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検索結果 719 件

  • 矩形ダクト流路内の粒子挙動の制御

    関本 敦 ホソカワ粉体工学振興財団年報 31 (0), 93-98, 2024-05-31

    ...<p>正方形ダクト乱流における平均二次流れは断面内の熱物質輸送を担うため,その制御は高効率な熱交換器や管路内での連続化学反応や粒子分離などの応用が期待できる.これまでに,低レイノルズ数においてダクトの下壁面を加熱することで慣性力と浮力が同程度となり,平均二次流れのパターンが大きく変化することが知られていたが,それらを制御する手法については,これまで議論されていなかった.本研究では,数値シミュレーション...

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  • レジ袋で弁当箱を持ち運ぶと弁当箱が傾く原因

    赤澤 篤彦 課題研究優秀論文集 2023 1-74, 2024-01

    ...その結果、振幅と質量の相関関係・重力と慣性力の大小関係があることや質的に異なる2種類の運動に分類できることが見いだされた。結論として、腕を規則的に動かすために小刻みに腕に力を加えている効果や肘の可動域の端に達したときに慣性力が大きくなる効果の影響が大きいこと、そして弁当箱に臨界角が存在し臨界角を超えると弁当箱が傾くことが分かった。...

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  • 超高速スピンドル左右ボールネジ駆動工作機械のステップマイクロドリル加工

    金 祥記, 廣垣 俊樹, 青山 栄一 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 92-93, 2023-08-31

    ...<p>ステップ動作は切りくず詰まりを抑制する一方,微小区間での高速往復運動が必要になるため穴品質の悪化が見られる.そこで本研究では左右同軸ボールねじを利用したカウンタバランス機構を有する穴あけ工作機械を提案しカウンタウェイトによりスピンドル部の慣性力を相殺することで工作機械の実稼働中の振動の抑制を目指している.実際に加工した基板の穴位置精度,形状精度を測定し,また加工に使用したドリルの観察をおこなった...

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  • 系統慣性把握のための慣性推定手法に関する研究開発

    草柳 儀隆, 宮崎 輝, 渡邊 政幸 電気学会誌 143 (4), 192-195, 2023-04-01

    ...<p>1.はじめに</p><p>本稿では2019〜2021年度にかけて(国研)新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下,NEDO)からの受託事業「再生可能エネルギーの大量導入に向けた次世代電力ネットワーク安定化技術開発/慣性力等の低下に対応するための基盤技術の開発」(以下,本事業)で実施した電力</p>...

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  • GFMインバータによる系統安定化効果について②

    佐々木 豊, 関﨑 真也 電気学会誌 143 (4), 206-207, 2023-04-01

    ...Grid-Forming(GFM)インバータは同期発電機の代替として慣性力を提供するだけでなく,出力電圧・電流を適切に制御することで,系統の定態・過渡安定度や電圧安定性の向</p>...

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  • 蓄熱システムによる火力発電所の調整力向上

    當房 誠, 山名 崇裕, 川水 努 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 102 (1), 48-53, 2023-01-20

    <p>近年の変動性再生可能エネルギー由来電力の増加を受け,電力系統では既存火力発電所の調整力向上(再エネ受入余地拡大のための最低負荷低減および同時同量を維持するための再エネ出力変動に追従可能な高負荷変化率)が急務となっている。またカーボンニュートラル社会の実現には,余剰となる電力を蓄え後刻需要に合わせて放出可能な大規模蓄エネルギー設備が求められる。本稿では蓄熱システムを活用した火力発電所の調整力…

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  • 1993年北海道南西沖地震による奥尻島の斜面崩壊の要因分析

    宇佐見 星弥, 佐藤 浩 日本地すべり学会誌 60 (1), 16-25, 2023

    ...その結果, 本地震による斜面崩壊の発生に最も寄与する因子は斜面方位であり, その理由として, 地盤変動停止時の慣性力の影響があげられる。本研究により, 斜面崩壊発生要因の影響度評価におけるランダムフォレストの有効性が示された。</p>...

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  • 飛翔体衝突を受ける RC 版の局部応答評価に関する解析的研究

    森 広毅, 別府 万寿博, 市野 宏嘉 土木学会論文集 79 (15), n/a-, 2023

    ...版が大きな衝撃荷重を受けると局部破壊が生じるため,局部破壊の評価に関する検討が行われてきたが,実験的な研究が多く未解明の点が多い.本研究は,飛翔体の衝突を受ける RC 版の局部破壊メカニズムを調べるため,実験および数値解析を行い,裏面剥離を評価する方法を検討したものである.実験では,RC 版の裏面に発生する加速度および速度分布を調べた.実験に対する数値解析に基づいて,衝撃荷重を受ける RC 版の慣性力...

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  • ヤエヤマヒルギの波浪低減効果に関する実験と波力低減効果の推定

    張 哲維, 齋藤 有志, 岩田 奏, 平石 哲也 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    ...</p><p> 抗力係数は既往研究とよく一致する結果が得られたが,慣性力係数は一致せず,マングローブ根本付近の流速の取り扱いに課題が残った.数値計算では,波高伝達率を良好に再現でき,妥当性の確認ができた.追加計算から防潮堤の沖側に配置されたマングローブ林が防潮堤に作用する波力を約50%抑えられるとわかった.</p>...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • ブランコ漕ぎにおける見えない力の検討

    平田 智秋, 北原 俊一 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 286-, 2023

    ...このように精緻な位相シフトは、見えない力、すなわち遠心力や慣性力などに導かれていると仮説をたてた。たとえばブランコの速度、振幅に比例する慣性力によって上体が背面方向に押されているとすれば、上体動は意図の有無に関わらず、約10ms単位の精緻な動きをしうる。...

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  • 陸上構造物の側面勾配による津波波圧低減効果の検討

    渡辺 高志, 有賀 義明, 市山 誠, 西本 安志 土木学会論文集 79 (13), n/a-, 2023

    ...</p><p> 津波荷重は衝突時の慣性力と流れから受ける抗力の両方を含むが,衝撃的な波圧には慣性力の影響が大きいため,衝突時の角度や構造物の側面勾配によってこれを往なすことで大きな緩衝効果を得ることが出来る.著者らはこの緩衝効果の確認のために津波模型実験を実施しており,現象の理解と相補的な妥当性確認の観点から実験の再現解析を行った.津波衝突により発生する波圧に対し,構造物の側面勾配がなす効果をSPH...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 地震動と地表断層変位を同時に受ける鋼製ラーメン模型の振動台実験と再現解析

    小野寺 周, 坂井 公俊, 豊岡 亮洋 土木学会論文集 79 (13), n/a-, 2023

    ...<p> 内陸活断層による地震では,強震動による慣性力とともに,地表に現れる断層変位が同時に構造物に作用する場合がある.しかしながら,慣性力と地表断層変位を同時に受ける構造物の地震時挙動には未解明な部分が多い.そこで本検討では,鋼製のラーメン模型に対して慣性力と断層変位を同時に作用させた振動台実験を実施し,同時作用下における構造物の挙動を把握した.さらに,著者らがこれまで検討してきた慣性力と地表断層変位...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 強震記録の上下動成分に見られる見かけの残留速度<i>V<sub>non</sub></i>の生成要因

    野津 厚 日本地震工学会論文集 23 (2), 2_1-2_22, 2023

    ...<p>近年観測されている大振幅の強震記録において,加速度波形の上下動成分を時間領域で積分すると負の残留速度<i>V<sub>non</sub></i>が生じるとの指摘に着目し,その生成要因として,水平慣性力作用時に慣性力の方向にセンサーが一時的に傾斜し,水平慣性力にsinθ(θは傾斜角)を乗じたものが上下方向のセンサーに感知されるというメカニズムを新たに提案した.センサーの傾斜は地盤のせん断変形または...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 微小血管塞栓術の定量評価に向けた粒子塞栓を伴うCFD解析の手法の提案

    後庵野 大輔, 小黒 草太, 高瀬 圭, 津田 俊幸, 安西 眸, 太田 信 生体医工学 Annual61 (Abstract), 246_2-246_2, 2023

    ...る過程を,流体によって駆動される粒子の移動現象であると捉え,巨視的粒子モデル(MPM)によって表現することを提案する.分岐部と狭窄部を併せ持つ血管形状を3DCADソフトにて構築し,MPMによる塞栓シミュレーションを行った.血流を模擬した定常流れ場に対して粒径1.0mmおよび1.1mmと設定した粒子を放出し,血流場の解析および粒子の追跡を行った.計算結果を可視化したところ,粒子が流体の流れに沿いつつ慣性力...

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  • 高齢者の立ち上がり動作における大腿直筋の平行リンク機構

    小出 卓哉, 万野 真伸, 増田 一太, 榊原 和真, 片山 裕介, 宅野 竜二, 月東 優佳, 伊藤 遼, 藤川 智彦 生体医工学 Annual61 (Abstract), 310_2-310_2, 2023

    ...結果,初期姿勢から重心を前方に移動する相では体幹を前傾させるために大腿部前面の二関節筋である大腿直筋と膝関節の一関節伸筋である内側広筋の筋活動が確認できた.また,大腿部前面の二関節筋である大腿直筋と膝関節の一関節伸筋である内側広筋の2筋に関しては立ち上がり動作中,常に筋活動が確認できた.床反力を確認すると常に体幹の重心方向へ向いていることが明らかとなった.大腿直筋が平行リンク化することにより,体幹の慣性力...

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  • 背面にEPS盛土を有する橋台の動的遠心模型実験に対する検証解析

    西 剛整, 鳥居 剛, 窪田 達郎, 京川 裕之, 古関 潤一, 小浪 岳治 ジオシンセティックス論文集 37 (0), 77-84, 2022-10-24

    ...が生じる時であることなど実験と同様の挙動が確認できた.また,橋台への作用の影響は土圧よりも慣性力によるものが大きいことや,中間床版からの作用力に対して床版の一部をEPS材に置換える対策の効果を確認した....

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  • 新型コロナなどエアロゾル感染対策に特化した光触媒バイオエアロゾル処理システムの開発

    根岸 信彰, 山野 凌, 佐藤 太郎 色材協会誌 95 (9), 256-261, 2022-09-20

    ...本システムではその内部に配置した光触媒へ高速気流に乗せたエアロゾル粒子を慣性力および乱流拡散により強制的に衝突させ,そこに含まれるウイルスを確実に光触媒処理する。バイオエアロゾルの主成分は水であることから光触媒に衝突後直ちに蒸発してウイルスだけがその表面上に取り残され,光触媒酸化作用により無機化される。...

    DOI Web Site 参考文献36件

  • 陳旧性の片麻痺患者への介入により 準動歩行が獲得できた事例 ―自己組織化理論に基づくアプローチ

    小口, 和弘, 上條, 明生, 舟波, 真一, 山岸, 茂則 長野県看護大学紀要 24 31-37, 2022-03-31

    ...陳旧性の脳卒中後遺症において機能回復は困難であるとされている.特に脳卒中患者の歩行は安定した単脚支持を実現するために重心線が単脚支持側の足部の支持基底面内に完全に入るゆっくりとした歩行であることが多い.一方で健常者は単脚支持期に重心線が足部の支持基底面の中に入らない歩行であるが,脳卒中患者がこうした歩行を再獲得するためには何らかの慣性力を歩行の中で無意識的に生み出す能力を再獲得する必要がある....

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 地表断層変位と慣性力の影響を考慮したラーメン高架橋の性能評価法

    日野 篤志, 室野 剛隆 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 78 (3), 407-416, 2022

    ...</p><p> 検討では,慣性力と地表断層変位を同時に作用させた場合に,どの程度の組合せで構造物が損傷するのかを示したラーメン高架橋の損傷局面を算出した.具体的には,まず慣性力を所定のレベルまで作用させて,その後,地表断層変位を構造物に損傷が発生するまで作用させることで算出した.これは,対象構造物の地表断層変位に対する所要性能を表すものであり,今後の耐震設計への活用が期待される性能の評価手法を提案する...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 映像と道具を使用したコリオリの力の再現実験

    島畑 あゆみ, 三野 弘文 日本科学教育学会年会論文集 46 (0), 311-314, 2022

    ...<p>地球の自転による慣性力であるコリオリの力は目に見える現象ではないので理解が難しい.そこで本研究では,この現象を視覚的に理解するための簡易的な装置を作製した.回転する台の上で鉄球を転がす実験により,回転台の上方からの視点では鉄球が直進する現象を,回転台と共に動く視点では鉄球の進路が曲がっていく現象を再現できた.しかし,鉄球が接地面との摩擦などの影響を受けたことで理論と実験結果にズレが発生した.そこで...

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  • 高熱効率ディーゼルエンジンの機械騒音の解析技術

    小澤 恒, 山岸 誠弥 自動車技術会論文集 53 (3), 661-668, 2022

    ...振動センサの加振点近傍への設置とゲーティング処理により参照信号での想定加振源成分の検出精度を高めた実稼働TPAをディーゼルエンジンの加振源別寄与率解析に適用した.また、機械騒音の音響パワーレベルを往復慣性力の両振幅値で定式化した.これらの解析技術を組合わせた機械騒音改善の効果予測を実機で検証した....

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  • 平地歩行感覚再現に着目した無限歩行装置に関する研究

    板野 峻也, 三宅 太文, 亀﨑 允啓, 菅野 重樹 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2022 (0), 2P2-F04-, 2022

    <p>A treadmill has a potential to enable humans to have a walking experience in remote place without a spatial limitation for telepresence. In this study, we present a treadmill system with a string …

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  • 摩擦ダンパーを用いた既設橋脚の地震時損傷制御技術の適用

    波田 雅也, 山﨑 彬, 牛島 栄, 蔵治 賢太郎, 松原 拓朗, 右高 裕二, 山本 一貴 インフラメンテナンス実践研究論文集 1 (1), 261-268, 2022

    ...<p> 筆者らは,完全剛塑性型の履歴特性を有する“ダイス・ロッド式摩擦ダンパー”を橋梁構造物の上下部接続部に設置することで,レベル1地震動に対して固定支承の条件を満たし,レベル2地震動により生じる慣性力を一定値以下とし,橋脚の損傷を制御する橋梁耐震技術を提案している.本論文では,その技術概要について述べた後,本技術を実際の橋梁耐震補強工事に適用した事例について示す.当該工事では,レベル2地震動時における...

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  • 建築構造物の<i>H</i><sup>∞</sup>ノルムを最小化する質量系・粘性系ダンパーの最適組み合わせ配置

    中田 峻, 藤田 皓平, 竹脇 出 理論応用力学講演会 講演論文集 66 (0), 211-, 2022

    ...一方、近年では2節点間の相対加速度に応じて慣性力を発揮する慣性質量ダンパーの研究が展開されており、質量要素による同調効果を利用した制振装置が実現されている。同調型の質量系ダンパーは特定の振動数帯のみに制振効果を発揮する特徴があり、幅広い振動数に有効な粘性系ダンパーと組み合わせることで、ダンパーの更なる有効活用及び経済性の両立が可能と考えられる。...

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  • 橋台背面EPS盛土に配置される床版による地震時作用土圧とその軽減対策

    西 剛整, 鳥居 剛, 林 夏希, 窪田 達郎, 京川 裕之, 古関 潤一, 小浪 岳治 ジオシンセティックス論文集 36 (0), 81-88, 2021-10-22

    ...確認した.振動台実験の結果,実験の条件によっては中間床版による作用荷重の発生が見られたが,橋台の背面側に慣性力が向かう時に生じるものであることを確認した.この傾向は,上記の遠心模型実験の結果でも同様であった.作用荷重の低減対策としては,中間床版の一部を EPS 材に置き換える工法の 有効性を確認した....

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  • 位置保持力を考慮したマイクロ移動ロボットの位置制御

    三宅 博成, 鳥井 昭宏, 道木 加絵, 元谷 卓 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 463-464, 2021-03-03

    ...これまで、クランプ機構である電磁石の位置保持力が不足していた場合、圧電素子の変形に伴う慣性力により位置ずれが生じることを明らかにした。そこで本研究では、電磁石の吸着によって得られる位置保持力を考慮し、圧電素子の急速変形に伴う慣性力の影響を低減したマイクロ移動ロボットの位置制御を行った。</p>...

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  • 3Dプリンターを活用したローコスト摩擦振子型免震橋梁の地震時応答に及ぼす寸法効果の影響

    樫山 大樹, 銭 城, Miguel B. BRITO, 石垣 直光, 秋山 充良, 本田 利器 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 77 (4), I_1-I_13, 2021

    ...<p> ダメージフリー橋梁の開発を目指し,著者らは摩擦振子型免震機構を有するRC橋脚を提案するとともに,その震動実験を行ってきた.提案構造は,橋脚中間部に滑り面を設けることで橋脚下部に伝達される地震時慣性力を大幅に低減することができる.特徴は3Dプリンターで製作したコンクリート型枠を用いることで,複雑な形状を有する滑り面を安価に製作できる点にある.本研究では,過去に用いた橋梁模型を大型化し,提案構造...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • バックスクワットの動作速度と床反力の関連性

    砂川 伸也, 渡部 果歩 九州理学療法士学術大会誌 2021 (0), 79-79, 2021

    ...いずれも慣性の働きにより床反力が低値となり,特に2s/ 回群は急激な動作により慣性力が強く作用したため有意に低値を示したと考えられる。</p><p>【まとめ】</p><p>本研究にて,バックスクワットの動作速度と床反力の関係性を運動期ごとに明らかにした。...

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  • 浮遊ケーソンの動揺に対する減揺タンクの有効性と減揺メカニズムに関する実験的研究

    中村 友昭, 白井 開斗, 趙 容桓, 水谷 法美, 倉原 義之介, 武田 将英 土木学会論文集B3(海洋開発) 77 (2), I_619-I_624, 2021

    ...動揺に対するFlume式減揺タンクの効果と機構を水理実験により考究した.その結果,Heaveの無次元全振幅に与える減揺タンクの影響は小さいことを確認した.一方,Pitchの無次元全振幅の最大値は,減揺タンクに搭載する自由水の質量の増加とともに減少することが判明した.また,減揺タンクに搭載した自由水による減揺モーメントを推定し,減揺モーメントにとって自由水に作用する重力の寄与が大きいこと,水平方向の慣性力...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • 快適性向上のための複合操作入力による乗員姿勢制御の検討

    牧田 光弘, 高松 敦, 落合 清史, 今村 昌幸, 林 豊 自動車技術会論文集 52 (5), 1101-1106, 2021

    ...車両運動加速度による乗員への慣性力は,乗員姿勢変動の起因となり快適性に影響を及ぼす.そこで,操舵による横慣性力と制駆動系による前後慣性力の複合による乗員姿勢制御の可能性検討を行った.複合慣性力の乗員姿勢影響を実験から同定・モデル化して最適化に適用することで,効果的な姿勢制御の可能性を確認した....

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  • 無次元数による噴霧の分裂特性の統一的整理

    倉持 晃, 原田 雄司, 永澤 健, 瀬戸 祐利, 山下 洋幸 マツダ技報 38 (0), 156-161, 2021

    ...気液の相対速度を考慮した慣性力と表面張力の比を表すジェット数,噴霧先端速度と噴孔直径,雰囲気気体の動粘性に基づく気相レイノルズ数,及び液体の潜熱顕熱比を表す無次元量によって,液体種,噴孔諸元,雰囲気環境それぞれが異なる噴霧の分裂長さを統一的に整理できることを示した。</p>...

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  • お会計はこちらです(水と慣性力

    松田 淳二 物理教育通信 186 (0), 99-100, 2021

    水を入れたコップをこぼさないように実験室の机の端から端までなるべく早く移動させよ、という指示で実習をさせたら大変盛り上がった。ただし体験から物理的考察へ至るためには適切な助言が必要なようだ。

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  • 衝突条件の違いによる陸上構造物に作用する津波波圧の低減効果の検討

    渡辺 高志, 有賀 義明, 西本 安志, 大峯 秀一, 山中 明彦, 森﨑 啓, 坂下 克之, 市山 誠 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 77 (4), I_659-I_669, 2021

    ...</p><p> 津波荷重は衝突時の慣性力と流れから受ける抗力の両方を含むが,衝撃的な波圧は衝突直後に発生するものであり,壁体と津波の面的な衝突を避けることで緩衝効果が期待できる.しかしながら,このような緩衝効果の定量的評価はあまり行われていない.そこで,本研究では津波衝突による構造物壁体の作用波圧が衝突角度や平面形状によって低減する効果をSPH法による数値解析で評価した.また,2次元解析と3次元解析...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • アリモン社製ISAシェイキング装置のご紹介

    張替 康夫 紙パ技協誌 75 (10), 911-915, 2021

    ...<p>以前,あるお客様から特徴のあるシェイキング装置があるので紹介してほしいという依頼を受け,これについて調査したところ,フランスのアリモン社では,慣性力を用いたユニークなシェイキング装置を開発したという報告を入手し,お客様に紹介した経緯がある。</p><p>このISAシェイキング装置は薄紙の抄紙工程にも適応した優れた性能を持つ設備である。...

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  • Hopkinson棒法引張試験における応力の多重測定とDIC法の適用

    山本 雄大, 佐藤 貴一, 楳田 努, 三村 耕司 関西支部講演会講演論文集 2021.96 (0), 3112-, 2021

    ...<p>近年,自動車に代表される輸送機械の設計において,衝突時に予想される動的な材料挙動をCAEソフトウェアに取り入れて解析することが多くなってきた.組込むべき材料の動的効果はひずみ速度依存性であり,広ひずみ速度域の引張試験により評価され,とくに高速引張試験は準静的引張試験と比較して慣性力,応力波の干渉等の影響を受けやすく難しいため重要となる.Hopkinson棒法はこれらの問題を克服できる代表的な高速材料試験法...

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  • 油圧ショベルの動作計測による作業道作設手法の分析

    山口 浩和, 鈴木 秀典, 猪俣 雄太, 山口 智, 宗岡 寛子, 加利屋 義広, 清水 直喜 森林利用学会誌 35 (3), n/a-, 2020-07-31

    ...しかし,熟練オペレータの作業には,1)地山を深くまで堀り返し土を混ぜ合わせて均質な材質で路面を成形している,2)盛土を安定させるために根株をうまく利用している,3)複数の層状に路面を成型している,4)機械の発進・停止時の慣性力を利用して路面を転圧しているなどの特徴が見られることが分かった。</p>...

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  • フォークリフト動作時のマスト部に生じるモーメントによる荷物の3次元重心位置推定

    勝部 慎太郎, 関 啓明, 辻 徳生, 平光 立拓, 平岩 秀幸, 中野 拓哉 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 534-535, 2020-03-01

    ...<p>フォークリフトは高重量の荷物を運搬する為,転倒事故のリスクが高く転倒予測による事故防止が求められている.ここで荷物の鉛直方向の重心位置は予測に際して重要な要素となる.しかしこれを静止状態から計測することは困難である.そこで慣性力によってマスト部に生じるモーメントが重心位置によって変化する事を利用し,両者の関係から荷物の重心位置の推定を行う.本研究では実験装置を製作し提案する手法の検証を行った....

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  • 左右ボールネジカウンタバランス制振機構を搭載した高速穴あけ工作機械のテーブル振動特性

    小林 篤史, 廣垣 俊樹, 青山 栄一 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 820-821, 2020-03-01

    ...<p>近年の電子機器の多機能化に伴い,その主要部品であるプリント基板の小型化,回路の高密度化が求められている.そのため,極小径マイクロドリルによるステップ加工がなされているが,ステップ加工では微小区間での高速往復運動が必要となり,スピンドル部の慣性力により振動が生じる.本報では,左右ボールネジ送り駆動によるカウンタバランス制振機構を搭載した工作機械を提案し,そのテーブル動作と振動の関係について述べる...

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  • 遠心力およびコリオリ力,曲率項の幾何学的誘導

    中川 清隆, 渡来 靖, 平田 英隆 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 28-, 2020

    ...<p>回転系に現れる慣性力(遠心力,コリオリ力および曲率項)は,気象学・気候学上極めて重要な概念でありながら,その理解のためには微分やベクトル解析の知識が必須のため,初学者教育は容易ではない.この度,上記の慣性力の定量的表現の純幾何学的誘導について検討したので,その概要を報告する.</p>...

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  • 家庭用空気清浄機の微粒子除去技術および電気集じんの概要と研究動向

    永吉 健太郎 室内環境 23 (2), 151-160, 2020

    ...ろ過の捕集機構は, 慣性力, さえぎり, 拡散力, 重力, 静電気力の作用によって行われる。 慣性力などの機械的捕集は大粒径に, 静電気捕集は小粒径に有利である。 家庭用空気清浄機では圧損を低くしながら微小粒子を捕集するため, あらかじめ繊維を帯電させたエレクトレットフィルタが用いられている。 しかし繊維の帯電は燃焼生成粒子などを捕集した場合に消失してしまう。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • オイル消費機構におけるオイル移送モデルの構築

    三田 修三, 一杉 英司, 仲田 文浩, 中 良介, 金沢 信哉 自動車技術会論文集 51 (6), 1037-1042, 2020

    ...シリンダボアから供給されるオイルのドレン穴へのオイル排出、オイルリングの下サイドレールからのオイル溝への流入、溝内オイルの慣性力による移動等について理論計算式を立て、一部は単体評価による検証を行った。...

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  • 室内環境における粒子計測技術の現状と今後の展望について

    福嶋 信彦, 佐藤 佳宏 室内環境 23 (2), 161-169, 2020

    ...次に, 空気清浄度の評価に用いられる代表的な個数濃度の測定法について紹介し, さらに粒子を大きさや重さの区分別に分ける分級法として, 粒子の電気移動度と慣性力を利用した分級原理と測定法について解説を行う。 最後に今後の展望としてIoT技術との融合による新たな測定の可能性について触れる。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 砕波時における海岸林による波高減衰効果の数値モデリング手法の検討

    田所 彩花, 渡部 真史, 有川 太郎 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_955-I_960, 2020

    ...砕波帯内における植生の効果を数値シミュレーションを用いて検討した例は少ない.そこで本研究では,三次元数値シミュレーションを用いた砕波帯内における植生モデルの妥当性を確認することを目的として,水理模型実験との比較を行った.水理模型実験としては,浅海域に設置した海岸林模型を用いて,砕波時における海岸林による波高減衰効果の検討を行った.実験との比較から数値シミュレーションの妥当性を確認したうえで,抗力係数・慣性力係数...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • フォークリフトのフォーク根元の歪による荷物重心位置推定

    勝部 慎太郎, 関 啓明, 辻 徳生, 平光 立拓, 平岩 秀幸, 中野 拓哉 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 526-527, 2019-08-20

    ...<p>フォークリフトは高重量の荷物を運搬する為,転倒事故のリスクが高く転倒予測による事故防止が求められている.ここで荷物の鉛直方向の重心位置は予測に際して重要な要素となる.しかしこれを静止状態から計測することは困難である.そこで慣性力によるフォーク根元の歪が重心位置によって変化することを利用し,両者の関係から荷物の重心位置の推定を行う.本研究では車両を模擬した実験装置により提案する方法の検証を行った...

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  • 摩擦駆動振動歳差発電機の小型化

    渡邊 彩, 湯山 凌右, 豊島 萌生, 池田 泰久, 保坂 寛 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 734-735, 2019-03-01

    ...<p>前報ではジャイロ効果によって慣性力を増幅し、任意の振動によって内蔵するロータの自転の加速を行う機構を製作し、1.5 Wの発電を確認した。今回は最適設計を目的として,運動方程式の立式およびシミュレーションによる定性的な分析を行った.試作の結果,ウェアラブルサイズでの推定0.7W級の発電を確認した.</p>...

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  • ロッキング橋脚の自立化で基礎に作用する地震力軽減のための橋脚柱の浮き上がり免震機構

    水野 剛規, 後藤 芳顯 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 75 (1), 26-45, 2019

    ...熊本地震でロッキング橋脚の倒壊により跨道橋が落橋したことから,既設ロッキング橋脚の自立化の方針が打ち出された.しかし,ロッキング橋脚の自立化で橋脚には水平方向の剛性が付与されるので,橋脚基礎には地震慣性力による水平力や曲げモーメントが新たに作用するようになる.その結果,このような地震作用が考慮されていない元の橋脚の基礎には何らかの耐震補強を施す必要性が高まる.しかし,基礎の耐震補強は容易でないので,...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • MPMを用いた橋台の地震時変形性能に関する解析的研究

    阿部 慶太, 野本 将太, 池本 宏文, 高崎 秀明, 佐名川 太亮 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 75 (4), I_273-I_284, 2019

    ...<p> 地震時に鉄道橋梁橋台が傾斜,滑動など変形した場合,橋台背面盛土が沈下し列車走行安全性に影響を及ぼす.したがって,橋台の耐震性能を適切に評価し必要に応じた補強対策を行うことが重要である.橋台の耐震性能の適切な評価に向けては,橋台の降伏震度,降伏後の変位量など変形性能を適切に評価することが必要であり,そのためには,橋台に作用する慣性力と地震時背面土圧が複雑に作用する状態を考慮する必要がある.そこで...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 飛来物衝突を受ける RC 版の局部破壊メカニズムに関する基礎的考察

    片岡 新之介, 別府 万寿博, 市野 宏嘉 土木学会論文集A2(応用力学) 75 (2), I_421-I_432, 2019

    ...および断面力を算定し,RC 版に作用する衝撃力,慣性力およびせん断力について考察を行った.その結果,衝撃荷重は支点反力が生じる前に慣性力と釣合い,断面に生じるせん断力に対応して斜めひび割れが進展することがわかった.また,せん断力と修正した押抜きせん断耐力を比較する力学モデルについて基礎的な検討行った....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 免震建物の擁壁衝突時の応答評価に関する考察

    福井 弘久, 向井 洋一, 伊藤 麻衣, 藤谷 秀雄 理論応用力学講演会 講演論文集 65 (0), 27-, 2019

    ...から層せん断力を評価した.非衝突時では,両者は等価なものとして対応する結果となったが,衝突時では瞬間的な加速度の上昇による慣性力の増加が生じていることから両者は一致しなかった.本稿では,これらの結果について周波数域での検証を行い,衝突時に生じる現象を解明し,F<sub>i</sub>の適切な評価方法について提案する....

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  • 橋台と背面盛土の動的相互作用が地震時主働土圧に与える影響

    野本 将太, 阿部 慶太, 池本 宏文, 高崎 秀明, 佐名川 太亮 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 75 (4), I_207-I_217, 2019

    ...<p> 本研究では,橋台に作用する地震時主働土圧について,動的相互作用に影響のある要因について検証するため,実物高さ8mの重力式橋台を想定した縮尺1/10(高さ0.8m)の模型を用いて,傾斜実験(静的)と,地震波(L2地震動)一発加振による振動台実験(動的)を行った.振動台実験で計測される地震時主働土圧は,傾斜実験時と比較して低下し,動的相互作用の影響を受けることが分かった.橋台の慣性力の影響を把握...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 円弧すべり法による法面の安定解析に対する理論的再考察

    永山 功 ダム工学 28 (4), 243-248, 2018-12-15

    <p>フィルダム,盛土,斜面の安定計算には円弧すべり法が広く一般に用いられている。しかし,その理論は意外と正しく理解されておらず,誤った使用例もときおり見受けられる。本稿は,円弧すべり法の原理に立ち返って理論的再考察を行い,その正しい使用法について論じたものである。</p>

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  • 摩擦駆動振動歳差発電機の研究

    渡邊 彩, 池田 泰久, 保坂 寛 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 463-464, 2018-08-20

    ...<p>振動歳差機構とは,ジャイロ効果によって慣性力を増幅し、任意の振動によって内蔵するロータの自転を加速する機構である.前報では、機構の基本原理を示し,変動する振動による増速を確認した。本報ではロータに増速ギア及びDCモータを装着し,自己起動(初速度の付与)と発電を可能にした。実験により、6Vで20秒間起動したあと、1.6Wの発電を確認した。</p>...

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  • 深層強化学習によるロボットの無報酬な環境の探索

    妹尾, 卓磨, 大澤, 正彦, 今井, 倫太 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 223-224, 2018-03-13

    ...報酬が存在しないような環境では,状態遷移モデルの予測誤差を内部報酬として強化学習を行うことでエージェントの探索を促すことができる.しかし,実環境で画像入力からロボットのモーター操作を学習する場合,学習序盤では出力が大きく変化するため慣性力が働き,画像変化が決定的ではなくなるため状態遷移のモデル化が困難である.慣性力が働くロボットの学習を行うには,学習可能な状態遷移を生成するように行動を行う必要がある...

    情報処理学会

  • 摩擦駆動振動歳差発電機の研究

    渡邊 彩, 池田 泰久, 保坂 寛 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 735-736, 2018-03-01

    ...<p>ジャイロ効果によって慣性力を増幅し,任意の振動で発電を行う振動発電機を制作した。内蔵するロータの自転を外部振動による摩擦により増速し,振動の方向に応じて歳差振動を反転させ,常に同一方向の自転トルクを発生させる.従来のジャイロ発電機に比べ,任意の振動で発電し,かつ,自転モータが不要という利点がある.実験により540rpmの自転を確認し,計算により0.8Wの発電の見込みを得た。</p>...

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  • グラウンドアンカーの補強効果に着目した急勾配斜面の大型振動台実験とNewmark法による検証解析

    中島 進, 長尾 洋太, 成田 浩明, 佐名川 太亮, 阿部 慶太, 渡辺 健治, 篠田 昌弘, 中村 晋 土木学会論文集C(地圏工学) 74 (1), 1-19, 2018

    ...グラウンドアンカーは斜面の安定化に用いられるが,地震時抵抗・破壊メカニズムは解明されておらず,特に破壊過程に関する研究は少ない.そこで,補強・無補強斜面模型の振動台実験結果から,斜面崩壊時のアンカーと斜面模型の応答特性を分析した.その結果,斜面崩壊方向に慣性力が作用する際にアンカー張力が増大し,極限値に達するとアンカーが段階的に破断し,斜面が崩壊に至る傾向が確認された.また,Newmark法による変形解析...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 免震構造による地中深く埋まる橋脚の断面力低減効果に関する一考察

    土井 達也, 豊岡 亮洋, 室野 剛隆 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 74 (4), I_97-I_108, 2018

    ...,土被り深さが免震構造による断面力の低減効果に及ぼす影響を検証するため,土被り深さ,支承構造をパラメータとした動的解析を行い,く体基部の応答塑性率およびく体のせん断余裕度について検討した.その結果,今回の検討条件においては,土被りが橋脚高さの半分程度までの範囲では免震構造によりく体の断面力は有効に低減するものの,橋脚の大半が土中に埋まるような条件では,地盤変位荷重の増加と,地表面加速度の低下による慣性力作用...

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  • 磁気浮上搬送装置の推進力特性

    高田 昂季, 柿木 稔男, 村上 僚太, 山口 仁 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2017 (0), 55-55, 2017-09-19

    ...浮上装置の二次鉄の厚さを変えた場合の推進力および慣性力の比較実験を行い測定値からLSRMの設置間隔を検討した。推進力測定ではLSRMが浮上装置を引き付けたときの重さ[gf]を測定した。慣性力実験では浮上装置を推進させ、設定した地点まで近づいたらLSRMの電流を0にし、その後に推進した距離を測定した。実験の結果、LSRMの適当な設置間隔はおよそ20cmであった。</p>...

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  • 非慣性系のスピントロニクス

    松尾 衛, 齊藤 英治, 前川 禎通 日本物理学会誌 72 (9), 641-648, 2017-09-05

    ...</p><p>回転運動する物質は非慣性系なので,その物質中の電子スピンの性質を知るには非慣性系のスピンに働く慣性力を知る必要がある.非慣性系の基礎理論は,曲がった時空で記述されるが,ベクトル場やテンソル場が計量を基本量とするリーマン時空で記述されていたのに対し,スピノール場の一種である電子には四脚場を基本量とするカルタン時空が必要となり,重力や慣性力とスピンとの相互作用がスピン接続で表現される.そこから...

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  • 宇宙展開構造の数値解析

    坂本 啓, 白澤 洋次, 小澤 悟 日本航空宇宙学会誌 65 (9), 284-289, 2017

    ...<p>宇宙展開構造物は大型・柔軟になるにつれ,地上での試験による機能検証が困難となる.懸架等による重力補償を行ったとしても重力の影響が構造の展開力を上回ることや,構造が微小な力で変形し,軌道上と形態が異なってしまうことが原因である.そこで展開構造物では,従来の宇宙機の構造設計以上に積極的に数値解析を用いて検証が実施される.ただしこの数値解析についても,低剛性な構造の大変形,さらに慣性力等によって構造...

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  • 浮体式風車の係留ラインの動的挙動について

    道廣 飛鳥, 大嶽 敦郎, 大久保 寛, 鈴木 英之, 徳田 英司 土木学会論文集B3(海洋開発) 73 (2), I_719-I_724, 2017

    ...浮体式風車の係留設計を対象に数値解析を用いてラインダイナミックスの影響と準静的解析の適用範囲を検討した.係留ラインの上端に係留点の動揺を模擬した正弦波形の変位を与えて,その周期,振幅を変化させて発生張力やラインの各点の動きの変化を観察し,動的変動張力の発生原因となる抗力,慣性力,復原力の各成分を簡易に算定することによって傾向を分析した....

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  • 増殖場として海底に単独設置されるコンクリートブロックの作用流体力

    大井 邦昭, 八木 宏, 林 建二郎 土木学会論文集B3(海洋開発) 73 (2), I_66-I_71, 2017

    ...一方向流れによるブロックの作用流体力(水平方向流体力<i>F<sub>x</sub></i>,鉛直方向流体力F<sub>z</sub>,および<i>F<sub>x</sub></i>,F<sub>z</sub>による曲げモーメントM<sub>y</sub>)を多分力計で計測した.波浪に対する<i>F<sub>x</sub></i>の評価式にモリソン式を適用し,式中の抗力係数C<sub>D</sub>,慣性力係数...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • ジャイロ発電機の昇圧比制御による高効率化

    田島 雄貴, 保坂 寛, 大西 吉徳 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 767-768, 2017

    ...ジャイロ発電機は、回転ロータを加振することで外部振動から得られる慣性力を増幅する振動発電機である.歳差運動で発電した電力を回転ロータに帰還することで自己増速する.歳差振動には最適インピーダンスが存在するため,帰還回路に昇圧回路を挿入し,昇圧比を最適制御することで発電量の向上が可能である.本研究では,シミュレーション及び試作機による実験を行い,昇圧による効率向上を確認した....

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  • 開口のある地中箱型構造物の地震時作用荷重および変形

    永井 秀樹, 河井 正, 風間 基樹, 堤内 隆広, 樋口 俊一 地盤工学ジャーナル 12 (3), 323-336, 2017

    ...地中箱型構造物の耐震評価を行うには,構造物と地盤との相互作用を評価し,構造物の各部材に作用する荷重およびそれに伴う三次元的な変形を把握することが重要となる.今回,地中箱型構造物の耐震評価手法の確立を目的とした研究における実験的な検証を行うために,遠心力模型振動実験により側壁下部の一面に開口を設けた地中箱型構造物への作用荷重および変形の評価を行った.各構造部材に作用する荷重を直土圧,周面せん断力および慣性力...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 手首の体動による影響を低減可能な血圧脈波計測デバイス

    深堀 俊, 土肥 徹次 生体医工学 55Annual (3PM-Abstract), 244-244, 2017

    ...<p>日常生活中での高頻度な血圧計測のためにトノメトリ法による血圧計測が行われている.しかし,トノメトリ法は手首の体動や慣性力,高低差変化などの影響が大きいという問題がある.そこで,本研究では血圧脈波を計測するセンサと手首の体動を計測するセンサの2つを使用し,脈波計測センサから体動計測センサの値を減算することで手首を動かすことで発生するノイズの低減を行う.脈波計測センサでは脈波にノイズが重畳するため...

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  • 静的および地震時における擁壁主働土圧の解析

    水野 和憲, 前田 宗春, 大塚 悟, 小林 俊一 土木学会論文集A2(応用力学) 73 (2), I_313-I_320, 2017

    ...手法を提案するものである.この手法は極限定理の一つである上界定理に基づき,仮想擁壁面に土圧に相当する荷重を載荷して,地盤の物体力を含む荷重系を基準荷重にして,荷重係数(安全率)を算出する方法である.安全率が1となった場合の土圧を主働あるいは受働土圧と定義する.安定解析は剛塑性有限要素法にせん断強度低減法を適用して安全率を算出した.既存の土圧理論は直線すべりを仮定するのに対して,土圧作用位置や地震時慣性力...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 被衝突物周りの流場を考慮した漂流物の衝突速度に関する検討

    池末 俊一, 串岡 清則, 平井 孝昌, 三代川 栄一, 皆川 祐輔, 仲村 岳, 奥田 幸彦, 戸井田 隆行 土木学会論文集B3(海洋開発) 73 (2), I_486-I_491, 2017

    ...漂流物の衝突力を評価するためには,被衝突物に対する漂流物の衝突速度を評価する必要がある.ただし,漂流物の運動は被衝突物周りの流場の影響を受けるため,より実態に近い衝突速度を評価するためには,被衝突物周りの流場特性を考慮する必要がある.また,漂流物の運動を推定するうえでは漂流物の慣性力を評価する必要がある.この慣性力の評価には,漂流物自身の空中質量に加えて漂流物が海水を連行しながら運動する効果を付加質量...

    DOI Web Site 被引用文献3件

  • 立ち上がり動作における膝関節キネティクスに及ぼす体幹ダイナミクスの影響

    園尾 萌香, 久保田 圭祐, 山崎 弘嗣, 国分 貴徳, 金村 尚彦 理学療法学Supplement 2016 (0), 0659-, 2017

    ...相互作用トルクは速度依存トルクと慣性力によって構成されるため質量の大きい体幹セグメントのふるまいは動的効率性に強く影響すると考えられるため,本研究ではとくに隣接したセグメントの影響を受けやすい中間関節である膝関節に対して立ち上がり動作時の体幹のふるまいがどのように貢献するかを明らかにすることとした。...

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  • 麻痺肢に対する治療用長下肢装具の適応を床反力解析から検証する―第1報―

    梅田 匡純, 森下 元賀, 川浦 昭彦, 河村 顕治 理学療法学Supplement 2016 (0), 0942-, 2017

    ...しかしこれらは短下肢装具(AFO)で検証された報告であり,レバーアームの長い長下肢装具(KAFO)では,足背屈制動の付加後でも慣性力が維持され推進力を妨げないと推察できる。今回,櫻井らの先行研究を参考にKAFOの足背屈制動の効果検証を行った。</p><p></p><p>【方法】</p><p></p><p>対象は,健常男女13名(32.5±6.5歳)である。...

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  • 高速輪郭運動時の機械振動抑制のための補償トルク設計方法

    林 秀明, 佐藤 隆太, 白瀬 敬一 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 413-414, 2017

    ...NC工作機械には高速な輪郭運動が求められるが,コーナ部では被駆動体の慣性力による機械振動が発生して運動精度が悪化する.本研究では,振動補償トルクを送り軸サーボモータのトルク指令に印加することで振動を相殺する方法と,その振動補償トルクの設計方法を開発した.コーナ部運動時の運動軌跡の測定とそのシミュレーションとを行った結果,提案する方法により輪郭運動時に発生する機械振動を効果的に抑制できたので報告する....

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  • ジャイロ発電機のモータ及び昇圧制御の最適設計

    田島 雄貴, 大西 吉徳, 保坂 寛 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 705-706, 2017

    ...ジャイロ発電機は,回転ロータにより外部振動から得られる慣性力を増幅する振動発電機である.歳差運動での発電電力を昇圧し,ロータに帰還することで自己増速する.装置の小型化のためには自転速度の増大が求められる.これには自転モータの入力電圧を高める必要があるため,昇圧方式を種々比較した.また理想昇圧器を用いて,自転速度に応じた昇圧比制御により,昇圧比一定の場合に比較し,自転速度が5.2倍増大することを示した...

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  • 慣性力によるフォーカスとマイクロピラーを用いた微粒子分離

    鳥取 直友, 西迫 貴志 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 909-910, 2017

    ...既存の微粒子分離マイクロ流路デバイスの多くは,粒子分離の前段階として特定の位置に粒子をフォーカスする必要がある.その際,粒子を含まない溶液(バッファ)を用いるため,試料希釈やデバイス構造の複雑化を招いている.そこで本研究では,粒子分離部である Deterministic Lateral Displacement (DLD) 流路の前段に,慣性力による粒子フォーカス用流路を設けることで,バッファを用いず...

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  • 液架橋マニピュレーションにおけるせん断方向の慣性力による離脱手法

    石原 宏樹, 河野 健人, ヘムタビー パソムポーン, 高橋 邦夫, 齊藤 滋規 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 743-744, 2017

    ...プローブ先端面とセンチオーダーの対象物体表面間に、液体により液架橋を構成し液架橋力を発生させ、対象物を把持する液架橋マニピュレーションにおいて、対象物に液架橋の軸方向に慣性力を与え離脱させることは困難であった。本研究では、液架橋力の異方性に注目し、プローブを水平方向に加速させ、対象物にせん断方向の慣性力を与え離脱させる手法を提案し、離脱可能なプローブ加速度や対象物形状等の条件について示す。...

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  • 1W級振動型ジャイロ発電機の開発

    大西 吉徳, 田島 雄貴, 保坂 寛, 山下 明 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 765-766, 2017

    ...ジャイロ発電機は、回転ロータを加振することで外部振動から得られる慣性力を増幅する振動発電機である。理論上は回転速度に比例して任意に大きな発電量を得られる.本研究では、φ100の重金属ロータを用いた試作機により,1Wの発電を確認した.本装置により,空調など環境のウェアラブル化の見込みを得た....

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  • 遠心クラッチ質量のアンバランス化による刈払機の振動低減

    吉田 準史, 杉田 雄一, 宮川 茂, 大野 照仁, 石川 大芽 農業食料工学会誌 79 (1), 80-86, 2017-01-01

    <p>本研究では刈払機のハンドル部振動低減のため遠心クラッチの質量をアンバランス化した。刈払機ハンドル部振動に及ぼすクラッチカバーの上下,左右方向振動寄与を,実稼働伝達経路解析を用いて分析したところ,ハンドル前後方向振動はクラッチ左右方向振動の影響が高いことが判明した。そこでクラッチシューに微小な錘をカウンターウェイトと逆相側に付加することによりクラッチ質量をアンバランス化した。その結果クラッチ…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 身体慣性力を用いた歩行時床反力の推定

    一色 淳, 井上 喜雄, 芝田 京子, 園部 元康 シンポジウム: スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス講演論文集 2017 (0), A-24-, 2017

    <p>There is a growing need for a gait analysis system that can be used for personal use at low cost and for a long time. Also, even in sports, there is a great need for a system that can be used by …

    DOI Web Site

  • 3Dプリンターとものづくり教育 : コマ製作による教材開発

    佐藤 博, 山主 公彦, Sato Hiroshi, Yamanushi Kimihiko 教育実践学研究 : 山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要 21 43-52, 2016-03-31

    本研究ではコマが回る要素を学習しながら自由に構想したコマを3Dプリンターで造形し、3Dプリンターがどのような技術であるのか学び、回るコマを製作するためにはどのようなコマを作るのか考えさせる実験授業を行った。その結果、また、日本人のコマが長く回わり、ギネスブックに記載されていることを知り、日本の技術に興味をおこさせ、3Dプリンターの仕組みを教え、コマを自作することを通してものづくり教育を考える授業…

    DOI 機関リポジトリ

  • ラーメン高架橋柱端部の塑性化が斜杭基礎の制震効果に及ぼす影響

    佐名川 太亮, 西岡 英俊, 室野 剛隆, 高野 裕輔, 米澤 豊司, 青木 一二三 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 72 (2), 302-314, 2016

    ...斜杭基礎による制震効果には,構造物の慣性力に対する水平抵抗の上昇に加え,地盤変位作用時の逆ロッキング動および入力損失による効果があることが確認されている.一方,近年の高架構造物は,大地震に対して上部工の塑性化によるエネルギー吸収を期待した設計が一般的に行われるが,塑性化が生じた場合にも斜杭による制震効果が発揮されるか検討された例はこれまでにない.本研究では,柱の塑性化を模擬したラーメン高架橋の模型振動実験...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 既設高架橋の鋼製橋脚基部に着目した免震・制震デバイスによる地震応答低減に関する研究

    伊原 茂, 松崎 久倫, 庄司 学 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 72 (4), I_146-I_160, 2016

    ...都市高速道路の代表的な構造物として,ダブルデッキ型式の鋼製ラーメン橋脚で支持された単純鋼桁橋が多径間に渡り連続する曲線高架橋がある.この高架橋を拡幅かつレベル2地震動に対する耐震性確保を行う場合,桁衝突,鋼製橋脚基部の地震応答ひずみの超過等が懸念される.しかし,鋼製橋脚基部には中詰めコンクリートがあり,桁遊間は100mmと狭い.そこで,鋼製橋脚の免震化と隣接桁同士の制震化により,地震時慣性力の低減,...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • ノックオフ部材とすべり支承からなる支承形式の高架橋への適用性

    中西 泰之, 松村 政秀, 山口 隆司 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 72 (2), 322-331, 2016

    ...強地震時に下部構造へ伝達される慣性力を低減する上ですべり系支承の採用が有効である.このとき,すべり機能が強地震時のみに発現するためには,すべり支承に常時・中小地震時には上部構造の水平移動を拘束する復元力機能,強地震時には移動制限を開放するトリガー機能としてノックオフ部材,およびノックオフ後の過大な変位に対する変位制限装置を組み合わせて用いる支承形式が有用と考えられる.本研究では,高架橋および支承形式...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • 高速・超高速切削過程における切削温度が工具‐切りくず接触界面の摩擦特性に及ぼす影響

    木戸浦 大樹, 篠塚 淳 精密工学会学術講演会講演論文集 2016S (0), 649-650, 2016

    ...工具―切りくず接触界面の摩擦特性の温度による影響を,鉛を被削材とした高速,超高速切削試験により吟味した.工具表面の温度分布は,工具先端に創生した3対のマイクロ熱電対により計測した.その結果,高速,超高速切削領域では,刃先の圧壊力の影響を除いた切削力から算出した工具すくい面の摩擦角は,慣性力が顕在化する高速―超高速切削領域で上昇し続けるが,界面での溶融薄層の出現により上昇率が変化することが分かった....

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  • 平面型3リンク劣駆動マニピュレータの3Dモデル作成とモーション解析

    若松 衛, 竹中 真也, 一田 啓介 産業応用工学会全国大会講演論文集 2016 (0), 44-45, 2016

    ...そのような非駆動関節は,駆動関節から発生する慣性力を利用して間接的に駆動させることができる。また,少ない入力で制御を行うため,制御対象の軽量化,省エネルギー化に繋がる。劣駆動マニピュレータの応用例としては,宇宙ロボットをはじめとして,様々な用途が考えられる。また劣駆動マニピュレータは,非線形システムにおける非ホロノミックに分類され,その中でも加速度拘束を有するアファイン系で表現できる。...

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  • 段波津波による船体に作用する波力に関する実験的考察

    榊原 繁樹, 砂原 俊之, 田中 博通, 阿部 郁男, 久保 雅義, 津金 正典 土木学会論文集B2(海岸工学) 72 (2), I_1075-I_1080, 2016

    ...これらの検討から船体に作用する津波波力を推定することは難しく,その適切な評価方法を確立することが津波来襲時の船体挙動を推定するため,さらには津波対策立案で重要となることがわかってきた.そこで本研究では,係留船に作用する津波波力について,S港で津波高さ9m超の来襲により被災した9万トン級大型石炭船をモデルに,段波津波が作用する場合の実験的検討を行った.津波水平波力は水位変動及流速によく一致し,抗力項及び慣性力項...

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  • 礫斜面上を伝播・遡上する波による掃流移動モデルの構築

    田島 芳満, 藤川 大樹 土木学会論文集B2(海岸工学) 72 (2), I_571-I_576, 2016

    ...することを目的とする.まず実際のサンゴ礫を用いた断面平衡地形の再現実験を行い,礫層内外における水位変動や礫の移動特性を抽出した.次に数値モデルでは,礫斜面上の遡上や浸透を考慮した時間発展型の波動モデルに底面境界層モデルを組み込み,非対称な底面軌道流速とそれに対応する底面せん断応力の波形を算定した.礫の移動には実験で見られた掃流移動を想定し,粒子への作用力として抗力,重力,底面摩擦応力に流体の加速度に伴う慣性力...

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  • 地盤変形等の影響を考慮した桟橋の簡易耐震性能照査法に関する基礎的研究

    寺島 彰人, 長尾 毅, 大澤 史崇 土木学会論文集B3(海洋開発) 72 (2), I_473-I_478, 2016

    ...現行の港湾基準では,桟橋のレベル1地震動に対する設計は震度法で実施し,耐震強化施設等では動的相互作用を考慮した非線形有効応力解析によりレベル2地震動に対する照査を行うこととなっている.レベル2地震動のような大規模地震時には上部工に作用する慣性力だけではなく地盤変形等の影響が卓越し,杭の地中部で大きな断面力が発生するが,通常の簡易な骨組解析ではこの現象を再現できないと考えられる.本研究は,桟橋構造の簡易...

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  • 津波漂流物の不確定性を考慮した実用的な被害予測手法の開発

    野島 和也, 桜庭 雅明, 小園 裕司 土木学会論文集B3(海洋開発) 72 (2), I_199-I_204, 2016

    ...移動・滞留状況を把握する実務的な漂流物シミュレーションにおいて,個々の漂流物の不確定性を考慮した被害予測手法を開発した.多種多様の漂流物が対象となる,実地での漂流物シミュレーションにおいて,同種の漂流物に対して代表的なひとつの移動条件を設定する方法では,個々の特性による漂流経路や滞留場所の変動を表現することができない.本研究では,漂流物の特性を示す代表的なパラメータとして漂流開始水深,抗力係数および慣性力係数...

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  • 郷土玩具から力学玩具へ

    久保 光徳, 田内 隆利 日本デザイン学会研究発表大会概要集 63 (0), 88-, 2016

    ...この力学モデルを用いた教育実験から,モノの動的挙動を学ぶ上でポイントとなる重心および,そこにかかる重力,慣性力とモノを外部から支える支点との関係を明らかにした。...

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  • き裂材の動的応力場に対する慣性効果の動的陽解法FEMによる基礎検討

    山田 卓, 高嶋 康人, 南 二三吉 溶接学会全国大会講演概要 2016s (0), 204-205, 2016

    ...溶接・接合部の靭性は衝撃負荷によって低下することが知られている.本研究は,高速引張や衝撃曲げ負荷を受けるき裂材の応力場に対する慣性効果について,負荷様式の違いがもたらす影響を把握することを目的として,き裂先端付近の応力場に与える物体の慣性力の影響を動的陽解法FEMにより検討した....

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  • 静電場中での平面液体ジェットの線形安定性

    吉永 隆夫, 縁田 怜史 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2734-2734, 2016

    ...<p>主流方向に外部電場が与えられた平面ジェットの線形安定性を,ジェットと周囲流体の密度比,誘電率比,電気伝導率比,粘性,表面張力等のパラメータに対して調べた.特に電気ペクレ数(ジェット伝導電流と対流電流の比)と電気オイラー数(慣性力と静電力の比)の安定性に及ぼす影響を明らかにし,従来得られている安定性の結果と比較を行った.</p>...

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  • 慣性力と地盤変位が同時に作用する杭の水平抵抗特性に及ぼす杭体の段落し部での損傷の影響

    佐名川 太亮, 西岡 英俊, 神田 政幸, 森野 達也, 米澤 豊司, 青木 一二三 地盤工学ジャーナル 10 (1), 33-44, 2015

    ...本論文では,合理的かつ経済的な段落し設計手法の確立を目的とし,慣性力と地盤変位の相互作用下において段落し位置が杭の水平抵抗に与える影響について実験および数値解析的検討を行った。模型実験の結果から,慣性力の影響により段落し部に損傷が発生しない深度に段落しを行えば,地盤変位の影響によって杭体に損傷が発生したとしても,杭の水平抵抗に影響を与えないことが確認された。...

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  • マイクロ光造形法による3D微細加工技術

    生田 幸士 生体医工学 53 (Supplement), S126_02-S126_02, 2015

    ...効果に起因した困難もあった.最終的には,光硬化樹脂の硬化特性と造形手法の抜本的な最適化により実現された.1992年の紫外線ランプ方式では5ミクロンの3次元分解能を達成し,その後He-Cdレーザによる安定化を図り,チタンサファイアレーザを用いた2光子吸収硬化により100ナノメータ以下のピンポイント硬化を実現した.これは積層を要せず焦点だけが硬化する新しい光造形手法であった.マイクロスケールでは粘性が慣性力...

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  • 密度を考慮した消波ブロックの耐津波安定性評価手法に関する研究

    水谷 法美, 中村 友昭, 土井 勇人 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_907-I_912, 2015

    ...,密度を大きくする必要がある.本研究では,水理模型実験の結果に基づき,消波ブロックの安定質量を密度とブロック径の関数として表示することを目的とする.本研究で導いた算定式により,慣性力を考慮しないとブロック質量を過小評価する可能性があることが判明した....

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  • ノックオフ部材とすべり支承からなる支承形式のモデル化に関する検討

    中西 泰之, 松村 政秀, 山口 隆司 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 71 (4), I_265-I_273, 2015

    ...強地震時に下部構造へ伝達される慣性力を低減する上ですべり系支承の採用が有効である.ただし,すべり機能は強地震時のみに必要であることから,常時・中小地震時には上部構造の水平移動を拘束する復元力機能,強地震時には移動制限を開放するトリガー機能を有するノックオフ部材を配置し,さらにノックオフ後の過大な変位に対する変位制限装置を組み合わせた支承形式が有用と考えられる.この支承形式を採用して耐震設計法を行う場合...

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  • 斜杭ラーメン高架橋を対象とした地盤変位作用時の動的挙動に関する実験的検討

    佐名川 太亮, 西岡 英俊, 本山 紘希, 室野 剛隆, 高野 裕輔, 陶山 雄介, 米澤 豊司, 青木 一二三 土木学会論文集C(地圏工学) 71 (3), 163-176, 2015

    ...斜杭基礎による制震効果には,構造物の慣性力に対する静的な水平抵抗の上昇に加え,地盤変位作用時の逆ロッキング動および入力損失による制震効果が確認されている.静的な水平抵抗上昇による効果は既往の研究により評価されているが,逆ロッキング動および入力損失が構造物全体の応答にもたらす効果を定量的に評価できていないのが現状である.本研究では,直杭および角度5度の斜杭基礎を有するラーメン高架橋模型(約1/10スケール...

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  • マイクロ光造形法による3D微細加工技術

    生田 幸士 生体医工学 53 (Supplement), S324-S324, 2015

    ...した困難もあった.最終的には,光硬化樹脂の硬化特性と造形手法の抜本的な最適化により実現された.1992 年の紫外線ランプ方式では5 ミクロンの3 次元分解能を達成し,その後He-Cd レーザによる安定化を図り,チタンサファイアレーザを用いた2光子吸収硬化により100 ナノメータ以下のピンポイント硬化を実現した.これは積層を要せず焦点だけが硬化する新しい光造形手法であった.マイクロスケールでは粘性が慣性力...

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  • 津波による船舶群の漂流・座礁に関する水理実験と数値モデルの検証

    許 松, 鴫原 良典, 多田 毅, 林 建二郎 土木学会論文集B2(海岸工学) 71 (2), I_277-I_282, 2015

    ...船舶群が津波により漂流・座礁する水理実験を行い,漂流現象の傾向を分析するとともに,数値モデルの精度について検証した.実験から,船舶漂流には漂流開始する位置に対し一定のパターンが存在するが,流況の複雑さや他の船体との接触などによるばらつきも見られた.剛体モデルに基づく漂流物移動の数値計算により,船舶に作用する慣性力,抗力についてモデルの違いによる影響を調べた.特定の船舶の漂流を評価する場合,抗力には流速分布...

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  • 杭基礎の損傷位置が構造物の地震応答に与える影響の解析的検討

    本山 紘希, 室野 剛隆, 西村 隆義, 山崎 貴之, 高野 裕輔 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 71 (4), I_40-I_49, 2015

    ...地盤変位の影響による杭の深い位置での損傷と慣性力の影響による杭の浅い位置での損傷では,構造物の振動特性に与える影響が異なることが推測される.また,杭基礎の浅い位置での損傷は損傷位置によっても構造物の振動特性が変化する可能性もある.本論文では,これらに関する基礎的な検討として,杭部材の損傷位置を変化させた感度解析による検討を行った.検討においては,せん断土層を用いた杭基礎構造物の振動実験をプロトタイプ...

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  • 動的相互作用の観点から見た斜杭基礎を有する高架橋の地震応答特性

    本山 紘希, 室野 剛隆, 高野 裕輔, 青木 一二三 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 71 (1), 152-166, 2015

    ...斜杭基礎を有する高架橋においては通常の直杭基礎の場合と異なり,上部構造物に水平振動と逆位相の回転振動(逆ロッキング動)が発生する.本研究では,逆ロッキング動について相互作用の観点から分析し,逆ロッキング動が慣性力を低減する効果について検討をした.検討においては,まず,相互作用のうち特に地盤変位の影響について解析的な検討を実施した.次に,斜杭基礎の有効入力動に着目し,慣性力の低減効果について考察を行った...

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  • 地盤改良杭によるもたれ壁の耐震補強工法に関する検討

    池本 宏文, 谷口 善則, 高山 真揮, 高崎 秀明, 藤原 寅士良 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 71 (4), I_749-I_763, 2015

    ....その結果,改良杭を単独で用いた補強では,もたれ壁の転倒・滑動による崩壊に対しての補強効果は低いものの,改良杭よりも背面側の盛土の崩壊に対して,変形を抑制する効果があることが分かった.また,もたれ壁と改良杭の天端を連結材で繋ぐことにより,壁体,改良杭,および背面盛土が一体で挙動することで,もたれ壁の転倒・滑動を抑止し,耐震性が向上することを確認した.この補強メカニズムは,もたれ壁に作用する地震時の慣性力...

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  • 吊橋に適用したケーブル併用制震すべりシステムのデバイスの地震時エネルギーに関する研究

    榊 一平, 松田 哲夫, 松田 泰治, 今村 壮宏, 坂田 裕彦, 宇野 裕惠, 松田 宏, 打越 丈将 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 71 (4), I_780-I_798, 2015

    ...ケーブル併用制震すべりシステムは,構造体をすべり支承で鉛直支持し,地震時水平方向には低摩擦で絶縁してケーブルに復元力を持たせ,制震ダンパーで地震時慣性力を低減する.このシステムでは,入力される地震エネルギーを弾性ひずみエネルギーに変換して一時的に貯蔵し,制震ダンパー等による減衰エネルギーにより地震エネルギーを消費する.また,すべり支承や制震ダンパーは剛塑性型の履歴特性を有しているため,変位にしたがい...

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  • 極限釣り合い法を用いた鉄道バラスト軌道の道床横抵抗力の推定

    市川 拓真, 早野 公敏, 中村 貴久, 桃谷 尚嗣, 小池 陽平 土木学会論文集E1(舗装工学) 70 (3), I_71-I_77, 2015

    ...鉄道バラスト軌道の道床横抵抗力の推定手法として,複雑な道床形状や地震時慣性力などを比較的考慮しやすい極限つり合い法に着目した.本研究では同手法を用いて,様々なまくらぎ形状,軌きょう水平載荷,という条件下の道床横抵抗力の推定を行った.推定に際しては既往の実験結果と比較することにより推定精度の検証を試みた.その結果,直方体のような単純形状のまくらぎに加えて,台形断面や翼付き形状のまくらぎの道床横抵抗力の...

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  • 地震時におけるバラスト軌道の道床横抵抗力特性

    中村 貴久, 桃谷 尚嗣, 早野 公敏, 小川 隆太 土木学会論文集E1(舗装工学) 70 (3), I_79-I_86, 2015

    ...バラスト軌道の耐震性能を評価するため,これまでに小型模型や実物大模型を用いた振動台試験を行い,バラスト軌道の道床横抵抗力に関する検討が行われてきた.本研究では,軌きょう模型や曲線部模型を用いた小型模型傾斜試験や大型振動台試験により,バラスト軌道の道床横抵抗力を検討した.その結果,準静的な慣性力あるいは加振力が作用する道床の横抵抗力は,常時あるいは地震後の道床横抵抗力よりも小さい.また,直線部・曲線部...

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  • 地域在住高齢者における抑うつ症状と歩行時の体幹加速度によって評価された歩行の規則性の関係

    中村 凌, 三栖 翔吾, 澤 龍一, 上田 雄也, 中津 伸之, 斎藤 貴, 杉本 大貴, 村田 峻輔, 小野 玲 理学療法学Supplement 2014 (0), 0524-, 2015

    ...安定した歩行には,身体の重心が存在し,身体の中で最も大きい部位を占めるために慣性力の影響を強く受ける体幹の動きが非常に重要となる。しかし,高齢者において抑うつ症状が歩行時の体幹の動きに与える影響は未だ明確になっていない。そこで,本研究の目的は,地域在住高齢者における抑うつ症状と歩行時の体幹の動きとの関係を明らかにすることとした。...

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  • 立ち上がりの動作速度と運動力学的特徴の関係

    黒部 恭史, 有賀 一朗, 矢島 英賢, 藤本 知宏, 百瀬 公人 理学療法学Supplement 2014 (0), 0181-, 2015

    ...一般的に関節運動を起こす力は筋力,慣性力,重力が挙げられる。立ち上がり動作では筋力と慣性力は体重心を上方へ移動させるために働き,重力はそれらに拮抗する作用をもつと考えられる。また関節運動を起こす筋力,慣性力,重力を合計した力は正味トルクと呼ばれる。...

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  • 既設吊橋に適用するケーブル併用制震すべりシステムの研究

    松田 哲夫, 松田 泰治, 今村 壮宏, 坂田 裕彦, 宇野 裕惠, 松田 宏, 打越 丈将 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 70 (4), I_469-I_486, 2014

    ...既設吊橋の床組縦桁では,伸縮部からの漏水による損傷や活荷重の過積載と増加に起因して疲労損傷が顕在化している.この対策として,支承部のすべり機能および回転機能の確保と床組縦桁の連続化が有効である.連続化後の支承は,常時,風時および地震時に橋軸方向の移動が拘束されないように可動とし,床組縦桁・床版を補剛トラスから独立させて,床組縦桁・床版の慣性力を主塔とアンカレッジに受け持たせる.このため,床組縦桁端を...

    DOI 被引用文献1件

  • 杭中間部にゴムを挿入した免震杭基礎の側方流動地盤における有効性に関する研究

    宇野 州彦, 大塚 久哲, 三藤 正明 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 70 (4), I_1004-I_1017, 2014

    ...液状化が発生する地盤において,杭基礎構造物は地震時慣性力と地盤の液状化や側方流動等で,液状化層と非液状化層の層境界部で大きな断面力が発生し,これらの箇所において杭の塑性化や損傷を招くと考えられる.このことは過去の被災事例からも明らかとなっている.著者らはこれまでに橋梁杭基礎の損傷メカニズムと,杭に対する地盤の液状化および慣性力の影響を把握するために,無対策の杭を用いた模型振動実験において,層境界部で...

    DOI 参考文献2件

  • 液状化地盤における免震メカニズムのエネルギー的検討

    國生 剛治 日本地震工学会論文集 14 (1), 1_85-1_96, 2014

    ...免震効果によって構造物へ入射する波動エネルギーが減少すれば、上部構造物の地震慣性力による被害は軽減することにつながるが、そのメカニズムを理論的に検討する試みは稀であった。ここでは均質砂層を対象とした単純なモデルにより、液状化にともなうS波速度V<sub>s</sub>の低下と内部減衰定数Dの変化が地震波動エネルギーの地表への伝達率に与える影響を検討した。...

    DOI 参考文献9件

  • 携帯型加速度モニタ装置を用いた転倒経験者のSit-to-Walk taskの特徴

    新井 慎, 塩澤 成弘 理学療法学Supplement 2013 (0), 0260-, 2014

    ...さらに非転倒群は,停止の際には1歩毎で慣性力を止めることが可能であるが,転倒群は停止の際には1歩毎で慣性力を止めることができず,慣性力を止めるためには2歩必要であるという特徴が認められ,転倒群と非転倒群を判別する指標として,停止2歩前の加速度が重要であることが示唆された。...

    DOI 医中誌

  • 小型3軸加速度計を用いた静止立位時の重心動揺評価

    山中 悠紀, 野中 紘士, 山本 洋之, 村上 仁之, 石井 禎基 理学療法学Supplement 2013 (0), 1586-, 2014

    ...本研究では小型3軸加速度計を用いた静止立位時の重心動揺評価の有用性の検討を目的として,加速度計を腰部正中背面に装着し,身体重心に働く慣性力の加速度(ACC)の変化から推定したCOGを用いて重心動揺を評価し,三次元動作解析装置を用いて算出したCOGとの比較を行った。【方法】対象は健常な男子大学生6名(年齢:20.8±0.4歳,身長:170.2±6.7cm,体重:61.9±5.1kg)とした。...

    DOI 医中誌

  • 壁等と衝突する天井の地震時挙動に関する非線形時刻歴解析及び等価線形化解析の適用性

    石原 直, 稲井 慎介, 森田 泰弘, 渡壁 守正, 脇山 善夫 理論応用力学講演会 講演論文集 63 (0), 9-, 2014

    ...天井の慣性力を周囲の壁等に負担させる場合、施工上の理由等から不可避的な隙間が生じることで地震時に衝突が生じうる。本稿では非線形時刻歴応答解析(THA)と等価線形解析(ELA)を取り挙げ、天井と周囲の壁等との間で発生する衝撃力等に関して実験結果との比較により解析方法の妥当性を検討する。...

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  • 筋張力の動力学的変換率および発揮負担度からみた定速走における 支持脚筋群の動的特徴

    仲谷 政剛, 小池 関也 バイオメカニズム学会誌 38 (3), 207-217, 2014

    ...本研究では,筋の動的な特徴を示す新たな指標として,筋張力の身体慣性力に対する動力学的貢献を動力学的変換率,そして筋張力の張力発揮能に対する比を発揮負担度とそれぞれ定義した.つぎに,これらの指標を用いて,踵接地タイプのランナー12 名による速度3.3 [m/s] の定速走動作における,支持脚筋群の動的な特徴について検討を行った.その結果,1)動力学的変換率では筋群に依らず,身体慣性力の水平前後方向成分...

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  • 鉄道車両の動的影響を考慮した鉄道構造物の耐震設計法

    徳永 宗正, 曽我部 正道, 渡辺 勉, 川村 力, 小野 潔 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 70 (2), 265-281, 2014

    ...により,地震動の周波数特性,構造物の塑性化の程度,構造物の降伏振動数に依存して応答塑性率は最大で-50~+20%の間で変化すること,列車の集中荷重効果により,列車重量を等分布で想定するよりも構造物の地震時応答は大きくなることが明かとなった.加えて,耐震性能評価における列車重量の簡易モデル化手法として,動的解析の場合には車両系の動的効果を等価重量率を用いて評価する等価重量法を,静的解析の場合には等価慣性力法...

    DOI 被引用文献2件

  • 遠心場擬動的実験による動的相互作用評価と課題

    佐々木 義志, 高橋 良和, 澤田 純男 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 70 (4), I_761-I_774, 2014

    ...本研究では,構造系の地震時挙動を把握するための実験手法として提案された,擬動的実験の一つである遠心場擬動的実験を対象とし,この実験手法の適用性に関する検討を実施している.既往の擬動的実験システムでは地盤振動の効果,基礎のロッキング,杭の慣性力を考慮することができないため,新たにこれらの影響を考慮できる擬動的実験システムを構築し,シミュレーションによる考察を行った.さらに,上部構造物の特性を変えた擬動的実験...

    DOI 参考文献4件

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