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検索結果 82,587 件

  • 中学校における1人1台端末活用を支える教員を取り巻く教員コミュニティの様相に関する調査

    山本 良太, 杉本 昌崇, 佐藤 智文, 平野 智紀, 石橋 純一郎, 山内 祐平 日本教育工学会論文誌 advpub (0), 2024-07-20

    <p>本研究の目的は,特に教科担任制が敷かれる中学校において導入された1人1台端末の活用を支える教員を取り巻く教員コミュニティに着目し,その具体的な様相を明らかにすることである.そのために相対的に端末を高頻度に活用する中学校に所属する教員を対象としたインタビュー調査を行った.分析の結果,調査対象校では,①端末活用に向けた教員コミュニティの活動,②端末活用による新しい教室内コミュニティの創出,③校…

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  • 小学校における校内授業研究の実施方法の改善

    荒木 淳一, 寺嶋 浩介 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 1-8, 2024-05-11

    <p>小学校における「書く力」の育成を通して,校内授業研究の実施方法を改善し,その取り組みを評価した.まず「校内授業研究の流れ」を設計した.また,「児童の「書く力」を育成する教師の授業力」を設定した.それを基に,授業研究を進めた結果,「校内授業研究の流れ」により,授業研究を円滑に進めることができた.また,「児童の『書く力』を育成する教師の授業力」を明確にすることで,授業計画に有益な情報が得られた…

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  • アイトラッキングシステムを活用した若手教師の一斉指導型授業における視線配布行動分析

    大島 崇行 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 109-112, 2024-05-11

    <p>本研究では,アイトラッキングカメラによる視点抽出により,一斉授業型の授業場面や学習者毎の若手教師の視点配布行動の実態を明らかにすることを目的とした.実践の結果,①学習場面により教師Aの注視対象が異なっていたことが明らかになった.また,②教師Aの学習者毎の視線配布には偏りがあり,意図的な視線配布をする一方,統制しきれていない恣意的な視線配布も行っていることが事例的に明らかになった.</p>

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  • NHK for School視聴情報可視化システムから得た視聴ログによる分析

    岡本 恭介, 半田 柊斗, 稲垣 忠 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 223-228, 2024-05-11

    <p>NHK for schoolの学習者の視聴状況を把握するための視聴可視化システムを開発した.本稿では,学習者ごとの動画視聴における授業改善のために,本システムを利用した授業実践を行い,そこから得た視聴ログによる分析を行った.その結果,教師の指導や指示のタイミングによって視聴ログの変化があり,学習者が視聴するタイミングと思考するタイミングに波がある可能性が示唆された.また,早めに視聴ログを多…

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  • 教師の視点から捉えた授業場面における児童による自己調整学習の様相の検討

    稲木 健太郎, 泰山 裕 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 9-16, 2024-05-11

    <p>本研究は,初等教育の授業場面において児童による自己調整学習がどのように行われているかを教師の視点から捉えることを目的とした.教師1名を対象として半構造化インタビューを行い,SCATを用いて分析した結果,主に学習方略の調整により具体的に行動として表出している学習活動を自己調整と捉えていることが示された.また,自己調整には,個人・他者・環境の要素が関係し,これらを複合的に捉える必要性が示された…

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  • U理論と自己調整学習理論を融合したICTスキルの自律的習得を促す授業モデルの開発的研究

    元澤 倫久 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 51-58, 2024-05-11

    <p>本研究は,生徒の自律的な学習観の醸成,及びICTを自らの学習や課題解決に繋げるICTリテラシーの習得を目的として,「U理論と自己調整学習理論を融合したICTスキルの自律的習得を促す授業モデル」を開発し,授業に落とし込んで実践することにより,生徒の行動変容を測定し効果検証を行うことにある.結果として,生徒の学習観の転換が確認でき,自律的な学習行動への変容が一定程度確認できた.</p>

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  • タスク活動と明示的文法指導を取り入れたCLIL志向の授業実践—公立中学校の事例—

    木下 葵, 鈴木 渉 東北英語教育学会研究紀要 44 (0), 25-34, 2024-04-16

    <p>本研究の目的は,中学校の外国語(英語)科において,タスク活動と明示的文法指導を取り入れたCLIL志向の教育実践が,中学生の内容理解および言語(文法)学習に与える影響を検証することである。木下・斉藤・鈴木(2024)は中学校におけるCLIL志向の授業を実施し,文法の明示的指導を組み込んだ教授法の効果を検討したが,十分な文法理解に至らなかった。その問題点として,文法練習の時間不足,ターゲット文…

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  • 発達障害のある女子グループ活動の実践報告─居心地のよいこと探しプログラム─

    佐田久 真貴 小児の精神と神経 64 (1), 57-63, 2024-04-01

    自閉スペクトラム症や注意欠如多動症など発達特性のある女子グループを対象に,“居心地のよいこと探しプログラム”を立案・実践した.居心地のよい場所・感覚・環境・会話をテーマにし,日常生活や学校生活がより円滑に居心地よくなるよう,仲間とともに考える場面になるよう設定した.参加者が直面する困難さは個々に異なるが,仲間が定期的に集い,それらを共有して対策の示唆を得ることを促すグループ支援の有用性をQOLや…

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  • 『公立学校教員採用選考試験の実施状況について』より考える「教師不足」

    長谷 守紘, 高木 亮, 清水 安夫, 神林 寿幸, 高田 純, 藤原 忠雄 学校改善研究紀要 6 (0), 15-27, 2024-03-31

    『公立学校教員採用選考試験の実施状況について』(以下『教採状況調査』)は平成17年度(平成16年実施)の教員採用試験(以下「教採」)から毎年,都道府県と政令指定都市等ごとに受験者数等を報告する文部科学省の統計である。この縦断的データの特性や傾向を探索・発掘的に分析し,教職員人事と学校改善の課題を検討する。前述の縦断的データを全国(N=1)と都道府県・政令市等(N=2),47都道府県と20政令市(…

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  • 小学校体育科体ほぐしの運動遊びにおける「共感的かかわり」を目指す教材の効果に関する研究

    鈴木 一成 臨床教科教育学会誌 23 (2), 23-36, 2024-03-31

    本研究では,「三項関係の発達」を理論的枠組みとして小学校第2学年体育科の体ほぐし の運動遊びにおける学びの様相を描き「,共感的かかわり」を目指す「体ジャンケン・体ジャ ンケンダンス」「ペアで目隠し歩き・ペアでマットダイブ」「新聞紙走・クッションキャッチ 遊び」の教材の効果を検討した。その結果「,体ジャンケン・体ジャンケンダンス」と「ペ …

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  • Timed up and go test におけるロコモティブシ ンドローム症例の下肢キネマティクスの特徴 - 傾向スコアマッチングによる比較 -

    片岡 義明, 斎藤 優輝, 石田 知也, 武田 量, 但野 茂, 鈴木 哲平, 山田 悟史, 大須賀 聡, 中田 光海, 遠山 晴一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 189-189, 2024-03-31

    <p>【はじめに、目的】</p><p>超高齢社会の訪れとともに,ロコモティブシンドローム (ロコモ)の発症予防は本邦における重大な課題の一つである.Timed up and go test (TUG)は遂行時間により移動機能の低下した状態を評価することが可能であるが,キネマティクス解析を含めた評価が疾患等の特徴を検出する上でより有用であることが報告されている.我々はウェアラブルセンサによる歩行解…

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  • 教科間の共通性に基づく教科横断的な学習における統合単元の構成

    鉄口 真理子 日本教科内容学会誌 10 (1), 63-75, 2024-03-31

    本研究の目的は,音楽科授業を軸とした理科授業との横断を通して,教科間の共通性に基づく教科横断的な学習における統合単元の構成の視点について明らかにすることである。まず,音楽科の教科内容からみた理科との共通性として「音」を挙げ,音楽科,理科における音についてそれぞれ整理した。次に,実践対象を小学校第3学年とし,音楽科は一弦箱の楽器づくりの単元,理科は音の性質の単元を選択し,統合単元を構想,実践した。…

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  • 中学生の理科における「探究の技法」の実態

    河本 康介, 山田 貴之 理科教育学研究 64 (3), 237-248, 2024-03-31

    <p>本研究では,中学生の「探究の技法」の認知的側面を測定し,実態を明らかにすることを目的とした。そこで,TIPS IIおよびT-BIPSを修正・再構成した調査問題を作成して調査・分析した。その結果,主に以下の2点が明らかになった。1)技能間の相関分析より,「仮説」と「変数の制御」が最も高い相関を示し,次いで,「実験」と「仮説」,「データ解釈」と「実験」,「実験」と「変数の制御」,「データ解釈」…

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  • Ti-Ni形状記憶合金ばねを用いた結晶格子学習教材の開発

    北村 一浩, 小池 守, 倉山 智春, 山際 清史 理科教育学研究 64 (3), 249-263, 2024-03-31

    <p>本研究は,金属の結晶構造を理解するため,形状記憶合金が形状変化する原因を結晶構造の変化で説明する教材の開発を行うとともに,開発した教材を用いた検証授業を行うことにより,教材の有用性を検討したものである。その結果,以下の3点が明らかになった。1)生徒は,格子模型を手に取り,様々な角度から観察することにより,結晶構造についての理解を深めることができた。2)生徒は,新たな事物・現象と出会い,考え…

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  • 自然保育認定・認証制度導入による保育者の意識と行動の変容

    山口 美和, 酒井 真由子, 杉山 浩之, 大道 香織 自然保育学研究 6 (1), 1-13, 2024-03-31

    本研究の目的は、自然保育認定・認証園に勤める保育者を対象とする質問紙調査を通して、自治体から園が自然保育の認定・認証を受けることが、保育者の意識や行動にどのような影響を与えるのかを明らかにすることである。2021年5月時点で、鳥取県、長野県、広島県、滋賀県において自然保育認定・認証を受けている園に勤めている全保育者4,324名を対象とする質問紙調査を行い、1,374名から回答を得た。 …

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  • 子どもの貧困対策としての学校と地域の連携方策

    柏木 智子, 諏訪 英広, 真弓(田中) 真秀 学校改善研究紀要 6 (0), 1-14, 2024-03-31

    本研究の目的は、地域連携担当教職員に焦点をあて、子どもの貧困対策としての学校と地域の連携方策について検討することである。そのため、計4,822校の地域連携担当教職員を対象として質問紙調査を実施した。その結果、第一に、地域連携担当教職員として学級担任外の教職員を配置する必要性を指摘することができる。第二に、子どもの貧困対策を推進するためには、連携組織体制が連携教職員の職務遂行に及ぼす影響を考慮する…

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  • 見通し活動を授業に取り入れることで学習者はどう学ぶか

    伊藤 美貴, 大島 崇行 臨床教科教育学会誌 23 (2), 13-22, 2024-03-31

    本研究は,授業の導入前に学習者自らが学習の進め方について計画を立てる「見通し活 動」の時間を設定することが学習者に与える影響を明らかにすることを目的とし,開発し たTPMシートを用いた授業実践をした。授業後のアンケートから,本授業デザインが学 習目標を達成する活動において学習者が役に立つと感じていたことが明らかになった。ま …

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  • 小学校算数科教科専門科目におけるレポート課題についての実践的研究

    有元 康一, 松岡 隆 日本教科内容学会誌 10 (1), 51-62, 2024-03-31

    本論文では,教員養成系大学・学部における小学校算数科の教科専門科目において,授業構想力向上を目的としたレポート課題を取り入れた授業を実践し,その効果について考察する。実践を行った授業の前半において,帰納的な推論の過程で法則を見いだす活動に重点をおいた指導を行ったうえで,「数取りゲーム」を題材としてその必勝法を見いだす算数科の授業を構想する課題をレポート形式で課した。本論文では,この題材に関わる,…

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  • ニホンジカが嫌う園芸植物の特徴

    床次,晃, 辻野,亮 奈良教育大学自然環境教育センター紀要 25 9-23, 2024-03-29

    ...奈良教育大学構内での園芸植物のニホンジカによる採食実験の結果と園芸植物の嗜好性に関する既存文献の情報を基に、131種の植物の特徴とニホンジカの嗜好性との関係について一般化線形モデルで解析した。葉が硬い植物種や葉に毛がある植物種がニホンジカに採食されにくいことが示唆された。葉の棘、葉の鋸歯、毒性もニホンジカの嗜好性に影響している可能性があった。...

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  • 交流の学習に関する教員研修の開発

    佐々木 敏紘, 中山 慎也 仙台市科学館研究報告 33 (0), 24-29, 2024-03-25

    中学校理科の学習において,理解が困難な分野の一つに電気分野が挙げられる。その概念の難しさや複雑な計算などのため,実生活との関わりを意識した授業実践がしにくく,生徒の興味・関心が高まりにくい分野でもある。そこで,若手教員を対象とした「交流」に関する教員研修について,仙台市科学館で行っている科学館学習で使用した実験装置を活用した内容の検討を行った。

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  • ドイツ教授学の現代的転回

    松田 充 教育学研究ジャーナル 29 (0), 1-11, 2024-03-25

    <p>In the field of educational methods, much attention has been paid to German didactics. However, in Japan, German didactics has not been studied from the perspective of teacher education. This …

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