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検索結果 91 件

  • 1 / 1

  • シアナミド処理がナシ受粉樹の開花期および花粉発芽に及ぼす影響

    黒木 克翁, 竹村 圭弘, 武田 誠, 冨山 政之, 田村 文男 農業生産技術管理学会誌 22 (4), 121-126, 2016-03-15

    シアナミド処理がナシ受粉樹の開花期および花粉発芽に及ぼす影響を調査した. CU.600でのシアナミド処理は,'鴨梨','新興','長十郎'および'今村秋'の開花日を1〜8日早めることができた.特に,開花期の最も早い'鴨梨'では,6〜8日と他の品種と比べ著しく促進することができた.また,花粉の発芽率は,年次により差があり,'鴨梨'はシアナミド処理により殆どの温度処理区で発芽率が低下する年があった…

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  • シアナミド処理がニホンナシ主要品種の自発休眠打破および開花期に及ぼす影響

    黒木 克翁, 竹村 圭弘, 松本 和浩, 武田 誠, 冨山 政之, 田村 文男 園芸学研究 12 (2), 179-185, 2013

    ニホンナシ‘幸水’および‘ゴールド二十世紀’の休眠期の枝に0.5および1.0%シアナミドならびに2.5および10.0%過酸化水素水溶液を浸漬処理し,腋花芽の萌芽に及ぼす影響を調べた.萌芽の促進に対する両処理の影響は,それぞれの濃度および処理時期に依存したが,シアナミドが過酸化水素よりも萌芽を促進した.特に,Chill …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献9件

  • ITO膜の高温抵抗率における熱履歴現象

    安達 恵二, 平山 達, 坂田 浩伸 Journal of the Ceramic Society of Japan (日本セラミックス協会学術論文誌) 99 (1148), 334-337, 1991

    Indium-tin-oxide (ITO) films were prepared by the chemical spray pyrolysis method using InCl<sub>3</sub>⋅6H<sub>2</sub>O and SnCl<sub>4</sub>⋅<i>x</i>H<sub>2</sub>O (<i>x</i>=3-5) as starting …

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  • メラミン樹脂の最近の進歩

    吉柳 正宏, 三村 育夫, 望月 不二雄 Japan Thermosetting Plastic Industry Association 6 (3), 169-178, 1985

    メラミン樹脂は物理的, 化学的性質がすぐれているため, 塗料, 接着剤, 成形材料などの用途に広く利用されている。<BR>メラミン樹脂は単独で用いられることは少なく, 各種の樹脂または材料との組合せにより使用される。最近のメラミン樹脂研究も, その特性の基本となる化学構造, 相手樹脂との反応機構などの解明に向けられている。また, 樹脂の改良, …

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  • メラミン樹脂の最近の進歩

    吉柳 正宏, 三村 育夫, 望月 不二雄 熱硬化性樹脂 6 (3), 169-178, 1985

    メラミン樹脂は物理的, 化学的性質がすぐれているため, 塗料, 接着剤, 成形材料などの用途に広く利用されている。<BR>メラミン樹脂は単独で用いられることは少なく, 各種の樹脂または材料との組合せにより使用される。最近のメラミン樹脂研究も, その特性の基本となる化学構造, 相手樹脂との反応機構などの解明に向けられている。また, 樹脂の改良, …

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  • メラミン樹脂の最近の進歩

    吉柳 正宏, 三村 育夫, 望月 不二雄 熱硬化性樹脂 6 (3), 169-178, 1985

    メラミン樹脂は物理的, 化学的性質がすぐれているため, 塗料, 接着剤, 成形材料などの用途に広く利用されている。<BR>メラミン樹脂は単独で用いられることは少なく, 各種の樹脂または材料との組合せにより使用される。最近のメラミン樹脂研究も, その特性の基本となる化学構造, 相手樹脂との反応機構などの解明に向けられている。また, 樹脂の改良, …

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  • 紫外吸収スペクトルによるメラミンのヒドロキシメチル化反応の研究

    田島 守隆, 柴 隆一, 八尾 亨, 滝本 道明 日本化学会誌(化学と工業化学) 1982 (1), 125-130, 1982-01-10

    メラミンの紫外吸収スペクトルの極大吸収波長は, ヒドロキシメチル基の導入数の増加にともない長波長側にほぼ直線的に移行することを見いだし, この現象を利用してメラミンのヒドロキシメチル化反応の追跡, およびイオン交換クロマトグラフとの組み合わせによる (ヒドロキシメチル) メラミンの分子種分布測定法の検討を試みた。<BR>メラミンのヒドロキシメチル化反応は可逆の二次反応として取り扱うことができ, …

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  • 夢とロマンを求めて

    赤松 清, 筏 義人, 岩下 雄二, 大木 幸介, 紙尾 康作, 川上 雄資, 新海 征治, 土井 正男, 引地 邦男, 松本 昌一, 三輪 眞弘, 村上 泰弘, 宮内 信之助, 山口 和夫 高分子 29 (1), 28-35, 1980

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  • 乾式アセチレンガス中のイオウとガス清浄法

    斉藤 泰助, 白崎 栄蔵, 鳥山 信雄 有機合成化学協会誌 27 (4), 345-351, 1969

    Removal of sulfur components by washing with a dilute sodium hypochlorite solution from acetylene generated in a dry type generator has been studied.<BR>Calcium carbide containing more than 1 wt% …

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  • ジシアンジアミドの加熱初期反応における脱アンモニア縮合物の生成の検討

    舟川 隆義, 滝本 雅祥 工業化学雑誌 71 (5), 719-726, 1968

    ジシアンジアミドを加熱したさいにメラミンとともに生成するメラム,メレム,メロンなどのいわゆるメラミンの脱アンモニア縮合物は, これまでの研究からメラミンを経ずに生成されることが明らかにされたが, 本報ではこれらの生成機構を検討するために, ジシアンジアミドを加熱したさいに中間に一時的に生成するグアニジン, ビグアニド, グアニルメラミン, …

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  • 34. ジメトキシメチルメラミン樹脂の硬化

    中島 三喜男, 経遠 敏郎 Proceedings of Symposium on Network Polymer 18 (0), 231-233, 1968

    ジメトキメチルメラミン樹脂を硬化させ, 硬化樹脂中のメトキシ基を従来法を改良した方法で定量し, C-Stageの硬化時における脱メタノール反応を追跡した。

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  • 2, 4, 6-トリメラミニル-s-トリアジン(メトン) の生成の証明

    舟川 隆義, 滝本 雅祥 工業化学雑誌 71 (5), 727-731, 1968

    シアノメラミンを316℃ 以上に加熱すると発熱重縮合してメロンに似た水不溶物(I) を生成する。Iは倉林らにより2, 4, 6-トリメラミニル-s- トリアジン(メトン) と予想されたものであるが, その正否を確かめるために, Iとメレムから得たメロンを加水分解,加アンモニア分解して比較し,Iがメトンの可能性のあることを知った。さらに塩化シアヌルとメラミンから合成したメトンの赤外吸収スベクトルが…

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  • 塩化ビニル製造工業で副生する高沸点不純物の定性

    黒崎 正三, 大間 〓, 初田 隆, 中村 篤司 工業化学雑誌 71 (4), 488-491, 1968

    塩化ビニルを工業的に製造するさいに,多種類の不純物が副生する。アセチレンと塩化水素を原料とする塩化ビニル製造工程において, 副生する不純物のうち, 塩化ビニルよりも沸点の高い成分を濃縮し, 分取ガスクロマトグラフにより高沸点物を分取した。<BR>この高沸点物のスペクトロメトリー(赤外吸収スペクトル,質量スペクトル)および元素分析,その他物理恒数の測定を行なうとともに,他方,化学定性反応処理(臭素…

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  • ハロゲン置換シリカゲルの酸性

    多羅間 公雄, 古田 郷弘, 本田 宏, 谷口 捷生 日本化學雜誌 88 (2), 148-151, 1967

    各種ハロゲン化アソモニウムで処理後熱処理してハロゲン化したシリカゲルの含有ハロゲン量と,発現した酸童との間の関連を調べた。また酸強度分布を求め,これがハ冒ゲソの種類により非常に異なることを見いだした。これらの触媒のクメハロゲンの接触分解に対する活性を求めたが,活性はpk<SUB>a</SUB>-3.0より強い酸量と密接な関係があり,ハロゲンの種類ではCl>Br>I>>Fの順に活性が低下することを…

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  • 定圧炉過々程における圧縮性ケーク内の流動

    白戸 紋平, 三分一 政男, 加藤 宏夫, 新垣 勉 化学工学 31 (4), 359-364,a1, 1967

    定圧炉過ゲーク内のsqueezing actionに基づく炉液および固体粒子の速度変化に着目して炉過機構を再検討し, 炉過の基礎微分方程式, 炉液流速分布式と粒子移動速度分布式ならびにその相関関係式, 平均炉過比抵抗の定義式ならびにRuthの比抵杭に乗ずべき補正項JRの理論式を導いた。JRの値は先に導かれた補正項Jに比べスラリー濃度の変化による影響が著しく, …

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • スラリーの定圧々搾分離

    白戸 紋平, 村瀬 敏朗, 深谷 成男, 加藤 宏夫 化学工学 31 (11), 1125-1131,a1, 1967

    圧搾過程の理論的解析法を提案するとともに, 圧縮性の異なる三種類の試料 (圧縮性指数n=031-077) を用いて圧搾実験を行ない, その妥当性を検討した。脱液機構より, 圧搾過程は一般に濾過および圧密現象に基づいた二つの分離機構に分けて解析するのが妥当である。両期間は新たに定義した圧搾操作上の諸変数, すなわち, 修正濾過係数<I>K</I><SUB>w</SUB>, …

    DOI Web Site 被引用文献18件

  • アミノ樹脂の硬化に関する研究

    中島 三喜男 高分子化學 22 (240), 199-204, 1965

    The relations between the degree of cure (the value obtained by “formaldehyde isolation test”) and the curing conditions were studied on acetoguanamine-formaldehyde resin laminates.<BR>As the …

    DOI 被引用文献1件

  • アミノ樹脂の硬化に関する研究

    中島 三喜男 高分子化學 22 (240), 193-199, 1965

    “Formaldehyde isolation test” was applied on the studies on the degree of cure of mela - mine-formaldehyde resin on stoving, and the relations between stoving time and the physical properties of …

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  • アミノ樹脂の硬化に関する研究

    中島 三喜男 高分子化學 22 (248), 843-850, 1965

    The curing of melamine resin during the pressing process of laminates was studied by applying “formaldehyde isolation test”. The results are summerized as follows:<BR>1) The curing of resin during …

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  • 吸光光度法によるセメント中のシリカの迅速定量

    川垣 恭三, 斎藤 正衛, 広川 洸一 工業化学雑誌 68 (3), 465-467, 1965

    セメント中のシリカはJISによる重量法で定量されるが,長時間を要し迅速法が望まれている。著者らはケイモリブデン酸法による水中のシリカ定量法をセメントに応用した。試料0.2gに炭酸ナトリウムと水酸化ナトリウムを加え,ニッケルルツボで溶融する。冷却後水に溶解し塩酸を加え, 500mlメスフラスコに移し試料溶液とする。これより10mlをとり, モリブデン酸アンモニウムと硫酸を加えて発色させ, …

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  • アミノ樹脂の硬化に関する研究

    中島 三喜男 高分子化學 22 (246), 668-672, 1965

    The diffusion of water into unmodified and benzoguanamine-modified melamine resin laminate has been investigated by using test pieces immersed in water.<BR>Then, the diffusion coefficients were …

    DOI 被引用文献1件

  • アミノ樹脂の硬化に関する研究

    中島 三喜男 高分子化學 22 (238), 113-117, 1965

    The degree of cure for melamine resin was measured by “formaldehyde isolation test”described in previous paper (I) of this series.<BR>The rate equation for curing of the resin was proposed in …

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  • アミノ樹脂の硬化に関する研究

    中島 三喜男 高分子化學 21 (233), 544-552, 1964

    The relations between the degree of cure (the value obtained by “formaldehyde isolation test”) and the curing conditions were studied on melamine-formaldehyde resin laminates.<BR>The rate equation …

    DOI 被引用文献2件

  • アミノ樹脂の硬化に関する研究

    中島 三喜男 高分子化學 21 (233), 538-544, 1964

    Comparisons of “formaldehyde isolation test” with other methods for determining the degree of cure (the transition of Rockwell hardness with temperature, differential thermal analysis, the …

    DOI 被引用文献2件

  • 水懸濁液中でのポリ塩化ビニルの塩素化過程における塩素化ポリ塩化ビニルの性質の変化

    高殿 純雄, 吉田 行雄, 府川 幸資 工業化学雑誌 67 (11), 1928-1930, 1964

    塩素化ポリ塩化ビニル(PVC)について粘度,密度測定および分別実験を行なった。塩素化PVCはPVCを水懸濁液中で塩素化して得た。塩素化によって[η]は減少するので,塩素化の際に分子鎖の切断が起こっている。切断の程度はCl%が65%をこえると特に著しい。真比重,見掛比重,密度勾配管法による密度はいずれもCl%とともに直線的に増加するが,空隙率は変化しない。密度分布は塩素化によってやや広がるが,四塩…

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  • 塩素化ポリ塩化ビニルのゲル化・溶解

    府川 幸資 工業化学雑誌 67 (5), 843-847, 1964

    塩素化ポリ塩化ビニル(PVC)のゲル化,溶解機構を,プラストグラフとB型回転粘度計により検討した。これらの方法はすでに報告したものと同じである。塩素化PVCはPVCを水中に懸濁させながら塩素化した。B型回転粘度計による有機溶媒中での測定より,一般に60~66%の塩素含量のものが最大の溶解性を有する。しかし個々の溶媒により,この溶解性の極大の塩素含量は多少異なる。塩素化PVCの溶解過程における粘度…

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  • アミノ樹脂の硬化に関する研究

    中島 三喜男 高分子化學 21 (233), 529-538, 1964

    A method for determining the degree of cure of melamine-formaldehyde resin and factors influencing the test were studied on laminate.<BR>A test piece (30-50mm) was dipped into 50ml of water or …

    DOI 被引用文献2件

  • ポリ塩化ビニルの赤外吸収スペクトルの温度変化(I) 融点付近の挙動

    府川 幸資, 松井 基治, 高殿 純雄 工業化学雑誌 66 (6), 878-881, 1963

    広い温度範囲でポリ塩化ビニル(PVC) の赤外吸収スベクトル(IR) を測定した。測定は窒素気流中で行なったが, これは試料の熱分解を防ぐためである。一般に種々の吸収バンドの吸光度は広い温度範囲で徐々に変化する。これよりポリマー鎖の形態変化,結晶の融解も徐々にこの温度領域で起こると考えられる。635cm<SUP>-1</SUP>の吸収バソドは融点で消滅するので,これよりPVCの融点が測定できる。…

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  • 本邦天然ガス田,油田における堆積岩の放射性元素含量と天然ガス中の希ガスの起源

    杉崎 隆一, 大鹿 正樹, 浜里 博 日本化學雜誌 84 (3), 236-236,A17, 1963

    表日本および裏日本の代表として,また水溶性ガス田および構造性ないし石油絆ガス田の代表として,それぞれ南関東ガス田および見附油田とその含油第三系の岩石試料(おもに頁岩)中の放射性元素(ウラン,トリウムおよびカリウム)を定量した。それら存在量,地域差,Th/U比などを世界の一般的傾向と比較して論じた。含有量の平均値は南関東でウラン6.8ppm,トリウム17ppm,北陵でウラン7.2ppm,トリウム2…

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  • 常圧およびアンモニア加圧下におけるメラム,メレム,メロンの加熱変化

    滝本 雅祥, 舟川 隆義 工業化学雑誌 66 (6), 804-809, 1963

    メラミンから脱アンモニア縮合によりメラム, メレム, メロンが, また逆にこれらの化合物から付加アンモニア反応によりメラミンが生成されるが, その条件や機構を知るためこれらの化合物およびそのおのおのとメラミンとの混合物について前報同様示差熱分析と加熱生成物の組成分析を行なった。そして,これらの反応について明らかにすることができたが,特にメラムの脱アンモニア縮合がメレムを経ずに直接にメロンになり易…

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  • 常圧,加圧示差熱分析の利用によるジシアンジアミド,メラミンの加熱変化の概況

    滝本 雅祥, 舟川 隆義 工業化学雑誌 66 (6), 797-803, 1963

    ジシアンジアミドを常圧または加圧下で加熱するとメラミンとともにメラム,メレム,メロン等の脱アンモニア縮合物が副生する。この反応の過程を研究するために加圧下で行ない得る示差熱分析装置を試作し,常圧,窒素またはアンモニア加圧でジシアンジアミド,メラミンを加熱してその熱的変化を測定し,他方これにもとづく反応生成物をしらべて解析を行なった。<BR>その結果この反応における脱アンモニア縮合物の生成過程には…

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  • アルデヒドの重合

    紙尾 康作, 児嶋 真平, 大門 宏 工業化学雑誌 66 (2), 246-249, 1963

    触媒として有機金属化合物を使用するアルデヒドの重合について研究した。この重合には重合の限界の温度があり,その温度以上では重合はおこらない。アセトアルデヒド,プロピオンアルデヒド,ブチルアルデヒド,イソブチルアルデヒド,トリクロルアセトアルデヒドの重合限界温度はそれぞれ-30,0,-30,-15,40℃である。この温度以上では重合体の解重合が認められるので,この限界温度は天井温度に相当するものであ…

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  • イオン重合触媒の活性

    紙尾 康作 日本化學雜誌 84 (7), 564-568,A38, 1963

    有機金属化合物,金属アルコキシド,金属アミドのようなイオン重合触媒の性格を明らかにするために二つのパラメーターx<sub>M</sub>およびA<sub>M</sub><sup>δ+</sup>を用いることを提案した。x<sub>M</sub>は金属の電気陰性度であり,これは触媒のアニオン活性を示す。AM<sup>δ+</sup>は触媒分子中で分極によって帯電している金属原子M<sup>δ+</…

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  • 無煙炭の黒鉛化と湿式酸化反応性

    中島 斉, 田川 博章 工業化学雑誌 65 (8), 1220-1222, 1962

    炭素の化学反応性とその構造との相関性を明らかにする研究の一環として,既に報告した石油コークスに引続いて,黒鉛化の挙動の異なる無煙炭を選び,黒鉛化の程度と,重クロム酸カリウムのリン酸溶液による湿式酸化反応との関係を調べた。1100,1380,1660,1950,2250,2600,2800℃ で加熱処理した無煙炭の(002)面間距離はそれぞれ,3.534,3.472,3.449,3.431,3.4…

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  • 炭化カルシウムの水蒸気との反応性に与える結晶状態の効果

    田川 博章, 藤森 寛治 工業化学雑誌 65 (2), 167-171, 1962

    炭化カルシウムと水蒸気とが反応する場合に,炭化カルシウムの結晶状態と反応性との間にいかなる関係があるかを明らかにするために,X線回折法と熱天秤を使ってこの反応を調べた。<BR>炭化カルシウムは室温において3種の結晶型を持ち,いずれも正方晶系に属している。高純度の立方体形に結晶した炭化カルシウムは[100],[110],[111]方向に劈開しやすい。高温の結晶型(CaC<SUB>2</SUB>IV…

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  • シアナミド誘導体のイオン交換樹脂に対する親和性

    滝本 雅祥 日本化學雜誌 82 (12), 1702-1708, 1961

    シアナミド誘導体およびこれらと構造の似江化合物をあわせ約 30 種につき陽陰イオン交換樹脂に対する親和性の強さをクロマトグラフィーによって測定し,これと化学構造および解離数との関係について考察した。その結果一般に各化合物のイオン交換樹脂に対する親和性の傾向はこれらを構成しているラジカルの親和性にもとづいてほぼ規則的であり,環状化合物は非環状化合物より親和性が強く,また酸性,塩基性の両ラジカル有す…

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  • 焼成条件の異なる生石灰の化学反応性

    田川 博章, 菅原 秀夫, 中島 斉 工業化学雑誌 64 (10), 1751-1759, 1961

    石灰石からつくられた生石灰のカサ(嵩)密度は,主として石灰石の焼成条件と組織できめられる。この報文では,生石灰の化学反応性が焼成強度の効果に関係して調べられた。選んだ反応体は気相,液相,固相の反応体として水蒸気,水,炭であった。<BR>水蒸気と生石灰の反応では,重量増加が熱天秤で調べられた。水との反応性の尺度としては,水中に生石灰を加えて5分後の水温上昇が測定された。水蒸気,水と生石灰の化学反応…

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  • イオン交換分離と紫外吸光光度法によるメラミン,アンメリン,アンメリドおよびシアヌル酸の定量

    滝本 雅祥 工業化学雑誌 64 (7), 1234-1238, 1961

    メラミンの加水分解により生成されるアンメリン,アンメリド,シアヌル酸とメラミンの分離定量について検討した。s-トリアジン環を有するこれらの物質は水に難溶性であり,また適当な発色剤がないため,比色分析が出来ないが,紫外領域に強い吸収を有し,ベールの法則に従うのでこれを利用して定量することができる。<BR>先ずこれらの物質の分離については, これらがすべてアミノ基または水酸基を有している塩基性, …

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  • メラム,メレムの分離とそれらの吸光光度法による簡易定量

    滝本 雅祥 工業化学雑誌 64 (8), 1452-1455, 1961

    メラミンの脱アンモニア縮合物であるメラム, メレムは極めて難溶性な物質で, その単離や定量は困難であるが, これらの混成している物質を微量溶解した水溶液は紫外部に強い吸収を有しており,陽イオン交換樹脂アンバーライトIR-112によるクロマトグラフィーでメレムは0.5Nの,メラムは2N-塩酸溶離液中に離検出することが出来たので,これを利用して単離を行なった。<BR>次にメラム, …

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  • シアナミド誘導体およびそのメチロール化合物のペーパークロマトグラフィーによる識別

    滝本 雅祥, 小枝 幾久雄 工業化学雑誌 63 (5), 797-799, 1960

    石灰窒素から生成される非環状シアナミド誘導体,たとえばシアナミド,ジシアンジアミド,グアニジン,尿素,チオ尿素等がニトロプルシッドソーダ・フェリシアン化カリ・カセイソーダの混合試薬で発色することを知ったので,これら誘導体のおのおのをペーパークロマトグラフィーにより分離識別した。この試薬はまたこれらの誘導体とホルムアルデヒドとの初期縮合物にも同様の発色を示すので,この試薬とメチロール基により発色を…

    DOI Web Site 被引用文献4件

  • 非環状シアナミド誘導体混合物の分離定量とその実用化の検討

    滝本 雅祥, 八尾 亨 工業化学雑誌 63 (11), 1941-1944, 1960

    非環状シアナミド誘導体中最も普通な,かつ共存し易いシアナミド,ジシアンジアミド,グアニジン,ビグアニド,尿素,チオ尿素の6種のいろいろな混合試料についてこれまで既報に報告したイオン交換樹脂による分離と比色定量法を用いて試料の分離溶出の状態を測定した。そして更にこれらを適宜組合わせて工業分析にも適するような簡易な分析法の検討を試みたが,特にジシアンジアミドの定量については沈殿による共存物質の除去法…

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  • グアニジン,ジシアンジアミド,ビグアニド以外の数種のシアナミド誘導体の定量の検討

    滝本 雅祥, 沢田 昌 工業化学雑誌 63 (6), 967-970, 1960

    引続いてシアナミド,グアニル尿素,シアノ尿素,尿素,チオ尿素,ビウレット,ニトログアニジン,アミノグアニジン,ジシアノグアニジンについて前報に示した比色法の適否を検討し,シアナミド,グアニル尿素,ニトログアニジン等の比色定量にも適することを知った。またこの発色機構について考察し,発色はアミジン化合物が3価の鉄のペンタシアノ錯塩の第6配位子となることによって起ると推定した。

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  • 石油コークスの黒鉛化と湿式酸化反応性

    田川 博章, 中島 斉 工業化学雑誌 63 (10), 1690-1694, 1960

    炭素の黒鉛化という構造の変化によって,化学反応性がいかに変わるかということを明らかにするため,化学反応性の尺度の一つとして重クロム酸カリウムのリン酸溶液による湿式酸化反応を選んだ。炭素としては,石油コークスを使い,1100,1380,1660,1950,2250,2600,2800℃の各温度で黒鉛化し,X線回折によって(002)の面間隔を調べ黒鉛化度をきめた。<I>d</I><SUB>002</…

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  • イオン交換樹脂による非環状シアナミド誘導体の相互分離

    滝本 雅祥, 八尾 亨 工業化学雑誌 63 (11), 1938-1941, 1960

    8種の非環状シアナミド誘導体について数種の強酸性陽イオン交換樹脂および強塩基性陰イオン交換樹脂を用い分離を試みた。カラムクロマトグラフィーによる結果では,陽イオン交換樹脂にグアニジン,ビグアニドおよびグアニル尿素が,陰イオン交換樹脂にシアナミド,シアノ尿素が完全に吸着して他の物質と分離でき,また吸着したグアニジンとピグアニドも塩酸で完全に分離溶出させることができた。更にジシアンジアミド,尿素,チ…

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  • 炭化力ルシウムの結晶状態

    田川 博章, 藤森 寛治 工業化学雑誌 63 (7), 1154-1159, 1960

    炭化カルシウムの結晶状態を明らかにするために, 純度の高い結晶と, 市販品の2 種類について, 偏光顕微鏡とX 線回折装置の両者を使って調べた。工業用電気炉で冷却された純度の高い炭化物は2 種類の結晶形態を持っている。立方体ないしは直方体の形のものと, 柱状形とである。X 線回折の結果では前者はI,II,III型の結晶型の混じたもの,後者はI型のみからできていることが明らかとなった。いずれの形態…

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  • グアニジン,ジシアンジアミド,ビグアニドの比色定量法の検討

    滝本 雅祥, 沢田 昌 工業化学雑誌 63 (5), 799-803, 1960

    従来の重量,容量法に代わるシアナミド誘導体の簡易迅速かつ微量分析に適する比色定量法を確立する目的で,ニトロプルシッドソーダ・フェリシアン化カリ試薬を用い,まずグアニジン,ジシアンジアミド,ビグアニドについて分析条件を詳細に検討した結果,極めて簡便な操作によってグアニジンおよびビグアニドはほぼ1~10γ/m<I>l</I>,ジシアンジアミドはほぼ5~50γ/m<I>l</I>の範囲で1~2%以内の…

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  • シアナミド誘導体の分離定量法の研究(第4~5報) (第5報)尿素の新比色定量

    滝本 雅祥, 平野 洋子 日本化學雜誌 81 (9), 1418-1421, 1960

    尿素のすぐれた比色定量法を確立する目的で,大熊が見いだしたジメチルグリオキシムとチオセミカルバジドによる尿素の呈色法を検討改良して比色分析に適する条件を求めた。確立した新らしい比色定量法は簡便で0.2~2γ/m<I>l</I>のごく微量の尿素の定量に適するほか, ビウレット,シアノ尿素も定量でき,試薬がやや不安定である点を除いては<I>P</I>-ジメチルアミノベンズアルデヒド法やジアセチル法よ…

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  • 大きさの異なる石灰石の熱分解の機構

    由川 博章 工業化学雑誌 62 (7), 970-973, 1959

    石灰石の大きさが熱分解の速度ならびに分解の機構に与える影響について研究した。<BR>1稜の長さ2,4,6cmの青海産石灰石を立方体に切出したものを試料として,分解温度850~1300℃の範囲で,熱分解による減少量を熱天秤を使って調べ,これから分解速度を求めた。<BR>分解率α,分解速度v,立方体の1稜の長さ2Rとの間には,いずれの分解温度,石灰石の大きさについてでもvt=〓の関係が成り立つ。した…

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  • 生石灰の結晶成長に及ぼす石灰石の性状の影響

    田川 博章, 藤森 寛治 工業化学雑誌 62 (7), 965-970, 1959

    石灰石の組織は方解石結晶粒子の大きさの違いによって結晶質(200~500μ),粗粒質(40~60μ),微粒質(5~20μ),緻密質(2μ以下) の四つに分類することができる。焼成されてできる生石灰粒子の大きさは石灰石の組織と密接な関係にあり,石灰石の組織が微細なほど,生成する生石灰粒子の大きさは細かい。1000℃では産地の違い,組織の違いに無関係に生石灰粒子の大きさは1μ内外の値を示すが,130…

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  • 焼成時の生石灰の収縮に与える石灰石中の不純物の影響

    田川 博章, 菅原 秀夫, 藤森 寛治 工業化学雑誌 62 (12), 1809-1815, 1959

    地の異なる石灰石では収縮の状況に差異が現われるが,その原因として石灰石の結晶の集合状態,不純物の種類,量,分布状態の違いが考えられる。この研究は不純物が収縮に与える影響を明らかにするため,石灰石中の不純物の形態焼成後の変化について顕微鏡を使って調べ,一方炭酸カルシウムと不純物の主成分と考えられる酸化鉄,アルミナ,酸化ケイ素との混合物をつくり収縮の挙動を調べた。<BR>石灰石の不純物としては酸化鉄…

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  • 生石灰の性質におよぼす焼成条件の影響

    田川 博章, 須藤 文明 工業化学雑誌 61 (8), 949-951, 1958

    石灰石から生石灰をうる場合に焼成温度,時間が異なると,生石灰の性質に著しい差異が現われる。この変化のようすを嵩密度,空孔率,結晶粒子の大きさ,水和反応性で調べた。<BR>焼成温度が900℃ 程度の比較的低い場合には,生石灰は収縮をほとんど起さないが,焼成温度が高くなると石灰石は焼成中に収縮を起して次第に嵩密度の高いものになる。この嵩密度の増大は特に1100℃ …

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  • メラミンとホルムアルデヒドとの縮合物の白濁点およびメチレン化反応

    小枝 幾久雄 工業化学雑誌 60 (12), 1567-1573, 1957

    メラミンとホルムアルデヒドとの縮合物は反応の進行とともに次第に親水性から疎水性へと移行するが,この際の縮合物の性質と縮合物の組成との間の定量的な関係についてはほとんど知られていない。著者はこれらの点について詳細な研究を行った。まず反応条件の異なる多くの縮合物について, これを種々の濃度に水で希釈し, …

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