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検索結果 226 件

  • 尿中β<sub>2</sub>マイクログロブリン測定に与える尿pHと保存温度

    長谷野 優作, 大貫 望, 井上 真理奈, 三輪 佑果, 鵜原 日登美, 平 資久, 石崎 一穂, 金子 誠 医学検査 73 (2), 332-336, 2024-04-25

    <p>β<sub>2</sub>MGは尿pHが5.5以下の場合には酸性プロテアーゼにより偽低値となることが知られている。このため,外部受託検査検体の提出条件にも「pH 5.5~7.5で提出」と記載されているが,pH調整の推奨方法は特に示されていない。そこで,尿中β<sub>2</sub>MGと検体pHの関係を明確にし,適正な検査提出方法について改めて評価することを目的とした。対象は,尿検査の依頼…

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  • 全自動尿中有形成分分析装置UF-5000を利用した薬剤感受性推測の可能性

    三輪 佑果, 竹澤 理子, 福田 弥生, 長谷野 優作, 井上 真理奈, 鵜原 日登美, 小野 由可, 石崎 一穂 医学検査 73 (1), 78-84, 2024-01-25

    <p>尿路感染症における薬剤耐性菌への取り組みとして,全自動尿中有形成分分析装置UF-5000で細菌数が測定できることを利用し,原尿に直接感受性ディスクを入れ反応させることによる細菌数の変化から,薬剤感受性結果の推測が可能かを検討した。使用薬剤は,尿路感染症に処方頻度の高いレボフロキサシン(LVFX)と基質特異性拡張型βラクタマーゼ(ESBL)の判定にも用いられるセフォタキシム(CTX)を使用し…

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  • 3~5歳の子どもを持つ母親の就業形態, 睡眠問題および育児ストレスの関係

    井成 真由子, 竹内 日登美, 原田 哲夫, 川俣 美砂子, 黒谷 万美子, 中出 美代 東海公衆衛生雑誌 11 (1), 96-102, 2023-07-08

    <p><b>目的</b> 3〜5歳の子どもを持つ母親を対象に,母親の就業形態や睡眠問題,普段の子育ての中で感じる育児ストレスの関係について明らかにすることを目的とした。</p><p><b>方法</b> 2019年6月7日〜11日に,社会調査会社 (A社) の登録モニターから,3〜5歳の同居の子どもを持つ20〜49歳の母親を対象として,インターネットによるアンケート調査を実施し,1,601名から調…

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  • 高度下痢で腎前性腎不全をきたしCSによるランダム生検で診断し得たLymphocytic colitisの1例

    重久 友理子, 安原 ひさ恵, 吉田 泰成, 馬場 雄己, 關 博之, 遠藤 日登美, 永原 照也, 神野 秀基, 中津 守人, 宮谷 克也 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (9), 1434-1440, 2023

    <p>56歳,男性.1週間前から頻回な水様性下痢と,腎機能障害を認めており,高度下痢による腎前性腎不全と診断した.感染性腸炎を疑い,絶食下に大量補液を施行したが下痢,腎機能の改善は乏しく,糞便培養検査からは有意菌の検出は認めず原因は不明であった.CSを行い,S状結腸から直腸にかけて血管透見低下とひび割れ様の粘膜所見を認め,ランダム生検を施行した.病理組織学的所見で上皮間リンパ球の増加を認めLym…

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  • MicroScanWalkAwayを用いた血液培養陽性検体における薬剤感受性検査迅速法の検討

    喜多 晃子, 竹澤 理子, 鵜原 日登美, 寿賀 敏光, 福田 弥生, 土屋 智之, 竹端 菜々美, 小野 由可 医学検査 71 (4), 675-680, 2022-10-25

    <p>当院では,血液培養陽性時の薬剤感受性検査直接法は,ボトル内容液からディスク拡散法で行っているが,最終的な結果報告には間接法で実施する必要があり,数日を要する。そこで今回,turn around time(TAT)の短縮を目的に内容液から直接自動機器による同定・感受性検査を行う方法を検討した。当院で期間中に血液培養陽性となった353件(グラム陽性球菌140件,グラム陰性桿菌213件)を対象と…

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  • <i>Blastocystis hominis</i>による下痢症に対してSternheimer染色が有用であった1例

    三輪 佑果, 竹澤 理子, 福田 弥生, 土屋 智之, 鵜原 日登美, 小野 由可, 石崎 一穂, 金子 誠 医学検査 71 (1), 148-152, 2022-01-25

    <p><i>Blastocystis hominis</i>(<i>B. hominis</i>)はヒトの大腸に寄生し,下痢や嘔吐を引き起こす原虫として知られているが寄生していても無症状のこともあり,その病原性に関しては未だ不明な部分も多い。今回,<i>B. hominis</i>が原因と考えられる下痢症を経験したので,染色法と併せて報告する。症例は80代,男性。頻回の下痢の精査目的に提出された…

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  • 競技力でチーム分けされた大学生アスリートの生活習慣の比較

    中出 美代, 川田 尚弘, 井成 真由子, 原田 哲夫, 杉山 由佳, 松島 佳子, 竹内 日登美 東海公衆衛生雑誌 9 (1), 131-137, 2021-07-03

    <p><b>目的</b> 大学生アスリートを対象に,競技力によって食習慣や食意識,睡眠習慣など生活習慣の管理に差異が見られるかについて,競技力の異なるチームに属する学生の間で比較検討を行った。</p><p><b>方法</b> 2016年12月,大学生サッカー部部員を対象に自記式質問紙調査を実施し,18~23歳の111名 (男性) から回答を得た …

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  • ブレインツリー:頭部での植物の寄生を表現する触覚コンテンツ

    平野 祐也, 竹永 正輝, 西川 尚志, 丸山 寛人, 浅野 日登美, 椎名 星歩, 千葉 麻由, 武田 雄太, 渡邊 真輝, 橋 本直 日本バーチャルリアリティ学会論文誌 26 (2), 155-158, 2021-06-30

    <p>The parasitism of plants on the human body often appears in fiction, however until now it was limited to the expression in media such as novels, illustrations, and movies. Therefore, we created …

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  • 毛髪の迷入に起因した耳下腺炎の1例

    妹尾 日登美, 松賀 ひとみ, 徳宮 元富, 山田 早織, 藤本 愉莉 日本口腔診断学会雑誌 35 (1), 61-65, 2021

    Parotitis is often caused by viral or bacterial infections or salivary stones, and rarely by foreign bodies. In this article, we report a case of parotitis caused by a heterotopic hair in the …

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 療養病床をもつ中小病院における感染制御チーム・抗菌薬適正使用支援チームの活動の意義

    元木 由美, 阿部 日登美, 石塚 智子, 梅井 康宏, 藤本 陸史, 鈴記 好博, 谷 憲治, 大串 文隆 日本病院総合診療医学会雑誌 16 (6), 411-417, 2020-11-30

    我が国の病院の約 70%は中小病院である。これらの病院では,感染管理の専門家である医療従事者を常に雇用しているわけではないが,ガイドラインにおいても中小病院は大規模病院と同様の感染対策が望まれている。著者らの病院は慢性期の中小病院であるが,Infection Control Team,Antimicrobial Stewardship …

    DOI Web Site 医中誌

  • 育児において困りごとになる保育園児の行動・心身の不調と,朝食習慣や生活リズムとの関連

    中出 美代, 竹内 日登美, 井成 真由子, 服部 しげこ, 黒谷 万美子, 田中 秀吉, 川俣 美砂子, 原田 哲夫 東海公衆衛生雑誌 8 (1), 103-108, 2020-07-11

    <p><b>目的</b> 内容やタイミングも含めた朝食習慣と,保育園児の睡眠習慣や生活リズム,育児での困りごとになる行動・心身の不調との関連について検討した。</p><p><b>方法</b> 2018年1月から2月に,保育園15園の園児とその保護者を対象に質問紙調査を実施して回答を得た (回収率68.5%)。質問紙には,Torsval&Åkerstedt (1980) …

    DOI Web Site 医中誌

  • ブレインツリー: 頭部での植物の成長を表現する触覚インタフェース

    平野, 祐也, 竹永, 正輝, 西川, 尚志, 丸山, 寛人, 浅野, 日登美, 椎名, 星歩, 千葉, 麻由, 武田, 雄太, 渡邊, 真輝, 橋本, 直 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2019論文集 2019 6-11, 2019-09-13

    漫画や落語などに登場する表現の一つとして,人間の体内に植物が寄生するというものがある.しかしそれらは,経験したことのない我々にとって理解しがたい描写となっている.そこで我々は頭に植物が生えた感覚を体験可能なコンテンツとして,ブレインツリーを制作した.本システムでは,ヘッドマッサージャによる触覚提示と頭部に根が侵食している映像の提示によって植物の侵食を表現する.また,振動と重心移動による植物の動き…

    情報処理学会

  • カエルの解剖実習手順の検討

    古木 隆寛, 竹内 日登美, 原田 哲夫 日本科学教育学会研究会研究報告 33 (5), 39-42, 2019-05-25

    <p>生物の解剖を行うことは学生の生物に対しての意識に有益に働くことが数多く報告されている。しかし、高知大学の学生で過去に生物の解剖を実際に行ったことのある学生は多くない。そこで、高知大学教育学部において開講されている「生物学実験Ⅰ」ではこれまでアフリカツメガエルの解剖を行ってきた。アフリカツメガエルの解剖を通して、体のつくりなどを学ぶと同時に、解剖に関して適切な手順や注意点を知ることを目的とし…

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  • 青少年のための科学の祭典参加者の遊び

    大井 理志, 澤田 悠祐, 竹内 日登美, 中城 満, 原田 哲夫 日本科学教育学会研究会研究報告 33 (5), 43-46, 2019-05-25

    <p>子どもは遊びの中でよく学ぶ.そこで,自然遊びなどの原体験の重要性が言われている.しかし,都市化や遊び場の減少,インターネット,SNSの普及などにより,現代の子どもにとって,自然体験的な遊びをする機会が減少してきている.したがって,子どもたちの遊びの現状がいかなるものかに注目し,青少年のための科学の祭典参加者を対象に,自然遊びかそうでないか,実体験的遊びかバーチャル的な遊びかなどに分けて,理…

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  • 教員養成系大学生を対象とした生物分野からの性教育の試み

    竹内 日登美, 古木 隆寛, 原田 哲夫 日本科学教育学会研究会研究報告 33 (5), 53-56, 2019-05-25

    <p>日本の性教育は未だ十分とは言えず,包括的な性教育の必要性や,性に関する科学的知識の習得においては,生物分野からの性教育の有効性が示唆されている.そこで本研究では,学生が性における問題を適切な科学的知識に基づいて考える態度を身に付け,理科分野からの性教育について考えるきっかけとすることを目的に,生物分野からの性教育の講義を教員養成課程に属する学生を対象に講義を行い,講義中に使用したワークシー…

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  • 嚥下困難者用食品の力学物性評価

    熊谷 仁, 秋間 彩香, 谷米(長谷川) 温子, 二宮 和美, 熊谷 日登美 化学と生物 57 (5), 279-288, 2019-05-01

    <p>嚥下困難者用介護食としては,①べたつきにくく,②口腔内や咽頭部でまとまりやすいものが適するとされ,ゲル化剤や増粘剤を添加したものが多い.“べたつき”や“まとまりやすさ”はよく,TPA(Texture Profile Analysis)から求められる付着性や凝集性で評価される.われわれは以前,本誌に「高齢者が誤嚥しにくい介護食の物性」というタイトルの総説を寄稿した<sup>(1)</sup>…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • 多孔質固体食品の食感の定量的評価

    行方 千晴, 小澤 希望, 二宮 和美, 山口 勇将, 熊谷 日登美, 熊谷 仁 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 76-, 2019

    <p>【目的】食品のおいしさは,味覚・嗅覚・視覚だけでなく,食感(テクスチャー)を通して総合的に判断される。特に,固形の食品では歯応えや口当たり等の食感がおいしさに大きく影響している。また,日本語には食感を表す擬音語・擬態語(オノマトペ)が数多くある。食感の評価方法としては官能評価が一般的だが,食品の開発や品質管理を行う上では食感を数値化する必要がある。そこで本研究では,サクサク等の擬音語で表現…

    DOI

  • 【報文】 多糖類ゲルのテクスチャーとその食塊の咽頭部における流動性との関係

    秋間 彩香, 篠原 由妃, 岡田 紗代子, 矢野 智美, 二宮 和美, 谷米(長谷川) 温子, 熊谷 日登美, 熊谷 仁 応用糖質科学:日本応用糖質科学会誌 8 (4), 298-306, 2018-11-20

    <p>複数の多糖類ゲル化剤を用いて,テクスチャーが異なるゲルを調製し,TPA(Texture Profile Analysis)から求められるパラメータと咽頭部流速との関係について検討した.調製された多糖類ゲルはいずれも,高濃度ではレオロジー的に真のゲルを形成することが確認された.多糖類の種類や濃度を変えることで,硬さ,付着性,凝集性の値を大きく変化させることができた.TPAから求…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献14件

  • 多糖類ゲルのテクスチャーとその食塊の咽頭部における流動性との関係

    秋間, 彩香, 篠原, 由妃, 岡田, 紗代子, 矢野, 智美, 二宮, 和美, 谷米, 温子, 熊谷, 日登美, 熊谷, 仁 応用糖質科学 : 日本応用糖質科学会誌 = Bulletin of applied glycoscience 8 (4), 298-306, 2018-11

    複数の多糖類ゲル化剤を用いて,テクスチャーが異なるゲルを調製し,TPA(Texture Profile Analysis)から求められるパラメータと咽頭部流速との関係について検討した。調製された多糖類ゲルはいずれも,高濃度ではレオロジー的に真のゲルを形成することが確認された。多糖類の種類や濃度を変えることで,硬さ,付着性,凝集性の値を大きく変化させることができた。TPAから求められるパラメータの…

    日本農学文献記事索引 Web Site 医中誌

  • 医療機関の給水設備におけるレジオネラ属菌の汚染実態

    大屋 日登美, 鈴木 美雪, 政岡 智佳, 中嶋 直樹, 古川 一郎, 前川 純子, 倉 文明, 泉山 信司, 黒木 俊郎 感染症学雑誌 92 (5), 678-685, 2018-09-20

    <p>院内感染のレジオネラ症が世界で多数報告されており,給水設備が感染に関与していることが知られている.しかし,我が国における医療機関の給水設備のレジオネラ属菌による汚染実態はあまり明らかにされていない.本調査では,神奈川県内の3 医療機関を対象に給水設備のレジオネラ属菌による汚染を遺伝子の検出と培養により調査した.医療機関内の蛇口水及びシャワー水と蛇口及びシャワーヘッドのスワブを検体とし,3 …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献16件

  • 教員養成課程学生対象「生きたアメンボ」を用いた実験後

    原田 哲夫, 高屋 聖卓, 竹内 日登美, 中城 満 日本科学教育学会研究会研究報告 32 (8), 15-18, 2018-05-26

    <p>小学校理科学習指導要領解説<sup>1 </sup>には, 「身の回りの生物と環境との関わり」など授業で生物 との関係が重視され,「メダカの解剖」授業は内部形態理解に有効である<sup>2</sup>。しかし, バーチャル化の進んだ現在の教員養成課程学生の「生きた教材」への意識は不明である。本研究では「生きたアメンボ」を使った簡単な実験の後, …

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  • 終末期がん患者への食事/栄養サポートにおいて訪問看護師が抱く困難

    佐藤 まゆみ, 大内 美穂子, 豊島 裕子, 塩原 由美子, 笠谷 美保, 小宮山 日登美, 小坂 美智代 千葉県立保健医療大学紀要 8 (1), 1_9-1_18, 2017-03-24

    【目的・方法】訪問看護師が抱える終末期がん患者の食事/栄養サポートに関する困難を明らかにすることを目的に,終末期がん患者の看護に携わっているA県下の訪問看護師を対象に質問紙調査を実施した.【結果・考察】質問紙調査1:終末期がん患者の食事/栄養サポートに関して訪問看護師が抱く困難の内容として22項目が明らかになった.質問紙調査2:調査1の結果及び文献検討の結果から得られた34項目について困難の程度…

    DOI Web Site 医中誌

  • 胃がんリスク評価ABC分類のA群における上部消化管内視鏡所見と<i>Helicobacter pylori</i>感染の状態の検討

    遠藤 日登美, 松本 さやか, 須藤 梢, 森藤 由記, 安原 ひさ恵, 秋田 光洋, 神野 秀基, 幡 英典, 今川 敦, 中津 守人 人間ドック(Ningen Dock) 32 (4), 653-658, 2017

    <b>目的:</b>胃がんリスク評価ABC分類の結果と上部消化管内視鏡検査(以下,EGD)の所見を比較し,<i>Helicobacter pylori</i>(以下,HP)感染の状況を検討する.<br><b>方法:</b>21ヵ月間にABC分類とEGDを実施したA群345症例を対象とした.それらについて,木村・竹本分類に基づいた内視鏡的萎縮変化,および胃炎の京都分類の胃がんリスクの内視鏡所見スコ…

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  • 食品ハイドロコロイドのかたさ·粘度と咽頭部流速

    秋間 彩香, 山形 文乃, 谷米(長谷川) 温子, 熊谷 日登美, 熊谷 仁 日本食品科学工学会誌 64 (3), 123-131, 2017

    <p>性状が異なる試料において,かたさが粘度の代用として誤嚥の危険性の物性指標になりうるかを明らかにするために,流動特性の異なる液状試料を用いて,かたさと粘度との関係について検討を行った.また,かたさあるいは粘度と咽頭部最大流速<i>V</i><sub>max</sub>との関係について検討した.</p><p>キサンタンガム溶液と類似した流動特性(粘度<i>vs</i>.ずり速度の関係)を有する…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献5件

  • 早期投薬治療を開始した初期リウマチ患者に対するリハ介入についての検討

    輿 日登美 理学療法学Supplement 2015 (0), 0084-, 2016

    【はじめに,目的】リハビリテーション(以下リハ)は関節リウマチ(以下RA)治療の4本柱の1つと言われており,病期にかかわらず疼痛軽減や変形・拘縮・筋力低下予防や改善,環境調整等の介入を行うことが重要であると言われている。一方で,生物学的製剤の承認以降,薬物療法の発展に伴い,RAは「治療可能な疾患」になりつつあり,リハも一変することとなった。2010年のリウマチ白書によると,リハビリを受けるRA患…

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  • 嚥下困難者用介護食の物性設計のための食品ゲルの嚥下音に関する音響解析

    秋間 彩香, 篠原 由妃, 谷米(長谷川) 温子, 石原 清香, 礒野 舞, 中馬 誠, 中尾 理美, 船見 孝博, 熊谷 日登美, 熊谷 仁 日本食品科学工学会誌 63 (10), 439-449, 2016

    <p>本研究ではゲル状食品に関して,嚥下音測定から求められる嚥下時間と咽頭部最大流速<i>V</i><sub>max</sub>との関係について検討した.試料としては,TPA試験から求められるパラメータと咽頭部流速との関係について報告のあるものを用いた.</p><p>試料の嚥下音波形から,喉頭蓋閉鎖に関わる時間<i>t</i><sub>1</sub>,食塊流動時間<i>t</i><sub>2</…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献10件

  • 幼児期に開口障害を認めた下顎頭過形成の1例

    磯村 恵美子, 榎本 明史, 妹尾 日登美, 田中 晋, 古郷 幹彦 日本顎関節学会雑誌 27 (3), 225-230, 2015

    下顎頭過形成については数多くの報告があるが,幼児の報告例はわれわれが調べたかぎりではない。それは,下顎頭過形成の主症状が顔面非対称や咬合不全であり,幼児期では気づかれにくかったり,気づかれても治療の対象とはならなかったりするためと思われる。われわれは,1歳児の下顎頭過形成の患児に対し,開口障害を認めたために早期に下顎頭切除術を施行したところ,6歳時に開口障害を再発したため,側頭筋皮弁の挿入を併用…

    DOI HANDLE 医中誌

  • 高齢者大腿骨骨折患者に対する周術期専門的口腔ケアの効果

    妹尾 日登美, 中野 優子, 徳宮 元富, 應谷 昌隆 有病者歯科医療 24 (1), 9-14, 2015

    超高齢者社会を迎え,大腿骨骨折の患者は増加してきている.高齢者の大腿骨骨折は自宅での転倒などの軽微な損傷で容易におこる.一旦大腿骨骨折が生じるとADLが低下し,たちまち口腔内環境は悪化する.大腿骨骨折患者の術後におこる合併症として最も多いのが肺炎である.そこで,われわれは70歳以上の大腿骨骨折患者165人を対象に周術期専門的口腔ケアの効用につき検討した. …

    DOI 医中誌

  • “えん下困難者用食品”の基準中のテクスチャー試験法(TPA)に関する考察

    秋間 彩香, 谷米(長谷川) 温子, 熊谷 日登美, 熊谷 仁 日本食品工学会誌 15 (1), 15-24, 2014

    味覚が類似し,テクスチャーの異なるゲルを用いて,国の「えん下困難者用食品」の基準中の方法に基づいた2-バイトTPA(Texture Profile Analysis)試験を行った.得られたTPA曲線から,3つのパラメータ「硬さ」(hardness),「付着性」(adhesiveness),「凝集性」(cohesiveness)を求めた.また,同一のゲルを用いて,超音波パルスドプラー法により,咽頭…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献11件

  • 人間ドックの上部消化管内視鏡検査を契機にCowden病の診断に至った1例

    遠藤 日登美, 今川 敦, 松三 明宏, 寺澤 裕之, 榮 浩行, 藤原 学, 安原 ひさ恵, 神野 秀基, 守屋 昭男, 幡 英典, 中津 守人, 安東 正晴 人間ドック(Ningen Dock) 29 (1), 47-51, 2014

    症例は30歳代男性.5年前に他院で上部消化管内視鏡検査(Esophagogastroduodenoscopy:EGD)をはじめて行い,食道と胃のポリープを指摘されたが経過観察となっていた.今回,当院にて人間ドックを受診し,EGDを施行した.EGDでは食道全体にびまん性に多発した白色調小隆起を認め,胃十二指腸にも多発した小ポリープを認めた.下部消化管内視鏡検査(CS)では回腸末端および,結腸に数個…

    DOI Web Site 医中誌

  • 停留精巣に合併した精索捻転

    永田 篤志, 山崎 良兼, 迫 欣二, 倉光 敏行, 長坂 日登美, 石井 佳枝, 下竹 美由紀, 成瀬 文子, 宇野 志保, 石原 由美子, 米山 万里子, 熊谷 美希 超音波検査技術抄録集 39 (0), S201-S201, 2014

    DOI 医中誌

  • 被災自治体の行政機能支援 - 福岡県派遣職員の調査報告 -

    文屋, 俊子, 植木, 翔平, 後藤, 優太, 馬場, 日登美, 増田, 遼 福岡県立大学人間社会学部紀要 22 (1), 95-106, 2013-07-31

    本稿は、東日本大震災の発災直後から平成23年度中に福岡県から被災自治体に行政機能支 援として派遣された行政職員を対象に、平成24年7月に実施した「東日本大震災の被災地に対する行政支援に関する調査」の報告である。本調査は、福岡県立大学人間社会学部の社会調査実習の一環として実施した。 本稿の目的は、東日本大震災の発災後、3月末から12月までの期間に派遣された職員の、被災 …

    機関リポジトリ Web Site

  • 寄生虫陽性率の経年的変化と寄生虫検査継続意義

    小松 悦子, 福田 弥生, 鵜原 日登美, 遠田 栄一, 石坂 裕子, 山門 實 人間ドック(Ningen Dock) 28 (4), 641-645, 2013

    <B>目的:</B>三井記念病院総合健診センター(以下,当センター)における寄生虫陽性率の経年的変化を検討し,今後の人間ドックにおける寄生虫検査の継続意義について考察した.<br><B>方法:</B>対象は1994年8月から2012年3月までに当センターを受診した1泊人間ドック受診者4,673名で,虫卵の検出法はホルマリン・エーテル沈殿集卵法で行った.この他,当センターから提出された虫体の同定も…

    DOI Web Site 医中誌

  • 当科における頭頸部がん患者に対する口腔機能管理について

    中村 亨, 山本 俊郎, 丸山 日登美, 岸野 加奈美, 久保 惠津子, 赤松 佑紀, 西垣 勝, 大迫 文重, 雨宮 傑, 坂下 敦宏, 金村 成智 日本歯科保存学雑誌 56 (6), 537-543, 2013

    目的:近年,がん患者の口腔に起こるトラブルを予防ならびに軽減するために,がんセンターや大学病院をはじめとしたがん拠点病院では,歯科によるがん治療への介入が勧められている.京都府立医科大学附属病院歯科(以下,当科)では,2011年7月から口腔ケアサポートチームを編成し,頭頸部がん患者のがん治療後の合併症を低下させるために活動している.そこで本報告では,当科の口腔ケアサポートチームの活動状況について…

    DOI 医中誌

  • 生体物質相互作用解析装置を用いた大豆7Sグロブリンとカルボキシル基との相互作用の解析

    伊地知 南, 清水 詩織, 中西 良博, 佐藤 典子, 池田 真理子, 中野 一輝, 赤尾 真, 熊谷 仁, 熊谷 日登美 日本食品工学会誌 13 (4), 117-125, 2012

    カルボキシレートタイプ陽イオン交換樹脂によるタンパク質の脱アミド化の機構を解明するために,表面プラズモン共鳴(SPR)法を用いて大豆7Sグロブリンとカルボキシル基の相互作用の解析を行った.脱アミド化に用いる溶媒として,緩衝溶液の種類,溶液のNaイオン濃度,pHを変えて検討を行った.大豆7Sグロブリンとカルボキシル基との相互作用の程度は,デキストランマトリックス上にカルボキシル基を有するセンサーチ…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献26件

  • 中間管理者のマネジメント能力向上への支援のあり方 : マネジメントラダー認定結果からの考察

    仁木, 恵美子, 勝見, 真澄, 高木, 日登美, 大久保, 春枝, 野本, 美津子, 石掛, 恵子, 近藤, ときえ 市立札幌病院医誌 = Acta medica nosocomi Sapporo = The Journal of Sapporo City General Hospital 70 (2), 69-74, 2011-03-31

    質の高い看護サービスを提供するために、各部署をマネジメントしている中問管理者の役割は大きくその能力の向上が課題である。A病院の課長職は、係長職である看護師長・副看護師長の育成の一端を担っている。平成20年4月より、中間管理者のマネジメント能力の向上を目的に、マネジメントラダーを導入した。そこで、私たち課長職は、ラダ一認定結果を有効に活用し、中間管理者の能力向上の支援を行いたいと考えた。今回研究目…

    機関リポジトリ 医中誌

  • 高齢者が誤嚥しにくい介護食の物性

    熊谷 仁, 谷米(長谷川) 温子, 田代 晃子, 熊谷 日登美 化学と生物 49 (9), 610-619, 2011

    近年,社会の高齢化に伴い,嚥下機能が低下した高齢者が増加している.食物が食道から胃ではなく,気管から肺へ到達することを誤嚥という.高齢者が誤嚥する大きな理由は,食物が咽頭部を通過する際のタイミングがとれなくなることにあるため,水やお茶などの低粘性の食物は誤嚥しやすい.誤嚥の危険性を低下させるためゲル化剤や増粘剤を添加した様々な嚥下困難者用の介護食が開発されているが,介護食として適切な物性指標につ…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献9件 参考文献34件

  • 硬性内視鏡を補助的に用いた口内法による関節突起骨折観血的整復術

    藤田 日登美, 羽鳥 仁志, 吉濱 泰斗, 代田 達夫, 新谷 悟 Dental Medicine Research 30 (2), 178-182, 2010

    下顎骨関節突起骨折に対する治療として, 保存療法を選択するか観血的整復術を選択するかは議論の分かれるところであり, 一定の見解が得られていないのが現状である. 保存療法を選択した場合, 開口障害の改善までに長期間を要する症例や, 咬合の偏位が残存する症例も散見され, 口腔外からの観血的整復術では顔面神経損傷の危険性や術創残存という審美的な問題を無視できない. また, …

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 新卒看護師が気管吸引を習得する上で困難と感じる要因の検討

    桂川, 純子, 松田, 日登美, 柿原, 加代子 日本赤十字豊田看護大学紀要 4 (1), 7-13, 2009-03-31

    本研究では、看護基礎教育卒業時には知識としてわかるレベルでよいとされる気管吸引のビデオ教材を作成するための基礎資料を得ることを目的として、新卒看護師が気管吸引を習得する上での困難感を明らかにし、その要因について検討した。対象者は総合病院の病棟に1年間勤務した新卒看護師22名(22.7±2.18歳)で、調査期間は平成19年3月であった。承諾を得られた対象者から半構成的面接によりデータを収集し、質的…

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 新人助産師の職場適応に影響する要因と助産師教育における課題

    中本, 朋子, 野崎, 美紀, 重安, 日登美, 柳, 美穂子, 山下, 満枝 山口県立大学学術情報 2 48-52, 2009-03

    本研究は、新人助産師の職場適応に向け、新人助産師の職場適応に影響する要因を明らかにし、卒業前の助産師教育の段階における課題を見出すことを目的としたものである。調査対象は、A県内の病院に勤務する入職後1年目、2年目の助産師6名である。研究方法は質的帰納的研究デザインとし、離職を考えることが最も多いとされる入職後3~4カ月ころの職場での体験を想起してもらい、インタビューを行い記述した。データ分析の結…

    機関リポジトリ 医中誌

  • 長谷川香料株式会社 技術研究所 所長 藤田 明 氏

    熊谷 日登美, 渡邉 秀典 化学と生物 47 (8), 573-577, 2009

    明治36年創業の長谷川香料(株)は,前身の長谷川藤太郎商店を英語表記の社名 (T. HASEGAWA CO.,LTD.) に残しているように,伝統を重んじながらも新しい香気を求め続け,今や世界の香料会社ランキングのトップテンに入る会社に発展してきました.香料の二本柱である香粧品香料(フレグランス)と食品香料(フレーバー)を支える香気成分の抽出・分析,そして合成といった様々な基礎研究を担っている技…

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  • ジャンボリーキ鱗片から発生する泡成分の抗肝障害作用とサポニンの同定

    内田 あゆみ, 陶 慧, 荻原 淳, 赤尾 真, 熊谷 日登美, 松藤 寛, 竹永 章生, 櫻井 英敏 日本食品科学工学会誌 56 (12), 639-646, 2009

    ジャンボリーキ鱗片から得られた泡粉末と比較のために鱗片末およびクルクミンを用いてGaINにより誘発される急性肝障害およびEtOHによって惹起される慢性肝障害モデルラットに対する影響を調べた.また同時に,推定関与成分として生鱗片からサポニンの単離・同定を試みた.その結果,ジャンボリーキの泡粉末および鱗片末は,GaIN,およびEtOHのラットへの投与実験において急性肝障害時の機能低下を抑制すること,…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献23件

  • ジャンボリーキのスルフィド生成に関わる成分の検索と同定

    内田 あゆみ, 荻原 淳, 熊谷 日登美, 赤尾 真, 松藤 寛, 櫻井 英敏, 関口 一郎 日本食品科学工学会誌 56 (5), 280-285, 2009

    ジャンボリーキ(大粒ニラネギ)と他のネギ属について,スルフィドおよびスルフィド基質成分を比較した結果,ジャンボリーキは,ニンニクやGHガーリックとは異なり,リーキに近似することが判明した.<BR>すなわち,ジャンボリーキから生成するスルフィドとしてM-SS-M(1.7mg/kg wet wt),M-SS-Pe(15.7mg/kg wet wt kg),P-SS-Pe(7.5mg/kg wet …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献16件

  • (株)林原生物化学研究所常務取締役 研究センター担当 福田恵温 氏

    熊谷 日登美, 西村 敏英 化学と生物 47 (6), 430-435, 2009

    明治16年,岡山の水飴製造業“林原商店”としてスタートした林原は,酵素・微生物活用技術により,トレハロースをはじめとする数多くの優れた糖質を開発してきた.また,インターフェロンなどの医薬品原料,化粧品原料,機能性色素などの研究,製造,販売も行ない,今やバイオテクノロジー産業のトップメーカーである.このような発展を遂げた林原には,「あきらめなければ失敗ではない」という哲学があった.研究センターを担…

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  • ハウス食品株式会社 ソマテックセンター 所長 田口昌男氏

    熊谷 日登美, 西村 敏英 化学と生物 47 (9), 654-658, 2009

    ハウス食品は,日本人にとって最も嗜好性の高い食べものの一つであるカレーの原料「カレールウ」で断トツのシェアを誇る食品のトップメーカーである.カレーのおいしさや健康に関する基礎・応用研究を行ない,バーモントカレー,プライムカレーなどのヒット商品を多数出している.最近では,「ウコンの力」が大ヒットし,香辛料や香辛野菜の健康素材研究にも力を入れている.このように多くのヒット商品を出しているハウス食品に…

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  • NMDA誘発性顎運動時の三叉神経中脳路核ニューロンの神経活動

    榎本 明史, 岡本 怜子, 妹尾 日登美, 草山 守生, 濱田 傑, 古郷 幹彦 日本顎関節学会雑誌 21 (2), 99-104, 2009

    三叉神経中脳路核ニューロンは三叉神経系の一次知覚ニューロンであり,リズミカルな顎運動を誘発させるために非常に重要な働きをしていることが知られている。三叉神経系において,NMDA(N-methyl-D-aspartate)誘発性の顎運動様神経活動が知られているが,三叉神経中脳路核ニューロンのNMDAに対する電気生理学的特性はいまだ報告がない。<br> …

    DOI 医中誌 参考文献19件

  • レオロジーと食品工学-嚥下障害者用介護食の物性を中心として

    熊谷 仁, 熊谷 日登美 日本食品工学会誌 10 (3), 137-148, 2009

    流動特性と粘弾性の概念を中心として,レオロジーの食品工学の役割について考察した.最初にレオロジーの基礎について述べた.第一に液体の粘度(流動粘度)と様々な流動特性について,第二に粘弾性の概念,第三に動的粘弾性測定法と,そのデータに基づくハイドロコロイドの分類法ついて解説した.ゾル-ゲル転移の解析に用いるWinterとChambonの理論についても概説した.また,流動粘度と動的粘弾性測定から得られ…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献8件 参考文献10件

  • 頸部郭清後に生じた頸部痛の制御に苦慮した1例

    持田 千久紗, 代田 達夫, 渡辺 仁資, 藤田 日登美, 羽鳥 仁志, 新谷 悟 日本口腔外科学会雑誌 55 (11), 562-566, 2009

    The outcomes of radical neck dissection have recently improved considerably; postoperative sequelae such as shoulder joint disorders have become a problem. Sequelae of radical neck dissection …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • 食品工学における物性そして水

    熊谷 仁, 熊谷 日登美, 萩原 知明 日本食品工学会誌 9 (2), 79-89, 2008-06-15

    「食品の物性そして水」というタイトルの解説記事の第1回目として, 食品工学における物性の位置づけ, 水の物性に与える影響について簡単な例を挙げつつ, 概説した.<BR>物性とは本来, 「物質のサイズや形状には依存せず物質固有の性質を反映する物理量」のはずで, 食品工学で用いる物性の多くはこれである.しかし, 産官学を含む食品科学・工学の研究者や技術者が口にする「物性」には, 本来の物性の他に, …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献6件

  • 大豆グロブリンの脱アミド化に伴う親水性の向上とゲル化特性の変化

    嶋崎 恵里子, 佐野 友子, 熊谷 日登美, 桜井 英敏, 熊谷 仁 日本食品工学会誌 9 (1), 67-73, 2008-03-15

    陽イオン交換樹脂を用いた脱アミド化は, ペプチド結合の加水分解を引き起こすことなく, タンパク質の機能改質に有望な方法である.本研究では, フィチン酸除去後, 大豆グロブリンをカルボキシレートタイプの陽イオン交換樹脂によって脱アミド化した.フィチン酸除去脱アミド化大豆グロブリン (PrDS) の加熱ゲルの特性を, フィチン酸除去大豆グロブリン (PrS) および未処理大豆グロブリン (US) …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献4件

  • カゴメ株式会社総合研究所バイオジェニックス研究部長 稲熊隆博 氏

    熊谷 日登美, 吉田 久美 化学と生物 46 (9), 643-647, 2008

    こだわりの野菜ジュースなどで次々とヒットを飛ばしているカゴメ株式会社.それらのヒット商品開発の立役者であると同時に,様々な学会での研究成果発表や役員の歴任など,幅広くご活躍のカゴメ株式会社総合研究所バイオジェニックス研究部長の稲熊隆博氏に,大学で学ぶ姿勢(何のために学ぶか考える),企業で仕事をする姿勢(「やりたいこと」と「やるべきこと」の両方をやる)など,学生にも社会人にも役立つ興味深いお話を伺…

    DOI Web Site

  • インタラクティブな環境を提供する看護技術教育用システムの構築とその評価

    桂川, 純子, 柿原, 加代子, 松田, 日登美, 水野, 智 日本赤十字豊田看護大学紀要 3 (1), 27-34, 2007-03

    研究者らは、看護基礎技術のインタラクティブな学習環境を提供するシステムとして、Video on demand(以下「VOD」とする)機能に電子掲示板を組み合わせたNursing Skill Support(以下「NSS」とする)を構築した。この使用感について、学習者の視点から評価を得ることを目的に調査を行った。VODによるコンテンツ視聴機能への自記式質問紙調査では、「興味」「繰り返しの視聴」「見…

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 髄膜炎菌の薬剤感受性について

    渡辺 祐子, 高橋 智恵子, 大屋 日登美, 岡崎 則男, 尾上 洋一 感染症学雑誌 81 (6), 669-674, 2007

    1990年から2004年までに分離され, 当所に保存してある髄膜炎菌100株を対象に, 髄膜炎菌性髄膜炎の主要治療薬剤及び予防投与剤合わせて12薬剤に対する薬剤感受性の調査を行った.<BR>その結果, ペニシリン系薬剤であるbenzyl penicillin (PCG) のMIC<SUB>50</SUB>とMIC<SUB>90</SUB>は0.031μg/mL, 0.063μg/mLであり, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献17件

  • 個別ファイルを用いた口腔ケアの取り組み

    八百山 香苗, 田中 千弘, 小島 育子, 平井 日登美, 岩佐 和典 新田塚医療福祉センター雑誌 2 31-34, 2005-06-30

    要旨:当施設では、1日2回口腔ケアを実施しているが、開口を拒否する利用者に対しては無理強いしていなかった。その為、口腔内の汚れが完全に除去されず、口腔内が不衛生な状態の利用者がいた、また職員の口腔ケアの方法も統一されておらず、一定のマニュアルも存在しなかった。そこで今回私達は、開口を拒否する利用者に対し、歯科衛生士が口腔内診査とカラーテスターを用いたプラークの染出してストを行った。その後、個々に…

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 遅発性筋痛に対する物理療法の効果

    小島 日登美, 池畠 寿, 山本 結子, 鮫島 啓記, 町田 博久, 坂上 昇 高知リハビリテーション学院紀要 6 (0), 23-29, 2005-03-31

    本研究は,遅発性筋痛(以下,筋痛)に対する物理療法(温熱及び寒冷)の疼痛緩和の効果を,電流知覚閾値(以下,CPT)検査,visual analogue scale(以下,VAS), 関節可動域(以下,ROM)の3項目を指標として検討した.対象は,健常成人20名(男性2名,女性18名),平均年齢30.6±6.5歳であった.筋痛を起こさせる運動として,1回/2secのペースでダンベルを用いて肘関節の…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • Neurometer®による電流知覚閾値について

    池畠 寿, 小島 日登美, 山本 結子, 鮫島 啓記, 町田 博久, 坂上 昇 高知リハビリテーション学院紀要 6 (0), 19-22, 2005-03-31

    Neurometer®NS3000™ (東京医研株式会社)を用いて,患者の痛みを定量化できるとされる電流知覚閾値(Current Perception Threshold : 以下,CPT)検査を健常成人に行い,その電流知覚閾値をNeurotron社 が提示する標準値と比較検討すること,さらにその値を男女間において比較検討することを研究目的に行った. …

    DOI Web Site 医中誌

  • Rit1/Bcl11bがん抑制遺伝子とリンパ腫発症

    小杉, 日登美 新潟医学会雑誌 119 (1), 10-17, 2005-01

    マウス胸腺リンパ腫発症に関与するRitl/Bclllbがん抑制遺伝子はポジショナルクローニング法により単離され,146例のリンパ腫から11例にホモ欠失を,2例にマイクロ欠損を,4例に塩基置換が検出されている.このRit1遺伝子ががん抑制遺伝子として働くことを確定するために,Rit1のヌル型ノックアウトマウスを作製し,解析した.Rit1(KO/+)マウスに放射線を照射すると,Rit1(+/+)マウ…

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • 水銀トリフラートを用いた触媒反応の探索

    山本 博文, 家永 友昭, 栗崎 貴啓, 小谷 秀平, 藤川 ゆかり, 土広 篤史, 木下 貴至, 浪花 智子, 濱垣 日登美, 浅井 由弥子, 中野 真代, 高尾 裕子, 今川  洋, 西沢 麦夫 反応と合成の進歩シンポジウム 発表要旨概要 31 (0), 144-144, 2005

    Recently, we have described that Hg(OTf)<sub>2</sub> and it's tetramethylurea (TMU) complex show highly efficient catalytic activity for the hydration of terminal alkynes to give methylketones, …

    DOI

  • 多数の結石を伴った歯性上顎洞炎の1例

    小倉 孝文, 妹尾 日登美, 森本 泰成, 三浦 康寛, 榎本 明史, 濱田 傑 日本口腔外科学会雑誌 49 (9), 548-550, 2003

    We report a case of odontogenic maxillary sinusitis with many calculi. The patient was 37-yearold woman who was introduced to our department for treatment of a calcified mass in the right maxillary …

    DOI 医中誌 参考文献8件

  • 尿を材料とした風疹ウイルス抗体測定とその疫学的有用性

    大屋 日登美, 市川 誠一, 横田 俊平, 木村 博和, 中沢 明紀, 植地 正文, 柴田 茂男 日本公衆衛生雑誌 49 (12), 1227-1238, 2002

    <b>目的</b> 尿を材料とした風疹 IgG 抗体測定の疫学的有用性を検討するために,1)風疹自然感染および風疹予防接種後の抗体出現を明らかにするとともに,2)保健センターの 3 歳児健康診査受診者を対象にした疫学調査を実施した。<br/><b>方法</b> 風疹自然感染例調査は,7 医療機関(小児科)の協力で,風疹感染が疑われた12例について,感染急性期(1-6 病日)と回復期(2-6 …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献21件

  • 軟口蓋裂を伴ったCATCH22症候群の3例

    田中 徳昭, 飯田 征二, 古郷 幹彦, 石井 庄一郎, 妹尾 日登美, 占部 一彦, 松矢 篤三 日本口腔外科学会雑誌 47 (7), 447-450, 2001

    CATCH 22 syndrome, defined by Wilson in 1993, is associated with cardiac defects, abnormal face, thymic hypoplasia, cleft palate, and hypocalcemia resulting from microdeletions of chromosome 22q11. …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献14件

  • イオン交換樹脂による小麦粉グリアジンの脱アミド化

    熊谷 日登美, 則松 優子, 橋爪 尚子, 櫻井 英敏, 熊谷 仁 日本食品科学工学会誌 48 (12), 884-890, 2001

    Gliadin in wheat-flour gluten was deamidated by cation-exchange resins in order to enhance the affinity for water; four kinds of cation-exchange resins with functional groups …

    DOI Web Site 被引用文献7件 参考文献18件

  • 先天性軟口蓋片側形成不全症の1例

    妹尾 日登美, 古郷 幹彦, 向井 紀文, 大谷 朋弘, 野村 公子, 松矢 篤三 日本口腔外科学会雑誌 47 (5), 316-319, 2001

    We report a rare case of a congenital anomaly with unilateral soft palate aplasia. A 10-monthold girl presented with nasal discharge. We recognized a right velar defect. No other abnormalities were …

    DOI 医中誌 参考文献8件

  • 口唇裂披裂部赤唇に発生した先天性上唇側方ろう孔の1例

    足立 忠文, 加島 由紀子, 西尾 順太郎, 山口 芳輝, 妹尾 日登美, 松矢 篤三 日本口腔外科学会雑誌 46 (2), 120-122, 2000

    We report a rare case of a congenital lateral fistula of the upper lip at the vermilion in a 2-month-old boy with cleft lip. Under general anesthesia, fistulectomy was carried out with cheiloplasty …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献11件

  • 極低出生体重児の知能検査時の行動特徴と検査結果の関係 : 出生体重差と行動特徴による検討を通して

    花田 日登美, 大[ズル] 香 特殊教育学研究 36 (2), 53-61, 1998

    従来、極低出生体重児の知的発達に関しては、出生体重別にその特徴が示されてきた。本研究の目的は、極低出生体重児の検査時の行動特徴と知能検査結果との関係性について検討することである。現在6歳で、学齢前の極低出生体重児36名に対しWISC-R知能検査を行い、母親に対して、対象児の日常生活における行動について面接した。その結果、出生体重別の比較ではIQに差がみられなかったが、検査態度による比較では、検査…

    DOI Web Site Web Site

  • 未萌出下顎小臼歯が筋突起下方まで移助した1例

    竹村 日登美, 平野 吉子, 小原 浩, 西尾 順太郎 日本口腔外科学会雑誌 43 (2), 103-105, 1997

    Occasionally an unerupted tooth moves to a location that is some distance from the site from which it arose. This is often caused by the force of a tumor or a cyst, but sometimes the mechanism of …

    DOI 医中誌 被引用文献8件 参考文献12件

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