱分化すると遠隔転移のリスクが高いといわれている。頭頸部領域など再手術時のリスクが高い領域に発生した症例では,完全切除するために広範切除が必要である。ただし救済手術は困難になることが多く,初回治療時から計画性のある切除態度で臨むことが大切である。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • フリックの持続時間向上のためのトレーニング方法の工夫:

    今津 雄登, 榮樂 洋光, 山本 正嘉, 笹子 悠歩 スポーツパフォーマンス研究 15 (0), 54-60, 2023

    ...などのより大きな筋群を用いた動作を習得することとした上で,間欠的運動(1 分運動× 1 分休息× 3 セット)のみを行ったところ,持続時間は183 秒まで向上した.以上の結果から,フリックの持続時間向上のためには,ヨットで用いる用具を使用しながら,フリックを模擬した陸上での補助トレーニングを実施することに加え,前腕の筋疲労が制限要因となっている場合は,補助トレーニングによって,広背筋などのより大きな...

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  • 生体腎移植後に一次再建を行った乳癌の2例

    清水 由実, 塚田 弘子, 名取 恵子, 野口 英一郎, 明石 定子 日本臨床外科学会雑誌 84 (10), 1576-1580, 2023

    ...改善する一方で,腎移植後に悪性新生物を発症する頻度は増えている.腎センターを有する当院の特性上,多くの腎移植後患者が通院しており,腎移植後の乳癌症例を経験することも多い.今回,生体腎移植後に発症した乳癌に対して一次再建を行った2例を報告する.症例1は46歳の女性.両側乳癌に対して両側乳房全摘術,エキスパンダーによる一次二期再建を行った.症例2は42歳の女性.右乳癌に対して右乳頭乳輪温存乳房全切除術,広背筋皮弁...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • やり投における投動作と肩関節周囲筋活動との関係

    吉澤 大河, 下門 洋文, 遠山 宜志 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 401-, 2023

    ...その結果、準備局面において筋活動が顕著であった筋は上腕二頭筋、三角筋前部であり、投擲局面においては上腕三頭筋、大胸筋、広背筋、三角筋中部・後部、前鋸筋、小円筋、僧帽筋上部であった。局面ごとに活発な筋に違いがみられたことから、それぞれ役割があると考えられ、準備局面に活動がみられた筋はやりの保持や姿勢づくりに、投擲局面に活動がみられた筋にはやりの加速や弾道の決定に対しての役割があると考えられる。...

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  • 当院で経験した腎移植における2例のNightmare cases

    北 悠希, 中村 健治, 河野 仁, 増井 仁彦, 後藤 崇之, 齊藤 亮一, 小林 恭 移植 58 (Supplement), s140_1-s140_1, 2023

    ...さらに1か月後に全身状態の改善を確認し、皮膚欠損部(14×22cm)に対して遊離右広背筋皮弁移植術を行った。症例2</p><p>30代女性。悪性リンパ腫に対する造血幹細胞移植後に発症した閉塞性細気管支炎に対して生体肺移植を施行。その後CNI腎症による末期腎不全となり、長期留置型カテーテルによる血液透析が開始された。...

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  • 転位のある肩甲骨下角骨折は翼状肩甲骨を生じる

    渋田 祐太朗, 北村 歳男, 小笠原 正宣, 田中 光, 迫 教晃 整形外科と災害外科 71 (3), 390-393, 2022-09-25

    <p>【はじめに】肩甲骨は複数の筋肉により微妙なバランスが維持された状態で胸郭上で機能している.肩甲骨のバランスの不全状態は脱臼や肩の痛みの原因になる.肩甲骨下角は逆三角形を呈した頂点部で小さい部位ではあるものの,複数筋肉が付着している.転位のある肩甲骨下角骨折は翼状肩甲を来たす状態があり,報告例も少なく,ピットホールと考え報告する.【症例】72歳男性.肩甲骨下角骨折に対し,筋縫合は行われず,骨…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 一次修復不能な後上方腱板広範囲断裂に対する広背筋移行術の治療成績

    今井 洸, 内山 善康, 新福 栄治, 鷹取 直希, 和才 志帆, 渡辺 雅彦 肩関節 46 (2), 385-389, 2022

    ...今回我々が行った,一次修復不能な後上方腱板広範囲断裂に対する広背筋移行術(以下,LDT)術後成績について検討した.2年以上経過観察可能であった10例10肩(男性7肩,女性3肩)を対象とした.手術時平均年齢65.1歳,平均経過観察期間は31.8カ月であった.広背筋腱は大円筋腱を付着させずに採取し,三重折に形成し大結節外側に縫着した.LDTにより外旋可動域,筋力(患健側比)が有意に改善し,JOAスコア,...

    DOI 医中誌

  • 術前ホルモン療法が無効であり術前化学療法を施行したLuminal B-like乳癌の1例

    久留宮 康浩, 丹羽 多恵, 大西 桜, 雄谷 慎吾, 水野 敬輔, 世古口 英, 菅原 元, 井上 昌也, 加藤 健宏, 秋田 直宏, 南 貴之, 稲田 亘佑, 竹内 健司, 関本 晃裕, 緒方 諒仁, 長田 祥子 日本農村医学会雑誌 71 (1), 63-68, 2022

    ...これらの術前治療の後,乳頭温存乳房全切除,センチネルリンパ節生検および拡大広背筋皮弁による一次一期乳房再建を行なった。術後3年6か月,無再発生存中である。本症例の様なLuminal B-like乳癌に対し術前ホルモン療法を施行し,そのresponseによって術前化学療法を行なうのも選択肢であろう。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 鏡視下肩関節授動術後の自動挙上可動域獲得に難渋した一例 ~超音波を併用した運動療法は有効だったのか~

    志田 佳浦里, 村上 智明, 平塚 晃一, 西井 章裕 九州理学療法士学術大会誌 2022 (0), 58-58, 2022

    ...照射部位は烏口腕筋や大円筋、上腕三頭筋長頭、広背筋部が集約する腋窩部に行った。超音波の温熱作用は深部の循環改善に加え、γ運動ニューロンの発火率が減少し、α運動ニューロンの興奮作用が抑えられる。その結果、肩関節挙上時の腋窩周囲筋の筋緊張抑制につながると考えた。加えて、超音波治療直後の組織温度が高い間にIb 抑制を利用したストレッチも実施した。...

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  • 肩回旋肢位が肩伸展時の上肢の筋活動に与える影響

    三浦 雄一郎, 福島 秀晃, 甲斐 義浩, 幸田 仁志, 木田 圭重, 竹島 稔, 森原 徹 肩関節 46 (1), 1-4, 2022

    ...<BR> 肩内転筋群がMIRで高値を示した要因は肩内旋により小結節陵が関節窩に接近することで広背筋,大円筋の肩伸展方向のベクトルが増大したことであると考えた.一方,肩内旋による肘頭の位置が上腕三頭筋による肩伸展の貢献度に関連したと考えた.肩伸展時,肩内転筋群の筋活動を高める回旋肢位がMIRであった....

    DOI 医中誌

  • 肺・心房内・副鼻腔内転移をきたした乳腺葉状腫瘍(最大径35cm)の1例

    桃野 鉄平, 橘 強, 洲崎 聡, 光吉 明, 益澤 尚子, 濵田 新七 日本臨床外科学会雑誌 83 (2), 285-292, 2022

    ...</p><p>症例は47歳の女性で,右乳房に最大径35cm程度の巨大腫瘤を認め,右乳房切除,広背筋皮弁,分層皮膚移植を行った.切除標本の重量は7.9kgで術後病理診断は境界型葉状腫瘍であった.術後6カ月目の造影CTで肺腫瘤影を認め,診断および治療目的に胸腔鏡下左肺部分切除術を施行したところ,葉状腫瘍の転移の診断となった.転移を契機に乳房切除標本を再評価したところ,別部位では悪性葉状腫瘍に矛盾しないものであったため...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献15件

  • 伸筋群挫滅欠損を伴う前腕開放骨折の1例

    佐藤 俊介, 畑下 智, 増子 遼介, 水野 洋佑, 川上 亮一, 伊藤 雅之 日本マイクロサージャリー学会会誌 35 (4), 144-, 2022

    <p>  A 75-year-old man was diagnosed with Gustilo IIIB open fracture of forearm with extensor muscle group defect. Irrigation, debridement, and temporarily fixation with Kirschner wire were …

    DOI 医中誌

  • 重度肘関節外傷に対する人工肘関節置換術の治療経験

    入船 秀仁, 蔡 栄浩, 西田 欽也, 上杉 和弘, 前田 明子, 阿久津 祐子 日本肘関節学会雑誌 29 (2), 153-157, 2022

    ...重度肘関節外傷に対してTEAを行った6例について調査した.男性4例,女性2例,平均年齢47歳で,開放骨折が4例,肘関節切断が2例であった.TEAとした理由は,受傷時の高度骨欠損が2例,経過中に生じた高度不安定性によるものが4例であった.また皮弁移植による軟部組織再建を併用したものは5例あり,うち2例はTEAと同時に軟部組織再建を行っていた.使用した皮弁は有茎広背筋4例,遊離広背筋1例,遊離ALT1例...

    DOI 医中誌

  • 切除断端確保に難渋した頭頂部隆起性皮膚線維肉腫の1例

    茜部 穂波, 森 章一郎, 奥村 真央, 浦田 透, 村上 佳恵, 横田 憲二, 秋山 真志, 棚橋 邦明, 蛯沢 克己, 森 誉子 Skin Cancer 37 (3), 213-217, 2022

    ...生検結果を参考に頭蓋骨を含め広範囲切除,人工骨挿入し遊離広背筋皮弁および分層植皮で再建した。術後病理検査で切除断端は陰性,術後20ヵ月再発はない。頭部隆起性皮膚線維肉腫の切除範囲の決定にマッピング生検が有用な可能性がある。</p>...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 乳房温存オンコプラスティックサージャリーWGの活動報告 : 第2報

    座波 久光, 淺野 裕子, 小川 朋子, 喜島 祐子, 佐武 利彦, 津川 浩一郎, 冨田 興一, 藤本 浩司 Oncoplastic Breast Surgery 6 (4), 91-102, 2021-12-24

    ...</p><p>ステップ2 ; 広背筋皮弁, 穿通枝皮弁等を充填する方法で, 多くの組織量が得られ, 充填できる領域の自由度もステップ 1より高い。</p>...

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  • 遊離広背筋弁で再建した頭蓋骨に及ぶⅢ度熱傷の1例

    竹田 朋弘, 石川 耕資, 林 利彦, 前田 拓, 石井 陸, 佐々木 雄輝, 北條 正洋, 三浦 隆洋, 大澤 昌之, 舟山 恵美, 山本 有平 熱傷 47 (3), 114-121, 2021-09-15

    ...そのため受傷後17日目に良好な出血が得られるまで頭蓋骨外板を削り, 遊離広背筋弁および筋弁上への網状植皮により再建した. 熱傷深度が深く広範囲に頭蓋骨が露出した場合は, 外板を削って肉芽増生後に植皮を行う方法は従来から行われてきたが, 治癒まで長期間を要する. 早期に血流の豊富な筋弁で被覆する方法は, 露出骨の壊死の進行や感染を制御できる有用な再建法と考えられる....

    DOI 医中誌

  • 化学療法後に完全切除できた胸部平滑筋肉腫(長径16cm)の1例

    澤野 武行, 橋本 直樹, 木村 昭利, 梅原 豊, 村田 暁彦, 黒滝 日出一, 袴田 健一 日本臨床外科学会雑誌 82 (12), 2141-2148, 2021

    ...,分層植皮にて二期的に再建した.病理組織診断結果は平滑筋肉腫だった.術前化学療法により腫瘍の約50%が変性,壊死していた.術後広背筋皮弁,植皮部位に一部生着不良を認め再手術を要したが,その後創傷治癒が得られ退院した.外来にて術後化学療法を行い,初回術後3年5カ月経過し無再発生存中である....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 胸腔ドレナージ後に発症し外科治療を行った胸囲結核の2例

    鈴村 雄治, 北村 将司 日本臨床外科学会雑誌 82 (6), 1089-1097, 2021

    ...TB-PCR陽性で抗結核薬治療を開始した.3カ月後より胸腔ドレーン抜去部から排膿を認め,軽快しないため胸壁膿瘍切除と前鋸筋充填術を施行した.症例2は65歳,男性.呼吸困難を主訴に受診.左胸水と左胸壁膿瘍および右肺上葉に陰影を認めた.左胸腔ドレナージと左胸壁膿瘍の穿刺を施行し,胸壁膿瘍内容のTB-PCR陽性で抗結核薬治療を開始した.2カ月後より胸腔ドレーン抜去部から排膿を認め,軽快しないため胸壁膿瘍切除と広背筋充填術...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 某甲子園出場高校の高校野球選手におけるスポーツ障害と身体機能の関連性

    私市 直人, 石谷 勇人, 多米 一矢, 川崎 智子, 小関 博久 専門リハビリテーション 20 (1), 13-20, 2021

    ...<p>目的:足部を含む全身のスクリーニング評価(SE)とスポーツ障害との関係性を調査し,スポーツ現場におけるSEの実用性を検討した.方法:野球選手57名を対象とし,スポーツ障害の有無で障害群27名,非障害群30名の2群に分類した.SE項目は①肩関節内外旋,②広背筋,③Combined Abduction test,④Horizontal Flexion test(HFT),⑤体幹回旋,⑥指床間距離,...

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  • 70歳以上の腱板断裂性関節症に対する小径人工骨頭置換術の10年以上成績

    吉岡 千佳, 末永 直樹, 大泉 尚美, 山根 慎太郎, 松橋 智弥, 川真田 純 肩関節 45 (1), 118-121, 2021

    ...小径人工骨頭置換術と腱板再建術を施行した70歳以上の腱板断裂性関節症(以下CTA)症例の長期成績を調査した.対象は12例,平均年齢75歳で,腱板再建術として広背筋・大円筋後方移行術3例,肩甲下筋腱部分移行術,上腕二頭筋長頭腱移植術を各2例,大胸筋移行術を1例に併用した.平均経過観察期間は10.2年だった.術前後JOAスコア,肩関節可動域,単純X線所見を調査した.合併症,再置換術はなかった.最終経過観察時平均...

    DOI 医中誌

  • 広背筋による乳房再建後に発症した上腰ヘルニアの1例

    梅田 一生, 加藤 寛章, 家根 由典, 牛嶋 北斗, 吉岡 康多, 上田 和毅 日本臨床外科学会雑誌 82 (9), 1744-1748, 2021

    ...> ONFLEX<sup>®</sup> (modified type L size)を用いて修復した.術後6日目で退院し,術後3カ月現在までに再発は認めていない.広背筋による乳房再建後の腰ヘルニアは稀であり,文献的考察を含めて報告する....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 肝細胞癌術後9年目に右下腿骨格筋転移を来した1例

    南波 宏征, 神山 俊哉, 島田 慎吾, 折茂 達也, 長津 明久, 蒲池 浩文, 桑原 健, 高桑 恵美, 松野 吉宏, 武冨 紹信 日本消化器外科学会雑誌 54 (1), 16-24, 2021-01-01

    ...右三区域切除+横隔膜合併切除術,56歳時に肺転移に対して胸腔鏡下左上葉・下葉部分切除術を施行した.59歳時にPIVKA-IIの上昇を認め,残肝再発の診断で肝動脈化学塞栓術を施行した.術後の治療効果判定ではTE4となり,PIVKA-IIも低下した.しかし,翌年にPIVKA-IIの再上昇を認め,精査にて右下腿部腓腹筋に5 cmの腫瘤を認めた.経皮的針生検を施行し,HCC腓腹筋転移の診断で拡大腫瘍切除術+広背筋遊離皮弁...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献21件

  • 小児期の熱傷瘢痕拘縮により生じた尖足変形に対する治療経験

    大沼 眞廣, 四ッ柳 高敏, 山下 建, 濵本 有祐, 須貝 明日香, 権田 綾子, 北 愛里紗, 北田 文華, 宮林 亜沙子, 原田 二郎, 上遠野 なほ 熱傷 46 (5), 181-186, 2020-12-15

    ...これに対して成長に伴い3度のアキレス腱延長術を行い, 最終的に遊離広背筋皮弁で関節周囲を被覆することで良好な結果を得た.<br> 熱傷瘢痕拘縮では, 神経麻痺や先天性内反足による尖足変形とは異なり, 足関節周囲の瘢痕形成が著明であり, 再建に利用できる健常組織が限られるうえ, 小児においては成長に伴う再拘縮も問題となる....

    DOI 医中誌

  • 有瘻性膿胸開窓術後の根治的閉鎖術にEWSによる気管支充填術が有用であった1例

    金山 雅俊, 森 將鷹, 松宮 弘喜, 平良 彰浩, 篠原 伸二, 桒田 泰治, 今西 直子, 米田 和恵, 黒田 耕志, 田中 文啓 気管支学 42 (4), 312-316, 2020-07-25

    ...,瘻孔の閉鎖・膿胸腔の清浄化が得られず,治療目的に当院に紹介となった.胸部CTで瘻孔の責任気管支(B<sup>6</sup>a)が同定できたため,気管支充填術を行う方針とした.B<sup>6</sup>a,B<sup>6</sup>入口部にそれぞれEndobronchial Watanabe Spigot(EWS)を充填した.無瘻化により膿胸腔の感染制御が得られたため,気管支充填術の3カ月後に有茎広背筋皮弁...

    DOI 医中誌

  • 乳頭温存乳房切除術における根治性と乳頭壊死にかかわる因子について

    蒔田 益次郎, 眞鍋 恵理子, 青木 宏信, 有馬 樹里, 金子 繭子, 赤石 諭史 Oncoplastic Breast Surgery 5 (2), 35-43, 2020-06-30

    ...切除率は切除標本の幅を, CT上乳頭を通る水平断画像の正中〜広背筋前縁の距離で除した百分率とした。NSM21例, 乳房切除術 (Bt) 63例, 皮膚温存乳房切除 (SSM) 16例で, 切除率平均値はNSM 93.0%, Bt 102.4%, SSM 102.5%で差はなかった。切除率と関連する因子はBMIであった。創縁壊死が8例にみられ, 4例は乳頭に達した。...

    DOI 医中誌

  • 胸壁に発生した悪性筋上皮腫の1例

    黒島 知樹, 永野 聡, 佐々木 裕美, 篠原 直弘, 中村 優子, 谷口 昇 整形外科と災害外科 69 (1), 23-25, 2020-03-25

    ...<p>筋上皮腫は,唾液腺由来の腫瘍であり整形外科で治療することは稀である.今回,胸壁に発生した悪性筋上皮腫の治療を経験したので報告する.症例:64歳女性,約10年前から左側背部の腫瘤を自覚していた.最近の1,2年間で急速に増大傾向にあったため,近医にて肉腫が疑われ当科紹介となった.MRIで皮下から広背筋下にかけて約80mm大の軟部腫瘍を認めた.深部は肋間から胸腔側に突出しており,肋間筋・壁側胸膜への...

    DOI Web Site 医中誌

  • 食道癌に対する陽子線照射およびサルベージ切除後に手術を行った左上葉肺癌の一例

    須﨑 剛行, 岡見 次郎, 石田 裕人, 木村 亨, 馬庭 知弘, 東山 聖彦 日本呼吸器外科学会雑誌 34 (1), 52-56, 2020-01-15

    ...陽子線照射(計70 Gy)後,食道癌局所再発に対しサルベージ食道切除を施行されていた.陽子線照射野に縦隔以外にも左肺門部血管,気管支が含まれていたこと,低栄養状態(BMI 15.6 kg/m2),糖尿病の併存があったことから,高度な線維化による手術の困難さに加え,気管支断端瘻などのリスクが高いと考えられた.このため,術式として左肺上区域切除を選択し,先に肺動脈本幹をテーピングしてから操作を進め,有茎性広背筋弁...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 胸壁欠損に対して有茎広背筋皮弁で再建した 4 例

    小嶽 和也, 辻井 雅也, 萩 智仁, 中村 知樹, 淺沼 邦洋, 湏藤 啓広 日本マイクロサージャリー学会会誌 33 (1), 39-44, 2020

    <p>Reconstruction is necessary for chest wall defects from wide resection of malignant tumors. As the resection time is long, the time required for reconstruction must be as short as possible. We …

    DOI 医中誌

  • 診断に難渋した腋窩low-grade fibromyxoid sarcomaの1例

    小寺 正人, 大石 正博, 山村 方夫, 水野 憲治, 堀 直人, 松本 真実 日本臨床外科学会雑誌 81 (12), 2437-2442, 2020

    ...なしとのことであった.2004年頃より少しずつ腫瘤が増大・下垂してきた.その後,皮膚のびらん・浸出液・悪臭が出現.2018年某月に当院を受診.左乳房に成人の頭よりも一回り大きい腫瘤があり,腫瘤を覆う皮膚は暗赤色で静脈怒張を伴い,先端部は自壊し浸出液を認めた.針生検施行するも壊死組織のみで確定診断はつかなかった.臨床所見と画像所見から悪性葉状腫瘍と診断し手術を行った.腫瘍は乳腺組織の外側に位置し,一部が広背筋...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 20歳女性に発生した乳腺原発性血管肉腫の1例

    石坂 欣大, 麻賀 創太, 伊坂 泰嗣, 宮本 快介, 千葉 知宏, 菅間 博, 上野 貴之, 井本 滋 日本臨床外科学会雑誌 81 (12), 2432-2436, 2020

    ...月後に増大を認め,精査加療目的で当院紹介となった.来院時,右乳房全体の腫脹と皮下出血を認め,乳房超音波検査では右乳腺全体に内部不均一な低エコー域と内部の血流信号を認めた.造影CTおよびMRIでは右乳腺全体を占める,不均一に造影効果のある腫瘤影を認め,他臓器への転移はみられなかった.針生検の結果,血管肉腫の診断が確定し,初診より約1カ月後,右乳房全摘(広範囲皮膚,大胸筋合併切除),腋窩リンパ節郭清,広背筋皮弁...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • 中学生野球選手における75球の反復投球が 関節可動域,筋柔軟性に与える影響

    吉本 真純, 渡邊 裕之, 倉坪 亮太, 青木 主税 理学療法科学 35 (2), 153-157, 2020

    ...〔方法〕中学生硬式野球チームに所属する29名の投手を対象とし,75球の反復投球前後の身体機能を測定した.測定項目は関節可動域および筋柔軟性,胸椎後弯角,広背筋テスト,肩後方タイトネステスト,球速とした.〔結果〕投球前の投球側肩関節内旋可動域,非投球方向体幹回旋可動域,非投球側腓腹筋柔軟性は投球後に有意に低下し,投球側股関節内旋可動域は有意に増大した.球速は有意な変化を認めなかった....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 高齢脊髄損傷患者の自宅復帰〜座位バランス能力向上による移乗動作の獲得を目指して〜

    飯野 穂奈美 関東甲信越ブロック理学療法士学会 38 (0), O-003-, 2020

    ...基本であり,在宅復帰する上で移乗動作の獲得も重要であると考え,座位保持を含む移乗動作に着目した.入院時,端座位では股関節周囲筋の麻痺による安定性限界の中での重心の制御が困難なこと,それに伴う恐怖心による肩甲骨の挙上・頭頸部の過緊張が見られ全介助を要す状態であった.そこで恐怖心の軽減や重心コントロール能力向上を目指し,座位保持訓練,ワイピング,外乱刺激,重心移動訓練を実施した.また移乗動作においては,広背筋...

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  • 著明な外旋機能障害のある腱板断裂に対する大円筋・広背筋移行術

    佐藤 哲也, 中川 照彦, 鏑木 秀俊, 佐々木 研, 鈴木 志郎, 二村 昭元 肩関節 44 (2), 338-341, 2020

    一次修復不能な腱板断裂例では肩関節のaxial force coupleが破綻するため,著明な外旋機能障害を呈する.このような14症例にL'Episcopo変法を施行した.10例で鏡視下腱板部分修復,3例で鏡視下肩峰形成のみを同時に行った.1例は再手術例で筋腱移行のみを行った.手術時年齢は平均71歳.経過観察期間は平均5.1年.JOAスコアは術前57点から術後78点に改善.術前後の自動外旋は …

    DOI 医中誌

  • 深部感染を伴った両肘関節重度熱圧損傷に対し,両側の有茎広背筋皮弁移植にて肘関節機能を温存した1症例

    大野 義幸, 白井 之尋 日本肘関節学会雑誌 27 (2), 350-355, 2020

    ...で被覆再建した.右上肢は上腕部で下尺側側副動脈茎の血管柄付き尺骨神経を挙上して前腕へ移行し正中神経を架橋修復後,同側の広背筋皮弁で被覆再建した.追加手術を要したが創治癒ならびに両肘関節の機能温存が得られた.右上肢は遊離薄筋皮弁移植で手指屈曲再建し,受傷後2.5年で右手正中神経領域は知覚回復し,手指屈曲可能となった.左は電動義手装着しスプーンでの摂食動作などが可能である....

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  • 原発巣姑息切除術後3カ月で急速に進行した長径36cm乳腺悪性葉状腫瘍の1例

    児玉 泰一, 迫 裕孝, 谷 総一郎, 仲 成幸, 花澤 一芳 日本臨床外科学会雑誌 81 (10), 1964-1968, 2020

    ...<p>症例は39歳,女性.右乳房の皮膚浸潤を伴う巨大な腫瘍と疼痛のため,平成28年8月に当院へ救急外来受診となった.Hb 6.8g/dlと貧血を認め,胸部CTでは胸筋浸潤と右肺の多発肺転移を認めた.針生検では葉状腫瘍が疑われた.悪臭を伴う浸出液と出血があり,また疼痛がひどく巨大で歩行困難なため,乳房切除術+広背筋皮弁再建を施行した.腫瘍の重量は約4kgであった.病理検査では悪性葉状腫瘍と診断し,Ki67...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • 乳房切除後疼痛症候群に鍼治療が有効であった 1 症例

    松浦 知史, 山口 智, 高橋 孝郎 日本東洋医学系物理療法学会誌 45 (2), 77-82, 2020

    ...広背筋、大円筋の筋緊張亢進と腋窩部及び上腕にかけ て圧痛あり。病態は PMPS 及び破局的思考の疑い。期間:1 回 / 週、合計 21 回。方法:ステンレ ス鍼(40 ㎜、16 号、セイリン社製)。広背筋、大円筋の筋緊張亢進部位と腋窩部及び上腕の圧痛 点に置鍼 10 分。...

    DOI Web Site 医中誌

  • mTOR阻害剤にて著明な心囊水貯留を認めた再発乳癌の1例

    長内 孝之, 上平 大輔, 村形 綾乃, 田波 秀朗, 中川 剛士 日本外科系連合学会誌 45 (3), 209-213, 2020

    ...<p>症例60歳女性.20年前左乳癌に対して他院にて乳頭乳輪温存皮下乳腺全切除同時筋皮弁再建(広背筋皮弁).術後補助ホルモン治療5年実施.術後9年目に温存乳輪部に局所再発をきたした.局所再発部位広範囲切除実施後,患者の希望にて,抗がん剤治療,放射線治療,再発一次ホルモン治療を実施したが,3年後に同側腋窩に転移をきたした.腋窩転移部位を広範囲に摘出し腋窩および鎖骨上,内胸リンパ節領域に放射線治療実施および...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 右肺全摘を施行した肺アスペルギルス症の1例

    深井 隆太, 西田 智喜, 杉本 栄康, 築山 俊毅, 工藤 まどか, 渡部 和巨 日本呼吸器外科学会雑誌 33 (2), 166-171, 2019-03-15

    ...を行い,慎重な周術期管理を行うことで,術後合併症のリスクが高い肺アスペルギルス症右肺全摘症例において良好な経過が得られた.広背筋による気管支断端被覆は,断端瘻の予防に有用と思われた....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 広背筋弁による気管膜様部再建で切除可能となった気管原発腺様囊胞癌の1例

    田畑 佑希子, 久保田 玲子, 阿部 大, 加藤 弘明, 成田 吉明 日本呼吸器外科学会雑誌 33 (2), 127-132, 2019-03-15

    ...<p>61歳男性.胸部CTで気管背側に接する腫瘍を認め,経食道的に生検を行い腺様囊胞癌と診断.転移は認めず手術を行った.左側臥位,右後側方切開にて有茎広背筋弁を採取し,第4肋間で開胸.気管膜様部に限局する6×4 cmの腫瘍で,10気管輪に及ぶため端端吻合での再建は困難であり,気管管状切除は断念した.腫瘍基部の辺縁で気管膜様部のみを切除し,欠損部は広背筋弁を縫着し再建した.術直後に喉頭浮腫を認めたが,...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 熱傷瘢痕から発症した基底細胞癌の 1 例

    筧 祐未, 金谷 悠司, 宮下 和也, 真柴 久実, 光井 康博, 小川 浩平, 宮川 史, 浅田 秀夫, 竹内 三佳, 宮田 梨世, 萬木 聡, 桑原 理充 皮膚の科学 18 (5), 295-299, 2019

    ...病理組織学的所見から基底細胞癌と診断し,<b>5mm</b>マージンで皮膚腫瘍切除術と左遊離広背筋皮弁術を施行した。全切除標本の病理組織学的所見からは,基底細胞癌と真皮から皮下に広範囲の瘢痕形成を認めた。熱傷瘢痕上に有棘細胞癌が生じることは良く知られているが,熱傷瘢痕癌の中では基底細胞癌は比較的まれである。...

    DOI 医中誌

  • 段階づけた倒立姿勢における肩関節と肩甲骨周囲筋の筋活動の変化

    木下 和昭, 橋本 雅至, 横田 尚子, 澳 昂佑 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-47_1-H2-47_1, 2019

    ...測定は表面筋電計マイオシステム1200(Noraxon社製)を用い、僧帽筋上部、僧帽筋中部、僧帽筋下部、広背筋、前鋸筋、三角筋前部、三角筋中部、棘下筋の筋活動を測定した。表面筋電図の解析には、波形解析ソフトマイオリサーチXP(Noraxon社製)を用いた。...

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  • 胸郭の側方偏位量と広背筋筋厚の関係

    笹川 健吾, 柿崎 藤㤗 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-204_2-H2-204_2, 2019

    ...広背筋筋厚の測定は超音波画像診断装置をした (HI VISION Preinus, 日立メディコ). 広背筋筋厚は第12胸椎レベルで第10肋骨が画面中央に位置するようプローブを平行に置き, 広背筋腸骨部線維の短軸像を抽出した. 統計学的処理は, 胸郭側方偏位量と広背筋筋厚左右比率の関係性をspearmanの順位相関係数を用いて検討した. 有意水準は5%未満とした....

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  • 当院における肘屈曲再建(Zancolli 法)の成績

    千葉 充将, 高橋 信行, 入船 秀仁, 小笹 泰宏, 射場 浩介 日本肘関節学会雑誌 26 (2), 95-98, 2019

    ...有茎広背筋移行を用いた肘屈曲再建であるZancolli法を行った6例6肘を検討した.手術時年齢は平均55歳(28~73歳),全例男性.原因疾患は外傷3肘(上腕・前腕開放骨折1肘,肘関節完全離断1肘,肘関節不全離断1肘),軟部肉腫2肘,頚椎症性筋萎縮症1肘,平均観察期間は3.5年(5ヶ月~11年)であった.術式はZancolliらの方法に従って行い,軟部組織欠損例は皮島をつけたmyocutaneous...

    DOI 医中誌

  • ステントグラフト内挿術を行った胸部大動脈瘤関連大動脈食道瘻の2例

    平田 裕久, 東 弘太郎, 綛谷 哲矢, 森田 剛史, 西岡 宏彰, 垣井 文八 日本臨床外科学会雑誌 80 (2), 288-292, 2019

    ...であるが,発症した場合は致死的となる.しかし,未だ治療法は確立されていない.今回,ステントグラフト内挿術後に異なる経過をたどるも,救命しえた2例を経験した.症例:症例1は69歳,女性.発熱,背部痛,大量吐血を主訴に救急搬送.症例2は67歳,男性.嚥下障害,大量吐血を主訴に救急搬送.いずれも造影CT検査で下行大動脈食道瘻と診断とされ,同日緊急ステントグラフト内挿術を施行された.症例1は食道瘻孔部単純閉鎖,広背筋弁充填...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 70歳以上の腱板断裂性関節症症例に対する腱板再建術を併用した小径人工骨頭置換術の8年成績

    吉岡 千佳, 末永 直樹, 大泉 尚美, 山根 慎太郎, 呉屋 五十八 肩関節 43 (2), 497-500, 2019

    ...小径人工骨頭置換術と腱板再建術を施行した70歳以上の腱板断裂性関節症(CTA)症例の8年以上経過した成績を調査した.対象は13例,平均年齢75.4歳で,広背筋・大円筋後方移行術3例,肩甲下筋腱部分移行術2例,大胸筋移行術,上腕二頭筋長頭腱移植を各1例に施行した.平均経過観察期間は106.9ヵ月だった.術前後JOAスコア,肩関節可動域,単純X線所見を調査した.合併症,再置換術はなかった.最終経過観察時平均...

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  • 肩関節の過剰な筋活動は固有感覚を低下させる

    久保田 哲也, 粕山 達也 理学療法学Supplement 46S1 (0), F-87-F-87, 2019

    ...筋活動の測定は,三角筋中部,僧帽筋上部,広背筋,脊柱起立筋とした。筋活動は,外転角度0°から135°を45°間隔で3区間に分け,各区間ともに角度誤差の少ない群と大きい群を比較した。</p><p>【倫理的配慮】</p><p> 本研究は,健康科学大学研究倫理委員会(承認番号第19号)の承認を受けて実施した。...

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  • きわめて稀な肩関節垂直脱臼に大結節骨折と広範囲の関節唇損傷を合併した患者の保存療法の経験

    堀 悠樹 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-224_2-H2-224_2, 2019

    ...筋緊張検査では大胸筋・小胸筋・大円筋・広背筋・肩甲下筋など内転内旋筋群、肩甲挙筋や僧帽筋上部線維の筋緊張亢進と短縮があり動作を制限した。姿勢は立位と座位ともに頭部前方位、胸椎屈曲位で伸展に制限、両側とも肩甲骨外転・前傾・下方回旋しているが患側にその傾向強く、患肢挙上時に肩甲骨挙上し上方回旋が不足する代償動作があった。...

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  • 乳児を抱き床から立ち上がる動作の改善を目指した理学療法

    佐伯 訓明, 春本 千保子, 森 憲一 理学療法学Supplement 46S1 (0), H2-148_2-H2-148_2, 2019

    ...</p><p> 体幹伸展制御は臨床的に3つの構成要素に分類できる.1つ目は脊柱起立筋,2つ目は僧帽筋・広背筋,3つ目は腹圧上昇である.これらの構成要素は, 課題や環境により貢献する割合が変化する....

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  • 電気刺激による筋肉収縮を利用した体内発電システム設計のための筋収縮特性調査方法

    佐原 玄大, 土方 亘, 山田 昭博, 井上 雄介, 白石 泰之, 軽部 雅人, 源田 達也, 岩元 直樹, 舘崎 祐馬, 盛田 良介, 山家 智之 生体医工学 Annual57 (Abstract), S77_1-S77_1, 2019

    ...【方法】ヒキガエルでは,腓腹筋の腱のみを体外に導出して測定装置を接続した.電気刺激による筋肉の等張性収縮および等尺性収縮を調べた.ヤギでは,広背筋の一部を離断することなく表層から固定し,筋体の部分的な収縮を得た.その際の変位ならびに張力の継時的変化を同時に測定した....

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  • 当科における肋骨に発生した軟骨肉腫の治療経験

    山口 圭太, 富田 雅人, 宮田 倫明, 野村 賢太郎, 尾﨑 誠 整形外科と災害外科 67 (3), 620-623, 2018-09-25

    ...【症例】症例は,24歳,男性,34歳,男性,77歳,女性である.発生部位は,右第9肋骨,右第8肋骨,左第8肋骨であった.手術は全例,広範囲切除術+デュアルメッシュ®による胸郭形成+広背筋皮弁を行った.腫瘍切除は整形外科,デュアルメッシュ®による胸郭形成は胸部外科,広背筋皮弁は形成外科が担当した.術後再発や転移はなく,最終経過観察時腫瘍学転帰は全例CDFであった....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献4件

  • 荒蕪肺を伴う続発性気管支動脈蔓状血管腫に対して左肺全摘術を施行した一例

    門松 由佳, 川角 佑太, 上野 陽史, 宇佐 美範恭, 内山 美佳, 森 正一 日本呼吸器外科学会雑誌 32 (4), 458-463, 2018-05-15

    ...主訴に前医を受診した.重症肺炎の既往があり,左肺機能の低下を指摘されていた.胸部CTで左肺全体の囊胞状変化と容積低下,気管支拡張を認めた.複数の気管支動脈が高度に拡張し大動脈弓下と左肺門部を蛇行していた.標的血管が多く著明な拡張を伴っていたため気管支動脈塞栓術は不可能と判断し手術を施行した.手術は肺動静脈の処理を先行し,異常血管の集簇切離を行うことで時間を短縮し出血を最小限にとどめた.左肺全摘術後,広背筋弁...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 健常者と慢性腰痛者における腹臥位での 股関節伸展運動時の筋活動量の比較

    末廣 忠延, 石田 弘, 小原 謙一, 藤田 大介, 大坂 裕, 渡邉 進 Japanese Journal of Health Promotion and Physical Therapy 8 (1), 29-33, 2018-04-30

    ...【方法】筋活動の測定は表面筋電計を使用し,被験筋は対側の広背筋,両側の脊柱起立筋,多裂筋,同側の大殿筋,ハムストリングスとした。被験者は腹臥位となり膝を伸展位で股関節を伸展10°に保持した際の筋活動量を測定した。群間の筋活動量の比較にはMann-Whitney のU 検定を使用した。【結果】大殿筋の活動は,健常者に比較して慢性腰痛者で有意に高値を示した。他の筋については有意差を認めなかった。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 修復不能な広範囲腱板断裂に対する筋移行術

    南川 智彦, 柴田 陽三, 伊﨑 輝昌, 藤沢 基之, 篠田 毅, 熊野 貴史, 三宅 智, 柴田 光史 整形外科と災害外科 67 (1), 5-10, 2018-03-25

    ...【方法】症例は男性5例,女性1例,平均年齢56.8歳,平均術後観察期間は105.8ヵ月である.全麻下に側臥位で施行.全例広背筋移行を施行し,修復不能な肩甲下筋腱断裂合併の2例に大胸筋移行術を併用した.広背筋は肩甲骨の下角起始部を切離し,骨頭を越えて肩甲下筋腱の上縁に届くように,筋腹深層を十分に剥離した.広背筋の外縁は大結節に,断端は肩甲下筋腱に縫合した.大胸筋移行は切離した腱を鎖骨枝,胸骨枝共に合同腱...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 気管支断端瘻に対して綿密な栄養管理を行い治癒せしめた1例

    岡田 悟, 常塚 啓彰, 古谷 竜男, 加藤 大志朗, 島田 順一, 井上 匡美 日本呼吸器外科学会雑誌 32 (1), 104-110, 2018

    ...Stage IIIAに対し右肺下葉切除ND2a-2を施行した.術後11日目に気管支断端膜様部に5 mmの欠損孔を伴う気管支断端瘻・吸引性肺炎を発症し開窓術を施行した.低栄養・食思不振に対して経鼻チューブを用いた栄養療法を導入した.投与熱量は半減期の短いプレアルブミンを指標に調整し,最高で3,600 kcal/日の投与を行った.瘻孔周囲の肉芽形成が促進され膿胸腔は縮小した.開窓術73日後に胸郭成形+広背筋弁充填術...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献18件

  • 胃悪性リンパ腫の胸腔内穿破による膿胸に対し左斜開胸開腹法にて手術を施行した1例

    設楽 将之, 棚橋 雅幸, 雪上 晴弘, 鈴木 恵理子, 吉井 直子, 丹羽 宏 日本呼吸器外科学会雑誌 32 (2), 198-202, 2018

    ...</p><p>手術は左斜開胸開腹法にてアプローチ.胸腔内には膿苔が多量に付着し,臓側胸膜は著明に肥厚していた.腫瘍は胃穹窿部に存在し,横隔膜,膵尾部,脾に浸潤していた.胃全摘,横隔膜・膵尾部・脾合併切除術及び,剥皮術,有茎広背筋弁による横隔膜再建術を施行した.膵液瘻を合併したが術後60日目に退院となった.左斜開胸開腹法は胸腹部操作を良好な視野で実施可能で,有茎広背筋弁による横隔膜再建も同一の視野で実施...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • ジェムシタビン+パクリタキセルが奏効した乳腺血管肉腫再発の1例

    貫井 麻未, 上田 重人, 杉谷 郁子, 大崎 昭彦, 佐伯 俊昭, 長谷部 孝裕 日本臨床外科学会雑誌 79 (4), 687-691, 2018

    ...乳腺血管肉腫は稀な難治性疾患であるが,ジェムシタビン(GEM)+パクリタキセル(PTX)が奏効した症例を経験した.症例:29歳の女性,乳腺血管肉腫と診断.初期治療として胸筋合併乳房切除術+広背筋皮弁術+分層植皮術を施行した後,補助化学療法としてエピルビシン+シクロホスファミドおよびドセタキセルを逐次投与した.術後13カ月目で肺,肝,骨転移を認めた.一次治療としてGEM-PTXを開始した.20コース継続...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 呼吸機能の発達

    金子 断行 日本重症心身障害学会誌 43 (1), 105-106, 2018

    ...腰方形筋・肋間筋・胸肋筋・最長筋・広背筋等に過緊張が分布すると、本来の呼吸補助筋としての作用ができず、逆作用で胸郭の運動を制限する。これらの筋群は同時に過活動しており、腹臥位でこれらの筋をひとつずつ分離して把持し、選択的に活動させることで、緊張の緩和と適切な収縮を促す。...

    DOI 医中誌

  • P-2-C05 アラインメント悪化要因の改善と動きの学習および補装具併用で側弯の進行は抑制できる

    杉浦 眞紀, 仙波 美佐子, 藤重 芳世子, 大越 優美 日本重症心身障害学会誌 43 (2), 386-386, 2018

    ...左脊柱起立筋群の高度なスパズムや広背筋短縮による左肩甲骨下制、胸郭の非対称があり、右側腹筋群の緊張低下が顕著であったため、それらを改善し、座位や膝歩きでのコアの賦活や左右対称な荷重と動きの練習、前後傾座位保持装置と体幹装具「プレーリーくん」の作製、ホームプログラム指導などを行った結果、身長のスパートにかかわらず、側弯の進行抑制と安楽な背臥位が獲得された。...

    DOI 医中誌

  • 踵部に生じたclear cell sarcomaの1例

    松山 かなこ, 服部 有希, 周 円, 加納 宏行, 永野 昭仁, 酒々井 夏子, 清島 真理子 Skin Cancer 33 (1), 1-6, 2018

    ...遠隔転移はなく辺縁より2 cmで踵骨骨膜を含め切除,広背筋皮弁術で再建。術後1年2ヵ月現在転移なし。CCSはしばしば診断までに時間を要する。緩徐に増大するが,予後不良の疾患であり,常に念頭に置く必要がある。</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • サルベージ手術時に癌浸潤気管膜様部に広背筋弁充填を行った食道癌の1例

    谷 亮太朗, 山本 秀和, 山田 理大, 山本 道宏, 原田 英樹, 財間 正純 日本臨床外科学会雑誌 79 (10), 2048-2052, 2018

    ...にて軽快した.気管膜様部浸潤を伴うT4食道癌に対するサルベージ手術では,膜様部損傷・壊死・穿孔などの合併症の可能性があり,ひとたび起こると致命的となる.われわれは,広背筋弁を充填することにより合併症を予防しえた.手技的にも容易であり,有効な術式と思われた....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • 生体内センサ機能面維持のための電気刺激による血管新生制御

    井上 雄介, 横田 知之, 源田 達也, 白石 泰之, 山田 昭博, 平 恭紀, 荒川 友哉, 弓場 充, 軽部 雅人, 斎藤 逸郎, 磯山 隆, 阿部 裕輔, 山家 智之 生体医工学 Annual56 (Abstract), S287-S287, 2018

    ...デバイスは動物の皮下の広背筋近傍に埋込み、1時間おきに画像を取得した。2つのチャンバーのうち一方にだけ電気刺激を付加した。60日間の実験の結果、電気刺激を付加しなかった系において血管は94.7um/dayの早さで新生した。電気刺激を付加した系では血管は新生しなかったが、電気刺激を停止したところ血管が新生された。...

    DOI

  • 遊離広背筋皮弁による坐骨部褥瘡の治療経験

    大島 秀男, 束野 哲志, 中西 いずみ, 松本 由希子 日本マイクロサージャリー学会会誌 30 (4), 200-206, 2017

    Ischial pressure sores are often observed in paraplegic patients due to spinal cord injury and are of concern. Surgical treatment is one option, and several local flaps, including fasciocutaneous …

    DOI 医中誌

  • 一次修復不能な腱板広範囲断裂に対する広背筋・大円筋移行術の成績

    呉屋 五十八, 末永 直樹, 大泉 尚美, 吉岡 千佳, 山根 慎太郎, 谷口 昇, 金谷 文則 肩関節 41 (3), 763-767, 2017

    ...2002年から2014年までの間に,一次修復不能な後上方腱板広範囲断裂に対し広背筋・大円筋移行術を行い2年以上経過観察可能であった25例25肩の術後成績を検討した.関節症変化がなく,骨頭を温存し移行術を行ったのは12例12肩(RCT群),関節症をともなうcuff tear arthropathyで小径骨頭を用いた人工骨頭置換術と移行術を行ったのは13例13肩(CTA群)であった.RCT群は平均年齢65.0...

    DOI 医中誌

  • 広背筋弁被覆,左右分離換気により良好な経過を得た食道癌術後胃管気管支瘻の1例

    内田 孝宏, 大隈 宏通, 奥田 祐亮, 清水 奈保子, 小川 裕行, 法華 大助, 田中 雄悟, 眞庭 謙昌, 中村 哲, 掛地 吉弘 日本気管食道科学会会報 68 (1), 40-45, 2017

    ...瘻孔部位の組織は脆弱であり縫縮は困難と判断,広背筋弁を採取し,縫着した。閉胸後に頸部食道瘻および腸瘻を作成し手術を終了した。術後,筋弁の生着を優先するために分離換気 (左片肺換気,右はPEEP 5cmH<sub>2</sub>Oのみ) を行い,状態を見ながら徐々にPEEP圧を上昇させ,術後7日目に両肺換気を開始した。術後125日目には有茎空腸再建術を行い,現在,転院し引き続き加療を行っている。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 鏡視下腱板修復術後3カ月時の拳上可動域に影響する因子の検討

    永渕 輝佳, 永冨 孝幸, 永井 宏達, 濱田 浩志, 二宮 晴夫 理学療法学Supplement 2016 (0), 0260-, 2017

    ...</p><p></p><p>【方法】</p><p></p><p>対象は2009年1月から2013年12月までに当院でARCRを施行した737例のうち3カ月以上経過を追えなかった症例,転院症例,広背筋移行術施行症例を除外した576例を対象とした。...

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  • オーバーヘッドスポーツにおける体幹機能評価の検証

    平林 怜 理学療法学Supplement 2016 (0), 1234-, 2017

    ...渡邊らは座位側方リーチ時に移動側の内腹斜筋は骨盤内の固定力として,広背筋は遠心性収縮として働くと報告している。このことから上肢拳上位では広背筋が遠心性に,内腹斜筋は求心性に骨盤を固定させるために作用すると推察される。本評価はオーバーヘッドスポーツやリーチ動作等における体幹と下肢の連動した安定性を評価する上で有用なものと示唆される。</p>...

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  • 04生−09−ポ−15(15) 飛込競技者の陸上宙返り時の筋活動

    八田 有洋, 両角 駿 日本体育学会大会予稿集 68 (0), 138_1-138_1, 2017

    ...被験筋は、三角筋、広背筋、腹直筋上部、腹直筋下部、脊柱起立筋、中殿筋とした。筋活動量はRMSの値をMVC発揮時の筋活動で正規化し、%RMS値を算出した。群間において有意差が認められたのは、後方宙返り試技における区間1の三角筋のみであった。後方宙返り区間1は、手を振り下ろし始めた瞬間からつま先が地面から離れる瞬間とした。この区間では、熟練者群が非熟練者群よりも、三角筋の筋活動量が大きい値を示した。...

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  • 下顎骨転移を契機に判明した甲状腺濾胞癌の1例

    近藤 雄大, 小野 由湖, 上村 洋平, 山本 晃士, 田村 知丈, 山下 善弘 日本口腔外科学会雑誌 63 (4), 193-197, 2017

    <p>Thyroid follicular carcinomas account for 5% to 10% of all thyroid cancers and are classified as minimally or widely invasive. Minimally invasive thyroid follicular carcinomas rarely show distant …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件

  • O-070 腰椎伸展時痛を有する少年野球選手の身体機能特性

    工藤 雅也, 伊牟田 真樹, 三上 紘史, 仲島 佑紀 関東甲信越ブロック理学療法士学会 36 (0), 70-70, 2017

    ...身体機能評価は1) 投球側踵臀部距離 2)SLR 3) 股関節屈曲可動域 4) 股関節内旋可動域 5) 股関節外旋可動域 6) 体幹回旋可動性検査 7) 広背筋テスト 8) 片手フロントブリッジ 9) 両脚三段跳び 10) サイドジャンプを行った。2)-6) は投球側、非投球側を測定した。...

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  • 有茎筋弁縫着術が有効であった間質性肺炎合併難治性気胸の一例

    藤本 遼, 大政 貢, 長田 駿一, 中西 崇雄 日本呼吸器外科学会雑誌 31 (7), 864-867, 2017

    ...の外科的治療(肺縫縮,部分切除)および胸膜癒着術にても早期再発を繰り返す難治性気胸に対して左上葉の肺漏に有茎前鋸筋弁を縫着することで治癒せしめた.今回左気胸再発に対する胸膜癒着術にて不応のため手術施行した.初回手術では,左下葉S10の瘻孔からエアリークを認めた.瘻孔部の直接縫合で治癒した.しかし術後7日目に気胸再発し再手術となった.初回と同じ下葉S10の瘻孔からリークがあり,瘻孔を縫合閉鎖し,更に広背筋...

    DOI Web Site 医中誌

  • 四肢すべてに波及した重症軟部組織感染症の1例

    岩元 俊樹, 善家 雄吉, 濱田 大志, 栗之丸 直朗, 弓指 恵一, 岡田 祥明, 永吉 信介, 酒井 和裕, 酒井 昭典 整形外科と災害外科 66 (1), 1-4, 2017

    ...より壊死性筋膜炎の疑いで当院に救急搬送された.初診時,両前腕から手背に水疱形成を認め,特に右手部は軟部組織の腫脹,変色が急激に進行した.また,右膝関節痛と腫脹を認め,四肢壊死性筋膜炎,toxic shock-like syndrome,敗血症性ショック,右膝化膿性膝関節炎の診断で抗菌薬の投与,複数回の洗浄・デブリドマン,NPWTを行い,感染の沈静化後,両上肢の軟部組織欠損に対し,腹壁有茎皮弁,遊離広背筋皮弁術...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 乳がん術後に発生した胸壁デスモイド型線維腫の2例

    徳久 陽一郎, 佐々木 裕美, 永野 聡, 瀬戸口 啓夫, 天辰 愛弓, 小宮 節郎 整形外科と災害外科 66 (3), 627-630, 2017

    デスモイド型線維腫は,軟部腫瘍のうち約3%を占める比較的まれな軟部腫瘍である.病理学的には線維芽細胞の増殖を特徴とし,遠隔転移はきたさないものの局所浸潤性に発育するのが特徴である.デスモイド型線維腫の発症誘因として外傷や先行する手術が挙げられ,また女性ホルモンとの関与も示唆されている.またその治療法も経過観察から薬物療法,手術療法,放射線治療と様々なものが報告されているが,いまだ確立していないの…

    DOI Web Site 医中誌

  • 顔面神経機能再建の進歩と将来

    多久嶋 亮彦 日本耳鼻咽喉科学会会報 120 (2), 97-103, 2017

    ...しかし, この方法は治療期間が長くかかるため, 1990年代後半より広背筋を用いた一期的再建術が主流となっている. さらに最近では, 移植筋の動きがより大きくなるように, 動力源としての神経を2つ選択し, 二重支配を受ける筋肉移植術を行い始めている.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • 重度下腿開放骨折下肢切断においてspare parts surgeryを用いて膝関節を温存し得た1症例

    新井 学, 土田 芳彦 日本外傷学会雑誌 31 (1), 31-35, 2017

    ...下肢切断を余儀なくされる場合,膝関節を温存できるか否かは機能予後に大きな影響を与える.重度下腿開放骨折における下腿切断術施行時にspare parts surgeryを行い,膝関節を温存し得た症例を報告する.症例は39歳,男性,左下腿開放骨折(AO41-C2,GustiloⅢB)であり,受傷後9日目に近医より紹介転院となった.膝関節近傍に分節状骨欠損と皮膚軟部欠損を認め,転院4日目に骨接合術と遊離広背筋皮弁...

    DOI 医中誌

  • 体幹側背部筋群の選択的収縮が体幹偏位および体幹左右荷重比に及ぼす影響

    笹川 健吾, 荒牧 隼浩, 柿崎 藤㤗 理学療法学Supplement 2016 (0), 0705-, 2017

    ...筋収縮には電気刺激装置(プロテクノPNF PRIME)を使用し,広背筋・外腹斜筋・下後鋸筋への収縮を主とした位置へ電極を貼付した。統計学的処理は,体幹側方偏位量と体幹荷重比変化量を安静時と体幹側背部筋群の左右活動でそれぞれ対応のある<i>t</i>検定を用いて比較検討した。なお,有意水準は5%未満とした。...

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  • 脳損傷後片麻痺患者の歩行時における肩関節運動と肩甲胸郭間関節運動の動態計測

    大田 瑞穂, 青木 淳, 市原 克哉, 梶原 千尋, 菊池 尊徳, 金 賢志, 芝谷 淳, 中村 友紀, 濱田 春菜 理学療法学Supplement 2016 (0), 1005-, 2017

    ...先行研究では立脚後期から前遊脚期にかけて三角筋後部や上腕三頭筋・広背筋・僧帽筋などの活動が上昇し,屈曲した上肢を引き戻そうとする働きがあると考えられている。片麻痺患者において,それらの筋活動が乏しく肩関節伸展やSTJ内転が低下したものと考えられた。肩関節屈曲とSTJ上方回旋の低下に関しては,STJの初期位置が非麻痺側と比較して下方回旋位であったことが原因であると考えられる。...

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  • Schroth法に基づく運動療法を施行した特発性側弯症の2症例

    清家 慎, 美崎 定也 理学療法学Supplement 2016 (0), 0078-, 2017

    ...左側背部の皮膚,広背筋,肋間筋のストレッチング,Tri Lleタイプに適用される側臥位,座位でのエクササイズを実施した。介入期間は最初の3週間は週2回(1回40分)その後は週1回40分ずつ計24回介入した。</p><p></p><p>症例2は腰椎左凸を側屈させることに焦点を当てた。...

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  • 競泳選手の腰痛とドルフィンキック時の腰椎角度,筋硬度,関節可動域との関連

    北村 岳斗, 建内 宏重, 市橋 則明 理学療法学Supplement 2016 (0), 0022-, 2017

    ...筋硬度の評価には超音波画像診断装置Aixplorerのせん断波エラストグラフィー機能を用い,座位で肩関節,肘関節を90度屈曲し,内外旋中間位の肢位で,広背筋,大円筋,棘下筋,小円筋を,肩関節外転,肘関節屈曲90度で内外旋中間位の肢位で,大胸筋,小胸筋を,背臥位で腸骨筋,大腰筋を3回測定し,平均値を算出した。ROMの評価はゴニオメーターを用いて股関節伸展,肩関節屈曲を測定した。...

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  • 皮膚浸潤腋窩副乳癌切除後における上肢可動性確保のための広背筋皮弁再建

    矢野 正雄, 佐々木 建志, 後藤 哲宏, 北村 陽平, 西尾 乾司 日本臨床外科学会雑誌 78 (12), 2605-2608, 2017

    ...78歳,女性.他院にて皮膚浸潤腋窩副乳癌と診断されて手術目的にて紹介され,右腋窩局所広範囲切除,腋窩リンパ節郭清を行った.皮膚欠損が広範囲で術後の瘢痕拘縮が予測されたため,広背筋皮弁を用いて腋窩再建を施行し,上肢の可動性を確保した.術後6年半経過し,瘢痕拘縮や局所再発,遠隔転移を認めていない.局所広範囲切除,腋窩リンパ節郭清,広背筋皮弁再建は腋窩副乳癌の有用な術式であると考えられた....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 術前化学療法無効な局所進行乳癌に対し,胸壁合併乳房切除と広背筋皮弁再建を施行し,完全切除が得られた1例

    藤内 伸子, 杉谷 郁子, 大崎 昭彦, 佐伯 俊昭, 二反田 博之, 横川 秀樹, 長谷部 孝裕 日本外科系連合学会誌 42 (6), 923-929, 2017

    ...であった.左局所進行乳癌T4bN3M0 Stage Ⅲcの診断で,化学療法を施行した.EC療法3コースで,皮膚発赤は消褪し腫瘤は軽度縮小したが,4コース目が延期された1週間で腫瘤は急速増大した.DTX療法へ変更したが,PDとなった.CT検査では,EC療法で縮小した腫瘤は再増大し胸壁浸潤していたが,リンパ節腫大はなく,肺・肝転移もなかった.よって治癒切除を目指し,左胸筋合併乳房切除術,胸壁部分切除,広背筋皮弁再建...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献15件

  • O-071 投球障害肘を発症しない少年野球選手の身体機能特性

    齋藤 梨央, 仲島 佑紀 関東甲信越ブロック理学療法士学会 36 (0), 71-71, 2017

    ...調査項目は年齢、身長、体重、広背筋テスト、投球側・非投球側股関節自動屈曲角度、投球側踵殿部距離、片脚立位テスト、サイドジャンプ距離の計9 項目とした。サイドジャンプは実測値を身長で除した値を用いた。統計解析として肘痛発症の有無を従属変数、調査項目を独立変数として多重ロジスティック回帰分析(ステップワイズ法)を行った(p <0.05)。統計ソフトはR2.8.1を用いた。...

    DOI

  • 転移性肺腫瘍に対する胸腔鏡下手術後にポートサイト再発をきたした1 例

    菅野, 健児, 椎野, 王久, 永島, 琢也, 乾, 健二, 益田, 宗孝, Kanno, Kenji, Shiino, Kimihisa, Nagashima, Takuya, Inui, Kenji, Masuda, Munetaka 横浜医学 67 (1), 7-10, 2016-01-31

    ...したが,術後約1年後に左肺上葉に再度腫瘍が出現したため,胸腔鏡補助下左肺上葉切除術を施行し,大腸癌肺転移の診断となった.術後化学療法は施行しなかった.しかし,上葉切除術後約8か月に,CEAの上昇と左背部の胸壁に腫瘍を認めた.腫瘍は左上葉切除術の際のポートの位置と一致しており,PET-CTでも同部に集積を認めたことから,ポートサイト再発を疑い胸壁腫瘍摘出術を施行した.腫瘍は周囲の前鋸筋とともに摘出し,広背筋...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 両側上腰ヘルニアと右大腿ヘルニアに対して同時手術を施行した1例

    石田 隆, 篠崎 浩治, 寺内 寿彰, 古川 潤二 日本外科系連合学会誌 41 (5), 880-884, 2016

    ...<p>腰ヘルニアは,上腰三角(Grynfelt三角)あるいは下腰三角(Petit三角)と呼ばれる腰背部の解剖学的脆弱部位に発症する稀なヘルニアである.今回,非常に稀な両側上腰ヘルニアに右大腿ヘルニアを合併した1例を経験したので報告する.症例は60歳代の女性で,右腰背部膨隆を主訴に受診し,CTで両側上腰ヘルニアと右大腿ヘルニアと診断した.手術は全身麻酔下,腹臥位で開始した.第12肋骨下縁を皮切し,広背筋...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献3件

  • 胸部大動脈ステントグラフト内挿術後大動脈瘤感染に対し有茎広背筋弁を充填し救命し得た1 手術例

    菊地 浩輔, 溝口 裕規, 白川 岳, 淺田 裕司, 由谷 親夫, 吉龍 正雄 日本血管外科学会雑誌 25 (0), 133-138, 2016

    ...要旨:TEVAR(thoracic endovascular aneurysm repair)後大動脈瘤感染の頻度は少ないが,極めて予後不良である.今回,上行大動脈人工血管置換,頸部分枝バイパス術+ 2 期的TEVAR 後に発症した,グラフト留置部大動脈瘤感染に対し,ステントグラフトを除去することなく,大動脈瘤壁除去+ 有茎広背筋弁充填術を施行し,救命し得た1 手術例を経験したので報告する.症例は62...

    DOI 医中誌

  • 集学的治療を行った,肺アスペルギローマの1例

    富山 憲一 気管支学 38 (2), 96-100, 2016

    ...</b>73歳,男性.来院の3年余り前に,他院で非結核性抗酸菌症に対して,右上中葉切除が行われ,来院1年ほど前から右肺尖部の空洞内に菌球の出現を指摘されていた.来院1カ月前から左肺に浸潤陰影の出現を認め,低酸素の進行のため当院に入院となった.抗菌薬治療を行ったが改善せず,アスペルギルス特異的IgEの上昇を認めたことからABPAを疑い,ステロイド投与により改善した.その後空洞切開術+広背筋皮弁充填術を...

    DOI 医中誌

  • 体幹深層筋に対する運動療法が重量物持ち上げ動作時の筋活動量に及ぼす影響

    岩崎 和樹, 浅川 大地, 中川 和昌, 中澤 理恵, 坂本 雅昭 理学療法学Supplement 2015 (0), 0078-, 2016

    ...リフティング動作時の筋活動量は,右広背筋では30.4±10.3μVから24.1±9.1μV,左広背筋では34.4±10.3μVから22.7±8.5μVと両広背筋で介入後有意な減少(p=0.018)を認め,有意差はないものの右外腹斜筋以外の全筋で減少傾向がみられた。【結論】体幹深層筋に対する4週間の運動介入により,体幹表層筋の活動量は抑制されることが示唆された。...

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  • 上肢水平挙上位での体幹回旋運動と広背筋筋膜の滑動性の関連

    海沼 美咲, 浅田 啓嗣, 川村 和之, 永井 一企 理学療法学Supplement 2015 (0), 0335-, 2016

    ...体幹背部に起始を持つ広背筋は,上腕骨に付着するため上肢拳上を伴う体幹運動の制限因子となる可能性がある。近年,筋膜の滑動性低下が動作を制限することが報告されており,広背筋筋膜が回旋動作時の体幹や上肢の運動制限因子となることが予想される。本研究の目的は上肢水平挙上位での体幹回旋運動と広背筋筋膜の滑動性との関連を検証することである。【方法】研究1として上肢水平挙上が体幹回旋可動域に及ぼす影響を検証した。...

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  • 重度下腿骨開放骨折の理学療法について

    青野 達, 松垣 亨 九州理学療法士・作業療法士合同学会誌 2016 (0), 28-28, 2016

    ...術翌日より創内持続洗浄療法を開始、10日後に広背筋弁移植術、骨移植術、創外固定術(リング式創外固定器に変更)を施行。術後は広背筋弁の生着のため2週間の安静が必要であったが、その間は足関節尖足防止と下腿血流改善を主に理学療法を実施した。術後2週より1/3荷重を開始、術後10週より1/2荷重へ荷重量を増加させ荷重・歩行練習を継続した。...

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  • 05バ−25−ポ−19 上肢帯筋群の形態学アトラス

    小松 敏彦, 船渡 和男 日本体育学会大会予稿集 67 (0), 181_2-181_2, 2016

    ...<p> 本研究の目的は、上肢帯を構成する肩甲骨及び鎖骨に付着する20の筋(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋、三角筋、大円筋、広背筋、烏口腕筋、大胸筋、小胸筋、大菱形筋、小菱形筋、肩甲挙筋、前鋸筋、鎖骨下筋、肩甲舌骨筋、僧帽筋、胸鎖乳突筋、上腕二頭筋、上腕三頭筋)についての形態的特徴を示すことである。...

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  • 04生−25−ポ−22 水中レジスタンス運動中の主働筋の活動水準及び腹腔内圧

    木下 みき, 森山 進一郎, 金沢 翔一, 北川 幸夫, 沢井 史穂 日本体育学会大会予稿集 67 (0), 165_3-165_3, 2016

    ...大学女子競泳選手10名を被検者とし、水中(鎖骨水位、剣状突起水位)及び陸上において5種類のレジスタンス運動(レッグエクステンション;LE、レッグカール;LC、チェストフライ;CF、バックプッシュダウン;BP、ヒップアダクション;HA)を実施したときの大腿直筋、大腿二頭筋、大胸筋、広背筋、大内転筋の表面筋電図(EMG)と腹腔内圧(IAP)を測定した。...

    DOI

  • 成人横隔膜弛緩症に対する腱中心を温存した縫縮術(Transthoracic radial plication technique)

    月岡 卓馬, 高濱 誠, 中嶋 隆, 木村 通孝, 井上 英俊, 山本 良二 日本呼吸器外科学会雑誌 30 (7), 861-865, 2016

    ...techniqueを施行した.患者は79歳・女性.右横隔膜弛緩症による奇異呼吸を認めた.第7肋間前腋窩線に皮膚切開をおき前鋸筋をsplitし開胸した.肋間→横隔膜→フェルト→横隔膜→肋間の順に水平マットレス縫合を施行し骨性胸郭の外側で結紮することで腱中心を温存し周囲の弛緩した筋組織を縫縮・牽引し胸壁に固定した.腹側から側胸部にかけては第7肋間前腋窩線の創部から施行した.次に第10肋間背側に皮膚切開をおき広背筋...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献5件

  • 0.1%ピオクタニン水溶液洗浄が有効であったネフローゼ症候群合併有瘻性MRSA膿胸の1例

    直海 晃, 親松 裕典, 成田 久仁夫 日本呼吸器外科学会雑誌 30 (2), 159-163, 2016

    ...症例は39歳,男性.ステロイド治療中にネフローゼ症候群が悪化し,ステロイドミニパルス療法施行後に有瘻性膿胸を合併した.胸腔感染制御のため開窓術を施行したが,経過中に胸腔内よりMRSAを検出した.連日の包交で腔内の浄化に努め,有茎広背筋弁充填術による死腔閉鎖を施行したが,創部感染を併発したため洗浄を開始した.それでもなお,半閉鎖腔となった死腔のMRSA無菌化を得られず,殺菌作用を有する0.1%ピオクタニン...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献1件

  • 皮膚発赤で発見された後腹膜筋肉内膿瘍を伴う上行結腸憩室穿孔の1例

    佐藤 裕二, 高橋 昌宏, 後藤田 裕子, 宇根 良衛 日本腹部救急医学会雑誌 36 (1), 121-124, 2016

    ...CTで21.0×14.0×10.6cmの腹腔内外に連続する後腹膜気腫・膿瘍を認め,腸腰筋,腹横筋,内外腹斜筋,広背筋に及んでいた。回腸末端部から上行結腸の腸管壁肥厚と腹腔内肝下面に遊離ガスを認めた。腸管穿孔による後腹膜膿瘍,腹膜炎と診断,手術を行った。腹水は少量,上行結腸は短縮し強固な癒着があった。盲腸・上行結腸切除,回腸─横行結腸吻合と洗浄,ドレナージを行った。...

    DOI 医中誌

  • Sprengel変形再手術例の検討

    秋本 浩二, 西須 孝, 柿崎 潤, 及川 泰宏, 瀬川 裕子 肩関節 40 (2), 738-741, 2016

    ...整容的改善が目的のSprengel変形の再手術例3例を経験した.症例1,6歳で両側のWilkinson法を施行された女児,15歳時に両側肩甲骨内上角切除および翼状頚に対するW形成術を施行した.症例2,4歳でWilkinson法を施行された男児,16歳時に僧帽筋内の索状物の切離と肩甲骨内上角の切除を行った.症例3,5歳でGreen変法を施行された女児,10歳時にWilkinson変法と広背筋移行術を施行...

    DOI

  • 広背筋弁充填術を行った経胸骨柄アプローチの肺癌術後創感染・膿胸の1例

    星野 大葵, 石田 久雄, 平野 正満 日本臨床外科学会雑誌 77 (10), 2469-2473, 2016

    ...Transmanubrial approachは前方浸潤型Pancoast肺癌に対する標準的な術式の一つとなっているが,合併症に対する報告は少ない.われわれは78歳,男性の右上葉原発の前方浸潤型Pancoast肺癌(扁平上皮癌)に対し,化学・放射線療法後にtransmanubrial approachにより腫瘍浸潤のある胸壁,腕頭静脈とともに右上葉切除術を行った.しかし術後に創感染,膿胸を発症したため再手術を行い,有茎広背筋弁...

    DOI Web Site Web Site 参考文献7件

  • 肩関節疾患のリハビリテーション

    千田 益生, 堅山 佳美, 兼田 大輔 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 53 (12), 928-933, 2016

    ...<p> 肩関節の運動では,肩甲上腕関節,肩鎖関節,胸鎖関節,肩甲胸郭関節などの関節および肩峰下滑液包などが関与している.正常の可動域の獲得には肩甲上腕関節のみならず,肩甲胸郭関節,および脊柱の動きが重要である.肩甲上腕関節を動かす筋群としては,内在筋として肩腱板を形成する棘上筋,棘下筋,小円筋,肩甲下筋があり,外在筋としては三角筋,大胸筋,広背筋,大円筋などがある.肩関節のリハビリテーション(以下,...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 筋の起始と停止から作用を理解するための考え方入門

    川真田 聖一, 黒瀬 智之, 小澤 淳也, 榊間 春利 形態・機能 14 (2), 62-74, 2016

    ...具体的に説明するため、棘上筋、棘下筋、広背筋、肩甲挙筋、前鋸筋と中・小殿筋を取り上げ、起始と停止から筋の作用を理解する考え方を説明した。また、全身の各部位には機能が似た筋が集まって存在する傾向があり、これらの筋を筋群と呼ぶ。同じ筋群に属する筋は、起始あるいは停止が共通な場合や、支配神経が同じであることも多い(例:前腕前面の筋、下腿後面の筋、ハムストリングス、内転筋群)。...

    DOI 医中誌

  • 視覚障害に対する身体運動学的アプローチの効果を考える

    新井 恒雄 理学療法学Supplement 2015 (0), 0206-, 2016

    ...立位時筋緊張は右胸鎖乳頭筋,大胸筋,広背筋,左右上腕二頭筋に高緊張を認めた。関節可動域テストは立位時左肩関節屈曲100°,右足関節背屈5°以外の問題はなかった。立位姿勢の矢状面は,上下半身ともに左後方偏位,歩行は直進性を欠き本人にも自覚があった。頸部・体幹の筋緊張を整え維持するために足底板評価を行った。足底板直接評価中の裸足歩行で直進性の向上が見られた。...

    DOI 医中誌

  • 少年野球選手における投球障害肘の発症因子

    仲島 佑紀, 亀山 顕太郎 理学療法学Supplement 2015 (0), 1265-, 2016

    ...広背筋テストは両側の肘を合わせ,鼻の高さ以上に挙がるかをチェックするものであり,広背筋の柔軟性・胸郭の伸展動作などが関与する。これらの機能低下は投球動作における,いわゆる「しなり」を減弱させ肘下がりなどを惹起し,肘痛発症の要因となったと考える。...

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  • 骨盤挙上運動における腰方形筋の収縮性と第12肋骨位置変化の左右特性について

    本間 友貴, 柿崎 藤泰, 石塚 達也, 西田 直弥, 茂原 亜由美, 平山 哲郎, 泉崎 雅彦 理学療法学Supplement 2015 (0), 0561-, 2016

    ...計測項目は12ribとQL,脊柱起立筋群(ES),広背筋(LD),外腹斜筋(EOA)とし,超音波画像診断装置(EUB-8500,日立メディコ社)を用いて計測した。12ribとLDの測定位置は,上後腸骨棘を通過する腰椎長軸に並行な線と12ribの交点とした。QL,ESは第3腰椎レベルとし,EOAは同レベルの側腹部とした。...

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  • ジスキネティック脳性麻痺児一症例に対する立位保持装置の検討

    並木 裕美, 大石 智美, 岩橋 智史, 北原 エリ子, 北山 光俊, 伊澤 奈々, 田中 弘志 理学療法学Supplement 2015 (0), 0895-, 2016

    ...[薬物治療]BTX;4歳7ヶ月~5歳2ヶ月(部位;腰背筋,広背筋,大腿筋膜張筋,中殿筋,内外側ハムストリングス)25~50単位,計4回。NB;5歳9ヶ月より実施(坐骨,閉鎖神経)計2回施行[PT]1歳11ヶ月より当院外来PT開始。PT評価:寝返り・座位保持困難。頸部・体幹の右側への捻転を伴った伸展および右股関節屈曲内転の筋緊張亢進あり。姿勢変化や精神的興奮により増悪。...

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  • 非常勤形成外科医による乳房一次再建症例の検討

    野村 正, 榊原 俊介, 西藤 勝, 河野 範男, 橋川 和信, 寺師 浩人 Oncoplastic Breast Surgery 1 (2), 82-87, 2016

    ...再建手術を行ったのは28例30側で, 平均年齢は46.1歳, 再建術式は自家組織による再建19例19側 (有茎広背筋皮弁18例, 有茎横軸型腹直筋皮弁1例) , ティッシュエキスパンダー挿入が9例11側であった。形成外科の初診から手術までの日数は, 平均26.0±14.9日であった。電子メールの利用により連携は比較的スムーズであった。...

    DOI 医中誌

  • 有茎広背筋移行による肘屈曲再建術の治療成績

    加藤 直樹, 福本 恵三, 酒井 伸英 日本肘関節学会雑誌 23 (2), 318-321, 2016

    ...<p> 上肢の重要な機能である肘関節の屈曲機能を再建するため,bipolar transferでの有茎広背筋移行を行った3例の治療成績について報告する.症例1:20歳,男性.電車に衝突して右上腕の不全切断を受傷.受傷後7か月で肘の屈曲再建を行った.術後3年9か月で,肘屈曲120度,屈曲力はMMT4であった.症例2:50歳,男性.右上腕を換気扇に巻き込まれて肘屈筋群の挫滅損傷を受傷.受傷後5か月で手術...

    DOI 医中誌

  • P-024 左上腕骨近位端骨折後,拘縮肩を呈した一症例

    山下侑哉, 新田智裕, 宮本謙司 関東甲信越ブロック理学療法士学会 35 (0), 208-, 2016

    ...</p><p>【介入・結果】4 ヶ月間担当し,介入開始から2 ヶ月は肩甲上腕関節,肩甲胸郭関節に対する可動域訓練を中心に介入したが左肩関節可動域の大きな改善は認めなかった.そこで問題点を再抽出し,棘上筋・肩甲下筋下部線維・広背筋・大円筋の柔軟性改善,上腕骨頭の上方偏移の改善,肩甲帯周囲筋・腱板筋群、三角筋の筋力低下改善,関節包内運動の改善,隣接関節機能の改善を目的にアプローチを実施.またホームエクササイズ...

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  • 右残存肺全摘術後12年後に発生した晩発性気管支断端瘻の治療経験

    尾崎 良智, 井上 修平, 北村 将司, 上田 桂子, 藤田 琢也, 大内 政嗣, 花岡 淳 気管支学 37 (5), 532-536, 2015

    ...した晩発性気管支断端瘻は極めて稀である.症例.症例は70歳の男性で,30年前に肺結核のため右肺上葉切除を受けていた.12年前に右下葉原発肺癌(扁平上皮癌)のため右残存肺全摘術を施行され,術後再発なく経過していた. 2008年9月に咳嗽・発熱のため当院受診,胸部CTで右気管支断端瘻と診断された.気管支鏡下に瘻孔の閉鎖を試みたが再発したため,膿胸腔開窓術を施行した.約2か月間の包交処置を行い胸郭成形・広背筋弁充填術...

    DOI 医中誌

  • Composix meshを用いて修復した術後会陰ヘルニアの2例

    池田 温至, 粟根 雅章, 滝 吉郎 日本臨床外科学会雑誌 76 (2), 418-423, 2015

    ...<BR>症例(2):67歳,女性.巨大な肛門管癌に対し腹腔鏡下直腸切断術,左広背筋遊離皮弁施行.術後5カ月頃より座位時に臀部の違和感を生じるようになり,CTを撮影したところ,子宮筋腫が骨盤底に落ち込んでおり,会陰ヘルニアと診断.開腹下に子宮摘出および同メッシュにて骨盤底形成を行った.現在術後9カ月を経過したが,ヘルニアの再発は認めていない....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献11件

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