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検索結果 117 件

  • 1 / 1

  • Glial fibrillary acidic protein抗体関連疾患の病態と臨床像

    木村 暁夫 臨床神経学 64 (2), 75-84, 2024

    <p>グリア線維性酸性蛋白(glial fibrillary acidic protein,以下GFAPと略記)抗体関連疾患は,近年新たに提唱された免疫介在性神経疾患である.病態機序は十分解明されていないが,病理学的に血管周囲を主体とするT細胞の浸潤が報告されており,抗原特異的T細胞の関与が推測されている.主に髄膜脳炎・髄膜脳脊髄炎をきたし,意識障害,排尿障害,運動異常症,髄膜刺激徴候,認知機能…

    DOI Web Site PubMed 参考文献49件

  • ROC解析を用いたマンモグラフィにおける乳腺伸展性の評価

    中村 舞, 信太 圭一, 沼田 百恵, 松本 花菜音, 赤尾 真尋, 青木 琉栞, 木村 暁, 藤井 優子, 田尻 真鈴 日本乳癌検診学会誌 33 (1), 75-78, 2024

    マンモグラフィ検診において偽陽性となる要因のひとつに局所的非対称性陰影(FAD)がある。ポジショニング不良で乳腺を十分に伸展させることができなかった場合,偽のFAD が描出される。さらに,マンモグラフィ上の乳腺伸展性は医師や診療放射線技師によって視覚的に評価されており,個人の経験に依存する。本研究では診療放射線技師14 名を対象にROC 実験を行った。実験には51 枚のMLO 画像を使用し,1 …

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  • 非定型パーキンソニズムを呈する自己免疫性脳炎/傍腫瘍性神経症候群―スコーピングレビュー―

    山原 直紀, 木村 暁夫, 下畑 享良 臨床神経学 63 (8), 497-504, 2023

    <p> 近年,非定型パーキンソニズムを呈する自己免疫性脳炎/傍腫瘍性神経症候群が報告されている.しかしどのような抗神経抗体が関与するのか,またどのようなときにこれらの疾患を疑うべきかは不明である.この臨床疑問を解決するためにスコーピングレビューを行い,38論文を選定した.この結果,進行性核上性麻痺,大脳皮質基底核症候群,多系統萎縮症のいずれにおいても未知の抗体を含む抗神経抗体が多数報告されていた…

    DOI Web Site PubMed 参考文献38件

  • 特徴的な画像所見により診断に至った自己免疫性グリア線維性酸性蛋白アストロサイトパチーの小児例

    上田 拓耶, 本郷 裕斗, 石田 悠介, 西山 将広, 豊嶋 大作, 山口 善道, 乗本 周平, 木村 暁夫, 丸山 あずさ 脳と発達 55 (6), 438-442, 2023

    <p> 近年,アストロサイトの細胞骨格内に存在するグリア線維性酸性蛋白質(glial fibrillary acidic protein;GFAP)への抗体に関連する脳炎が新たな疾患概念として提唱された.亜急性の経過の髄膜脳炎・髄膜脳脊髄炎と特徴的な画像所見を呈するが,多くは成人例である.近年小児例の報告が海外で散見され始めたが,本邦での報告は本症例を除いて1例のみである.症例は5歳8か月の男児…

    DOI 医中誌

  • 長大な頸髄病変を伴う慢性経過の自己免疫性glial fibrillary acidic protein(GFAP)アストロサイトパチーの1例

    滑川 将気, 荻根沢 真也, 木村 暁夫, 下畑 享良, 小宅 睦郎, 藤田 信也 臨床神経学 62 (5), 386-390, 2022

    <p>症例は,61歳男性.2年前と6か月前に全身けいれん発作を起こし,5ヶ月前からの歩行障害が悪化して入院した.認知機能低下,下肢痙性と体幹失調,自律神経障害を認めた.髄液細胞増多があり,MRIで大脳半卵円中心の点状造影効果を伴う白質病変と長大な頸髄病変を認めた.ステロイドパルス療法で軽快したが2ヶ月後に再燃し,新たに頸髄側索の病変を認めた.髄液の抗glial fibrillary …

    DOI Web Site PubMed 参考文献13件

  • IgLON5抗体関連疾患:Anti–IgLON5 disease

    木村 暁夫, 大野 陽哉, 下畑 享良 神経治療学 39 (3), 340-345, 2022

    <p>Anti–IgLON5 disease is a recently reported autoimmune neurological disease associated with antibodies against IgLON5, a neuronal cell adhesion molecule. Most patients with anti–IgLON5 disease are …

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  • VII.自己免疫性脳炎の診断と治療

    木村 暁夫 日本内科学会雑誌 110 (8), 1601-1610, 2021-08-10

    <p>自己免疫性脳炎は,免疫学的機序を介し発症する中枢神経疾患である.一部の患者では,傍腫瘍性に発症する.患者の血清・髄液中において,神経組織を標的とする自己抗体である抗神経抗体が検出されることがあり,診断マーカーとして重要である.診療のポイントは,傍腫瘍性の可能性を念頭においた腫瘍の検索と抗神経抗体の検索である.治療は,免疫療法と腫瘍に対する治療が必要であり,早期診断と治療の開始が予後の改善に…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 自己免疫性glial fibrillary acidic protein(GFAP)アストロサイトパチーの1例

    足立 洋, 塩見 悠真, 木村 暁夫, 下畑 享良, 米田 行宏, 影山 恭史 臨床神経学 61 (6), 401-404, 2021

    <p>症例は46歳男性.急性に意識混濁,頭痛,発熱,尿閉,吃逆,ミオクローヌス様不随意運動が出現した.髄液の細胞数増多(111個/μ<i>l</i>)があり,頭部MRIのFLAIR像で両側基底核から放線冠にかけて線状の多発性の高信号域を認め,経過中に脳幹部にもT<sub>2</sub>像で高信号域の病巣を認めた.ステロイドの点滴パルス療法と経口剤に反応して第31病日に後遺症なく退院した.髄液の抗…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献8件

  • 抗IgLON5抗体関連疾患の臨床像

    下畑 享良, 木村 暁夫 臨床神経学 61 (12), 825-832, 2021

    <p>抗IgLON5抗体関連疾患は,2014年に睡眠時随伴症,閉塞性睡眠時無呼吸症候群などの睡眠障害と,タウオパチーを示唆する病理所見を呈する疾患として報告された.これまで八つの臨床病型が報告されている.睡眠時随伴症と閉塞性睡眠時無呼吸症候群を合併する患者,また運動異常症,運動ニューロン病,認知症患者において特徴的な睡眠時随伴症を合併する場合は,血清ないし脳脊髄液の抗IgLON5抗体を測定するこ…

    DOI Web Site PubMed 参考文献32件

  • 非遺伝性小脳性運動失調症の最前線―treatable cerebellar ataxia―

    吉倉 延亮, 木村 暁夫, 下畑 享良 日本内科学会雑誌 109 (6), 1138-1144, 2020-06-10

    <p>非遺伝性小脳性運動失調症に対し用いられる皮質性小脳萎縮症(cortical cerebellar atrophy:CCA)という名称は,本来は神経病理学的診断名である.近年,ヨーロッパや本邦から,臨床的な新たな疾患概念とその診断基準が提唱された.しかし,これらの症例の病態は均一ではなく,多様な疾患が混在する可能性がある.具体的には,多系統萎縮症(multiple system …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 中大脳動脈狭窄症に対する浅側頭動脈-中大脳動脈吻合術後に可逆性の片側バリズムを来した1例

    柴田 英明, 林 祐一, 吉倉 延亮, 山田 恵, 木村 暁夫, 下畑 享良 臨床神経学 59 (12), 829-833, 2019

    <p>症例は32歳女性.顔面を含む左半身のしびれを繰り返し,右中大脳動脈狭窄症による一過性脳虚血発作(TIA)と診断された.右浅側頭動脈-中大脳動脈吻合術(superficial temporal artery-middle cerebral artery(STA-MCA)吻合術)の2週後より左側の片側バリズムが出現した.出現から3ヶ月後に極期を迎えたのち,全経過1年半で自然に消失した.STA-…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献14件

  • IV.傍腫瘍性自己免疫性脳炎

    木村 暁夫, 犬塚 貴 日本内科学会雑誌 106 (8), 1564-1570, 2017-08-10

    <p>傍腫瘍性自己免疫性脳炎は,腫瘍の遠隔効果として発症する脳炎・脳症である.髄液検査や画像検査で異常を認めないこともあり,しばしば診断に難渋し治療開始が遅れることも少なくない.また,様々な精神・神経症状の出現が腫瘍の発見に先立つことも多く,常に腫瘍の合併を念頭に置き,診療を進める必要がある.時に,神経と腫瘍に共通する抗原を認識する特異的な自己抗体が,神経細胞内もしくは細胞膜・細胞外抗原に対する…

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 当科における90 歳以上超高齢者手術症例の検討

    小俣 二郎, 宇都宮 勝之, 吉田 一路, 山岸 陽二, 福村 麻希子, 菊家 健太, 川内 隆幸, 坂本 直子, 木村 暁史, 小川 智道, 小川 均, 菅澤 英一, 村山 道典 外科と代謝・栄養 51 (5), 293-302, 2017

    【目的】当科の90 歳以上の手術症例の治療成績およびリスク評価法について検討した.<br>【方法】対象は90 歳以上の42 人44 例.検討1:患者・手術背景,術後経過,術後合併症,転帰などの治療成績について検討した.検討2:全身麻酔29 例の術後生存時間,術後合併症とE-PASS との関連を検討した.<br>【結果】検討1:手術内容は大腸癌が12 例(27.3%)と多く,悪性疾患は20 …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献2件

  • 自己免疫性脳症の新展開

    犬塚 貴, 木村 暁夫, 林 祐一 神経治療学 33 (2), 94-98, 2016

    <p>Several autoantibodies are associated with autoimmune encephalitis. Some of these antibodies are directed against intracellular neuronal antigens such as Hu and Ma2, which are strongly associated …

    DOI 医中誌

  • 持続性アンギオテンシンIIタイプI受容体拮抗薬の投与に伴い慢性リチウム中毒を呈した高齢者の1例

    林 祐一, 西田 承平, 竹腰 顕, 村上 宗玄, 山田 恵, 木村 暁夫, 鈴木 昭夫, 犬塚 貴 日本老年医学会雑誌 53 (3), 244-249, 2016

    <p>症例は65歳女性.40年前,双極I型障害と診断され,リチウム製剤で治療を開始された.途中,数年の中断を経て,10年以上前から炭酸リチウム600 mg/日を内服していた.精神症状のコントロールは比較的良好であった.X年12月,高血圧の診断のもと,アジルサルタン20 mg/日の内服が開始されたところ,内服3週間後から動作時の両手指のふるえが生じるようになった.症状は進行性で,手指のふるえが強ま…

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献2件 参考文献7件

  • 浮体式洋上風車における独立ブレードピッチ角制御時の疲労荷重の検討

    木村 暁, 二瓶 泰範 自動制御連合講演会講演論文集 59 (0), 1342-1344, 2016

    <p>洋上における鉛直方向の風速分布により、風車のブレードに流入する風はブレードの回転に伴い変化する。その結果、風車には上下アンバランスな荷重が生じ、翼根では風速の変化による繰り返し荷重が想定される。本研究では、翼素運動量理論をもとに翼根の空力解析を行い、独立ピッチ角制御時の翼根と風車のタワー基部における疲労荷重を検討する。</p>

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  • 辺縁系脳炎で発症し,Guillain-Barré症候群様の急性運動感覚性ニューロパチーを呈した抗Hu抗体陽性傍腫瘍症候群の1例

    櫻井 岳郎, 脇田 賢治, 木村 暁夫, 犬塚 貴, 西田 浩 臨床神経学 55 (12), 921-925, 2015

    症例は69歳男性.約1カ月前から全身倦怠感,体重減少,もの忘れが出現し,頭部MRI所見から辺縁系脳炎と考えられた.加えて四肢筋力低下,呼吸不全が急速に進行し,人工呼吸器管理となり,末梢神経伝導検査から軸索障害型の急性運動感覚性ニューロパチーと考えられた.血清で抗Hu抗体陽性と判明し,FDG-PETで肺門部のリンパ節に集積を認め,生検により小細胞肺癌を伴う傍腫瘍性神経症候群と診断した.傍腫瘍症候群…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献7件

  • 抗生物質を用いた自己治療と薬剤師の対応

    木村 暁, 中村 安秀 国際保健医療 29 (2), 81-90, 2014

    <b>目的</b><BR>  途上国では処方箋を必要とする薬剤の販売規制が不十分であり、薬剤耐性の発現という視点からも、抗生物質による自己治療は世界の公衆衛生の大きな問題である。インドネシアにおいては処方箋薬による自己治療は一般的であるうえに危険な偽造医薬品の流通も社会問題となっている。インドネシア首都圏において抗生物質を買い求める顧客の行動様式とそれに対する薬剤師の対応を明らかにし、抗生物質を…

    DOI 医中誌

  • 腫瘍と内科疾患

    石塚, 達夫, 福沢, 嘉孝, 加藤, 義郎, 木村, 暁夫, 鈴木, 大介, 堀木, 紀行, 三輪, 啓志, 森田, 浩之, 金子, 晴生 日本内科学会雑誌 102 (11), 2998-3006, 2013

    application/pdf

    機関リポジトリ HANDLE

  • 変形性脊椎症を有する高齢者に発症したnonsystemic vasculitic neuropathyの1例

    山田 恵, 田中 優司, 木村 暁夫, 香村 彰宏, 林 祐一, 保住 功, 小池 春樹, 祖父江 元, 犬塚 貴 日本老年医学会雑誌 50 (3), 400-403, 2013

    症例は84歳女性.9カ月前から左下垂足,次いで右下垂足が出現した.変形性脊椎症による多発神経根症として数カ月経過観察されていた.当科初診時,神経学的には両下肢筋力低下(左優位),四肢末梢の表在覚・深部覚の低下,両下肢腱反射消失を認めた.電気生理学的には両側脛骨神経,腓腹神経において軸索・脱髄混合性障害を認めた.腓腹神経生検の組織所見では軸索変性が主体で,二次的な脱髄もみられた.神経束毎に有髄線維…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献18件

  • データ同化を用いた線虫C. elegansにおける細胞質流動を引き起こす細胞内力分布の推定

    庭山 律哉, 長尾 大道, 樋口 知之, 木村 暁 理論応用力学講演会 講演論文集 62 (0), 215-, 2013

    動植物細胞の内部では、細胞質流動と呼ばれる全体的な流れが生じる。モデル生物、線虫<i>C. elegans</i>においても、受精直後に細胞質流動が観察される。この細胞質流動は個体発生の方向性(前後軸)の決定において重要な働きをしている。発表者らはこれまでに線虫胚における細胞質流動の流速の空間分布の定量化に成功している。また、流体力学シミュレーションを行い、観測した流速分布をおおむね説明できるこ…

    DOI

  • 腫瘍と内科疾患

    石塚 達夫, 福沢 嘉孝, 加藤 義郎, 木村 暁夫, 鈴木 大介, 堀木 紀行, 三輪 啓志, 森田 浩之, 金子 晴生 日本内科学会雑誌 102 (11), 2998-3006, 2013

    DOI Web Site PubMed

  • 細胞の建築を理解するための可視化・定量化

    庭山 律哉, 篠原 恭介, 木村 暁 可視化情報学会誌 32 (125), 20-25, 2012

    「情報の可視化・定量化」は現代生物学においても、ますますその重要性を増している。筆者らは生物を構成する最小の機能単位とされる「細胞」に着目し、その構造や機能の探求を通じてヒトを含めた生物の基本的なしくみを理解することを目指している。顕微鏡により観察されたミクロな細胞内の現象から有効な情報を抽出し、細胞の理解につなげるためには可視化技術が多いに役立つ。筆者らは「細胞質流動」と呼ばれる細胞内での大規…

    DOI 参考文献14件

  • データ同化を用いた線虫<I>C. elegans</I>における細胞質流動の発生メカニズムの解析

    庭山 律哉, 長尾 大道, 樋口 知之, 木村 暁 理論応用力学講演会 講演論文集 61 (0), 46-46, 2012

    動植物細胞の内部では、細胞質流動と呼ばれる全体的な流れが生じる。モデル生物、線虫<I>C. elegans</I>においても、受精直後に細胞質流動が観察される。この細胞質流動は個体発生の方向性(前後軸)の決定において重要な働きをしている。発表者らはこれまでに線虫胚における細胞質流動の流速の空間分布の定量化に成功している。また、流体力学シミュレーションを行い、観測した流速分布をおおむね説明できるこ…

    DOI

  • 悪性リンパ腫の寛解導入後にneurolymphomatosisをきたした2例

    原田 斉子, 冨田 稔, 木村 暁夫, 香村 彰宏, 林 祐一, 保住 功, 兼村 信宏, 森脇 久隆, 祖父江 元, 犬塚 貴 日本内科学会雑誌 101 (1), 157-160, 2012

    Neurolymphomatosisは脳神経を含む末梢神経,神経根あるいは神経叢へのリンパ腫の浸潤を呈する,臨床的には稀な疾患とされている<sup>1)</sup>.今回,寛解導入後に末梢神経障害をきたし,神経生検によりneurolymphomatosisと診断し得たB cell lymphomaの2例を経験した.悪性リンパ腫の寛解導入後であっても末梢神経障害を呈した場合には,neurolymp…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか3件 被引用文献1件 参考文献6件

  • 細胞形状の変化を誘導する細胞表層の力学の時空間的動態の予測

    小山 宏史, 木村 暁 理論応用力学講演会 講演論文集 59 (0), 176-176, 2010

    細胞は、細胞分裂を繰り返すことで増殖する。細胞分裂において細胞の形状はダイナミックに変化する。細胞形状の変化は、細胞表層の細胞骨格と呼ばれる構造物の動態が力学的パラメータに翻訳されることによって引き起こされると考えられている。しかしながら、細胞表層の力学的パラメータが時空間的にどのように変化するか、あるいは背景にある力学的パラメータの制御構造は十分に理解されていない。本研究では、細胞形状の変化を…

    DOI

  • 2.膠原病における新たな抗神経抗体の検索

    木村 暁夫, 犬塚 貴 日本内科学会雑誌 99 (8), 1865-1870, 2010

    神経障害を伴う膠原病患者において自己免疫異常を背景として出現した抗神経抗体は神経障害に密接な関りをもつ可能性がある.したがって特異的な抗神経抗体を同定することは,その病態解明に重要である.また,時に神経系の日和見感染症や精神疾患との鑑別が問題となるこれら神経症状の,適切な診断と治療効果のメルクマールの確立につながると考えられる.我々はプロテオミクス解析の手法を用いて,神経障害を伴う膠原病に特異的…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか3件 参考文献22件

  • 深頸部膿瘍の臨床的検討

    波多野 篤, 宇井 直也, 重田 泰史, 飯村 慈朗, 力武 正浩, 遠藤 朝則, 木村 暁弘 耳鼻咽喉科展望 52 (1), 23-33, 2009

    深頸部膿瘍は, 頸部にある疎な結合組織からなる間隙に膿瘍を形成したものであり, 進行例では治療に難渋するために早急かつ適切な治療が必要な疾患である。頸部膿瘍の治療では, 抗菌薬の投与と共に感染が波及したすべての膿瘍腔の切開, 排膿処置が重要であり, 膿瘍の進展範囲に応じて様々な頸部切開法が行われている。今回, 当科において治療を行った深頸部膿瘍症例を対象として, …

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • 3233 梁の軸伸び変形が柱のせん断力及び降伏機構に及ぼす影響(耐震一般)

    木村,暁子, 前田,匡樹 コンクリート工学年次論文集 22 (3), 1393-1398, 2000-06-01

    日本建築学会の鉄筋コンクリート造建物の靭性保証型耐震設計指針(案)・同解説に基づいて梁降伏型の全体降伏機構となるように試設計された,RC造3層,純ラーメン骨組建物について静的漸増載荷解析を行い,梁の軸伸び変形に伴い梁に生じる圧縮軸力が骨組の崩壊形式,柱のせん断力に与える影響についての検討を行った.設計で想定した梁降伏型の降伏機構を実現するため,ヒンジを想定しない部分(柱)の設計用応力の割増係数の…

    NDLデジタルコレクション 参考文献8件

  • 3208 変動軸力と曲げを受けるRC部材の解析モデルの検討(耐震一般)

    木村,暁子, 真田,靖士, 前田,匡樹, 壁谷澤,寿海 コンクリート工学年次論文報告集 21 (3), 1243-1248, 1999-06-21

    鉄筋コンクリート造部材では,鉄筋とコンクリートの付着劣化に伴って鉄筋の抜出変形が生じるが,断面の平面保持仮定に基づく既存のマクロモデル(MSモデル)では,これを直接扱うことができない。本研究では,接合部および部材からの抜出変形を鉄筋の復元力特性のなかで合理的に評価することにより,トMSモデルで抜出変形を間接的に扱う方法について検討する。本方法に従い,筆者らによるRC梁の逆対称載荷実験と比較したと…

    NDLデジタルコレクション 被引用文献1件 参考文献7件

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