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検索結果 558 件

  • 秋田大学における腎移植レシピエントの妊娠・出産の検討

    山本 竜平, 齋藤 満, 藤山 信弘, 青山 有, 提箸 隆一郎, 小林 瑞貴, 奈良 健平, 沼倉 一幸, 成田 伸太郎, 羽渕 友則 移植 58 (Supplement), s258_2-s258_2, 2023

    <p>【背景】移植後妊娠に対しては、妊娠合併症の上昇や移植腎に与える影響など懸念事項も多い。【対象と方法】秋田大学で腎移植後に妊娠した6例(7妊娠、6出産、1中絶)について後方視的に検討した。【結果】すべての症例で妊娠の希望があった時点で維持免疫療法をタクロリムス(TAC)、アザチオプリン(AZA)、プレドニゾロン(PSL)の3剤に変更していた。妊娠時の年齢と移植後経過期間の中央値はそれぞれ、3…

    DOI 医中誌

  • BKポリオーマウィルス関連腎症の危険因子の検討

    提箸 隆一郎, 齋藤 満, 浦山 健, 青山 有, 山本 竜平, 藤山 信弘, 小林 瑞貴, 嘉島 相輝, 奈良 健平, 沼倉 一幸, 成田 伸太郎, 羽渕 友則 移植 58 (Supplement), s272_3-s272_3, 2023

    <p>【緒言】BKポリオ―マウイルス関連腎症(BKPyVAN)は腎移植患者の数%に発症し、その約半数が短期間で移植腎廃絶に至る。BKPyVANを効率の良くスクリーニングするためには、そのハイリスク群を抽出するためのバイオマーカーの発見が必要である。【対象と方法】2004年7月から2021年3月末に当院で生体腎移植を受けたレシピエントとそのドナーの321組を対象とし、BKPyVAN発症の危険因子を…

    DOI 医中誌

  • 血縁間生体腎移植と非血縁間生体腎移植の臨床的検討:多施設共同研究 Michinoku Renal Transplant Network, MRTN

    豊嶋 萌, 松浦 朋彦, 齋藤 満, 西田 隼人, 畠山 真吾, 米田 真也, 村上 礼一, 杉村 淳, 阿部 貴弥, 富田 泰史, 齋藤 久夫, 土谷 順彦, 大山 力, 羽渕 友則, 小原 航 移植 58 (Supplement), s305_1-s305_1, 2023

    <p>【目的】本邦の生体腎移植において非血縁者間移植が増加している。非血縁者間移植は配偶者間移植がほとんどで、一般的に血縁者間移植と比べ免疫学的ハイリスクとされている。また、夫婦間移植の中でも夫から妻への移植の方が妻から夫への移植より免疫学的リスクが高いとされているが、これらを分けて検討した報告は少ない。今回我々は、多施設で行われた生体腎移植について夫婦間移植の成績を中心に検討した。【方法】19…

    DOI 医中誌

  • 65歳以上生体腎移植の治療成績の検討:Michinoku Renal Transplant Network, MRTN

    高井 諭, 西田 隼人, 松浦 明彦, 福原 宏樹, 齋藤 満, 畠山 真吾, 米田 真也, 村上 礼一, 齋藤 久夫, 大山 力, 羽渕 朋則, 小原 航, 土谷 順彦 移植 58 (Supplement), s256_2-s256_2, 2023

    <p>【目的】わが国の腎移植臨床集計報告では、生体腎移植レシピエント(KTR)の中で60歳以上が26.4%を占める。今回、我々は東北地域における高齢KTRの成績について検討した。【対象と方法】対象はMichinoku Renal Transplant Network, MRTNのデータベースに登録されたKTR643例中65歳未満の581例をA群、65歳以上の62例をB群とし腎移植後の生着率及び生…

    DOI 医中誌

  • ABO不適合生体腎移植の術後ウイルス感染症と予後の検討

    小玉 寛健, 畠山 真吾, 松浦 朋彦, 齋藤 満, 西田 隼人, 米田 真也, 村上 礼一, 富田 泰史, 齋藤 久夫, 土谷 順彦, 羽渕 友則, 小原 航, 大山 力 移植 58 (Supplement), s268_1-s268_1, 2023

    <p>【背景】ABO不適合腎移植はドナー選択の柔軟性、移植待機時間の短縮などに関与し、腎移植の普及拡大貢献している。しかし、血漿交換やRituximab投与によるウイルス感染症の増加が懸念されている。【方法】北東北4県(青森、秋田、岩手、山形)の移植施設で構築した、みちのく腎移植ネットワーク(MRTN)に登録された生体腎移植患者の症例643名(1998-2021年)を対象とした。患者をABO適合…

    DOI 医中誌

  • 秋田大学医学部附属病院における腎移植後フォロー体制の検討(第1報)

    瀬田川 美香, 伊藤 歩, 相庭 結花, 夏井 遼, 桂田 歩, 齋藤 満, 山本 竜平, 藤山 信弘, 羽渕 友則 移植 58 (Supplement), s287_3-s287_3, 2023

    <p>【はじめに】当院がある秋田県は高齢化率全国1位である。当院でも腎移植後長期経過症例が増加しており、高齢化やそれに伴う疾病などにより徐々に通院困難患者が増加している。現在の移植後患者の通院状況について調査を行い、結果をもとに移植医とともに今後の移植後フォロー体制を検討することとした。【方法】対象は2023年2月時点で当院泌尿器科外来の腎移植後外来に通院している患者のうち、移植腎が生着している…

    DOI 医中誌

  • 秋田大学における腎移植後貧血(PTA)に対するHIF-PH阻害薬の使用経験

    青山 有, 齋藤 満, 森 瑞季, 提箸 隆一郎, 山本 竜平, 藤山 信弘, 小林 瑞貴, 奈良 健平, 沼倉 一幸, 成田 伸太郎, 羽渕 友則 移植 58 (Supplement), s333_1-s333_1, 2023

    <p>【目的】腎移植後貧血(PTA)に対する治療はエリスロポエチン製剤 (ESA)が主体であるが、ESA抵抗性貧血を呈する症例が存在する。近年、ESA抵抗性PTAに対するHIF-PH阻害薬の有効性が報告されている。今回、当院でPTAに対しHIF-PH阻害薬を使用した経験について報告する。【対象と方法】対象は腎移植後に当院でHIF-PH阻害薬を投与した48例。当院ではESA高用量でも貧血が改善しな…

    DOI 医中誌

  • De novo DSA産生に影響を与える因子比較―免疫抑制療法vs. Epitopeミスマッチ

    藤山 信弘, 齋藤 満, 山本 竜平, 提箸 隆一郎, 齋藤 拓郎, 青山 有, 嘉島 相輝, 沼倉 一幸, 成田 伸太郎, 羽渕 友則 移植 58 (Supplement), s120_2-s120_2, 2023

    <p>【目的】腎移植後長期フォロー患者におけるDSA-DR/DQの発生に対する危険因子を明らかにするための検討を行った。【方法】2001年以降腎移植施行後の長期フォロー患者210名に対し、Luminex法による抗HLA抗体検査と、HLAアリル型に基づくde novo(dn)DSA判定を行った。DSA検査直近1年の外来タクロリムス(Tac)トラフ値、ミコフェノール酸モフェチルまたはエベロリムス服用…

    DOI

  • 臓器移植関連CMV感染症診療ガイドライン2022 策定報告

    齋藤 満, 佐藤 滋 移植 58 (Supplement), s215_2-s215_2, 2023

    <p>このたび11年ぶりに臓器移植領域におけるサイトメガロウイルス(CMV)感染症の診療ガイドライン(GL)が改訂された。2011年に発行されたGLは腎移植に特化したものであり、日本臨床腎移植学会が中心となって策定が行われたが、今回のGL策定は日本移植学会が中心となっていることもあり、臓器移植全般におけるCMV感染症診療GLとなっている。この11年の間に、臓器移植後CMV感染のハイリスク症例にバ…

    DOI 医中誌

  • 先行的生体腎移植の術後心血管系イベントと予後の検討

    濱谷 智子, 畠山 真吾, 松浦 朋彦, 齋藤 満, 西田 隼人, 富田 泰史, 土谷 順彦, 羽渕 友則, 小原 航, 大山 力 移植 58 (Supplement), s334_1-s334_1, 2023

    <p>【目的】先行的腎移植 (PEKT; pre-emptive kidney transplantation) は非PEKTと比較して良好な生存率や生着率が報告されており、近年本邦でも増加傾向にある。そこで北東北4県の移植施設のPEKT症例における術後心血管系イベントと予後について検討した。【方法】北東北4県 (青森、秋田、岩手、山形) …

    DOI 医中誌

  • 腎Anastomosing hemangiomaの1例

    佐々木 禎, 嘉島 相輝, 小山 貴, 廣嶋 優子, 天野 賢士, 髙橋 修平, 奈良 健平, 小泉 淳, 山本 竜平, 沼倉 一幸, 齋藤 満, 成田 伸太郎, 南條 博, 佐藤 滋, 羽渕 友則 泌尿器科紀要 68 (8), 265-269, 2022-08-31

    A 65-year-old man was found to have a 1.7 cm right renal mass by follow-up abdominal computed tomography for left total nephrectomy after a traffic accident. The renal mass progressed slowly to 2.2 …

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  • 血流制限下での有酸素性運動の効果:血管内皮機能への影響を考慮した至適プロトコルの探索

    水野 沙洸, 石田 浩司, 齊藤 満, 岩本 えりか, 片山 敬章 デサントスポーツ科学 43 (0), 34-42, 2022-06-20

    <p>本研究では,個人の動脈遮断圧に基づいた異なる圧設定での血流制限を伴う有酸素性運動が,非活動肢における血管内皮機能に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした.若年男性10名(23±2歳)を対象に,最高酸素摂取量の 40 %強度にて30分間のリカンベント式の下肢自転車運動を以下の3条件下にて実施した:1)血流制限を行わない条件(コントロール条件),2)および3)動脈遮断圧の40 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 秋田大学における腎移植後貧血に対するHIF-PH阻害薬の初期使用経験

    山本 竜平, 齋藤 満, 青山 有, 藤山 信弘, 提箸 隆一郎, 小林 瑞貴, 嘉島 相輝, 奈良 健平, 沼倉 一幸, 成田 伸太郎, 羽渕 友則 移植 57 (Supplement), s233_2-s233_2, 2022

    <p>【目的】腎移植後貧血(PTA)に対する治療は長年エリスロポエチン製剤 (ESA)が主体であったが、ESA抵抗性貧血を呈する症例も存在する。近年、ESA抵抗性PTAに対するHypoxia Inducible Factor-Prolyl Hydroxylase (HIF-PH)阻害薬の有効性が報告されている。当院ではHIF-PH阻害薬の適応をESA高用量でも貧血が改善しない症例、および受診間隔…

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  • 生体腎移植におけるBKポリオーマウィルス関連腎症発症の危険因子の検証

    提箸 隆一郎, 齋藤 満, 浦山 健, 青山 有, 山本 竜平, 藤山 信弘, 羽渕 友則 移植 57 (Supplement), s363_1-s363_1, 2022

    <p>【緒言】BKポリオ―マウイルス関連腎症(BKPyVAN)は腎移植患者の約10%に発症し、その約半数が短期間で移植腎廃絶に至る。BKPyVANに対し効率の良いスクリーニングを行うためには、そのハイリスク群を抽出するためのバイオマーカーの発見が必要である。</p><p>【対象と方法】2004年7月から2019年12月末に当院で生体腎移植を受けたレシピエントとそのドナーの247組を対象とし、BK…

    DOI 医中誌

  • 秋田大学医学部附属病院における生体腎移植希望者が腎移植に至らなかった理由の検討

    瀬田川 美香, 齋藤 満, 藤山 信弘, 山本 竜平, 羽渕 友則, 伊藤 歩, 相庭 結花, 桂田 歩, 夏井 遼 移植 57 (Supplement), s277_1-s277_1, 2022

    <p>【はじめに】秋田大学医学部附属病院泌尿器科で、1998年~2021年10月までで生体腎移植を希望して術前検査を開始したドナー・レシピエントのペアは計555組であった。今回、当院での生体腎移植希望者が腎移植に至らなかった理由および詳細を明らかにすることを目的に本調査を行った。</p><p>【方法】当院での生体腎移植希望者の中で、移植に至らなかった腎移植ドナー・レシピエント148組の外来カルテ…

    DOI 医中誌

  • ニボルマブ再投与で治療効果を示した転移性腎細胞癌の1例

    笹川 甫, 沼倉 一幸, 中村 岳, 久木元 隆, 菊池 茜恵, 提箸 隆一郎, 山本 竜平, 小泉 淳, 奈良 健平, 神田 壮平, 齋藤 満, 成田 伸太郎, 井上 高光, 佐藤 滋, 羽渕 友則 泌尿器科紀要 67 (12), 525-528, 2021-12-31

    A 46-year-old woman was referred to our hospital with a left-sided renal tumor pointed out by ultrasonography at the time of a medical checkup.Computed tomography revealed a mass measuring 88×77×68 …

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • 上部尿路上皮癌に対するロボット支援腹腔鏡下腎尿管全摘除術の経験

    齋藤 満, 成田 伸太郎, 沼倉 一幸, 嘉島 相輝, 山本 竜平, 小泉 淳, 奈良 健平, 羽渕 友則 Japanese Journal of Endourology 34 (2), 318-322, 2021

    <p> 今回我々はロボット支援腹腔鏡下腎尿管全摘除術 (RNU) の初期経験を得た.</p><p> 対象は2019年7月から2020年7月にda Vinci Si (4例) またはXi (2例) サージカルシステムでRNUを受けた6症例. 全例男性で患側は左4例, 右2例, cT3の3例を含む4例で術前化学療法を施行した. 完全側臥位, 軽度ジャックナイフ体位, 6または7ポート, …

    DOI 医中誌

  • ロボット支援腎部分切除術における腎実質縫合の有無による術後腎実質体積のCT volumetryを用いた比較検討

    提箸 隆一郎, 井上 高光, 中島 志織, 嘉島 相輝, 山本 竜平, 小泉 淳, 奈良 健平, 神田 壮平, 沼倉 一幸, 齋藤 満, 成田 伸太郎, 佐藤 滋, 羽渕 友則 Japanese Journal of Endourology 34 (1), 130-135, 2021

    <p>【目的】ロボット支援腎部分切除術 (RAPN) における腎実質縫合の追加が術後の腎実質体積を減少させるかを画像解析ソフトにより検討した. また腎機能, 合併症への影響も検討した.</p><p>【対象と方法】2013年11月から2018年11月までに当科でRAPNを行ったT1a症例69例のうち, 腎実質縫合を施行した26例 (実質縫合群) と省略した43例 (非縫合群) …

    DOI 医中誌

  • 前立腺癌に合併した精嚢Cystadenomaの1例

    石田 雅宣, 井上 高光, 小泉 淳, 山本 竜平, 奈良 健平, 神田 壮平, 沼倉 一幸, 齋藤 満, 成田 伸太郎, 佐藤 滋, 羽渕 友則 泌尿器科紀要 66 (10), 351-355, 2020-10-31

    This case report documents seminal vesicle cystadenoma with concurrent prostate cancer in a 49-yearold man evaluated at follow-up for a high prostate-specific antigen level (12 ng/ml). Transrectal …

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  • 介護老人保健施設入所の高齢女性におけるスタンス幅の異なる反復起立運動の影響

    藤井 美次, 河口 滉, 羽村 景子, 鈴木 健朗, 須山 晋輔, 宮田 昌代, 斎藤 満, 井上 茂樹 理学療法おかやま 1 (1), 6-10, 2020-07-25

    <p>【目的】本研究では高齢女性を対象にスタンス幅の異なる反復起立運動による介入の影響を比較検討することを目的に行った。【方法】対象は介護老人保健施設に入所している高齢女性15名とした。方法は無作為にミディアムスタンスあるいはナロースタンスの2群に分けるクロスオーバー比較試験を用いて実施した。測定項目は下肢筋力(膝伸展筋力・膝屈曲筋力),握力,Basic Movement …

    DOI

  • 腎移植手術前の貧血管理の重要性

    齋藤 満, 藤山 信弘, 提箸 隆一郎, 齋藤 拓郎, 嘉島 相輝, 山本 竜平, 奈良 健平, 沼倉 一幸, 成田 伸太郎, 佐藤 滋, 羽渕 友則 移植 55 (Supplement), 255_2-255_2, 2020

    <p>生体腎移植は待機手術として行われる。設定された手術日にピークを合わせて様々なリスクを低減化し、考え得る最善の状態で手術に臨むことが基本である。しかし、先行的腎移植(PEKT)では移植までの期間が短いためリスク評価や必要に応じた治療が不十分となる恐れがある。特に貧血は短期間での治療が困難であり周術期に輸血を施行せざるを得ない症例も多い。実際、当科の症例を見てみると2004年7月から2015年…

    DOI 医中誌

  • 秋田大学における65歳以上のレシピエントに対する腎移植の治療成績について

    提箸 隆一郎, 齋藤 満, 齋藤 拓郎, 嘉島 相輝, 山本 竜平, 小泉 淳, 奈良 健平, 沼倉 一幸, 成田 伸太郎, 藤山 信弘, 佐藤 滋 移植 55 (Supplement), 362_1-362_1, 2020

    <p>【緒言】高齢者では免疫応答が低下するため過剰免疫抑制に注意が必要とされる。【方法】2009年11月から2019年4月に当院で腎移植を受けたレシピエントを、移植時年齢55歳未満(若年群:97例)、55歳以上65歳未満(中年群:54例)、65歳以上(高齢群:27例)に分け、薬物動態を比較し臨床結果を後方視的に検討した。免疫抑制法はTAC、MMF、PSL、Bxで導入し2013年10月以降は移植2…

    DOI 医中誌

  • エベロリムス併用プロトコルは移植腎間質線維化を抑制できるか

    齋藤 拓郎, 齋藤 満, 山本 竜平, 提箸 隆一郎, 嘉島 相輝, 小泉 淳, 奈良 健平, 沼倉 一幸, 成田 伸太郎, 佐藤 滋, 羽渕 友則 移植 55 (Supplement), 357_2-357_2, 2020

    <p>【目的】移植腎間質線維化/尿細管萎縮(IF/TA)は移植腎廃絶の大きな要因である。当院では2013年10月から、エベロリムス(EVR)を移植2週後からadd onしTac及びMMFを減量するプロトコルを採用。移植成績やIF/TAについて従来プロトコルと比較・検討した。【対象と方法】対象は2011年1月から2017年12月までに当院で腎移植を施行した104例。画像解析装置(WinROOF20…

    DOI 医中誌

  • 抗血液型抗体価のリバウンド現象と急性抗体関連型拒絶反応との関連性

    山本 竜平, 齋藤 満, 齋藤 拓郎, 提箸 隆一郎, 嘉島 相喜, 小泉 淳, 奈良 健平, 沼倉 一幸, 成田 伸太郎, 佐藤 滋, 羽渕 友則 移植 55 (Supplement), 309_1-309_1, 2020

    <p>【背景】Rituximab時代でのABO血液型不適合腎移植(ABOI-KT)における抗血液型抗体価のリバウンド現象の臨床的意義は明らかとされていない。【対象・方法】2005年11月から2019年3月までに当院でRituximab投与後にABOI-KTを施行した70例を対象とした。術直前の目標抗体価をIgG/IgMとも32倍以下に設定し、抗体除去療法は1~4回施行した。抗体除去療法後に抗体価…

    DOI 医中誌

  • 秋田大学医学部附属病院における腎移植後患者の社会復帰支援ー社会福祉士(MSW)をはじめとする多職種との連携

    瀬田川 美香, 伊藤 歩, 相庭 結花, 金子 幸太, 河本 萌, 秋山 みどり, 佐藤 滋, 齋藤 満, 沼倉 一幸, 山本 竜平, 藤山 信弘 移植 55 (Supplement), 333_1-333_1, 2020

    <p>腎移植後患者は、透析や制限の多い治療から解放されることより、他の腎代替療法である血液透析・腹膜透析を選択した患者よりも社会復帰率が高いと言われている。当院では、2018年1月から2018年12月に当院で生体腎移植を受けて1年後もフォローされていた患者18名(うち1名は学生)のうち、16名が移植前から就労しており、15名が復職および再就職、復学している。しかし、中には移植前より透析による時間…

    DOI 医中誌

  • 腎移植患者におけるエベロリムス投与後の脂質異常症発現の機序解明

    加賀谷 英彰, 赤嶺 由美子, 佐藤 汐莉, 齊藤 満, 沼倉 一幸, 羽渕 友則, 佐藤 滋, 三浦 昌朋 移植 55 (Supplement), 369_2-369_2, 2020

    <p>【目的】mTOR阻害薬エベロリムス (EVR) の副作用に脂質異常症があるが、機序解明に繋がる臨床データは少ない。今回LDLコレステロールとその上昇に関与するPCSK9濃度に及ぼすEVRの影響と、mTORC1及びPCSK9遺伝子多型の影響について検討した。【方法】腎移植患者53名を対象に、患者背景、EVR血中濃度、PCSK9濃度を調査した。さらにmTORC1及びPCSK9遺伝子多型との関連…

    DOI 医中誌

  • 腎移植後超早期・早期TMA症例における補体関連因子解析~多施設共同後向きコホート研究~

    藤山 信弘, 佐藤 滋, 田﨑 正行, 蔦原 宏一, 松本 明彦, 上條 裕司, 原田 浩, 豊田 麻理子, 岩見 大基, 乾 政志, 白川 浩希, 杉村 淳, 齋藤 満, 井上 徳光, 若宮 伸隆 移植 55 (Supplement), 233_1-233_1, 2020

    <p>腎移植後超早期・早期発症の血栓性微小血管症(TMA)における患者背景及び補体関連因子の解析結果を報告する。術後1週以内のTMA発症群の全国11施設19症例において、臨床データ収集、血液検査及びNGS解析を行った。血液検査はnon TMA群9例と比較した。患者背景は、献腎1例、生体腎18例(グラフト喪失5例)、17例がABO不適合移植で、16例はPEやDFPPによるコンディショニング不十分症…

    DOI 医中誌

  • 診断に苦慮した生体腎移植後肺アスペルギルス症の1例

    齋藤 拓郎, 齋藤 満, 山本 竜平, 提箸 隆一郎, 嘉島 相輝, 小泉 淳, 奈良 健平, 沼倉 一幸, 成田 伸太郎, 佐藤 滋, 羽渕 友則 移植 55 (Supplement), 388_1-388_1, 2020

    <p>症例は56歳、女性。妊娠中毒症を契機として腎機能が低下し、41歳時に血液透析導入。夫婦間生体腎移植を希望し当科受診。DSA陽性でnMFI値が高く術前にRituximab 200 mg/bodyを1回投与、新鮮凍結血漿を用いた血漿交換を4回施行した。2019年7月にABO血液型適合生体腎移植術を施行。移植後は軽度の脳梗塞を発症するも後遺症無く回復。全身状態、移植腎機能とも良好で明らかな拒絶反…

    DOI 医中誌

  • ニボルマブが奏功した転移性 Mucinous tubular and spindle cell carcinoma の1例

    髙橋 佳子, 沼倉 一幸, 青山 有, 岡田 脩平, 齋藤 拓郎, 武藤 弓奈, 小泉 淳, 奈良 健平, 千葉 修治, 神田 壮平, 齋藤 満, 成田 伸太郎, 井上 高光, 佐藤 滋, 南條 博, 羽渕 友則 泌尿器科紀要 65 (9), 363-367, 2019-09-30

    A 68-year-old man was referred to our hospital with a right-sided renal tumor identified by ultrasonography at the time of his medical check-up. Computed tomography revealed a well-circumscribed but …

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • ステロイド投与により陰茎切断を回避できた陰茎壊疽性膿皮症の1例

    髙橋 修平, 沼倉 一幸, 久保 恭平, 松田 芳教, 山本 竜平, 本間 直子, 奈良 健平, 神田 壮平, 齋藤 満, 成田 伸太郎, 井上 高光, 佐藤 滋, 羽渕 友則 泌尿器科紀要 65 (6), 219-222, 2019-06-30

    We report a case of idiopathic penile pyoderma gangrenosum that was successfully treated with corticosteroid treatment without penectomy. A 67-year-o1d man with induration and tenderness of the …

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • 腹腔鏡技術習得に必要なこと~教わる立場から

    神田 壮平, 井上 高光, 沼倉 一幸, 齋藤 満, 成田 伸太郎, 羽渕 友則 Japanese Journal of Endourology 32 (1), 21-24, 2019

    <p> 独立した腹腔鏡手術の術者となるためには, 術前決定事項として, アプローチ (経腹膜か経後腹膜か), ポートの留置部位, デバイス選択, などを自ら判断, 決定できることに加え, 術中はさらに解剖学的な理解と判断, 剥離, 止血, 脈管処理等を安全に実行する技術が要求される. 腹腔鏡技術向上のため筆者は, ①ドライボックスを用いた反復練習, ②指導医の手術を真似る, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 健康・身体活動を支える交感神経の活動

    齊藤 滿 スポーツ健康科学研究 40 (0), 1-11, 2018

    This paper reviews findings in humans regarding sympathetic nervous activity in homeostatic regulatory control in healthy life and physical activity. Data from microneurography recordings of …

    DOI

  • 巨大腎血管筋脂肪腫自然破裂を契機に発見された結節性硬化症の1例

    小林 瑞貴, 齋藤 満, 秋濱 晋, 熊澤 光明, 五十嵐 龍馬, 山本 竜平, 高山 孝一朗, 鶴田 大, 井上 高光, 成田 伸太郎, 土谷 順彦, 佐藤 滋, 羽渕 友則 泌尿器科紀要 63 (3), 111-114, 2017-03-31

    A woman in her 30s was admitted with abdominal pain and nausea. CT scan revealed a spontaneous rupture of the right giant renal angiomyolipoma, and trans-arterial embolization was performed …

    DOI HANDLE Web Site ほか2件

  • 両性イオン型繊維状吸着材の有機酸に対する吸着特性評価

    中澤 章, 唐 寧, 井上 嘉則, 上茶谷 若, 加藤 敏文, 齊藤 満, 小原 健嗣, 鳥羽 陽, 早川 和一 Journal of UOEH 39 (1), 69-74, 2017

    <p>著者らが開発した繊維状吸着材(DAM不織布)は,両性イオン型高分子であるジアリルアミン‐マレイン酸共重合体(diallylamine-maleic acid copolymer: DAM)を含有し,繊維表面に水和層を形成する.本研究では,悪臭物質の一つである半揮発性有機酸(C1-C5)を対象に水溶液だけでなくガス状でもDAM不織布の吸着特性評価を行った.まず,水溶液中のギ酸はDAM不織布の…

    DOI DOI 機関リポジトリ ほか3件 参考文献3件

  • 酸素ダイナミクス研究の現在位置

    増田 和実 日本体育学会大会予稿集 68 (0), 35_1-35_1, 2017

    ...当時、この領域を牽引されてきた宮村實晴先生、古賀俊策先生、今泉和彦先生、斉藤満先生、吉田敬義先生、等から酸素輸送の各段階についての講演がされている。その後、それぞれの段階での科学的検証が進み、深化が図られているところである。...

    DOI

  • 腎移植後患者のメタボリックシンドローム発症の実態に関する検討

    瀬田川, 美香, 佐藤, 滋, 井上, 高光, 齊藤, 満, 羽渕, 友則, 煙山, 晶子, 浅沼, 義博, SETAGAWA, Mika, SATOH, Shigeru, INOUE, Takamitsu, SAITO, Mitsuru, HABUCHI, Tomonori, KEMUYAMA, Shoko, ASANUMA, Yoshihiro 秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻紀要 24 (1), 31-39, 2016-03-31

    腎移植後のメタボリックシンドローム(MetS) は腎グラフト機能を悪化させると考えられるがその発症の実態は 明らかではない. 腎移植後のMetS 発症の実態を明らかにすることを目的とした. 2004~2011年に, 秋田大学医学部 附属病院で腎移植を受け, 移植後2年以上経過した患者103例を対象とした. 調査項目は患者基本情報, 血液生化学 的検査, 血圧, 体重, BMI, 服薬状況, …

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  • 中川研究林におけるロープを使った林冠アクセス技術について

    竹内, 史郎, 奥田, 篤志, 斉藤, 満, 小林, 真 北方森林保全技術 33 4-23, 2016-03-15

    中川研究林(以下当林)では10年以上前から、ロープアクセス技術を応用した手法を用いて樹木の林冠部にアクセスし、生態学的調査等を行っている。なお、具体的な調査研究事例は以下である。1997年~現在 大型猛禽類の営巣調査 奥田、斉藤ら  2002年 樹木シュートの観測 鈴木 牧  2003年 樹木葉と植食性昆虫幼虫のサンプリング 原 拓史  2005年 林冠気象観測 山ノ内、斉藤ら  2014年 …

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  • 14介−26−口−11 傾斜クッションによる姿勢への影響および運動時の効果について

    荒深 裕規, 長崎 大, 齊藤 満 日本体育学会大会予稿集 67 (0), 351_2-351_2, 2016

    <p> 本研究の目的は、椅子との接地面に傾斜がついているクッション(以下、“傾斜クッション”)の姿勢への影響と運動時の効果について検証することである。“傾斜クッション”に座った際の姿勢の変化については、ポスチャミラーを使って通常の椅子に座った場合および運動前後で比較した。また、運動時の効果については、数種類の運動を行った際の筋電図および呼気ガスの結果を分析した。被験者の概要は、それぞれ7名である…

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  • 後腹膜脂肪肉腫再発3例に対するパゾパニブの使用経験

    小泉, 淳, 井上, 高光, 高山, 孝一朗, 高橋, 誠, 沼倉, 一幸, 鶴田, 大, 秋濱, 晋, 齋藤, 満, 成田, 伸太郎, 土谷, 順彦, 佐藤, 滋, 羽渕, 友則 泌尿器科紀要 61 (4), 153-158, 2015-04

    Pazopanib, a novel tyrosine kinase inhibitor, is an effective therapeutic agent for patients with advanced soft tissue sarcoma. Here we report three patients with recurrent retroperitoneal …

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  • 秋田県におけるアフェレシス療法の現況

    中永,士師明, 大沢,元和, 熊谷,誠, 浅沼,義博, 安藤,秀明, 大内,慎一郎, 大谷,浩, 面川,進, 金沢,善比古, 北島,正一, 木村,愛彦, 小林,浩悦, 齋藤,満, 佐藤,賢行, 佐藤,滋, 佐藤,勤, 鈴木,一郎, 鈴木,克彦, 土田,聡子, 中村,正明, 橋本,正治, 古屋,智規, 丸山,広, 宮形,滋 日本アフェレシス学会雑誌 34 (1), 75-80, 2015-02-28

    秋田県内のアフェレシス療法の現状を把握するためにアフェレシスの実施状況を毎年調査してきた.今回,5年間の調査結果について報告する.秋田県内基幹病院の20施設を対象とした.症例数は2008年が373症例,2009年が444症例,2010年が447症例,2011年が448症例,2012年が456症例と,毎年400症例以上に対してアフェレシス療法が施行されていた.総施行件数は2008年が2,131件,…

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  • 急性胆嚢炎に伴う胆嚢仮性動脈瘤出血を来した1例

    久保 秀文, 長岡 知里, 宮原 誠, 大野 高嗣, 齋藤 満, 安井 正泰 山口医学 64 (4), 263-270, 2015

    <p>胆嚢仮性動脈瘤はまれな疾患であり,その報告はわが国では13例のみと少ない.われわれは急性胆嚢炎に併存した胆嚢仮性動脈瘤の1例を経験したので報告する.症例は59歳男性,2015年1月下血を来して近医を受診した.胆嚢炎と貧血を指摘され精査目的で当院へ紹介入院となった.腹部CTで胆嚢頚部に約3cm径の境界明瞭な嚢胞病変が指摘され,強い造影効果を示していた.胆嚢動脈瘤に起因する胆嚢出血が下血を起こ…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献6件

  • ドナー腎採取術後フォローにおける高尿酸血症

    井上 高光, 土谷 順彦, 齋藤 満, 沼倉 一幸, 鶴田 大, 秋濱 晋, 成田 伸太郎, 奥山 慎, 佐藤 滋, 羽渕 友則 Japanese Journal of Endourology 28 (1), 26-32, 2015

    生体腎ドナーの長期生命予後および末期腎不全の罹患率は,大規模なドナー数において一般集団との比較検討が多数行われ,最近までは一般に生体腎ドナー群と一般集団の末期腎不全に至る確率はほぼ同様と報告されてきた.しかし最近,比較対象を一般集団ではなくスクリーニングを受けた健康な群とした場合の大規模研究により,実際のイベント発生数は非常に低いが8-11倍という高い末期腎不全のハザード比が発表され,長期フォロ…

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  • 後天性血友病XIIIを伴う末期腎不全患者に対し透析療法を導入した経験

    神田 壮平, 齋藤 満, 福田 歴視, 山本 竜平, 小泉 淳, 五十嵐 龍馬, 千葉 修治, 沼倉 一幸, 秋濱 晋, 井上 高光, 成田 伸太郎, 土谷 順彦, 佐藤 滋, 羽渕 友則 日本透析医学会雑誌 48 (1), 57-60, 2015

    症例は84歳女性. 慢性腎不全に対し血液透析導入目的に前医で左前腕内シャント造設術施行. 術後, 創部からのoozingが持続しシャント手術部に出血を伴う血腫形成を認め, 当院へ救急搬送された. 血小板数, PT, APTT値は基準値内であった. 左前腕内シャント吻合部瘤切除および内シャント閉鎖術を施行. 後日, 右前腕内シャントを造設し完全な止血が得られていたが, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 神経線維腫症1型に合併した縦隔原発胚細胞腫の1例

    嘉島 相輝, 齋藤 満, 土谷 順彦, 齊藤 元, 南條 博, 沼倉 一幸, 鶴田 大, 秋濱 晋, 井上 高光, 成田 伸太郎, 南谷 佳弘, 佐藤 滋, 羽渕 友則 日本泌尿器科学会雑誌 106 (3), 178-184, 2015

    <p>神経線維腫症1型は,<i>NF1</i>遺伝子の異常によりRASが活性化する疾患である.悪性神経鞘腫などの神経堤由来の腫瘍や,一部の非神経堤由来の悪性腫瘍を高頻度に発症することが知られているが,胚細胞腫瘍との関連は明らかではない.症例は神経線維腫症1型の29歳,男性.前縦隔に巨大な腫瘍と頸部リンパ節腫大を指摘され,当院を紹介受診.頸部リンパ節生検でyolk sac …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • ロボット支援膀胱全摘除術と拡大リンパ節郭清

    齋藤 満, 鶴田 大, 井上 高光, 成田 伸太郎, 土谷 順彦, 羽渕 友則 Japanese Journal of Endourology 28 (1), 68-72, 2015

    泌尿器科領域ではロボット支援腹腔鏡下前立腺摘除術(robot-assisted laparoscopic prostatectomy:RALP)の経験をもとに,他疾患に対してもロボット支援手術が導入されつつある.当科ではこれまでに進行性膀胱癌患者に対しロボット支援膀胱全摘除術(robot-assisted radical cystectomy:RARC)を8例に施行している. …

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  • 左上腕動脈-人工血管吻合部の仮性動脈瘤修復術後に発生した血清腫の1例

    嘉島, 相輝, 齋藤, 満, 沼倉, 一幸, 喜早, 祐介, 松田, 芳教, 伊藤, 隆一, 鈴木, 直子, 高山, 孝一郎, 奈良, 健平, 小峰, 直樹, 高橋, 誠, 秋濱, 晋, 鶴田, 大, 井上, 高光, 成田, 伸太郎, 土谷, 順彦, 佐藤, 滋, 羽渕, 友則, Kashima, Soki, Saito, Mitsuru, Numakura, Kazuyuki, Kiso, Yusuke, Matsuda, Yosinori, Ito, Ryuichi, Suzuki, Naoko, Takayama, Koichiro, Nara, Taketoshi, Komine, Naoki, Takahashi, Makoto, Akihama, Susumu, Tsuruta, Hiroshi, Inoue, Takamitsu, Narita, Shintaro, Tsuchiya, Norihiko, Satoh, Shigeru, Habuchi, Tomonori 秋田腎不全研究会誌 17 107-111, 2014-11-01

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  • 単孔式ドナー腎採取術における最小皮膚切開長の推定

    井上 高光, 土谷 順彦, 成田 伸太郎, 齋藤 満, 鶴田 大, 秋濱 晋, 佐藤 滋, 羽渕 友則 Japanese Journal of Endourology 27 (2), 351-357, 2014

    【目的】単孔式ドナー腎採取術の皮膚切開長を最小にする推定式を考案しその検証を行った.<br> 【対象と方法】術前CTで腎最大横断面積を長径<i>r</i>短径<i>s</i>から計測し,他疾患の摘出標本から算出した腎断面積の縮小係数<i>p</i>を用い,脱血腎断面積を予測した.また皮膚切開長<i>x</i>と皮膚伸展係数<i>q</i>から摘出口面積を予測し,最小皮膚切開長の推定式を作成した.…

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  • 外科的切除を施行した腸間膜脂肪織炎の一例

    白澤 友宏, 斉藤 満, 川野 道隆, 松永 尚治, 白井 保之, 横山 雄一郎, 野原 寛章, 近藤 哲, 新開 泰司, 宮下 洋 山口医学 62 (2), 111-115, 2013

    症例は50代男性.左下腹部の腫瘤を主訴に受診となり,腹部エコー,腹部CT,下部消化管内視鏡,注腸検査等で腸間膜脂肪織炎が疑われた.抗生剤の投与を行い約1ヵ月間経過観察としたが,体調不良の訴えが継続し,体重減少も著明で悪性疾患の可能性も否定できないため開腹手術が施行された.病理組織学的にS状結腸漿膜下組織に炎症細胞浸潤,線維芽細胞及び膠原線維の増生,漿膜に線維素が析出しており,腸間膜脂肪織炎の線維…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • ストレート鉗子のみで行う単孔式腹腔鏡下ドナー

    井上 高光, 成田 伸太郎, 齋藤 満, 沼倉 一幸, 秋濱 晋, 土谷 順彦, 佐藤 滋, 羽渕 友則 Japanese Journal of Endourology 26 (1), 68-73, 2013

    単孔式腹腔鏡下ドナー腎採取術(laparoendoscopic single-site donor nephrectomy:LESSDN)は侵襲性,美容の面でさらに利点が得られる可能性がある.単孔が2cmの場合は特殊鉗子が必須だが,単孔が5cm前後の場合はGelPOINT<sup>Ⓡ</sup>を使用しストレート鉗子のみで,安全に手術ができるので紹介する.2011年~2012年に施行したLESS…

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  • 酸化マグネシウム製剤服用による大腸多発腸石の一例

    川野 道隆, 白井 保之, 松永 一仁, 白澤 友宏, 松永 尚治, 横山 雄一郎, 野原 寛章, 近藤 哲, 新開 泰司, 斎藤 満 山口医学 62 (1), 55-59, 2013

    We have reported a rare case in which long-term oral administration of a magnesium oxide caused the development of multiple enteroliths inside the colon. The patient was a 70-year-old woman. She …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • 単孔プラス1ポート腹腔鏡下ドナー腎採取術の初期経験

    井上 高光, 土谷 順彦, 成田 伸太郎, 米田 真也, 沼倉 一幸, 小原 崇, 鶴田 大, 齋藤 満, 堀川 洋平, 佐藤 滋, 羽渕 友則 Japanese Journal of Endourology 26 (1), 87-92, 2013

    単孔式腹腔鏡手術は難易度の高さが問題点であるが,整容性改善の点でドナー腎採取術での利益は大きい.我々は通常の器具を用いかつ手術操作を容易にするため,単孔プラス1ポート腹腔鏡下ドナー腎採取術(laparoendoscopic single site plus one trocar donor nephrectomy:LEPODN)を考案し試みた.2010年~2011年に施行したLEPODN20例を…

    DOI Web Site 医中誌

  • 環境ホルモン研究の現状5 : ダイオキシン類による環境汚染問題の現状3

    齋藤, 満里子 文化学園大学紀要. 服装学・造形学研究 43 105-111, 2012-01-31

    外因性内分泌撹乱化学物質(環境ホルモン)の中で、日本ではかつてダイオキシン類(PCDD、PCDF およびコプラナーPCB)による環境汚染が進み、国を挙げての取り組みがなされてきた。2000 年施行のダイオキシン類対策特別措置法などによって、1997年から2008年の間に97.2~97.3%(1997年比)の排出量を削減することができた。しかし、環境中に存在するダイオキシン類の調査結果を追って検討…

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  • ポリエチレン粉体と焼結した逆相/陰イオン交換複合モード型モノリス様多孔質固相抽出剤

    加藤 敏文, 井上 嘉則, 上茶谷 若, 齊藤 満, 加賀谷 重浩, 山本 敦 分析化学 61 (4), 335-340, 2012

    固相抽出剤形状の多様化を目的として,逆相/陰イオン交換複合モード型ポリマー系吸着剤をポリエチレン粉末で焼結した多孔質円柱状の固相抽出剤を調製し,固相抽出特性を評価した.作製した焼結型固相抽出剤はモノリス様の連続孔を有しており,高流速下でも被検化合物を定量的に抽出可能であった.中性,塩基性及び酸性薬物を用いて抽出特性を調べたところ,中性及び塩基性薬物は疎水性相互作用により明確に保持され,メタノール…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献30件

  • 2010年7月・8月の豪雨による中川研究林内の林道被害と復旧状況

    田中, 美咲, 芦谷, 大太郎, 中村, 誠宏, 北條, 元, 照井, 勝己, 山科, 健五, 森永, 育男, 斎藤, 満, 菅原, 諭, 鈴木, 健一, 菊地, 貴寿, 三浦, 美明, 浅野, 憲昭, 野村, 睦 北方森林保全技術 29 14-21, 2011-11-30

    2010年の7月から8月にかけて、中川研究林のある音威子府村、中川町は100mmを超える豪雨に3回も見舞われた。特に3回目の豪雨は、音威子府では一時間あたりの降水量が、中川では日降水量がそれぞれ過去最大を記録した。この豪雨により、中川研究林では過去に例を見ないほどの多くの林道被害が発生し、今後数年に渡っての災害復旧作業を余儀なくされることになった。ここでは、雨の概要から林道被害、修復状況ならびに…

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  • 両性イオン型高分子を混合紡糸した新規繊維状吸着材による臭気物質の吸着・除去

    上茶谷 若, 齊藤 満, 井上 嘉則, 加藤 敏文, 塚本 友康, 多田 隼也, 亀田 貴之, 早川 和一 におい・かおり環境学会誌 42 (5), 371-376, 2011

    両性イオン型高分子をレーヨンに混合紡糸した臭気物質のための新規な繊維状吸着材を試作し,水溶性臭気物質に対する吸着・除去特性を調べた.アンモニアに対する吸着特性を調べたところ,本繊維状吸着材は,繊維母材であるレーヨンと比較して明らかに大きい吸着量と吸着速度を示した.また,消臭加工繊維製品認証試験に従った減少率評価試験を行ったところ,本繊維状吸着材は酸やアミンに対して高い減少率を示したが,アルデヒド…

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献8件

  • 多発性内分泌腺腫症(MEN)1型に合併した後腹膜原発カルチノイドの一例

    千葉 修治, 沼倉 一幸, 里吉 清文, 齋藤 満, 堀川 洋平, 高山 孝一朗, 奈良 健平, 神田 壮平, 三浦 喜子, 米田 真也, 鶴田 大, 小原 崇, 熊澤 光明, 成田 伸太郎, 土谷 順彦, 佐藤 滋, 羽渕 友則 日本泌尿器科学会雑誌 102 (6), 735-739, 2011

    症例は69歳,男性.家族歴から内分泌腺腫症(MEN)1型の精査をすすめられ,当院内分泌内科を受診した.CTおよび超音波検査で,後腹膜腫瘍(43mm×34mm)と副甲状腺腫瘍を指摘された.その時点で,後腹膜腫瘍の手術を希望しなかったが,3年後のフォローアップCT検査で,腫瘍の増大(55mm×50mm)を認めた.諸検査から内分泌非活性と考えられたが,悪性を否定できず,腫瘍摘除術を行った.病理組織学的…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献16件

  • CT画像における脂肪面積解析による肥満と鏡視下ドナー腎摘出術の手術因子との関連性の検討

    熊澤 光明, 土谷 順彦, 小原 崇, 鶴田 大, 齋藤 満, 成田 伸太郎, 堀川 洋平, 佐藤 滋, 羽渕 友則 Japanese Journal of Endourology 24 (1), 104-108, 2011

    鏡視下ドナー腎摘出術において,手術難易度を反映する肥満指標について検討した.腹腔鏡下ドナー腎摘出術(TN)48症例,後腹膜鏡下ドナー腎摘出術(RN)44症例を対象とした.術前CTで皮下脂肪径,腎周囲脂肪径,全脂肪面積,皮下脂肪面積,内臓脂肪面積,腎周囲脂肪面積を測定,それぞれの項目を中央値で肥満群,非肥満群の2群に分けて出血量,手術時間との関与を検討した.TN群ではいずれの項目においても統計学的…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 細粒強グライ土水田における稲わらの連用,連年焼却が水稲の収量と土壌に及ぼす影響

    高橋, 浩明, 加藤, 正美, 北沢, 昭, 塩島, 光洲, 浅野, 岩夫, 斎藤, 満保 宮城県古川農業試験場研究報告 (8) 23-34, 2010-03

    水稲収穫作業の機械化に伴い、水田内に稲わらが排出されることが多くなった。このため、細粒強グライ土のような湿田において、稲わらの鋤込みや焼却などを20年間繰り返した場合の水稲収量及び土壌に及ぼす影響について検討した。稲わらの鋤込みが機械移植に与える影響を調査した結果、植付精度の低下は見られなかった。稲わらを焼却すると、m2当たり籾数が低下して減収する傾向がみられた。稲わらを鋤込んだ場合は、登熟歩合…

    日本農学文献記事索引

  • 耕作水田におけるフィプロニルを成分とする育苗箱施用殺虫剤がアカネ属に及ぼす影響

    神宮字 寛, 上田 哲行, 角田 真奈美, 相原 祥子, 齋藤 満保 農業農村工学会論文集 78 (3), 219-226, 2010

    本研究では,フィプロニル系殺虫剤を播種時と移植時に施用した水田において,育苗箱施用殺虫剤がトンボ科アカネ属におよぼす影響を調査した.さらに薬剤の散布時期の違いが害虫防除効果におよぼす影響について検証した.圃場実験では,移植時処理区,播種時処理区および無処理区をそれぞれ3区画ずつ,合計9区画の実験区を用意した.水田のフィプロニル最高濃度値は,播種時処理区で1.20ppb,移植時処理区で1.45pp…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献18件

  • 中川研究林における猛禽類の長期モニタリング

    奥田, 篤志, 斉藤, 満 北方森林保全技術 27 6-9, 2009-11-30

    中川研究林では、オジロワシをはじめとする希少猛禽類の長期モニタリングを1997年からおこなっている。研究林内でオジロワシの繁殖が確認されたところに、JR宗谷本線への落石防止工事および国道40号線音威子府バイパスの建設が具体化したことが、猛禽類のモニタリングのきっかけとなった。当時、内陸の河川環境におけるオジロワシの繁殖地は知られていなかった。中川研究林では鳥類レッドリスト(環境省、2006)にリ…

    HANDLE Web Site

  • MVAC療法後の転移性尿路上皮癌に対するGemcitabine, Docetaxel, Carboplatin併用化学療法の検討

    井上, 高光, 小原, 崇, 齋藤, 満, 熊澤, 光明, 成田, 伸太郎, 堀川, 洋平, 湯浅, 健, 土谷, 順彦, 佐藤, 滋, 羽渕, 友則 泌尿器科紀要 54 (9), 581-585, 2008-09

    MVAC療法後の転移性尿路上皮癌対し, 2次化学療法としてgemcitabine+docetaxel+carboplatinの3剤を併用したGDC療法を行い, その効果と有害事象を検討した。対象とした11症例は平均3.8コースを施行, 1コースあたり平均25.2日を要した。1)54%で腫瘍縮小効果があったが, 奏功期間は中央値3ヵ月と短く, …

    HANDLE Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 移植腎生検による腎内動脈瘤破裂の1例

    井上, 高光, 佐藤, 滋, 齋藤, 満, 沼倉, 一幸, 熊澤, 光明, 湯浅, 健, 松浦, 忍, 土谷, 順彦, 羽渕, 友則 泌尿器科紀要 54 (1), 9-12, 2008-01

    57歳, 男。生体腎移植術を施行し, 直視下移植腎針生検を行った。術直後に水腎症を呈したため尿管膀胱再吻合術を行った。急性尿細管壊死の診断で経過観察したところ, 術後7日目より利尿を認めた。術後34日目の移植腎針生検でリンパ球浸潤を認め, PSLを投与した。退院後4日目に無尿となり, 急性移植腎不全を認めた。移植腎超音波検査では腎被膜下血腫を認め, …

    HANDLE Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 課題研究に採用した木登り技術 : ツリークライミング技術について

    斉藤, 満, 山ノ内, 誠, 浪花, 彰彦, 森永, 郁男, 鈴木, 健一, 菅原, 諭, 山科, 健五 北方森林保全技術 24 12-19, 2006-11-30

    中川研究林(以下当林)では、樹木の観察や環境条件を観測する場合、これまでは対象とする樹木を中心にジャングルジムを組み立てるという方法を採用していた。今回はその方法を変えてクライミングの技術を木登りに活用して観測機器を取り付ける作業方法を採用したので、その経緯及び具体的な作業の方法並びにこの技術を採用しているその他の作業事例について報告する。

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  • 環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)研究の現状4 : SPEED'98以降のビスフェノールA研究

    齋藤, 満里子 文化女子大学紀要. 服装学・造形学研究 37 77-87, 2006-01-31

    環境省(旧環境庁)は,1997年7月の「外因性内分泌かく乱化学物質問題に関する研究班」による中間報告をもとに具体的な対応方針「環境ホルモン計画SPEED’98」を1998年5月にまとめた。この報告書にリストアップされた「内分泌かく乱作用を有すると疑われる化学物質」67種の中に,ポリカーボネート樹脂の原料であるビスフェノールA(BPA)が含まれている。BPAは,同様にリストアップされたダイオキシン…

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 水稲苗の種類による出穂日の変動と障害型冷害による稔実歩合との関係

    斎藤, 満保, 中村, 聡, 後藤, 雄佐 日本作物學會紀事 75 (1), 1-6, 2006-01

    田植えや収穫期の時期的な分散および障害型冷害の危険分散を目的として、出穂期の分散化を図る研究を行っている。この研究の中で、苗の種類を変えることによる冷害危険期分散の効果について2003年の冷害年に検証を行った。2003年は、6月以降、低温と日照不足が続き、試験地宮城県では、障害型冷害が多発した。被害にあった水田では、同一圃場内においても出穂期間が例年より長く、また、出穂が早いほど被害が大きかった…

    日本農学文献記事索引

  • 照度の違いが運動時の生理反応、主観的運動感覚に及ぼす影響

    斉藤 満 照明学会 全国大会講演論文集 39 (0), 88-88, 2006

    【目的】健康づくり運動は、日中だけでなく、夜間、あるいは薄暮環境で実施されることが少なくない。このような照度環境の違いが運動時の生理的反応や主観的運動感覚に影響するかどうか検討した。【方法】健康な成人13名を対象とし、25 lx(暗条件)、180 lx(対照条件)、2300 lx(明条件)の照度で最高酸素摂取量の60_%_強度、20分間の自転車運動を実施し、心拍数、酸素摂取量、主観的運動強度(R…

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