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  • 採涼採暖椅子の実用機開発および変動風の実装

    花園 新太郎, 久保田 裕貴, 野部 達夫 空気調和・衛生工学会 論文集 48 (312), 75-81, 2023-03-05

    <p>本論文では,前半部において,事務用椅子に温調機能を付加する採涼採暖椅子の実用化に際する課題を整理し,その解決のプロセスを述べた。什器に要求される性能として,座り心地,使い勝手,安全性,耐久性,製作性,保守の容易さが求められた。それぞれに対して,温調効果と什器としての性能をすり合わせによる解決を図り,実用化した。後半部では,実用機への変動風機能の実装について述べた。理論的に 1/f …

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  • 空調機内部における空気殺菌効果向上のための紫外線ランプ配置決定法の提案

    瓜生 智裕, 永野 秀明, 白鳥 英, 島野 健仁郎, 小田 久人, 成 旻起, 加藤 信介, 柳 宇 空気調和・衛生工学会 論文集 47 (301), 1-8, 2022-04-05

    <p>紫外線ランプを空調機内部に設置することで空気中の微生物の殺菌効果を期待する場合,流れ場および放射場が均一でないために,殺菌効果もまた均一にはならない。期待する殺菌性能を担保するためには,通過する空気の紫外線照射量の最小値を評価する必要がある。そこで,ランプの設置決定法として,流れ場において空気の滞在時間が最短となる経路を特定し,その経路上にランプを設置することで殺菌効果の底上げを図ることを…

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  • 吹抜温熱を利用した低温再生デシカント外気処理空調の特性モデル化と期間エネルギー性能予測法

    石橋 良太郎, 野中 康司, 鬼頭 一誠, 鵜飼 真貴子, 田中 英紀 空気調和・衛生工学会 論文集 46 (297), 21-30, 2021-12-05

    <p>本論は低温再生が可能な高分子収着材等を用いたデシカント外調機に対して、再生熱源機器を持たず、居室内還気と吹抜空間上部還気の混合空気の温熱を再生熱に利用する空調システムの特性モデル化と期間エネルギー性能予測法を提案するものである。再生空気温度と還気風量比率に応じた除湿特性式ならびに全熱交換器を搭載した空調機に対する冷温水コイル処理負荷モデルを作成し、この結果をもとにシステムの期間エネルギー消…

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  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第11報)快適性及び自己効力感に関するアンケート調査

    荻野 洸希, 山崎 里奈, 久保田 裕貴, 左 勝旭, 渡邊 啓生, 高橋 好美, 野部 達夫 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 325-328, 2021

    <p>新市庁舎では、室内温熱環境への執務者の異なる個々の要求に対応するため、放射空調とデシカント空調による潜熱・顕熱分離空調を採用している。本報では、新市庁舎に導入した空調方式の有用性をアンケートから検証することを目的としている。2019年は新市庁舎への大規模移転の先駆けとして、旧市庁舎と周辺の複数ビルにおける執務空間の特性の把握を行った。2020年は、新市庁舎の執務者を対象としたアンケート調査…

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  • クールチェアに実装した変動風発生機能の評価

    久保田 裕貴, 花園 新太郎, 野部 達夫 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.3 (0), 105-108, 2021

    <p>Five new variable air functions have been implemented in the office chair type personal air conditioner "Cool Chair". An experiment was conducted to evaluate the impressions of the variable air …

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  • SDGs未来都市における市庁舎のZEB実現に関する研究 (第10報)執務室における室内温熱環境実測

    山崎 里奈, 荻野 洸希, 久保田 裕貴, 左 勝旭, 渡邊 啓生, 髙橋 好美, 野部 達夫 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 321-324, 2021

    <p>新市庁舎は環境に最大限配慮した低炭素型の建物を目指している。高層階にある執務室では、放射空調や手動操作の外装自然換気パネルの開閉による自然換気システム等の省エネルギー空調システムを導入している。運用1年目の市庁舎の執務室において、実測機器を設置し室内温熱環境の精密測定を行った。本報では、実測結果より、新市庁舎の執務室における室内温熱環境の特性について報告する。</p>

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  • オフィスビルにおけるデスク組込型パーソナル空調の性能評価

    粕谷 敦, 小林 直樹, 和田 一樹, 桑山 絹子, 近本 智行, 矢田 うさぎ, 森元 和也 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.3 (0), 97-100, 2021

    <p>本研究は、オフィスビルを対象としたデスク組込型パーソナル空調システムにおける温熱環境快適性,知的生産性や省エネルギー性を含めた評価を目的としている。本報では、デスク組込型パーソナル空調を対象として、実験室及び実建物におけるサーマルマネキンを用いた実験・実測評価、夏季における室内温熱環境評価について報告する。</p>

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  • 空気調和機の冷却コイル特性同定モデルの研究 (第1報)グレーボックスモデルの設定と同定精度の検討

    小田 久人, 藤堂 聖真, 中尾 正喜, 磯崎 日出雄 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.5 (0), 21-24, 2020

    <p>空気調和機の冷房能力特性を運用データから同定するモデルを提案する。モデルはいわゆるグレーボックスモデルであり、空気調和機が冷房能力特性として備えるべき特徴を持つ関数形とする。濡れ面係数モデルのシミュレーションから得られたデータを対象に、モデルのパラメータを同定し精度を検証した。全熱特性と顕熱特性の決定係数は高い値0.94であるが、潜熱特性はより低い0.90であることが分かった。</p>

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  • 空気調和機の冷却コイル特性同定モデルの研究 (第2報)某地下街空気調和機への適用例

    磯崎 日出雄, 中尾 正喜, 小田 久人, 藤堂 聖真 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.5 (0), 25-28, 2020

    <p>神戸市の既存地下街空気調和機1台の実測をする機会を得たので,前報で導入した簡便な空気調和機近似特性式のグレーボックスモデル化手法を適用し,冷却能力の実測値と計算値を比較し,手法の有効性の確認を行った。本手法に基づくモデルを活用して,負荷状況に応じた冷水温度制御を行うことも狙いの一つであるので,作成したモデルを実使用時運転データに適用して冷水温度の高温化の可能性について試算を行った。</p>

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  • コアンダ効果を利用したインダクションユニット空調システムの実測評価

    西川 経太, 前田 龍紀, 山崎 将吾, 森元 和也 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.6 (0), 297-300, 2020

    ...<p>従来の一般的な空調方式と比較して、快適性の向上、工期短縮および意匠的な付加価値を見出すことを目指して当社と新晃工業が共同開発したインダクションユニット吹出口を初めて実装した。本稿では、計画段階でのシミュレーションソフトによる吹出口の配置検証および夏期に実施した室内環境の実測評価について報告する。</p>...

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  • 紫外線ランプによる空調機内部の殺菌効果の検討 (第1報)カサの反射およびランプ配置による影響

    瓜生 智裕, 永野 秀明, 小田 久人, 成 旻起, 加藤 信介, 柳 宇 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.7 (0), 105-108, 2019

    <p>空調機内部での細菌などの繁殖を防ぐことは空気衛生の保全につながる。 本研究は空調機の設計に資するため、空調機内の紫外線殺菌効率を上げるランプ配置を提案することを目的とする。具体的には空調機内部で紫外線殺菌を行った場合に表面、空気に対する殺菌効果が紫外線ランプの本数や配置、カサの有無によってどのように変化するか数値解析を用いて検討を行った。そして、その結果を基により殺菌効果が高くなるようなラ…

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  • 空調用冷水カスケード利用の基礎的検討

    清水 美希, 西岡 真稔, 鍋島 美奈子, 中尾 正喜, 小田 久人 空気調和・衛生工学会 論文集 43 (253), 1-8, 2018-04-05

    <p>空調設備の省エネルギー化を目的として,これまでに二つの空調機間で冷水を複数段階利用し,複数負荷をまとめて処理する冷水カスケード利用を検討してきたが,二段目は一段目の冷水流量制御の影響を受けて負荷処理できないという結果が得られた。本研究ではその対処策として,列数可変コイルによる運転方法と二段目へ冷水分流による運転方法の二つの運転方法について,構築したシミュレーションモデルを用いて検討する。検…

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  • 間接蒸発冷却を利用した”涼房装置”の検討 (第1報)樹脂製熱交換エレメントの性能把握

    並木 美紗, 泉山 浩郎, 吉牟田 圭一, 中尾 正喜, 林 恭生, 大島 一夫, 滝本 大輔 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.3 (0), 305-308, 2018

    <p>間接蒸発冷却は、水の蒸発潜熱を利用した圧縮機不要の冷却方式である。本研究では、間接蒸発冷却を用いた可搬の“涼房装置”の開発を行う。装置の熱交換エレメントは、素材に樹脂製のストローを使用し、その表面に親水化処理を施して性能向上を図る。本報では、熱交換エレメントを試作し、DRY側出入口温度差3.7~10.1Kの効果を確認した。また、ストロー内への供給空気を950[㎥/h] …

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  • インテリアとペリメータゾーン間における冷水カスケード利用の検討

    清水 美希, 西岡 真稔, 中尾 正喜, 鍋島 美奈子, 大平 昭仁, 小田 久人 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.2 (0), 329-332, 2016

    <p>空調設備用エネルギーの削減対策の一つとして、熱を多段的に利用する冷水カスケード利用が提案されている。本研究ではインテリア・ペリメータゾーン間における冷水カスケード利用について検討し、業務ビルで実験を実施することで、その効果と生じる問題点について把握した。さらに、カスケード利用に必要となる空調機の機器特性条件について、特性式を用いた試算を行って検討し、カスケード利用の成立可能性が高い空調機の…

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  • マルチモードローターを用いた潜熱顕熱分離空調用外調機

    福村 貴司, 野田 公一, 山口 雅弘, 中村 卓司, 堀山 剛 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.3 (0), 113-116, 2015

    <p> 回転数を変更することにより同一ローターで全熱交換機能とデシカント機能の両機能を兼用できる外調機を考案した。  試作ローターの実測により、その性能は単機能ローターと同等であることが確認できた。  簡易な計算ながら、測定値を用いた本方式による潜熱顕熱分離空調は、デシカント外調機単独運転よりも省エネルギーとなり、床吹出し空調との組合せでは吹出温度を上げることが可能なため、さらに省エネルギーとな…

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  • 中温冷水を利用した冷媒自然循環システムの基礎検討

    粕谷 敦, 鈴木 厚志, 古寺 典彦, 村田 寧, 濱 誠二郎, 森元 和也 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.3 (0), 301-304, 2015

    <p>近年、潜熱・顕熱分離空調に代表されるように、熱源の冷水温度レベルを高めたシステム効率化が注目されており、空調二次側システムの適合性をより高めて、システム全体での省エネルギー化を図っていく必要がある。 本研究は、中温冷水を利用した冷媒自然循環システムの基礎検討を目的としている。本報では、システム試算と試作機による基礎実験について報告する。</p>

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  • 熱源機の送水温度可変設計による省エネルギー効果の検討 (第1 報)シミュレーションツールを用いたエネルギー消費量の把握

    吉田 卓生, 田村 富士雄, 織間 正行, 常本 祥子, 太宰 龍太, 川久保 和寛 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2014.2 (0), 229-232, 2014

    <p>熱源機送水温度の下限値を7[℃]以下で設計した場合、空調機のファン風量低減、コイル列数減による圧力損失低減といった省エネルギー効果が期待できる。建物用途にもよるが、ピーク負荷が発生する時間数は、年間数[%]以下になり、送水温度可変制御を実施すれば、送水温度は通常の7[℃]以上になると予想され、熱源機COP悪化の影響は少ないと考えられる。本検討では、熱源機の送水温度下限値を7[℃]以下で設計…

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  • 顕熱処理コイルを利用した高温冷水活用による省CO2空調システムの開発 (第1報)開発システムの概要

    茂呂 幸雄, 藤野 健治, 笠原 俊之, 佐藤 友昭, 平須賀 信洋, 吉川 信二, 井川 洋, 谷口 成賞, 針谷 清, 大津 宏治, 染谷 博行 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2014.3 (0), 357-360, 2014

    <p>高い温度の冷水は、低い温度の冷水と比較して非常に高い効率で生成することが可能であり、これを効果的に用いることで大きな省エネルギー効果が期待される。本研究ではこの仕組みに着目した中央式熱源による空調システムの開発を行うことを目的とする。また、本提案は従来の空調システムとほとんどそのスペースや構成を変えることなく高温冷水を使用する方法を提案するものである。</p>

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  • 顕熱処理コイルを利用した高温冷水活用による省CO2空調システムの開発 (第3報)実験機による基礎データの取得

    吉川 信二, 藤野 健治, 笠原 俊之, 佐藤 友昭, 茂呂 幸雄, 平須賀 信洋, 井川 洋, 谷口 成賞, 針谷 清, 大津 宏治, 染谷 博行 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2014.3 (0), 365-368, 2014

    <p>本報では潜熱処理・顕熱処理を分離し、熱源の高効率運転を図る空調システムの構築及び制御方法について技術検討の開発を目途にその要である潜熱顕熱分離空調機の構成とその制御方法を確立させるため実験機を製作し高温冷水を利用した夏期の冷房運転で空調能力のデータ収集をおこなった。</p>

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  • 環境配慮技術を導入した都市型高層テナントオフィスビルの運用実績と環境評価 (第3報)運用時におけるデシカント空調機の評価

    和田 一樹, 左 勝旭, 廣田 聡史, 高橋 幹雄, 青柳 泰之, 吉田 一輝, 篠原 正明, 鈴木 俊介 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2013.8 (0), 357-360, 2013

    <p>先進的に常温再生型のデシカント空調機を採用した事務所ビルにおいて、中間期及び冬季の運転状況について分析した。中間期など、室内顕熱負荷が小さく、冷却に伴う除湿が期待できない場合でも除湿制御が可能であることを確認した。また、ロータ通過風量が減少すると発現率が低下するものの、室内湿度は40から60%で維持できていた。冬季において、ロータは補助加湿源として機能し、節水効果が確認できた。</p>

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  • 水熱源ヒートポンプの排熱を利用した収着型調湿空調システム

    和田 一樹, 眞下 公一, 高橋 幹雄, 田中 規敏, 戸谷 三郎, 舘山 陵太郎, 宮本 和弘, 山口 雅弘 日本冷凍空調学会論文集 26 (4), 501-510, 2009

    The authors hope to develop an air-conditioning system that processes the latent heat load and the sensible heat load separately. This would enable the efficiency of the chilling unit to be improved …

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  • コミッショニングのための冷却コイル特性実験とモデル精度の検証

    山口 弘雅, 吉田 治典, 丹羽 英治, 渡邊 剛, 宮田 征門, 小田 久人, 塩谷 正樹 空気調和・衛生工学会 論文集 34 (143), 61-70, 2009

    空調システムのコミッショニングには,空調機等に組み込まれる冷却コイルの性能把握が重要な項目となる.実建物でのコイル性能計測は技術的にも経済的にも困難であるため,代替手段として,シミュレーションモデルの利用が有効である.しかし,実際の使用条件下で,モデルがどの程度の精度を保障するかは明らかでない.本研究では,シミュレーションによる推定値をコミッショニングに利用する妥当性を確認するために,様々な条件…

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献12件

  • 風・水連携ビル空調省エネ制御

    高木 康夫, 伊藤 保之, 米沢 憲造, 村上 好樹, 道念 信行, 西村 信孝, 真下 公一, 浦谷 弘勝 自動制御連合講演会講演論文集 49 (0), 469-469, 2006

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  • 604 海中に設置する波浪発電装置の開発

    岩永 正裕, 二村 裕, 宮下 絵理, 武谷 三男 流体工学部門講演会講演論文集 2003 (0), 80-, 2003

    We developed the wave power converter set up at the bottom of sea. The two air tanks were set away from each other about a half-wave length and they were connected with a pipe and a wave energy …

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  • 東京電力技術開発センターの実測値を用いた直接吹出型低温冷風空調システムのシステム評価

    坪田 祐二, 相楽 典泰, 合田 和泰, 猪狩 雅彦, 奈良岡 臣剛, 才野 忠敬 空気調和・衛生工学会 論文集 25 (78), 25-34, 2000

    低温冷風空調システムについて,送風温度の違いによるシステムの特性評価を実測値とそれに基づくシミュレーションにより実施した.まず,コイルの熱交換特性について,実測値を基に伝熱係数の補正値を明らかにし,また,インバータを用いた変風量,変水量方式の搬送系消費動力についても実測値で検証を行い,モデリングの妥当性を確認した.これを基に,実測熱負荷を用いて送風温度の違いによるシステム評価を行った.送風温度の…

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  • 310 環状吸込流を付加した円形自由噴流の流動特性

    福原 稔, 野崎 勉, 上田 和成, 福田 努, 園田 裕和 可視化情報学会誌 19 (Supplement1), 235-238, 1999

    The effects of the jet velocity on the flow characteristics of the circular free jet added the annular suction flow were examined, provided that the velocity ratio of the suction velocity to the jet …

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  • 給湯排水管からの熱損失に関する研究 : 第2報-排水立て管からの熱損失特性

    水野 稔, 温 〓, 中村 安弘, 小出 陽子, 下田 吉之 空気調和・衛生工学会 論文集 20 (58), 13-22, 1995

    本研究の目的は,間欠的に使用される給湯排水管からの熱損失に関する基本特性を明らかにすることである.排水横管からの熱損失特性を論じた前報に引き続き,本報では排水立て管からの熱損失特性を論じた.モデル排水管による実験を基に,簡単化した解析モデルを提案した.このモデルは,フォーリングフィルム理論と管壁内の非定常熱伝導を基本とする.このモデルによる予測値が実験値とよく合うことを確認した後,実験計画法に基…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 給湯排水管からの熱損失に関する研究 : 第1報-排水横管における熱損失特性

    水野 稔, 内田 睦, 中村 安弘, 温 〓, 下田 吉之 空気調和・衛生工学会 論文集 19 (54), 99-109, 1994

    給湯排水からの熱回収システムを計画するときには,排水管からの熱損失の低減は重要な課題である.本論文では,排水横管における基本的な熱損失特性を論じた.周囲空気温度と等しい排水管に一定流量で一定温度のある有限量の排水があるときに対して,実験的研究と実用的な解析モデルの検討を行った.そして,解析モデルを用いて実験計画法に基づく数値実験を行い,その結果の分散分析によって熱損失に及ぼす各種因子の定量的な影…

    DOI Web Site 被引用文献1件

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