検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 52 件

  • 1 / 1

  • 近世日本における「無縁」「公界」「楽」

    夏目, 琢史 国士舘人文科学論集 5 1-17, 2024-02-29

    ...本稿は、網野善彦氏が著書『無縁・公界・楽 ― 日本中世の自由と平等』(1978年)において提唱した「無縁論」について、日本近世史(江戸時代)の文脈のなかで考察したものである。近世の日本において「無縁」「公界」「楽」のそれぞれの語の使われ方を検討し、「公界」と「世間」との関係、およびそこから逸脱する行為としての「無縁」というあり方の肯定的な意義について注目する。...

    機関リポジトリ

  • 仏教史研究と歴史教育 : 高等学校における日本近世史分野を中心に

    田中, 洋平, Tanaka, Yohei 淑徳大学人文学部研究論集 4 97-108, 2019-03-15

    本論では中等教育段階における歴史教育と歴史学研究の結節を企図し、高等学校で使用されている日本史教科書の記述について、歴史学的知見からこれに検討を加えた。具体的には、近世宗教史分野の研究成果を整理するとともに、これに新たな研究知見を付与したうえで教科書の記述を再検討している。ここでは、これまでの研究史及び『肥後藩人畜改帳』の分析から、寺檀制度の成立に照応させつつ、それを担う寺院が建立されたことを確…

    機関リポジトリ Web Site

  • 尾張藩「御山守」の職域形成と記録類

    太田 尚宏 国文学研究資料館紀要 アーカイブズ研究篇 = The Bulletin of National Institure of Japanese Literature, Archival Studies 49 (14), 1-25, 2018-03-16

    本研究は、享保期(1716-36)以降の尾張藩において森林管理の実務を担当した「御山守」の内木(ないき)彦七武久(たけひさ)の動向を事例に、同藩で新設された「御山守」の職域が確定・拡大していく中で、どのような記録類が作成・蓄積され、これらがいかに活用されたかを明らかにし、職務の遂行と内木家の格式保持に果たした記録類の役割を考察したものである。研究対象である美濃国恵那郡加子母村および内木家の概要、…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 仙台藩の武士身分に関する基礎的研究

    堀田, 幸義 宮城教育大学紀要 51 279-302, 2017-01-31

    ...日本近世史分野では、身分制研究の進展を背景に、大名家の家臣団のなかでどの階層からが世襲の武士身分であったのかという点が議論されており、一方、武士身分とは誰が認定するのかといういう点についても研究されている。  本稿は、以上のような認識のもと、「武士身分の者」の多さが特徴とされる仙台藩の武士身分について整理するものである。...

    機関リポジトリ

  • 奥向研究の現状と課題

    Fukuda, Chizuru, 福田, 千鶴 メトロポリタン史学会 (9) 15-26, 2013-12-20

    ...本報告では、女性がほとんど出てこない男性中心の表の政治史を研究の本分としてきた私が、なぜ奥向研究に向かうことになったのか、ということについて、私なりの整理をする過程で気がついた点を中心に、日本近世史における奥向研究の現状と課題を述べたい。 (p15より抜粋)...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 近世大坂の非人史における訳語問題

    ポーター ジョン 都市文化研究 14 101-105, 2012-03

    ...本稿は, 近世大坂の非人を事例として取り上げ, 日本近世史というフィールドで活躍している翻訳者が直面する基礎的な問題を紹介することを意図しており, そうした問題を克服するために, いくつかの実用的な手法を提示しようとする。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 日本近世史と翻訳

    エイモス ティモシー 都市文化研究 14 91-100, 2012-03

    本稿は, 従来あまり研究の対象とされてこなかった「訳語問題」について, 体験に基づいて私見を述べるものである。まず問題としたいのは, 日本史研究と翻訳というテーマに触れている先行研究の中に, 「学問としての翻訳」の存在を軽視もしくは疑問視する論文や文献も存在することである。これらの見解は「言語一致」という翻訳思想の根本理解を否定した上に成り立っているために, …

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 自己を発見する賤民と百姓

    木下 光生 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 169 271-290, 2011-11-30

    ...本稿は、日本の賤民と百姓が一八世紀後半~一九世紀以降、自他の身分を強く意識し出す状況を素材として、共同研究の全体テーマ「身体と人格をめぐる言説と実践」を、日本近世史研究において問うことの意義を考えるものである。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • アメリカの日本史研究にふれて : 日本近世史研究交流会参加記

    齊藤 紘子, 三田 智子 都市文化研究 12 211-214, 2010-03

    ...2009年3月1日から約2週間, 大阪市立大学重点研究およびGCOE事業による助成などを得て, ノースカロライナ大学とプリンストン大学での日本近世史を中心とするシンポジウムに参加した。日本からの参加者は, 市大文学研究科教授塚田孝氏, 山口大学教育学部准教授森下徹氏, 大阪歴史博物館学芸員八木滋氏と私たちの計5名である。今回の企画では, ……...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 1 / 1
ページトップへ