検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 726 件

  • 伝統工芸産業におけるエコシステムの進化と海外展開

    後藤 和子, 高島 知佐子 文化経済学 21 (1), 46-57, 2024-03-31

    <p>伝統工芸産業は、一般には縮小傾向といわれている。しかし、統計データを精査した結果、2010年以降、出荷額や輸出額が上昇に転じている分野がある事が分かった。その一つが刃物である。なぜ、衰退傾向が一般的な中で、再び上昇に転じた伝統工芸産業があるのだろうか。</p><p>本稿は、量的・質的調査から刃物産業の実態、再生へと転じた要因を考察した。その結果、新しいプレイヤーの参入による産地の工芸エコシ…

    DOI

  • 中核的理科教員を活用した理科教育推進

    小倉 康, 益子 典文, 中村 琢, 長谷川 仁子 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 543-546, 2023

    <p>本研究では,小中学校の理科授業を改善し学習者の理科学習を向上させる新たな仕組みとして,令和3年度より,中核的理科教員を授業者とした「理科モデル授業オンライン研修会」を開催し,授業後の協議も含めて,小中学校で優れた理科授業実践を導く専門的知識と技能を可視化し,モデル授業の動画と記録資料をウェブサイトから教員向けの研修情報として公開してきた.さらに優れた理科授業実践の根拠を示すために利用される…

    DOI

  • 「プロパガンダ論」再考

    上野 征洋 広報研究 27 (0), 4-32, 2023

    <p>本稿では、およそ100年にわたるプロパガンダ論の主要論文を検証しながら、その意味と役割を考える。プロパガンダの事例は紀元前からあるが、理論化されたのは第一次世界大戦期からである。主な論考として、エドワード・バーネイズ、ウオルター・リップマン、ハロルド・ラスウエル、ジャック・エリュール、リンドリ・フレーザーなどの定義や主張を紹介する。それらが現代の社会を考えるうえできわめて示唆に富むからであ…

    DOI

  • 地方産業デザイン開発推進事業の政策評価

    青木 史郎, 黒田 宏治, 蘆澤 雄亮, 熊 娜, 余 剣 芸術工学会誌 86 (0), 85-92, 2023

    地方産業デザイン開発推進事業は、デザイン導入を通じて産地の商品開発能力向上を図ろうと、通商産業省検査デザイン課が企画推進し、1975 年から85 年にかけて32 道県29 産地で実施された。推進体制整備、デザイン開発(需要調査、パイロットデザイン)、流通対策の3 年計画で、実施機関である日本産業デザイン振興会から派遣された調査会社、デザイン事務所、流通専門家等が教師役、産地組合等が学生役となって…

    DOI

  • 規矩術の基礎知識の習得にGeoGebraを活用する方法

    岩崎 敏之, 長谷川 幸基 日本デザイン学会研究発表大会概要集 70 (0), 108-, 2023

    <p>日本の木造建築の伝統的な技術である規矩術を習得するためには、平面と平面が立体的に組み合わされる際に生じる角度を立体的なイメージを持った上で理解することが必要である。そのため、単に数学的な証明がなされるだけでは事足りず、また、理屈抜きに丸覚えするだけも理解には至らない。3次元CADなどを用いれば、立体的なイメージを持った上での理解に至ることは想像できる。しかし、3次元CADを用いずとも簡便に…

    DOI

  • 自然言語としての第二言語習得

    横田 秀樹 第二言語 21 (0), 51-68, 2022-12-15

    <p>生成文法は半世紀以上にわたり言語習得を分析するための主要なアプローチのひとつである.その理論的枠組みは時代とともに何度か大きな進展をしてきた.本稿は,言語設計の三要素(Chomsky, 2005)の中の第三要因の観点から,第二言語としてのWh疑問文の習得の先行研究のデータを見直すことで,理論上,問題となる点を指摘し,今後の第二言語習得研究が考えるべき方向性を探ることを目的とする.</p>

    DOI

  • 公共空間における表示物の「見落とし」に影響する環境要因の検討―若年者を対象とする実験室実験の分析―

    原田 雅之, 柳瀬 亮太, 小浜 朋子 人間・環境学会誌 24 (2), 19-23, 2022-03-30

    <p>本研究では,若年者を対象とした実験室実験の結果から,公共空間を移動する際の手がかりとなる表示物の,「見落とし」に影響する環境要因の解明を目的とする。遮光空間にディスプレイを設置し,公共空間の静止画像を提示して探索実験と印象評価実験を行った。その結果から,「見落とし」に影響する要因として主に次の3つが示唆された。1)標的の配置条件や大きさが「見落とし」に総じて影響し、その中でも「非常口」は,…

    DOI

  • デザイン行政開始の経緯とその政策理念

    青木 史郎, 黒田 宏治, 蘆澤 雄亮, 熊 娜, 余 剣 芸術工学会誌 84 (0), 35-42, 2022

    この論説は、通商産業省が体系的組織的にデザイン行政を開始した経緯を、その背景と意図に遡り考察することで、日本のデザインと産業の発展に行政が果たした役割を明らかにすることを目的とした。通商産業省は、1958年5月に通商局に「デザイン課」を設置、特許庁から「意匠奨励審議会」を移管し、12 月に答申を提出。翌59年には「輸出品デザイン法」を制定、日本貿易振興会は答申を受け, …

    DOI

  • 歴史的建造物の構造性能評価に災害履歴を考慮する提案

    岩崎 敏之, 新妻 淳子, 西田 かほる 日本デザイン学会研究発表大会概要集 69 (0), 220-, 2022

    <p>大きな地震動を経験した築年数が古い歴史的建造物については、工学的な耐震診断ではなく、歴史的な時間軸での実大実験により耐震性が示されてきたと考えられる。本論文では、構造計算モデルによる耐震診断を行う前に検討すべきプロセスを提案している。さらに、建物の補修に際しては、その歴史的背景や記録に基づく判断の重要性を認識することが必要であることを述べている。</p>

    DOI

  • 夏期におけるフレイル高齢者の環境調節行動

    東 実千代, 大友 絵利香, 久保 博子, 佐々 尚美, 城戸 千晶, 小浜 朋子, 磯田 憲生 人間‐生活環境系シンポジウム報告集 46 (0), 95-96, 2022

    室内の温熱環境が高齢者の健康に及ぼす影響は大きく、熱中症予防の観点からも適切な室温に調節することが望まれる。近年、フレイル高齢者は増加傾向にあり、自立して生活できる期間の延伸を目指すためには自発的な環境調節行動の実践は重要といえる。そこで本研究では、高齢化率が40%を超える奈良県農村部に在住する高齢者19名を対象として、生活実態調査と室内温熱環境の実測を行い、基本チェックリストによる高齢者のフレ…

    DOI

  • 日本語を母語とする英語学習者による主語wh疑問文の習得

    白畑 知彦, 横田 秀樹, 須田 孝司, 近藤 隆子, 小川 睦美 第二言語 20 (0), 5-26, 2022

    <p>本研究では, 日本語を母語とする英語学習者(以下, JLEsと略す)が, どのように(短距離)主語wh疑問文を習得していくのか理論的に考察する. 英語を母語とする子どものwh疑問文の獲得研究では, 主語wh疑問文は目的語wh疑問文より容易に習得できるという研究結果がある(Stromswold, 1988; Tyack & Ingram, 1977).しかし, …

    DOI

  • 「室内温熱環境の可視化ツール」におけるユニバーサルデザインの特徴と熱中症防止の行動変容への効果

    小浜 朋子, 東 実千代, 大友 絵利香, 久保 博子, 城戸 千晶, 佐々 尚美, 磯田 憲生 人間‐生活環境系シンポジウム報告集 46 (0), 145-146, 2022

    設置の多様性、視認性などユニバーサルデザインに配慮した「室内温度の可視化ツール」を、農村部と都市部の高齢者と若年者に配布した。熱中症防止の行動変容に効果の高いデザイン要素を見出すために、行動変容を6段階の「認識と行動のフロー」で表し、各段階に対応するデザインのとらえ方を分析した。高齢者は、記憶に残りやすい具体的なイラストレーションの明確な色彩の変化に注視する傾向があるなどの特性を明らかにした。

    DOI

  • 相対的に社会減を抑えることで人口減少を抑えた自治体の政策・民間動向の調査報告

    服部 圭郎, 海道 清信, 藤井 康幸, 松行 美帆子, 吉田 友彦 都市計画報告集 20 (1), 27-34, 2021-06-08

    <p>全国的に人口縮小が進み、特に自然減の改善がみられない状況下では、自治体が人口減少を抑制するための有効な施策は社会減をいかに少なくするかということになる。本調査では、社会減を少なくすることに成功した6つの自治体(金沢市、弘前市、福井市、尾道市、長門市、神山町)を取り上げ、それらが成功した背景をその施策を推進した関係者を中心に取材調査した。これらの6つの事例はそれぞれ人口規模や社会経済環境、政…

    DOI Web Site

  • 浜松市の事例調査に基づく高齢者のフレイル予防に関する実態分析1

    高山, 靖子, 迫, 秀樹, タカヤマ, ヤスコ, サコ, ヒデキ 静岡文化芸術大学研究紀要 = Shizuoka University of Art and Culture Bulletin 21 87-92, 2021-03-31

    世界最長寿国である日本では,増加する社会保障給付の負担が深刻な問題となっており,高齢者の自律的な生活を維持するためのフレイル予防が注目されている。フレイル予防には,「栄養」「身体活動」「社会参加」の3つの柱を「うまくリンク」させることが重要であると言われている。しかし,その具体的な手法については各自治体が手探りで取り組んでいる状況である。そこで本研究では,「うまくリンクさせる」手法の解明を目指し…

    機関リポジトリ

  • 授業における翻訳活動に関する日本の大学生の認識

    ニコラス クーパー, ザッカリー プライス, COOPER Nicholas, PRICE Zachary 静岡文化芸術大学研究紀要 = Shizuoka University of Art and Culture Bulletin (21) 103-112, 2021-03-31

    本稿は、中・高等学校の授業における翻訳活動に関して、日本の大学生の意見を明確にすることを目的とする。そのため、本稿では、大学生の個人経験に基づく意見および1年生と2年生の回答を分析する。分析によると、翻訳は授業で過剰に使用される手法としてみなされているが、同時に効果については肯定的に捉えられていることが示唆される。1年生と2年生の回答において、大学授業での教授を1年間受けた2年生は、翻訳活動が英…

    機関リポジトリ

  • 高齢者のフレイル評価と日常の活動量

    東 実千代, 大友 絵利香, 久保 博子, 城戸 千晶, 佐々 尚美, 小浜 朋子, 磯田 憲生 人間‐生活環境系シンポジウム報告集 45 (0), 153-154, 2021

    超高齢社会において、健康長寿に向けた取り組みとして健康な状態と介護状態の中間であるフレイルの進行予防が重要視されている。そこで、高齢者の心身機能のスクリーニングと実際の日常生活との関連を検討することを目的として、奈良県都市部と農村部で自立して生活する高齢者を対象として基本チェックリストによる質問紙調査と日常の活動量の実測調査を行った。基本チェックリストの総合点が高いほど活動量は減少する傾向にあり…

    DOI

  • 伝統工芸における文化と産業の持続性

    後藤 和子, 高島 知佐子 21世紀における持続可能な経済社会の創造に向けて 1 (4), 11-20, 2021

    <p>本稿は、文化経済学の視点から伝統工芸をクリエイティブ産業と捉え、刃物産業を事例に持続可能な経済と文化の関係を考察したものである。播州三木打刃物、播州刃物、越前打刃物の3つの産地の事例から、(1)事業所・職人を超えた後継者育成がなされ、産地内の横のつながりが働きやすさや新しい活動につながっていること、(2)海外展開が職人の技の価値に気づく機会になっていることが明らかとなった。これにより、後継…

    DOI

  • EUによる域内観光振興に関わる資金支援政策の研究

    石本 東生, 宮崎 裕二, 中嶋 真美, 武田 淳 日本国際観光学会論文集 28 (0), 101-110, 2021

    In recent years, the author conducted a survey on the three agritourism facilities in Crete Island, which is located on the southern tip of the Aegean Sea in Greece. What surprised then in relation …

    DOI

  • デザインのための構造力学の本質を問うことに関する考察

    岩崎 敏之 日本デザイン学会研究発表大会概要集 68 (0), 104-, 2021

    <p>構造力学の教材用の動画を作成する体験の中で、構造力学で伝えるべき本質は何かという問題と改めて向き合う機会を得た。本稿では、構造力学の本質を問うとはどういうことなのかについて、フッサールの現象学の捉え方から類推するとともに、筆者の構造概念のイメージ上で、どう位置付けられるかということについて考察した。</p>

    DOI

  • メディアアートにおける「数」の効果とデザイン手法について

    長嶋 洋一 画像電子学会研究会講演予稿 20.03 (0), 265-268, 2021

    古典的な芸術表現の一つとして「数の迫力」というアイデアの歴史は長い。大判の絵画や等身大の彫刻などは、一品料理として他に何も要らない存在感を持つ。その一方で、個々にはとりたてて主張のない要素(キャラクタ、造形物など)がびっしりと多数、平面なり空間を埋め尽くすように並んだとき、その全体から訴えてくる迫力を中軸に据える作品も少なくない。メディアアートの世界では、多数のビジュアル要素が必要ならPCのグラ…

    DOI

  • 高齢者の熱中症対策としての冷房使用の推進に関する研究

    佐々 尚美, 東 実千代, 久保 博子, 城戸 千晶, 小浜 朋子, 大友 絵利花, 磯田 憲生 人間‐生活環境系シンポジウム報告集 45 (0), 101-102, 2021

    高齢者の熱中症対策として、エアコンの使用開始を効果的に促す温度を検討する事を目的として、人工気候室実験の結果及び既往研究などを元に検討した。その結果、高齢者の快適な温度より少し高めの温度でエアコンの使用を促す事が効果的と考えられた。

    DOI

  • サントリーニ島イア地区における伝統的集落特別保護令による観光地形成

    石本 東生, 岡村 祐, 江口 久美 都市計画論文集 55 (2), 137-146, 2020-10-25

    <p>エーゲ海南部のサントリーニ島・イア地区を対象とした伝統的集落法「1993年大統領令」は、都市計画・建築規制はもとより、店舗やホテル等の屋外広告物、陳列台の配置、公共空間の占用、営業ルール等に対する厳しい規定項目をも明記した国内でも特殊な法令と位置付けられる。本研究では、本令制定に至る歴史的経緯・背景や、規定内容の項目や手続き等の制度的枠組みを解明し、さらにその運用実態を確認するため、現地調…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • ラーニング・コモンズのあるべき姿の検討

    宮田, 圭介, 亀井, 暁子, 林, 左和子, 羽田, 隆志, 野村, 卓志, 的場, ひろし, 井出, 直樹, ミヤタ, ケイスケ, カメイ, アキコ, ハヤシ, サワコ, ハダ, タカシ, ノムラ, タカシ, マトバ, ヒロシ, イデ, ナオキ 静岡文化芸術大学研究紀要 20 135-142, 2020-03-31

    type:P(論文)

    機関リポジトリ

  • 構造の概念を思考するスケッチの表現

    岩崎 敏之 日本デザイン学会研究発表大会概要集 67 (0), 416-, 2020

    <p>2019年秋から2020年春にかけて「マル秘展」という展覧会が東京で開催された。そこでは、さまざまな分野のデザイナーの仕事のプロセスが分かるスケッチ等が数多く展示されていた。本稿では、筆者が提唱している構造の概念の思考モデルに対応させて、展示されていたスケッチの一部を分類することにより、スケッチが構造の概念を思考する表現手段であることを示す。</p>

    DOI

  • メディア・アートを用いた筋電図バイオフィードバックの可能性

    長嶋 洋一 バイオフィードバック研究 47 (1), 5-5, 2020

    <p> メディアデザインにコンピュータ技術を活用した 「メディア・アート」 の領域で生体情報センシングに注目し, 優れたヒューマンインターフェースとして筋電センサを四半世紀 (5世代) にわたって開発し, 作品や公演などに活用してきた. 本講演ではまず, これらメディアアートでの事例から筋電情報BFの特長と有効性を確認する. 次いで, …

    DOI 医中誌

  • 地域の活性化にむけたデザインの顕彰事業

    伊豆 裕一 日本デザイン学会研究発表大会概要集 67 (0), 318-, 2020

    <p>地方経済の活性化により地方の人口減少に歯止めをかけるとした地方創生において、デザインは活性化に貢献する要素の一つと考えられ、近年、各都道府県により多くのデザイン振興が実施されている。本研究では、7自治体で開催されるデザインの顕彰事業について、事業の概要と過去10年間の受賞デザインを調査した。各自治体は、地域の活性化を目的に、中小企業を対象として1990年から2000年の間にデザインの顕彰制…

    DOI

  • 小学生を対象とした建築環境・設備分野の普及活動に関する研究 (第2報)デジタル環境絵本プロジェクトの効果検証

    中野 民雄 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 309-312, 2020

    <p>小学2年生に建築環境・建築設備に興味を持ってもらう為に、デジタル環境絵本プロジェクトを行って効果を検証した。文字や言葉で伝えるのではなく、より分かり易い環境絵本を制作し、デジタル化を図った。絵から学ぶ建築環境・建築設備は、小学生の興味を惹くものとなった。ポストカードの結果から、サブテーマまでの浸透は見られたが、残念ながら肝心の建築環境・建築設備に興味を持ってもらうまでには至らなかった。楽し…

    DOI

  • デジタル絵本の受容に関する研究:読み聞かせと黙読との比較

    かわ, こうせい, カワ, コウセイ 静岡文化芸術大学研究紀要 19 93-96, 2019-03-31

    デジタル絵本の読み聞かせが子どもにどのような効果をもたらすのか検証した.紙に印刷された従来の絵本において読み聞かせは,子どもの想像力育成や情動の発達,社会性の向上によい影響があるといわれてきた.デジタル絵本においても読み聞かせによって肯定的な効果が得られるのかどうかを確かめるため,小学校低学年児童にデジタル絵本の読み聞かせを実施した。デジタル絵本をひとりで黙読した場合と比較し,どちらの方がより楽…

    機関リポジトリ

  • 質の高い心臓マッサージの習得に向けた練習キット

    伊豆 裕一, 鈴木 美香 デザイン学研究作品集 24 (1), 1_48-1_53, 2019-03-31

    突然心停止を起こした人を救うために必要な措置である心臓マッサージを、小中学生から高齢者までが興味を持って正しく習得できる学習教材としての、心臓マッサージ練習キットを開発した。<br> 心臓マッサージの実地練習には、従来、人体マネキンが使用されるものの、心臓の圧迫により血液を送り出す仕組みを理解しにくく、また、参加者全員の実習機会が作りにくいとの課題が指摘されてきた。Dock-kun(ドックン)と…

    DOI

  • 東海地域の大学におけるBCP策定に関する研究 (第5報)台風第24号による被害状況と停電時のLCP

    中野 民雄 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.10 (0), 45-48, 2019

    <p>本研究では、台風第24号による静岡県内の被害状況と混乱の原因について検討を行った結果を報告する。また、BCPの概念を停電対策に導入して、家庭における日常生活の速やかな復旧についてLCPとして適用する方法を検討した。また、集合住宅のベランダの戸境に共用雨水タンクを設置する設計を行うことで、日常時だけでなく災害時にも使用可能な雨水となる。</p>

    DOI

  • 構造の工学的原理を学ぶ場の実践例に関する考察

    岩崎 敏之, 稲山 正弘, 小野 泰, 中里 想 日本デザイン学会研究発表大会概要集 66 (0), 196-, 2019

    <p>建築構造デザインの捉え方を示す図として、荷重と力学の関係性を「体」、材料&#8722;構法の関係性を「相」、建築そのものを「用」とし、それら3つのレベルの関係性を表した体・相・用&#8722;建築構造デザインモデルを提示している。筆者らは20年間に渡って実施された木造耐力壁ジャパンカップというイベントの運営に関わってきた。本稿では、このイベントが体・相・用&#8722;建築構造デザインモデ…

    DOI

  • 仙台箪笥技法のスピーカーへの応用

    永山 雅大, 永山 広樹 日本デザイン学会研究発表大会概要集 66 (0), 142-, 2019

    <p>仙台箪笥は、江戸時代末期から宮城県に地場産業として生まれた。現在は、住宅の様式や生活形態、嗜好などが変化し、仙台箪笥を取り巻く環境が変化している。</p><p>この現状の中、仙台箪笥の新たな用途開発のため、漆塗りをスピーカーに応用するため、記録化と試作を行った。</p><p>試作では、市販の組み立てキットを使用し、本漆塗り、吹き漆塗り(ウレタン混合漆)、ニス塗りの3種類を用意、それらを用い…

    DOI

  • 広域災害における避難誘導サインユニットの製作

    永山 雅大, 原田 一, 永山 広樹 デザイン学研究 65 (1), 1_9-1_18, 2018-07-31

    本研究では、我々の先行研究から得られた広域災害における避難誘導サインに対する条件およびデザイン要件を基に、避難誘導サインユニットを製作、検証実験から改良を行い、より実用に近づけることを目的とした。<br> 道路鋲を参考にサインユニットを製作、視認性の検証実験および避難誘導サインの設置位置について検証実験を行った。実験結果から得られた改良条件を基に改良型サインユニットを製作、避難経路を想定した実験…

    DOI Web Site

  • 広域災害における避難誘導の実態調査

    永山 雅大, 原田 一, 永山 広樹 デザイン学研究 65 (1), 1_1-1_8, 2018-07-31

    本研究では、広域災害における避難時において必要とされる条件を探求し、より有効的な避難誘導方法の提案へとつなげることを目的とした。広域災害における避難誘導の条件を明確にするため、東日本大震災の被災地を対象とした調査、同震災避難者を対象にしたアンケート調査およびシナリオ調査、使用されていた避難誘導サインやその設置基準等を調査し、大規模な災害後の分析を行った。また、東日本大震災で被害をうけた地域以外の…

    DOI Web Site

ページトップへ