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  • 原因不明小腸穿孔による限局性腹腔内膿瘍の1例

    木村 靖彦, 野口 剛, 船田 幸宏, 立花 幸人, 内田 雄三 日本腹部救急医学会雑誌 28 (3), 511-513, 2008

    症例は53歳,男性。約1年前より限局性腹腔内膿瘍を繰り返し,経皮的腹腔内膿瘍ドレナージ術を行っていた。症状繰り返すため,精査を行ったところ,小腸造影にて回腸より膿瘍腔内への造影剤の漏出が認められたため,手術を行った。穿孔部小腸に憩室等の異常所見,また,膿瘍腔内にも魚骨等の異物はなく,原因は不明であった。本症例は,何らかの原因により,小腸穿孔をきたし,限局性の腹膜炎から腹腔内膿瘍を形成したと考えら…

    DOI 医中誌 参考文献9件

  • 胸郭成形後50年の経過を経て発見されたガーゼによる異物肉芽腫症の1例

    藍澤 哲也, 田中 康一, 木村 靖彦, 野口 琢矢, 野口 剛 日本臨床外科学会雑誌 69 (6), 1331-1334, 2008

    患者は84歳,男性.背部皮下の手拳大の腫瘤に気づいたため来院した.50年前に肺結核に対して胸郭成形術を施行され,以降とくに問題なく経過していた.疼痛・発赤などは認めなかったが,徐々に増大傾向にあるとのことで本人希望により手術を施行した.術前には診断されなかったが,術中に胸腔内にガーゼの塊を確認でき,ガーゼによる異物肉芽腫症であることが判明した.手術はガーゼの摘出と洗浄を行った.術後の経過は良好で…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献20件

  • 一期的手術により救命しえたIIIb型肝損傷の1例

    藍澤 哲也, 船田 幸宏, 立花 幸人, 木村 靖彦, 内田 雄三, 野口 剛 日本腹部救急医学会雑誌 28 (7), 943-946, 2008

    症例は62歳,男性。自家用軽四乗車の飲酒運転で正面から木に衝突し前,胸部および上腹部を強打,当院救急外来受診した。Primary Surveyにてショックを呈しており,初期輸液療法にて循環動態は一過性に安定したがすぐに不安定化してしまい,transient responderとして緊急開腹手術を施行した。開腹すると,中および左肝静脈損傷が出血の責任部位であり,肝動脈を含む肝実質損傷は比較的軽度で…

    DOI 医中誌 参考文献12件

  • 極めてまれな腎盂腎杯引き抜き腎損傷の1例

    藍澤 哲也, 船田 幸宏, 立花 幸人, 木村 靖彦, 内田 雄三, 矢野 彰一, 野口 剛 日本腹部救急医学会雑誌 28 (6), 825-828, 2008

    患者は18歳男性。バイク運転中,左折する普通乗用車に巻き込まれて受傷し,当院救急外来に搬送された。左腎周囲の血腫を認めるも循環動態は安定していたため,ICUにて保存的治療を開始した。第2病日,依然として循環動態に変動はみられなかった。腹部CTで尿の尿管外漏出を認め,逆行性尿管造影を行ったところ腎盂は描出できず,腎盂腎杯まで達する尿管損傷を疑った。循環動態は安定しており,尿管ステントを留置した。そ…

    DOI 医中誌 参考文献5件

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