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検索結果 85,283 件

  • 肝硬変の成因と病態

    疋田 隼人 日本消化器病学会雑誌 121 (5), 356-364, 2024-05-10

    ...くなっている.また,非アルコール性脂肪性肝疾患に起因する肝硬変も急増している.ひとたび肝硬変に至ると,肝予備能低下と門脈圧亢進によるさまざまな症状が出現するが,いまだ根本的な治療法は存在しない.肝硬変に至る前に治療介入することが重要であり,慢性肝臓病の早期発見を目的として,2023年に日本肝臓学会では奈良宣言2023が宣言された.1人でも多くの慢性肝疾患患者が早期発見され,早期受療によって肝硬変への進展が抑制...

    DOI PubMed

  • CO<sub>2</sub>削減に向けたスーパーリーンバーンエンジン熱効率向上のための燃料組成に関する研究

    安武 優希, 内木 武虎, 小畠 健, 渡邊 学 Journal of the Japan Petroleum Institute 67 (3), 89-96, 2024-05-01

    ...リーン限界の拡大とノッキングの抑制により,熱効率が最大4ポイント向上した。これはバイオ燃料によるCO<sub>2</sub>削減効果と合わせると35 %のCO<sub>2</sub>削減に相当し,エンジンと燃料を市場に導入していくことで,将来の運輸部門の低炭素化に貢献することが可能となる。</p>...

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  • 有機太陽電池の将来展望

    平本 昌宏 応用物理 93 (5), 265-271, 2024-05-01

    ...<p>有機太陽電池の効率は20%に達した.今後,シリコンに匹敵する25%を実現するには,全ての再結合,特にジェミネート再結合,2分子再結合,トラップ誘起再結合の抑制が必要不可欠である.長期的には,無機半導体と同様の,励起子フリーの高効率光電流発生が実現する可能性がある.</p>...

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  • HIF-PH阻害薬によるがん微小環境と腫瘍免疫への影響

    松永 慎司, 冨田 修平 日本薬理学雑誌 159 (3), 169-172, 2024-05-01

    ...を惹起し,腫瘍内マクロファージの表現型の変化も誘導した.本稿においては,我々が見出したHIF-PH阻害薬による腫瘍増殖抑制作用とそのメカニズムについて概説する.また,マクロファージに対するがん治療薬の研究,開発動向も紹介したい....

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  • ロート製薬の挑戦 ~再生医療の実用化に向けて~

    小池 哲央 MEDCHEM NEWS 34 (2), 63-68, 2024-05-01

    ...再生医療とは、患者自身の細胞・組織または他者の細胞・組織を培養等加工したものを用いた医療と定義されており、希少疾患や難病等、これまで有効な治療法がなかった疾患の治療ができるだけでなく、慢性疾患や高齢化に伴う疾患に対しても効果が期待でき、医療費の抑制等の経済効果も大いに期待されている。...

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  • MC1R作動薬MT-7117(dersimelagon phosphoric acid)の創製

    山元 康王, 佐藤 篤史, 諸熊 賢治, 宮代 昌彦, 鈴木 毅 MEDCHEM NEWS 34 (2), 74-79, 2024-05-01

    ...メラノコルチン1受容体(MC1R)作動薬は、メラニン形成の促進や炎症および線維化を抑制することが期待される。実際に合成ペプチドであるafamelanotideが、皮下インプラント製剤として赤芽球性プロトポルフィリン症(EPP)に対して欧米で承認されている。筆者らは患者さんの利便性を大きく改善する経口剤を目指し、強力なアゴニスト活性と薬物動態および安全性を両立する化合物の創出に挑戦した。...

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  • 新規アルツハイマー病治療薬レカネマブ(レケンビ<sup>®</sup>点滴静注200 ‍mg,500 ‍mg)の作用機序と臨床試験成績

    新留 徹広, 石川 幸雄, 小川 智雄, 中川 雅喜, 中村 陽介 日本薬理学雑誌 159 (3), 173-181, 2024-05-01

    ...考えられる.レカネマブは,早期ADを対象とした国際共同第Ⅱ相プラセボ対照比較試験(201試験)及び国際共同第Ⅲ相プラセボ対照比較試験(301試験)によって有効性,安全性が確認検討された.両試験ともに日本人被験者も組み入れられた.レカネマブは,米国では2023年1月の迅速承認を経て,同年7月に正式に承認された.本邦においては,2023年9月に「アルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の進行抑制...

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  • 当院における慢性閉塞性肺疾患患者の筋肉量低下関連因子の検討

    野田 直孝, 出水 みいる, 若松 謙太郎, 川崎 雅之 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 225-231, 2024-04-30

    ...</p><p>【結論】COPD患者の観察開始時における筋肉量低下を予測する際に増悪歴とBDIが有用であり,増悪を抑制しながら自覚症状をコントロールすると経時的な筋肉量増加が期待される.</p>...

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  • 根圏における植物保護細菌の制御

    竹内 香純 土と微生物 78 (1), 17-19, 2024-04-30

    ...さらに,アミノ酸の一種であるグルタミン酸には,植物保護細菌による病害抑制効果を高める機能があることも明らかとなった。遺伝子発現解析の結果,調節型small RNAの発現と,キチナーゼ遺伝子群の発現がグルタミン酸処理時に亢進することが明らかとなり,病害抑制効果との関連性が示唆された。...

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  • 光化学系 II 蛋白質の pH 依存の構造研究

    梅名 泰史, 安達 麻柚帆, 沈 建仁 SPring-8/SACLA利用研究成果集 12 (2), 89-93, 2024-04-30

    ...本研究は、混合緩衝液を使って PSII 結晶を様々な pH 環境下に処置することで、pHに よって機能が抑制される構造化学的な仕組みの理解を目指す構造研究を行った。...

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  • がん病態におけるANGPTL2シグナルの機能

    門松 毅, 尾池 雄一 生化学 96 (2), 241-254, 2024-04-25

    ...さまざまな疾患の発症・進展につながる.ANGPTL2は,その生理機能として,損傷修復による組織の恒常性維持に重要な役割を果たしているが,一方で,そのシグナル過剰状態は,慢性炎症や不可逆的組織リモデリングを引き起こし,生活習慣病やがんの発症・進展に寄与する.がん病態では,ANGPTL2による恒常性維持機構の過剰応答が,発がんやがん転移を促進する.さらに最近,抗腫瘍免疫に対して,がん細胞由来ANGPTL2は抑制的...

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  • 臓器移植における糖鎖抗原に対するB細胞応答

    大段 秀樹 生化学 96 (2), 215-221, 2024-04-25

    ...唯一の根治療法であるが,ドナー不足が常態化している.その緩和手段としてABO血液型不適合移植が行われている.また,ドナー不足の根本的解決の手段として,動物の臓器を用いた異種移植の実用化に向けて,研究が進められてきた.これらの手段に共通した障壁となるのが,糖鎖抗原に対する抗体関連拒絶反応である.我々は,血液型糖鎖が難治性拒絶反応の標的となるメカニズムや,異種糖鎖抗原に対する抗体性拒絶反応に既存の免疫抑制薬...

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  • 前縦隔に発生した炎症性筋線維芽細胞性腫瘍(inflammatory myofibroblastic tumor:IMT)の1例

    斉藤 彰俊, 後藤 千嘉, 中山 かおり, 小山 敏雄 肺癌 64 (2), 113-117, 2024-04-20

    ...</b>60歳代女性.検診の胸部X線写真にて,右第1弓の突出を指摘された.胸部造影CTでは,前縦隔右側に,長径74 mmの境界明瞭な腫瘤が認められた.腫瘤は上行大動脈と密に接し,心外膜までの浸潤が疑われた.造影効果は,早期相から全体に,やや不均一に認められた.MRIの脂肪抑制併用T2強調像では,辺縁が優位に低信号域を伴う,不均一な高信号を呈していた.FDG-PET/CTでは,腫瘤の中心部優位にFDG...

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  • 肺癌粒子線治療の進歩

    久保 亘輝, 大野 達也 肺癌 64 (2), 63-69, 2024-04-20

    ...更には2016年からは全例の前向き登録試験を開始している.近年,この前向き登録によるデータからI期肺癌の良好な治療成績がreal worldのデータとして報告されている.また臨床現場で治療方針に難渋することが多い間質性肺疾患合併肺癌に対して比較的安全に治療できることが報告されている.局所進行肺癌に対する粒子線治療に関しては特に免疫療法併用時の成績はまだ検討段階である.免疫療法併用困難となる肺臓炎の抑制...

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  • 回避性パーソナリティ障害を持つ入院患者に対する作業機能障害に焦点を当てた実践の効果

    中村 麻幸, 川口 敬之, 勝山 基史 作業療法 43 (2), 272-279, 2024-04-15

    ...<p>社会的相互作用を極端に抑制することを特徴とする回避性パーソナリティ障害を有する事例に対して,作業機能障害の種類と評価を用いた面接に基づく作業療法介入を実施した.介入の有効性を単一事例実験研究デザインに基づき,作業療法参加回数および語りの変化,行動の変化を実施前後で調査した.その結果,作業療法参加回数は有意に増加および維持された.また日々の活動に意味を感じられる語りの変化が見られ,日中生活において...

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  • Skin rejuvenationにおけるピコ秒レーザーの活用方法―ナノ秒レーザーとの対比にて―

    中野 俊二, 原 葉子, 川村 みゆき 日本レーザー医学会誌 45 (1), 46-53, 2024-04-15

    ...rejuvenation目的で使用する場合には波長1,064 nmないし755 nmを用いる.それぞれにnon-fractional治療とfractionalレンズを用いたフラクショナル治療を選択することができる.高フルエンスほど効果が良いがdown timeを生じるため希望に合わせて組み合わせて加療する.くすみ等の色素増強した肌に対するrejuvenationの場合には,メラノサイトの活動性を抑制...

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  • イネ初冬直播き栽培における被覆尿素の最適溶出パターン

    早坂 和希, 松波 麻耶, 下野 裕之 日本作物学会紀事 93 (2), 163-164, 2024-04-05

    ...<p>イネ初冬直播き栽培での最適な施肥体系を構築するため,被覆尿素の溶出パターン7~8種類を2シーズンにわたり調査した.リニア型被覆尿素(以下,リニア型)は初冬から春の苗立ち前の期間に最大65%の窒素成分が溶出した.一方で,シグモイド型被覆尿素(以下,シグモイド型)は冬季の溶出が抑制され,イネ初冬直播き栽培での利用に適すると考えられた.</p>...

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  • 親水性—親油性バランス型充填剤を用いる簡便な固相抽出精製による二枚貝中オカダ酸群の精密定量

    鳥居塚 南, 上原 由理香, 長谷川 守文, 渡辺 卓穂, 鎗田 孝 分析化学 73 (4.5), 185-191, 2024-04-05

    ...した公定分析法が導入されている.本研究では,この方法の精製操作である固相抽出に親水性─親油性バランス型充填剤(HLB)を適用し,さらに固相に担持した成分の洗浄工程を省略した分析法を検討した.はじめに,ホタテガイを試料とした検討を行った.検討した精製法による処理液と,同濃度の貝毒成分を含む標準溶液をLC/MS/MSで測定したところ,各貝毒成分の面積値の差は−1〜6% であり,マトリックス効果は良好に抑制...

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  • ワイヤロープ設置区間の新たな接触事故対策が交通挙動に与える影響分析

    小野 ひかり, 柿元 祐史, 松戸 努, 浜岡 秀勝 交通工学論文集 10 (3), B_1-B_7, 2024-04-01

    ...<p>高速道路の暫定二車線区間では、ワイヤロープの設置により対向車線への飛び出し事故が激減し、重大事故の抑制に極めて高い効果を発揮している。一方で、ワイヤロープへの接触事故により復旧や修繕のための交通規制時間が増加するなど、新たな問題が発生している。本研究では、事故特性を分析した上で、ワイヤロープへの接触事故の抑制に向けた新たな対策を提案し、その効果を検証することを目的とする。...

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  • 理学療法士養成校における留年・中途退学の現状と対策

    亀野 純 理学療法教育 4 (1), 1_17-1_30, 2024-04-01

    ...考察:留年の抑制には管理職への相談,教員の自己研鑽,授業づくりが有効であり,中途退学の抑制には,1年次のクラス運営と学生間で生じている学力差の克服に努めることが有効と考えられる。</p>...

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  • ビームシフトを抑制する直線偏波及び円偏波変換リフレクトアレー

    山田 裕貴, 坂川 幸太郎, 出口 博之, 辻 幹男 同志社大学ハリス理化学研究報告 65 (1), 31-40, 2024-04

    ...本論文では, リフレクトアレーの開口面上において,各素子の配置される位置に応じて,周波数に対する反射位相量が適切な傾きを持つ直線となるように各素子の設計を行い,設計周波数以外でも開口面の位相分布を一様にすることで,設計帯域内でビームシフト抑制が可能なことを示す.そして,このような条件を満たす共振素子を遺伝的アルゴリズムにより設計し,その素子を用いてビームシフトを抑制した直線偏波及び円偏波変換リフレクトアレー...

    DOI 機関リポジトリ

  • 新型コロナウイルス感染を契機に増悪し大腸亜全摘を施行した潰瘍性大腸炎の1例

    長安 健, 藤好 直, 本間 重紀, 市川 伸樹, 吉田 雅, 柴田 賢吾, 松井 博紀, 桂田 武彦, 中久保 祥, 畑中 佳奈子, 武冨 紹信 日本消化器外科学会雑誌 57 (4), 204-211, 2024-04-01

    ...Coronavirus Disease 2019;以下,COVID-19と略記)のパンデミック発生から4年が経ったが,潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis;以下,UCと略記)との関連につき一定の見解は得られていない.今回,COVID-19罹患後増悪し手術となったUCを経験した.症例は62歳の男性で,UCに対し内科加療中であった.COVID-19発症後に血便や腹痛などの症状が増悪し,免疫抑制剤...

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  • NEWS & TOPICS

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2024 (4), 14-15, 2024-04-01

    ...<p>【研究成果】信号処理技術で地震動を精密評価 時間遅れ成分を導入、地下資源開発など応用へ </p><p>【研究成果】人工生体膜上に細胞骨格を形成 半導体製造技術を応用、病気の原因解明や創薬に貢献 </p><p>【研究成果】膵臓がんを血中酵素活性異常で早期発見 超高感度で検出・解析、診断技術開発に道 </p><p>【研究成果】水分・塩分過剰摂取を抑制する制御メカニズムの解明 脳の神経細胞が欲求をフィードバック...

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  • 月経前に増悪する Duhring 疱疹状皮膚炎の 1 例

    松田 晃徳, 土橋 人士, 石井 文人, 古賀 浩嗣, 池田 志斈 西日本皮膚科 86 (2), 130-132, 2024-04-01

    ...乾癬では,エストラジオールが好中球やマクロファージの機能を抑制し,乾癬を改善させる可能性が報告されている。自験例では詳細な機序は不明だが,排卵後にエストラジオール濃度が下がったことで,好中球が活性化され皮疹が増悪した可能性を考えた。 Duhring 疱疹状皮膚炎も月経時に増悪する可能性を考慮する必要がある疾患と考えた。</p>...

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  • グラフェンによる赤外線センサ

    小川 新平 応用物理 93 (4), 218-224, 2024-04-01

    ...炭素原子1層の2次元物質であり,その優れた光・電子物性によりさまざまなデバイスへの応用が期待されている.本稿では,このようなグラフェンの光センサ,特に赤外線センサへの応用について解説する.グラフェンの赤外線センサ応用への期待と課題を整理したあと,デバイス化後の特異な光検出原理を明らかにする.さらにグラフェン固有の高感度化手法である光ゲート効果について述べる.最後に,光ゲート効果の信号増幅効果に加え暗電流抑制...

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  • 要介護認定者の5 年生存率上昇後の人口構造に関する確率シミュレーション・モデルを用いた検討

    鈴木 真, 本多 伸行, 木村 大介 保健医療学雑誌 15 (1), 43-52, 2024-04-01

    ...で約2.1%増加させる必要性が示唆された.高齢になっても安全かつ安心して生活できる社会保障制度の構築に寄与できるように,今後は年齢や性別などの予後変数を用いた予測モデルを開発し,実証検証を含めた外的妥当性について評価する必要があると考える.外的妥当性が担保されれば,具体的な介護サービスが要介護者に与える影響やその費用対効果など様々な研究に応用することができ,より良い高齢者の生活の獲得や社会保障費の抑制...

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  • 複数回の切除後にも再発した多発型 Nevus lipomatosus cutaneous superficialis

    山本 紗由美, 武藤 一考, 森田 寛之, 名嘉眞 武國 西日本皮膚科 86 (2), 117-118, 2024-04-01

    ...</p><p><b>造影 MRI</b>:左側腰部に皮膚隆起性病変を認め,同部は T1WI で高信号,脂肪抑制 T2WI で低信号を呈し脂肪成分と考えた。皮下脂肪組織への浸潤は認めなかった(<b>図 2 </b>)。</p><p><b>病理組織学的所見</b>:表皮細胞に異型はなく,隆起部の真皮浅層以下に成熟脂肪細胞の増殖を認め,脂肪組織内には血管構造が含まれていた(<b>図 3 </b>)。...

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  • 御嶽山南麓の渓流河川の流量計測

    谷口,智雅 人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要 (41) 15-24, 2024-03-31

    ...しかし、測線の川幅は短かったものの、川岸の流速が遅く、大きな礫の排除が困難で乱流等の抑制が不十分となった伝上川では観測方法A で0.60239375m3/秒、観測方法B で0.7057166m3/秒と14.6% の誤差が生じた。...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 認知症治療病棟における理学療法士介入後の実態調査

    北風 草介, 中川 敬汰, 金井 秀作 理学療法の臨床と研究 34 (1), 44-48, 2024-03-31

    ...に対しては半構造化したアンケートにより理学療法士が患者及び病棟職員に与えた影響について調査した。得られたアンケート結果はカテゴリ化して分析した。 【結果】 介入前後のFIMの点数に有意な差は認められなかった。アンケート調査では、患者の身体面の維持や認知面への好影響が示唆され、また病棟職員の知識と技術の向上に影響した。 【結論】 理学療法士の認知症治療病棟への介入は、患者の身体機能・認知機能の低下を抑制...

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  • 日本人若年者における運動の頻度、強度の違いとパートナーを伴う運動習慣は、便秘と負の関連にある

    渡部 潤一, 古川 慎哉, 山本 安則, 日浅 陽一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 196-196, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p>運動は腸内ガスの排出を促進し、腸内ガスクリアランスを高め、炎症性サイトカインを抑制することで、便秘の有病率を改善する可能性がある。身体活動が腸の動きを促進させたことが今回の結果に影響を及ぼしたと思われる。 </p><p>【結論】</p><p>本研究の結果、運動頻度とその強度は、便秘の関連が認められた。...

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  • 通いの場参加者の要介護認定発生率~自治体事業としての評価~

    倉地 洋輔, 中澤 幹夫, 天野 樹, 添田 結美子, 濱田 守人, 植田 拓也 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 33-33, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p>通いの場の参加は、5年後の新規認定を抑制する可能性があり、特に週1回以上の体操の通いの場への参加の新規認定の抑制効果が高いことが明らかとなった.一方、本発表では通いの場の脱落者についての言及はできていないため、今後の検討課題である.年齢調整新規認定率は通いの場への参加の意義を示すとともに、介護給付費の抑制効果を示すことにもつながるため行政事業の評価指標として非常に...

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  • 自立高齢者向け住宅での運動指導と効果

    中村 康朋 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 55-55, 2024-03-31

    ...またその先に、社会保障費の抑制や介護離職者の低減も目指している。 オウカスは2023年3月末現在、5施設・計452名(平均年齢83.4歳、平均介護度0.32)が入居している。安心安全な環境等を入居理由としている場合が多く、全員が入居初期から運動に積極的なわけではない。...

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  • 地域在住高齢者における骨格筋の質と身体活動強度および要介護リスクとの関係

    江戸 優裕, 成田 悠哉, 島田 美恵子, 岡村 太郎 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_64-1_64, 2024-03-31

    ...</p><p>(考察)</p><p> 年齢と性別の影響を除いても,歩行習慣や中強度の運動習慣があるほど大腿直筋の筋質が高いことと,下肢の筋質低下はフレイルやロコモに関与することが示唆された.このことから,速歩程度の強度での運動指導は下肢の筋質を改善し,フレイルやロコモの進行を抑制する可能性があり,そのような関係を検証するコホートあるいは介入研究が期待される....

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  • ヘッドアップティルト試験のすすめ -効率化と標準化が失神患者の治療方針決定に及ぼす効果

    白木 里織, 永松 裕一, 山根 隆志, 西澤 昭彦, 角谷 誠, 金澤 健司 日本病院総合診療医学会雑誌 20 (2), 118-124, 2024-03-31

    ...ヘッドアップティルト試験(head up tilt test;HUT)は反射性失神の診断のみならず, その病型診断により, 心抑制型失神におけるペースメーカ治療の有効性を予測する重要な検査であるが, 手技の煩雑さや再現性の問題から敬遠されがちである。 当院ではプロトコールの工夫により安定して実施可能となり, 検査件数も増加し診断に寄与している。...

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  • セミファーラー位が重症心身障害児(者)の呼吸機能に及ぼす変化

    田代 峻一, 東 菜奈子, 米倉 照代, 澤田 一美 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 51-51, 2024-03-31

    ...</p> <p>【考察】</p> <p> 緊張が高い筋肉はリラックスした状態に比べ数倍の酸素消費があるとされ、リラクゼーション肢位により呼吸補助筋の過剰な活動を抑制することは重要である。今回の対象者では、SF位で脈拍減少や呼気延長する例が多くみられ、リラクゼーションに寄与した可能性がある。...

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  • 肥満に伴うインスリン抵抗性に対する60Hz交流磁場の予防効果

    中西 亮介, 田中 雅侑, Badur un Nisa, 平林 卓己, 田中 稔, 前重 伯壮, 藤野 英己 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 20-20, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに、目的】</p><p>長期間の過食はエネルギー摂取量が消費量を上回り,過剰な皮下脂肪の蓄積だけでなく,骨格筋内に脂質の蓄積を引き起こす.骨格筋内の脂質蓄積はインスリン抵抗性と強く関係し,血糖値の上昇を誘発する.骨格筋内の脂質蓄積の予防はインスリン抵抗性や血糖上昇の抑制に重要である.先行研究では交流磁場が肝臓で代謝活性を促進すると報告され,エネルギー消費において重要な役割を担う可能性を...

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  • 当院回復期リハビリテーション病棟における転倒転落の現状分析

    上村 忠正 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 227-227, 2024-03-31

    ...動作管理方法よる決定木分類では、センサーまたは抑制管理下で発生 (18件)、センサーまたは抑制なしで管理していたもの (8件)、見守り・介助中その場を離れて発生 (6件)であった。 </p><p>【考察】</p><p> 当院の傾向では入棟後15日以内、特に3日以内の転倒が多く、 転倒場所は病室、発生時間では食後が多かった。...

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  • 地域在住高齢者の身体活動と口腔機能の関係

    森下 元賀, 三好 早苗, 國枝 洋太 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 13-13, 2024-03-31

    ...また、口腔機能が良い高齢者は栄養状態が良くて全身のサルコペニアの進行を抑制できていて、活動的である可能性がある。 </p><p>【結論】</p><p> 口腔機能と全身の活動量、日常生活の活動範囲は相互に関連しているので、口腔と全身に対して複合的な予防介入が必要である。...

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  • 地域在住高齢者における歩行速度の加齢変化に対するネガティブな主観的認識および認識ギャップの関係とフレイルの関連-お達者健診-

    佐藤 和之, 河合 恒, 今村 慶吾, 江尻 愛美, 笹井 浩行, 藤原 佳典, 平野 浩彦, 井原 一成, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 142-142, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p>歩行速度の加齢変化に対するネガティブな主観的認識はフレイルに関連していたが,ネガティブな主観的認識に認識ギャップが加わってもフレイルの悪化は認めなかった.このことから,加齢変化に対するネガティブな主観的認識を抑制することが,よりフレイル予防に繋がる可能性が示唆された.歩行速度変化に対するネガティブな主観的認識の要因について今後の研究が必要である....

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  • 高齢者の就労状況と5年後の要介護認定状況との関連:傾向スコアマッチング法による分析

    大杉 紘徳, 安齋 紗保理, 柴 喜崇 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 381-381, 2024-03-31

    ...中でも、要支援2の発生頻度が低いことから、要支援が必要となった主な原因の上位である加齢による衰弱等が抑制された可能性が考えられる。一方、要介護1以上や死亡の発生件数には差を認めなかった。このことから、要介護が必要となった主な原因の上位にある脳血管疾患や認知症の発症、さらに高齢者の主な死因として挙げられる悪性新生物や心疾患については、就労以外の要因の影響が示唆される。...

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  • 歯科衛生士における腰痛有症者の実態と関連因子

    森下 元賀, 久本 千佳 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 384-384, 2024-03-31

    ...負担に感じる動作は口腔内処置の姿勢などの他に、病院勤務者では患者の抑制や移乗も含まれていた。カイ二乗検定において、勤務先と現在の腰痛有無には有意差を認めた。ロジスティック回帰分析では、現在あるいは過去の腰痛経験と関連しているのは年齢(オッズ:1.274)、病院勤務(オッズ:9.964)、精神的ストレスの強さ(オッズ:7.046)であった。...

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  • 現場における高年齢労働者の労働災害予防の実際

    高野 賢一郎 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 79-79, 2024-03-31

    ...</p><p>【考察】</p><p> 我々がまず成すべきことは社長や工場長などの企業の管理者に 健康宣言させることである.これにより指導者としての理学療法士が動きやすくなり,従業員からの協力も得られやすい.理学療法士の介入がプレゼンティズムによる企業における損金抑制や離職防止を示せば管理者からの協力は得られやすいだろう.次に健康管理,作業管理,作業環境管理の実施である.健康管理は理学療法士の得意分野...

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  • 令和5年度保健医療大学取組報告会

    河部 房子, 大川 由一, 平岡 真実, 室井 大佑, 酒巻 裕之, 有川 真弓, 岡村 太郎, 佐藤 紀子, 龍野 一郎 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_67-1_67, 2024-03-31

    ...</p><p>・施設別コロナによる施設職員への影響に関して,離職率の抑制と補助金との関連について教えていただきたい.施設職員の専門技術のレベルについて,結果の背景要因について教えていただきたい.</p><p>⇒施設ごとに差があったのが心理的負担と離職率だった.クラスターが発生した施設とそうでない施設を比較したところ,離職率に差が見られた....

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  • いじめ被害と規範的攻撃信念との関連

    舒 悦, 鈴木 修斗, 太田 正義, 加藤 弘通 教育心理学研究 72 (1), 40-56, 2024-03-30

    ...以上の結果をふまえて,深刻ないじめ被害者のリベンジ抑制の観点から実践的示唆について議論した。</p>...

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  • 中国における自動車燃費規制をめぐる政策ネットワーク

    井口, 正彦 京都産業大学論集. 社会科学系列 41 221-235, 2024-03-29

    ...これまでの既存研究では,交通部門からのCO2 排出抑制対策として,道路インフラの整備やモーダルシフトなどの交通流対策の効果に着目したものが多く,自動車燃費規制が主要自動車生産国と同程度に収斂した理由について分析した研究は少ない。...

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  • 船頭平閘門に使用されたモルタルの岩石学的評価と長期耐久性

    本合 弘樹, 安藤 陽子, 大坪 祐紀, 川瀬 宏文 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 386-393, 2024-03-29

    ...このようなセメントは水和が緩慢であるため、セメントペーストへアルカリが継続的に供給されて中性化が抑制された反面、ASRも継続することになった。EDS定量分析の結果、ASRゲルは骨材内部では未だにアルカリ濃度が高く、膨張余力を有していたが、セメントペースト中には粗大な空隙が多く、そこにASRゲルが滲出して骨材に膨張ひび割れがほぼ生じなかったことで、現在に至るまで健全であると考えられる。</p>...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 収縮低減による高炉セメントC種の中性化抑制効果に関する基礎的検討

    須田 裕哉, 石底 健太郎, 富山 潤 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 213-221, 2024-03-29

    ...その結果、混合セメントに収縮低減剤および反応性MgOを添加すると中性化抑制に効果があることが分かった。また、反応性MgOを添加した供試体では空隙率の増加をMgOの炭酸化により抑制したことで気体の拡散に対する抵抗性が向上し、これらが中性化の進行を抑制した要因と推察された。</p>...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • cAMPアナログが誘導する培養アストロサイトの星状化に及ぼすメチル水銀の影響

    足立, 達美, 清水, 秀明, 岩舘, 誠実, 柳澤, 泰任 千葉科学大学紀要 (17) 52-57, 2024-03-28

    ...以上の結果から、メチル水銀は、星状のアストロサイトを石垣状に変化させるだけでなく、cAMPアナログが誘導するアストロサイトの星状化を抑制することが明らかになった。また、アストロサイトの星状化の進行が水銀蓄積量の低下と関係している可能性が示唆された。  キーワード:メチル水銀, アストロサイト, 形態, 水銀蓄積量...

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  • 競合する要求の実現とマネジメント・コントロール―テンションのマネジメント過程の縦断的事例研究―

    桝谷 奎太 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 32 (1), 141-159, 2024-03-28

    ...<p>本研究では,複数のマネジメント・コントロール(MC)実践が対立的要素を両立させるメカニズムの解明に取り組んでいる.その特徴は,(1)具体的・非集約的なMC実践の捕捉,(2)テンションの鳥瞰的な捕捉,(3)対立的要素の一方から両方の追求に切り替える局面におけるMC実践の展開過程の追跡である.縦断的事例研究の結果,包摂,抑制,分割といった特性を持つMC実践が,組織の異なるレベルで顕在化する三つのテンション...

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  • 資本予算が過剰投資に与える影響

    小菅 貴行 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 32 (1), 87-106, 2024-03-28

    ...p>本研究の目的は,資本予算が資本の効率的配分に与える影響を検証することである.従来管理会計の資本予算研究は,資本予算の効率的配分に与える影響を明らかにしていない.そこで本論文は,質問票調査とRichardson (2006)の過剰投資のフレームワークを利用し,実証的な方法によって資本予算が資本の効率的配分に与える影響を明らかにする.分析の結果,会計学的技法を利用した投資経済性評価技法は過剰投資を抑制...

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  • 喉頭,気管気管支に病変を伴った肺クリプトコックス症の1例

    堤 将也, 山入 和志, 向井 文香, 山口 実賀, 藤井 裕子, 三木 雄三, 柳生 恭子, 眞本 卓司, 少路 誠一 気管支学 46 (2), 96-101, 2024-03-25

    ...</i></b>免疫抑制状態がない場合でもクリプトコックス症が疑われる場合は,気管支病変や喉頭病変の有無も検索することが重要である.</p>...

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  • ß-グルカンを含むおから抽出液の免疫賦活作用

    池脇 信直, 長濱 純二, Abraham Samuel 九州保健福祉大学研究紀要 25 33-38, 2024-03-25

    ...さらに、sCD44 の分泌増強 は、ß-グルカン特異的抗体(IK-5856)で有意に抑制された (P<0.001)。以上の結果は、ß-グルカンを含む生お から抽出液はß-グルカンの特異的な刺激を介して、HUVECsに免疫賦活作用を与えることが明らかになっ た。おからを食することは、健康維持に大いに役立つ可能性があると考えられた。...

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  • 著作権侵害に対するコンテンツ・モデレーションのあり方

    酒井 麻千子 情報通信政策研究 7 (2), 29-45, 2024-03-22

    ...</p><p>DSMCD17条4項は、オンラインコンテンツサービスプロバイダ(OSCCP)が自らのサービス上での著作権利侵害を抑制・予防するため、侵害著作物の利用不可能性を確保するために最善の努力を払うことを義務付けており、OSCCPはアップロードフィルター等の導入が事実上不可避であった。...

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  • ポリエチレングリコールによるリチウム吸着剤内包カプセルの多孔質化およびリチウム吸着特性への影響調査

    伊藤 拓人, 松元 駿知, 吉塚 和治, 吉田 昌弘, 武井 孝行 化学工学論文集 50 (2), 57-63, 2024-03-20

    ...ポリエチレングリコール(PEG)を利用してカプセルを多孔質化し,リチウム吸着特性を向上させることを第二の目的とした.ハンセン溶解度パラメーターをもとにカプセルの壁材として選択したポリメタクリル酸メチル(PMMA)樹脂は強度に優れている.しかし,PMMAは物質透過性に乏しいので,PEGを含ませ,カプセル固化後にPEGを除去することでカプセルを多孔質化した.この細孔により,吸着剤内包カプセルのリチウム吸着性能の低下が抑制...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 発芽玄米発酵液に含まれる成分の解明から肌への効果検証まで

    小鷹 晶, 奥田 洋, 大戸 信明, 三井 亮司 日本化粧品技術者会誌 58 (1), 45-54, 2024-03-20

    ...これらの化合物を用いた<i>in vitro</i>試験において,表皮および真皮のヒアルロン酸産生促進作用,グルタチオン産生促進作用,メラニン産生抑制作用が認められた。さらに,ヒト3次元培養表皮モデルを用いた浸透性評価の結果,ポリアミンの種類により皮膚への浸透性に差があることが明らかになるとともに,ポリアミンによる基底膜付近でのヒアルロン酸産生促進作用が確認された。</p>...

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  • 日本におけるオンライン調査の回答端末と自由記述量の関係

    澤山 郁夫, 永田 智子, 海﨑 孝斗, 藤原 雅弘 日本教育工学会論文誌 47 (Suppl.), 153-156, 2024-03-20

    ...オンライン調査におけるサンプルの二次分析を通して,回答端末と自由記述量の関係について検討した.その結果,設問によっては,回答者の年齢を統制した上でも,スマートフォンでの回答者はPC での回答者と比較して自由記述量が少なくなる傾向が示された.傾向が明確には検出されなかった設問もある点に留意する必要があるものの,本研究の結果は,日本においても,スマートフォンでの回答はPC での回答よりも,自由記述量が抑制...

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  • CFDによる枕型気泡槽の自励振動予測とその発生機構の解明

    吉鶴 祐耶, 金井 由悟, 鈴川 一己 化学工学論文集 50 (2), 42-48, 2024-03-20

    ...流量に注目して評価を行ったところ,ほぼ実験に対応する結果を再現できた.さらに槽径を変化させて自励振動数を評価したところ既往の実験相関式の結果との差異±3%以内で予測でき,CFDにおいても自励振動数は槽径<i>D</i>にのみ依存する結果を得た.次にこのモデルを用い槽内の邪魔板設置が自励振動現象に与える影響を調査したところ,散気管上部に邪魔板を挿入することにより気泡流の振動を変化させ,一次モード発生を抑制...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 蓄冷材としてのクラスレートハイドレートの可能性

    町田 博宣, 菅原 武 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 103 (2), 173-178, 2024-03-20

    ...<p>クラスレートハイドレートを用いた蓄冷材開発において,従来材料比1.3倍の蓄冷密度を実現し,過冷却を2 K以下に抑制することに成功した。10℃前後の温度帯での冷却を想定した模擬システムを作製し,氷蓄冷に比べて消費電力を31%低減できることを実証し,省エネ効果を明らかにした。 </p>...

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  • 扁摘パルス療法が有効であった反復性IgA血管炎および紫斑病性腎炎の一例

    北形, 綾一, 内田, 博之, 内山, 弘基, 石川, 貴充 浜松医科大学小児科学雑誌 4 (1), 41-45, 2024-03-15

    ....今回我々は,ステロイドパルス療法と多剤併用療法のみでは病勢を抑制できなかった反復性IgAVおよびHSPNの4歳女児に対し,扁桃摘出術・アデノイド切除術を施行後に再度ステロイドパルス療法と多剤併用療法を行った.その後はIgAVの再燃なく,尿所見も改善してゆき,約2年後に多剤併用療法を終了とした.難治性のIgAV/HSPNに対して,扁桃摘出術およびステロイドパルス療法は有効と考える....

    機関リポジトリ HANDLE

  • 過冷却促進活性を有する天然エキスを用いた未凍結保存技術の実装化

    河原 秀久, 大石 幸一, 川本 久敏 日本食品工学会誌 25 (1), 9-14, 2024-03-15

    ...<p>耐凍性を獲得のために,生物は様々な氷結晶制御物質を生産している.その氷結晶制御物質には,異物で起きる不均質核形成を阻害する過冷却促進物質と微小な氷結晶の成長を抑制する氷再結晶化抑制物質などがある.我々は,食品加工生産時に産生される未利用資源から過冷却促進活性を有する複数のエキスの製造に成功した.それらエキスのうち,最も活性が高いエキスはコーヒー粕エキスであった.さらに,食品加工で生成されるメラノイジン...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 断乳時におけるセルフケア手技(おにぎり搾り)の有効性の検証:

    西影 麻美, 立岡 弓子 日本母性看護学会誌 24 (2), 33-39, 2024-03-15

    ...<br>乳腺の退縮と導管の消失画像の確認により、乳頭刺激を行わない“おにぎり搾り”は、催乳ホルモン分泌抑制による乳汁産生抑制効果と、乳体部外側から圧をかける手技であることから、乳汁うっ滞の回避という有効性が示された。<br></p>...

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  • 血管内皮細胞におけるストレス応答性miR10bの機能解析

    中原,正子, 中山,寛尚 医療工学雑誌 (18) 1-8, 2024-03-15

    ...さらに、miR10bは細胞間接着因子VE-cadherinの発現抑制および細胞膜局在を阻害することから、miR10bはECの細胞間接着や血管構造の安定化に重要であると考えられる。また、天然植物由来ポリフェノールであるフェルラ酸は、酸化ストレスによるmiR10b誘導を抑制してEC保護作用を示すことを見出した。...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 0.1 kGy以下のガンマ線照射によりDNA中に生成する5,6-dihydrothymidineの高感度定量法の開発

    藤原 拓也, 福井 直樹, 古田 雅一, 高取 聡 RADIOISOTOPES 73 (1), 35-46, 2024-03-15

    ...一方、検疫処理や発芽抑制を目的として照射された比較的低線量(<0.5 kGy)の食品を検出するには、線量の低下に伴いDHdThdの生成量が少なくなるためより高い感度を要する。そこで、多量のDNAを分解し、固相抽出カラムを用いた精製および濃縮の過程を追加することにより、DHdThdの感度を約30倍とすることに成功した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献14件

  • 全学認証ネットワークのサブネット小規模化とその運用

    浜元 信州, 井田 寿朗, 齋藤 貴英, 小田切 貴志, 綿貫 明広, 小川 康一 情報処理学会論文誌 65 (3), 623-634, 2024-03-15

    ...導入等様々なアップデートを行った.なかでも,高度標的型攻撃への対策の1つとして横展開を防止するため,サブネットの小規模化を行いサブネット間の通信を禁止する構成を採用した.同時にCGN装置でのNAPTアルゴリズムの調整により,グローバルIPアドレスから機器を1つに特定ができるよう設計し,セキュリティインシデント発生時等に必要な端末特定の省力化を実現した.また,ループ検知機能の適切な設定によりループ発生を抑制...

    DOI 情報処理学会

  • 大規模マンガ画像判別手法の検討

    山仲, 一颯, 伊東, 栄典 情報処理学会研究報告 2024 (A4-1), 1-4, 2024-03-14

    ...我々は海賊版マンガを抑制するため,マンガ画像から,マンガのタイトル・巻数・話数・キャラクタ名の判別器を研究している。判別精度が十分で,かつ処理速度が高速ならば,迷惑メー ルフィルタのような画像フィルタが実現でき,海賊版利用の抑止となる。以前より提案してきた判別手法と,その改善案を比較的大規模のマンガ画像に対して適用した。本発表では提案手法と判別結果について説明する。...

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  • 保存的加療によって軽快した致死量のイヌサフランの経口摂取によるコルヒチン中毒の1例

    秋永 誠志郎, 大井 真里奈, 丸橋 孝昭, 浅利 靖 中毒研究 37 (1), 36-40, 2024-03-10

    ...経過中,消化器症状や骨髄抑制を認めたが第6病日まで活性炭の反復投与を行い,いずれも改善傾向となった。経過良好であり第13病日に自宅退院とした。【結語】イヌサフラン誤食によるコルヒチン中毒の1例を経験した。致死量を超えると推定された摂取量であったが,血中濃度のモニタリングを行い保存的治療で良好な経過をたどった。調理方法が予後に影響した可能性が示唆された。</p>...

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  • オンライン将棋における対戦相手が不快になりにくいアシストシステムの構築

    佐藤, 龍, シュエ, ジュウシュエン, 池田, 心 情報処理学会第51回GI研究発表会, 2024-3 2024-GI-51 (20), 1-8, 2024-03-09

    ...現在,オンラインゲームサービスにおいて,規約外のソフト(以下,チート)を用いてゲームを有利に進めようとするチーターと呼ばれる悪質なプレイヤの存在が問題となっている.我々はゲーム内でチーターが使いたいと思うアシストシステムを用意することでチーターの出現を抑制することができると推測した.将棋においてもAI を用いて人間プレイヤを対戦中に支援するシステムが日本将棋連盟公式のオンライン将棋ゲームで実装されている...

    機関リポジトリ

  • ChatGPTの過剰回答を抑制する機構を組み込んだ医療面接試験向け仮想模擬患者

    進藤 尚希, 宇都 雅輝 人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 100 (0), 139-144, 2024-03-05

    ...<p>近年,人工知能技術を用いた医療面接試験のための仮想模擬患者が多数提案されている.本研究では,従来手法で一般的なルールベース手法ではなく,ChatGPTを用いた仮想模擬患者の実現を目指す.しかしながらChatGPTに基づく仮想模擬患者は,過剰な回答を出力する場合がある.そこで本研究では,BERTを用いてChatGPTに基づく仮想模擬患者の過剰回答を検出し,それらを抑制する機構を提案する....

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  • 令和5年度 心理学系卒業論文概要

    田中, 佑里恵, 青石, 結太郎, 朝倉, 唯衣, 伊東, 秀晃, 岡本, 愛, 岡本, 将, 尾崎, 沙恵子, 加藤, 千尋, 鴨下, 夏歩, 河本, 莉緒, 金, 泰ウ, 坂本, 綾香, 杉浦, 早紀, 関, 柾人, 髙井良, 真子, 高木, 真結, 田中, 彩恵, 谷口, さくら, 津田, 丞太郎, 土田, 綾子, 常山, 小百合, 中川, 由理, 中村, 海渡, 長澤, 悠花, 原田, 瑞穂, 藤井, 月菜, ホワイト, ジャスティン 海, 正城, 海瑠, 三谷, 篤生, 森, 優海, 森下, 瑚音, 山田, 怜生, 山村, 萌衣, 川島, 千明, 程, 略, 福重, 利佳 名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要. 心理発達科学 70 193-204, 2024-03-01

    ...: ポジティブな抑制手法についての検討(山田怜生), 大学生の感情発言抑制行動の意識内容と精神的健康の関連(山村萌衣), スポーツ場面の対人関係において生理的覚醒が親密度に与える影響の検討(川島千明), 大学生における自発的特性推論 : 表情に基づく検討(程略), 養育者の養育態度が大学生の規範意識に与える影響(福重利佳)...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 中途障害者がリハビリテーションを受ける権利を妨げているものは何か:雇用形態と所得保障の視点から

    上川, 毅 佛教大学大学院紀要. 社会福祉学研究科篇 52 21-38, 2024-03-01

    障害福祉サービスの利用時に必要な費用負担やホテルコストは,サービスの利用抑制につながるとの報告もある。しかし,所得保障がどのような影響を与えているのかは明確ではない。そこで,A 県の障害者支援施設の利用者群と利用キャンセル群の社会保障,雇用形態を,それぞれ男女に分けて考察した。その結果,施設利用群は70% の利用者に傷病手当や休業補償等の所得保障があるのに対してキャンセル群は54% …

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  • マイクロ波電力伝送の高効率化に向けた多段集光型レンズの機能検証

    皆川 俊介, 中野 博之 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 127-134, 2024-03-01

    ...我々は倉庫内の無人搬送機を給電対象としてマイクロ波を用いた無線電力伝送システムを開発している.無人搬送機は最高速度1 m/s程度の低速であり,伝送距離は数メートル程度である.採用する周波数帯は,マイクロ波の拡散の抑制が望める5.7 GHz帯とし,高効率で電力を送る技術を開発している.今回,高効率を実現するために誘電体レンズを複数組み合わせた多段誘電体レンズを適用した送電アンテナを提案した.本報告では...

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  • 多価不飽和脂肪酸およびFABPに着目した精神疾患の病態解明

    山本 由似 日本薬理学雑誌 159 (2), 118-122, 2024-03-01

    ...PUFAは水に不溶性であるため,細胞内輸送にはキャリアーが必要である.脂肪酸結合タンパク質(FABP)は細胞内で遊離脂肪酸に結合し,その細胞内輸送,シグナル伝達,遺伝子転写に関与する脂質シャペロンとして機能する.著者らは,FABPによる脳内PUFAの恒常性と神経可塑性の関係に焦点を当てた.我々は,n-6系PUFAに親和性の高いFABP3が,成体マウスの前帯状皮質(ACC)のγ-アミノ酪酸(GABA)抑制性...

    DOI Web Site PubMed

  • 薬害スモンの発症メカニズムの完全解明に向けて

    勝山 真人 日本薬理学雑誌 159 (2), 78-82, 2024-03-01

    ...されていない.これまで著者らはDNAチップを用いて培養神経芽細胞腫においてキノホルムにより発現が変動する遺伝子を網羅的に解析し,①キノホルムがDNA二本鎖切断によるATMの活性化と,それに伴う転写因子p53の活性化を引き起こすこと,②キノホルムが転写因子c-Fosの発現誘導を介して,痛み反応に関与する神経ペプチドの前駆体VGFの発現を誘導すること,③キノホルムが転写因子GATA-2およびGATA-3の発現抑制...

    DOI Web Site PubMed

  • 貝殻を用いたキャピラリーバリア土層で被覆された堤防法面における雨水浸透抑制効果

    大埜 明日香, 小林 薫, 松元 和伸, 森井 俊広 地盤工学ジャーナル 19 (1), 17-32, 2024-03-01

    ...筆者らは,堤防裏法面に破砕貝殻層を敷設することで,キャピラリーバリア(CB)土層として裏法面への雨水浸透抑制と,越水時の裏法面の侵食抑制が可能な貝殻型 CB 堤防を提案してきた。本研究では貝殻型 CB 堤防の社会実装を目指し,堤防裏法面の CB 機能に関する検証と妥当性確認を目的とする。...

    DOI Web Site

  • 昇圧回路の非対称な回路構成に起因するインバータノイズのモード変換の抑制

    菅原 烈, 髙橋 慶多, 明石 憲彦, 和田 圭二 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 242-252, 2024-03-01

    ...場合,大型化の課題を解決することができるが,その実現には詳細なメカニズム解析と回路の寄生成分の考慮が必須となる.本論文では,リアクトルを含む昇圧回路とインバータを備えた電力変換回路において,非対称な回路構成によりコモンモードからノーマルモードへのモード変換が生じるメカニズムを明らかにし,回路構成の簡易な変更によりモード変換を抑制する対策方法を提案する....

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  • 大学生の隠れ肥満と人格特性、 生活習慣および心理的ストレスの関連性

    石原 俊一, 中島 滋 人間科学研究 45 141-158, 2024-03-01

    ...隠れ肥満の一般性格傾向として、感情を抑制し葛藤が強く生じている可能性が示された。摂食態度については、食事に関する不安や肥満への恐怖を感じることも多く、ダイエット行動に取り組むことが示され、強い食行動異常が含まれる可能性も示唆された。  重回帰分析の結果、隠れ肥満と生活習慣および摂食態度との間にそれぞれ関連性が見られた。  ...

    DOI 機関リポジトリ

  • 基地局用10周波数共用30°ビーム平面アンテナ

    島田 健吾, 曽我 智之, 水村 慎, 中野 雅之 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 135-145, 2024-03-01

    ...移動通信システム用の基地局に用いられる周波数共用アンテナでは,周波数ごとの素子を組み合わせて構成する為,使用する周波数帯を増やすとアンテナサイズが大きくなる場合がある.しかし,設置作業の軽減や風等の影響から,新規基地局は既存基地局と同程度のサイズで実現する必要がある.また,鉄道沿線の基地局や車載型基地局といったスポット対策用のアンテナとしては,他のサービスエリアとの干渉抑制の為,狭ビームかつ低サイドローブ...

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  • ベンゼンの液相酸化反応に用いるV錯体内包触媒における配位子効果

    谷 翔太郎, 市橋 祐一 Journal of the Japan Petroleum Institute 67 (2), 80-88, 2024-03-01

    ...結果,Y型ゼオライトに含浸法でバナジウムを担持した触媒を用いた場合に観測されたバナジウム種の溶出はバナジウム錯体内包触媒では抑制され,ベンゼンの酸化反応が効率よく進行した。また,バナジウム錯体の配位子の影響について検討したところ,配位子の違いがフェノール生成活性に大きく影響を与えることが示唆された。...

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • 生体高分子ナノ結晶のX線回折実験技術の開発

    吾郷 日出夫, 小林 周, 上野 剛, 平田 邦生, 中迫 雅由, 山本 雅貴 SPring-8/SACLA利用研究成果集 12 (1), 78-82, 2024-02-29

    ...本実験では回折能が一層小さな微結晶のX線回折強度測定の妨げとなるバックグラウンド散乱の抑制を目指した真空回折計の開発に向けた課題の検討を、SACLA でのコヒーレントX線回折イメージング(CXDI)用真空回折計 TAKASAGO-6 を用いて実施した。その結果X線結晶構造解析用真空カメラの開発に、TAKASAGO-6 で開発された技術が応用できることを確認した。...

    DOI

  • 小規模な溝崩壊による労働災害防止のための技術的保護方策に関する実証的研究

    玉手 聡, 堀 智仁, 菊田 亮一 労働安全衛生研究 17 (1), 3-18, 2024-02-29

    ...くなる.従来の土止め支保工は崩壊そのものを発生させない堅固な構造物であったのに対し,土砂遮断システムは作業者の被災防止に機能を特化させた.本研究では荷重の載荷試験から支持強度を確認すると共に,実大規模の溝崩壊実験から崩土の作用機序や装置の遮断性能を調査した.崩土を受圧して生じたシート張力は交差フレームを開口させる方向の力に変換される.その力は梁を外側に張り出させ,溝肩と溝下端を水平支持するため崩壊は抑制...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 選択のオーバーロード現象に待機列による焦燥感が及ぼす効果

    松田 憲, 畔津 憲司, 齋藤 朗宏, 有賀 敦紀 認知心理学研究 21 (2), 59-65, 2024-02-29

    ...<p>選択のオーバーロード現象とは,過剰な商品選択肢は消費者にかえって負担になり,購買意欲を抑制してしまう現象である.Haynes (2009)は,タイムプレッシャーを明示的に与えた場合にオーバーロード現象が生起することを示したものの,その後の追試では一貫した結果が得られていない.本研究は,選択を待つ他者の存在によって焦燥感を非明示的に与えることで選択のオーバーロード現象が生起するかを検討した.56...

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  • Veil off Party:グループワークの適切な役割分担のためのキックオフパーティの提案

    山口, 雄太郎, 西本, 一志 情報処理学会インタラクション2024論文集 1P-85 570-573, 2024-02-28

    ...2012 年,中央教育審議会にてアクティブラーニングの導入が提言されたことにより,大学教育の場でグループワークが多く実施されている.しかしながら,その中で,学習効果が向上しない事例が発生している.要因としては役割を指定しない,適切に割り振れていないことにより協力しない人が発生しそれらの存在が学習効果を抑制していることが挙げられている.本研究では,簡易的にグループワークにおける役割を見出し,指定することで...

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  • MSCとCAR-T細胞療法の現状と課題

    内田 直之 日本輸血細胞治療学会誌 70 (1), 1-6, 2024-02-26

    ...難治性造血器悪性疾患を根治できる強力な抗腫瘍効果を有する一方,移植片対宿主病を始めとする同種免疫反応に関連する重篤な合併症を伴う.近年,細胞自体を培養・遺伝子導入して「製品」化した再生医療等製品の開発が進み,2015年に造血器疾患領域で初めてヒト骨髄由来間葉系幹細胞(テムセル™)が承認され,2019年~2021年にCAR-T細胞療法製品が5つ承認された.テムセル™は免疫修飾能を有し,また全身の免疫抑制...

    DOI Web Site 参考文献46件

  • LED光源を用いたUV-B照射によるイチゴうどんこ病およびイチゴ炭疽病の抑制

    内橋 嘉一, 高野 仁, 田中 雅也, 田坂 勝次, 神頭 武嗣 日本植物病理学会報 90 (1), 5-13, 2024-02-25

    ...のうち,55.3%が290 nmから310 nmの波長域に含まれたのに対して,UVL311では38.9%にとどまったことが両者の発病抑制の差の要因であると考えられた.さらに,いずれの試験でも葉の傷害などの生育障害は見られなかった.以上のことから,UVL308はイチゴうどんこ病を高度に抑制,炭疽病を抑制し,UVL311はうどんこ病を抑制することが明らかになった.今後,LED光源の特性を活かした波長域の...

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 授業中の子どもの「気になる」行動に対する小学校教員の介入意識の規定因

    澤山 郁夫, 高橋 彩, 丹治 敬之 LD研究 33 (1), 70-80, 2024-02-25

    ...その結果,(1)対象児にADHD特性の情報がある場合には,特性情報がない場合と比較して介入意識が弱まること,(2)「視点取得」や「他者指向的反応」といった他者指向的な共感性の高さは,ADHD特性を有する児童の無意識的行動に対する介入意識を弱める一方で,特性情報のない児の意識的行動に対する介入意識を強める可能性,(3)重度重複障害児者とのかかわり経験は,「自己指向的反応」の抑制を通じて,特性情報のない...

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  • ブタ希釈液におけるグルコースの役割

    梅原 崇, 島田 昌之 日本畜産学会報 95 (1), 1-10, 2024-02-25

    ...注入されることから,希釈液には精子機能の保護と,受精の場である卵管への精子の上行の補助という役割があると考えられる.希釈液には,栄養基質であるグルコースが高濃度含まれていることから,筆者らは希釈液に含まれるグルコースに着眼し,その役割の解明を試みた.その結果,希釈液中の高濃度のグルコースは,精子において解糖系を介したエネルギー産生に用いられるだけでなく,ペントースリン酸回路を介して活性酸素類の産生を抑制...

    DOI Web Site 参考文献44件

  • 運動イメージが感覚運動統合能力に及ぼす影響の検討 -効果的な運動イメージトレーニングの開発を目指して-

    佐々木 睦, 中小司 健人, 金子 直嗣, ミロシェヴィッチ マティア デサントスポーツ科学 45 (0), 126-133, 2024-02-22

    ...があるが,その神経生理学的メカニズムの全容は未解明である.そこで本研究では運動イメージが感覚運動統合機能に及ぼす影響を調べることを目的とした.健常成人男性13名を対象に,手指ピンチ動作のイメージ行う条件 (運動イメージ条件) と,イメージをせず安静を維持するする条件 (コントロール条件) で感覚運動統合機能を評価した.感覚運動統合は経頭蓋磁気刺激と末梢神経刺激のペア刺激によって誘発される短潜時求心性抑制...

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  • 膝前十字靭帯再建術後の筋力低下に対する新たな治療方法としてのCryotherapy の効果

    吉井 諒, 竹下 大介, 山縣 然太朗 デサントスポーツ科学 45 (0), 162-168, 2024-02-22

    ...<p>膝前十字靭帯 (ACL) 再建術後は,大腿四頭筋に関節因性筋抑制 (AMI) と呼ばれる神経生理学的異常により,長期にわたって筋機能低下が生じやすく,安全なスポーツ復帰を妨げている.このAMIは発生早期の段階で軽減できないと上位中枢に作用し慢性化する可能性が指摘されている.大腿四頭筋のAMIの治療法としてCryotherapyが注目されているが,術後早期における一定期間の介入効果はまだわかっていない...

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  • 高吸水性樹脂製玩具による腸閉塞の非手術的治療をめざした実験に関する検討

    川見 明央, 望月 響子, 大関 圭祐, 奥村 一慶, 八木 勇磨, 都築 行広, 臼井 秀仁, 北河 徳彦, 新開 真人 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (1), 32-37, 2024-02-20

    ...</p><p>【結論】誤飲したSAPBの膨張を原液GGFは抑制する可能性が示唆された.腸閉塞に対するGGF投与には議論があり,手術を回避できるとは限らないが,本研究はSAPB誤飲に対する非手術的なあらたな治療戦略にむけて有用な知見である.</p>...

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  • 酵素添加が大麦パンの膨化性および食物繊維組成に及ぼす影響

    中塚 康雄 日本食品科学工学会誌 71 (2), 51-63, 2024-02-15

    ...膨化性改善と食物繊維減少抑制の両立を目指した“酵素添加前処理法”を試みた結果, 大麦品種ごとに異なる食物繊維組成に応じた最適な酵素添加条件を選択することによって, 大麦パンの膨化率は平均10%向上し, 大麦配合率の上限を20%から30%に引き上げても強力粉パンと同等レベルの膨化性を有した大麦パンを提供できるようになった....

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 肝虚血再灌流障害に対するquercetinの肝保護作用

    静間 徹 外科と代謝・栄養 58 (1), 37-40, 2024-02-15

    ...その作用機序としては, 抗酸化作用やそれと関連した炎症性サイトカイン生成の抑制・抗アポトーシス作用などが挙げられている. しかしながら, quercetinの投与方法 (投与経路・投与量・投与から肝虚血までの時間等) は報告によって異なっており, 適正なquercetinの投与方法については, 不明な点が多い. </p>...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • インクジェットのノズル部でのインク増粘シミュレーション

    門永 雅史, 坂東 佳憲, 瀬尾 学 日本画像学会誌 63 (1), 26-34, 2024-02-10

    ...を確認した.また1次元移流拡散シミュレーションにより増粘過程を再現可能であることを確認した.さらにシミュレーションによりメニスカス搖動による増粘抑制効果を確認し,本解析がインクジェットヘッド設計に有用であることを示した....

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  • 量子液晶揺らぎによる超伝導電子対形成の検証

    石田 浩祐, 芝内 孝禎 日本物理学会誌 79 (2), 73-78, 2024-02-05

    ...</p><p>鉄系超伝導体FeSeはこの疑問を解決可能なモデル物質であると言われている.FeSeは他の多くの物質と異なって電子ネマティック状態のみが現れ,超伝導以外に磁気秩序や電荷秩序といった他の長距離秩序を示さない.Seサイトを同族元素のTeに置換していくと,電子ネマティック転移温度は抑制されていき,ちょうど転移が消失する組成近傍で超伝導転移温度が最大となる.我々はこのFeSe<sub>1-<i>...

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  • 根の分布が森林流域の蒸散量に与える影響

    小椋 崇弘, 陸 旻皎, 岡 滋晃, 鬼束 俊一, 河村 直明 水文・水資源学会誌 37 (1), 38-53, 2024-02-05

    ...日野のモデルを用いて根からの吸水を計算し,Makkinkの式を用いて葉の水分要求を計算する.また,ガンマ分布を導入して,根の鉛直分布を表現している.さらに,入力には気象と土壌のオープンデータのみを必要とする.森林総合研究所竜ノ口山森林理水試験地にモデルを適用して解析を行った結果,遮断蒸発と蒸散をあわせて,概ね10 %の誤差で蒸発散量推定を行うことができた.モデルから,土壌水分量の減少によって蒸散が抑制...

    DOI Web Site Web Site 参考文献26件

  • 衛星画像と地形情報を活用した圃場内の土壌物理性不良エリアの評価 I. 保水性不良

    石倉 究, 笛木 伸彦, 原 圭祐, 丹羽 勝久, 瀬下 隆 日本土壌肥料学雑誌 95 (1), 11-20, 2024-02-05

    ...圃場内で保水性不良となるエリアを見出すことを目的に,北海道十勝・オホーツク管内の畑作圃場において衛星画像や地形情報と保水性との関係を解析した.秋まきコムギ作付圃場において幼穂形成期頃と収穫前の正規化植生指数(NDVI)が圃場内で相対的に低い不良エリアは対照となるエリアと比べて砂質で礫層の出現上端が浅く,易有効水分と熱水抽出性窒素が低い傾向にあった.このような不良エリアでは保水力が相対的に低く初期生育が抑制...

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  • マクロファージ活性化症候群を合併する免疫異常症とIL-18の役割

    清水 正樹 日本免疫不全・自己炎症学会雑誌 3 (1), 8-15, 2024-02-02

    ...と血球貪食像を呈する致死的な炎症病態である.MASはほぼすべてのリウマチ性疾患に続発するが,最も頻度が高い原因疾患は全身型若年性特発性関節炎(systemic juvenile idiopathic arthritis:s-JIA)である.s-JIAに続発するMAS病態では,IL-18の過剰産生により二次的に生じたNK細胞異常がMASの準備状態を形成するとともに,IFN-γの誘導とIL-10の産生抑制...

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  • 甲状腺乳頭癌への悪性転化を認めた成熟囊胞性奇形種の1例

    清水 優作, 宮武  崇, 松木 貴子, 吉村 明彦, 濱田 真一, 山嵜 正人, 村田 雄二, 米田 玄一郎 産婦人科の進歩 76 (1), 60-68, 2024-02-01

    ...したので報告する.症例は26歳,未妊未婚,既往歴,家族 歴には特記事項なし.下腹部痛を主訴に前医を受診し経腟超音波検査,骨盤MRI検査で両側卵巣腫瘍 を認めたため紹介受診となった.血液検査ではCA19―9・SCCの基準値からの上昇を認め,MRI検査で は両側卵巣に10cm大の囊胞性腫瘤が認められ,T2強調像にて高信号と低信号が混在していた.T1強 調像では内部に高信号部分を呈する箇所が認められ,脂肪抑制...

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  • 無信号横断歩道手前に設置する路面ピクトグラムの車両速度抑制効果

    飯田 克弘, 石原 大貴 交通工学論文集 10 (1), A_35-A_41, 2024-02-01

    ...に設置し,進行方向前方に横断歩道が設置された調査区間を通行する車両の速度抑制効果を評価した.分析結果から,デザイン指標に基づくピクトグラムを用いた路面標示を設置した場合,路面標示が無い場合に対して,調査区間の各地点で速度低下すること,横断歩道に向かって速度低下することが示唆された....

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  • デュピルマブの投与が奏効したアトピー性皮膚炎を合併した難治性水疱性類天疱瘡の 1 例

    駄阿 也眞人, 古森 環, 川上 かおり, 安野 秀一郎, 久本 岳史, 髙旗 博昭, 下村 裕 西日本皮膚科 86 (1), 26-29, 2024-02-01

    ...蛍光抗体直接法で表皮真皮境界部に IgG と C3 の線状沈着がみられ,水疱性類天疱瘡(Bullous Pemphigoid:BP)の診断で高用量ステロイド内服(PSL 1 mg/kg/day),シクロスポリンやミゾリビンなどの免疫抑制剤の追加,ステロイドパルス療法,IVIG(免疫グロブリン静注)療法,血漿交換療法が施行され,入退院を繰り返しながら加療されたが,瘙痒と水疱の新生が持続し,精査・加療を...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • ボリコナゾール長期内服中の免疫抑制患者に生じ,予後不良であった有棘細胞癌の 2 例

    中山 優香, 石倉 侑, 竹内 聡, 阿南 健太郎, 舟橋 ひとみ, 松本 大輔, 玉江 昭裕, 中原 剛士 西日本皮膚科 86 (1), 55-61, 2024-02-01

    ...VRCZ 長期内服患者は基礎疾患も多彩で,高齢,免疫抑制状態など発癌リスク・予後不良因子を併せ持つ患者が多く,遮光指導,定期的な皮膚観察に加え,SCC の病期進行前の早期発見が重要と思われる。今回 VRCZ の長期内服中に生じ,予後不良であった SCC の 2 症例を本邦既報例と併せ報告する。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • スポーツ栄養における「エネルギー不足」の概念とその生理的影響

    田口 素子, 本 国子 栄養学雑誌 82 (1), 3-12, 2024-02-01

    ...そのため,エネルギー代謝が抑制されて安静時代謝量が低下する。女性選手では無月経を含む月経異常を引き起こし,男性でも性腺機能の低下など,性別を問わず生殖機能の低下を招く。骨形成の減少と骨吸収の増加によって骨密度が低下し,疲労骨折を引き起こしやすくなる。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献57件

  • ベイジアンネットワークとオープンデータを用いた地域医療分析モデルの構築

    川島 京子, 大場 春佳, 水野 信也 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 181-184, 2024-01-31

    ...本研究では,地域医療の課題解決に向けてベイジアンネットワークを用いた地域医療分析モデルを構築し,アメリカのオープンデータを使用して評価した.結果として,特徴選択アルゴリズムを用いたネットワークは,予測精度は全接続ネットワークに劣るものの,モデルの複雑性を考慮すると優れた結果を示した.また構築されたモデルを用いた推論では,タバコを吸わない人の方が高血圧の割合が高いことが示された.これは,ニコチンの食欲抑制...

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  • 実行機能のトレーニングに関する研究の現状と課題

    松下 裕幸, 北村 博幸 北海道教育大学紀要. 教育臨床研究編 74 (2), 29-44, 2024-01-31

    ...また,教育現場における包括的トレーニング研究によって,感情や認知の抑制が発達し,感情や認知,行動調整が促進されるとともに,プランニング能力や推論能力が発達することが示唆された。さらに,言語発達の視点からのトレーニングをカリキュラムに統合することやカリキュラムに,いくつかの明示的な指導を組み込むハイブリッドなアプローチが効果的である可能性が示唆された。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • ムギ類の重要形質と育種

    佐藤 和広 マイコトキシン 74 (1), 19-23, 2024-01-31

    ...<p> オオムギとコムギは共に近東の乾燥地に起源するため,湿潤な我が国の環境で栽培するには特性の改良が必要である.我が国でのムギ類生産の課題の一つは赤かび病である.最近,オオムギの抵抗性候補遺伝子が同定され,かび毒抑制効果が示された.現在,その成果をコムギのかび毒低下に活用する研究が進められている.また,収穫期の雨による穂発芽被害の防止に有効な,発芽の長短を決定するオオムギの主要な種子休眠性遺伝子<...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 幼児期の非認知能力と実行機能の関連について

    伊藤 公美子, 北村 博幸 北海道教育大学紀要. 基礎研究編 74 (2), 27-41, 2024-01-31

    ...非認知能力と同じように幼児期に著しく発達することが分かっている実行機能は,目標に向けて行動を抑制したり,切り替えたりするなどの自分をコントロールする能力であることから,非認知能力との関連性が考えられる。本研究の目的は,幼児期の非認知能力を評価する伊藤・北村(2022)の質問紙と,同じく伊藤・北村(2021b)の実行機能測定課題を用いて,非認知能力と実行機能の関連性の一部を明らかにすることである。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • Dravet症候群に対してfenfluramine療法を行った5例

    松浦 隆樹, 浜野 晋一郎, 菊池 健二郎, 竹田 里可子, 竹内 博一, 平田 佑子, 小一原 玲子, 大場 大樹, 大橋 博文, 廣瀬 伸一, 岡 明 てんかん研究 41 (3), 507-513, 2024-01-30

    ...FFA投与後、6カ月時点のFBTCSの平均発作頻度は中央値0(0~3)回/月に減少し、FBTCSの最長発作抑制期間は中央値51(30~180)日に改善した。Dravet症候群のてんかん発作に対してFFAは有用であり、治療抵抗性を示す場合には治療選択順位を上げることが望ましい。</p>...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • アスナロ精油の抗腫瘍効果に関する研究

    長田 拓哉 におい・かおり環境学会誌 55 (1), 14-19, 2024-01-25

    ...我々は液体クロマトグラフィーを用いて,アスナロ精油に含まれる抗腫瘍因子であるツヨプセンを同定した.ツヨプセンの腫瘍増殖抑制効果は,MTT アッセイを使用して分析された.アスナロ精油に含まれる抗腫瘍因子であるヒノキチオールと比較すると,ツヨプセンは腫瘍増殖抑制効果が強く,拡散範囲が狭い傾向が見られた.がん細胞においてツヨプセンと結合するタンパク質としてPKM2が同定された.またツヨプセンをがん細胞に作用...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 後天的なエピゲノムを介した老化制御と世界の動向

    早野 元詞 日本老年医学会雑誌 61 (1), 1-12, 2024-01-25

    ...と共に生物学年齢の抑制効果も見られる.一方で,マウスの加齢に伴う遺伝子発現解析から示されているように,老化は線形モデルではなく非線形な動的変化で表現される.そのため細胞分布,臓器特異性といった空間的分解能に合わせて,時系列解析による時間分解能を高めた実験モデルや解析手法の開発が必要とされる....

    DOI PubMed

  • 40 Hz 変調を施した音刺激聴取時の 高齢者の脳内におけるガンマ波の同期

    長谷 芳樹, 高澤 和希, 島内 らら, 末崎 真実, 近森 正二郎, 饗庭 絵里子, 山下 哲範, 前田 佳主馬 音声コミュニケーション研究会資料 4 (1), n/a-, 2024-01-19

    ...<p>ガンマ帯域脳波に相当する周波数である40Hz周期の明滅光や断続音などの感覚刺激の呈示による認知症治療あるいは悪化抑制に関する研究が進められており,その有用性が期待されている。我々は,断続音に加えて振幅変調音であっても聴取時に脳波が同期することをこれまでに示したが,それらは若年者を対象とした検討であった。...

    DOI

  • 成熟ラットを用いたレーザ照射の鎮痛効果の検討

    石橋 直也, 歌 大介 日本レーザー医学会誌 44 (4), 350-359, 2024-01-15

    ...の約10%に減衰していた.病理組織学的評価では,直接レーザ照射による坐骨神経の損傷は認められなかった.15.0,26.0 gのvFFは侵害性(痛覚)刺激に相当すると考えられるため,レーザ照射は痛覚刺激により誘発された発火を選択的に抑制したことを示しており,主に痛覚情報を伝達するAδ及びC線維の両方もしくはいずれかの神経活動を抑制したと考えられる.LLLTは現在保険適用がある炎症による疼痛に加え,Aδ...

    DOI Web Site 参考文献40件

  • 消化器病学の進歩とともに,そしてさらなる発展を願って

    中尾 一彦 日本消化器病学会雑誌 121 (1), 1-5, 2024-01-10

    ...<p>私が医師になって40年,消化器病診療,研究の進歩は目覚ましく,消化器病患者の生命予後とQOLは改善してきた.本稿では,私が関わってきた診療と研究から,HBV高浸淫地区36年間の肝検診成果,HBV基礎研究ならびにラミブジンを保険収載前に使用した症例について,次に肝癌自然退縮3例の経験を契機とした肝癌治療の基礎研究(血管新生抑制,腫瘍免疫誘導,肝癌増殖シグナル阻害)と分子標的薬,免疫療法について,...

    DOI PubMed

  • 分解性バロプラスチックの設計と機能

    谷口 育雄, 古賀 毅, 出口 茂 ネットワークポリマー論文集 45 (1), 13-23, 2024-01-10

    ...この高分子材料は,その圧力可塑性によって室温付近で加圧成形可能であるため,省エネルギー成形によるCO<sub>2 </sub>排出低減と成形時の熱分解抑制によるリサイクル性向上を同時に達成することができる。また,易分解性の環境低負荷高分子材料であり,新規高分子材料として着目されている。ここでは,分解性バロプラスチックの設計,物性,および機能について検討を行なってきた一連の研究成果について報告する。...

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  • 自己免疫性肝・胆道疾患up to date

    田中 篤 日本消化器病学会雑誌 121 (1), 6-9, 2024-01-10

    ...<p>自己免疫性肝・胆道疾患とは,肝・胆道に対する異常な自己免疫反応によって発症する肝・胆道疾患の総称である.いずれも病因が明らかになっておらず,長期にわたる治療が必要であり,国が指定難病としている.自己免疫性肝炎・IgG4関連硬化性胆管炎では免疫抑制薬が,原発性胆汁性胆管炎では胆汁うっ滞改善薬が奏効し,長期予後は良好であるが,原発性硬化性胆管炎では有効な内科的治療薬が存在せず,いまだに予後不良の疾患...

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