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検索結果 49 件

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  • 膵動静脈奇形による難治性十二指腸潰瘍の1例

    井上 翔太郎, 上尾 哲也, 米増 博俊, 石田 哲也, 福田 昌英, 都甲 和美, 柳井 優香, 永松 秀康, 成田 竜一, 村上 和成 日本消化器病学会雑誌 114 (5), 846-853, 2017

    <p>62歳,男性.心窩部痛の精査で十二指腸潰瘍を認め,プロトンポンプ阻害薬を投与されたが効果なく紹介となった.潰瘍は灰白色で,潰瘍底に線維化が目立った.造影CT検査で膵頭部に蛇行拡張した血管構造を認め,膵動静脈奇形(膵AVM)が疑われた.血管造影検査を行い膵AVMと診断した.最終的に膵AVMにともなう十二指腸潰瘍と診断し,膵頭十二指腸切除術を行った.難治性十二指腸潰瘍の原因に膵AVMも考慮すべ…

    DOI PubMed 医中誌

  • 多彩な内部構造により非典型的な画像所見を呈した膵漿液性嚢胞腫瘍の1例

    佐上 亮太, 永松 秀康, 都甲 和美, 柳井 優香, 高橋 健, 上尾 哲也, 成田 竜一, 石田 哲也, 福澤 謙吾, 米増 博俊 日本消化器病学会雑誌 112 (6), 1067-1074, 2015

    画像所見上鑑別が困難であった膵漿液性嚢胞腫瘍の1例を経験したので報告する.症例は67歳男性,画像所見より最大径39 mmで内部不均一な単房性腫瘍を認め,出血壊死をともなう膵内分泌腫瘍や充実性偽乳頭腫瘍を考え,亜全胃温存膵頭十二指腸切除術を施行した.組織所見にて内部に出血をともなう変性物質の貯留と立方上皮からなる大小の嚢胞集簇が確認された.以上よりmacrocystic …

    DOI PubMed 医中誌

  • 関節リウマチに起因する続発性アミロイドーシスが原因と考えられた胆道出血の1例

    永松 秀康, 成田 竜一, 丸田 紘史, 高橋 健, 上尾 哲也, 石田 哲也, 福澤 謙吾, 若杉 健三, 米増 博俊 日本消化器内視鏡学会雑誌 55 (12), 3776-3781, 2013

    症例は71歳女性,総胆管結石による閉塞性黄疸の診断で当院に紹介となり,ERCPにて胆道出血を認め,下部胆管に狭窄が疑われた.胆汁細胞診や生検では悪性所見を得られなかったが,胆道癌による胆道出血も否定できず,幽門輪温存膵頭十二指腸切除を行った.組織学的検索において腫瘍性病変は認めなかったが,乳頭部胆管に線維腺筋性の過形成変化と,膵頭部および胆嚢,肝外胆管の血管壁を主体にAA型のアミロイド沈着を伴う…

    DOI 医中誌

  • EUS所見より術前診断し,内視鏡的に切除し得た胃Hamartomatous inverted polypの2例

    上尾 哲也, 石田 哲也, 永松 秀康, 成田 竜一, 高橋 健, 小寺 隆元, 向井 亮, 米増 博俊, 福地 聡士, 清家 正隆 日本消化器内視鏡学会雑誌 54 (1), 24-32, 2012

    症例1は74歳男性.胃穹隆部前壁に粘膜下腫瘤を認めた.症例2は61歳女性.胃体上部前壁に亜有茎性の粘膜下腫瘍様病変を認めた.両症例ともEUSで,第3層に多房性無エコー域を認め,胃Hamartomatous inverted polyp(HIP)と術前診断した.内視鏡的切除にて,粘膜下層に嚢胞状に拡張した腺管群と線維筋成分の増生を認め,いずれも胃のHIPと診断した.胃のHIPは稀な病変で診断が難し…

    DOI 医中誌 参考文献26件

  • 漢方薬が関与したと考えられる若年女性発症の特発性腸間膜静脈硬化症の1例

    小寺 隆元, 上尾 哲也, 石田 哲也, 永松 秀康, 高橋 健, 占部 正喜, 成田 竜一, 向井 亮, 米増 博俊, 若杉 健三 日本消化器内視鏡学会雑誌 54 (3), 455-459, 2012

    症例は31歳女性.5年前より漢方薬を内服していた.3年前より原因不明の右下腹部痛を自覚し,今回当院受診した.腹部単純X線検査にて右下腹部に線状の石灰化を認め,腹部CT検査にても,上行結腸周囲の血管に石灰化を認めたため,特発性腸間膜静脈硬化症が疑われた.大腸内視鏡検査では,粘膜所見は乏しいものの,盲腸から上行結腸にかけての生検組織で粘膜固有層の間質に膠原線維の沈着と静脈壁の線維性肥厚を認め,特発性…

    DOI 医中誌 参考文献12件

  • 膵腫瘍との鑑別を要した脾動脈瘤の1例

    永松 秀康, 高橋 健, 上尾 哲也, 成田 竜一, 向井 亮, 石田 哲也, 福澤 謙吾, 若杉 健三, 高木 一, 米増 博俊, 清家 正隆, 木庭 郁郎 日本消化器病学会雑誌 108 (8), 1420-1427, 2011

    症例は46歳,男性.検診の腹部超音波検査にて膵体部背側に約30mm大の低エコー腫瘤を指摘され,紹介となった.造影CTやMRI,EUSより膵リンパ上皮嚢胞を考えたが,増大傾向にあることや悪性の可能性が否定できずに,膵体尾部・脾臓合併切除術を施行した.最終診断は,脾動脈の解離性動脈瘤の偽腔部分が破綻して生じた仮性動脈瘤であった.<br>

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献2件 参考文献21件

  • 成人発症のB型肝炎ウイルスに関連したGianotti-Crosti症候群の1例

    本間 雄一, 原田 大, 日浦 政明, 成田 竜一, 阿部 慎太郎, 田原 章成 肝臓 51 (11), 615-619, 2010

    症例は45歳,男性.2008年12月下旬より両側下肢から始まる皮疹が出現し,全身へ拡大した.肝機能障害を認め,HBs抗原120.4 S/Nで,IgM-HBc抗体は1.4 indexと軽度上昇,HBe抗原202.3 S/CO,HBe抗体0.0%,IgG-HBc抗体は原液96.0%,200倍希釈16.4%でありB型急性肝炎と診断した.また経過から皮疹はB型急性肝炎に伴うGianotti-Crosti…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献27件

  • コメント1:「聞くこと」と「書くこと」(<特集>オーラリティとはなにか)

    成田 龍一 日本オーラル・ヒストリー研究 4 (0), 47-52, 2008-10-11

    オーラル・ヒストリーが論じられるなかで、声が複数性と重層性をもつこと、複数の声と声の複数性を認識しなければならないこと-声は決して、単一の声として把握できないことは、多々論じられてきた。だが、同様のことはその記述に関わっても問われている。声の複数性は記述における論点でもある。歴史学は、1990年代以降、「書くこと」すなわち叙述の問題についての議論をおこなってきた。かかる立場から見るときには、オー…

    DOI

  • 慢性肝炎の経過に及ぼす労働の影響-小規模集団における前向き研究-

    田原 章成, 松岡 英彦, 前川 智, 嶋田 美砂, 成田 竜一, 阿部 慎太郎, 山崎 雅弘, 田代 充生, 田口 雅史, 山本 光勝, 木原 康之, 久米 惠一郎, 芳川 一郎, 中村 早人, 大槻 眞 日本消化器病学会雑誌 104 (8), 1192-1203, 2007

    慢性肝障害を有した労働者(肝炎労働者)は多いが,労働が慢性肝障害の経過に及ぼす影響は明らかでないため,肝炎労働者を3年間追跡調査し,作業内容や疲労などと肝障害の関連を検討した.結果,肝炎の活動性に影響する作業関連要因は認められず,疲労と慢性肝炎の増悪の関連もなかった.また,急性増悪と作業関連要因や疲労との関連もなかった.観察期間内で作業関連要因別のトランスアミナーゼ値,血小板数に有意な変動はなか…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献21件

  • C型慢性肝炎を有する糖尿病患者に発症したアメーバ性肝膿瘍の1例

    田代 充生, 田原 章成, 千手 倫夫, 松橋 亨, 大東 岳司, 山崎 琢士, 成田 竜一, 阿部 慎太郎, 大槻 眞 糖尿病 49 (1), 35-40, 2006

    症例は65歳男性.1995年から当科で糖尿病とC型慢性肝炎を経過観察されていた.上腹部痛を伴う37°C台の発熱が約3週間持続するため2004年2月16日当科を受診,腹部超音波検査で肝膿瘍の存在が疑われ入院した.第5病日に経皮的肝膿瘍ドレナージ術を施行した.膿汁はアンチョビ・ソース様で,直接鏡検で栄養型赤痢アメーバが認められ,アメーバ性肝膿瘍と診断,メトロニダゾール内服を開始し,経過良好で第19病…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献22件

  • シミュレーションを用いた溶接変形予測システムの開発

    五嶋 智, 今野 貢, 成田 竜一, 藤谷 泰之, 芹澤 久, 村川 英一 溶接学会全国大会講演概要 2004s (0), 37-37, 2004

    橋梁製品製作過程において溶接変形が発生し、部材組立の際に縦曲がり及び縦収縮が問題となる。現状では、歪取り作業により修正しているが、製作に期間を要している。そこで、溶接変形を精度良く予測し、溶接変形に基づいた部材形状取りを行うことで、歪取り修正作業を低減させるシステムを開発した。

    DOI

  • 初回IFN治療著効後に急性肝炎を発症しIFN再治療を行ったC型肝炎の1例

    小野 雅美, 成田 竜一, 阿部 慎太郎, 田原 章成, 大槻 眞 肝臓 42 (3), 138-143, 2001

    症例は50歳の女性. 夫がC型肝炎. 1997年4月肝機能異常にて入院. HCV抗体低力価陽性でC型急性肝炎と考えられた. HCV-RNAは一旦陰性化したが1カ月後に再陽性化し肝機能異常にて再入院. HCV抗体高力価陽性で慢性化が疑われ, インターフェロン (IFN) 治療を受けHCV-RNAは持続陰性化した. 10カ月後の1999年1月再び肝機能異常を来しHCV-RNAは再陽性化した. …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • 十二指腸乳頭部原発MALTリンパ腫の1例

    引地 拓人, 大久保 義光, 江尻 豊, 大山 仁, 本田 秀和, 麦倉 正敏, 成田 竜一, 落合 浩暢, 中野 重一, 小原 勝敏, 粕川 禮司 日本消化器内視鏡学会雑誌 41 (9), 2064-2068, 1999

    In July, 1997, a 79-year-old woman visited a home doctor in Iwaki becase of abdorninal pain and appetite loss. Based on a gastroendoscopy finding showing a swollen papilla of Vater, she was …

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 腺腫様組織の混在した十二指腸過形成性ポリープの1例

    金川 賢二, 村田 育夫, 成田 竜一, 中野 重一, 芳川 一郎, 鵜木 秀明, 大神 吉光, 大槻 眞 日本消化器内視鏡学会雑誌 37 (9), 1885-1889_1, 1995

    A69-near-old man had been followed up for the duodenal polyp since 1987. In 1992, the endoscopic biopsy revealed adenoma with moderate cellular atypism. In December 1993, he underwent endoscopic …

    DOI 医中誌 参考文献26件

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