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  • 無反応覚醒症候群をめぐる確率論的転回

    戸田 聡一郎, 日笠 晴香 生命倫理 32 (1), 86-94, 2022-09-28

    <p> かつて「植物状態」と呼ばれていた意識障害は、近年、その病態が含意するものの変遷により無反応覚醒症 候群( UWS) と呼ばれるようになった。しかし意識障害の診断基準や呼称の変遷、診断精度の向上にもかかわらず、その誤診率の高さは臨床において信用されるほど下がっていないとも指摘される。UWS患者にとって日常的なケアは重要であり、ケアの継続によってたとえわずかであっても意識の回復(発見) …

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  • 応用倫理の概念枠組みはAIが引き起こす未踏の問題をどこまで予測できるか?

    石川 開, 伊藤 宏比古, 前田 春香, 水上 拓哉, 佐藤 誠, 津田 健一郎, 戸田 聡一郎, 猪口 智広, 佐倉 統, 早矢仕 晃章, 永合 由美子, 大澤 幸生 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 1I5OS14b01-1I5OS14b01, 2022

    <p>今日、AI事業において倫理規範に抵触しかねないことが大きなリスクとして顕在化しつつある。こうしたリスクに対処するためには、起こり得る問題を事前に予測できることが望ましい。しかしながら、前例の無いAI製品・サービスでは、データの無いところからの予測となり容易ではない。一方、AI倫理に関する理論や概念枠組みが構築されつつある。そこで我々は「AI倫理の概念枠組みが、AIによって引き起こされる未踏…

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  • 人の心とAIの相互作用モデルとその社会実装デザインへの応用

    石川 開, 水上 拓哉, 戸田 聡一郎, 猪口 智広, 前田 春香, 福住 伸一, 佐倉 統, 伊藤 宏比古, 津田 健一郎, 早矢仕 晃章, 永合 由美子, 大澤 幸生 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2021 (0), 1E3OS8a02-1E3OS8a02, 2021

    <p>人の心とAIの相互作用は、社会受容性の理解の足掛かりとなる。人のAIへの期待はその認知のされ方に影響され、AIがデータのある属性に配慮すべきかどうかもその社会での意味に依拠する。また、心を変容する技術の登場は、「迅速更生」という手段を可能にし、更生と社会応報とを根拠とする刑罰の執行との間で新たなジレンマを生じつつある。本発表ではこうした事例分析を通じ、AIの社会実装デザインへの応用可能性を…

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  • 検出不可能な経頭蓋直流電気刺激(tDCS)を用いたトレーニング法の問題性

    近藤 良享, 戸田 聡一郎, 小田 佳子, 三浦 裕 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 71 (0), 74-, 2021

    <p>本発表では、競技スポーツにおける経頭蓋直流電気刺激(tDCS)トレーニング法が選手間の公正性に背くのか、またスポーツの健全性(integrity)に背理するとすればドーピングの方法として規制すべきかを論じる。</p><p> ニューロフィードバックを用いる脳ドーピング(Brain-Doping)の科学的有効性、安全性は現在のところ実証されていない。ところが現実には、Halo New …

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  • AIの倫理的・社会的問題の類型化を試みる

    石川 開, 水上 拓哉, 戸田 聡一郎, 猪口 智広, 前田 春香, 福住 伸一, 佐倉 統 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 2Q4OS13a02-2Q4OS13a02, 2020

    <p>新たなAIの社会実装によって生じる様々なリスクを事前に把握する事は大変重要である。しかし、個々のAIプロダクトが実際に社会にどのような倫理的・社会的問題を生じうるかといった可能性を、事前に網羅的かつ精緻に想像するのは大変困難であり、想像する個々人の技術的・倫理的・社会的見識によって結論が大きく左右されてしまう。このため、このような特定のAIプロダクトに関する倫理的・社会的問題の検討を支援す…

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  • 当院における外来輸血の現状と課題

    濵田 文香, 戸田 聡江, 松本 眞弓, 杉本 美香, 佐藤 達郎 医学検査 68 (2), 353-357, 2019-04-25

    <p>当院では外来輸血を実施するにあたり『外来輸血の安全のための基準(院内基準)』を作成し検討したが,実施場所および人員の確保が困難と判断したため実現できなかった。2014年に再検討し,対象患者を外来化学療法患者のみ,実施場所を限定することで実施可能と判断して開始に至った。現在は対象患者を他科へも拡大している。この度我々は,2014年4月から2017年12月までに外来輸血が指示された全症例(17…

    DOI 医中誌

  • キリスト教修道制におけるしあわせ?(<特集>しあわせと宗教)

    戸田 聡 宗教研究 88 (2), 397-421, 2014

    「しあわせ」「幸福」は現世で感得される心的状態を表すが、キリスト教修道制が目指したのは救済であり、幸福とは明らかに異なる(「幸福感」とは言えても「救済感」とは言えない)。しかも救済に到達するために、修道制は、この世で得られる様々な幸福の源泉(飲食、性、家族関係)を放棄している。修道制における幸福を語ることがそもそも可能かどうかは問われてよい。キリスト教の中には、現世での幸福は観照に存するとする伝…

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  • 遷延性意識障害におけるケア提供と資源配分に関する倫理的諸問題 : 日本に特異的な診断基準からの一考察

    戸田 聡一郎 生命倫理 21 (1), 4-11, 2011

    本稿では、日本に特異的な植物状態の診断基準(遷延性意識障害)を手がかりとして、その診断基準が世界的な臨床実践にいかに寄与できるかを考察する。日本独自の遷延性意識障害の枠組みに立てば、欧米の基準で無視されがちな、意識の有無が疑われる患者に対しても均一なケアを提供し、いまだその病態の本性に謎の多い最小意識状態(MCS)の疫学的データ収集に貢献できる可能性がある。しかしながら、実際の日本の臨床の体制は…

    DOI 医中誌

  • 東方キリスト教圏における聖人伝と翻訳

    戸田, 聡 Global COE Program International Conference Series No. 6 : 「テクスト布置の解釈学的研究と教育」第6回国際研究集会報告書 : 歴史テクストの解釈学 : 針路, 解釈実践, 新たな諸問題 153-162, 2009

    名古屋大学グローバルCOEプログラム「テクスト布置の解釈学的研究と教育」第6回国際研究集会(主催: 名古屋大学大学院文学研究科, 会期: 2009年3月7日~3月8日, 開催地: 東京国際フォーラム)

    機関リポジトリ HANDLE

  • 集合住宅の新所有・管理制度の研究

    齊藤 広子, 長谷川 洋, 阿部 順子, 戸田 聡子, ヨム チョルホ, 西戸 啓陽 住宅総合研究財団研究論文集 35 (0), 333-344, 2009

    本研究は,日本の集合住宅の新たな管理方式と所有形態の検討を行うことを目的としている。目的を達するために,アメリカ,韓国,フランス,イギリスの管理方式と所有形態の制度と実態を明らかにした。結果,次のことを明らかにした。アメリカでは多様な共同所有の形態があるが,管理方式は理事会方式で理事会の権限が大きい。韓国は大規模マンションが多いために,代表者による決定方式がとられる。フランスは管理会社が管理者と…

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  • 意識障害における有効なリハビリテーション方法の構築 : 誤診率のメタ分析を手がかりとして

    戸田 聡一郎 生命倫理 19 (1), 13-20, 2009

    高次脳機能障害におけるケアの効果については多くの研究結果が蓄積されている。しかしながら、自己意識および周囲の環境に対する気づきが欠如または減弱している意識障害患者におけるケアの効果を研究した報告は、ほとんど存在しない。そのような意識障害の代表例が、植物状態(遷延性意識障害)である。本稿ではこの背景を基礎に、はじめに植物状態における誤診率の高さを指摘した論文について、新たにメタ分析を加える。この分…

    DOI 医中誌 参考文献17件

  • 遷延性植物状態患者をめぐる神経倫理学的考察 : 新しい方法論に向けて

    戸田 聡一郎 生命倫理 18 (1), 142-148, 2008

    遷延性植物状態(PVS)はその診断基準の難しさと同時に患者とのコミュニケーションが困難であるという理由から、様々な倫理的問題を引き起こしてきた。しかし最近、植物状態と診断されたにもかかわらず、実は意識を持っている患者がいることを示唆する研究が報告された。本稿ではこの研究結果を検証し、実験で使用されたパラダイムが特に臨床応用において問題を表出させることを示す。さらにこの問題を解決させるための新たな…

    DOI 医中誌 参考文献12件

  • 果実中のエトキシキン分析法の評価

    佐々木 久美子, 辰濃 隆, 野村 孝一, 今澤 剛, 宇都宮 領, 金子 正堅, 近藤 安昭, 三枝 晃次郎, 戸田 聡, 永山 敏廣, 豊田 正武 食品衛生学雑誌 43 (6), 366-370, 2002

    日焼け防止剤エトキシキン(ET)の食品衛生法告示試験法を改良した分析法について共同実験を行って評価した.この分析法ではETの分解を抑制するために,ホモジナイズ時にチオ尿素を添加し,試験溶液に酸化防止剤BHTを添加した.また,抽出効率を上げるためにヘキサンに代えてアセトンを抽出溶媒とした.6分析機関で 0.2 μg/g のETを添加したりんご,洋なし,日本なしを分析したときの平均回収率は …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献10件

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