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検索結果 76 件

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  • 両面石器リダクションの事例(1) : 札滑型細石刃核に関連する石器群

    長沼, 正樹 論集忍路子 2 125-150, 2008

    北海道と本州島に所在する札滑型細石刃核をもつ石器群を比較した.北海道の石器群として,札滑型細石刃核を限定して組成し,両面石器リダクションによる剥片石器への素材供給だけが現れている上幌内モイ石器群と,複数の細石刃核型式や剥片石器への素材供給が複合して見える札滑石器群を設定した.本州島に所在する遺跡群として,“ 硬質頁岩” …

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  • 忍路・積丹半島の水底火山活動と岩盤崩壊

    岡村 聡, 永田 秀尚 地質学雑誌 113 (Supplement), S93-S102, 2007

    本コースでは,小樽から積丹半島東海岸に分布する多様な水底火山噴出物を見学し,それらの産状観察から海底火山活動の定置環境や噴火機構について考察する.これらは新第三紀中新世に活動した玄武岩,安山岩,流紋岩の多様な岩石種からなり,変質作用や変形をほとんど受けていない.特に玄武岩質マグマの噴出による枕状溶岩や溶岩噴泉によって降下堆積した水冷スパッターの産状など,浅海下で生じた火山噴火の定置環境の復元が可…

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  • 日本列島における更新世終末期の考古学的研究 縄文文化起源論と旧石器終末期研究の学説史に着目して

    長沼,正樹 論集忍路子 1 57-73, 2005-09-19

    日本列島における更新世終末期の考古学的研究は,史的唯物論と自国の一国史を前提に,旧石器時代から縄文時代への変化を明らかにするとの課題を立て,日本の外部からの新文化の伝来なのか,それとも内部で自発的に展開したのかという問題構成を軸に進められた。縄文文化起源論の形をとる外来説は大陸文化の波及を強調し,一方で旧石器終末期編年の形をとる内在説は,石器の変化に狩猟具の発展を認めようとした。やがて戦前の旧石…

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  • 木質・セメント成型体の海藻礁としての効果(1)

    堀江 秀夫, 菊地 伸一, 阿部 龍雄, 清水 光弘, 小川 尚久, 東 智則 林産試験場報 17 (3), 1-7, 2003-05

    ...木質・セメント成型体を用いた小型の海藻礁試験体を製造し、1998年に北海道日本海南西部の忍路湾内に設置した。この試験体の海藻現存量を調査することにより、木質・セメント成型体の海藻礁としての効果を検討した。その結果、表面に凹凸がある木質・セメント成型体は、表面が平滑なコンクリートよりも大型有用海藻の着生に効果があることが明らかとなった。...

    日本農学文献記事索引

  • 木質・セメント成型体の海藻礁としての効果(2)

    堀江 秀夫, 竹花 邦夫 林産試験場報 17 (3), 8-16, 2003-05

    ...海藻現存量調査では、平滑なコンクリート表面よりも大型有用海藻の着生が明らかとなり、忍路湾内の結果と同様の成果が得られた。しかし、木質・セメント成型体部の基質が自然に崩壊して更新されている状況は認められず、今後も成型体部の観察を継続する必要がある。...

    日本農学文献記事索引

  • 忍路湾における沿岸水温と栄養塩の関係

    中多, 章文, 八木, 宏樹, 宮園, 章, 安永, 倫明, 川井, 唯史, 飯泉, 仁 北海道立水産試験場研究報告 = Scientific reports of Hokkaido Fisheries Experimental Station (59) 31-41, 2001-03

    ...これらのことから,忍路湾においてホソメコンブの現存量変動に関係する水温変動には,栄養塩類の変動も伴っているといえる。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献4件

  • 北海道産多毛類に寄生する2種のグレガリナ

    星出 一巳 動物分類学会誌 37 (0), 45-53, 1988

    ...北海道忍路で採集した2種類の多毛類に2種類のグレガリナが寄生していた.その中の1種Lecudina attenuataを再記載したが,ガメトシストの時期は今回初めて観察されたものである.他の1種はLecudinidae科に属するが,この科のどの属の特徴とも一致しないため,新属新種Loxomorpha harmothoeとして報告した.この種は現在までに多毛類から報告されているグレガリナ類の連接体とは...

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  • 日水産カイヤドリヒドラ類の交配能力と単為発生

    久保田 信 動物分類学会誌 35 (0), 6-18, 1987

    ...静岡県清水産Eugymnanthea inquilina japonicaの雄と北海道忍路産Eutima japonicaの雌との間で行った13例の交配実験のうち,少なくとも1例で刺胞と内胚葉をもち繊毛で遊泳する幼生,プラヌラが生じた.一方,同E.i.japonicaの雌と北海道忍路および宮城県松島産E.japonicaの雄との間で行った計38例の交配実験では,プラヌラは生じなかった.同E.i.japonica...

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  • エダクラゲ Bougainvillia bitentaculata UCHIDA, 1925の変態

    久保田 信, 山田 真弓 動物分類学会誌 24 (0), 13-18, 1982

    ...1977年から1981年の間に,北海道忍路でエダクラゲBougainvillia bitentaculataを4個体採集した.これらのうち,1個体の幼水母(採集時,傘径0.75mm,傘高0.63mmで3本の傘縁触手と4本の分枝しない口縁触手を有する)を退化がおこるまでの83日間飼育し,その変態過程と成水母の刺胞を調べた.幼水母は飼育後11日で成熟し,この時傘径1.44mm,傘高1.25mmで,口柄支持柄...

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  • 北海道産モノセリス科渦虫の1新種

    田近 謙一 動物分類学会誌 21 (0), 1-9, 1981

    ...西太平洋域では初めて北海道西岸忍路湾で採集されたMonocelididae科の渦虫の中からArchimonocelis itoi sp. n.が記載された。本種は以下の二つの特徴において同属既知6種と明瞭に区別されうる。1)クチクラの交接器官は漏斗管だけであり,一切の針状構造を欠く。2)膣孔が対をなして,しかも雄の生殖孔の後方に位置する。...

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  • 忍路産介形類Cytherois属2新種について

    蛭田 真一 動物分類学会誌 12 (0), 24-33, 1976

    ...忍路産介形類,Cytherois属2新種の報告。1. Cytherois sargassicola n. sp. 体長0.7mm位。殼は薄く,亜三角形。黄位地に黒色の帯が殼中央を占る。第2触角内肢第3節前縁に1本刺毛あり。第1歩脚第2節末端の刺毛は雄の方が雌よりも長い。SCHORNIKOV, 1974報告のC. violaceaと形態が酷似する肌体長,体色,交接器の構造等の相違で区別できる。...

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  • 日本で初記録のダウリアチョウザメ

    尼岡 邦夫, 仲谷 一宏 魚類学雑誌 22 (3), 164-166, 1975

    ...1974年10月から1975年5月の間に, 北海道を取りまくオホーツク海 (猿払), 太平洋 (南茅部) および目本海 (忍路) の3海域の沿岸から4個体のダウリアチョウザメが捕獲された....

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  • 日本ニ産スル所謂 <i>Dilsea edulis</i> ニ就テ

    時田 郇 植物学雑誌 57 (674), 93-97, 1943

    ...著者ハ北大附屬忍路臨海實驗所附近ニ産スル成熟シタ個體ニ就キ觀察シタ所ヲ, 歐洲ノ學者ノ <i>Dilsea edulis</i> ニ關スル記載並ニ圖説ト比較シ兩者ノ間ニ大キナ差異ノ存スルコトヲ發見シタ。最モ重ナ差異ハ四分胞子形成ノ樣式ニ存シ, <i>Dilsea</i> デハ皮層組織ノ内部ニ介生的ニ出來ルニ對シ, あかばデハ皮層ノ内部ノ細胞カラ側枝トシテ形成サレ介生的デナクシテ頂生的ニ出來ル。...

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