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検索結果 64 件

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  • 温帯地域の天然広葉樹二次林とスギ人工林における有剣ハチ類群集

    牧野 俊一, 後藤 秀章, 岡部 貴美子, 井上 大成, 大河内 勇 森林総合研究所研究報告 20 (2), 121-128, 2021

    茨城県北部の、林齢が異なる天然広葉樹二次林10か所(林齢1~178年)と、スギ人工林8か所(3~76年)においてマレーズトラップを用いた有剣ハチ類の採集を4~11月に行った。広葉樹二次林系列では1年間で合計12科167種3605個体、スギ林系列では11科136種2645個体が得られた。種数が最も多かったのはギングチバチ科で、クモバチ科がそれに次いだが、個体数ではクモバチ科がどの林分でも最も多かっ…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • マツノマダラカミキリ逸出抑制法へのサビマダラオオホソカタムシの適用試験

    浦野 忠久, 杉本 博之, 中村 克典 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 177-, 2018-05-28

    ...本研究では、上記被覆内にマツノマダラカミキリの捕食寄生者であるサビマダラオオホソカタムシ成虫を放飼し、寄生および繁殖状況を調査した。山口県と岩手県内において、2016年に発生したマツ材線虫病枯死木を伐倒し、2017年4月と5月にそれぞれの丸太に対し山口県農林総合技術センターおよび森林総合研究所東北支所構内で被覆・粘着剤を設置した。...

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  • 防除圧の異なる茶園における寄生蜂相(ハチ目)と発生消長

    小澤, 朗人, 内山, 徹 静岡県農林技術研究所研究報告 = Bulletin of the Shizuoka Research Institute of Agriculture and Forestry (11) 13-32, 2018-03

    ...捕獲数の多い分類群は,クワシロカイガラムシの捕食寄生者であるチビトビコバチやサルメンツヤコバチや,コミカンアブラムシの捕食寄生者であるアブラコバチ類やアブラバチ類などで,研究センターではアザミウマタマゴバチの捕獲数も多かった。寄生蜂の発生ピークは,寄主である害虫の発生世代に同調していることが多く,世代が不明瞭な害虫種の場合は,その主な増殖時期に寄生蜂の発生ピークが認められた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • マツノマダラカミキリの被覆粘着資材を用いた防除へのサビマダラオオホソカタムシの導入試験

    浦野 忠久, 杉本 博之, 中村 克典 日本森林学会大会発表データベース 128 (0), 159-, 2017

    ...本研究では、上記被覆内にマツノマダラカミキリの捕食寄生者であるサビマダラオオホソカタムシ成虫を放飼し、寄生および繁殖状況を調査した。山口県と岩手県内において、2015年に発生したマツ材線虫病枯死木を伐倒し、2016年4月と5月にそれぞれの丸太に対し山口県農林総合技術センターおよび森林総合研究所東北支所構内で被覆・粘着剤を設置した。...

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  • 捕食寄生蜂2種のブナハバチ繭への寄生生態

    谷脇 徹, 渡辺 恭平 昆蟲.ニューシリーズ 17 (4), 131-134, 2014-10-05

    <p>The oviposition behavior of two parasitoid wasps of <i>Fagineura crenativora</i> (Tenthredinidae), <i>Endasys</i> sp. and <i>Aptesis</i> sp. A (Ichneumonidae, Cryptinae; Taniwaki & Watanabe, …

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  • モチノキの果実・種子生産量の年次変動がモチノキタネオナガコバチ個体群に及ぼす影響

    高木 悦郎, 富樫 一巳 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 595-, 2014

    果実や種子生産量に大きな年次変動がある場合,それらを加害する昆虫の個体群動態はその影響を受けると考えられる.そこで,果実の生産量に大きな年次変動があるモチノキと,その種子を加害するモチノキタネオナガコバチ(以下コバチ)の個体群動態の関係を明らかにするために,野外調査を行った.<br>2009年~2012年の5月に,東京大学千葉演習林において,各モチノキ(n=26)から40枝をランダムに選び,着果…

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  • 神奈川県丹沢山天王寺尾根で確認されたブナハバチの捕食寄生蜂相

    谷脇 徹, 渡辺 恭平 昆蟲.ニューシリーズ 15 (1), 2-14, 2012-01-05

    ...神奈川県の丹沢山地ではブナババチの大発生が頻発し,度重なる食害によりブナの衰弱や枯死が発生している.天敵相の解明の一環として,2008年から2010年にかけて天王寺尾根で採取したブナハバチの繭を飼育し,羽化してくる捕食寄生蜂相を調べた.その結果,ヒメバチ科10種とセイボウ科1種の捕食寄生蜂が羽化した.ヒメバチ科の捕食寄生蜂は未記載種が多いトガリヒメバチ亜科,フタオヒメバチ亜科,ハバチヤドリヒメバチ亜科...

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  • サビマダラオオホソカタムシの松くい虫防除への適用

    牧本, 卓史 研究報告 (27) 73-82, 2011-12

    ...マツノマダラカミキリの捕食寄生者であるサビマダラオオホソカタムシを松くい虫の天敵防除資材として活用する方法を検討することを目的とした研究を行った。和気町のアカマツ林に約1haの試験地を設け,3年間継続的にサビマダラオオホソカタムシを放飼した時の放飼効果と被害の推移を調べた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ヒトクチタケを利用する昆虫群集の地理的パターン

    門脇 浩明, 山添 寛治 昆蟲.ニューシリーズ 14 (2), 93-104, 2011-04-05

    ...ヒトクチタケにおける食菌性昆虫とそれをとりまく捕食者や捕食寄生者の群集構造の地理的変異を調べた.文献調査と独自の採集記録を組み合わせて,神奈川・京都・兵庫・小豆島・豊島・鳥取・福岡の7箇所で群集類似度を解析した結果,地理的に一貫したパターンはみいださせなかった.生態的特性に基づくグループごとに地理変異を解析すると,ヒトクチタケのスペシャリストや中核的な種はどの地域にも広く分布していたのに対し,ジェネラリスト...

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  • 好蟻性植物オオバギ属を食餌植物とするムラサキツバメ属の幼生期と生態

    大久保 忠浩, 矢後 勝也, 市岡 孝朗 蝶と蛾 60 (1), 37-51, 2009

    ...amphimutaグループに属する種の幼虫がアリ植物オオバギを寄主植物としていることが知られている.オオバギ属を利用するムラサキツバメ属数種のマレー半島における寄主植物選択がこれまでに明らかにされているが,幼生期における生活史の詳細は明らかにされていない.そこで本研究では,ボルネオ島の低地フタバガキ原生林において,オオバギ属を利用するムラサキツバメ属4種の幼生期の形態,行動,寄主植物選択,共生アリ,捕食寄生者...

    DOI Web Site 参考文献35件

  • 茨城県南部で確認されたアルファルファタコゾウムシの捕食寄生性天敵

    山口 卓宏, 小西 和彦, 水谷 信夫, 守屋 成一 昆蟲.ニューシリーズ 11 (4), 179-184, 2008-12-25

    茨城県つくば市ならびにつくばみらい市において,2006年と2007年の5月に,レンゲソウまたはカラスノエンドウで採集したアルファルファタコゾウムシ蛹から羽化した寄生性天敵を調査した.その結果,ヒメバチ科のシンクイトガリヒメバチ,マツケムシヒラタヒメバチ,アカハラタコゾウヤドリヒラタヒメバチ,ミイロトガリヒメバチ,Bathythrix kuwanae,タコゾウアカヤドリバチ,Gnotus …

    DOI Web Site 参考文献29件

  • ハーブ類の混作がキャベツ害虫の個体数と天敵寄生率におよぼす影響

    足達, 太郎, 鳥海, 航, 大川原, 亜耶, 高橋, 久光 東京農業大学農学集報 53 (3), 259-263, 2008-12

    ...キャベツ畑に、ハーブ類のカモミール(カミツレ)およびキンレンカ(ノウゼンハレン)をそれぞれ混作した区と、キャベツを単作して化学合成殺虫剤を施用した区および施用しない区をもうけ、キャベツの主要害虫であるダイコンアブラムシ・モンシロチョウ・コナガの個体数変動と捕食寄生性天敵による寄生率を比較した。試験の結果、各害虫ともそれぞれの個体数がほぼピークとなる時期に、処理区間で個体群密度に有意な差がみられた。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • 松くい虫の天敵利用技術の確立

    牧本, 卓史 研究報告 (24) 27-36, 2008-12

    ...マツノマダラカミキリの捕食寄生者であるサビマダラオオホソカタムシによる新たな松くい虫被害防除技術の確立を目的とした研究を行った。笠岡市のアカマツ林でマツ材線虫病により枯死し、マツノマダラカミキリが穿入したアカマツにサビマダラオオホソカタムシの成虫や卵を放飼し、マツノマダラカミキリの駆除効果を調べた。...

    日本農学文献記事索引

  • マルハナバチ類の外部捕食寄生者ミカドアリバチMutilla mikado Cameronの産卵習性

    片山 栄助 昆蟲.ニューシリーズ 11 (2), 57-68, 2008-06-25

    ...ミカドアリバチはマルハナバチ類の前蛹や蛹の外部捕食寄生者で,ときには寄主のコロニーを崩壊させる重要な天敵である.2003年9〜10月に栃木県大田原市で,室内飼育によって本種の産卵習性を観察した結果,本種のメスは寄主繭の外部から針を突き刺して,繭内の寄主体表に卵を産下することが明らかになった.次の4点について観察結果を記述し,他種との比較考察を行った.1)継続観察に基づくメスの産卵行動,2)寄主体表での...

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 宿主ー寄生者系モデルの進化及び個体群動態

    満江 綾子, 高須 夫悟, 重定 南奈子 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 166-166, 2005

    ...宿主の体表や体内に卵を産み付け、孵化した幼虫は宿主を食べて栄養分とする寄生者のことを捕食寄生者という。本研究は、捕食・寄生関係の数理モデルであるNicholson-Baileyモデルを拡張し、複数寄生者と宿主の個体群動態を解析する。寄生系の古典ダイナミクスとしてNicholson-Baileyモデルを取り上げる。...

    DOI

  • マメゾウムシー寄生蜂実験系における軍拡競争:予測

    津田 みどり 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 11-11, 2005

    種間の相互作用に関与する形質の進化は、コストがかからない場合には軍拡競争へと発展する。しかし、コストが他の形質にかかるとその限りではないことが知られている。本講演では、寄主_-_寄生蜂系の進化モデル(Tuda and Bonsall, 1999)をマメゾウムシー寄生蜂実験系に即して改良し、これに基づいた予測を紹介する。このモデルでは種間の相互作用に関与する形質と、それとは中立な形質の間にトレード…

    DOI

  • 宿主_-_捕食寄生者系におけるアトラクターの共存とパーマネンス

    今 隆助 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 782-782, 2005

    ...出現し,捕食寄生者とその宿主が個体数を振動させながら共存しうることが数値計算により確認されている.しかしながら,これら安定な共存平衡点やその分岐により出現する周期軌道が唯一のアトラクタであるかどうかは不明である.実際,本研究では,これら2種の共存を示唆するアトラクタと捕食寄生者の絶滅を示唆するアトラクタが共存することを発見した.すなわち,初期個体数に依存して2種が共存したり,捕食寄生者が絶滅したりする...

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  • 関東地方北部におけるムラサキツバメの発生経過

    小山 達雄, 井上 大成 昆蟲.ニューシリーズ 7 (4), 143-153, 2004-12-25

    ...従来,近畿地方以西に分布していたムラサキツバメは,近年,関東地方のほぼ全域で発生している.現段階での本種の定着北限に近いと考えられる関東地方北部において,2002〜2003年に野外における発生経過と幼生期の捕食寄生者および随伴するアリ類について調査した.1.野外における成虫・卵・幼虫の個体数調査の結果から,茨城県つくば市では,本種は部分4化であることが示唆された.第二〜第四世代の卵数のピークは,それぞれ...

    DOI Web Site 被引用文献6件 参考文献30件

  • サビマダラオオホソカタムシのマツノマダラカミキリへの捕食寄生能力

    井上, 牧雄 鳥取県林業試験場研究報告 (41) 19-27, 2004-03

    ...マツノマダラカミキリの寄生丸太を収拾した飼育ケースと野外網室に、また、野外の枯死立木にサビマダラオオホソカタムシ成虫を放虫し、マツノマダラカミキリに対する捕食寄生能力を調べた。飼育ケース放虫試験では放虫個体数と捕食寄生率に正の相関が認められ、放虫数が多いほど捕食寄生率も高かった。野外網室放虫試験と枯死立木放虫試験ではこのような関係は認められず、捕食寄生率も低かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 樹木‐潜葉性昆虫‐寄生蜂群集の空間構造 (2)

    平尾 聡秀, 村上 正志 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 401-401, 2004

    ...しかし、樹木‐植食者‐捕食寄生者の3種系を考えるとき、寄主の分布様式が単純に捕食寄生者の分布様式を決定していない可能性がある。そのような現象が観察される場合、捕食寄生者の分散能力と探索能力の違いが反映されていると推測される。<br> 本研究では、野外の樹木‐潜葉性昆虫 (リーフマイナー)‐寄生蜂群集において、潜葉性昆虫個体群の空間分布が、寄生蜂の空間分布に及ぼす影響を検討した。...

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  • 広葉樹林の二次遷移と針葉樹植林が昆虫種の豊富さに及ぼす影響

    前藤 薫, 末吉 昌宏 日本林学会大会発表データベース 115 (0), E31-E31, 2004

    ...「生植物食者とその捕食者」 Pen 植物食カメムシ類(24)、Ves スズメバチ科(12)、Pap チョウ類(30)、Aph アブラムシ食ハナアブ類(27)、Tep ミバエ科(28)、 Pip アタマアブ(ヨコバイ類の捕食寄生者)(28)。解析の手順 各分類群の総種数に占める出現種数の割合を、調査林分における種の豊富さの指標とした。...

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  • 皆伐後の温帯落葉樹林の二次遷移に伴う双翅目昆虫群集の変化

    末吉, 昌宏, 前藤, 薫, 槙原, 寛, 牧野, 俊一, 祝, 輝男 森林総合研究所研究報告 2 (3), 171-191, 2003-09

    ...植食性、菌食性、腐食性、捕食性および捕食寄生性といった短角類の多様な食性を代表する分類群としてミバエ科、トゲハネバエ科キイロトゲハネバエ属、ハナアブ科、クチキバエ科、キアブ科、キアブモドキ科、アタマアブ科が挙げられ、それぞれが森林の遷移に対して異なった応答を示すことが明らかになった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献7件

  • Polypedilum kamotertium Sasa, 1989 (Chironomidae; Diptera) はソマトビケラの捕食寄生者だった

    小林 貞, 大高 明史, 高橋 友宏 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 54 (0), 43-43, 2002

    2001年夏の青森県十二湖での底生生物調査で、シマトビケラ類の多くの蛹室内に各1頭ずつの赤いユスリカ幼虫が発見された。ユスリカは明らかに蛹を捕食していた。採取した蛹室を容器に入れ、ユスリカの成虫を羽化させた。成虫を同定したところ、Polypedilum kamotertium Sasa, 1989であることが分かった。本種はM. …

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  • マツノマダラカミキリに対するクロアリガタバチの寄生実験(II)

    岡本 安順 森林応用研究 8 (0), 173-178, 1999

    マツノマダラカミキリに対するクロアリガタバチの寄生による密度抑制効果を明らかにするため,2つの放虫実験を行った。ボーベリア菌付着ハチ放虫実験においては,管瓶内,野外網室内,野外枯損立木上に菌を付着させたクロアリガタバチを放してマツノマダラカミキリへの寄生状況と菌による罹病率を調査した。マツノマダラカミキリ幼虫の罹病率は管瓶内では87%,野外網室内丸太では89%で高い寄生効果が認められたが,野外枯…

    DOI

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