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検索結果 889 件

  • マスクおよび捕集材によるバクテリオファージの透過性と捕集性能

    吉野 秀吉, 小川 正之, 依田 ひろみ, 高村 岳樹 室内環境 27 (1), 53-61, 2024

    ...特に粉砕杉木炭は,嵩密度が小さいため,少量での高い捕集率や,充填厚さ,5 mmでの長時間の捕集効果も認められた。また,実用化に当たって,杉は国内に大量に存在し,その木炭は柔らかくて粉砕し易いなどの利点もあるので,マスクへの適用可能性が高い。...

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  • 関東および九州北部地域に立地する中山間地の土壌炭素含有率変動要因

    佐々木 章晴, 鈴木 理恵, 山崎 慶太, 野口 賢次, 佐藤 研一, 当真 要 環境情報科学論文集 ceis37 (0), 52-57, 2023-12-08

    ...また,木炭と竹炭の土壌施用による影響も検討した。土壌炭素含有率に影響するのは,試験前の土壌炭素含有率(R=+0.99),平均気温(R=-0.54),土壌交換性CaO 含量(R=+0.59)であった。木炭や竹炭の施用による土壌炭素含有率の変化は,今回の試験サイトでは見られなかった。</p>...

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  • バイオ炭を植栽基盤に用いることによるCO<sub>2</sub>固定効果および緑化樹木の生育効果

    大西 竹志, 石黒 一弘, 石栗 太, 飯塚 和也, 根津 郁実 日本緑化工学会誌 49 (1), 153-156, 2023-08-31

    ...植栽基盤(黒土およびマサ土)に数種類のバイオ炭(木炭,竹炭およびもみ殻くん炭)を混合し,造園樹木の苗木の生育試験(9月~12月)を行った。得られた結果より,CO<sub>2</sub>固定効果と緑化樹木の生育効果の最適化を考察した。いずれのバイオ炭を土壌に施用した場合でも,植物生育の明確な阻害は確認されなかった。...

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  • 枯死木の炭素蓄積量は天然林と人工林で異なる

    川西 あゆみ, 石塚 成宏, 酒井 佳美, 相澤 州平, 平井 敬三, 稲冨 素子, 大曽根 陽子, 南光 一樹, 鵜川 信, インベントリ WG メンバー 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 482-, 2023-05-30

    ...昨年度の森林学会では、より正確な枯死木炭素蓄積量の推定のため、枯死木量に影響を及ぼす要因が材積、所有区分、平均気温、標高、優占樹種、施業履歴であることを報告した。本研究ではこれらの5つの要因についてさらに解析を進めた。...

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  • 花粉分析による南クック諸島・アチウ島の植生変化の復元と人類の影響

    藤木 利之, 酒井 恵祐, 奥野 充 第四紀研究 advpub (0), 2023

    ...<p>クック諸島アチウ島Areora地区東部の湿地から得られた堆積物で花粉分析を行った結果,約1,600 cal BP (約350 cal CE) にココヤシと草本の花粉,シダ胞子,木炭片が急増し,タコノキ属花粉やヘゴ科胞子が急減するという劇的な植生変化が確認された.大規模な森林伐採などによるかく乱により,草原が拡大したと考えられた.アチウ島は約350 cal CEに人類が定住していたと考えられたが...

    DOI Web Site 参考文献30件

  • 微生物製剤を用いた油分解に対する副生バイオ炭添加の影響

    正木 祥太, 久保田 洋, 村上 陽一郎, 倉澤 響, 袋 昭太 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 501-, 2023

    ...高温熱分解されたバイオ炭は木炭に比べpHが高い特徴を有するが、本研究ではこのバイオ炭の油汚染土壌浄化分野での適用検討を行った。試験はバイアル瓶125ml内に、軽油を用いた模擬油汚染土壌40g及びバイオ炭2gを入れ、馴養した微生物製剤溶液を添加し、酸素ガスを充填密閉後、2週間の振とう培養を行った。炭酸化処理を施したバイオ炭区も設けることで、pH調整の効果も含めた油分解への影響を評価した。...

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  • バイオ炭を混合した乳牛ふんの堆肥化反応特性

    渡邉 琴羽, 宮竹 史仁 農業施設 54 (3), 70-80, 2023

    ...本研究の目的は,国内で市販されているバイオ炭(もみ殻くん炭・竹炭・粒状木炭)を混合した乳牛ふんの堆肥化反応特性を明らかにすることである。バイオ炭を 10 %(湿潤質量ベース)混合した乳牛ふんを小型堆肥化試験装置で 35 日間堆肥化し,堆肥温度や微生物活性および N<sub>2</sub>O,CH<sub>4</sub> および NH<sub>3</sub> ガス排出を分析した。...

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  • 竪型ストーカ式焼却炉廃棄物燃焼に関する基礎研究

    難波 邦彦, 岩永 浩輔, 牧原 聡一郎, 吉本 隆光 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 353-, 2023

    ...廃棄物の代替として用いた木質ペレットと木炭の燃焼現象について、管状炉の設定温度が高くなるほど、熱分解・着火・燃焼が早くなり、質量減少が早くなるが、設定温度による差は小さくなること、木質ペレットは熱分解した揮発分の分解(気相)燃焼と、その後に木炭で主に生じる固定炭素の表面(チャー)燃焼の2段階で燃焼を完了することがわかった。</p>...

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  • 北海道オホーツク海沿岸のΔRの検討

    小元 久仁夫, 北川 浩之, 平河内 毅 季刊地理学 75 (2), 78-85, 2023

    ...この結果を踏まえて北海道オホーツク海沿岸のΔRを新たに決定するため,斜里町のオシャマップ川遺跡とトーツル沼1遺跡から木炭と貝化石をペアとする合計4組の試料を収集してAMSによる<sup>14</sup>C年代測定を行い,Marine20にもとづきΔRを計算した。...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 都府県民有林行政における森林技術者任用の歴史的推移

    山本 伸幸 日本森林学会誌 104 (5), 295-302, 2022-10-01

    ...木炭を嚆矢とする府県営林産物検査機関設置の要員確保のため,1930年代後半に府県森林技術者は急増した。戦後1.1万人にまで達した都府県森林技術者は1951年森林法下の民有林行政を支えたが,21世紀以降急減し,現在に至る。第二に,近代化の端緒と言える各府県初の森林技術者の任用者および任用時期を史資料から割り出し,導入期の森林技術者任用の特徴について解明した。...

    DOI Web Site 研究データあり 参考文献1件

  • CO中毒による複数傷病者事案について

    西島 正徳 富山救急医療学会 40 (1), 7-, 2022-09-03

    ...作業所内は狭く、窓が閉めきられており、薪ストーブや木炭を使用し肉や牡蠣を焼いていたことが確認できる。状況からCO中毒疑いによる複数傷病者事案と判断し、増隊要請、二次災害に十分注意しつつ環境改善を実施し活動に入る。観察の結果、意識レベルJCSⅡ桁2名、JCSⅠ桁1名、3名とも発語なし、会話不能。活動中に通報者の1名も不調を訴え、傷病者は計4名となる。...

    DOI 医中誌

  • 戦時中の薪炭生産の計画ー鳥取県旧大山村の事例ー

    小林 正紘, 芳賀 大地 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 71-, 2022-05-30

    ...今回扱った資料は鳥取県旧大山村役場文書の一つである「昭和十九年 木材・松根・薪炭・木炭関係絡」中の「昭和十九年度依 薪炭関係綴 大山村役場」である。...

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  • 戦後の高等学校の専門教育における林産加工の教育の変化と課題

    井上 真理子, 大石 康彦 日本森林学会誌 104 (1), 18-30, 2022-02-01

    ...教育内容には,5分類9項目(1)概論:意義・動向,2)木材・材料:構造・性質・用途,3)木材加工:製材・乾燥,工作,塗装・接着・木質材料,4)林産製造:木炭・バイオマス,紙・パルプ,5)特用林産:きのこ,特殊林産・山菜)があった。工業教育では,工業の材料の木材として,家具など工芸(インテリア)での木材加工,建築での木質構造がみられた。近年では,環境の意義から木の教育内容が増えていた。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 牡蠣養殖場から発生する竹廃材を地域資源化する試み

    西城 潔, 阿部 壽夫, 鈴木 真希 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 105-, 2022

    ...また分析の結果、いかだ炭は通常の竹炭・木炭に比べ、比表面積が大きい、悪臭物質に対して優れた効果を発揮するなどの特徴をもつことが明らかになった。こうした特性は、材料の竹が長期間海水に浸かっていた影響とみられ、牡蠣養殖業由来の地域資源としての有効性を示すものと考えられる。</p>...

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  • 第二次世界大戦前における木炭検査員の業務ー群馬県を事例としてー

    土屋 智樹, 山下 詠子, 関岡 東生 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 16-, 2021-05-24

    ...<p> 近代日本における木炭業界の発展には、木炭検査制度が寄与している。当時の木炭検査制度は、民営検査から公営検査に移行されていった。この民・公各主体による木炭検査は、各機関に所属する木炭検査員によって遂行されたが、この木炭検査員に注目した研究は乏しく、資料も散在している。...

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  • 原発事故が特用林産物の生産・流通に与えた影響と今後の研究課題

    木村 憲一郎 日本森林学会誌 103 (1), 13-21, 2021-02-01

    ...原材料を福島県産の原木に依存した栽培きのこや木炭の落ち込みは激しく,影響の範囲は西日本の一部にまでおよび,背景には営林活動の制限と指標値設定に伴う原木の供給低下があった。福島県と周辺4県の生産者数は急減し,販売価格の低迷と原木価格の高騰が進み,生産者の経営悪化が懸念された。原発事故の影響は長期に,かつ広範囲に及んでいる。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献2件

  • 近代日本における山の資源活用からみた持続的地域社会の可能性

    中西 聡 21世紀における持続可能な経済社会の創造に向けて 1 (1), 9-15, 2021

    ...当時は、石炭輸送コストの安い大都市で火力発電、水資源の豊富な山間部で水力発電により地域内向け電力供給が行われ、燃料材も輸送コストに応じて、薪材・木炭・石炭を棲み分けて利用された。こうした各地の風土を重視したエネルギー供給を目指す方向を探りたい。</p>...

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  • フルボ酸等の高分子化合物の利用

    田中 賢治 沙漠研究 30 (3), 27-33, 2020-12-25

    ...<p>植物活性剤,化粧品原料等に利用されるフルボ酸は,日本の森林土壌中に含まれる有用な有機酸であるが土壌中に微量しか含まれておらず,これらの用途に利用するために海外から採掘された有限資源を輸入して国内で利用してきた経緯がある.こうした状況の中,日本の森林から間伐によって産出される木質資材と木炭等の生産過程で産出される有機酸を利用することによって有機物の縮合・重合を促すことに成功したことから,人工的に...

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  • 『岩手県管轄地誌』にみられる明治期の林産物

    泉 桂子 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 360-, 2020-05-25

    ...多くの村で生産された林産物は栗の実(153か村)、薪(92か村)、木炭(78か村)、楢の実(68か村)であった。これら林産物の郡別生産状況を見ると、薪と木炭は三陸沿岸南部と内陸南部で生産している村が多かった。薪については 気仙郡で全村数中70%の村が生産しており、同様に江刺郡33%、閉伊郡21%であった。これら3郡は木炭でも同様の傾向を示した。...

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  • 近代日本における木炭商業の動向

    土屋 智樹, 山下 詠子, 関岡 東生 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 7-, 2020-05-25

    ...<p> 本報告では、木炭商業者の組織化と当時の木炭商業者との関連に注目し、組織化の要因を明らかにすることによって、その意義について若干の考察を試みたい。</p><p> 具体的には、大正期後半における東京の木炭商業者に着目する。大正期後半は、第一次世界大戦期までの好況とは反した戦後不況の時期であり、公設市場の設置や副業の推進が図られていた。一方で、木炭業界では木炭価格の上昇もあり好景気下にあった。...

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  • 高知県における備長炭生産の現状と課題

    垂水 亜紀 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 8-, 2020-05-25

    ...また、平成29年1月から3カ年の木炭の価格をみると、紀州備長炭(ウバメ小丸)、上土佐備長炭ともに上昇していた。とりわけ、上土佐備長炭の上昇率が高く、6%~21%となっている。</p><p>そこで、高知県の供給地の実態について調査を行った。...

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  • 古代東アジアの墳墓構築における地中水対策と変遷

    鬼塚 克忠, 柴 錦春, 根上 武仁 土木学会論文集D2(土木史) 76 (1), 96-108, 2020

    ...<p> 半乾燥の黄河中流域で発展した地下埋葬の木槨墓は木炭や粘土で囲うなど様々な地中水対策がなされる.木槨墓は長江流域や朝鮮半島にまで伝播した.多くが長年の間に墓底に留水が生じた.湿潤の長江流域で地中水を避けるために盛土内に埋葬する土墩墓が構築され,これが北部九州の甕棺を有する墳丘墓に変遷し,その後地上に石室を持つ古墳へと発展する.中国東北部で誕生した積石塚は盛り上げた積石塚内に埋葬するもので,石室...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • バイオマス・廃棄物燃料の発熱量評価

    森田 慎一, 羽二 生稔大, 山田 貴延, 高井 和紀, 早水 庸隆, 権田 岳, 堀部 明彦, 春木 直人 熱物性 34 (4), 147-153, 2020

    ...生育遅延または不能となるため,施設栽培農業においても冬期の出荷が抑制される.寒冷期の出荷実現を目指す農家は,近郊で得られる様々なバイオマス・廃棄物燃料燃料を施設栽培用燃料に活用したい要望があるが,農業用燃焼暖房器に使用することで営農が成り立つか否か見極める必要がある.しかしながら,この種の燃料の発熱量データは稀少であり,設計が困難であることが未利用燃料の利用普及を妨げている.本報は,針葉樹,広葉樹,木炭...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 山岳地域における過去の炭焼きとその植生景観に与えた影響の検討

    西城 潔 山の科学 3 (0), 1-8, 2020

    ...されたものであること,その時期の伐採は標高800m付近まで及んだことがわかった.当時,伐採を受けたとみられる範囲には,現在,代償植生や植林地が分布しており,炭焼きのための伐採が,こうした植生景観の成立に深く関わっていたことが推定される.また炭窯跡近傍に生育する高木・亜高木の種組成や胸高直径・胸高断面積の特徴は,場所ごとの伐採の様態に応じた,その後の二次遷移の過程を反映している.日本における過去100年前後の木炭生産...

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  • 薪ボイラー熱源穀物乾燥機でのバイオマス燃料利用

    金井 源太, 山下 善道 農業施設 51 (3), 97-104, 2020

    ...本報告では,薪ボイラー熱源穀物乾燥機を用いて,籾殻固形燃料,木炭,ナタネ搾油残渣について,燃焼特性を調査し,穀物乾燥用の燃料としての利用可能性を検討し,以下の知見を得た。籾殻固形燃料は,薪ボイラーへの燃料追加投入,炉内強制空気供給を行うことで,熱出力,燃料からの熱変換の効率について,乾燥熱源として問題なかった。また,実際に水稲乾燥での利用が可能であった。...

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  • 木炭蓄電器に用いる過電圧防止回路

    福間 眞澄, 福島 志斗, 飯塚 育生, 高橋 信雄, 吉野 勝美 電気材料技術雑誌 28 (1), 26-34, 2019-11-20

    An electric double layer capacitor (EDLC) is a capacitor that uses an electric double layer generated at the interface between an electrode and an electrolyte. The EDLC has lower energy density than …

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  • 林産物における地理的表示保護制度の正当性の構築

    香坂 玲, 内山 愉太 日本森林学会誌 101 (5), 242-245, 2019-10-01

    ...<p>2018年に林産物として初めて岩手木炭,続いて浄法寺漆が地理的表示保護制度へ登録されている。いずれも生産地は概ね岩手県内であり,両者の地理的な条件は類似しているが,申請に際しての動機,論理の構築,直面した課題が異なる。類似した地理的条件下での産物の比較は,欧州と比較して歴史が浅い日本の地理的表示保護制度の知見と可能性を理解する題材となりうる。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献2件

  • 林産物における地理的表示保護制度の意義と登録プロセスの分析

    香坂 玲, 梶間 周一郎 日本森林学会誌 101 (3), 128-133, 2019-06-01

    ...<p>2018年に岩手木炭が林産物として国内では初めて,地理的表示保護制度に登録された。本稿は,地理的表示保護制度がいかなる制度かを概観した上で,岩手木炭が申請に至った背景ならびに過程を検証し,林産物特に木材の地理的表示活用の可能性と今後の展望を議論する。岩手木炭においては,申請の動機,申請を終えるまでの過程,品質の描写等の申請段階での困難,産品の品質規準などの項目を調査・分析した。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献3件

  • 木炭産業の展開過程に関する史的考察

    土屋 智樹, 関岡 東生, 山下 詠子 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 15-, 2019-05-27

    ...<p> 東京都における木炭産業の歴史について同業組合政策との関連で整理を行い、商人貸付により生産を行う,またはこれに類似する前期的な生産体系が主体であった近代日本における木炭生産の変化の要因を、流通組織の機能および発展段階から考察を試みた。 ...

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  • 17~19世紀の森林利用とスギの分布への影響

    芳賀 和樹 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 732-, 2019-05-27

    ...こうした分布は、17世紀以降におけるスギの積極的な伐採に加え、鉱山開発と連動した木炭・薪生産の興隆と、それに対応した落葉広葉樹優先の森林管理の結果であったと考えられる。</p>...

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  • 大規模風倒撹乱とその後の施業が北方林の炭素蓄積に及ぼす長期的影響

    堀田 亘, 森本 淳子, 井上 貴央, 鈴木 智之, 梅林 利弘, 尾張 敏章, 柴田 英昭, 石橋 聰, 原 登志彦, 中村 太士 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 330-, 2019-05-27

    ...腐朽度5(最も腐朽が進行)の枯死木炭素蓄積量はWTで他の2処理に比べて有意に大きかった。またO層炭素蓄積量はWTでWT+SLに比べて有意に大きかった。一般化線形混合モデルによる解析の結果、O層炭素蓄積量を規定する正の要因は腐朽度5の枯死木炭素蓄積量と生立木の胸高断面積合計だった。本研究からSLから60年以上経過後もなお、一部(枯死木・O層)の森林炭素蓄積量が低いことが明らかになった。</p>...

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  • 林産品と地理的表示の保護制度:国際情勢と岩手県の切炭を事例として

    香坂 玲, 梶間 周一郎, 内山 愉太 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 16-, 2019-05-27

    ...<p>2018年に岩手木炭が国内初の林産品として、地理的表示保護制度に登録されている。地理的表示保護の制度は2015年に農林水産物等で制度化された。本報告では、まず地理的表示保護制度がいかなる制度か概観を紹介する。次に岩手木炭が申請に至った背景ならびに過程を検証することで、農産品とは異なる林産品特に木材の地理的表示活用の可能性と今後の展望を議論する。...

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  • ミャンマーの伝統的林業生態系における森林劣化の現状と課題

    溝上 展也, Zar Chi Win, 太田 徹志, Tual Cin Khai, Thein Saung, Sie Thu Minn 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 492-, 2019-05-27

    ...以上の系統的な森林調査および地域住民へのインタビュー調査から、森林劣化の要因として、合法伐採を大幅に上回る違法伐採、地域住民の収入源としての森林利用、および木炭の需要増加があると結論付けた。</p>...

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  • 古代近江の鉄生産 : 操業年代について (4)

    丸山 竜平, 中村 俊夫, Maruyama Ryuhei, Nakamura Toshio 名古屋大学年代測定研究 3 50-55, 2019-03

    ...古代に遡る我国の製鉄遺跡の実年代を求め,操業時に廃棄された木炭を試料として,AMS14C年代測定を実施してきた.まだ研究途上であるが,多くの遺跡で実年代が得られ,一部の地域では操業の展開の様子が俯瞰可能となった.このような遺跡の中には他にも年代を検討する資料を持ち得るものがある.そうした場合14Cで測定された年代との照合が不可欠である.今次はそのような試みを大岩たたら遺跡について行なった....

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 産業植林の発展と課題

    大渕 弘行 紙パ技協誌 73 (8), 709-717, 2019

    ...1921年に鉄鋼業が木炭高炉法を採用し,木炭用ユーカリの大規模植林が進んだ。1956年にはパルプ原木として使用開始され,パルプ用植林も行われるようになった。</p><p>植林の基本は“適地適木”であるが,ユーカリはブラジルに適したのである。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 表層崩壊にともなう水路頭の移動と1次谷流域堆積物の年代の関係

    八反地 剛, 児玉 龍也, 古市 剛久, 土志田 正二, 田中 靖 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 139-, 2019

    ...を挟む土層を確認した.この土層から採取された木炭の放射性炭素年代は1次谷Aにおいて1162–1194 y BP(2試料),Bにおいて786 y BP(1試料)であった.1次谷Cでは崩壊前に水路頭が存在していた地点(集水面積1900 m<sup>2</sup>)の直上(集水面積1500 m<sup>2</sup>)において表層崩壊が発生した.1次谷Cの水路頭直下の土層から採取された木炭の年代は670...

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  • 水環境中の電子と生体機能:生育に及ぼす影響について

    奈良 松範 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2019.1 (0), 53-56, 2019

    ...木炭にはカイワレの発芽率を向上させる効果があった。鉄イオン及び木炭が単独で存在するよりも、これらが導線によって連結され電池が形成されることが植物の生育に役立つことを示した。</p>...

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  • Production Test of Torrefied Woody Biomass Solid Fuel in an Original Small-scale Plant

    YOSHIDA Takahiro, KUBOJIMA Yoshitaka, KAMIKAWA Daisuke, KIGUCHI Makoto, TANAKA Kojiro, MIYAGO Manami, MASUI Megumi, OHYABU Yoshifumi, KOBAYASHI Akio, IGARASHI Hironori 日本エネルギー学会誌 97 (8), 231-235, 2018-08-20

    ...炭化炉をのべ240時間以上運転した結果,生のスギ木材チップからトレファクション化した木材チップを2.3 t製造でき,トレファクションチップのエネルギー収率は従来の木炭チップのほぼ2倍に相当した。一方,ペレット成型後の長さは平均7.4 mmで従来木質ペレットに比べて短くなった。...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献2件

  • ナメコおよびシイタケ菌床栽培における梅酢と紀州備長炭の添加効果

    杉本 小夜, 坂本 淳, 佐野 豊 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 283-, 2018-05-28

    <p> きのこ栽培の主流である菌床栽培では、他産地との差別化や付加価値の高いきのこ生産が求められている。本報では和歌山県の特産品で梅干し加工副産物である梅酢や紀州備長炭(以下「炭」)を培地添加材に利用することで、子実体の収量やミネラル量に与える影響を検討した。予備試験として、ナメコとシイタケについて種類、濃度の異なる梅酢や炭を添加した試験管内培地での菌糸伸長量を調査し、その結果をもとに対照区と比…

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  • 宮崎県美郷町におけるアラカシ林分布推定マップの作製およびその検証

    岡本 南, 光田 靖, 小田 三保 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 246-, 2018-05-28

    <p>宮崎県北部ではアラカシを原木とした白炭(日向備長炭)の生産が盛んであり、日本三大備長炭の産地となっている。個人生産者は生産のたびにアラカシ占有率の高い林を立木買いし、自ら伐採して原木を得ている。しかし、今まで利用されてきたアラカシ林の場所を知らないIターン新規参入者は原木を安定的に確保しにくいなど、アラカシ林の空間分布が生産者全体で共有されていないことが日向備長炭の持続的生産を考える上での…

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  • 窯業用燃材の生産・流通構造

    関向 仁志, 山本 美穂, 林 宇一 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 214-, 2018-05-28

    ...<p>燃材のうち薪は木炭と比較して運賃負担力が低く、基本的に地産地消の商品で遠隔地間の流通はまれであった。薪ストーブではヤニが多いマツ類の 薪は扱いにくく倦厭されるが、逆に、伝統工芸品の益子焼では、製陶が始まった幕末期から高火力のアカマツを燃材として用いてきた。本報告は、 薪の長距離流通を可能にしている窯業に注目し、その燃材であるアカマツの薪の生産・流通構造を解明した。...

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  • アカエゾマツの促成育苗

    前田 雄介, 玉井 裕, 宮本 敏澄 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 252-, 2018-05-28

    ...コンテナ育成後の苗はJFA150では木炭無施用区で地上部の成長が最も良好で苗高14.2 cm根元径2.7 mmであった。いずれの試験区においても根鉢の形成は確認されなかった。Mスターでは木炭10%施用区で最も地上部の成長が良好で苗高15.4 cm根元径3.4 mmであった。木炭10,20%施用区において根鉢の形成が確認された。...

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  • 古代近江の鉄生産 : 操業年代について

    中村 俊夫, 丸山 竜平, Nakamura Toshio, Maruyama Ryuhei 名古屋大学年代測定研究 2 52-56, 2018-03-31

    ...近江湖西は古代において一大鉄生産地帯であった.それまでは朝鮮半島の鉄素材に依存してきた倭国では古代国家成立に向けて自前での鉄操業に乗り出した.その解明には個々の製鉄遺跡の年代を知らねば歴史資料となり得ない.幸い製鉄に木炭はつきものである.タンデトロンAMS14C年代測定法に基づき年代測定を実施した.研究途上であるが,興味ある問題が明らかになりつつある.国家直属の工房以外に多様な操業が実施された形跡が...

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  • 平田小六の農民小説に描かれた組合に関する法的考察

    頼松 瑞生 法制史研究 67 (0), 53-101,en5, 2018-03-30

    ...「囚はれた大地」では、農民たちが、村の有力者たちが設立した産業組合を見限って、木炭販売のための農民組合を結成しようとする状況が描かれている。本稿では、この小説を中心として、平田小六の農民小説を取り上げ、農村における組合に関する記述を検討した。そのことによって、昭和初期において、組合に関する法制度がどのように農村で受容されていたのかを明らかにするのが目的である。...

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  • 風味に優れる豚肉生産技術の開発

    飯塚, 悟, 金丸, 芳, 新居, 雅宏 徳島県立農林水産総合技術支援センター畜産研究課研究報告 = Bulletin of Tokushima Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Technology Support Center Livestock Research Division (17) 9-13, 2018-03

    ...以上の結果から,木炭やハーブの添加は,肉質向上と,脂肪中のグリーン様芳香物を増加させる可能性が示唆された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 低湿地遺跡の環境復元と泥炭層の分解度

    阿子島 功 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000059-, 2018

    ...くぼ地にある第8層下半部に流れ込みの遺物・木炭片が多く含まれている。くぼ地の第8層上半部は未分解腐植であり水中で堆積したままである。くぼ地の第8層下部の年代は微高地のF層の年代とほぼ等しく、8層上部の自然層の年代はF層の年代より若い。花粉組成では第9層は水性、8層は湿性に移行する環境変化を示す。...

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  • 景観写真で読み解く山地の農村

    中村 康子 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000276-, 2018

    ...そのうえで,現在ではみられなくなった林野利用に関わる木炭生産や焼畑を示す要素として,かつて山で焼畑がなされたことの痕跡である山の中の三椏の散在樹,かつて木炭生産をしたことの痕跡である炭焼き窯の遺構を取り上げた。これらに基づいて林野利用の変化,さらには雑木林,植林地,伐採跡地現在の林野景観との関係性に言及した。...

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  • 窒素の溶脱抑制を目的とした炭化物による土壌改良

    佐藤 邦明, 熊﨑 大地, 池田 有希, 増永 二之 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 29 (0), 253-, 2018

    ...また,粒径の異なる木炭を砂質土壌へ混合し,栽培試験を通して溶脱水や植物体を分析することで保水性や保肥性への影響を調査した。硝酸吸着能を持つ竹炭を土壌に施用することで従来の量よりも少ない肥料で植物体が大きく成長し,肥効率も上昇することがわかり,硝酸の溶脱抑制効果だけでなく施肥量の低減にも寄与できると考えられた。...

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  • 木炭EDLCを用いた屋外照明用電源装置

    福島 志斗, 福間 眞澄, 岸田 悟, 李 相錫, 吉野 勝美 電気設備学会 論文誌 38 (3), 17-22, 2018

    We develop a power supply that can repeatedly charge and discharge for a renewable energy by using the electric double layer capacitor (EDLC) and a photovoltaic module. We also fabricate the EDLC …

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  • 木質燃焼灰の雪上散布における融雪水の安全性の検討

    折橋 健, 安久津 久, 丹羽 忍, 大塚 英幸 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 29 (0), 221-, 2018

    ...木質燃焼灰は、既存の融雪資材である木炭やもみ殻炭と同等の融雪効果があることから、積雪地帯における融雪資材として利用が期待される。本研究では、木質燃焼灰の雪上散布によって生成する融雪水の安全性について、融雪水のpHおよび融雪水に溶出する有害元素の観点から検討した。...

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  • 木炭EDLCを用いた1kWh級蓄電器

    福間 眞澄, 岡田 信志, 福島 志斗, 高橋 信雄, 内田 孝幸, 小川 仁一, 吉野 勝美 電気学会論文誌. A 137 (3), 186-187, 2017

    <p>The activated carbon particles made of charcoal by using an alkaline activation method were applied to the EDLC electrodes. The EDLC cells were assembled with 34% KOH water electrolyte. The …

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 斐伊川の砂鉄から鉄を取り出す。~テルミットでたたらを学ぶ~

    阿部 國廣 日本地質学会学術大会講演要旨 2017 (0), 262-, 2017

    【台風のためプログラム中止】 台風18号により学術大会の一部プログラムが中止となりました.中止となったプログラムの講演要旨については,著者のプライオリティ保護の見地から今回に限りJ-STAGEに公開し,引用可能とします.ただし,学術大会においては専門家による議論には供されていませんので「台風のためプログラム中止」との文言を付記します.(日本地質学会行事委員会)

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  • 滋賀県朽木におけるトチノキ利用からみた人と自然の関わり

    水野 一晴 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100076-, 2017

    ...現在でも、木材の産出は行われているものの、木炭の生産はほぼ見られなくなった。この様に、朽木の森林資源の利用そのものが失われつつある(井出・通山,2012)。 <br><b>3.アルナーチャル・ヒマラヤの自然資源利用との比較 </b><br> アルナーチャル・ヒマラヤでは、コナラの落葉が採集され、トウモロコシとその裏作である大麦、ソバの肥料として農地に投入される。...

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  • たたら製鉄を通した物理教育の実践

    木浪 信之 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 3366-3366, 2017

    ...<p>たたら製鉄は砂鉄と木炭を材料にして、鉄の融点より低い温度で砂鉄を還元して銑鉄や鋼を得る日本古来の製鉄法である。本校所在地の鎌倉には砂鉄で覆われた稲村ヶ崎海岸があり、この鎌倉砂鉄を使用して製鉄が行われていた遺構が近隣に見つかっている。このような状況を踏まえ、本校では地域の特色を取り入れた教育活動として、たたら製鉄を通したものづくり教育と高大連携を融合した物理教育を実践した。</p>...

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  • 南部鉄器の伝統とこれから

    岩清水 晃 表面科学 38 (9), 479-480, 2017

    ...盛岡には古くから砂鉄,岩鉄などの良質な鉄資源や,川砂,粘土,漆,木炭などの原料がすべて地元で産出され,鋳物産業にはもってこいの立地条件にありそのころから鉄器が製造されてきた。守るべき伝統は守りつつ新しいことへも挑戦していく南部鉄器を紹介いたします。...

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  • ハーブの香気成分が合わせ酢の食味に及ぼす影響について

    佐藤 幸子, 数野 千恵子 日本調理科学会誌 50 (1), 13-19, 2017

    ...<br> GC/MSおよびGC/O分析の結果,主要な香気成分は,ディルがグリーン様のdillether,ローズマリーは木炭様のbornylacetate,バジルはスパイシーなeugenolおよびハッカ様のeucalyptolであった。ハーブ合わせ酢は,ハーブの香気成分が風味を構成していると推察された。...

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  • トレファクション技術による未利用バイオマスの燃料化実証試験

    田中 孝二郎, 増井 芽, 大藪 吉郁, 吉田 貴紘, 田中 努 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 28 (0), 307-, 2017

    ...最適な炉内温度は260℃~280℃の範囲であり、この条件で240時間の連続運転を行ったところ、トレファクションチップの乾燥基準の収率は73%で木炭の2.9倍であった。...

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  • マイクロ波水素プラズマを用いた炭素同素体変態プロセスの開発

    東後 篤尚, 山崎 聡士, 垣内 弘章, 安武 潔, 大参 宏昌 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 473-474, 2017

    ...我々は,高密度水素プラズマによる化学輸送法を用いて,化石燃料由来の炭化水素ガスに依ること無く,木質バイオマス原料からダイヤモンドなどの工業的付加価値の高い機能性炭素膜を形成するプロセスの開発を進めている.この物質変換プロセスの実現化のため,本手法におけるダイヤモンド形成条件を確立した.また確立した条件を基に,木炭を固体原料に用いたダイヤモンド合成を行った.その結果について報告する....

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  • 日本官報より見た杭州木炭の動向

    呉, 征涛 文化交渉 : 東アジア文化研究科院生論集 : journal of the Graduate School of East Asian Cultures 6 207-220, 2016-11-30

    Charcoal has a long history as a fuel in many parts of the world. Japan has an especially long tradition of using charcoal as a fuel, and it has proved an indispensable part of daily since ancient …

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  • 沖縄県伊江島のΔRと遺跡の年代

    小元 久仁夫, 中村 俊夫, 松島 義章, Omoto Kunio, Nakamura Toshio, Matsushima Yoshiaki 名古屋大学加速器質量分析計業績報告書 27 40-45, 2016-03

    ...伊江島南部のナガラ原第3貝塚,カヤ原遺跡A地点から採取し た合計9個の貝殻と2個の木炭,および木下(2013)が報告したナガラ原東貝塚の2個の木炭および2個の貝殻のAMS14C年代を使用して上記3遺跡のΔRを決定した。その結果,ナガラ原第三貝塚のΔRは650±37yr (n=2)および250±37yr (n=2)となり,カヤ原遺跡のΔRは132±29yr (n=5)となった。...

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  • <論文>燃料としての木炭の品質評価に関する考察

    兵道, 健太, 藤井, 義久 森林研究 79 43-53, 2016-01-29

    ...また木炭の断面空隙率が燃焼速度や時間と相関することが明らかになった. さらに木炭中を伝わる弾性波の周波数スペクトルの特徴から空隙の程度やさらには燃焼速度を推定できる可能性が示唆された. 本研究から, 木炭を軽く打撃し弾性波を発生および伝搬させ, その伝搬速度や周波数スペクトルを測定することで炭化率と燃焼速度を一度に推定できると考えられる....

    日本農学文献記事索引 HANDLE Web Site

  • マツ枯れとナラ枯れの原因と予防法

    大森 禎子 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 159-, 2016

    ...衰退した樹木は酸性化した土壌を木炭により中和することにより再生できる。木炭は樹木の生長に必須成分のカリウムを炭酸化合物として含み、雨水によりアルカリ溶液になって酸性土壌を中和し、カリウムは再び栄養源になる。各地の実施調査で立ち枯れは防止できたことで実証できた。...

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  • 高圧水素プラズマ化学輸送法を用いたダイヤモンド合成技術の開発

    山崎 聡士, 垣内 弘章, 安武 潔, 大参 宏昌 精密工学会学術講演会講演論文集 2016A (0), 317-318, 2016

    ...我々は,準大気圧の水素プラズマによる化学輸送を利用することにより,化石燃料由来の原料ガスを用いる事無く,ダイヤモンドなどの工業的付加価値の高い機能性炭素膜を木質バイオマスの木炭原料から形成するプロセスを提案している.そしてこの物質変換プロセスの実現化に向け,まず工業素材であるグラファイトをターゲット原料として,ダイヤモンドの形成を目指し,諸特性の調査を行った.本講演では,その結果について報告する....

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  • 機能性木炭の実験技術

    畑  俊充 木質炭化学会誌 12 (1), 2-8, 2016

    ...「持続可能な社会を実現する」ためには,木炭に付加価値を与えて利用することが重要である。エネルギーを得るために木材を燃やしてはもったいない。木炭を構成するのは,ほとんど炭素である。木炭の材質を分析するには,木材のような有機材料用の分析技術は用いず,無機材料の分析技術を用いる。これは,セラミックス,高分子材料,原子力,飛行機,および宇宙機などの分野におけるものと同じ分析技術である。...

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  • 山梨県小菅村における自給的土地利用の実態 : いきさつ・実体・課題

    根津, 基和, 杉野 卓也, 松野 薫, 石坂 真悟, 矢野 加奈子, 宮林 茂幸, Motokazu, Nezu, Takuya Sugino, Kaoru Matuno, Shingo Ishizaka, Kanako Yano, Shigeyuki Miyabayashi 東京農業大学農学集報 60 (2), 77-84, 2015-09

    ...元々は,森林を伐採し木炭を製造し販売し,森林伐採跡地に焼畑を行う方法をとっていた。そこで,今日,自給的農業が成立しているのに焼畑が成立せず,「切替え畑」ではなく本畑を使用するのみなのか,農家への調査により歴史的意味合いにおいて検証した。また,自給的農家があるということが,耕作地保全に役立つ根拠を耕作活動から見いだした。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 木炭焼成坑について

    岡田,裕之, 米沢,昭信, 大重,優花 山口県埋蔵文化財センター調査報告 : 下村遺跡B地区 92 80-81, 2015-03-25

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  • 木炭EDLCの試作とそれを利用した屋外LED照明

    福間 眞澄, 内田 孝幸, 福島 志斗, 小川 仁一, 吉野 勝美 電気学会論文誌. A 135 (9), 555-556, 2015

    The activated carbon particles made of charcoal were applied to the EDLC electrodes by using an alkaline activation method. The capacitance and internal resistance of the assembled EDLC cell were …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • 戦間期の朝鮮・満洲間の食料貿易

    荒木 一視 日本地理学会発表要旨集 2015a (0), 100002-, 2015

    ...前者の時期には粟,柞蚕生糸,豆粕,木炭,石炭などの輸入品,後者の時期には,金属,薬剤,車両,木材,衣類などの輸出品が主力であったが,期間を通じて最大の貿易額を維持したのが粟で,輸入額1千万円を超える品目は移輸出入を通じて他にはない。 この時期の満洲の主要な貿易港は,大連,営口,安東(丹東)の3港であり,大連は最大の貿易量を誇り,営口は主として中国との貿易,安東は朝鮮との貿易を担った。...

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  • 千葉県南部東京大学演習林における炭窯跡の分布傾向

    江口 誠一, 金井 敬宏, 當山 啓介, 西谷 大 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100294-, 2015

    ...千葉県南部の房総丘陵東部に位置する東京大学大学院農学生命科学研究科附属演習林千葉演習林(以下千葉演習林という)は、川越藩の藩有地だった江戸時代より、木炭の一大生産地として機能してきた。地元集落の住人が権利を購入し、立木を伐採利用して炭を焼き、また当時の東京帝国大学が地元の人々を雇用して炭窯を直営する「官営製炭」も行われた。...

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  • 木本植物に対するタケチップとクラゲチップを活用する土壌改良材の効果

    河野 修一, 江崎 次夫, 金 錫宇, 全 槿雨 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 573-, 2015

    ...【目的】タケの有効活用をはかるために、タケをチップ状にしたものとエチゼンクラゲ類を活用したクラゲチップを基本にし、土壌中の細菌や糸状菌等を活用する森林土壌、シイタケの廃ほだ、廃菌床及び木炭を混合して、タケチップ土壌改良材を開発した。この土壌改良材の木本植物に対する施用実験を行った。...

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  • 大気汚染物の硫酸によるナラ枯れと木炭による立ち枯れ防止

    大森 禎子, 岩崎 真理 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 112-, 2015

    ...木炭は樹木が生長に必要なカリウム等を含み、雨水が加わると水酸化物イオンを溶出して、土壌の金属イオンと化合して金属水酸化物になり、樹木は吸収できなくなってリン酸とタンニンが保護される。後に残ったアルカリ金属とリンは樹木に対し、再び有効な栄養源になり樹木の生育に役立つ。...

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  • 山火事で焦げた樹木のafterlife effect: 物質循環と実生更新への影響

    小林 真 日本森林学会大会発表データベース 126 (0), 720-, 2015

    ...高CN比となった木質リター(木炭)は、土壌中の無機態窒素やリンの動態、土壌からの温室効果ガスの放出に対し大きな影響を及ぼす事がわかった。さらに木炭による養分動態への変化は、それらを成長に利用する樹木の成長?更新へ影響することも示された。近年、Afterlife (枯死後)の樹木の多様性が物質循環へ及ぼす影響の重要性が注目されている。...

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  • 地球温暖化と樹木の立ち枯れの関係

    大森 禎子 日本地球化学会年会要旨集 62 (0), 265-, 2015

    ...樹木は二酸化炭素を吸収して糖に変換して生長し、廃材を炭化した木炭は燃焼しない限り二酸化炭素に成らない。樹木が枯れれば、温暖化は加速される。樹木は生長に必要なカリウム等を含み、木炭の中に炭酸化合物として残り、山に撒布すると雨水に溶解して酸性土壌を中和して立ち枯れを救う。...

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  • タケ及びくらげチップを活用した土壌改良材の施用効果

    河野 修一, 江崎 次夫, 稲本 亮平, 松本 淳一, 土居 幹治, 金 錫宇, 全 槿雨 日本緑化工学会誌 41 (1), 227-230, 2015

    ...そのタケ資源の有効活用をはかるために,タケチップに森林土壌,シイタケの廃ほだ,シイタケ等の廃菌床,木炭及びくらげチップを混合したタケチップ土壌改良材を製造した。このタケチップ土壌改良材の有効性を検討するために,アラカシ,コナラ及びマテバシイの緑化用樹種と,クヌギ並びにヒノキの造林用樹種を用いて施用実験を行った。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • 金属加工に関する教材研究 : 異種金属間の鍛接について

    鳩野, 憲志朗, 鷲田, 一夫, 奥野, 信一 福井大学教育実践研究 38 129-133, 2014-02-14

    ...技術・家庭科(技術分野)の鍛造学習を可能にするため,本研究グループによる先行研究において簡単 な鍛造法と安価な木炭炉を開発した。この2つの新しい技術を利用し,異種金属間の鍛接に関する基礎研 究を行った。異種金属間鍛接は一般に大がかりな設備が必要であるが,我々が先に開発した簡便な方法で 実験した結果,良好な結果を得た。...

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  • 多孔性の魅惑の素材,炭(ヘッドライン:暖炉から最先端研究まで活躍する炭素)

    谷田貝 光克 化学と教育 62 (1), 8-11, 2014

    ...また,生成する木炭の電気抵抗は炭化温度の上昇とともに減少する。多孔性の木炭は大きな比表面積を有し,その大きさは炭化温度の上昇とともに増加するが,芳香族化を進めていた木材組織が,800〜1000℃付近を境にして芳香族架橋結合を作り,さらに安定な縮合多環分子を生成し,組織全体が稠密化するに伴い,減少に転じる。...

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  • 草本植物に対するタケチップとクラゲチップを活用する土壌改良材の効果

    全 槿雨, 徐 正一, 江崎 次夫, 河野 修一 日本緑化工学会誌 40 (1), 219-222, 2014

    ...全国各地でモウソウチク,マダケやハチクなどのタケが繁殖しているが,その有効活用をはかるために,これらのタケチップとクラゲチップを基本にし,これに森林土壌,シイタケの廃ほだ,シイタケなどの廃菌床,木炭を混合したタケチップ土壌改良材を製造した。このタケチップ土壌改良材の有効性を検討するために,草本植物のなかでは比較的生育期間の短い冬野菜のアブラナ科のミズナを用いて生育実験を行った。...

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  • 鉄バクテリア集積物による自然水域からのリン回収における木炭の可能性

    武田 育郎, 山根 達弘, 宗村 広昭, 佐藤 裕和, 深田 耕太郎 農業農村工学会論文集 82 (1), 55-56, 2014

    ...木質担体を自然水域に浸漬させて鉄バクテリア集積物を収集し,これをリン酸肥料またはリン吸着材として回収する方法について,担体として新たに木炭を使用し,その可能性について考察した。その結果,木炭ではリン回収量の若干の増加につながるものの,炭化による比表面積の増大に匹敵する効果はみられなかった。...

    DOI 日本農学文献記事索引

  • 生物木炭による廃糖蜜の処理

    赤木 孝太郎, 原田 浩幸 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 25 (0), 187-, 2014

    ...本研究では、木炭による吸着機能と微生物による再生も期待できる生物木炭による脱色を検討した。<br> その結果、生物木炭10gにより1.0%濃度廃糖蜜を25℃、pH 6~10、5日間で約40%脱色することができた。反応間、易分解性の炭素源の消費と同時に、難分解性の有機物も分解されていると思われるので、今後はその挙動について検討する。...

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  • 重力性山体変形現象の発達時間スケールと地震

    八木 浩司, 佐藤 剛, 今泉 文寿, 林 一成 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100118-, 2014

    ...アルプスの周縁山地南東部,山伏峠付近から口坂本・富士見峠周辺に至る海抜2000m前後の稜線には等高線方向に連続する逆向き小崖や線状凹地などの重力性山体変形地形が数列発達している.それらの発達過程を明らかにするために大日峠南西で線状凹地や地すべり移動域内で1~1.5m程度の掘削調査を3箇所で行った.調査では凹地を埋める堆積物の堆積構造や堆積異常を観察した.さらに,凹地を埋積する堆積物に含まれる有機物・木炭...

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  • 微地形と里山利用

    西城 潔 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100133-, 2014

    ...かつて日本の多くの丘陵地において行われていた木炭生産を例に、人間による里山利用を理解する上で、微地形的空間認識がどのような意義をもつかについて考察する。宮城県内のいくつかの丘陵地・山地、長崎県対馬市の事例地域において、木炭生産の特徴を微地形の観点から検討した結果、次のことが指摘できた。①炭窯は、微地形的に一定の条件を備えた場所(とくに遷緩線上)に作られる。...

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  • 牛糞堆肥炭化物の調湿材としての利用

    林 順一, 大隈 修, 福田 祥子, 影浦 直樹 日本エネルギー学会誌 93 (10), 958-963, 2014

    ...ここで検討した湿度領域(相対圧0.5付近から1.0 付近)において牛糞堆肥炭化物の調湿能は市販の床下調湿用木炭よりもかなり優れていた。...

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  • 各種木炭を利用した廃食油およびバイオディーゼル燃料の精製

    寺井 智久, 古川 茂樹 石油学会 年会・秋季大会講演要旨集 2014f (0), 203-, 2014

    ...各種木炭を利用した廃食油およびバイオディーゼル燃料の精製を目的とし、木炭による廃食油中の遊離脂肪酸の効率的除去を検討した。脂肪酸を菜種油に所定量加え、疑似廃油を調製したのち、各種木炭を用い吸着実験を行った。また木炭の熱処理条件および細孔構造が及ぼす遊離脂肪酸吸着への影響も検討した。...

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  • 複数種の木炭、床土を使用した挿し木苗の成長変化

    上原 巌, 児玉 礼毅, 竹内 啓恵, 阿部 有希子 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 93-, 2014

    ...本研究では、木炭を混合した挿し床を設定し、挿し木苗の成長への影響を調べた。供試材料は、ポプラ、イチョウの2樹種の挿し穂(20cm)を用い、カラマツ、ナラ、オガ粉(ナラ材のオガ粉を固めたもの)の3種の木炭をそれぞれ鹿沼土、黒土に混合した挿し床に挿し付けた。挿し付けは2013年5月上旬、掘り取りは同年10月下旬に行い、各挿し木苗の成長を観察し、根重と枝の伸長量などを比較した。...

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  • 木炭施用が外生菌根菌とリュウキュウマツ苗木の初期生長に与える影響

    安間 更紗, 佐藤 伸二郎 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 490-, 2014

    ...本実験では,熱帯土壌(沖縄)への木炭の施用が土壌の化学特性,外生菌根菌感染率,リュウキュウマツの初期生長に与える影響を検証した.土壌に対して,①土壌滅菌あり・なし,②菌根菌資材あり・なし,③0%,5%,10%(体積比)の木炭の混合を施し,8反復で栽培を行った.播種後77日間培養し,収穫後,植物茎・根それぞれの湿潤・乾燥重量・根/茎比,植物根の全P・全C・全N・外生菌根菌の感染率,土壌のpH・全P・可給態...

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  • 高度経済成長第一期の住宅部門エネルギー消費量

    福代 和宏 空気調和・衛生工学会 論文集 39 (210), 19-25, 2014

    ...高度経済成長第一期にあたる1956年および1957年の都市別の住宅部門年間エネルギー消費量を家計調査年報および小売物価統計調査報告をもとに推定した.木炭や薪などバイオマス燃料が当時の重要なエネルギー源として存在し,6大都市(東京都区部・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸各市)では熱量換算で住宅部門のエネルギー消費量の2〜5割を,地方都市では5〜9割を占めていたことが示された....

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  • 放射性Csに汚染された裸地面運動場の天地返しによる改良

    鈴木 純, 松澤 義明 農業農村工学会誌 82 (1), 41-46,a2, 2014

    <p>2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により引き起こされた福島第一原子力発電所の事故によって大気中に放出された放射性物質は,広範囲に降下し,地上を汚染した。放射性物質に汚染された運動場や市民公園などの改良を目指して,天地返しによる放射線低減の試験施工を実施した。天地返しでは,汚染された土壌を域外に移動させずに,地表面からの除染と放射線量率の低減をはかることが期待される。試験施工…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 里山林の多様な活用事例について

    竹内, 一真 愛媛県農林水産研究所林業研究センター研究報告 (30) 40-43, 2013-03

    ...里山林は,かつては薪や木炭,山菜の採取など生活や生業の場として活発に活用されてきたが,近年ではこのような活用方法はあまり見られなくなった。一方,里山林を学習の場,いこいの場,スポーツの場などとして活用する事例が増加してきたが,事例としてまとめたものは見られない。このことから,里山林の自然環境や森林空間に注目した活用事例を調査した。...

    日本農学文献記事索引

  • 千葉県特産資源のヨウ素とそれを用いた抗菌材料の開発

    橋本 和明, 柴田 裕史, 須山 裕之 色材協会誌 86 (1), 12-19, 2013

    ...本報では,筆者らが開発したヨウ素を含有させたアルミニウム陽極酸化皮膜,木炭塗料およびポリエチレンフィルムなどの新しい抗菌材料について,それらの調製方法と抗菌特性などを解説した。...

    DOI Web Site 参考文献21件

  • 大気汚染物の硫酸とマツ、ナラ、タケの立ち枯れの関係ー木炭による立ち枯れ防止

    大森 禎子, 吉池 雄蔵, 岡村 忍, 岩崎 真理, 安田 勲 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 2-, 2013

    ...樹木は生長に必要なNa、 K、 Mg、 Ca、P等を含み、炭化すると炭酸塩や酸化物になって木炭の中に残る。雨水は木炭に掛かるとアルカリ溶液になり、酸性土壌を中和する。残った元素は理想的な割合で含む栄養源になり、木炭は保水剤や土壌微生物の住み家になる。<b> </b><b> </b>...

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  • 多孔質材料を活用した無機仕上げ材料の基本的吸放湿性能

    山口 信, 村上 聖, 武田 浩二, 穴井 慎太郎 Cement Science and Concrete Technology 67 (1), 603-609, 2013

    ...また、木炭混入による吸放湿性能の向上は殆ど認められなかったことから、木炭を多量に混入するよりも、仕上げ材表層近傍を多孔化する方が吸放湿性能向上の面で効果的であると考えられた。...

    DOI 被引用文献1件 参考文献1件

  • ミャンマーの環境事情:環境化学者のフィールドノートより

    関根 嘉香, ティースマイヤ リン 室内環境 16 (2), 105-110, 2013

    ミャンマー連邦共和国は2011年の新政権発足以降,民主化と経済改革に向けて変化を始めた。本稿では,環境化学者の視点から激変するミャンマーの環境事情の一端を紹介し,近い将来課題となるいくつかの環境問題について言及した。

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  • 沖縄県の林産物の流通加工の構造解析

    知念 良之 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 611-, 2013

    ...県産材の用途は、木炭やシイタケ原木、パルプ用チップ、矢板・型枠、支柱材等で、その主要部分を占めるのが広葉樹パルプ用チップ材であり、ほとんど県外の製紙会社へ出荷されている。そのため、県産材は地元の雇用の確保からも利用価値が限られた一次産品となり、また、自然保護の観点からも広葉樹二次林からのパルプ用チップ材生産に軸を置いた現在の利用は問題が多い。...

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  • 不定根活用による老齢木「金剛桜」の樹勢回復

    吉澤 光三 樹木医学研究 16 (2), 67-72, 2012-04-30

    ...したため日光市文化財保護審議会から樹幹の腐朽部を除去し,防腐処理をする旨の指導を受けた.そこで,樹勢回復のための事業を行うことになった.事業は,樹幹の腐朽が進んでいるため,腐朽部を除去することが出来ない状態であり,不定根を活用して樹勢を回復することになった.不定根数本が土壌に達していたため,この部分の土壌改良をして栄養を補給することにした.土壌改良材は,土壌分析結果により醗酵済み米糠,バーク堆肥,骨粉,木炭...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 機能性を活用した木炭及び木酢液の効果的な利用に関する試験

    高木, 茂, 小坂, 信行 長野県林業総合センター研究報告 (26) 65-84, 2012-01

    ...機能性を活用した木炭の利用について次のような結果が得られた。(1)木炭を施用した土壌でコマツナ栽培を行ったところ,木炭を施用しない土壌に比べて生長量は大きくなった。(2)木炭を水質浄化資材として用いる場合,あらかじめ木炭を水洗浄することにより水質浄化機能を向上させることができた。(3)木炭を植樹帯に敷設することにより雑草抑制効果が見られた。木酢液の利用について次のような結果が得られた。...

    日本農学文献記事索引

  • 流水保全水路と河川における医薬品類の減衰の比較

    花本 征也, 山下 尚之, 中田 典秀, 杉下 寛樹, 田中 宏明 土木学会論文集G(環境) 68 (7), III_193-III_203, 2012

     In order to mitigate the pollution of the river water attributed to the urban wastewater discharged from the middle part of Yodo river basin, bypass channel system with river water treatment …

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  • 廃棄物利用による屋上緑化基盤材に関する研究

    高橋 岩仁, 大沢 吉範 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 23 (0), 327-, 2012

    ...屋上緑化の基盤材として用いた試料は,上水汚泥,コンポスト化した下水汚泥,建設廃材をチップ化し,炭化させた木炭,粉砕した竹を用いた。さらに,土壌粘着材として,こんにゃく生成時に排出される純植物性の飛翔廃棄物を混合した。<br> その結果,今回検討した廃棄物は屋上緑化の基盤材として利用できる可能性を示した。特に竹粉末は,持続的に養分を供給することから枯れにくいといった特徴が挙げられる。...

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  • 上水汚泥・木炭・竹炭を利用したアンモニア除去性能に関する比較実験

    高橋 岩仁, 大沢 吉範, 木科 大介, 江村 和朗 環境情報科学論文集 ceis26 (0), 207-212, 2012

    本研究は,上水汚泥や建設廃材などの廃棄物を生活環境下における臭気除去材として利用することを主目的とし,アンモニア除去性能について比較実験を行った。その結果,全試料とも瞬間的な脱臭性能が確認され,臭気除去材として利用できる可能性を示した。特に,上水汚泥の脱臭性能の持続性が高く,臭気除去材として最も優れているといえる。この要因として,上水汚泥は,CEC値が高く,物理吸着に加え,化学吸着能力もあるとい…

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  • 下水汚泥焼却灰を用いた養液栽培用培地の開発

    宮本 眞吾, 箕輪 陽介, 田中 史彦 農業施設 (131) 12-19, 2011-12

    ...代替培地に用いた材料は下水汚泥焼却灰,木炭粉およびうわ薬で,木炭粉は空隙率を増加させ,含水比の増加を図るために,うわ薬は低温で焼却灰を焼成するために混入し,培地の物理性の違いと栽培による適合性などを調べた。...

    日本農学文献記事索引

  • 活性炭および土壌消毒処理によるモモの連作障害軽減効果

    和中, 学, 堀田, 宗幹 和歌山県農林水産総合技術センター研究報告 (12) 33-44, 2011-03

    ...また,ある種の木炭は重量比0.5~10%の範囲で土壌への添加量が多いと検定植物の根長阻害率を低減した。しかし,活性白土,パーライトおよびバーク堆肥については1~10%の間で混和量を増やしても検定植物の根長の阻害率はほとんど低減しなかった。また,土壌消毒処理による根長阻害低減効果は低かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 廃棄バレイショ炭化物の特性とバレショ,レタスおよびダイコンへの施用効果

    大津, 善雄, 永田, 浩久, 里脇, 岩男, 大井, 義弘, 大井, 友紀子, 藤山, 正史 長崎県農林技術開発センター研究報告 (2) 63-78, 2011-03

    ...1)150~300℃で炭化したバレイショ炭化物は,木炭と比べて無機成分含量が非常に多く,肥料効果が期待できる。2)バレイショ炭化物のカリウム含量は,全カリウムが3.65~6.73%と高く,その内50-70%をク溶性の形態が占めており,加里肥料として期待できる。3)カリウム含有率と炭化物の成型化率および製造コストを考慮すると,バレイショ炭化物の処理温度は200℃が最適である。...

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  • 近世阿仁銅山炭木山の森林経営計画(原著論文)

    芳賀 和樹 林業経済 64 (7), 19-36, 2011

    本稿では秋田藩阿仁銅山の精錬過程で消費された炭について、その生産の基礎となった森林資源の経営計画を、天保14年炭番山繰を中心に検討した。藩は阿仁銅山に要する炭や材木を安定供給するため、元文5年以降、森林資源の保護と計画的利用を図る。天保14年炭番山繰は、その到達点として立案された炭生産のための輪伐計画である。藩は天保12年より森林資源の蓄積を実地見分によって調査し、これに基づいて天保14年から3…

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 植物等を用いた快適な空気質への改善技術

    大平 辰朗 におい・かおり環境学会誌 42 (1), 1-1, 2011

    ...<BR>次に吸着特性に優れている木炭についてである.ただしここで紹介するものは単なる木炭ではなく,分子ふるい機能木炭である.分子ふるいとは物質を選択するというものである.多孔質の木炭は,古くから水質浄化,悪臭・有害物質浄化等に用いられてきたが,これまで木炭による物質の吸着は,有害な物質でも残したい物質でも全て効率よく吸着するというものがほとんであり,できれば好ましい香りは残したいという希望が多かった...

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