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検索結果 154 件

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  • 土佐硯の石材評価:鉱物単体分離解析に基づく検討

    浦本 豪一郎, 中村 璃子, 朝山 航大, 壹岐 一也, 多田井 修, 濱田 洋平, 谷川 亘, 廣瀬 丈洋 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 134-, 2023

    ...今後,新規の硯材採石場の調査研究を進める基礎として,採石坑で得られた硯石の源岩そのものの特徴も把握する必要があると考えられる.そこで本研究は,過去・現在の土佐硯石の採石坑で得られた粘板岩試料について,鉱物単体分離解析(MLA)による鉱物分析と粒度分析によって,硯石の組織解析を行った.MLAは走査電子顕微鏡観察で得られる画像の解析とエネルギー分散型X線分析によるX線スペクトルの化学分析を組み合わせ,試料...

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  • 国産建築石材の原石調査とカタログ作成

    乾 睦子, 西本 昌司, 梅村 綾子, 中澤 努 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 137-, 2023

    ...実際には明治時代後半から昭和中期にかけて国内で数多くの採石場が開発され産業的に採掘・出荷されていた。全国で石材資源の探索・開発を進める契機になったとされているのは,1936(昭和11)年に完成した国会議事堂の建設工事がすべて国産材を用いる方針を取ったことである(大蔵省営繕管財局編纂,1938)。しかし,今ではそのほとんどが閉山し石材が入手不可能となっているために忘れられている。...

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  • 広島県におけるハヤブサの営巣数の変化と営巣環境

    山田 一太, YAMADA Itsuta Bird Research 19 (0), S23-S26, 2023

    ...<p>1988年から2023年まで広島県でハヤブサ<i>Falco peregrinus</i> の生息調査を実施した.調査期間を前期(2007年まで)と後期(2008年以降)にわけて比較するとハヤブサの営巣数は,本土部では25か所から39か所へと増加しており,特に採石場での繁殖が8か所から23か所へと増加していた.近年人間の採石活動が活発化しており,それに伴うハヤブサの潜在的な営巣地の増加が採石場...

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  • 青石の非破壊分析による土佐藩15代藩主山内豊信の墓石の産地同定

    谷川 亘, 徳山 英一, 望月 良親, 高木 翔太, 中村 璃子, 多田井 修, 山本 哲也, 近藤 康生 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 135-, 2023

    ...<p>日本各地に点在する近世大名墓所は、近世武家社会の葬送の実態を知る手がかりとなると同時に、墓碑・墓塔の産地・採石場の情報は、当時の物流および文化的な背景を知る手がかりとなる。そこで本研究では、土佐藩主山内家の大名墓を対象に石材の産地同定を行った。山内家大名墓所は高知市筆山に北麓に造成されており、初代から16代までの藩主、およびその家族の墓石が建てられている。...

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  • 北海道岩見沢市幌向層軽石火山礫凝灰岩のジルコンU-Pb年代と化学組成

    辻野 匠, 中嶋 健, 朝比奈 健太, 鈴木 祐一郎, 下川 修司, 服部 泰久, 金子 光好 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 444-, 2023

    ...<b>年代測定</b> 試料は栗田<sup>5</sup>の採石場跡から堆積構造や異質岩片が認められないものを採取した.薄片で大量のバブル状のガラスが確認され,本質的で新鮮である.測定は(株)京都フィッション・トラックに依頼した.ジルコンは淡赤褐色の見かけ均質な自形結晶で,10<sup>4</sup> 個/0.2kgと豊富に産した. 30個を年代測定に供し,29個がコンコーダントで年代値は22.0...

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  • 新第三紀堆積岩に発達する小規模なせん断面の解析

    田村 友識, 石井 英一 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 200-, 2023

    ...研究の対象としては、幌延地域の代表的な断層である大曲断層から有意に離れており、良好な露出状況が期待できる上幌延の採石場を調査場所として選定した。調査対象である稚内層の壁面からは64条のせん断面を記載することができ、NNW-SSE~N-S走向の低角なせん断面とNW-SE走向の高角なせん断面が多く認められた(アップロード画像を参照)。...

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  • 安曇野市大口沢採石場の貝化石密集層に産する燐灰石含有方解石質団塊の成因

    森清 寿郎 地球科学 76 (2), 63-86, 2022-04-25

    ...<p>安曇野市の大口沢採石場には貝化石密集層が一枚あり,その層から燐灰石や苦灰石を含むが方解石が優勢な方解石質団塊が大量に産出する.密集層以外では,方解石質団塊はみとめられず,産出したのは苦灰石及び菱鉄鉱団塊だけであった.大口沢採石場に産する各種団塊の炭素・酸素同位体比を測定し,貝化石密集層においてのみ方解石質団塊が産する理由を研究した.方解石と苦灰石の同位体比は,青木層陸化後の地下水の浸透によって...

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  • 秋田県湯沢市蓮台寺のカオリン鉱物に富む礫質堆積物の産状と起源

    鹿野 和彦, 石山 大三, 大場 司, 藤本 幸雄, 大口 健志 地質学雑誌 128 (1), 199-214, 2022-01-15

    ...<p>秋田県湯沢市蓮台寺の採石場に露出する厚さ10 mを超える帰属不明の礫層(蓮台寺礫層)についてその産状を記載し,起源について議論した.この礫層は,構成粒子の大きさや種類(色調)などの違いによって,15枚を超える多数の,層状に重なる礫質堆積物からなる.いずれも,カオリン鉱物に富む礫を主体とし,ラハール堆積物の特徴を示す.湯沢地域に分布するほかの地質単元との層位関係は,この礫層が2 Ma以降に堆積したことを...

    DOI Web Site 研究データあり 参考文献48件

  • 筑波山地域ジオパークにおけるジオサイトの再設定と評価

    高木 秀雄 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 220-, 2022

    ...旧来の定義に従った広い面積を持つ「ジオサイト」は26箇所設定されており(筑波山地域ジオパークHP),それらを今回「エリア」と読み替えて新しい定義のジオサイトを設定した.ただし,これまで取材・評価できたのは地質や岩石が優先的にみられる14エリア,19ジオサイトである.なお,旧採石場跡については,事務局からの情報でジオサイトから外す方針であることから,取材対象から外した.結果をまとめると以下のようになる...

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  • 長崎県五島列島中通島有川層の海底地滑り堆積物とそのテクトニックな意義

    川原 和博 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 279-, 2022

    ...中通島中央部の神ノ浦採石場の巨大地滑り堆積物の露頭の写真を、地質学会の写真コンテストに応募したところ、幸いに会長賞を頂くことができたが、一方で演者らの解釈に対し“その混在岩はメランジュではないのか?”という疑問が投げかけられた。そこで本発表では、乱雑な混在岩相の堆積物の特徴を報告し、メランジュではないと結論した根拠について議論する。...

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  • チェコ共和国・ボヘミア地塊に産する珪長質グラニュライトの最高変成圧力

    内藤 美桜, 山根 健輔, 中村 大輔, 平島 崇男, マルチン スフォイッカ 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 38-, 2022

    ...</p><p>  本研究では、チェコ共和国南部に位置するGföhlユニットに属すBlanský les岩体の南東部のPlešovice採石場(以降PVと略す)と中央部のZrcadlová Hut’採石場(以降ZHと略す)に産する珪長質グラニュライトの最高変成圧力条件の考察を行った。</p><p> 珪長質グラニュライトの主な構成鉱物はザクロ石、石英、斜長石、カリ長石、黒雲母、藍晶石、ジルコンである。...

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  • ドイツ中部,チューリンゲンの森に産する古生代ペルム紀赤色層

    地学雑誌 130 (3), Cover03_01-Cover03_02, 2021-06-25

    ...</p><p> かつての東独西縁に位置するチューリンゲンの森(Thüringer Wald)は,ドイツ中央部の低い山地である.そのなかのイエーナ東方のCaaschwitz採石場に写真のZechstein層の好露頭がある.周辺には日本人にも馴染みの深い地名が散在する.例えば,アイゼナハはバッハ生誕地として,ワイマールはゲーテの長期居住地,バウハウス校の発祥地,また憲法で知られる.ほかにはイエーナは多くの...

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  • 地質材料としての石材の一軸圧縮強度と利用時期との関係について

    藤井 幸泰 応用地質 61 (6), 313-320, 2021-02-10

    ...のしやすさに関わる一軸圧縮強度の値,ならびに石材としての利用開始時期を文献調査によって明らかにした.堆積岩である凝灰岩の大谷石,砂岩の来待石ならびに多胡石は一軸圧縮強度がおよそ50MPa以下であり,古墳時代から利用が知られている.一方,強度が100MPaを超す火成岩の稲田石と小松石は,平安時代以降に利用されるようになった.輸入石材が多用されている昨今であるが,今回取り上げた石材のうち,現在も稼働している採石場...

    DOI Web Site Web Site 参考文献7件

  • 土石流がもたらしたブランド石材:御影石(六甲花崗岩)

    先山 徹 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 044-, 2021

    ...</p><p> 現在,六甲花崗岩を採石している場所はなく,1カ所で住吉川河床の岩塊を採取しているのみである.下図に示した2万分の1仮製地形図神戸及び六甲山(兵庫県立人と自然の博物館所蔵)では,住吉川上流の山中の2ヶ所で採石場が記されているのみで,大量に出回っている六甲花崗岩全体から見ると少ない.六甲山地の花崗岩は徳川大坂城築城に際して大量の石材が供給されたとされ,その残石は大名の刻印を記された「刻印石...

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  • 地域の地質資源としての視点から見る玄武洞溶岩

    川村 教一 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 088-, 2021

    ...例えば兵庫県の石の一つはアルカリ玄武岩であり,選定理由の説明では,玄武洞は美しい柱状節理と「玄武岩」という岩石名の由来となったこと,国の天然記念物であること,松山基範が地球磁場の逆転を唱えるきっかけとなった場所として国際的にも知られていること,玄武洞はもともと採石場であり,市内各地の伝統的な石積みや漬物石に使用されていること,が述べられている(http://www.geosociety.jp/name...

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  • 京都東山北部における白川石の石切道遺構の実態と利用可能性

    張 平星, 深町 加津枝, 柴田 昌三 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 35-, 2018-05-28

    <p> 京都の東山北部から「白川石」とよばれる造園・建築用の花崗岩が産出されていた。昭和前期に白川石の採石が禁止され、その石切道が放棄され崩壊が進んでいる。本研究は白川石の石切道遺構の経路と地理条件を解明し、登山道としての利用可能性を検討することを目的とした。 明治22年以降の旧版地形図77枚から白川石の石切道の記号を抽出し、地形図とGPSを用いて現地調査を行った結果、白川石の石切道遺構が3区域…

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  • 中硬岩を基盤とする最終処分場での斜面の施工事例

    山城 公人, 大川 浩志, 小竹 茂夫, 柴田 健司 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 27 (0), 393-, 2016

    ...近年、石材等の採石場の跡地に管理型廃棄物最終処分場を計画する事例が増えている。採石場跡地に最終処分場を建設する利点として、河川水等の表流水の流入が少ない点や沈下や崩壊の恐れが少ない点が挙げられる。一方、採石場跡地に処分場を建設する難しさも存在する。...

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  • 高マグネシウム環境の緑化に適したイブキジャコウソウ品種の探索

    水野 隆文, 中原 悠介, 畑中 良規, 藤森 朝章, 谷口 康, 水野 直治 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 573-, 2016

    ...今回、日本各地のイブキジャコウソウを収集し、形態や増殖についての特性を調査したほか、蛇紋岩・閃緑岩採石場環境への適応性について調査したので報告する。イブキジャコウソウは三重県鳥羽市菅島の蛇紋岩土壌地帯および京都府/福井県青葉山の凝灰角礫岩で採取したほか、北海道勇払郡むかわ町坊主山の蛇紋岩土壌、滋賀県米原市伊吹山の石灰岩をそれぞれ原産とし、一般土壌で採取したものを収集した。...

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  • 乾湿の繰り返しによるアンコール・ワット西参道におけるラテライト石材の風化

    林 実花, 藁谷 哲也 日本地理学会発表要旨集 2016s (0), 100066-, 2016

    ...帯磁率,含水比(%)の平均値は,それぞれ北西部で312,0.56,14.8,北東部で374,0.82,12.8であった.一方,側壁下部における平均値は,北西部で224,0.48,30.0,北東部で363,0.82,20.2であった.乾湿繰り返し実験により,石材の残留率は17サイクルで90%まで減少した.古いラテライト石材の主な構成鉱物は,ゲータイト・ヘマタイト・石英であった.なお,未風化のラテライト(採石場...

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  • 戸室火山の地質と戸室石

    酒寄 淳史, 冨田 和気夫 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2016 (0), 172-, 2016

    ...それらの成果を地質図と対比すると,採石場が岩屑なだれ堆積物の分布域から火山体本体に移り,最終的には戸室山北部の溶岩流先端部に集約されていったことが読み取れる。<br>...

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  • 菅島の蛇紋岩土壌に生育する植物の元素組成と、ツゲの特異的なニッケル・鉄集積

    水野 隆文 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 606-, 2015

    ...[方法]採石場周辺を含む菅島西部において、土壌および草本植物(51種)、木本植物(18種)およびシダ植物(6種)の地上部全体もしくは葉のみを採取した。サンプルを湿式分解し、ICPにより各種金属濃度を測定した。[結果] 調査地域10地点の土壌ニッケル濃度は平均2,060mg kg<i>-1</i>、またMg/Ca比の平均は9.79に達した。...

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  • 瀬戸内海沿岸の花崗岩石材産地と近代以降の石材産業

    乾 睦子 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100348-, 2014

    ...(1)土地所有の形態としては、各事業者がそれぞれの権利の範囲を採掘する場合が大半であり、その場合は土地に制限された狭く深い採石場が並ぶ(大島・北木島)。しかし、大採石場に複数の事業者が入る事例(庵治石)もあり、その場合はより緊密な地域のコミュニティが成立しているようであった。(2)採掘と加工の関係では、加工事業者が多く定着しているかどうかが産地によって様々であった。...

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  • 栃木県大谷資料館地下採石場跡の温度変化特性

    桑久保, 綾香, 濱田, 浩美 千葉大学教育学部研究紀要 = Bulletin of the Faculty of Education, Chiba University 61 447-455, 2013-03-01

    ...本研究では,大谷資料館の地下採石場跡の温度をデータロガーによって連続的にデータ収集し,その結果から,温度変化の特性を明らかにした。年間の温度変化は,地下空間にもかかわらず,温度変化が大きく,夏季は冷涼だが冬季は外気温に近い温度を示した。掘削穴からは空気の流入,流出があるため,冬季は密度の大きい冷気が流入し,温度を低下させる。しかし,夏季は冷気が流出しにくいため,温度変化は小さいことがわかった。...

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  • 先駆種,遷移中・後期種の混植による法面緑化の初期の生育状況

    嶌田 知帆, 長島 啓子, 高田 研一, 田中 和博 日本緑化工学会誌 39 (3), 422-428, 2013

    ...本研究では,先駆種,遷移中・後期種の混植を用いた通称自然配植技術による植栽が行われた法面(奈良県岩井川ダム道路の採石場跡法面)において,先駆種が優占する初期緑化目標群落が形成されているか,及び階層構造が発達しつつあるかを確認するためのモニタリング調査を行った。...

    DOI 被引用文献2件 参考文献7件

  • 東南アジア大陸部の新第三紀後半ウシ類の系統分類

    西岡 佑一郎, 高井 正成, Vidthayano C, Hanta R, Jintasakul P 霊長類研究 Supplement 29 (0), 158-, 2013

    ...,ターチャン採石場は 2属( <i>Pachyportax</i>, <i>Selenoportax</i>)に分類された.このウシ科群集は,(1)現生属を含まない,(2)シワリクで見つかっているウシ族の祖先系統(<i>Pachyportax</i>と <i>Selenoportax</i>)を含む,(3)同年代のシワリクと比べて多様性が低い,といった特徴をもつことが明らかになった....

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  • 斜面表面のラフネスを考慮した落石の3次元運動シミュレーション

    西川 幸成, 桝谷 浩, 森口 優子 日本計算工学会論文集 2012 (0), 20120003-20120003, 2012-02-23

    ...<br>これまでに提案されている落石の運動シミュレーションは, 既往の実験結果を参考に, 2次元斜面を用いたシミュレーションが試みられる場合がほとんどであるが, 既往の落石実験は, 切土法面や樹木が伐採された斜面, 採石場などといった裸地に近い斜面で行われており, また, 斜面傾斜は30° ~60° 程度と急で, 斜面高さも20~80m程度であるため, これとは異なる斜面, 特に樹木が植生している斜面...

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  • 南中国,煤山セクション

    沈 樹忠 地学雑誌 121 (3), 570-578, 2012

    ... 中国南東部,浙江省の煤山採石場には一連の古生代ペルム紀/中生代三畳紀の見事な連続層が露出している。この地層断面はペルム紀末の大量絶滅のパタンと原因を解明するため世界で最も詳しく研究されてきた。多産する化石の層序に加えて,凝灰岩の正確な年代測定や炭素同位体比層序が明らかにされている。...

    DOI Web Site 参考文献65件

  • 来待砂岩の力学異方性と堆積構造に関する研究,その 1

    藤井 幸泰, 朴 赫, 竹村 貴人, 高橋 学, 高橋 直樹 応用地質 53 (2), 64-69, 2012

    ...中新世大森層中の塊状の来待砂岩を対象に,採石場から採取された試料を用いて帯磁率異方性測定を行った.また採石場でまれに観察される堆積構造を基に,古流向を考慮して塊状砂岩から直交する3方向の面を切り出し,研磨片および薄片上で粒子の抽出を行い,粒子形状を楕円近似して長軸の卓越方向を測定した.粒子を楕円近似した場合に長軸が最も卓越する方向は古流向に直交する.またもう一つの長軸が卓越する方向が古流向の方向と一致...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献20件

  • 埼玉県安戸地域における採石場立地の変遷

    乾 睦子, 青山 智哉 日本地理学会発表要旨集 2012s (0), 100127-, 2012

    ...は,採石場の位置と地質図とを重ね合わせることで推定した(図2).乾・岡島(2011)で現地ヒアリング調査によって探索したいくつかの蛇紋岩採石場について,この方法でも発見できるかどうかを検証した結果,ごく小規模な旧採石場については発見できないものもあったが,現地ヒアリング調査によって解明していた採石場の一部は本研究の手法にて発見することができた.本手法は産業史の観点から長期間にわたる変化を抽出するには...

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  • 高アルカリ地下水とベントナイトの長期反応に関するナチュラルアナログ研究

    大井 真哉, 鹿園 直建, 山川 稔, 藤井 直樹 日本地球化学会年会要旨集 58 (0), 83-83, 2011

    ...レベル放射性廃棄物の処分では,人工バリア材料の1つとしてベントナイトが検討されるが,セメント系材料と地下水との反応により生成する高アルカリ地下水との長期の反応によって期待される機能が損なわれる可能性がある.この反応を考察するにおいて有力な方法がナチュラルアナログ研究であり,本研究ではフィリピンMngatarem地方を調査地域とした.分析試料は2009~2010年度に採取されたベントナイト鉱山トレンチ,採石場露頭...

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  • 群馬県沼田市産melanotekiteとwillemite

    山田 隆, 塩原 嘉昭, 平間 敏之 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2011 (0), 128-128, 2011

    ...群馬県沼田市の採石場からmelanotekite(Pb2Fe2[O2|Si2O7];メラノテック石、斜方晶系)とwllemite(Zn2SiO4;珪亜鉛鉱、三方晶系)の産出を確認した。メラノテック石は本邦では初めての産出である。...

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  • ニホンザルの化石

    高井 正成 霊長類研究 Supplement 27 (0), 1-1, 2011

    ...また,二番目に古い霊長類化石は山口県美祢市の安藤採石場で発見された約50万年前のニホンザルとみられる遊離歯化石である。したがってこれまでに知られている化石記録によれば,日本列島に最初に侵入したのはマカク類ではなくコロブス類である。なぜ日本列島でコロブス類が絶滅し,マカクだけが生き残ったのかは未だに解明されていない。...

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  • 国産大理石石材産業の変遷

    乾 睦子 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 48-48, 2009

    ...第二次世界大戦中から昭和50年頃まで、この地域ではいくつか大理石の採石場が稼行しており、建築石材として採掘・加工が行われていた。市街地の中に石灰岩の山が点在する地形で、その山のいくつかが小規模に採掘されていた。...

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  • 香川県小豆島の花崗岩のラミネーションシーティングと小豆島石を訪ねて

    藤田 勝代, 横山 俊治 地質学雑誌 115 (Supplement), S89-S107, 2009

    多くの風化花崗岩には,ミリメートルオーダー間隔のクラック群であるラミネーションシーティングが発達し,ラミネーションシーティングに取り囲まれた未風化核岩がしばしば分布している.ラミネーションシーティングは地形・構造(節理)・岩石(岩相)・鉱物と,スケールの異なる因子に規制されて形成されている.本見学会では,ラミネーションシーティングと未風化核岩を観察し,これらの規制因子について議論する.小豆島には…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献13件

  • 三重県亀山市加太市場産のKに富む鉄パーガス閃石

    坂野 靖行, 宮脇 律郎, 松原 聰, 松尾 源一郎, 山田 滋夫 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2007 (0), 208-208, 2007

    ...三重県亀山市加太市場の採石場跡に産する石灰質岩起源の領家変成岩よりKに富む鉄パーガス閃石を見出した.共存する鉱物は方解石・黒雲母・柱石・チタン石・カリ長石・斜長石である.鉄パーガス閃石はかなり均質で,その実験式は(K0.54Na0.42)Σ0.96(Ca1.95Na0.05)Σ2.00(Fe<SUP>2+</SUP>2.59Mg1.44Al0.67Ti0.22Cr0.05Mn0.03)Σ5.00(Si5.91Al2.09...

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  • 風化殻の節理および物性変化から見た阿武隈山地・桧山における花こう岩の風化分帯

    山内 竜司, 藁谷 哲也 日本地理学会発表要旨集 2007f (0), 89-89, 2007

    ...2006)は,黒石山の斑れい岩体を対象として,旧地表面からの深度(D,m)による節理密度(D<SUB>j</SUB>,n/φ1m)やおもな物性値の変化から風化殻の分帯を行った.その結果,Dが約-35m以浅で風化殻が急激に発達することが明らかになった.本研究では,山内・藁谷(2006)が対象とした黒石山(864.5m)の東北東約16kmに位置し,花こう岩からなる桧山(標高992.5m)の南西側山腹の採石場...

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  • イギリスのCAT(代替技術研究所)とコミュニティの持続的開発

    槇村, 久子, MAKIMURA, Hisako 現代社会研究 9 167-179, 2006-12-26

    ...CAT は当初採石場跡地に自給自足の理想をめざして開始されたが、エコビレッジ計画では不可能であると判明し、環境ビジターセンターとして多数の訪問客を受け入れることで、組織運営と地域への経済的、社会的、文化的影響を及ぼした。中間技術から高度なエコテクノロジーの開発は地域に企業を生み、行政や地元企業、NGO の共同組織は社会事業体として成功している。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 景観を考慮した露天採掘場の開発計画立案システムの構築

    外薗, 貴彦, 大塚, 尚寛, 志田, 寛, 齊藤, 貢 骨材資源 38 (151), 131-140, 2006-01-01

    ...した鉱山開発前のプロジェクト評価・フィージビリティスタディを行うために開発されたが、実際には採掘計画の立案・管理を含め、資源開発プロジェクトで多面的に利用でき、多彩な機能で構成された大規模なシステムとなっている。そのため、システムの導入や更新には多額の投資が必要であり、また複雑な操作の習得にも時間とコストが掛るなど、小規模の露天採掘場には、導入が困難なシステムである。 一方、中・小規模の石灰石鉱山や採石場...

    機関リポジトリ Web Site

  • 環境保全を考慮した採石資源ポテンシャリティー評価システムの構築

    大塚, 尚寛, 阿部, 拓馬, 齊藤, 貢 骨材資源 38 (150), 65-72, 2006-01-01

    ...21世紀の砕石産業は、従来の大量生産・大量消費・大量廃棄という構造から脱却して、良好な環境を維持しながら持続可能な開発(SLIStainableDevelopment)を実現することが求められる。これまでに開発された採石場は、骨材市場からの距離と賦存状態(採掘の難易と原石の質)により、立地選択されてきた1)。しかし、近年の環境問題などに対応していくためには、採掘の難易と原石の質による賦存状態の把握だけでは...

    機関リポジトリ

  • 西南日本,岡山市の採石場に見られる還元型/酸化型花崗岩類

    Ishihara Shunso, Yoshikura Shin-ichi, Horikawa Shigeo, Ogasawara Masatsugu, Nishio Itaru, Terashima Shigeru BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 56 (1-2), 1-8, 2005

    ...岡山市内には多数の採石場があり,チタン鉄鉱系のピンク花崗岩を古くから採石している.この度,ボーリング岩芯から磁鉄鉱系に属する花崗岩の共存例が発見されたので,それらの特徴を記載し成因を考察した.これは地下500 ~700 mで見られ,粗粒チタン鉄鉱系花崗岩中に磁鉄鉱系アプライト質花崗岩が混在するものである.このアプライト質花崗岩は岩床状の産状を示し,ミアロリチック組織や小規模ペグマタイトを伴う.磁鉄鉱...

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • 小型軽量坑井内3成分弾性波検出器による坑井掘削音の観測と地下構造推定法の検討

    相馬 宣和, 歌川 学, 瀬戸 政宏, 長 秋雄, 浅沼 宏 土木学会論文集 2004 (757), 177-187, 2004-03-21

    ...花崗岩採石場において, 掘進長約10mを対象に坑井掘削音の観測を行い, 3軸VSP法により地下反射係数分布を評価したところ, 比抵抗などの検層結果と調和的であった. 比較的小規模の掘削行為への適用で簡便に深部の推定が可能であり, 本方法の有効性を確認することができた....

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 北上山地における花崗岩関連鉱床の硫黄同位体比

    石原 舜三, 佐々木 昭 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 55 (1-2), 19-30, 2004

    ...北上山地の白亜紀 (一部古第三紀) 花崗岩類に関係する金属鉱床産の硫化物50個について新たにδ<sup>34</sup>S値を求めた.既報の8分析値とともに,その成因的意味について考察した.検討した鉱床と採石場は37である.鉱種別ではMo 鉱床が最も高く-0.5~+3.55 ‰δ<sup>34</sup>Sであり,そのうち花崗岩類を母岩とするMo鉱床は平均+0.7 ‰δ<sup>34</sup>S(...

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 空洞天盤の崩落メカニズムに関する一考察

    上野 勝利, SRENG Sokkheang, 竹森 佳代, 望月 秋利 地盤工学研究発表会 発表講演集 JGS39 (0), 1871-1872, 2004

    ...埋設管周辺の路面下空洞や地下採石場跡地など、何らかの理由で地中に形成された空洞天盤の自重崩落について、遠心模型実験を行い、破壊メカニズムを調べた。あらかじめ模型地盤内に空洞を形成し、空洞天盤が崩落するまで5gごとに遠心加速度を上昇させた。実験中の地盤の変形をビデオカメラで観察し、崩落天盤の崩落過程とその運動を観察した。観察結果に基づき天盤崩落メカニズムをモデル化した。...

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  • マツ材線虫病被害で絶滅の危機に瀕する種子島のヤクタネゴヨウ

    金谷 整一, 中村 克典, 秋庭 満輝, 玉泉 幸一郎, 齋藤 明 日本林学会大会発表データベース 115 (0), P4005-P4005, 2004

    ...「伐採」で枯死(消失)した3個体は、採石場内に分布しており、事業の推移により伐採されたものと考えられる。残りの1個体は、神社境内に植栽されており、材辺採取する前に伐採されてしまい、枯死要因を確認できなかった。屋久島では、強力な台風の襲来という気象的要因と、地形が急峻かつ表土層の薄い環境的要因により「根返り」や「土壌流出」による枯死個体が確認されている(Kanetani et. al, 2001)。...

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  • 利根川中流域における外来植物オオブタクサ(Ambrosia trifida L.)の分布状況と発芽・生長特性

    石川 真一, 高橋 和雄, 吉井 弘昭 保全生態学研究 8 (1), 11-24, 2003

    ...群馬県内利根川中流域における外来植物オオブタクサ(Ambrosia trifida)の分布状況を調査した結果,県南端に位置する明和町から,県北端の水上町(源流から約30km下流)の範囲において,大きな個体群が30地点で確認され,このうち最大のものは約687万個体からなり,年間約17億の種子を生産していると推定された.またこの30地点はすべて工事現場や採石場周辺などの,人為的撹乱地であった.温度-発芽反応実験...

    DOI Web Site 被引用文献8件 参考文献33件

  • 土木の風景 上日川ダム(山梨県塩山市):山梨県塩山市 上日川ダム

    日経コンストラクション = Nikkei construction (255) 90-94, 2000-05-12

    中里介山が書いた未完の大長編小説「大菩薩峠」でその名を知られるようになった山梨県の大菩薩連嶺は,登りやすい百名山として親しまれ,今も多くの登山者が頂を目指す。峰をつなぐ稜線からの眺望は,南にそびえる富士山までただ山並みだけが連なる絶景を描いている。 2年前,その眺望の眼下に一つの湖が現れた。「上日川かみひかわダム」の調整池だ。

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  • 港川人の島嶼環境への身体適応

    馬場 悠男 Tropics 10 (2), 231-241, 2000

    Late Pleistocene Minatogawa people possessed small and slender bodies, with poor muscle development, especially in the upper limbs, indicating adaptation to poor nutrient conditions and moderate …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献10件 参考文献43件

  • フィルダムにおける材料使用判定基準の合理化

    森 吉昭, 島田 保之, 幸村 秀樹, 高橋 章 ダム工学 7 (2), 114-123, 1997

    Hard rocks with high shear strength are used for structural material of rock zones of a rockfill dam with central clay core. To obtain such hard rocks from deep underground, surface soil and …

    DOI

  • 扇射探索法による採石場斜面の安定性評価

    田中 芳則 応用地質 37 (2), 93-101, 1996

    The calculation method was based on the fan-shoot searching technique which proposed to evaluate the stability of a quarrying slope. By using the simplified slice method theory, it was possible to …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献11件

  • 行橋市における降下ばいじん水溶性成分の調査

    池浦 太荘 大気環境学会誌 30 (5), 337-343, 1995

    In order to investigate the effect of dusts from opencut mines and cement factories on pH of the reservoir water, water soluble components in the falling dusts collected by the deposit gauge method …

    DOI 被引用文献1件 参考文献13件

  • 神津島における多孔質流紋岩の風化とそれに伴う物性変化

    小口 千明, 八田 珠郎, 松倉 公憲 Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron 67 (11), 775-793, 1994

    ...岩石の風化機構の解明を目的とし,風化による岩石物性の時間変化について調査した. 1.1ka, 2.6ka, 20ka, 40kaに噴出した4つの流紋岩質溶岩円頂丘が分布する神津島を調査地域とした.鉱物組成・化学組成などの予察的な分析によれば,溶岩円頂丘の形成当初の岩石物性は類似していた.また,採石場の露頭においては岩相の変化はほとんどなく,シュミットロックハンマー反発値も,地表からの深さに対応した変化...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献16件

  • 904. 南部北上山地日頃市層産石炭紀前期 (ビゼー世) 頭足類

    児子 修司 Transactions and proceedings of the Paleontological Society of Japan. New series 1990 (159), 554-561, 1990

    ...南部北上山地の岩手県大船渡市鬼丸採石場に露出する下部石炭系日頃市層のH<SUB>2</SUB>部層(ビゼー世)から頭足類を含む多様な軟体動物化石群を産出することが, 同採石場の西村智, 金野敏両氏らの採集標本により明らかになった。本論では, 3新種を含むオルソセラス目の頭足類5種を記載した。それらは, Mooreoceras kinnoi, sp. nov., Neocycloceras (?)...

    DOI Web Site 被引用文献3件

  • 振動障害に合併した強皮症の2例

    松本 義也, 川部 美智子, 安江 隆, 湯口 真弓, 吉田 一郎 日本皮膚科学会雑誌 99 (2), 155-, 1989

    ...年間使用後に,レイノー現象,手指のしびれ感,両上肢挙上困難が出現し,振動障害と診断された.その2年後に耳鳴と騒音性難聴,躯幹・両上肢・両大腿部に多発性斑状皮膚硬化が生じたが,皮膚硬化は約2年後に消失した.組織検査では,真皮膠原線維の増生と結節状膨化がみられた.内臓病変は認められなかった.振動障害の経過中に発症した,抗セントロメア抗体陽性の多発性斑状強皮症と診断した.症例2は53歳の男性で,25年間採石場...

    DOI PubMed 医中誌

  • 瀬戸内地方の採石場における花尚岩質岩石の異方性

    工藤 洋三, 橋本 堅一, 佐野 修, 中川 浩二 土木学会論文集 1987 (382), 45-53, 1987-06-20

    In situ orientation of the three planes of anisotropy in granite was at first investigated with the empirical aid of quarrymen at twenty-six quarries in the Inland Sea area in Western Japan. The …

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献11件

  • 日本の洪積世人類

    鈴木 尚 人類學雜誌 90 (Supplement), 11-26, 1982

    ...<br>港川人 本島南端の港川採石場から初めて大山盛保により人骨と獣骨化石が確認されたのが契機となり,総合調査が行われ,5~9体分の人骨が発見された。そのうち3体分が完全である。これらはC<sup>14</sup>法により約18,000年前と推定された。研究の結果,彼らは新人的特徴が基本になり,それに横後頭隆起,下顎に頤下切痕,上•下横隆起など旧人的特徴を混えたかなり原始的人類と考えられる。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献3件

  • 採石場における酸性排水の形成(第一報) : 硫酸を生成する細菌の分離とその同定

    近藤, 正夫, 荒川, 幸夫, 高井, 義治 愛知県公害調査センター所報 (5) 75-84, 1977-12

    ...採石場の酸性廃水から,硫酸を生成する細胞を分離した。本菌は運動性を有するグラム陰性の桿菌で,寒天培地上では0.5mm以下の微小なコロニーを形成する。エネルギー源として,チオ硫酸塩をすみやかに酸化し,等モルの硫酸を生成した。又,イオウの場合には,誘導期の後,増殖と共に硫酸を生成し,最終培地pHは2以下に下がった。しかし,初発培地pHが酸性では,増殖も硫酸の生成も起こらなかった。...

    日本農学文献記事索引

  • 採石場における酸性排水の形成(第一報)

    近藤 正夫, 荒川 幸夫, 高井 義治 愛知県公害調査センター所報 (5) 75-84, 1977-12

    ...採石場の酸性廃水から,硫酸を生成する細胞を分離した。本菌は運動性を有するグラム陰性の桿菌で,寒天培地上では0.5mm以下の微小なコロニーを形成する。エネルギー源として,チオ硫酸塩をすみやかに酸化し,等モルの硫酸を生成した。又,イオウの場合には,誘導期の後,増殖と共に硫酸を生成し,最終培地pHは2以下に下がった。しかし,初発培地pHが酸性では,増殖も硫酸の生成も起こらなかった。...

    日本農学文献記事索引

  • 535. 秋吉石灰岩層群産オキナエビスガイ超科の 3 新種

    鹿間 時夫, 西田 民雄 Transactions and proceedings of the Paleontological Society of Japan. New series 1968 (69), 211-217, 1968

    ...山口県美祢市於福江原(オフクヨバラ)のウズラ採石場, 美祢市伊佐町正法寺西方および伊佐町山口県立種畜場西方における秋吉石灰岩層群下部より産出したオキナエビスガイ類を検討した結果, Mourlonia (Mourlonia)亜属の1新種, Angyomphalus属の新種2を識別した。こゝに秋吉石灰岩層産軟体動物化石研究の第3報として, それらの記載を行う。...

    DOI

  • 537. 秋吉石灰岩層群ミラエラ帯の腹足類数種について

    西田 民雄 Transactions and proceedings of the Paleontological Society of Japan. New series 1968 (70), 233-237, 1968

    ...山口県美祢市於福江原のウズラ採石場と美祢郡秋芳町秋吉の龍護峯東斜面における秋吉石灰岩層群ミラエラ帯の腕足類の殼が密集する石灰岩より産出した腹足類を検討し, このうちに従来その分布がヨーロッパの下部石炭系に限られていたアマガイモドキ亜科Turbonitella属の2新種およびEuomphalidae科Straparollus (s. s.)亜属の1新種を識別し, 秋吉石灰岩層群産軟体動物化石研究の第2...

    DOI

  • 秋吉石灰岩江原産のコノドント

    猪郷 久義, 小池 敏夫 Transactions and proceedings of the Paleontological Society of Japan. New series 1965 (59), 83-91, 1965

    ...柳田寿一の研究した腕足類に富む秋吉石灰岩江原の採石場のコノドントを調べ.その時代を考察した。全般的には筆者らが先に報告した青海石灰岩産のものと類似するが.よりベンシルバニヤ系の要素が薄く, Chesterianとの類緑性が濃くなつている。...

    DOI 被引用文献1件

  • 秋吉石灰岩江原産のコノドント

    猪郷 久義, 小池 敏夫 日本古生物学會報告・紀事 新編 1965 (59), 83-91, 1965

    ...柳田寿一の研究した腕足類に富む秋吉石灰岩江原の採石場のコノドントを調べ.その時代を考察した。全般的には筆者らが先に報告した青海石灰岩産のものと類似するが.よりベンシルバニヤ系の要素が薄く, Chesterianとの類緑性が濃くなつている。...

    J-STAGE

  • 466. 青海石灰岩から発見された石炭紀のコノドントについて

    猪郷 久義, 小池 敏夫 Transactions and proceedings of the Paleontological Society of Japan. New series 1964 (53), 179-193, 1964

    ...新潟県西頸城郡青海町・青海電化株式会社の青海川沿いの西山採石場に露出するC<SUB>1</SUB>層 (<I>Millerella</I> Zone) の石灰岩から発見されたコノドントのうち, 11属16種を記載した。またこれらのコノドントにもとづいて, C<SUB>1</SUB>層の地質時代を検討した。...

    DOI 被引用文献1件

  • 477. 秋吉の蘚虫。その2。ウズラ採石場産下部石炭紀蘚虫

    坂上 澄夫 Transactions and proceedings of the Paleontological Society of Japan. New series 1964 (56), 295-308_1, 1964

    ...ウズラ採石場から採集した石灰岩中の蘚虫化石8属13種 (6新種, 4鑑定不能種, 1既知種, 2類似種) を識別記載した。この蘚虫動物群はソ連トルキスタン地方の同時代蘚虫群と密接な類似性を示しているが, ウズラから<I>Fenestella</I>類が多数発見されれば, 更にその関連性の強まることが期待される。...

    DOI

  • 466. 青海石灰岩から発見された石炭紀のコノドントについて

    猪郷 久義, 小池 敏夫 日本古生物学會報告・紀事 新編 1964 (53), 179-193, 1964

    ...新潟県西頸城郡青海町・青海電化株式会社の青海川沿いの西山採石場に露出するC<SUB>1</SUB>層 (<I>Millerella</I> Zone) の石灰岩から発見されたコノドントのうち, 11属16種を記載した。またこれらのコノドントにもとづいて, C<SUB>1</SUB>層の地質時代を検討した。...

    J-STAGE

  • 三ケ日人と三ケ日只木石灰岩採石場の含化石層

    渡辺 仁, 遠藤 萬里, 尾本 恵一 人類學雜誌 70 (1), 21-28, 1962

    ...1.本回の只木採石場堆積物調査では大別して4地点、即ち採石崖の小洞穴 A,B,C,Dを発掘した。<br>2.上記4地点の発掘で得られた人骨片は計4片、すべて含角礫混砂粘土から出た。A洞では含角礫粘土中に人骨片の他に土器片1例が Canis lupus 下顎骨と接して見出された。...

    DOI Web Site

  • 三ケ日人と三ケ日只木石灰岩採石場の含化石層

    鎮西 清高 人類學雜誌 70 (1), 33-35, 1962

    堆積物を中心に、周辺の時代既知の第四系に対比しようとする試みは、只木層の場合可能性は少い。この種の対比を行うには、今后、東海地方各地の洞くつ堆積物全体の堆積機構と、第四紀地史との関連性を追求する必要があろう。

    DOI Web Site

  • 三ケ日人と三ケ日只木石灰岩採石場の含化石層

    鈴木 尚 人類學雜誌 70 (1), 1-20, 1962

    ...静岡県引佐郡三ケ日町只木の採石場から、筆者らによって昭和34年以来、発掘により、或いは偶然に発見された人骨は頭骨、四肢骨を合せて7片に上るが、目下のところ3体分と推定される。これは成人男性2体、成人女性1体と見做している。三ケ日人骨の比重、弗素含有量(田辺)は現代人骨に比し、甚だ大きく、本遺跡の洪積世動物と相違はない。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 423. 日本における化石ハンザキの発見

    鹿間 時夫, 長谷川 善和 Transactions and proceedings of the Paleontological Society of Japan. New series 1962 (45), 197-200_1, 1962

    ...愛媛県喜多郡肱川村敷水の石灰岩採石場にある裂罅堆積物たる敷水層より産した大サンショゥウオは, 日本現世種に同定される。 時代は上部葛生層と同じく, 更新世後期である。...

    DOI

  • 423. 日本における化石ハンザキの発見

    鹿間 時夫, 長谷川 善和 日本古生物学會報告・紀事 新編 1962 (45), 197-200_1, 1962

    ...愛媛県喜多郡肱川村敷水の石灰岩採石場にある裂罅堆積物たる敷水層より産した大サンショゥウオは, 日本現世種に同定される。 時代は上部葛生層と同じく, 更新世後期である。...

    J-STAGE

  • [研究ノート] 天然記念物「塩川」の水質形成と地下水汚染 : 2013年梅雨期の観測に基づく検討

    金城, 颯一郎, 尾方, 隆幸, 伊藤田, 直史 沖縄地理 (14) 47-54,

    ...本部半島に位置する国指定天然記念物「塩川」において,梅雨期の集中的な水文調査を行い,水質形成と地下水汚染について検討した.水位と潮位のデータを重ね合わせたところ,従来の研究で報告されていた相関関係は認められなかった.また,流量観測データからハイドログラフを作成した結果,陸域における降雨流出過程が水質形成において最も重要な役割を果たすことが示唆された.簡易水質分析からは,流域の採石場や農地による地下水汚染...

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