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検索結果 309 件

  • ヨーダの発話と現在進行形

    山本 明歩 山梨英和大学紀要 22 (0), 13-23, 2024-03-30

    Unlike generative grammar, which assumes underlying basis of all languages that is unique to human beings, cognitive linguistics assumes that languages have their basis in general cognitive …

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  • KURODA(1965a)批判的講解(II–a)

    伊東, 光浩 関東学院大学人文学会紀要 148 43-105, 2023-07

    前稿( 1 )に続き、黒田成幸氏の論文、「Causative Forms in Japanese」(Foundations of Language I. 30-50)に対する〈批判的講解〉を試みる。冒頭(適宜断裁を施した)論文(「Causative Forms in Japanese」)の原文をそのまま忠実に引用し、直後に当該の原文に対する拙訳を加えてある。その後、更に、黒田氏によって、原文(「…

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  • 自然言語としての第二言語習得

    横田 秀樹 第二言語 21 (0), 51-68, 2022-12-15

    ...<p>生成文法は半世紀以上にわたり言語習得を分析するための主要なアプローチのひとつである.その理論的枠組みは時代とともに何度か大きな進展をしてきた.本稿は,言語設計の三要素(Chomsky, 2005)の中の第三要因の観点から,第二言語としてのWh疑問文の習得の先行研究のデータを見直すことで,理論上,問題となる点を指摘し,今後の第二言語習得研究が考えるべき方向性を探ることを目的とする.</p>...

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  • 統語意味論に基づく中国語形容詞述語文の分析

    郭 楊 関西大学外国語学部紀要 = Journal of foreign language studies 27 1-14, 2022-10

    “统语意味论” 理论是由上山あゆみ在2015年以其出版的同名著作提出的一个新型语言学理论。它既延续了生成语法对语言可以从各个词汇所带的特征出发自由创造出不同新句子的主张,又修正了生成语法只侧重句法分析而忽略了词义与句义,句法与句意如何同时解释的问题。本文利用 “统语意味论” 为理论背景,从理论语言学的角度假设了汉语形容词谓语句 “张三高。” 和 “张三 很高。” 中两个 “高” …

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  • 英語の前置詞残留における非対称的なペアマージ分析

    田中 公介 Journal of UOEH 44 (1), 53-62, 2022-03-01

    ...<p>本論文では,これまでの生成文法理論の枠組みで研究されてきた文法的対比の一つである,<i>Wh</i>疑問文における前置詞残留の項と付加詞の対比を,近年のミニマリスト統語論におけるラベル付与アルゴリズム(Labelling Algorithm: LA)と,LAを基にした外的Pair-Merger分析を用いることによって説明する.更に,<i>Wh</i>疑問文と同様の統語特性を示すものの,項と付加詞...

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  • 副詞の位置

    伊藤, 秀彦 自然・人間・社会 72 13-42, 2022-01

    ...本稿はアメリカの言語学者Noam Chomsky(1928-)の生成文法理論に基づき、副詞の位置について論じるものである。I章では、分離屈折辞仮説を用いれば、確実性に関する文修飾の副詞が、文頭か、be動詞・助動詞の後で一般動詞の前か、主語の後で助動詞の前かのいずれかの位置に生じうる理由を説明できることが分かる。...

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  • 日英語比較統辞論とパラメータの理論

    福井 直樹 言語研究 161 (0), 1-33, 2022

    ...このように理解して初めて,「パラメータ」概念の本質に関するその後の理論的発展,そして最近の生成文法研究とこれらの研究が適切に接続されることを示す。</p>...

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  • 国語研ことばの波止場 : 国立国語研究所研究情報誌 vol.9 (2021.3)

    国立国語研究所研究情報誌編集委員会 国語研ことばの波止場 : 国立国語研究所研究情報誌 = NINJAL Research Digest 9 1-16, 2021-03-31

    ...特集 : 研究者コミュニティーに開かれた国語研・日本語の不思議を科学する 日本語から生成文法理論へ : 統語理論と言語獲得 / 村杉 恵子・新しい古典・言語文化の授業 古文教育に資する、コーパスを用いた教材の開発と学習指導法の研究 / 河内 昭浩・学習者の「打つ」をサポートする 「具体的な状況設定」から出発する日本語ライティング教材の開発 / 小林 ミナ・広がる関西弁~国語研の調査データを使ってみよう...

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  • TARB書評: Noam Chomsky, New Horizons in the Study of Language and Mind

    仲宗根 勝仁 Tokyo Academic Review of Books 8 1-, 2020-12-02

    ...New Horizons in the Study of Language and Mind, Cambridge University Press, 2000 (以下NH)は、生成文法の創始者として知られる言語学者Noam Chomskyの著作であり、1990年代に発表された諸論文がベースとなっている。......

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  • 「KURODA(1965a(1))」批判的講解(I)

    伊東, 光浩 関東学院大学人文学会紀要 143 231-278, 2020-12

    黒田成幸氏の論文、「Causative Forms in Japanese」(Foundations of Language I.30-50)に対する〈批判的講解〉を試みる。当該論文は、表題にもお示ししてある通り、1965年に発表されている。なお、当該論文に続いて、同年(1965)に同氏によって発表された、『Generative Grammatical Studies in the …

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  • 2050年の情報処理:22. 情報システムとしての法律もしくは法治の未来

    居駒, 幹夫, 柴田, 睦月 情報処理 61 (5), 486-487, 2020-04-15

    ...情報システム学の見地で「法の運用」は典型的な社会の情報システムである.本稿は,この見地で法または法治主義の未来を予測した.5年,10年という単位ではITを活用した法律やそれにかかわる情報の電子化といった狭義の情報システム化が進むであろう.しかし,人工知能などによるIT革新の加速により,法を現在のような態様で維持することは困難になると予想する.このため,現在の成文法をベースとした社会の情報システムに対...

    情報処理学会

  • 日本手話における等位接続の特性 (1)

    浅田 裕子 Japanese Journal of Sign Language Studies 28 (1), 20-30, 2019-12-10

    ...この意味と音韻の不整合という理論的問題に対し、音声言語を中心とする従来研究において、生成文法の枠組み (Chomsky 2015) で提示されている等位構造の統語分析には、大きく分けて二つの立場がある。等位構造で並列につながれている句(等位句)が統語的に同じ高さの位置にあると考える対称分析と、異なる高さにあると考える非対称分析である (Progovac 1998 を参照)。...

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  • TPとDP、及びCPとPPの構造的平行性

    伊藤, 秀彦 自然・人間・社会 67 1-31, 2019-07

    ...本稿はアメリカの言語学者Noam Chomsky(1928-)の生成文法理論に基づき、TP(時制句)とDP(決定詞句)、及びCP(補文標識句)とPP(前置詞句)の構造的平行性について論じるものである。第1章では「助動詞と不定詞のtoとの平行性」について考察する。...

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  • 人間言語における構造生成能力の起源・進化

    藤田, 遥 人間・環境学 27 141-152, 2018-12-20

    ...生成文法に立脚する多くの議論では, 人間言語に固有の機能は統語演算部門, 及びその基本操作である併合であるとされてきた. しかし, 本稿では, この演算能力は人間言語以外の領域にも見られる汎用的な能力であると想定することが妥当であることを示し, 人間言語において独自に発達したのは, 演算操作そのものというよりもその操作対象である語彙項目であるという仮説を提示する....

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  • 言語理論と教室第二言語習得研究

    平川 眞規子 第二言語 16 (0), 39-56, 2018

    ...しかしながら, 生成文法を枠組みとする第二言語習得研究の成果を教室場面へ応用するということに関心が向けられるようになったのは, 最近のことである(Whong, Gil, & Marsden, 2013; Whong, Marsden, & Gil, 2013)。...

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  • A Note on Copy Raising Constructions in English: A-Resumption Approach

    小林, 桂一郎 科学/人間 46 43-70, 2017-03

    ...生成文法では一般的に定型節をA移動によって越える依存関係は英語では観察されないとされているが、依存関係のθ位置に代名詞が位置する構文としては、所謂転写繰り上げ構文(copy raising construction)(本文例文(1))の存在が観察されてきた。英語内における特異な統語的性質から、転写繰り上げ構文には様々な分析が提案されてきた。...

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  • 日本的日汉语言对比分析报告 : 从生成语法的视角

    山口, 直人 語学教育フォーラム 31 119-180, 2016-03-31

    ...本書は広州中山大学外国語学院日本語学科にて行った講演「日本における日中言語対照分析の報告-生成文法の視点から-」に基づいて執筆したものである。 本書の目的は、生成文法の重要な理論的道具である「樹形図」から見出せる文の階層構造という観点に基づくだけで、日中両言語の対照分析に対して一定の有効な考察のヒントが見出せることを示すことにある。...

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  • EL Island Construction and Bound Morphemes in Japanese/English Code-Switching

    武藤 輝昭, Teruaki Muto 関西外国語大学留学生別科日本語教育論集 = Papers in Teaching Japanese as a Foreign Language (26) 1-11, 2016

    ...このような発話の基盤言語を英語と見做すと、日本語の拘束形態素がどのように生成されるのか、その過程を説明するのは困難であるが、本稿では、特に属格の拘束形態素や接続詞句の切り替えを生成文法における、いわゆる「島」という観点から考察する。...

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  • 言語の創造性 : チョムスキーの初期の言語理論を中心に

    伊藤, 秀彦 自然人間社会 59 39-68, 2015-07

    ...その結果、この言語の創造性という問題は、近代言語学において、研究の焦点を行動主義的、記述主義的、分布主義的言語学から生成文法へと移行させる役目を果たしている、ということがわかる。第3章では、言語能力と言語運用について論じる。その結果、言葉を話す場合であれ聞く場合であれ、中立的な理解の「基盤」があるはずであり、それをチョムスキーは解明しようとしている、ということがわかる。...

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  • モンゴル法制史研究動向

    萩原 守, 額定 其労 法制史研究 64 (0), 171-211,en11, 2015-03-30

    ...<br> 「モンゴル帝国期」については、チンギスハーンの定めた法典『大ヤサ』が、成文法として本当に存在していたのかどうかが、最近の焦点となっている。「北元時代」に関しては、いくつもの蒙文法典原本が文献学的に研究されているが、法制史的研究がなされているのは、『ハルハジロム』のみである。...

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  • 映画 Los lunes al sol の語用論的分析

    アルバレス, アンドレス・ガルシア メディア・コミュニケーション研究 68 1-21, 2015-03-20

    Ya desde hace aňos se viene adoptando una línea de enseñanza y aprendizaje acerca del estudio de una lengua y de ese fenómeno tan complejo que es la comunicación, que traspasa los límites de la mera …

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  • 不定語の統語的性質とその意味表示

    上山 あゆみ 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2015 (0), 2F5OS01b4-2F5OS01b4, 2015

    ...統語意味論は、生成文法の知見を明示的な素性構造でとらえなおす試みの1つであり、語彙ごとの素性構造の指定をなるべく一本化することを目指す理論である。</p>...

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  • 助動詞と疑問詞の位置

    伊藤, 秀彦 自然人間社会 54 71-93, 2013-01

    ...本稿は生成文法理論に基づき、助動詞と疑問詞の位置について考察するものである。第I章では、平叙文における助動詞の位置について考察する。その結果、文は助動詞を主要部とする助動詞句であるということ、助動詞を伴わない文にも潜在的な助動詞の位置が存在するということ、be(助)動詞を伴う文において、beは、動詞の場合、助動詞の場合、動詞と助動詞を兼ねる場合の3通りがあるということがわかる。...

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  • 逆スコープ解釈の本質について

    林下 淳一 言語研究 143 (0), 29-68, 2013

    ...</p><p>数量表現を含む文の意味解釈を観察することによってComputational Systemの働きに迫るというのは生成文法でよく見られる方法であるが,本稿が示したように,スコープ解釈のすべてが文レベルのみで決定するものではない以上,観察されたスコープが何に基づくものであるのかを正しく見極めることが極めて重要である。</p>...

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  • 意味表現を所与とする自然言語表現の生成モデル

    麻生 英樹 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2013 (0), 2D5OS03b4-2D5OS03b4, 2013

    ...<p>自然言語表現の統語論的な生成モデルとしては、変形生成文法がよく知られているが、意味表現を所与として、それに対応する自然言語表現を生成するような生成モデルとしては、複雑な構造を持つ意味表現や幅広い自然言語表現に対応しているものは多くない。本発表では、意味表現から自然言語表現を生成するための確率的な生成モデルについて検討した結果について報告する。</p>...

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  • ヴェトナム国家大学ハノイ校所属人文社会科学大学歴史学科講義用黎朝前期史論文集

    Yao Takao 広島大学大学院文学研究科論集. 特輯号 72 1-73, 2012-12

    ...しかし同地のムオン族首長(同時にムラの長)は黎朝の文書形式に則って「嘱書」(遺言書)を作成し、村落内部での独自の土地支配形態や人身支配を「成文法」化させ、固定させることに利用したのである。こうした異質の2つの社会を包摂するのが黎朝政権だったのだが、当の黎朝皇帝や開国の功臣たちも、もとはタインホアの小首長たちであり、彼らのもとの姿も、実はこうしたものであったに違いない。...

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  • 英語の三つの離接節について

    岩田 良治 天理大学学報 64 (1), 1-13, 2012-10

    ...もう一つの目的は,これら三種類の節に関する記述的特徴がどのように説明されるかを生成文法の「原理とパラミター理論(GB 理論)」の枠組みに基づいて考察することである。そして,その考察の結果,これら三種類の節は三次元の統語構造を持ち,その構造に基づいて,これらの節に関する記述的特徴が説明されることを示す。...

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  • 神社・寺院に関連する固有名詞と英語の定冠詞

    堀口, 和久 千葉経済論叢 (46) 35-49, 2012-07-24

    ...英語の冠詞の用法については,Christophersen(1939), Jespersen(1949)等の記述的かつ古典的研究から,最近の生成文法・認知言語学等の言語理論に基づく理論言語学的な分析,包括的かつ体系的な文法書による分析,さらには最近のBerry(1993),樋口(2003)等の冠詞の研究,規範文法の立場からの研究,言語習得の側面からの研究等が存在する。...

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  • 属格名詞の構造位置について

    福田, 稔 宮崎公立大学人文学部紀要 19 (1), 155-172, 2012-03-02

    ...生成文法の統語研究では名詞句をDの投射とするDP分析が一般的であるが、最近では名詞句内部に節構造に対応する左周辺部構造があるというAboh et al.(2010)の提案がある。この提案を前提とし、本稿ではDPの左位置に生じる属格名詞のうち主格属格、所有属格、時間名詞属格の構造位置の相違について次の3つの提案を行う。第一に、主格属格はDPの指定部にあり、属格'sは統語的な投射を形成しないこと。...

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  • 人格の研究 4

    嶋崎 裕志 太成学院大学紀要 14 (0), 75-84, 2012

    ...最後に、現代の言語研究における、生成文法を取り上げ、人間の言語活動における、生成文法が持つ生得性に注目した。...

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  • 英語科教育における生成文法の活用の余地

    志手 和行, 川村 晃市 関東甲信越英語教育学会誌 26 (0), 15-25, 2012

    The present study explored how university students as a trainee English teacher think they can make use of generative grammar theory in English classroom teaching. As the Universal Grammar (UG) …

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  • 世界遺産という法的翻訳作業

    山田 亨 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2012 (0), 150-150, 2012

    ...本報告は、2007年以来、長崎県で取り組まれている世界遺産登録に関わる行政の動向に焦点を当てることにより、法人類学的視点から行政における法文化を検証するとともに、国際法や国内法、そして、住民における法解釈や法認識といった法の多層性を人類学における翻訳の概念を用いながら検証するとともに、関連する国内の成文法を媒体とすることにより法的な実体性を持つ世界遺産の「文化」について考察を試みるものである。...

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  • 受動化と繰り上げ

    伊藤, 秀彦 自然人間社会 50 75-97, 2011-01

    ...本稿は、生成文法理論に基づき受動化と繰り上げについて考察するものである。1章では受動化について考察する。その結果、能動文とそれに対応する受動文とでは意味が異なる場合があるということ、受動文は「併合」と「移動」という文法操作を経て派生されるということ、主要部と補部の「親密さ」が受動化の可否に影響を与えているということが理解できる。2章では繰り上げについて考察する。...

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  • 文断片における格現象

    永次 健人 九州大学言語学論集 31 53-88, 2010

    ...形式的には文に満たないが文に相当する意味を持つ表現である文断片は、生成文法の標準的アプローチにおいて、削除現象の一つであると見なされてきた(Merchant 2004他)。この「削除分析」では、文との部分的な類似性(Connectivity)を捉えることができるが、文には見られない文断片固有の特性(Anti-connectivity)を説明できない。...

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  • 言語と経済性のメタ原理に関する一考察

    石井, 隆之 生駒経済論叢 7 (1), 825-847, 2009-07-01

    ...生成文法の枠組みでは, 「経済性」というメタ原理は, 言語を適切に成立させる「原理の原理」とみなされる。 本稿では, このメタ原理としての「経済性」が, 4つの基本的な言語学上の課題,すなわち, 英語の第一人称代名詞の主格が単純であること, 英語の冠詞の存在意義, 日本語において助動詞の種類が豊富な理由, 日本語の数の概念の曖昧さの存在意義に対して, ある程度関わっていることを示した。...

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  • 5文型を再考する

    伊藤, 秀彦 自然人間社会 46 109-139, 2009-01

    ...本稿は、生成文法理論に基づき5文型の分析を行うものである。1章では5文型の諸問題と生成文法的考え方について考察する。その結果、従来の5文型の枠組みでは表現するのが困難な文があるということ、学校文法は文法機能重視であるが生成文法は文法範疇重視であるということ、文の要素は文法範疇と主題役割によっても特徴づけることができるということ、句は内心的で2項的であるということが理解できる。...

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  • 聴覚障害児の言語の理解と産出に関する言語学的研究

    澤 隆史 特殊教育学研究 47 (4), 255-264, 2009

    ...先行研究を「統語」「意味」「使用」の観点から整理し、各観点について、生成文法理論による統語能力の解明、統語処理における意味情報の利用、発話・作文における語の使用に関する研究の成果と残された課題について述べた。従来の言語獲得研究は、生成文法理論などに基づく統語能力の解明を軸として進展してきた。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • 学際的科学哲学に向けての言語研究

    金杉 高雄 太成学院大学紀要 11 (0), 37-46, 2009

    ...生成意味論はもともと,生成文法の一部として生まれた研究であるが,その後,生成文法とはパラダイムの点で相容れることはなく,独立した独自の道を歩んだ。その結果,今日の認知言語学の礎となったのである。その点,生成文法が果たした役割は重要であったといえる。認知言語学は隣接分野の研究成果からの知見を豊富にいただきながら,今の姿になっている。...

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  • 日本語助詞「は」と遊離数量詞の関係

    石井, 隆之 近畿大学英語研究会紀要 (2) 61-77, 2008-08-01

    遊離数量詞の統語的振る舞いについて、日本語助詞の「が」を含む最大投射範疇PPの認可に対しては、石井(2007)の照合理論の枠組みで、ある程度の説明が可能であるが、「は」を含むPPに対しては、原理的説明が難しい。例えば、「男が3人入ってきた」が文法的なのに対し、「男は3人入ってきた」が少し不自然であることが説明しにくい。そこで、本稿では遊離数量詞の基底生成位置と、その遊離数量詞の付加部移動やPP内…

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  • 中国民法典の制定に関する一考察

    江, 涛 千葉大学人文社会科学研究 16 120-137, 2008-03-15

    ...この構想に基づき、憲法、民法、刑法、民事訴訟法、刑事訴訟法などの基本法が成文法典に制定すべきであるとされた。目下、憲法、刑法、刑事訴訟法、民事訴訟法は既に成文法典に制定されたが、民法は未だ法典化されていない。したがって、改革開放と社会主義市場経済の発展に適応しながら、グローバル社会にも対応できる現代的民法典を制定することは、中国が直面している重要な立法課題となっている。...

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  • 言語能力と一般認知能力との相互関係 : 生成文法の試み

    奥, 聡 北海道英語英文学 53 41-77, 2008

    ...本稿は日本英文学会北海道支部第52回大会(2007年10月7日札幌大学)において行われた語学部門シンポジアム「言語能力と一般認知能力との相互関係:生成文法の試み」の内容を中心にまとめたものである.初めに序論として,第1節で生成文法研究の概歴を本稿との関係の深い部分を中心に述べる.第2節では数量詞繰上げ(quantifier raising: QR)を,第3節では強勢と焦点の問題を,それぞれ具体例として...

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  • 日本と韓国の聴覚障害児における格助詞の誤用の比較 : 構造格と内在格を中心に

    金 銀珠, 伊藤 友彦 特殊教育学研究 46 (1), 19-27, 2008

    ...日本と韓国の聴覚障害児を対象として、4コマ漫画説明課題を用いて、生成文法理論の構造格と内在格という視点から、聴覚障害児の両言語に共通する格助詞の困難さと個別言語の違いによる格助詞の困難さについて検討した。本研究の結果、両群とも格助詞の誤用の多くが構造格の格助詞「が」と「を」(韓国語では「〓/〓」と「〓/〓」)と内在格の格助詞「に」(韓国語では「〓〓)の位置で生じていた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件

  • 成文法の形成について

    上田 雅信 認知神経科学 10 (3-4), 228-234, 2008

    ...【要旨】ノーム・チョムスキー(Noam Chomsky)は、生成文法は自然科学と同じ経験的な方法による言語研究(自然主義的アプローチ)であると考えている。本稿では、17世紀の科学革命における近代科学(力学)の形成過程と20世紀の認知革命における生成文法の形成過程とを比較することによって自然科学としての生成文法の特質を明らかにする試みの概要を示す。...

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  • 変化を伴う由来

    藤田 耕司 Viva Origino 35 (4), 136-147, 2007

    <p>  In sharp contrast to the highly modular theory of grammar advanced by Generative Grammar in the past, current Minimalist Program seeks to minimize the genetic component of the human language …

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  • 人間発達と言語

    荻原 洋 富山大学人間発達科学部紀要 1 (1), 53-61, 2006-12

    ...私達が話すことばは、生成文法形家たちが言うようなある程度のインプットさえ与えていれば獲得できるようなものではない。社会的相互作用と切り離された形でのことばの正常な発達はありえない。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 多重WH構文の統語現象に関する一考察

    石井, 隆之 生駒経済論叢 3 (2), 1-19, 2005-12-15

    [概要]日本語と英語の双方に多重WH構文(疑問詞が複数生じる文)が存在するが,この文におけるWH句は,LF(論理形式)部門で,WHが移動して認可されるものと,一般に考えられている。本稿では,WH句の認可条件に,WH句のLF移動が関わっていないと考え,CP主要部照合という照合理論を提案する。LF内で主節のCP主要部が,WH句をm統御していることが最低条件で,WH句は認可されると考える。素性の一致と…

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  • 語彙意味論の史的一考察 : 単語連想の視点から

    伊藤 光彦, イトウ ミツヒコ, Mitsuhiko Ito 雲雀野 = The Lark Hill (27) 51-86, 2005-03-31

    ...生成文法の語彙意味論として,semantic feature theory(意味素性理論),feature theory(素性理論)がるある。生成文法後の語彙意味論として,prototype theory(プロトタイプ理論)とこの理論に密接に関係する認知意味論がある。これらそれぞれの理論と単語連想との関わりを考慮しながら概観した。...

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  • データ少佐の語用論的特徴 : 関連性理論に基づく研究

    イワシタ, シュンジ, IWASHITA, Shunji (41) 111-121, 2005-03-20

    ...また、関連性理論が主張する、「人間は最小の労力で最大の認知効果を得ようとする」という原則は、Chomsky(1995)に代表される生成文法が提唱する普遍文法の原則であるEconomyPrinciple(経済性の原則)と一致すると考えられる。即ち、人間の言語活動を含む認知過程(Cognitiveprocess)は、この経済性の原則に従っていると考えられる。...

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  • 「千円'から'お預かりします」の理論言語学的考察

    松本 純一 東洋学園大学紀要 = Bulletin of Toyo Gakuen University 12 29-38, 2004-03-15

    ...近年日本語の話し言葉でよく聞かれる「~円からお預かりします」という言い回しに関して,その表現の成立と存在意義について,生成文法を始めとする理論言語学及び普遍文法の観点から考察する。結論として,この表現は本来助詞が存在しなくてよい部分に,丁寧さを高めるために日本語におけるデフォールトな後置詞「から」が挿入されたものであるという説明を提案する。...

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  • 言語獲得-生成文法の立場から

    原田 かづ子 Viva Origino 31 (2), 86-97, 2003

    <p>  Since Chomsky first proposed the theory of generative grammar in 1950’s, generative grammar has attempted to solve such issues as: What is knowledge of language? How is knowledge of language …

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  • 生物言語学の展開

    藤田 耕司 Viva Origino 31 (2), 104-121, 2003

    <p>Generative grammar constitutes one major branch of theoretical linguistics, but its more important role as biolinguistics can be found in the interdisciplinary field of human biology. By …

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  • 成文法と科学革命

    上田 雅信 Viva Origino 31 (2), 122-131, 2003

    <p>  According to Chomsky (2000), the “mental” or “linguistic” aspect of the world can be investigated in the same way as any other aspects of the world, such as “electrical” or “chemical,” which …

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  • 書評 Jenkins, Lyle. Biolinguistics: Exploring the Biology of Language

    藤田, 耕司 言語研究 121 165-178, 2002-03

    ...本書はチョムスキーの生成文法理論の基本理念や近年の展開を, 生物学諸分野との関わりを中心に描写した概説書である. 生物言語学と呼ぶべき方法論は生成文法の独占するところでは決してないが, とりわけミニマリズムが言語設計の最適性を重要課題に据えて以来, 人間言語に対する生物学的論考は今や生成文法を中心に言語科学の大きな潮流となりつつある....

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