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鈴木 陽一, 倉片 憲治, 今泉 博之, 佐藤 洋, 赤松 友成, 山崎 隆志, 藤坂 洋一, 鵜木 祐史, 桑野 園子, 山田 一郎, 高橋 幸雄, 下田 康平, 和田 将行, 白橋 良宏, 森長 誠, 大島 俊也, 杉江 聡, 吉村 純一, 小林 知尋, 横田 考俊, 白木 秀児, 平川 侑, 平光 厚雄, 鈴木 航輔 日本音響学会誌 79 (12), 630-635, 2023-12-01
DOI
長澤 康弘, 西川 奈央, 近藤 靖史 日本建築学会環境系論文集 88 (810), 658-669, 2023-08-01
<p>In this paper, a method for estimating thermal resistance applicable to various shapes, thermal conductivities, and specimen thicknesses in complicated shape insulation foam was investigated. …
DOI Web Site 参考文献2件
矢島 和樹, 福井 雅英, 山川 莉加, 丸尾 敬仁 空気調和・衛生工学会 論文集 48 (314), 39-46, 2023-05-05
<p>ヒーティングタワーとヒートポンプチラーを組み合わせたヒーティングタワーヒートポンプシステムを対象として、システムの効率向上を目的にブライン温度の効率的な制御方法を模索することで継続的な運用改善を行った。まず、運転管理者の手動設定による確認やシミュレーションを活用して、ブライン温度またはヒーティングタワーのファン周波数がシステム全体のエネルギーに及ぼす影響を把握した。把握した結果からシミュレ…
長澤 康弘, 西川 奈央, 丹野 真由子, 近藤 靖史 日本建築学会環境系論文集 88 (807), 409-420, 2023-05-01
<p>The purpose of this paper is to evaluate the thermal insulation performance of insulation foams with complicated shape. Measurements were conducted on several irregularly shaped insulation foams …
DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献2件
中村 勇二, 山田 育弘, 松川 安樹, 岡崎 慎司, 朝倉 祝治 空気調和・衛生工学会 論文集 48 (311), 1-9, 2023-02-05
<p>筆者らは,建築設備の水配管システムの腐食対策として,アニオン交換樹脂により水道水中の腐食促進アニオンを除去した水(アニオン交換処理水)を用いた防食法に関する一連の研究を行っている。これまでに,アニオン交換処理水の炭素鋼に対する腐食抑制効果とその機構について報告した。第1報では処理水中に浸漬した炭素鋼の腐食電位の挙動および腐食速度から,腐食抑制作用は不動態化によるものと推定した。第 2 …
佐伯 寅彦, 穴井 俊博, 小林 徳和, 湯 懐鵬, 鍵 直樹 室内環境 26 (3), 169-180, 2023
医療機関等で行われる病理検査では臓器や組織をホルマリンで固定するため,作業時にホルムアルデヒドが発生する。そのため,病理検査室ではホルムアルデヒドの室内への拡散を抑制する局所排気装置等の措置が必要であるが,十分に機能していない場合も多い。ホルムアルデヒド曝露対策を適切に計画するには作業時に発生するホルムアルデヒドの量を把握する必要があるが,これを理論的に求めることは困難である。筆者らは病理検査室…
DOI Web Site 参考文献13件
佐伯 寅彦, 中川 貴文, 増田 大祐, 小林 徳和, 坂本 裕, 穴井 俊博, 湯 懐鵬 空気調和・衛生工学会 論文集 47 (305), 45-53, 2022-08-05
<p>喫煙室内のたばこ臭を低減するために換気量を大きくすると,空調負荷が増大し多くのエネルギーを消費する。喫煙室内の空気環境の質的向上と省エネルギーの両立のため,筆者らは(1) 脱臭装置の導入による換気量削減,(2) たばこ煙を速やかに室上方から排出する置換換気方式,(3) 喫煙者数や外気条件等による換気風量と脱臭装置処理風量の最適制御を組み合わせた喫煙室システムを開発した。本システムを導入した…
佐伯 寅彦 におい・かおり環境学会誌 53 (4), 261-261, 2022-07-25
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DOI Web Site
中村 勇二, 山田 育弘, 松川 安樹, 岡崎 慎司, 朝倉 祝治 空気調和・衛生工学会 論文集 47 (303), 19-28, 2022-06-05
<p>著者らは,建築設備の水配管システムの腐食対策として,腐食促進アニオンを除去した水道水(アニオン交換処理水)を用いた防食法に関する一連の研究を行っている。前報(第1報)では,水道水中に含まれる腐食促進イオンを腐食抑制イオンに置換したアニオン交換処理水の炭素鋼に対する腐食抑制効果を評価した。腐食電位の挙動から,腐食抑制作用は不動態化によるものと推察した。本報(第2報)では,水道水の化学組成より…
鈴木 陽一, 倉片 憲治, 今泉 博之, 佐藤 洋, 赤松 友成, 山崎 隆志, 藤坂 洋一, 内田 匠, 鵜木 祐史, 桑野 園子, 山田 一郎, 大島 俊也, 高橋 幸雄, 下田 康平, 白橋 良宏, 杉江 聡, 小林 知尋, 永幡 幸司, 森長 誠, 白木 秀児, 平光 厚雄, 古賀 貴士, 平川 侑, 澤田 浩一 日本音響学会誌 78 (4), 203-208, 2022-04-01
越智 翼, 秋元 孝之, 坂本 裕, 五十嵐 瞳, 深田 賢, 平須賀 信洋, 加藤 駿, 清野 太希 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 97-100, 2022
<p>これまで省エネ性能の高い変風量コアンダ空調システムの吹出口複数での気流性状検証やCFD解析を行ってきました。そこで本研究では、変風量コアンダ空調システムの一般化を目指し、吹出口単体の気流性状検証とCFD解析精度の向上を目指し、温熱環境実測及びCFD解析を行った。結果として、温熱環境実測では気流が吹出口反対側壁面まで届いており、詳細実測では吹出口直下にて空気の誘引が確認できました。CFD解析…
矢島 和樹, 福井 雅英, 尾形 甫 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.9 (0), 13-16, 2022
<p>集合型冷却塔システムにおける冷却水温度の最適値の探索を行い、その効果を試算した。冷凍機と冷却塔が1対1のシステムと比較して、冷凍機の冷凍能力に対して冷却塔の能力および消費電力が過大となる運転条件が多く存在する。したがって、冷却水温度を最適に制御することの効果は大きいことがわかった。</p>
山川 莉加, 福井 雅英, 矢島 和樹, 呉 楊駿, 丸尾 敬仁 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.9 (0), 77-80, 2022
<p>ヒーティングタワーヒートポンプシステムの効率向上のため、エネルギーシミュレーションを基に、外気乾球温度の一次式でブライン温度を制御する方法を考案し、実プラントの自動制御に導入してきた。蓄積した実績データを用い、シミュレーションモデルを修正した。修正後のモデルは、実績値に対する誤差が0.3%であり、精度が高いことを確認した。このモデルで一次式を修正して運用したところ、本制御方法の導入前と比較…
五十嵐 瞳, 秋元 孝之, 平須賀 信洋, 加藤 駿, 坂本 裕 日本建築学会環境系論文集 87 (791), 29-39, 2022-01-01
<p> In this study, full-scale experiments were conducted to verify the effectiveness of a Coandă air-conditioning system compatible with variable air volume controls that meets the economic and …
DOI Web Site 参考文献1件
矢﨑 淳史, 佐々木 邦治, 古田島 雄太, 安田 健一, 前田 幸輝, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.2 (0), 125-128, 2022
<p>AI技術を活用した冷凍機の最適設定自動化システムをDHCプラントに導入した。最適なシステムを構築するために改善を行いました。そして、複数の冷凍機システムにおいて安定的に運用可能なこと、更に省エネルギー効果を確認しました。今後、エネルギー消費量予測モデルの予測精度を向上させ、継続運用により、更なる省エネルギー化を図るとともに、システムを拡張させ、冷却水温度・冷却水流量以外の設定値への適用を視…
薮田 渉, 深田 賢, 山本 誠 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.5 (0), 125-128, 2022
<p>This paper proposes a new method to represent and evaluate ducting layout of an office building using undirected graph. The application successfully generated plans for main ducting with …
遠藤 歩, 山本 竜大, 新原 聖矢 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.6 (0), 245-248, 2022
<p>本研究では夏季での室内環境改善のため、暑さの指標として知られているWBGTを用いて評価を行う。そこで、Energy Simulation(ES)ツールの一つであるTHERBと人体数値計算モデルであるCOMを用いて解析する。WBGTの計算において湿球温度とグローブ温度、気温を用いた式が一般的に用いられている。しかし、今回の検討では人体の皮膚表面温度からWBGTの値を算出する式を用いることによ…
坂本 裕, 近都 州彦, 矢島 和樹, 石川 晃啓, 秋元 孝之, 清野 太希, 越智 翼 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 109-112, 2022
<p>中央監視装置とExcel(汎用表計算ソフト)を連携させ、Excelで算出した最適送水温度を中央監視装置の制御設定値にする省エネルギーシステムを構築した。</p>
近都 州彦, 秋元 孝之, 坂本 裕, 中村 勇二, 松川 安樹, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 加藤 駿 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 105-108, 2022
<p>本報では、ダイナミックレンジ放射空調システムについて検証した。検証の結果、本システムは冷房期間の約70%で自然エネルギーを活用できていることを確認した。運用改善では熱源システムの送水温度の設定方法を見直したことで、効率が約15%向上した。また、熱源システムの総合効率は7.6であり、高効率で運用できていることがわかった。</p>
加藤 駿, 秋元 孝之, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 坂本 裕 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 113-116, 2022
<p>本報では変風量コアンダ空調とダイナミックレンジ放射空調について、エネルギー・温熱環境・熱的快適性・工事費の観点から総合的に比較検証を行った。エネルギーと温熱環境はほぼ同等であったが、熱的快適性の傾向や工事費は異なった傾向を示し、今後の空調計画時に参考となる分析結果となった。また事務所部分全体の年間一次エネルギー消費量結果をBELS計算値と比較し、ZEB …
山田 育弘, 松川 安樹, 津波古 敦信, 安保 奈々子, 佐藤 浩司, 宮﨑 久史, 丸尾 敬仁, 佐藤 智一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.2 (0), 129-132, 2022
<p>本研究では,アニオン交換処理による炭素鋼の腐食抑制効果に対する流速の影響について検討した.稼働中の地域冷暖房プラントにおいて、6か月間の腐食試験を実施した。その結果、試験流速が約0.80m/sの場合、約0.07m/sの場合よりも腐食が抑制されることがわかった。</p>
服部 美紀, 佐原 亮, 三上 秀人 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.7 (0), 41-44, 2022
<p>半導体および液晶工場のクリーンルーム内製造環境では、分子状汚染物質(AMCs)が製品の歩留や製造装置に影響を及ぼす。前報において外調機のケミカルフィルタを不要とした酸性ガス除去システムの概要およびSO<sub>2</sub>除去性能評価について報告した。本報では、スケールアップした電解水エアワッシャシステムのSO<sub>2</sub>除去性能について報告する。また、電解水供給システムにお…
深田 賢, 酒井 孝司 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.6 (0), 81-84, 2022
<p>本報では、実務での使用を考慮して標準k-εモデルでのCFD解析において、三次元壁面噴流の気流分布の再現性を向上させることを目的として以下の検討を行う。まずは、既報で不足していたレイノルズ応力(シアストレス)の補填方法をLESと標準k-εモデルの解析結果を比較することで検討する。そして、補填方法として、空間に運動量を追加するMomentum法を標準k-εモデルのCFD解析に適用した結果を報告…
樋口 祥明, 西田 至良, 菊池 卓郎, 徳村 朋子, 高橋 祐樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.8 (0), 21-24, 2022
<p>自分で働く場所を選ぶABW(Activity Based Working)では、空間や環境の多様性が重要と言われている。現時点では、既存のデータが不足しているため、多様な空間や環境の設計が難しい。 本報告では、作業空間に対する働く人の嗜好特性を明らかにするために、3種類のゾーンで3種類の作業を行う実験を行った。作業内容や作業者の性格によって選択する空間が異なり、業務遂行パフォーマンスに影響…
尾形 甫, 福井 雅英, 矢島 和樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.9 (0), 17-20, 2022
<p>熱源設備で消費されるガス、電気、補給水の量から換算した二酸化炭素排出量をシミュレーションで求め、排出の傾向を調査した。また運転方法により、二酸化炭素排出量と運転コストの削減が両立可能か調査した。その結果、補給水量が二酸化炭素排出量に与える影響は小さいが、コストに与える影響は大きいと判明した。さらにインバータターボ冷凍機は二酸化炭素排出量の削減が期待できるが、吸収式冷凍機と定速ターボ冷凍機は…
嶋田 泰平, 佐々木 真人, 浅利 直記, 宮﨑 久史, 桐生 拓馬, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.8 (0), 165-168, 2022
<p>大規模テナントオフィスビルに導入された13℃の中温冷水を利用したLOBAS空調システムのコイル特性、空調機コイル構成の特徴を既報研究にて報告した。本報では、Covid-19によって、オフィスの使用状況は変容しており、オフィス系統の2次側空調システムに関するCovid-19影響前後の2019年と2020年において基準階代表階の実績性能評価を行うものとする。</p>
清野 太希, 秋元 孝之, 坂本 裕, 五十嵐 瞳, 平須賀 信洋, 加藤 駿, 深田 賢, 越智 翼 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.10 (0), 101-104, 2022
<p>本報では、コロナ禍のビル利用状況及び変風量コアンダ空調システムの年間運用結果について分析した。結果として、緊急事態宣言中の出社率は30%から60%で推移していた。一方で、5階のコンセント電力はリモート勤務の影響で他の階よりも多い結果となった。変風量コアンダ空調システムによるエネルギー削減効果は大きいことを確認した。</p>
王 馨悦, 酒井 孝司, 深田 賢 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.4 (0), 57-60, 2022
<p> 角型アネモ等の輻流型吹出し気流が壁面に付着して流れた場合,到達距離が短く,拡散幅が大きくなる等の3次元壁面噴流に似た挙動を示す傾向がある。3次元壁面噴流をRANSで予測した場合,到達距離の過大評価,拡散幅の過小評価が問題となる。壁面噴流にモーメンタム法を適用することで,簡略的に気流性状を制御できる可能性がある。そこで、本研究では,三次元壁面噴流問題にモーメンタム法を適用し,気流性状の簡易…
山本 竜大, 遠藤 歩, 新原 聖矢 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.6 (0), 249-252, 2022
<p>本研究では、人体熱ストレスの指標であるWBGTを用いて冬期冷房時の対流熱伝達率の寄与率を確認した。流体解析による局所対流熱伝達率と人体熱モデルに焦点を当てて検討を行った。本研究の主たる目的としては、冬期に冷房をするという特殊な条件下かつ人体に対する局所的な気流場による人体熱モデルの解析結果を用いた人体熱ストレスの評価である。</p>
柳澤 淳, 森本 正一, 穴井 俊博 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.7 (0), 93-96, 2022
<p>新型コロナウイルスの流行初期に9人が感染したレストランのCFD解析を行った。その結果、平均CO2濃度は6,344ppmであり、換気の悪い環境であることがわかった。また、感染者数を参考に、1,250ppm(外気+850 ppm)で1人が感染すると仮定し、CO2濃度を感染リスクに換算した。さらに、循環風量を1人当たり30m3/hと仮定し、相当換気による比較を行った。その結果、室内の感染リスクは…
中村 勇二, 山田 育弘, 松川 安樹, 岡崎 慎司, 朝倉 祝治 空気調和・衛生工学会 論文集 46 (297), 57-65, 2021-12-05
<p>腐食抑制剤を使用せずに,配管系金属材料の腐食を抑制する方法を検討した。 NaHCO<sub>3</sub> で初期処理したアニオン交換樹脂により,水道水中に含まれる腐食促進イオンを腐食抑制イオンに置換し,その溶液の炭素鋼に対する腐食抑制作用を調べた。日本国内 3 地域の水道水を採取し,アニオン交換処理を行った。水道水とアニオン交換処理水について水質分析と炭素鋼の腐食試験を行い,結果を比較し…
小林 尚太郎, 河路 友也 空気調和・衛生工学会 論文集 46 (295), 27-33, 2021-10-05
<p>近年,BIM(Building Information Modeling)は,建築分野において急速に利用範囲を広めており,設計・施工の効率化等への期待も高まっている。従来の3D Cad と比べたBIM の特長の一つは,構造計算,空調熱負荷計算などの技術計算をBIM 内の各種データを用いることで,入力作業の省力化が期待できることである。しかし,従来から使用されている各種の専用技術計算ツールも…
中川 貴文, 増田 大祐, 小林 徳和, 佐伯 寅彦, 坂本 裕, 穴井 俊博, 湯 懐鵬 空気調和・衛生工学会 論文集 46 (295), 35-41, 2021-10-05
<p>喫煙室内の臭気を軽度に保つには換気量を大きくする必要があるが,空調負荷が大きくなる。喫煙室内の空気環境の維持にかかるエネルギーを抑制するため,(1) たばこ用脱臭装置の導入による換気量低減,(2) 外気条件により換気と脱臭装置の比率を切り替える風量比可変制御,(3) 画像解析型人感センサでの在室者人数検知による風量制御,(4) 空気汚れセンサによるフィードバック制御,(5) …
中村 勇二, 松川 安樹, 岡崎 慎司, 朝倉 祝治 Zairyo‐to‐Kankyo 70 (9), 295-301, 2021-09-10
<p>日本国内66地域で採取した水道水を研究対象として,炭素鋼の腐食試験を行った.炭素鋼表面に腐食生成物が堆積していく過程に着目し,解析した.</p><p>表面被覆率(θ)を,全表面積(A)に対する腐食生成物による被覆面積(A<sub>rust</sub>)の割合(θ=A<sub>rust</sub>/A)と定義した.それぞれの水道水中において,θおよび腐食電位<i>E</i><sub>corr…
DOI Web Site Web Site 参考文献6件
中村 勇二, 松川 安樹, 坂本 裕, 近都 州彦, 羽鳥 大輔, 加藤 駿, 平須賀 信洋, 秋元 孝之 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 253-256, 2021
<p>ダイナミックレンジ放射空調システムの更なる省エネルギー化のため、酸素透過性樹脂管を含む配管システムの腐食対策を行った。腐食対策として、脱酸素装置による循環水中の酸素低減処理と補給水中の腐食促進イオンを除去した水の利用を行った。腐食モニタリングおよび実験室的検討から、設備機器・配管の腐食が抑制されていることを確かめた。</p>
津波古 敦信, 山田 育弘, 松川 安樹, 安保 奈々子, 嵐田 修啓, 宮﨑 久史, 丸尾 敬仁, 根本 潤一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.2 (0), 205-208, 2021
<p>全報では既設の地域冷暖房施設に設置した防食システムの概要と、プラント循環水によるアニオン交換処理前の腐食試験結果について報告した。本報では、既設設備の循環水をアニオン交換処理したときの水質変化と、循環水をアニオン交換処理する際の課題について報告する。</p>
山田 育弘, 津波古 敦信, 松川 安樹, 安保 奈々子, 嵐田 修啓, 宮﨑 久史, 丸尾 敬仁, 根本 潤一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.2 (0), 209-212, 2021
<p>本研究では、炭素鋼に対するアニオン交換された温水および冷水の腐食抑制効果を調べた。稼動中の地域冷暖房プラントで6ヶ月間の腐食試験を実施した。その結果、陰イオン交換した温水と冷水は、炭素鋼の局所的な腐食を抑制することがわかった。</p>
吉永 隼人, 御法川 学, 三國 恒文 環境工学総合シンポジウム講演論文集 2021.31 (0), 101-, 2021
<p>Experiments and numerical analyzes were performed on a flow rate adjustment damper used in a duct air-conditioning system, which generates fluid noise when blowing air. In the experiment, an …
古田 隆司, 秋元 孝之, 坂本 裕, 安城 勇, 大塚 直哉 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 257-260, 2021
<p> 本報では、空間環境状態の把握および試運転調整の効率化に寄与する目的で開発したリアルタイム環境分析評価システムの中規模オフィスビルにおける活用事例を中心に紹介する。</p>
近都 州彦, 秋元 孝之, 坂本 裕, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 加藤 駿 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 249-252, 2021
<p>本報では、ダイナミックレンジ放射空調システムの性能検証を実施した。 その結果、VWV-VT制御が期待通りに行われ、フリークーリングにより自然エネルギーが有効に活用されていることを確認した。また、運用実績を踏まえ、VWV-VTの制御条件を変更して搬送動力を削減する方法による省エネルギー化を検討した。</p>
越智 翼, 秋元 孝之, 坂本 裕, 五十嵐 瞳, 岡本 直己, 平須賀 信洋, 加藤 駿, 彭 遷瑞, 清野 太希 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 269-272, 2021
<p>本報では、ダイナミックレンジ放射空調システムについて、夏期及び冬期の温熱環境実測による性能検証及び執務者アンケートによる熱的快適性評価を行った。その結果、温熱環境は実測及びアンケート調査にて、夏期、冬期ともに概ね良好な結果を示し、空調の性能を発揮していることを確認した。</p>
田中 英紀, 矢島 和樹, 坂井 友香, 丹羽 英治, 時田 繁 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.5 (0), 121-124, 2021
<p>本研究は、LCEMツールの機能拡張を目的としており、本報では、主要な熱源機器および冷却塔を対象に、製造者から受領する技術資料等により機器特性をオブジェクト内の特性モデル式に反映できる特性式作成支援ツールの開発を検討した。また、冷却塔オブジェクトには、近年普及しているファン変風量制御のモデル化も検討した。</p>
坂本 裕, 近都 州彦, 平須賀 信洋, 加藤 駿, 羽鳥 大輔, 秋元 孝之 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 245-248, 2021
<p>従来の放射空調システムの省エネルギー上の課題を改善する新しい放射空調システムを開発し、「ダイナミックレンジ放射空調」と名付け開発・導入した。本報では、システムの開発概要と省エネルギー性及び自然エネルギー活用効果について報告する。</p>
清野 太希, 秋元 孝之, 坂本 裕, 五十嵐 瞳, 岡本 直己, 平須賀 信洋, 加藤 駿, 彭 遷瑞, 越智 翼 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 265-268, 2021
<p>本報では、変風量コアンダ空調システムが導入されたオフィスビルが2020年6月に竣工されたため、夏期及び冬期における温熱環境実測による性能検証及び執務者アンケートによる熱的快適性評価を行った。 その結果、温熱環境は実測及びアンケート調査にて夏期、冬期ともに概ね良好な結果を示しており空調の性能を問題なく発揮できていることを確認した。一方で、光環境は実測及びアンケートにて課題が示され、改善が必要…
安城 勇, 秋元 孝之, 坂本 裕, 五十嵐 瞳, 大塚 直哉 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 261-264, 2021
<p>本報では、自然換気システムにおける事前予測と実測値との比較を行い、事前予測精度の確認を行った。事前予測においても、環境センサによる実測温度を用いることで、より予測精度の向上を期待していた。事前予測と実測値では剥離が確認されたが、CFDと実測値での気流傾向の再現性を確認した。</p>
五十嵐 瞳, 秋元 孝之, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 加藤 駿, 越智 翼, 清野 太希, 坂本 裕, 深田 賢, 岡本 直己 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 241-244, 2021
<p>本報では、感染対策手法の事前検討や、オフィスビルの空調設備設計に資することを目的とし、対流式と放射式のダクトレス空調について、CFD解析の再現精度を確認した。結果、室内温度分布の傾向はおおむね一致することが示された。続いて、CFDを用いて、各ダクトレス空調での空気環境を評価するため、空気齢の解析を行った。什器を配置した場合でも、室内に外気が効率よく行き渡ることを確認した。</p>
服部 美紀, 佐原 亮, 三上 秀人 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.7 (0), 193-196, 2021
<p>半導体および液晶工場のクリーンルーム内製造環境では、分子汚染物質(AMCs)が製品の歩留や製造装置に影響を及ぼす。エアワッシャは外気中の水溶性AMCsを水と気液接触させることにより除去する装置である。エアワッシャ単独ではAMCs除去能力が十分ではないため、ケミカルフィルタの設置が必要となる。本研究では、エアワッシャのAMCs除去性能を向上させることで、外調機のケミカルフィルタを不要とした酸…
桐生 拓馬, 浅利 直記, 佐々木 真人, 嶋田 泰平, 宮崎 久史, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.8 (0), 69-72, 2021
<p>新型コロナウイルスの流行によって、Tビルにおける熱源年間負荷、月別負荷、日負荷、時刻別負荷の変化を比較検証した。ビル利用状況の変化が熱源負荷に与える影響について分析した。</p>
矢島 和樹, 宮﨑 久史, 坂本 裕, 嵐田 修啓, 福井 雅英, 佐藤 祐, 安保 奈々子, 丸尾 敬仁, 根本 潤一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.9 (0), 33-36, 2021
<p>エネルギーシミュレーションを基にブライン温度とシステム全体の消費電力の関係を求め、外気乾球温度の一次式でブライン温度を制御する手法を考案した。その手法を自動制御として実プラントに導入し、実績データを用いて制御状況の確認とエネルギー削減効果の把握を行った。ヒーティングタワーファンの風量制御を行うことで、3.8 …
加藤 駿, 秋元 孝之, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 本村 彬, 坂本 裕 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.10 (0), 237-240, 2021
<p>ZEBを目指した中規模事務所ビルが竣工し、運用を開始した。変風量コアンダ空調、ダイナミックレンジ放射空調、高効率熱源などの省エネルギー技術と太陽光パネルによる創エネルギーにより、実運用下での年間一次エネルギー消費量はBELS計算上の設計一次エネルギー消費量に対し26.2%の削減を達成した。</p>
矢崎 淳史, 佐々木 邦治, 古田島 雄太, 安田 健一, 前田 幸輝, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.2 (0), 173-176, 2021
<p>冷凍機、冷却水ポンプ、冷却塔のエネルギー消費量を最小に抑えるために、AI技術を活用した冷凍機システムの予測モデルを作成し、自動運転を可能とした。更に、AI予測モデルの改良について報告する。</p>
丸尾 敬仁, 根本 潤一, 安保 奈々子, 嵐田 修啓, 宮崎 久史, 津波古 敦信, 山田 育弘, 松川 安樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.2 (0), 213-216, 2021
<p>無薬注型防食システムは、配管施工時に導入することを想定して開発したものであり、既設施設に導入した実績がない。前報では、アニオン交換処理後の腐食試験により、炭素鋼に対する局部腐食の抑制効果などが確認できたことを踏まえ、既設の地域冷暖房施設の長寿命化を実現する可能性を示した。本報では、防食システム導入による維持管理及び熱源機運転効率の改善効果について報告する。</p>
深田 賢, 酒井 孝司 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2021.6 (0), 133-136, 2021
<p>本報では、標準k-εなどのRANSでの計算では再現が困難な三次元壁面噴流の気流性情を対象に既往実験結果とCFD解析結果の比較を行い精度検証を実施した。LESでは実験結果の気流分布を再現していることがわかった。LESと標準k-εでの結果を比較することで床面と水平な方向に広がるシアストレスが標準k-εでは不足していることがわかった。</p>
中村 勇二, 松川 安樹, 岡崎 慎司, 朝倉 祝治 Zairyo‐to‐Kankyo 69 (10), 271-276, 2020-10-10
<p>炭素鋼に対する水道水の腐食性を評価する新しい方法を見いだした.日本各地49カ所の水道水で腐食試験を行った.水道水の成分と平均腐食速度,最大局部腐食速度の相関関係を調べた.両方の腐食速度ともに,溶性シリカ(SiO<sub>2</sub>)とSO<sub>4</sub><sup>2-</sup>濃度に比較的強い相関があった.一方で,従来の知見に反し,Cl<sup>-</sup>とHCO<sub…
DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献4件
福井 雅英, 大森 一郎, 浅利 直記, 嶋田 泰平, 佐々木 真人, 宮﨑 久史, 桐生 拓馬, 矢島 和樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 209-212, 2020
<p>本報では、Tビルにおける13℃冷水系統の熱源システム改修工事の概要について述べた。また、改修後の運用実績を示した。運用実績の評価から、改修後の13℃冷水系統のシステムCOPが改修前と比較して向上したことを確認した。</p>
丸尾 敬仁, 根本 潤一, 安保 奈々子, 嵐田 修啓, 宮﨑 久史, 津波古 敦信, 山田 育弘, 松川 安樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 81-84, 2020
<p>大規模蓄熱槽をもつ既設の地域冷暖房施設において、熱源機が緊急停止するトラブルが発生した。原因を調査したところ、蓄熱槽水循環系統で腐食生成物が発生し、熱源機チューブに付着していたことが判明した。この問題を解決するため、無薬注型防食システムの導入を検討した。対策用に注目した無薬注型防食システムは、運用中の地域冷暖房施設や工場などに導入した実績がなかったため、事前に確認すべき課題を抽出した。</…
白木 秀児, 津波古 敦信 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.8 (0), 93-96, 2020
<p>建築設備の維持管理の省力化を目的に,簡易でありながら,精密な診断と同等の診断を早期に行える診断手法を検討した。本報では,時系列解析を応用した診断手法を送風機に適用した。 その結果,振動の大きさで正常-異常を判定する従来の手法に比べて,本診断手法は,低い回転速度で振動が小さい運転状態においても早期に異常が判定できることが確認された。</p>
松川 安樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 473-473, 2020
岡本 直己, 秋元 孝之, 坂本 裕, 五十嵐 瞳, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 加藤 駿 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 89-92, 2020
<p>本報は、変風量コアンダ空調システムを導入予定のオフィスにおける天井を実大実験室に再現し、天井の仕上げや障害物が気流性状に与える影響の検証をした。その結果、導入予定のオフィスでは問題なくその性能を発揮することを確認した。一方で吹出方向と直交する梁はその影響が確認されたため、設計段階での配慮や梁自体に工夫を施す必要があること示した。</p>
土屋 英範, 西田 悟, 松島 俊久, 横手 幸伸, 細川 洋治, 熊本 浩, 片山 茂雄, 新井 均, 乾 亮介 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.8 (0), 61-64, 2020
<p> 本研究の目的は、デッキ合成スラブにインサートを使用した場合の破壊性状・引抜性能を実験により確認することである。 近年、床構造としてデッキプレートを用いた“デッキ合成スラブ”が多用されているが、デッキ合成スラブには山部と谷部があり、谷部に使用する場合の公式な評価方法がなく、本稿では、現状調査と実験計画および加力方法について述べる。</p>
大塚 淳, 笹嶋 賢一, 嵐田 修啓 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 69-72, 2020
<p>Sinagawa Higashiguchi-Minami District Heating & Cooling Plant has been supplied chilled Water, Steam and Hot Water for The Shinagawa Inter City and Tokyo Metropolitan Central Wholesale Shokuniku …
五十嵐 瞳, 秋元 孝之, 岡本 直己, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 加藤 駿, 坂本 裕, 深田 賢 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 93-96, 2020
<p>前報では、吹出方向に対して直角に設置された梁により気流が遮られ、梁の位置で気流が下降したことが示された。 そこで本報では、梁を乗り越えるための工夫として梁に勾配つけることを提案し、実大実験でその有効性を定性的に評価した。 次に、シミュレーションによって実験結果を再現できることを示した。</p>
安保 奈々子, 嵐田 修啓, 宮﨑 久史, 津波古 敦信, 山田 育弘, 松川 安樹, 丸尾 敬仁, 根本 潤一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 89-92, 2020
<p>建築工程の水張り・フラッシング時に導入することを想定し開発した無薬注型防食システムを、既設の熱供給プラントに導入した場合の腐食抑制効果をフィールド試験で検証した。本報では、既設の熱供給プラントに設置した防食システムの概要とフィールド試験の途中経過を報告する。</p>
桐生 拓馬, 大森 一郎, 浅利 直記, 佐々木 真人, 嶋田 泰平, 宮﨑 久史, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 205-208, 2020
<p>本報では、T ビルにおける一日積算の熱負荷(以 降、日負荷という)の発生状況、そして湿球温度と熱源シ ステムCOP の関係について2019 年の運転実績を報告す る。</p>
落合 涼, 竹永 めぐみ, 橋本 果歩, 尾方 壮行, 森本 正一, 堀 賢, 田辺 新一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.7 (0), 121-124, 2020
<p>第22報では、医療施設の改修工事現場における防護服の効果に関する研究背景と実験概要、実験方法ついて述べた。本報では、模擬現場内における防護服内浮遊粒子濃度と模擬現場内外における浮遊粒子濃度の測定結果および考察を述べる。さらに第23報の発汗サーマルマネキンを用いた防護服ごとの熱的快適性評価の結果を踏まえ、防護服ごとの衣内浮遊粒子濃度と熱的快適性との関係の考察を述べる。</p>
矢﨑 淳史, 佐々木 邦治, 古田島 雄太, 安田 健一, 前田 幸輝, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 77-80, 2020
<p>冷凍機、冷却水ポンプ、冷却塔のエネルギー消費量を最小に抑えるために、AI技術を活用した冷凍機システムの予測モデルを作成し、自動運転を可能とした。</p>
高橋 信博, 百田 真史, 射場本 忠彦, 井上 隆, 熊谷 雅彦, 高瀬 幸造, 佐々木 泰河, 萩野谷 孔明 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 197-200, 2020
<p>本研究では、熱源の性能変化を見るためにCOP補正の方法を提案する。既報では、熱源の運転実績からCOPを計算するための重回帰式を作成する方法を使い、補正を行った。しかし、計算に非常に負荷がかかるため、本報では、熱源の運転実績をそのまま使用する方法を提案した。既報による手法での結果と比較したところ、COP変化率の挙動は概ね一致することを確認した。</p>
加藤 健一郎, 佐藤 啓明, 設楽 有也, 田中 基裕, 中川 信, 中村 勉, 松島 俊久, 村上 壽之, 横手 幸伸, 吉田 新一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 1-4, 2020
<p>施工図に起因するトラブルの発生を抑制する為に、施工図に関するアンケート調査結果・実際に発生した不具合事例・実使用図面より、施工図に記載すべき情報を抽出し、作図部位ごとにまとめ、施工図作成時のルールを示した。また、どのように記載すれば良いか分かるように記載例を合わせて示した。</p>
込山 治良, 向井 智久, 木村 剛, 神原 浩, 林 一宏, 水谷 国男, 田辺 恵一, 渡邊 秀和, 楠 浩一, 中村 いずみ 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 393-396, 2020
<p>建築物の屋上に設置された水槽とその接続配管の不適切な耐震支持が原因となって、水槽と配管の接続部が破壊され、配管の支持架台が転倒する事例に着目した。本報では実大実験での屋上配管や置き基礎の振動性状を把握する目的で解析を行う。解析方法は、配管応力解析ソフトにより、配管及び支持架台や伸縮継手をモデル化し、静的解析を実施する。さらに、この静的解析の結果と実大実験との結果を比較し、解析の整合性を検証…
清宮 拓磨, 渡辺 悦朗, 渡部 拓, 小俣 良隆 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 217-220, 2020
<p>本報では拡張したDHCプラントにおけるエネルギー面的利用効果について、以下の①冷熱融通実績②中温冷水供給実績③蒸気融通実績④プラントの効率評価について述べる。プラントを拡張し面的エネルギーを効果的に活用するプラントシステムを構築することで、周辺地域全体の熱源設備容量の最適化と省エネルギー性向上を確認した。</p>
笹嶋 賢一, 大塚 淳, 嵐田 修啓 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 73-76, 2020
<p>This report shows the cooling water variable flow rate control of the steam absorption refrigerator in the renewal District Heating and Cooling system. The cooling water variable flow rate …
木村 剛, 向井 智久, 渡邊 秀和, 田辺 恵一, 神原 浩, 林 一宏, 水谷 国男, 込山 治良, 楠 浩一, 中村 いずみ 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 397-400, 2020
<p>災害拠点施設においても重要な配管が屋上で施工されるケースがある。熊本地震でも最上階に設置されている冷却塔などに接続される床上置き基礎配管が地震時に移動して、冷却塔本体を破損させる事例が確認されている。災害後も継続使用する上では、その耐震性の確保が必要である。本稿では、本実験結果のまとめとともに本実験の結果から従来の設計施工方法との比較を行い。継続使用性を高める設計施工方法について提言を行う…
田辺 恵一, 向井 智久, 木村 剛, 神原 浩, 林 一宏, 水谷 国男, 込山 治良, 坪井 淳一, 楠 浩一, 中村 いずみ 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 385-388, 2020
<p>筆者らは、建築研究開発コンソーシアム内に設置された研究会において、設備システムの損傷が地震後継続使用性に与えた影響を明確化し、設備耐震性能を高める方法の検討を行っている。その中で、屋上に設置された水槽とその接続配管の不適切な耐震支持が原因となって、水槽と配管の接続部が破壊され、配管の支持が転倒する事例に着目した。本報では、このように耐震改修が容易ではない事例を対象に、簡易的に耐震性能を向上…
水谷 国男, 向井 智久, 木村 剛, 神原 浩, 林 一宏, 田辺 恵一, 込山 治良, 渡邊 秀和, 楠 浩一, 中村 いずみ 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.10 (0), 389-392, 2020
<p>前報に引き続き,本報では防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センターの実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)において,災害拠点建物を想定した耐震構造の3階建てRC造建物の屋上に設置した置き基礎配管を対象とする大型振動台実験の結果を報告する。</p>
山田 育弘, 津波古 敦信, 松川 安樹, 安保 奈々子, 嵐田 修啓, 宮﨑 久史, 丸尾 敬仁, 根本 潤一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 85-88, 2020
<p>無薬注型防食システム(以下、防食システムという)は、配管施工時に導入することを想定して開発したシステムであり、配管施工の段階で“腐食の起点”を作らないことで局部腐食の発生を抑制する点が大きな特長である。設備の長寿命化は社会全体の大きな課題であり、建物の腐食による劣化を抑制することは急務である。しかし、開発した防食システムを既設建物に導入した場合の効果やリスクについては情報が無い。 …
竹永 めぐみ, 落合 涼, 橋本 果歩, 尾方 壮行, 森本 正一, 堀 賢, 田辺 新一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.7 (0), 117-120, 2020
<p>医療施設の改修工事現場で発生する粉塵に含まれるアスペルギルス菌が免疫力の低下した患者の滞在する院内へ漏洩することによって、感染症リスクが生じる。粉塵封じ込め対策の一つに、作業者が工事中に防護服を着用することが挙げられるが、作業者の熱的快適性を低下させる可能性がある。よって、防護服の防塵率と温熱快適性の評価、さらに工事現場内の換気回数および工事中の作業員の着衣条件の違いが院内の浮遊粒子濃度に…
佐々木 泰河, 百田 真史, 射場本 忠彦, 井上 隆, 熊谷 雅彦, 高瀬 幸造, 高橋 信博, 萩野谷 孔明 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.2 (0), 193-196, 2020
<p>本研究は、計88台の熱源機の長期間蓄積されたBEMSデータをもとに、経年による熱源機の効率変化及び保全による効率回復効果を定量的に評価することを目的としている。本報では、既報までの熱源機の効率変化の算出方法の整理と再検討を行った。性能曲線算定時の回帰式の基準期間や説明変数を再考し、既報に比べて運用条件による効率変化を抑えられ、経年による効率変化を把握しやすくなること示した。</p>
矢島 和樹, 宮﨑 久史, 坂本 裕, 嵐田 修啓, 福井 雅英, 安保 奈々子, 丸尾 敬仁, 根本 潤一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2020.9 (0), 169-172, 2020
<p>冷却塔最適運転の一次式の精度向上を行った結果、冷熱源システムのシステムCOPが約2 %改善した。また、加熱塔のブライン温度の最適化を検討し、外気乾球温度による一次式の制御方法を考案した。加熱塔の場合は着霜の問題が発生するが、外気露点温度による制約条件を設けることでその問題を解決した。この加熱塔最適運転を導入することによって消費電力量が7.6 %削減されるという計算結果が得られた。</p>
松川 安樹 Zairyo‐to‐Kankyo 68 (11), 299-299, 2019-11-10
矢島 和樹, 福井 雅英, 赤司 泰義, 林 鍾衍 空気調和・衛生工学会 論文集 44 (264), 23-33, 2019-03-05
<p>設計者やオーナーが熱源システムの環境性と経済性の情報を継続的に得られる設計・施工プロセスの最適化の構築を目的とし,それを実現するためのエネルギー/コストシミュレーションと BIM とシミュレーションの連携プログラムの一部機能を開発した。開発したシミュレーションと連携プログラムの一部機能を用いて、既存建物の熱源システムに設計プロセスの最適化を適用し,熱源システム構成ごとにライフサイクルコスト…
近都 州彦, 坂本 裕, 平須賀 信洋, 加藤 駿, 羽鳥 大輔, 秋元 孝之 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.10 (0), 197-200, 2019
<p>本建物は、水式放射パネルなどに送水する高温冷水系統を設け、フリークーリング、プレクーリングにより自然エネルギー を有効に活用し省エネルギー化を図る計画である。また、冷却能力、送水量、還水温度を安定させる放射空調システムの制御 手法を開発し、実大実験室を用いて開発した制御方式を検証しその有効性を確認した。高温冷水を利用し開発した放射空調シ …
水谷 国男, 向井 智久, 坪井 淳一, 田辺 恵一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.10 (0), 169-172, 2019
<p>床上に配管を設置する場合、地震時の移動を防ぐため、配管架台の基礎をアンカーによって床スラブに固定する必要がある。しかし、配管などは施工時にルートが変更になったり、更新や改修時に移動する場合もあるため、防水層の巻き上げを省略した置き基礎が用いられることも多い。 本報では、置き基礎上に設置された配管架台の地震時の挙動について、地震被害事例を示すとともに、その対策について検討するために、振動台実…
上堀 真, 飯田 徹, 横手 幸伸, 中村 浩之, 井手 克則, 岩本 憲一, 木村 功, 佐藤 正博, 竹岡 克司, 藤藁 貴夫, 松島 俊久, 村上 壽之 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.1 (0), 61-64, 2019
<p>転造ねじ接合作業においてねじのかじり防止や締め込みトルク緩和などのため、シール付き継手が有効であることがわかった。 シール付き継手は、継手の雌ねじにシール剤が予め必要量が塗布され、施工時にシール剤塗布等の手間が省けることから、近年その需要が伸びている。本稿では、当該継手が使用される施工現場を想定して、その保管状態の悪さがシール材の経時変化に対する影響を調査する目的で曝露試験後の継手のシール…
竹永 めぐみ, 堀 賢, 柳 宇, 森本 正一, 田辺 新一, 尾方 壮行, 橋本 果歩, 森田 健太郎, 凌 薇, 渡邉 陽介 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.7 (0), 93-96, 2019
<p>医療施設内の改修工事現場において、現場内真菌の施設内への影響、作業員を媒介とした施設内への真菌の持込み量および防護服着脱による作業着の清浄度維持の効果の把握を目的として、実測を行った。実測結果より、工事現場付近の施設内で非工事階と比較して真菌濃度が高くなることもあったが、人の通行が増えたことが影響し、環境由来の真菌が多く検出されたと考えられる。また、工事作業時の防護服の着脱による作業着の清…
土志田 卓, 吉永 隼人, 御法川 学, 三國 恒文 環境工学総合シンポジウム講演論文集 2019.29 (0), J114-, 2019
The purpose of this study is to reduce the flow noise of a louver-type diffuser and to obtain knowledge for noise reduction design. The sound source and acoustic characteristics of the noise …
大畑 翔平, 秋元 孝之, 五十嵐 瞳, 加藤 駿, 羽鳥 大輔, 岡本 直己 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.10 (0), 193-196, 2019
<p>被験者実験の熱負荷条件を再現した実大実験室において、サーマルマネキンの測定項目である等価温度と快適環境評価指標である PMVを用いて、変風量コアンダ空調システムにおける快適性能の評価を行った。 結果、変風量コアンダ空調システムは、空調設定条件における快適性の許容値が大きいことを示した。</p>
矢崎 淳史, 佐々木 邦治, 古田島 雄太, 安田 健一, 前田 幸輝, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.2 (0), 221-224, 2019
<p>磁気浮上軸受搭載インバータ冷凍機の単独運転において、冷凍機本体、冷水ポンプ、冷却水ポンプ、冷却塔の消費エネルギー量の合計が最小となる設定値を運転条件別に求めた最適設定値テーブルを作成した。</p>
高畠 卓也, 日野 英逸, 山本 誠, 酒本 晋太郎 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.9 (0), 33-36, 2019
<p>Energy saving is required for air conditioning systems. Optimal operation using conventional energy simulation has a problem that it takes time to create a model. Therefore, we will consider how …
麻生 由布, 田中 幸悦 蚕糸・昆虫バイオテック 88 (3), 3_181-3_185, 2019
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site
山川 莉加, 関根 諒, 宗方 淳 日本建築学会環境系論文集 84 (757), 235-243, 2019
Light control systems using motion sensor save energy consumption in office efficiently. It is also known that rapid change of illuminance might cause unpleasantness to workers. To solve this …
DOI Web Site Web Site 被引用文献1件
吉永 隼人, 土志田 卓, 御法川 学, 三國 恒文 環境工学総合シンポジウム講演論文集 2019.29 (0), J116-, 2019
In order to establish prediction technology of fluid sound in air conditioning duct system, the prediction technology by numerical analysis is required. In this study, noise and pipe resonance as …
中村 勇二, 松川 安樹, 坂本 裕, 近都 州彦, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 加藤 駿, 秋元 孝之 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.10 (0), 201-204, 2019
<p>長寿命で省エネルギー性の高い放射冷暖房システムを確立するため、水式放射パネルの樹脂管から密閉回路方式の冷温水へ酸素が供給される場合の腐食リスクを評価し、対策を検討した。脱酸素装置による循環水の酸素低減処理と、補給水の腐食性アニオンを防食性アニオンに置換する処理が、腐食対策として有効であることを確認した。</p>
加藤 大吾, 佐藤 博樹, 岡﨑 幸夫, 尾形 亮渡, 羽生 峰夫, 菊地 宣安 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.2 (0), 209-212, 2019
<p>熱源システム再構築において、Step5計画段階における運転実績を再度分析し、新設冷凍機の最適容量の選定と蓄熱システムの更新を計画した。蓄熱システム更新においては、直送と蓄熱の自動切替や部分負荷時に効率が高いINVターボ冷凍機の特性を利用した蓄熱運転により、さらなるシステム効率向上を図る計画とした。</p>
矢島 和樹, 赤司 泰義, 林 鍾衍, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.5 (0), 185-188, 2019
<p>連携プログラムがある場合とない場合で、図面からシミュレーションに必要な入力データを作成する作業実験を行い、作業時間と計算結果を比較し評価した。作業実験の結果から、BIMと連携したほうがしない場合と比較して、作業時間と精度ともに優れていることが確認できた。</p>
佐々木 真人, 大森 一郎, 浅利 直記, 嶋田 泰平, 宮崎 久史, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.8 (0), 185-188, 2019
<p>大規模テナントオフィスビルに導入された13℃の中温冷水を利用したLOBAS空調システムの代表基準階における竣工初期の運用性能評価を既報1)研究にて報告した。本報では、13万点に及ぶ中央監視データから30層、15万㎡という大規模テナントビルにおいて負荷偏差がシステムに与える影響に加え、13℃中温冷水と6℃冷水の2つの冷熱媒水を用いたシステムの運用状況を分析し、今後の設計知見をえることを目的と…
坂本 裕, 秋元 孝之 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.8 (0), 333-336, 2019
<p>知的生産性を定量的、客観的、長期的、非接触、かつ安価に評価する方法として顔認証カメラで評価することができないか検証を行った。この評価方法が確立されれば今後は知的生産性に最適な温熱環境制御など、新たなパーソナル空調用センサとして開発する。</p>
加藤 駿, 秋元 孝之, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 坂本 裕, 五十嵐 瞳, 松本 卓也, 木村 円香 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.10 (0), 205-208, 2019
<p>ZEB実現を目指すにあたり、省エネルギーで効率的な換気の実現は重要な要素となる。本報に係る研究ではトイレ換気量可変による外気負荷低減効果の検証および、中間期の自然換気による居室内温熱環境のCFD解析結果を行った。その結果、トイレ換気低減により年間熱負荷が10~25%低減し、特に人員の在席率が低いほど効果が高いことが示された。また3~5階の自然換気は換気回数5回/h以上で、室温、風速ともに快…
佐藤 博樹, 加藤 大吾, 尾形 亮渡, 岡﨑 幸夫, 羽生 峰夫, 菊地 宣安 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.2 (0), 205-208, 2019
<p>地域熱供給プラントにおける熱源機器更新にあたり、燃料費の削減、将来に渡る熱の安定供給および、プラントシステム効率向上による省エネルギーを目的に、熱源システムの再構築を計画した。再構築に向けての熱源機器更新は段階的なステップを計画し、各ステップ完了後の運用実績において、目標通りのシステム効率の向上を確認した。</p>
尾方 壮行, 竹永 めぐみ, 橋本 果歩, 凌 薇, 森田 健太郎, 渡邉 陽介, 柳 宇, 森本 正一, 堀 賢, 田辺 新一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.7 (0), 89-92, 2019
<p>医療関連アスペルギルス症は50%以上が改修工事現場から発生する病原体を原因としたものであり、科学的根拠に基づいた対策を実施することが重要である。本研究では、医療施設の改修工事現場における感染対策の効果を評価した。改修工事現場内外の浮遊真菌濃度および工事作業前後の工事作業者の着衣に付着した真菌量を測定した。結果、隔壁の設置と排気ファンの運転による隣接環境に対する陰圧制御により、浮遊真菌濃度が…
岡本 直己, 秋元 孝之, 五十嵐 瞳, 加藤 駿, 羽鳥 大輔, 大畑 翔平, 木村 円香, 榊原 光 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.10 (0), 189-192, 2019
<p>本研究では、幅広い範囲の風量に対応できるよう吹き出し口の個数を4つに変更し、小風量時には給気を行う吹き出し口の個数を減らせるようにした。この条件においても、既報と同様の快適な温熱環境を形成できるか確認するために温熱環境の測定と、夏期被験者実験を行った。その結果、風量に幅を持たせた場合においても概ね快適な温熱環境を形成することができた。</p>
浅利 直記, 大森 一郎, 嶋田 泰平, 佐々木 真人, 宮﨑 久史, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.8 (0), 189-192, 2019
<p>研究対象としたTビルには用途別、設備別に2,000ヶ以上のメーターが設置され各々の電力、水消費量の把握が可能となっている。本報では、事務所用途をはじめとする各用途の電力、水消費実績について分析し原単位を明らかにすることで、今後の新築計画の設計時の参考値とすることを目的とする。</p>
野村 洋文, 戸邉 勉, 横手 幸伸, 新井 均, 坂口 俊英, 高橋 宗臣, 竹島 規夫, 畠山 伸行 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.8 (0), 253-256, 2019
<p>天井ダクト等に用いる金属拡張アンカーの内、新たに市場で普及しているコーンナット式のて規格化検討に向け、経験や技能が低い作業者でも間違いなく施工でき、バラツキがない適正な引抜き力を有するかの確認評価を行った。本稿は、その2として、実験結果と考察について報告する</p>
脇坂 英佑, 金井 理, 伊達 宏昭 精密工学会誌 84 (8), 738-745, 2018-08-05
<p>3D laser scanners have recently been introduced for efficient as-built modeling in the heating, ventilating and air conditioning (HVAC) industry. Given their highly complex installation, when …
DOI Web Site 参考文献10件
矢島 和樹, 赤司 泰義, 桑原 康浩, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会 論文集 43 (254), 33-42, 2018-05-05
<p>本研究は,建物の熱源・空調システム全体のエネルギー消費量を最小化する「最適制御技術」の確立を目的としている。 本報では,エネルギーシミュレーションツールである LCEM ツールを用いて,冷却塔ファンインバータ制御の熱源システムにおける最適な運用方法を検討した。LCEMツールによるケーススタディの結果から,「外気湿球温度」と「熱源機の負荷率」の …
深田 賢, 酒井 孝司 空気調和・衛生工学会 論文集 43 (254), 43-50, 2018-05-05
<p>建築設備分野での室内におけるCFD解析では,気流分布の予測精度に影響を与える重要な要因として吹出し気流の再現性が挙げられる。しかし,室内に設置される吹出し口の多くは複雑な形状を有しており,CFD 解析モデルで詳細な形状を再現することは,計算時間や作業量を考慮すると実務の設計段階では困難である。そこで,本研究では気流性状が複雑となる角型のアネモスタット型吹出し口を対象として気流性状を把握し,…
土志田 卓, 三上 秀人, 三國 恒文, 御法川 学 空気調和・衛生工学会 論文集 43 (252), 21-29, 2018-03-05
<p>空調設備において,流体音の低減は重要な課題である。流体音は,空調用のファンやポンプの他にも,管路や弁など様々な部材で発生し,管路内部で減衰することがないため,騒音レベルが小さくても遠方まで騒音が伝搬して問題となることが多い。本報では,分岐管や合流管といったダクト要素から生じる流体音の定量的な予測手法を確立することを目指し,CFD(数値流体シミュレーション)による計算手法の精度検証を行った。…
脇坂 英佑, 金井 理, 伊達 宏昭 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 545-546, 2018-03-01
<p>本研究では,SfMモデルとして得られた計測対象設備の事前知識をもとに,必要な計測範囲や計測重要度を考慮した最適なスキャナ配置計画手法の開発を目的とする.本報では,スキャナ配置問題を数理モデルに帰着させ,厳密解法である分枝限定法を用いて最適なスキャナ配置位置を推定する手法を提案した.また,可視性・計測品質条件に基づく可視行列の算出をGPUによる可視性判定を用いて高速化した.さらに,設置回数や…
木村 円香, 秋元 孝之, 平須賀 信洋, 加藤 駿, 坂本 裕, 山北 桜子, 深田 賢, 五十嵐 瞳, 大畑 翔平, 榊原 光 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.10 (0), 277-280, 2018
<p>衛生陶器の開発によりトイレは不快な空間ではなくなってきており、余剰な換気を減らすことができれば熱量を回収できれば省エネルギーにつなげることができる。本梗概では、臭いと嗅覚の関係を調査し、実際の中規模オフィスにおける空気質を検証した。また、CFD解析により換気量を減らした後のトイレ内の空気質の評価を行った。結果として、臭気は幅木脱臭によって効率的に排気することができ、一定の条件下で換気回数5…
高原 伸敏, 清國 栄治, 根本 潤一, 丸尾 敬仁, 宮崎 久史, 嵐田 修啓, 石橋 泰 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.2 (0), 229-232, 2018
<p>密閉式ヒーティングタワーヒートポンプシステムにおいて、低温・高湿度下での着霜により密閉式ヒーティングタワーが停止する事象が生じた。この改善対策のため検証試験を行い基礎データを取得した。</p>
佐伯 寅彦, 小林 徳和, 穴井 俊博, 湯 懐鵬, 増田 大祐, 坂本 裕, 中川 貴文 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.7 (0), 97-100, 2018
<p>分煙機等を喫煙室内に設置して環境改善を図る場合があるが、たばこ煙の臭気に寄与する割合が最も大きいアセトアルデヒドは除去が困難である。筆者らは、たばこ臭の除去を目的に、特殊活性炭およびその特殊活性炭を内蔵したたばこ脱臭装置を開発し、シングルパス除去率の評価を行った。その結果、臭気は90%以上、アセトアルデヒドとホルムアルデヒドは85%以上、TVOCは97%以上、ニコチンは99%以上、浮遊粉じ…
永瀬 修, 酒井 孝司, 深田 賢 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.4 (0), 13-16, 2018
<p>The CFD parts introduced in the previous report (1st - 3rd report) are called next generation parts among developers, aiming at specifications that easily reproduce the diffusion radius and …
篠田 拓也, 三野 洋介, 松田 千怜, 許 鵬, 堀口 茂美, 吉田 知弘, 大野 新, 山添 真理 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.3 (0), 61-64, 2018
<p>データセンターにおける壁吹き空調方式について、直接外気冷房を適用した場合の外気と還気の混合を促進する機構を縮小模型実験により検討した。また、その機構を実物大実験にフィードバックし、直接外気冷房の有無における温度環境への影響を検証した。 実物大実験において、空調機吸込面の温度のばらつきは外冷有効時と外冷無効時で同程度であることを確認し、コールドアイル温度は許容温度差の条件を満足した。</p>
土志田 卓, 吉永 隼人, 御法川 学, 三國 恒文 環境工学総合シンポジウム講演論文集 2018.28 (0), 112-, 2018
The purpose of this study is to predict flow noise in an air conditioning duct system. Therefore, in this report, the acoustic characteristics of basic duct components are evaluated by wind tunnel …
矢島 和樹, 赤司 泰義, 林 鍾衍, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.9 (0), 117-120, 2018
<p>開発したシミュレーションモデルを用いて、既存建物の熱源システムに対して最適化プロセスを適用した。熱源システム構成ごとにエネルギーとライフサイクルコストのパレート最適解を示し,その結果を踏まえて、意思決定者が環境や経済を意識しながら最適な解を選択する方法を示した。さらに、最適化プロセスと既往の最適化について,ライフサイクルコストとエネルギー消費量の削減効果を比較・評価した。</p>
篠原 史彦, 大平 真史, 加藤 武志, 五来 英一, 佐藤 秀幸, 鈴木 利幸, 中島 朗, 中村 友久 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.8 (0), 65-68, 2018
<p>通年24時間の運営が求められ、社会的に重要な使命を担っている病院における空調・衛生設備(特殊設備を含む)に関する、技術、運用における実態、課題にスポットをあてアンケート並びにヒアリング調査を行った。本報では、衛生設備の年代別・地域別状況と施設運営について報告する。</p>
小林 徳和, 佐伯 寅彦, 穴井 俊博, 湯 懐鵬, 増田 大祐, 坂本 裕, 中川 貴文 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.7 (0), 101-104, 2018
<p>三次喫煙の影響を減らすためには、喫煙室の設置による分煙だけでなく喫煙室内の化学物質濃度を減らす必要がある。そこで筆者らは、喫煙室内の環境改善を目的に効率的な置換換気と低級アルデヒドの吸着能を高めたたばこ用高性能脱臭装置から構成する省エネルギー喫煙室システムを開発した。この省エネルギー喫煙室システムを採用した喫煙室の清浄度について検証した結果を報告する。</p>
中川 貴文, 増田 大祐, 小林 徳和, 佐伯 寅彦, 坂本 裕, 湯 懐鵬, 穴井 俊博 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.7 (0), 93-96, 2018
<p>近年では三次喫煙による健康被害の懸念や、たばこ臭による不快感が問題になっており、喫煙場所であっても良好な空気環境を維持する効果的な分煙対策が求められている。そこで筆者らは、たばこ用高性能脱臭装置と最新のセンサを組み合わせ、換気量を空気質状況に合わせ最適風量に可変させることにより、省エネルギーとクリーン環境の両立をはかった喫煙室を三菱地所本社の喫煙室において開発・導入したので、報告する。</…
大畑 翔平, 秋元 孝之, 坂本 裕, 深田 賢, 五十嵐 瞳, 加藤 駿, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 榊原 光, 木村 円香 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.10 (0), 265-268, 2018
<p>変風量コアンダ空調システムを導入する執務室1スパンを再現した実大実験室において、実際の執務室を想定した環境測定の結果に加え、その実験室の対流熱伝達率の検証および空間的な快適感の把握を目的にCFDを用いて行った。結果、ユルゲスの式を満たすような対流熱伝達が有効であることを示した。また、本実験条件における空調が形成する気流によって大きなドラフトが生じる可能性が小さく、気流感の過度の抑制は快適性…
矢崎 淳史, 佐々木 邦治, 古田島 雄太, 安田 健一, 前田 幸輝, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.2 (0), 93-96, 2018
<p>本報では、プラントのシステム効率向上を目的として、2017年に実施した冷凍機更新工事において、採用した磁気浮上軸受搭載の高効率インバータターボ冷凍機の部分負荷運転の実績について報告する。一般的に、冷却水流量を増加させるほど冷凍機本体の効率は向上するが、冷却水ポンプの搬送動力は増加する。冷凍機、冷却水ポンプ、冷却塔の消費エネルギー量におけるトレードオフの関係から最適な冷凍機システムの効率につ…
増田 大祐, 中川 貴文, 小林 徳和, 佐伯 寅彦, 坂本 裕, 湯 懐鵬, 穴井 俊博 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.7 (0), 105-108, 2018
<p>三菱地所本社に導入したクリーン環境と省エネルギーを両立させる喫煙室について、計画から運用の各段階で実施した分析・検証を行った。予備実験でのたばこ燃焼量と空気汚れセンサ計測値には相関が見られ、臭気強度制御用に有用であることが確認された。運転データを基に省エネルギー効果を試算したところ、計画時の想定を上回る省エネルギー効果が確認された。また、利用者へのアンケート結果から「クリーン度」、「臭い」…
佐々木 真人, 嶋田 泰平, 大森 一郎, 浅利 直記, 野村 勝, 宮崎 久史, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.8 (0), 141-144, 2018
<p>大規模テナントオフィスビルに導入された13℃の中温冷水を利用したLOBAS空調システムの代表基準階における竣工初期の運用性能評価を既報研究にて報告した。本報では、オフィス系統の二次側空調システムについて、竣工から4年を迎え、経時変化状態の分析とともに、30層、16万平米という大規模テナントオフィスビルの負荷偏差状況の分析を行うものとする。</p>
凌 薇, 市川 真帆, 尾方 壮行, 堤 仁美, 田辺 新一, 堀 賢, 橋本 果歩, 森本 正一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.7 (0), 65-68, 2018
<p>本研究の目的は、近距離における飛沫核濃度と相対湿度の関係を実験的に把握することである。実験として、模擬咳発生装置(咳マシン)により飛沫を含んだ模擬咳を発生させ、被感染者が感染者の近傍で咳に曝露された場合に吸引しうる飛沫核個数を測定した。実験結果を基に感染リスク評価を行い、近距離曝露における相対湿度、距離および遠距離曝露における換気回数が飛沫核濃度に与える影響について考察した。更に、異なる距…
榊原 光, 秋元 孝之, 坂本 裕, 深田 賢, 五十嵐 瞳, 加藤 駿, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 大畑 翔平, 木村 円香 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.10 (0), 269-272, 2018
<p>変風量コアンダ空調システムは、冷房運転時において熱的快適性は概ね良好なものの、気流のゆらぎが生じており、執務者がドラフトにより不快に感じる可能性がある。そこで、実大実験室における被験者実験を行い、変風量コアンダ空調システムが実際に被験者に与える効果を検証した。結果、熱的快適性は概ね良好であり、特に上半身に気流が当たる地点において快適性が高いことを示した。</p>
嵐田 修啓, 宮崎 久史, 石橋 泰, 佐藤 祐, 相澤 計男, 根本 潤一, 丸尾 敬仁, 清國 栄治, 高原 伸敏 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.2 (0), 233-236, 2018
<p>密閉式ヒーティングタワーの能力試験結果と2年間の運転実績から安定的に運転できる温ブラインデフロストシステムを構築するため既存の温熱製造システムを改造した。</p>
何 有為, 小林 光 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.4 (0), 173-176, 2018
<p>換気シャフトを有する建物の計画初期段階において、従来の設計方法より合理的な計画方法を提案した。建物の開口部、シャフト、排気口など部位が換気量に与える影響を「抵抗」の形式に分離してそれぞれ取り扱いできるように整理した。</p>
五十嵐 瞳, 秋元 孝之, 大畑 翔平, 榊原 光, 木村 円香, 中村 駿介, 平須賀 信洋, 羽鳥 大輔, 坂本 裕, 深田 賢 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.10 (0), 273-276, 2018
<p>変風量コアンダ空調システムでは、暖房運転時において居住域が温まりにくい可能性がある。また、実大実験室では実物件と同様の熱容量を再現することは困難であるため、実際の暖房立ち上がりとは異なる室内環境になる可能性がある。そこで、実大実験室を用いた暖房時の環境測定を実施し、吸込口の位置が室内環境に与える影響を把握した。さらに、暖房立ち上げ測定結果とCFD解析結果の整合性を確認し、実物件での利用可能…
福井 雅英, 赤司 泰義, 林 鍾衍, 山本 誠, 矢島 和樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.9 (0), 113-116, 2018
<p>本研究では,設計者やオーナーが熱源システムの環境性と経済性の情報を継続的に得られる「最適化プロセス」の構築を目的とし,それを実現するためのプログラムを開発した。最適化プロセスにより設計者はオーナーに対し、熱源システムの制約条件や決定すべき項目の変化を考慮しつつ設計から運用に至る一連の工程を最適化した提案ができる。本報では,最適化プロセスの概要とその要素技術について報告する。さらに、それを実…
前田 幸輝, 榎田 光郎, 芳賀 陽一, 松元 忠雄, 吉田 新一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.10 (0), 1-4, 2018
<p>トラブルの防止を目的に活動している委員会の紹介とこれまで作成した情報シートの閲覧用データベースの利用状況から、求められる情報について行った考察の結果を述べる。</p>
根本 潤一, 相澤 計男, 丸尾 敬仁, 清國 栄治, 高原 伸敏, 宮崎 久史, 嵐田 修啓, 石橋 泰 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.2 (0), 237-240, 2018
<p>密閉式ヒーティングタワーのデフロスト運転中も安定的に運転できるデフロストシステムの開発のため、能力試験を行い、温ブラインデフロストシステムを構築し、性能検証を行った。</p>
酒井 孝司, 桃井 良尚, 深田 賢, 小野 浩己, 大嶋 拓也 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.4 (0), 5-8, 2018
<p>建築設計への環境シミュレーションの活用を推進し,更には,建築設計における環境部門の意匠部門と対等なレベルへの地位向上を目標として,BIM・CFDパーツ開発応用小委員会CFDパーツ化WG(2016~18年度)では,空調機器や吹出し口などの境界条件を,ベンダを超えた共通フォーマットを用いて部品化したCFDパーツの開発を行っている。本報では,本年度末の提案・公開に向けて検討しているラインディフュ…
加藤 武志, 大平 真史, 五来 英一, 佐藤 秀幸, 篠原 史彦, 鈴木 利幸, 中島 朗, 中村 友久 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.8 (0), 61-64, 2018
<p>通年24時間の運営が求められ,社会的に重要な使命を担っている病院における空調・衛生設備(特殊設備を含む)に関する、技術、運用における実態、課題にスポットをあてアンケート並びにヒアリング調査を行った。本報では、調査した病院の、熱源・空調設備の年代別・地域別状況について報告する。</p>
深田 賢, 酒井 孝司, 小野 浩己, 永瀬 修, 大嶋 拓也 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.4 (0), 9-12, 2018
<p>This study investigated a square ceiling diffuser that could not determine the width of the diffused air based on the shape data of the catalog. We described the process of developing …
浅利 直記, 大森 一郎, 野村 勝, 嶋田 泰平, 佐々木 真人, 宮﨑 久史, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2018.8 (0), 137-140, 2018
<p>2014年6月に開業した本建物は、オフィス、カンファレンス、ホテル、住宅を有する複合用途高層ビルである。中温冷水を利用した高効率熱源システムとオフィス用途へは潜顕分離空調システムを導入した。 本報告では、2017年度に実施した熱源改善工事の概要と建物全体のエネルギー消費実績について報告する。</p>
吉永 隼人, 土志田 卓, 御法川 学, 三國 恒文 環境工学総合シンポジウム講演論文集 2018.28 (0), 113-, 2018
In order to improve the precision of predicting the fluid noise generated from an air conditioning duct, the analysis domain in fluid acoustic linkage analysis was studied and mesh size as an …
立野岡 誠, 三國 恒文, 五十嵐 瞳 空気調和・衛生工学会 論文集 42 (249), 1-12, 2017-12-05
<p>一般的に、大空間において空気調和の吹出口は、ノズル型吹出口を用いる。しかし、目的地に届く前に、吹出口からの気流は多くが拡散する。一方、渦輪は質量と運動量を輸送する能力が高い。本研究の目的は、渦輪を連続発生させて、空気調和に応用することである。本報告では、連続発生させた渦輪を、数値流体シミュレーション(以下、CFD)で解析した結果について報告する。 </p>
山本 誠, 岸本 洋喜 日本船舶海洋工学会誌 KANRIN(咸臨) 75 (0), 19-22, 2017-11-10
矢島 和樹, 赤司 泰義, 桑原 康浩, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会 論文集 42 (248), 11-19, 2017-11-05
<p>BEMSの普及により,熱源・空調システムの運転の実態データが詳細に把握可能となり,運用時の無駄と,さらなる省エネルギー化の余地が明らかになってきた。本研究では,外気条件や負荷条件に合わせて適切な運転を行う最適制御技術の確立を目的とする。 本報では,エネルギーシミュレーションツールを用いて,冷却水温度などの設定値を変化させたときのエネルギー消費量の傾向を把握し,冷却水温度の最適な設定値と外気…
平須賀 信洋, 羽鳥 大輔, 加藤 駿, 沼部 敬之, 田島 麻帆, 植田 俊克, 坂本 裕, 山北 桜子, 秋元 孝之 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.10 (0), 349-352, 2017
<p>前報では、ZEBを目指した中規模事務所ビルにおける省エネルギー設備要素技術に関して述べた。本報ではその要素技術を活用し設計を行ったオフィスビルの建築設備概要を報告する。また、導光板を利用したタスクアンビエント照明方式導入による省エネ効果を実測、シミュレーションし報告する。</p>
五十嵐 瞳, 秋元 孝之, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 千葉 麻貴, 高須 眸, 大畑 翔平, 植田 俊克, 坂本 裕, 山北 桜子 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.10 (0), 361-364, 2017
<p>本報では、変風量コアンダ空調システムの実大実験結果を報告した。冷房運転においては、居住域を良好な温熱環境にできること、局所的なドラフトが生じることを示した。また、気流性状の簡易測定方法を考案し、冷房運転については局所的なドラフトを抑制するための検討を、暖房運転については良好な温熱環境を形成するための検討を行った。以上より、吹出し温度差を小さくし、吸込み口を吹出し口側壁面下部に設けることが有…
篠原 史彦, 大平 真史, 加藤 武志, 五来 英一, 佐藤 秀幸, 鈴木 利幸, 中島 朗, 中村 友久 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.8 (0), 81-84, 2017
<p>全国の病院施設(244施設)に於ける、空調・衛生設備の技術・運用に関する実態調査を行った。 本稿では、調査した病院施設に導入されている給排水方式、上水・雑用水の使用量、特殊排水配管の材質、医療ガス設備の状況について報告する。</p>
加藤 駿, 秋元 孝之, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 千葉 麻貴, 坂本 裕, 植田 俊克, 吉田 昇平 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.10 (0), 369-372, 2017
<p>Recently radiant cooling system has been tried to be installed on the buildings in Japan. However it requires adequate dehumidification by outer air conditioner. So we developed an air …
鳴海 晶也, 金井 理, 伊達 宏昭, 脇坂 英佑 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 577-578, 2017
近年,施設における設備更新の頻度増加に伴い,設備の現況を反映した3次元形状モデルの利用が期待されている.そこで本研究では,3次元レーザ計測点群から配管系統の自動認識を行う手法の開発を目的とする.これまで,計測点群の断面解析とマンハッタンワールド仮説に基づく連続性を用いた矩形断面ダクトの認識手法を提案した.本報では,同様の手法を用いて,矩形・円形断面が混在する配管系統の認識を可能としたので報告する.
脇坂 英佑, 金井 理, 伊達 宏昭 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 553-554, 2017
本研究では,SfMモデルとして得られた計測対象設備の事前知識をもとに,必要な計測範囲や計測重要度を考慮した最適なスキャナ配置計画手法の開発を目的とする.本報では,前報で提案したボクセルの空間占有状態の分類結果に基づき,計測品質の制約を満たし,工事に必要な箇所を効率的に計測可能なスキャナ配置位置を推定する手法を提案した.さらに,可視性のみを考慮した配置や計測作業員による配置の設置回数や計測率を本手…
高畠 卓也, 冨田 裕行, 酒本 晋太郎, 有隅 仁, 加藤 晋, 大楠 祐司 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2017 (0), 1P1-D03-, 2017
<p>Most of the construction work of the building facilities occupies the high place work using the temporary scaffolding and the work near the ceiling, securing the safety and improving the …
堀切 彰人, 長井 達夫, 塩地 純夫, 村山 紘之, 牛山 達也 空気調和・衛生工学会 論文集 42 (241), 1-9, 2017
<p>空調熱負荷予測は熱源機器の最適運転や機器更新の提案などへの適用が期待されており,そのために様々な建物熱モデルが研究されている。本報では建物熱モデルの構築のために,短期間の空調負荷実測データと平面図等の建物に固有な情報を併せて用いる手法について,複数の物件で空調負荷推定精度の検証を行い,用いる情報量の違いによる推定結果の傾向をまとめたものである。空調負荷実績データを使用して作成した熱モデルを…
尾形 甫, 三上 秀人, 佐原 亮, 長澤 雅俊 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.3 (0), 37-40, 2017
<p>リチウムイオン電池や有機ELの製造工程では、ドライルームと呼ばれる低湿度空間が必要である。ドライルーム内の最大の汚染源はであり、水に敏感な製品を隔離するため、ミニエンが必要とされる。グローブボックスがミニエンとして一般的に用いられるが、作業性が悪い問題がある。本報では、作業性の良いブラシ型ミニエンを構築し、性能検証を行った。その結果、良好な隔離性能を確認し、材料はアウトガスや視認性の観点か…
深田 賢, 酒井 孝司 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.6 (0), 33-36, 2017
<p>建築設備分野でのCFD解析では、形状や気流性状が複雑な角型アネモスタット型吹出し口などの制気口を再現する必要がある。その形状を忠実に再現した場合、計算時間や作業量の増大につながる。そのため、簡易な設定方法が求められている。本報では、Momentum法を構造格子系CFD解析に適用する際の境界条件の設定方法を検討し、実験結果と比較することで、設計や施工検討で重要となる拡散半径や室内の温度分布の…
山北 桜子, 秋元 孝之, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 千葉 麻貴, 高須 眸, 大畑 翔平, 植田 俊克, 坂本 裕, 五十嵐 瞳 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.10 (0), 357-360, 2017
<p>東京都内に計画されている中規模オフィスビルに採用予定の変風量コアンダ空調システムについて、風量が変化しても到達距離を維持する施策、変風量コアンダ空調システムの省エネルギー効果予測、並びに到達距離状況や室内環境状況の検証を目的に建設した実大実験室について報告する。</p>
近都 州彦, 植田 俊克, 前田 幸輝, 福井 雅英, 矢島 和樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.9 (0), 133-136, 2017
<p>エネルギーシミュレーションを用いたケーススタディから、冷水送水温度の最適値を決定する最適制御方法を提案し、 その有効性をシミュレーションにより明らかにした。さらに、空調機の能力を考慮した送水温度設定値の上限を決める方法を提案した。</p>
矢島 和樹, 赤司 泰義, 林 鍾衍, 植田 俊克, 前田 幸輝, 福井 雅英, 近都 州彦 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.9 (0), 129-132, 2017
<p>本研究では,設計から施工,運用まで含めた一連の流れにおいて,継続的に最適化を行っていく最適化プロセスの確立を目指す。 本報では,運用時の制御を考慮した最適設計に関してケーススタディを行った結果を報告する。その結果から意思決定者が,環境性と経済性を考慮しながら最適解を選択する方法について示した。</p>
佐藤 秀幸, 大平 真史, 加藤 武志, 五来 英一, 篠原 史彦, 鈴木 利幸, 中島 朗, 中村 友久 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.8 (0), 85-88, 2017
<p>全国の病院施設(244施設)に於ける、空調・衛生設備の技術・運用に関する実態調査を行った。 本稿では、調査した病院施設における、BCP対策、院内感染対策、施設の運用体制、保全・維持管理の状況について報告する。</p>
千葉 麻貴, 秋元 孝之, 高須 眸, 大畑 翔平, 山北 桜子, 五十嵐 瞳, 坂本 裕, 植田 俊克, 平須賀 信洋, 羽鳥 大輔 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.10 (0), 353-356, 2017
<p>本報では、研究対象の事務所ビルに入社予定の2社の企業の方を対象に、現勤務先の事務所ビルにおける温熱環境快適性及び知的生産性の調査を行った。2016年度は夏期と冬期に1度、各1〜2週間の実測調査とアンケート調査を実施した。冬期の相対湿度は2社とも20 %台と乾燥しており、アンケート結果でも「やや乾いている」という回答が7割弱であった。さらに、2社とも時間等により不快を感じる3℃以上の上下温度…
大畑 翔平, 秋元 孝之, 千葉 麻貴, 五十嵐 瞳, 立野岡 誠, 深田 賢, 植田 俊克, 平須賀 信洋, 羽鳥 大輔, 坂本 裕 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.10 (0), 365-368, 2017
<p>The Variable-Air-Volume Air-Conditioning System using the Coanda Effect with variable air volume control have been investigated. In this paper, based on the results up to the previous studies, we …
鈴木 利幸, 大平 真史, 加藤 武志, 五来 英一, 佐藤 秀幸, 篠原 史彦, 中島 朗, 中村 友久 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.8 (0), 77-80, 2017
<p>全国の病院施設(244施設)に於ける、空調・衛生設備の技術・運用に関する実態調査を行った。 本稿では、調査した病院施設の病室、手術室の空調方式、清浄度、加湿・脱臭方式について報告する。</p>
秋元 孝之, 羽鳥 大輔, 平須賀 信洋, 加藤 駿, 植田 俊克, 坂本 裕 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.10 (0), 345-348, 2017
<p>エネルギー基本計画では、2030年までに新築建築物の平均でZEBを実現することが目標として掲げられている。ZEBの普及に向けて”ZEB Ready”(省エネルギー率50%)の定義がなされ、設計手法等がZEB設計ガイドラインとして整備され始めている。本研究は、都内における中規模事務所の新築にあたりZEBに向けた取り組みとして、広く有用であると考えられる技術に関し、実現をめざし検証を行う。本報…
宮崎 久史, 桐生 拓馬, 福井 雅英, 大森 一郎, 浅利 直記, 野村 勝, 嶋田 泰平, 佐々木 真人 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.2 (0), 129-132, 2017
<p>中温冷水・低温温水など4つの熱媒温度,熱回収システム,4つの蓄熱槽から構成されるINVターボ冷凍機を主体としたLOBAS熱源システムの管理運用におけるチューニングを実施した3年目の運転実績の検証結果を報告する。</p>
松川 安樹, 津波古 敦信, 有坂 宏毅, 中村 勇二 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.10 (0), 125-128, 2017
<p>建築設備配管に発生する腐食は、近年、異種金属接触腐食や潰食など原因が明らかな事象は減少傾向にある。しかし、亜鉛めっき鋼管や銅管に発生する局部腐食は、原因が明確でないため、現在も度々発生している。過去の事例から、局部腐食は、水張り時の水質や滞留時間の影響で生じる僅かな腐食が「腐食の起点」となり発生するものと考えている。本研究では、水張り時にアニオン交換処理水を用いることで「腐食の起点」を無く…
福井 雅英, 大森 一郎, 浅利 直記, 野村 勝, 嶋田 泰平, 佐々木 真人, 宮﨑 久史, 桐生 拓馬, 矢島 和樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.2 (0), 133-136, 2017
<p>本報では、Tビルに構築した熱源最適運転支援システムの運用実績から要求熱量予測などの精度を評価した。また、最適運転パターンのチューニングについて述べ、期待される効果を示した。さらに、同様の熱源システムに対する運用最適化に活用できる事項と今後の展望について述べた。</p>
立野岡 誠, 三國 恒文, 赤木 富士雄, 山口 住夫 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.3 (0), 245-248, 2017
<p>渦輪は質量と運動量を輸送する能力が高い。本研究の目的は、渦輪を連続発生させて、空気調和に応用することである。本報告の目的は、渦輪が移動する距離を延ばすことである。そのために、3種類のノズル形状の渦輪の噴出部について、シミュレーションで解析した。その結果、ノズルの外側をテーパーとすることで、渦輪の移動する距離を延ばすことが可能と考えられる。</p>
大平 真史, 加藤 武志, 五来 英一, 佐藤 秀幸, 篠原 史彦, 鈴木 利幸, 中島 朗, 中村 友久 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2017.8 (0), 73-76, 2017
<p>全国の病院施設(244施設)に於ける、空調・衛生設備の技術・運用に関する実態調査を行った。 本稿では、調査した病院施設の建物概要と、導入されている熱源設備の状況、年間1次エネルギー消費量について報告する。</p>
岩間 裕樹, 湯 懐鵬, 池田 耕一 環境工学II (2016) 629-630, 2016-08-24
日本建築学会
湯 懐鵬 環境工学II (2016) 723-726, 2016-08-24
矢島 和樹, 赤司 泰義, 桑原 康浩, 植田 俊克, 前田 幸輝, 福井 雅英, 近都 州彦 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.9 (0), 25-28, 2016
<p>本研究の目的は、熱源・空調システムの最適制御技術を確立することである。本報では冷却塔ファンがインバータ制御の場合についての最適制御方法を検討する。検討の結果、外部湿球温度と熱源機の負荷率をもとに冷却塔ファン周波数の最適設定値を決定する関係式を導出した。その関係式を用いることでエネルギー消費量が削減できることをLCEMツールで試算した。</p>
塚本 将朗, 井手 克則, 植田 俊克, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.8 (0), 21-24, 2016
<p>近年、建築物における省エネルギー化への要求とストック&リノベーションへの期待が高まっている。このような背景から、Sビルにおいて、既設の躯体を利用しながら省エネルギー化を図る改修工事が行われた。改修後4年目における建物全体の年間エネルギー消費量は改修後3年目から約8.4%削減され、年間CO2排出量は、改修後3年目から約9.0%削減された。また、省エネサポートシステムの効果について評価した。<…
福井 雅英, 大森 一郎, 浅利 直記, 野村 勝, 嶋田 泰平, 佐々木 真人, 宮﨑 久史, 桐生 拓馬, 矢島 和樹 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.2 (0), 305-308, 2016
<p>本報では、Tビルに構築した熱源最適運転支援システムの概要について述べた。また、このシステムの運用実績およびエネルギー削減効果の分析、評価を行った。その結果、条件と期間は限定的であるが、このシステムの導入により4.0%のエネルギー削減効果があったことを示した。さらに、このシステムの構築に利用したシミュレーションの妥当性の検証について述べた。</p>
桐生 拓馬, 宮﨑 久史, 福井 雅英, 大森 一郎, 浅利 直記, 野村 勝, 嶋田 泰平, 佐々木 真人 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.2 (0), 301-304, 2016
<p>LOBAS熱源システム<sup>1)</sup>は、4槽の蓄熱槽に熱回収冷凍機、4つの熱媒温度から構成されている。熱回収冷凍機としてダブルバンドル式ターボ冷凍機を採用し、INVターボ冷凍機の未利用冷却水排熱を温水利用している。また、蓄熱槽をクッションタンクとして利用し熱源機を高COPとなる部分負荷で一定出力させることで、熱源システムの効率向上を図っている。 …
立野岡 誠, 三國 恒文, 五十嵐 瞳 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.3 (0), 53-56, 2016
<p>一般的に、大空間において空気調和の吹出口はノズルを用いる。しかし、目的地に届く前に、吹出口からの気流は多くが拡散する。一方、渦輪は質量と運動量を輸送する能力が高い。本研究の目的は、渦輪を連続発生させて、空気調和に応用することである。本報告では、連続発生させた渦輪を、シミュレーションで解析した結果について報告する。</p>
鳴海 晶也, 金井 理, 伊達 宏昭, 脇坂 英佑 精密工学会学術講演会講演論文集 2016S (0), 773-774, 2016
近年,施設における設備更新の頻度増加に伴い,設備の現況を反映した3次元形状モデルの利用が期待されている.そこで本研究では,3次元レーザ計測点群からダクトで構成された配管系統の自動認識を行う手法の開発を目的とする.前報でマンハッタンワールド仮説と計測点の連続性を用いたダクトの認識手法を報告した.本報では前報に加え,領域成長法を用い,ごく一部の面しか測定されていないダクトも認識可能としたので報告する.
上坂 武史, 岡崎 学, 佐孝 翔立, 佐々木 康平, 青木 茂, 三浦 宏久, 小島 学 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.2 (0), 321-324, 2016
<p>A機関Bビル(以降Bビルと記す)は、1994年7月の竣工から22年が経過した事務所ビルである。設計コンセプトを『省エネルギー性能の向上と共に、機能・居住性の改善をし、建物価値の向上を図る創造的設計思想のもと機能性、耐久性、経済性のバランスのとれた設計とする』として計画された、居ながら改修工事における2014年5月の着工から2016年3月の間に実施した省エネルギー計画と実施について報告する。…
野村 勝, 大森 一郎, 浅利 直記, 嶋田 泰平, 佐々木 真人, 宮﨑 久史, 桐生 拓馬, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.2 (0), 309-312, 2016
<p>本建物は24時間365日の管理体制にて、空調・熱源設備の常時運転管理を行い、室内環境の維持と省エネルギー運転に努めている。本報では、第3報で紹介したLOBAS熱源について、運用開始から約2年間の管理運用におけるチューニングとその効果について報告する。</p>
北原 知治, 嶋田 泰平, 佐々木 真人, 大森 一郎, 浅利 直記, 野村 勝, 宮﨑 久史, 桐生 拓馬, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.2 (0), 297-300, 2016
<p>大規模テナントオフィスビルに導入された13℃の中温冷水を利用したLOBAS空調システムのコイル特性、空調機コイル構成の特徴を既報研究にて報告した。 本報では、オフィス系統の2次側空調システムに関する2015年実績性能評価を行うものとする。</p>
浅利 直記, 大森 一郎, 野村 勝, 嶋田 泰平, 佐々木 真人, 北原 知治, 宮﨑 久史, 桐生 拓馬, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.2 (0), 293-296, 2016
<p>2014年6月に開業した本建物(Tビル)は、面積1,000坪のフロアが30層に及ぶオフィス、国際会議に対応したカンファレンスのほか、都市型住宅やホテルなど多様な複合用途を備えたビジネス拠点として計画された。また省エネ性能、環境性能の向上を図るべく、中温冷温水を利用した超高効率熱源や潜顕分離型オフィス空調システムを導入した。本報では、Tビルの竣工後のエネルギー運用実績について報告する。</p>
長澤 雅俊, 三上 秀人, 佐原 亮, 尾形 甫 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.3 (0), 149-152, 2016
<p>本研究では、低湿度環境用のミニエンバイロメントの省エネルギー化を目的として、透明樹脂材料(アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル樹脂)の低湿度環境における水分アウトガス速度の挙動および周囲湿度の影響について評価した。その結果、アウトガスの減衰が最も早いのは塩化ビニル樹脂で、外部湿度の影響を受けたのはアクリル樹脂のみであった。筐体に、塩化ビニル樹脂を用いることで、立上げ時間を短縮し、…
塚本 将朗, 井手 克則, 植田 俊克, 福井 雅英, 坂本 裕 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.3 (0), 5-8, 2016
<p>近年、建築物における省エネルギー化への要求とストック&リノベーションへの期待が高まっている。このような背景から、築40年の中規模事務所ビルにおいて、既設の躯体を利用しながら省エネルギー化を図る改修工事が行われた。改修後4年目における建物全体の年間エネルギー消費量は改修前から約42.5%削減され、年間CO2排出量は、改修前から約42.2%削減された。本報では、省エネルギーのために導入した設備…
土志田 卓, 三上 秀人, 三國 恒文, 御法川 学 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2016.10 (0), 145-148, 2016
<p>本研究では、空調設備における流体音の発生を予測する手法として、CFDを用いた流体音解析の有効性について検討する。解析には商用のCFDソフトウェアを用いて、分岐管・合流管における流れ場の風速分布の実験結果とCFDの整合性を検討した。次に、CFDの結果から音圧レベルを計算し、実験結果と比較した。その結果、実験とCFDで定性的な傾向が一致し、分岐管・合流管における音源の分布を確認することができた…
岡辺 拓巳, 青木 勇介, 加藤 茂, 村上 智一, 下川 信也, 河野 裕美 土木学会論文集B3(海洋開発) 72 (2), I_922-I_927, 2016
本研究では,漂砂調査の中でも主に浮遊砂を対象に用いられる捕砂器について,水理実験を基に土砂の捕捉性能を定量的に評価した.捕砂器は円筒型とし,排水穴にメッシュを貼ることで捕砂の指向性を強めた.実験の結果,メッシュの目開きが捕砂器への通水性に関係すること,スリット穴径が小さいほど流速増大に伴う捕捉率の上昇が顕著であることを明らかにした.穴径が大きい場合は目開きに捕捉率が依存する.また,捕砂器の指向特…
DOI Web Site 参考文献5件
阪田 義隆, 葛 隆生, 翟 健, 長野 克則 土木学会論文集G(環境) 72 (3), 50-60, 2016
本研究では,地中熱交換器の熱応答試験において,2本の光ファイバー温度計をUチューブに挿入し,熱媒体の往き還りの温度挙動を測定することで,地層別の有効熱伝導率を推定する手法を提案する.従来の線熱源理論に基づく解析法を適用し,計算に必要となる温度の時間変化は光ファイバー温度計の多点測定データから層内で平均し,熱交換量は温度の深度勾配の往き還りの和から求める.その際,測定データは系統誤差の校正と偶然誤…
DOI Web Site 参考文献7件
脇坂 英佑, 金井 理, 伊達 宏昭 精密工学会学術講演会講演論文集 2016A (0), 479-480, 2016
近年,空調設備業界では改修工事が増加し,レーザスキャナを用いた効率的な現況設備の計測が必要である.しかし設備は狭い空間に密集しているため,オクルージョンが少なく,高精度な計測が可能なスキャナ位置を人間が決めることは難しい.そこで本研究ではSfMモデルとして得られた計測対象設備の事前知識をもとに,工事に必要な計測範囲や計測重要度を考慮した最適スキャナ配置の計画手法を提案する.本報では,不完全なSf…
横山 計三, 山本 誠, 横尾 昇剛, 岡 建雄, 澤地 孝男 環境工学I (2015) 1073-1074, 2015-09-04
岡 建雄, 澤地 孝男, 横山 計三, 横尾 昇剛, 山本 誠 環境工学I (2015) 1071-1072, 2015-09-04
森本 正一, 湯 懐鵬, 田辺 新一, 堤 仁美, 堀 賢 環境工学II (2015) 879-880, 2015-09-04
飯田 徹, 池田 大輔, 泉山 浩郎, 今井 智康, 岩井 栄, 松川 安樹, 松島 俊久, 横手 幸伸, 吉田 新一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.8 (0), 241-244, 2015
<p>密閉系空調配管のフラッシングに関するガイドラインの原案を作成したが、その完了基準として文献より引用した方法を記述した。フラッシング完了基準が水質指標で表現できれば、施工現場で使い易いものになるので、濁度を完了基準にするための検討を行ったが、結果的には濁度はその基準になりえないことがわかった。</p>
矢島 和樹, 植田 俊克, 前田 幸輝, 福井 雅英, 近都 州彦 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.9 (0), 73-76, 2015
<p>The aim of this study is to develop optimal operation technology for an HVAC system. The authors derived an approximately straight line to decide the optimal set point for the cooling water …
斎藤 祐二, 中川 敬文, 松川 安樹, 安藤 正夫 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.1 (0), 197-200, 2015
<p>亜鉛めっき鋼管を用いた密閉式冷温水配管方式を採用した超高層複合ビルの竣工引渡し後の調査を行ったところ、冷温水配管内に滞留したガス中に高濃度の水素が含まれることを確認した。本報では、水素ガス生成機構の解明を目的に行った実験並びに実態調査を報告する。</p>
津波古 敦信, 松川 安樹, 朝倉 祝治 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.10 (0), 157-160, 2015
<p>建築設備機器や配管の長寿命化を図るために、腐食対策は重要である。しかし、配管内部水溶液の水質変化については不明な点が多い。例えば、密閉冷温水系統循環水のpHは9〜10まで上昇するなどが挙げられるが、これらの事についてその原因を詳しく調査した例は少ない。本報では、亜鉛めっき鋼管で施工された密閉空調配管システムを対象に、配管内滞留水の水質変化と腐食性について調べた結果を報告する。</p>
小川 貴弘, 田村 記秀, 山田 育弘 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.2 (0), 125-128, 2015
<p>過冷却水を用いたダイナミック式氷蓄熱システムにおいて安定した製氷運転を行うには、氷蓄熱槽から汲み上げる冷水に含まれる氷核を取り除く必要がある。氷核の融解加熱およびフィルタによる除去が行われている。氷核融解熱量を低減できれば、システムCOPが向上し、さらなる省エネルギー化を実現することができる。氷核が発生し、過冷却器に至るまでの挙動および氷核形状変化の推移を調べ、氷核融解熱量を最少にする運転…
天野 浩二, 大森 一郎 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.2 (0), 201-204, 2015
<p>中央監視・自動制御にLONWORKSを基軸としたマルチベンダー・オープンシステムを採用した施工者が享受したオープンシステムのベネフィットと中央監視システム及びBEMSの概要紹介</p>
佐々木 真人, 嶋田 泰平, 大森 一郎, 浅利 直記, 関輪 一弥, 宮崎 久史, 天野 浩二, 齋藤 静男 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.2 (0), 193-196, 2015
<p>温冷水を利用した高効率熱源・空調システムでは、供給温度や熱媒水の行き返り温度差の設計によって、システム効率のみならず室内環境の形成にも大きく影響を及ぼすため、二次側空調コイル特性に配慮した設計が重要となる。本報では、Tビルに採用された空調システムにおける供給温度、温度差設計の各種検討について、計画概要とともに報告する。</p>
長澤 雅俊, 逢坂 哲彌, 横島 時彦, 三上 秀人, 佐原 亮 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.3 (0), 149-152, 2015
<p>前報で述べたドライルームの省エネ除湿システムを、さらに低濃度の微量水分領域向けに拡張し、実規模実験にて本システムの性能を確認した結果、良好な制御性および省エネ効果が確認できた。本システムを、早稲田大学内の「スーパードライルーム」に取付け、省エネ性能の評価を行った結果、良好な省エネ効果を確認できた。</p>
佐原 亮, 長澤 雅俊, 三上 秀人 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.3 (0), 145-148, 2015
<p>空気中の水分が問題となる製品は、ドライルームと呼ばれる非常に低湿度の環境が求められる。ドライルームを構築する除湿ローターを備えた空調機は、吸着した水分を脱着する必要があるため、消費エネルギーが非常に大きい問題がある。本報では、我々が開発したドライルーム用空調機のエネルギーを大幅に削減できる省エネ除湿システムの概要と性能評価を報告する。性能評価の結果、省エネ除湿システムは良好な制御性と高い省…
鳴海 晶也, 脇坂 英佑, 金井 理, 伊達 宏昭 精密工学会学術講演会講演論文集 2015A (0), 63-64, 2015
近年,施設における設備更新の頻度増加に伴い,設備の現況を反映した3次元形状モデルの利用が期待されている.本研究では,3次元レーザ計測点群から空調ダクトの配管系統の全自動認識を行う手法の開発を目的とする.本報では,マンハッタンワールド仮説と計測点の連続性を基に,レーザ計測点群から矩形断面ダクトで構成された,配管系統を全自動で認識する手法を開発したので報告する.
塚本 将朗, 井手 克則, 植田 俊克, 福井 雅英 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.8 (0), 337-340, 2015
<p>Sビルは竣工から約45年が経過した事務所ビルであり、設備のエネルギー効率の改善、執務環境の快適性の向上等を目的として、省エネ改修工事が行われた。改修工事竣工後も継続的に運用改善に取り組んでおり、改修後3 年目における建物全体のエネルギー消費量は改修後2年目に対し4.9%削減された。運用改善の一環として、床吹出空調を行っている階のOAフロア下部に間仕切を設置することにより、暖房開始時のペリメ…
織間 正行, 佐藤 二郎, 佐々木 敦, 橋村 哲夫, 梶本 祥弘, 灘原 秀俊 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.3 (0), 89-92, 2015
<p>学校建築の設計において,消費エネルギー原単位を把握することは,適切な建築設備を選定する上で非常に重要である。しかし,大学施設は施設利用に大きな差が出ることから,原単位の適切な値を把握することが難しい。本施設では,竣工後2年間に渡り各種環境配慮手法の効果を実測を交えて評価を行い,併せてエネルギー消費量を検証する予定である。本報では,本施設の概要および図書室の天井放射冷暖房の実測結果を基にした…
齋藤 静男, 宮崎 久史, 天野 浩二, 大森 一郎, 浅利 直記, 関輪 一弥, 嶋田 泰平, 佐々木 真人 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.2 (0), 197-200, 2015
<p>本報ではLOBAS 熱源システムの概要説明及びシステムの特徴的な要素とその省エネルギー性について述べると共にそれらの要素を結びつける大深度縦型蓄熱槽の特徴と計画時の留意点について述べる。また、運用開始から半年間の運転実績データについても報告を行う。</p>
福井 雅英, 大森 一郎, 浅利 直記, 関輪 一弥, 嶋田 泰平, 佐々木 真人, 宮崎 久史, 天野 浩二, 齋藤 静男 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.2 (0), 205-208, 2015
<p>本報では、熱源システムの最高効率での運転の実現を目的とした手法を提案した。この手法は、蓄熱槽をクッションタンクとして利用し、インバータターボ冷凍機を一定の出力で運転するという考え方に基づく。提案した運転方法および従来の一般的な運転方法のエネルギー消費量をシミュレーションにより試算し、比較した。その結果、提案した方法によりエネルギー消費量の削減が見込まれることが示された。</p>
高田 修, 金野 満, 本間 博司, 永井 崇嗣, 山縣 洋一 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.2 (0), 253-256, 2015
<p>In this study, we show the DHC System to which “The integration-oriented design and operation “was applied. By using this method, we achieved high efficiency for the DHC system. This paper …
田尾 道義, 鈴木 正美, 近都 州彦 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2015.3 (0), 117-120, 2015
<p>本開発は、低質熱(高温冷水・低温温水)を利用し、除湿・再生の発熱処理および吸熱処理を効率的に行うことが可能な低温再生型除湿材を用いたデシカントロータ空調システムの構築を目標としている。本報では、連続的に安定した除湿空気を室内へ供給するために、前報の結果より低温型再生除湿材のひとつであるTMPS-1.5Aを添着させた吸着熱交換器を放射状に配置した吸着熱交換器ロータを試作し、ロータの回転数と処…
堤 仁美, 田坂 愛美, 藤原 舞, 尾方 壮行, 田辺 新一, 森本 正一, 堀 賢 環境工学II (2014) 889-890, 2014-09-12
田坂 愛美, 藤原 舞, 堤 仁美, 森本 正一, 田辺 新一, 堀 賢 環境工学II (2014) 891-892, 2014-09-12
伊藤 尚美, 横尾 昇剛, 横山 計三, 山本 誠, 岡 達雄, 澤地 孝男 環境工学I (2014) 1091-1092, 2014-09-12