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検索結果 88,670 件

  • キャリア構成理論の教育への応用による学生の自己構成プロセスに関する探索的研究

    勝又 あずさ, 河井 亨 日本教育工学会論文誌 advpub (0), 2024-07-20

    ...<p>本研究の目的は,大学のキャリア教育へのキャリア構成理論の応用による,学生の自己構成プロセスを探索的に検討することである.対象の授業にキャリア構成インタビューを実装し,学生19名の授業8回の記述データをM-GTAを援用し分析した結果,5カテゴリー・21概念が生成された.学生は,授業のながれに沿って次の4つのカテゴリー,【1.LCへの問題意識と関心】,【2.経験の認識と納得】,【3.自己のLCの理解...

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  • 2021年度RI利用者アンケート調査報告書

    (公社)日本アイソトープ協会理工・ライフサイエンス部会RI利用推進専門委員会 RADIOISOTOPES 73 (2), 147-159, 2024-07-15

    ...<p>日本アイソトープ協会理工・ライフサイエンス部会RI利用推進専門委員会は,利用者の意識調査及び今後のRI製造者との橋渡しに向けた基礎調査を目的とし,2021年度にRI利用者アンケート調査を実施し,164名から回答を得た。本資料では,各専門分野における使用核種や量,また今後使用したい核種などの調査結果をまとめ,今後のRI利用推進に向けた考察を述べた。</p>...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 宇宙安全保障とは何か?

    橋本 靖明 日本航空宇宙学会誌 72 (6), 200-205, 2024-06-05

    ...においてもまた先導役となっていたのである.冷戦構造終了によってロシア(旧ソ連)の宇宙活動能力が低下する中,代わって米国に拮抗しようと台頭したのは中国であり,安全保障部門と一体化した宇宙活動を急速に推し進めている.日本はこうした米国,ロシア,中国とは異なり非軍事目的に限って宇宙活動を行ってきたが,1998年のいわゆるテポドンショックなどを受けて方針を変更,さらに2008年の宇宙基本法成立以降,安全保障も明白に意識...

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  • Webシステムを活用した異校種理科授業研究の可能性と課題

    稲垣 佑, 隅田 学 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (5), 33-36, 2024-06-01

    ...と,小中連携に対する意識に関するものであった.その結果,多くの教員が授業研究の必要性や小中連携の必要性を感じている一方で,校内の業務からそれらの実施に困難を感じていることも分かった....

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  • 香川大学の数理・データサイエンス・AIリテラシープログラムにおける4年間の授業評価アンケート分析

    藤澤 修平, 林 敏浩, 藤本 憲市, 後藤田 中, 高橋 尚志 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (5), 47-52, 2024-06-01

    ...>本研究では,香川大学の数理・データサイエンス・AIリテラシープログラムにおける2020年度から2023年度までの4年間の授業評価アンケートの自由記述を計量テキスト分析により分析し,学生の期待と評価の変化,およびその構造を明らかにすることを試みた.事前アンケートの分析からは,学生が本講義に対してデータサイエンスやAIに関する知識やスキルの習得を強く期待しており,これらを将来の社会で活用したいという意識...

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  • 短期大学看護学生の「文章表現」科目における意識調査

    見尾 久美恵 リメディアル教育研究 18 (0), 59-68, 2024-06-01

    ...<p>短期大学看護科の「文章表現」科目の履修者を対象に,授業の意義や教育効果を検証することを目的として,授業前後における自身の成長に関する意識を11項目の観点からアンケートにより調査し,Wilcoxonの符号付順位検定により対応のある検定をおこなった。さらに,2編の小論文の成績を目的変数として,アンケート評価点を説明変数とした重回帰分析とCS分析をおこなった。...

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  • 光ニューラルネットワーク

    砂田 哲 応用物理 93 (6), 336-341, 2024-06-01

    ...<p>コンピューティング需要の爆発的な増大とニーズの変化に伴い,ポストムーア時代を意識した革新的なコンピューティング技術の開拓が進められている.その中に,先端的なフォトニクス技術に基づくニューラルネットワークの研究があり,高性能かつ低消費電力なAIアクセラレータへの展開が期待されている.本稿では,光ニューラルネットワークの特徴や最近の研究動向を紹介しつつ,今後の展望について述べる.</p>...

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  • 我が国の稀少野生動物に着目した生物多様性保全教育の観点

    三宅 志穂 日本科学教育学会研究会研究報告 38 (5), 37-42, 2024-06-01

    ...この成功を導く鍵のひとつは,私たち一人ひとりが自分も生物多様性の保全に関わる当事者であることを意識できるようなテーマを発掘して,教育プログラムあるいは教材開発に応用し,その普及を目指すことであろう。本研究では,生物多様性が評価され, 2021年に世界自然遺産に登録された「奄美大島,徳之島,沖縄島北部及び西表島」に着目して,そこに生息する野生動物をモチーフとする生物多様性保全教育テーマを探究する。...

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  • 血液浄化療法が有効であったカルバマゼピン中毒の一例

    中島 靖浩, 永樂 学, 榊原 真子, 山荷 大貴, 香月 姿乃, 前田 敦雄, 大宮 信哉, 佐々木 純, 林 宗貴, 土肥 謙二 日本急性血液浄化学会雑誌 14 (2), 93-96, 2024-06-01

    ...意識障害で救急搬送され,痙攣と徐脈,ショックを呈し人工呼吸管理となった。入院翌日にCBZ中毒と診断され持続的血液濾過透析(continuous hemodiafiltration:CHDF)を3日間行いその後HDFを実施した。HDF開始に伴いCBZの血中濃度は中毒域より低下,意識障害の改善も認めた。Day 14に抜管,day 25に退院となった。CBZ中毒に対してDHPが有効であるとされてきた。...

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  • 高齢者施設で園芸療法を導入し継続するためのコツ

    三宅 優紀, 岩田 美幸 作業療法の実践と科学 6 (2), 52-61, 2024-05-31

    ...本研究の目的は高齢者施設への園芸療法導入・実践のコツについてインタビュー調査を通して質的に解明することである.高齢期分野で園芸療法実践を行っている園芸療法士を対象とした.研究デザインは,構造構成的質的研究法を用い,分析はSCATを用いた.結果,【園芸療法実践の基本戦略】が基盤となり,導入は【共作業で行う環境整備】,【目的を意識した園芸活動の選択】,【コスト削減対策】,【臨機応変な対応】の4つのコツが...

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  • 高等学校におけるプログラミング教育実践と生徒のモチベーションに着目した検証

    橋本 智明 情報教育 4 (1), 38-46, 2024-05-31

    ...本研究の授業は,高等学校において,プログラミングの授業実践を行った.そして,生徒の授業に対するモチベーションが授業の始めと終わりでどのように変化するのか,また,その変化に関連している事象を,SIEMアセスメント尺度を用いて検証した.検証結果から,生徒の授業に対するモチベーションは,授業構成や内容,わかりやすさなど生徒にとっての外的な部分は,関連が弱く生徒自身の意識や考えになどの内面が関連していることが...

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  • 専門学校生の衛生管理教育における知識と実施状況について

    加藤 久, 鈴木 敦史, 中川 等史 調理技術教育学会誌 6 (1), 49-59, 2024-05-31

    ...食中毒件数は減少しているが,衛生管理を意識して食中毒を出さないように務めることは飲食に従事する者として重要な責務である。そこで,本報告では,富山県のT専門学校での衛生教育の実情を紹介し,授業前後において学生の衛生教育における知識と実施状況について変化が見られたので考察を交えて報告する。...

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  • 糖尿病足病変ハイリスク患者は靴選びでどのようなことを意識しているのか

    上原 文恵, 高橋 良恵, 草間 恵里, 山口 大輔, 丹下 めぐみ, 河合 裕子, 駒津 光久 日本フットケア・足病医学会誌 5 (2), 92-98, 2024-05-31

    ...その結果, 【足に合う靴の着用】【用途に合わせた靴の着用】【足に合わない靴の着用による弊害】【失敗経験による意識変容】【フットケア外来から受けた療養支援】【既製靴を選ぶ難しさ】の6個のカテゴリーが示された. ハイリスク患者は, 足病変を予防するために自分の足に合う靴を着用したいと考えていたが, 市販靴の中から選ぶことに難しさを抱えていた....

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  • 初任者を対象としたFD・SD前後における仕事の価値認識の変化

    富岡 直美, 栢木 紀哉 日本教育工学会論文誌 48 (1), 207-216, 2024-05-30

    ...<p>本研究は,大学の社会的責任への意識を醸成するための教職協働初任者研修を再構築し,仕事の価値認識という内面の変化に着目して評価することを目的とする.インストラクショナルデザインのチェックリストを指標に,不足している5項目について改善を行った.仕事の価値認識を確認するための質問項目,研修方法による効果に関する質問項目をそれぞれ7問設定し,2020年度から2022年度に実施した研修の参加者を対象に,...

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  • プログラミング教材としてのコーヒーメーカーモデルの開発と評価

    山下 大吾, 谷田 親彦 日本教育工学会論文誌 48 (1), 179-190, 2024-05-30

    ...を行った結果,アルゴリズムを考えて表す授業の学習状況が良好で,対応する質問項目の回答が肯定的であった.また,ブロック化したパーツを適切な位置に取り付ける学習活動や,コーヒーメーカーの製品モデルを構成する一連の学習活動を含む授業計画に対して肯定的な意識を持ったと解釈できた....

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  • 学生アルバイトをめぐる外食チェーン店舗運営の日独比較

    田中 洋子 社会政策 16 (1), 159-171, 2024-05-30

    ...仕事内容や習熟・昇格過程は同じであるにもかかわらず、日本では学生アルバイトやパートに低賃金のままマネジャーの責任が任されるのと対照的に、ドイツでは、無期雇用のフルタイム正社員が8割前後を占め、企業内教育により長期的に店長へ昇格・昇給する内部昇進制がとられ、長期勤続で帰属意識が高い、あたかも「日本的雇用」が実践されていることを示す。...

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  • 医療保険制度における一部負担が受診行動に与える影響

    山地 恭子 社会政策 16 (1), 65-75, 2024-05-30

    ...そのため、自身の健康管理に対する意識が低く、受診行動につながりにくい。日本の医療保険制度はフリーアクセスだが、経済的困窮者にとって受診の機会が十分保障されていないと考える。</p>...

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  • 民間卓球コーチにおける顧客興味に依拠したレッスンの遂行方略

    杉山 昂平, 執行 治平 日本教育工学会論文誌 48 (1), 29-41, 2024-05-30

    ...たせる教育・学習支援面での技能がどのようなものかは明らかにされていない.そこで,本研究では技能の一端として,顧客興味に依拠したレッスンの遂行方略を明らかにした.首都圏を中心に事業を展開する卓球スクールに所属する一般コーチ・高業績コーチ10人を対象にしたインタビュー調査と主題分析の結果から,コーチは共通して「会話による目標志向の興味把握」「興味に応じた練習メニューと会話の調整」「サービス業としての職業意識...

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  • 体育授業における事前計画に対する教師の意識構造

    石塚 諭, 松浦 佑希, 阿部 隆行, 梅澤 秋久 日本教育工学会論文誌 48 (1), 273-284, 2024-05-30

    ...<p>本研究の目的は,小学校体育授業における事前計画に対する教師の意識構造を検討することである.教師へのインタビュー調査を基に35の質問項目からなる質問紙を作成し,209名の体育授業を担当する小学校担任教師に調査を実施した.その結果,体育の事前計画に対する意識構造は,「学びと指導と評価の一体化」「学びの状況に応じた即興的な思考」「計画立案における関係者との相談」「学習者の見通し」の4因子18項目で構成...

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  • 大学教員への反転授業設計を支援するワークシートの開発と評価

    澁川 幸加, 田口 真奈 日本教育工学会論文誌 48 (1), 1-16, 2024-05-30

    ...設定した.次に,大学教員が既存の授業科目1回分を反転授業へリデザインする状況で使用する「反転授業リデザインワークシート」を開発し,大学教員14名にオンラインワークショップの環境下で評価を依頼した.質問紙調査と成果物を分析した結果,教員はワークシートに魅力を感じ,A〜Cに関する開発要件がおおむね反映された授業設計ができたことが確認された.開発したワークシートは,導入目的や学習目標との整合性や連関性を意識...

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  • 繊維強化プラスチックの特徴

    平山 紀夫 日本歯科理工学会誌 43 (2), 87-92, 2024-05-25

    ...できないような性能を付与したり,特性を高めたりした材料である.特に,母材として樹脂,強化材として繊維を組み合わせた繊維強化プラスチック(Fiber Reinforced Plastics,FRP)は,耐食性に優れ,軽量で高強度・高剛性であるなどの特徴から,住宅・建築,スポーツ用具,自動車,航空・宇宙,医療分野など多岐に渡って用途展開されている.しかしながら,私達が日常生活のなかでFRPが持っている優れた特徴を意識...

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  • ニワトリにシロアリを含む飼料を給与して生産された鶏卵に対する消費者の喫食意思に影響を与える価値観や意識的要因の検討

    中村 颯一郎, 塚原 洋子, 長命 洋佑, 熊谷 元, 広岡 博之 日本畜産学会報 95 (2), 91-102, 2024-05-25

    ...<p>本研究では,ニワトリにシロアリを給与して生産された鶏卵およびシロアリに人間の健康に良い機能性成分が見つかったとの仮想情報を提示した場合の鶏卵に対する消費者の喫食意思とそれに影響する個人の価値観と意識的要因を明らかにした.Webアンケート調査を実施し,998名の回答者のデータを用いて,喫食意思に影響する要因を共分散構造分析によって明らかにした.分析の結果,嫌悪感とシロアリを給与することに対する好感...

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  • 働き方改革を意識し在院日数短縮を目指した鼠径ヘルニア手術クリニカルパスの改定

    村上 耕一郎, 津留 俊昭, 田中 成幸, 石田 美奈, 安藤 ひみ華, 森 愛梨沙, 清水 勇帆, 浦木 美里, 古谷 友梨佳, 谷田 京子, 東 里加, 龍田 健, 田中 久富 滋賀医科大学雑誌 38 (1), 14-17, 2024-05-23

    当院外科では所属する4名の医師による主治医制を採用している. 主治医不在時には他の医師が診察を行うが, 慣習的に主治医が退院判断を行っていたため術後在院日数が延長されている可能性があると考えた. 鼠径ヘルニア手術のクリニカルパスにおいて, 術後2日目に看護師が当日の診察担当医から退院許可をとるプロセスを導入した. 本研究の対象は, …

    DOI 機関リポジトリ HANDLE

  • 圧縮エアの使用量見える化による全員参加の省エネ活動

    佐藤 亮平, 加藤 健 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 103 (3), 276-278, 2024-05-20

    ...</p><p>①エア使用量を現状より細かい区分で測定</p><p>②測定結果をもとにマップ化(見える化)・分析し,全員参加で対策を立案・実施</p><p>③対策実施後,タイムリーに効果を見える化することでモチベーションアップ・意識向上</p><p>④実施した内容を「省エネ改善事例」にまとめて全社で共有し,同類機へ水平展開(横展)を図る </p>...

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  • AIに心は存在するのか?

    小笠原 義仁 こころの科学とエピステモロジー 6 (1), 60-67, 2024-05-15

    ...近代科学は数学を言語としていることにより特徴付けられるが、本研究では数学の中でも特にトポロジーを利用して、意識から世界が生み出される構造について議論している。それは、科学において失われた「私」を奪還するための闘いである。そこでトポロジーは、形態の概念を記述する言語としてだけではなく概念の形態(すなわち概念の概念)を記述する言語として利用されている。...

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  • 絵画教室と小学校における美術教育者の評価観の比較

    土屋 花琳 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 67-72, 2024-05-11

    ...<p>本研究では,美術教育に携わる教育者の評価に注目し,美術的・技術的・学術的な評価の観点を明らかにする.そこで,絵画教室講師と小学校教諭の2名にインタビューし,解釈的現象学的アプローチの方法に基づいて分析した.両者とも「社会」,とくに「生きる力」を意識しつつも,「学習」と「仕事」の目的達成と技能獲得において相違が見られた.一方で,経験や意欲など共通する評価観も見られ,教育実践者の複雑な実態が明らかになった...

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  • 授業の事後検討会でのチャット活用による教員の実態に関する事例調査

    堀田 雄大, 八木澤 史子, 三井 一希, 佐藤 和紀, 堀田 龍也 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 79-85, 2024-05-11

    ...<p>本研究では,教職経験の年数やチャットの活用経験といった,教員の属性によって,チャットの活用にどのような違いがみられるのか,教員の実態を把握することを目的とし,授業の事後検討会におけるチャットの活用に対する意識を調査した.1年〜30年の教職経験を有する72名の教員のアンケートの回答を分析した結果,チャットの活用により観察内容の共有ができた,関心事が深化したと捉えている肯定的な回答は教職経験の長短...

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  • チャットを活用した校内研修を経験してきた義務教育学校の教師への同僚性に関する意識調査

    伊藤 真紀, 佐藤 和紀 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 45-50, 2024-05-11

    ...<p>本研究は,義務教育学校において,チャットを活用した非同期・分散型の校内研修を経験してきた小学校・中学校の教師を対象に,同僚性に関する意識調査を行うことを目的とした.その結果,同僚性に関する12の質問項目のうち,回答の平均値が3.0を超えた質問項目が10項目あることが確認された.このことから,研修スペースの活用が,教師の同僚性の構築に一定の効果があることが示唆された.</p>...

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  • 大学生の新聞利用傾向とメディアリテラシー及び批判的思考力の関係

    上土井 宏太 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 165-170, 2024-05-11

    ...<p>本研究は,大学生の新聞に対する意識を明らかにするとともに,新聞の利用がメディアリテラシー及び批判的思考力への影響について明らかにした.新聞を定期的に読んでいる学生は29.5%であり,各種調査で報告されている値と近い値であった.メディアリテラシー,批判的思考力については,新聞を定期的に読んでいる,読んでいないに関わらず統計的な有意差は見られなかった.これは,新聞を有効活用できていない可能性や,他...

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  • 教育におけるデジタルツインを意識したSTEAM教材「PICAPICA-VR」の提案

    加地 泉美, 香山 瑞恵, 永井 孝, 舘 伸幸 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 185-192, 2024-05-11

    <p>本研究の目的はSTEAM教育での利用を想定したVR教材の開発である.提案教材では現実空間でイルミネーションの形を自由に創造し,仮想空間上でその発光パターンプログラムを作成する.プログラミング学習とそのスキルを応用した自己表現に取り組むことで教科を横断した知識の獲得を支援する.本稿では提案教材の機能について概観し,教材の評価結果と今後の開発方針について考察する.</p>

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  • 療育施設入園前後における環境から受ける母親の育児意識の変容

    森近 森近 関係性の教育学 23 (1), 75-86, 2024-05-01

    ...<p>A県の通所療育施設において,自由参加として子どもを施設に通わせる母親に広く,育児環境における意識調査が行われ,収集した無記名の調査結果を施設長から受け取り分析の依頼を受けた。本稿では,意識調査から障害児が療育園に入園することにより,障害児をもつ母親の育児に関する環境から受ける入園前後での状況の変化に伴う育児意識の変容を明らかにすることを目的とした。...

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  • APAC Trusted Media Summit 2023 報告

    塩﨑 隆敏 放送研究と調査 74 (5), 96-102, 2024-05-01

    ...一方で,ファクトチェック団体の財政状況は厳しく,いかにして維持していくかという問題意識も分かち合っていた。さらに若者を対象にしたメディア・リテラシーを向上させる活動にも参加者から注目が集まっていた。...

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  • 急激な経過を辿り救命できなかった腸炎ビブリオによる壊死性筋膜炎の1例

    中山 美里, 中山 雄二朗, 前田 将, 具嶋 泰弘, 前原 潤一 日本臨床救急医学会雑誌 27 (2), 112-116, 2024-04-30

    ...<p>65歳,男性が発熱,意識障害のため救急搬送された。来院時はショックで,右下肢痛を訴え,患部に紫斑と水疱形成が認められた。重症軟部組織感染症として緊急入院し,メロペネム,バンコマイシン,クリンダマイシンの投与を開始した。Finger testが陽性であり,直ちに右下肢切断術を施行した。術後は集学的全身管理を継続したが,紫斑が全身に拡大し第3病日に死亡した。...

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  • 髄膜脳炎を合併した日本紅斑熱の1例

    中山 美里, 尾崎 諒吏, 具嶋 泰弘, 前原 潤一 日本臨床救急医学会雑誌 27 (2), 108-111, 2024-04-30

    ...<p>75歳,男性が意識変容と全身の発疹,発熱のため受診した。7日前に山中で右下腿を虫に刺され,黒色痂皮が付着していた。血液検査で炎症反応上昇と肝腎機能障害,DICを認め,リケッチア感染症を疑いミノサイクリン投与を開始した。入院後に意識障害が増悪し,髄液検査では単核球優位の細胞数増加と軽度の糖低下を認めた。...

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  • 地方に生きる若者たちの現在――新しい公共・新しい働き方・新しい家族?――

    阿部 真大 家族社会学研究 36 (1), 64-72, 2024-04-30

    ...するクリエイティブ層=ローカルクリエイティブに注目が集まっている.彼らは脱–組織人的な「新しい働き方」を実践しており,今後,彼らの「サブカルチャー」がローカルな文化を代替していく可能性は高い.しかし,そのことが家族の変容を伴うとは限らない.本稿では最後に,近代家族的な性別役割分業の解体へとローカルクリエイティブたちの文化が向かうか否かを検討する.鍵になるのは,産業構造と働き方の変化とグローバルな人権意識...

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  • 若者の地方暮らしから考える新時代の家族:特集への招待

    永田 夏来, 荒牧 草平 家族社会学研究 36 (1), 59-63, 2024-04-30

    ...社会設計を行うことで生活の質が必ずしも悪化しない可能性が考慮できると論じた.ただしこれらの変化が伝統的な性別役割分業の解体や家族構造の変化に直結しているとはいえない点に留意が必要である.両氏の議論は機会を求めて都市へ移動する若者を前提とした研究者側のモデルを解体するものであり,高度経済成長期においてみられた人口移動を前提とした社会モデルについて再考をうながすという視点も持ち合わせている.このような問題意識...

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  • ポストアーバン化時代の地方暮らしと「移動する地域」

    轡田 竜蔵 家族社会学研究 36 (1), 73-88, 2024-04-30

    ...移動する地域」の枠組みが重要になっている.この状況を筆者はポストアーバン化時代とよんでいる.本稿では,ポストアーバン化時代の地方暮らしが,若い現役世代においてどのように認識されているのかについて,筆者が関わった調査データから考察する.人口減少が進む地域では,「移動する地域」を生きるUターン層や転入者の比率が高くなっており,こうした層が新たな地域の公共性の担い手になっている.ただし,移動の乏しい層との意識...

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  • 4-1. インクルーシブ教育と医学部シンドローム

    福場 将太 医学教育 55 (2), 89-94, 2024-04-25

    ...それは, 医学生は医者になるのが当然, そして医者は五体満足であるのが当然という意識である. この意識は長きに渡って日本の医療界を支えてきた. しかし一方で医療界を閉鎖的にしてしまったことは否めず, 今なお医学生たちに人間性を蝕むいくつもの症候を引き起こしている....

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  • 急性期病院の看護師に対する認知症看護実践能力育成プログラムの多施設ランダム化比較研究:パーソン・センタード・ケアと認知症の種類別プログラムの比較

    鈴木 みずえ, 金盛 琢也, 内藤 智義, 稲垣 圭吾, 吉村 浩美, 御室 総一郎, 酒井 郁子, 澤木 圭介, 松下 君代, 佐々木 菜名代, 石原 哲郎, 大庭 富美子, 石垣 香ほり, 河島 智子, 八木 純, 寺田 千尋, 池田 千枝子, 達家 好美, 杉村 ますみ, 山梨 美鈴, 内田 聡美, 下山 美穂, 宮城島 知弘, 鈴木 美佳 日本老年医学会雑誌 61 (2), 204-217, 2024-04-25

    ...<b>結論:</b>看護師に対するパーソン・センタード・ケアのプログラムでは,認知症に関する知識や倫理的感受性の尊厳の意識の改善が示唆された.また,認知症の種類別プログラムでは,医学的な知識や認知機能と本人に合わせた独自性のあるケアに対して有意な効果が示唆された.今後,看護実践におけるケアの質としての身体拘束率のアウトカム評価が必要である.</p>...

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  • 当院における脳波検査の緊急報告について

    津藤 有子, 若杉 志穂, 杉山 嘉史, 海老名 俊明, 廣瀬 春香 医学検査 73 (2), 205-214, 2024-04-25

    ...非けいれん性てんかん重積56症例のうち21例で意識障害の改善が確認されたが,死亡が12例であり,23例に改善はみられなかった。加えて,設定した緊急報告値以外にも医師が予測していなかった患者の状態や波形を報告したことで,患者のQOLが維持された事例があった。今回の調査により脳波検査の緊急報告は,患者への早期治療介入および神経学的予後改善に貢献できる可能性があると考えられた。</p>...

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  • ISO 15189の要求事項に適応した機材管理システムの構築と評価

    三宅 雅之, 飯尾 耕治, 池田 亮, 東影 明人, 大塚 文男 医学検査 73 (2), 316-322, 2024-04-25

    ...RDB構築にあたってISO 15189の要求事項を過不足なく管理できることを意識し,なおかつ変更履歴を容易に確認できるようにするため一部のテーブルでは世代管理の仕組みを取り入れた。構築した機材管理システムは2019年6月から運用開始し,これまで複数回のバージョンアップを繰り返しながら稼動している。...

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  • IT企業の女性管理職が少ない構造要因とマネジメント課題の分析

    平田 貞代 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 103-119, 2024-04-20

    ...その主な理由として、女性は責任を負いたくないという後ろ向きの意識がある、という指摘がある。産業別に比較すると、IT産業は険作業、重作業は殆ど無く、資格や経験による技能が重視されるため評価の性別差は比較的少ないにもかかわらず、女性管理職比率は他の産業に比べて高くない。そこで、本研究では、IT企業における女性管理職が少ない原因について実態調査に基づき分析を行った。...

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  • がんゲノム医療を受ける患者の看護と看護師の死生観との関連

    林 真紀子, 山田 忍 日本看護研究学会雑誌 47 (1), 1_61-1_72, 2024-04-20

    ...<p>目的:がんゲノム医療を受ける患者は標準治療がない,もしくは終了した状態にあり,死を意識する病を抱える状況にある。そのような患者の看護と,死を意識する病を抱える患者の看護に必要とされる「看護師の死生観」との関連を明らかにすることを目的とした。...

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  • 神経症状を契機に診断された傍腫瘍性神経症候群関連抗体陽性の小細胞肺癌の2例

    岡崎 優太, 吉岡 弘鎮, 上硲 敬介, 奥野 祐希子, 中西 健太郎, 生駒 龍興, 竹安 優貴, 勝島 詩恵, 山中 雄太, 倉田 宝保 肺癌 64 (2), 124-132, 2024-04-20

    ...</b>63歳.女性.意識障害で救急搬送となった.画像検査では,意識障害の原因は特定できなかった.その後,胸部に増大傾向の腫瘤を認めた.精査の結果,限局型小細胞肺癌に伴うPNSの診断となりシスプラチンとエトポシド,加速過分割照射で治療を開始した.神経症状は治療奏効により改善し,PNS関連抗体の低下を得られた.<b>症例2....

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 進行・再発非小細胞肺癌初回治療選択時の説明に対する患者・医師への意識調査:患者の希望と医師の認識の相違

    中川 和彦, 長谷川 一男, 米澤 晴美, 三浦 萌実, 谷澤 欣則, 松井 朋子, 大佐賀 智, 江夏 総太郎 肺癌 64 (2), 70-82, 2024-04-20

    <p><b>目的.</b>進行・再発非小細胞肺癌患者および診療医を対象に,初回治療選択時の説明の実態・認識を明らかにする.<b>方法.</b>患者・医師にオンライン調査を実施し,設問ごとに要約統計量を算出した.<b>結果.</b>患者182名(年齢中央値55歳,女性64%),医師217名から回答を得た.患者と医師の認識に相違が認められ,「治療法の説明を受けて理解を深めたい」,「治療の可能性を知っ…

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 上下顎骨切り術での術中オンダンセトロン塩酸塩水和物投与の術後悪心・嘔吐予防効果

    藤岡 瑛美, 花本 博, 髙津 芙美, 森田 弥生, 木村 里咲, 柳樂 拓夢, 丹羽 均 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 106-113, 2024-04-15

    ...postoperative nausea and vomiting:PONV)の発生率が高く,プロポフォールによる全静脈麻酔で管理しても残存している.われわれは,全静脈麻酔で管理した上下顎骨切り術でのPONV発生率を,オンダンセトロン塩酸塩水和物投与の有無で比較した.2020年4月から2023年3月までにプロポフォールによる全静脈麻酔で上下顎骨切り術を受けた患者を対象とした.年齢,性別,肥満度,手術時間,出血量,意識下挿管...

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  • ADPを用いた乳児の栄養アセスメント

    山岡 大志郎, 中野 有也 外科と代謝・栄養 58 (2), 65-69, 2024-04-15

    ...特に低出生体重児では生下時から筋肉量が少なく, 出生後の成長によって体脂肪が蓄積しやすいことが知られており, 乳幼児期に栄養状態や成長を評価する際には体組成(成長の質)を意識することが重要である. 体組成を評価する方法は限定的であり, 体重, 身長, 頭囲やそのSDスコアのバランスをみて体組成を推測する間接的な評価方法が臨床では一般的である....

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  • 小児麻酔の実際

    名和 由布子 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 136-140, 2024-04-15

    ...<p> <b>【要旨】</b> 日常診療の対象は成人が圧倒的に多く,小児医療に関わる医療者も成人に比べると少なく,さらに周術期管理となると職種にかかわらず苦手意識をもたれがちである.小児は成長や発達の過程にあり,麻酔に際して成人とは異なる配慮が必要である.歯科麻酔と小児麻酔はその対象となる患者背景や麻酔管理に関していくつもの共通点がある.小児症例の多い施設であっても,その周術期管理や麻酔方法は施設により...

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  • デジタルトランスフォーメーションの推進に影響を与える組織文化の要因

    河村 智行, 野口 晴康, 鷲谷 佳宣, 当麻 哲哉 情報処理学会論文誌 65 (4), 875-886, 2024-04-15

    ...」,「DX推進組織の独立性と協業」,「DX推進組織のメンバの意識と特性」,および「DX推進組織の能力」が相互に影響を与えながらDXの推進に影響を与えていることを明らかにした.これらの要因の影響を考慮して改善を進めることで,企業は効率的にDXを推進できると期待する....

    DOI 情報処理学会

  • 認知バイアス

    川合 伸幸 作業療法 43 (2), 159-163, 2024-04-15

    ...<p>自分は合理的で正しい判断をしていると誰もが信じている.しかし,さまざまな要因によって無意識のうちに判断が歪むことがある.認知バイアスとして知られる認知・判断のバイアスは,いまでは100種類以上もあるとされる.経験を積めば,そのようなバイアスが減少すると考えるかもしれないが,むしろ経験を重ねたほうが顕著になるバイアスも存在する.日常のみならず治療の場面でも生じる認知バイアスを軽減するには,まず自身...

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  • 地域脱炭素実現に向けた基礎自治体のプロジェクト・プログラムマネジメント

    重藤 さわ子, 窪田 哲郎, 浦田 有佳里 国際P2M学会誌 18 (2), 80-98, 2024-04-05

    ...本研究では、この課題の背景を自治体でのP2Mのプロファイルマネジメントとプロジェクト・プログラムマネジメントの欠如と考え、本課題への対応を意識した自治体への支援を通じ検証し、その有効性を確認した。また、自治体への支援制度としても、地域脱炭素への総合的・専門的知見の観点での支援のみならず、自治体でのプロジェクト・プログラムマネジメント体制の構築支援が必要であることも指摘した。...

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  • 高速道路における ACC 機能の利用実態に関する分析

    石田 貴志, 大口 敬, 邢 健, 糸島 史浩, 舌間 貴宏, 阪本 浩章 交通工学論文集 10 (3), A_15-A_24, 2024-04-01

    ...<p>本研究では、近年における交通性能の経年変化の要因を考察するため、ACC 利用者を対象とした WEB アンケート調査を実施し、ACC 機能の利用実態や、ACC に対する意識の経年的な変化を分析した。...

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  • 当事者意識をもった課題探究学習につながる歴史授業開発 : 「近代の徴兵制」を事例に

    辻本 成貴 中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 64 7-14, 2024-04-01

    ...歴史学習において,生徒が歴史に対して当事者意識をもって学習することが課題とされてきた。歴史を科学的に探究する歴史学習がねらいとしてきたのは,生徒が国家政策や当時の社会構造を理解し,それらを説明する概念や法則,仕組みを解明することであった。しかしこうした歴史学習は一方で,生徒にとって歴史が自分とは離れたものであるという認識を形成するものであったと考える。...

    DOI 機関リポジトリ

  • ワイヤロープ設置区間の新たな接触事故対策が交通挙動に与える影響分析

    小野 ひかり, 柿元 祐史, 松戸 努, 浜岡 秀勝 交通工学論文集 10 (3), B_1-B_7, 2024-04-01

    ...具体的には秋田自動車道をフィールドとして、走行位置を明示させる「車線中央ドットライン」および「立体路面表示」を設置し、アンケート調査やビデオ調査により利用者意識や車両走行位置の変化を把握した。その結果、新たな対策を実施することによって、車線中央へ誘導する効果やドライバーの漫然運転を防止する効果が発現することを明らかにした。</p>...

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  • 海外の日本語学習者における自己表現と他者理解

    佐々木 瑛代 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 101-101, 2024-04-01

    ...しかし、学習者Aは、質問内容との連動による質問場面の位置づけ、学習者Bは、質問者という立場との連動による質問場面の位置づけにより、待遇意識の段階では敬語使用を選択しようという意思があったことがわかった。...

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  • 日本語学習者の内省と他者の視点から生じた待遇意識の変容に関する考察

    韋 夢瑶 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 102-102, 2024-04-01

    ...<p>待遇意識は、蒲谷(2013)において、「人間関係の位置づけをした上で,それをコミュニケーション主体自身がどう捉え,どのように待遇コミュニケーションにつなげようとするかという意識である」(p.37)と定義されており、待遇コミュニケーションを考えるための重要な枠組みの一つとなる。...

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  • ウェブ閲覧履歴の流出範囲を示唆するウェブ検索スニペットがプライバシー意識や検索行動に与える影響

    清水 勇祐, 大木 哲史, 山本 祐輔 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 140-154, 2024-04-01

    ...本論文では,ウェブ検索中のユーザに対し,ウェブページの閲覧履歴がどういった第3者(ウェブサイト運営者)にどの程度共有される可能性があるのかについての情報を提供するスニペットが,ウェブ検索ユーザのプライバシー意識や検索・閲覧行動に与える影響について分析を行った.オンラインユーザ実験の結果,実験協力者は単にトラッキングの有無を表示するスニペットよりも,提案スニペットの方が閲覧履歴の共有範囲を知る上で効果的...

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  • ブロッコリー根こぶ病対策の意思決定支援ツールの開発・実装―島原雲仙地域における根こぶ病発生の実態と対策の検証―

    大林 憲吾, 小池 聡, 田中 慶輔, 西崎 昌宏, 石津 直彦, 栗澤 傑, 楠本 亮也, 柳井 瑞帆, 渡邊 亘, 向島 信洋, 大川 英敏, 林 和昭 農業情報研究 33 (1), 44-58, 2024-04-01

    ...生産者圃場ごとの根こぶ病菌密度・診断結果類型(菌密度レベル)・土壌pH・診断結果・対処方法,等の項目を営農支援プラットフォーム「あい作」上のマップで確認できる.見える化ツールは,生産者である部会員とJAの営農指導員が,情報を共有しながら,営農指導員による根こぶ病対策指導の下,対策を実施することが可能である.見える化ツールの導入により,生産者の60.9%が見える化ツールの情報と営農指導に基づいた対策実施を意識...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 内省と他者の視点から生じた日本語学習者の待遇意識の変容

    韋 夢瑶 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 33-49, 2024-04-01

    ...学習者の内省と「他者」の視点から生じた意識の変容を明らかにする際、より詳細な意識を聞き出すために、インタビュー調査では、学習者の母語(中国語)と目標言語(日本語)による通訳を入れた。</p><p>結果として、以下の3点が得られた。①学習者は、内省を通し、コミュニケーションに対する理解を深めることができるが、そこには限界があり、ネガティブな感情が生じることもある。...

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  • 待遇コミュニケーションにおける「丁寧さ」に関する考察

    蒲谷 宏, アドゥアヨムアヘゴ 希佳子, 任 ジェヒ, 徳間 晴美 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 82-100, 2024-04-01

    ...</p><p>待遇コミュニケーションにおける「丁寧さ」を考えると、その基本的な枠組みとなる、【前提】―コミュニケーション主体―【場面】―意識―内容―形式のすべてにわたって関わるものであることがわかる。...

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  • プレゼン後のやり取りを活発にするために : 主体的に質問をすることのできる生徒を育てる

    香田 夏美 中等教育研究紀要 /広島大学附属福山中・高等学校 64 72-78, 2024-04-01

    ...その問題意識から,なにかしらの新しい情報に触れた際に,当事者意識を持って問いを立て,それを英語で表現することができる生徒を育てることを目標として単元を構成した。アンケートで生徒の抱える困難さを明らかにし,その困難さを解消するための指導を複数回行うことで,生徒は発表後の英語での質疑応答に慣れることができた。生徒の発話やアンケート結果から今後の課題についても考察する。...

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  • 新型コロナウィルス感染症パンデミックが教育に与える社会心理学的影響

    ナイト, ジェームズ 文化学園大学紀要 55 77-86, 2024-03-31

    ...このような要素の重要性を認識することは、高い自己評価と自負心を得る貴重な意識を持った多才な生徒を育成するためには最も重要なことである。パンデミックは非合法で違法な児童労働産業に何百万人の若者を陥れた。多くの生徒たちの将来収入に大打撃を与え、低収入と決して逃れられない貧困の連鎖に陥らせた。...

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  • 長野県在来カブ品種‘開田蕪’における自家採種の現況

    小原, 涼太郎, 松島, 憲一, 根本, 和洋 信州大学農学部AFC報告 22 31-36, 2024-03-31

    ...‘開田蕪’は依然として多くの農家によって採種されているが,高齢化などから今後採種農家が減少することが予想され,遺伝的多様性を維持・保全するために地域内で別のカブを開花させない等の採種意識の向上が効果的であると考えられた...

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  • 年中児を対象とした名前書字の評価方法の検討 : パイロットスタディ

    中村, 哲也, 小林, マヤ 東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科紀要 : リハビリテーション科学 20 (1), 3-11, 2024-03-31

    ...本研究の目的は,年中児を対象に名前を書けるようになるまでの発達について検討するとともに,名前書字を評価するための評価マトリックスを作成することである.保育園に在籍する40 名の年中児を対象に名前書字をさせるとともに,語彙理解検査,語彙表出検査,音読検査,音韻意識の言語検査を実施した.名前書字の反応をLiberman(1985)の評価マトリックスに準じて分類した結果,正確な文字ではない記号,文字を書くことを...

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  • 教員養成段階における発問技能習得に向けた指導の工夫

    上原 , 昭三 教育総合研究叢書 - (17), 187-195, 2024-03-31

    ...春学期科目である「初等算数科教育法」においては,学生の発問・発話計画に昨年度と同様の課題が見出されたが,秋学期の「道徳教育の指導法」においては,返し発問(Why,How)の数が増加しており,発問・発話構成を意識して,その質を変化させ子どもの思考を深める展開をしっかり想定できているものが増加した。...

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  • オンラインのオーラルコミュニケーションクラスに対する学習者の認識

    Jonathan , ALIPONGA 教育総合研究叢書 - (17), 93-103, 2024-03-31

    ...このことは、オンラインスピーキングの授業で学習を最大化するための適切な教授・学習戦略を見つけるために、研究者は学習態度を意識すべきであることを示唆している。 もう一つ明らかになったのは、オンラインのスピーキングクラスを肯定的に捉えている学生は、オンラインでスピーキングクラスを受けることは、対面式で受けるのと同じくらい興味深く有益であると信じていることである。...

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  • 生活科講義における植物の育成の実践

    久保, 幸貴 心理・教育・福祉研究:紀要論文集 (23) 1-11, 2024-03-31

    ...また,ペアごとに分析を行うことで, パートナー同士の活動に対する意識が大きく離れてしまうとペアの学修のパフォーマンスに悪影響が出 ることを発見した。...

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  • ケアが紡ぐ人間関係と抵抗──『上海宝貝』再読

    花尻,奈緒子 人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 (41) 35-50, 2024-03-31

    ...意識からの離脱を志向するものである。明治期半ばには、勉学(とりわけ「虚学」)や学校教育とは異なり、また、非道徳的な「虚業」とも異なる実地の民業が「実業」として正当化される。彼らはそうした思想的な趨勢に倣いながら、明治後期において新聞・雑誌で自らを道徳的な「実業家」として語った。...

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  • 離島における介護職者の防災・減災に対する認識に関する研究 : 奄美市と五島市の比較

    今村, 圭子, 柳田, 信彦, 松田, 史代, 南, 綾乃, 松成, 裕子 鹿児島大学医学部保健学科紀要 34 (1), 11-22, 2024-03-31

    ...五島市の介護職者では、避難所の具体的イメージは乏しいが、トリアージ・連携・退所後介護まで意識していた。 これらのことからは、両者共通の災害直後から避難所生活を支援する上での、利用者・避難者を守るための行動として、防災の認識が明確になった。一方、介護職者には災害の有無に関係なく、両者共に危機感の欠如があることも明らかになった。...

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  • 東日本大震災からの復興過程における被災者意識の規定要因 : 2020年「生活復興住民意識調査」から

    本莊, 雄一, 豊田, 利久 減災復興学研究 1 1-12, 2024-03-31

    ...本研究の目的は,東日本大震災で甚大な被害を受けて,10 年を迎えた時点での岩手県・宮城県の沿岸部おける復興整備事業が実施された13 市町16 地区の住民の「主観的被災者意識」の経時的変化について「生活復興カレンダー」手法で把握するとともに,その規定要因を順序ロジット・モデル分析法で定量的に検証することである.分析結果から,「主観的被災者意識」の規定要因として,1) 仕事・職場での業績の変化,2)家計...

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  • 海洋水産資源問題に対する講義前後の個人の意識変化に 関する事例研究

    栗林, 夏子, 成相,  桜, 三吉, 知沙, 今村, 主税 山口県立大学学術情報 17 591-612, 2024-03-31

    近年課題となっている海洋水産資源の乱獲や海洋汚染等による漁獲量の減少に対して、適正な漁獲量を管理することで海洋水産資源を保全し、資源量を回復させる政策がとられ始めている。本研究では、このような問題に対して、消費者の消費行動から改善のアプローチを取ることも重要であると考え、大学生への海洋水産資源の講義の前後において、個人のイメージや行動の変化についてPAC分析により検討した。

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  • 大学生の留学・国際交流に対する調査 : 学生の意識と今後の課題

    ローゼンバウム, 知佳, 岩城, 奈巳, 巽, 洋子 名古屋大学グローバル・エンゲージメントセンター年報 1 5-16, 2024-03-31

    本稿では,名古屋大学の学生627名を対象に実施した留学および国際交流に関するアンケート結果から,留学および国際交流への興味,期待事項,留学に対して持つ懸念や不安要因を報告し,大学としての改善策を提案する。調査結果より,約7割の学生が留学および国際交流に一定の興味を持っていることが分かった。また留学が卒業後のキャリアにおいて重要性があるとの回答は8割弱にのぼった。留学プログラムについては,留学を通…

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  • 経験主と使役主のコード化―日独語の構文に見る「事象の所有」―

    高橋,美穂 人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 (41) 1-14, 2024-03-31

    ...本論文は、表される事態の受け手である「経験主」と事態の引き起こし手である「使役主」がどのように言語化され、また読み込まれるかという問題意識のもと、ドイツ語と日本語の「ヴァレンス拡大」構文を取り上げる。経験と使役という両義的な意味解釈が可能となるドイツ語の自由与格構文、日本語の「―させ」使役文を対象に、その意味解釈のメカニズムを探る。...

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  • 大学教養教育におけるESD講義の実施と意識変容の検証 : 受講者アンケートの分析

    豊田, 哲也 大学教育研究ジャーナル 21 1-17, 2024-03-31

    ...その回答データをもとに,ESD が目指す構成概念である公平性,連携性,責任性に関する意識にいかなる変化が生じたか検証する。受講者はもともと地球環境問題への関心が高い傾向にあり,授業期間中に上記の概念および将来の希望に関する肯定的な意見が増加した。因子分析の結果,授業前は問題意識が曖昧だったが,授業後は批判的考察や主体的取り組みに関する因子が明確に表れた。...

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  • 視覚機能学専攻における接遇・マナー教育に関する検討 : 臨地実習のための「接遇・マナーハンドブック」の作成

    石川, 奈津美, 小野, 峰子 東北文化学園大学医療福祉学部リハビリテーション学科紀要 : リハビリテーション科学 20 (1), 21-27, 2024-03-31

    ...結果,学生はこれまでの自身の行動と照らし合わせながら,接遇やマナーに関する5 つの大項目(接遇,身だしなみ,マナー,検査中の患者対応,チーム医療)を導き出すことができた.話し合い後の感想では,普段から相手のことを考えて行動することが,接遇やマナーに繋がるなどの意見が挙がった.接遇・マナー,日常生活態度の見直しについて学生が主体的に考え,それを可視化することは,「視能訓練士として必要な接遇・マナー」を意識...

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  • 高校教員の「SOS の出し方に関する教育」に対する意識調査

    疋田, 眞紀, 疋田, 忠寛 心理・教育・福祉研究:紀要論文集 (23) 25-36, 2024-03-31

    ...さらに,「死にたい」も含めた深刻な相談に対し,懸命な姿勢で話を聞き,関係者と連携 をとり必要に応じて専門職へつなげる等,生徒の自殺問題への意識は非常に高い。「SOS の出し方に関 する教育」の必要性を感じる教員は多く,実施の工夫として専門職による実施や専門職と教員の TT 方 式が選択された。学校と専門職との協力体制が期待される。...

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  • 情報構造に基づく中学校英語検定教科書の質的分析 ―与格交替の予備的事例研究―

    本多, 正敏 宮崎大学教育学部紀要 102 9-26, 2024-03-31

    ...2021 年度から本格実施となっている新中学校学習指導要領外国語編では、言語活動を行うに当たって、実際的な言語の使用場面の設定と言語の働きを意識した指導が重視されており、言語の働きには、「コミュニケーションを円滑にする」、「気持ちを伝える」、「事実・情報を伝える」、「考えや意図を伝える」及び「相手の行動を促す」といった5 つの区分が設定されている。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 教員にできる「働き方改革」の実践と理念―小学校での取り組みを事例に―

    谷口, 弓恵 香川大学教育実践総合研究 48 27-36, 2024-03-31

    長時間労働は、肉体的・精神的な負荷を教員にかける大きな間題であり、働き方を見直す必要性に迫られている。著者自身が実施した取り組みを具体的に紹介する中で考察し、実践の汎用性とその理念について論じる。ただ勤務時間を減らすだけでは処理されない業務について、スクール・サポート・スタッフの活用などによる仕事の効率化と、子どものために使える時間など教師の職能成長に不可欠な時間の確保とを連動した提案を検討した。

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  • 社会文化的要因と心理学的要因の調整効果が大学生の摂食障害傾向に及ぼす影響

    干場, 彩花, 江村, 理奈 久留米大学心理学研究 23 37-46, 2024-03-31

    ...社会文化的要因としてメディアの影響と他者からの痩身プレッシャー,心理学的要因として身体不満足感と自尊感情,自己意識を想定し,男女別に重回帰分析を行った。その結果,男性は他者からの痩身プレッシャーが,女性はメディアの影響と他者からの痩身プレッシャーが身体不満足感を高めており,また,女性のみ自尊感情が低く,身体不満足感が高い場合には,摂食障害傾向が高くなる調整効果が示された。...

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  • 「琳派」を表現するためのデザイン手法に関する研究

    杉本 美貴, 宇山 明穂 デザイン学研究 70 (4), 4_55-4_64, 2024-03-31

    ...<p> 本研究は,現代の工業製品のデザインにおいて「琳派」の美意識を表現するためのデザイン手法を導出することを目的に研究を行なった。そのために,既往研究にて琳派の作品は工芸と関係が深いと指摘されていることに着目した。はじめに,琳派を代表する56点の作品の227 件の作品解説を5つの表現特徴に分類し,それぞれの表現特徴に関する記述をデザイン手法ごとに整理した。...

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