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検索結果 180 件

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  • 皮膚灸刺激による脾臓でのサイトカイン産生誘導のメカニズムの解析~体性感覚神経の関与の検討~

    伊部, 功記, 大下, 紘平, 千葉, 章太, 糸井, マナミ 明治国際医療大学誌 (30) 29-29, 2024-03-31

    ...産生増加が確認された.次に,外科的に坐骨神経を切除した除神経マウスの術後炎症の回復を検討した.その結果,除神経手術1,2週後に増加がみられた脾臓のサイトカイン産生量は,3 週後で対照群と同等であった.よって除神経モデルで外科的処置による,脾臓のサイトカイン産生を指標とした侵襲の影響は 3 週間で消失すると考えられた.それらの結果を踏まえ,外科的除神経モデルとして,マウスに術後 3 週に灸刺激を行い,末梢神経系...

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  • 排尿・排便の病態生理と評価

    乃美 昌司, 仙石 淳 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (8), 654-664, 2023-08-18

    ...<p>排尿を司る膀胱・尿道(下部尿路)と排便を司る大腸・肛門は,ともに中枢神経と末梢神経系の制御を受けている.そして,その神経障害のレベルにより,前者は橋上型,核上型・橋下型,および核・核下型の神経因性下部尿路障害(神経因性膀胱),後者は反射性大腸および弛緩性大腸のタイプの神経因性大腸機能障害を呈することになる....

    DOI Web Site 参考文献3件

  • かゆみの定量的評価に向けた電気刺激の基礎的研究

    瀬野 晋一郎, 渡辺 篤志, 木暮 英輝, 小林 博子, 磯山 隆, 嶋津 秀昭 生体医工学 Annual61 (Abstract), 261_1-261_1, 2023

    ...かゆみと痛みの知覚に関わる末梢神経系は主に無髄C線維であり、この線維は5Hz付近の正弦波電流刺激に対し良好な発火応答を示す。本実験の結果、5Hz付近の刺激は負荷の増加に従い、痛みを知覚しやすかったため、かゆみの誘発と定量的評価には20~100Hz付近の電流刺激が最適と考えている。</p>...

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  • メチル水銀投与ラット後根神経節における神経新生

    篠田 陽, 関口 由香, 松木 彩華, 吉田 映子, 高橋 勉, 鍜冶 利幸, 藤原 泰之 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), P2-181-, 2023

    ...<p>メチル水銀(MeHg)は、水俣病と呼ばれる中枢神経系および末梢神経系に深刻な神経変性を引き起こすことが知られている。近年我々は、MeHg曝露ラットにおいて、選択的に痛覚鈍麻が誘導され、それが時間依存的に回復することを報告した。また、MeHg曝露ラットの後根神経節(DRG)のニューロン数は、痛覚鈍麻時に減少し、行動回復後にはコントロールレベルまで回復することを明らかにしている。...

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  • 末梢神経系による造血調節と腫瘍制御

    淺田 騰 臨床血液 63 (9), 991-998, 2022

    ...自律神経と感覚神経から構成される末梢神経系は,造血を司る骨髄やその周囲にあり造血機能にも重要な働きを持つ骨組織にも分布する。最近の研究手法の進歩により末梢神経系が正常造血あるいはストレス下での造血,さらには造血の老化に重要な働きを持ち,細やかな調節を行っていることが明らかになってきている。...

    DOI Web Site 医中誌

  • アストロサイトの亜鉛関連分子を標的としたパーキンソン病治療戦略

    宮崎 育子, 浅沼 幹人 日本薬理学雑誌 156 (2), 76-80, 2021

    ...<p>パーキンソン病(PD)は,黒質線条体路のドパミン神経の脱落により無動/寡動,静止時振戦,筋強剛などの運動症状を発現する進行性の神経変性疾患である.PDでは,これら運動症状を発現する数十年以前より,嗅覚異常や起立性低血圧,便秘などの非運動症状を呈する.病理学的には,α-シヌクレインを主要構成成分とする封入体Lewy小体,Lewy neuriteの出現が中枢神経系のみならず末梢神経系においても認められる...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献33件

  • アストロサイトにおけるメタロチオネインを標的としたドパミン神経保護

    宮崎 育子, 浅沼 幹人 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), S25-2-, 2021

    ...これら運動症状発現の10〜20年前から便秘や嗅覚異常,起立性低血圧などの非運動症状を呈する.病理学的には,α-シヌクレインを主要構成成分とする封入体Lewy小体,Lewy neuriteの出現が下部脳幹,嗅球から始まり,病勢の進行とともに中脳,扁桃体へと上行し,やがては大脳皮質へと広がるというBraak仮説が提唱され,またPD患者の腸管Auerbach神経叢,心臓の交感神経終末など中枢神経系のみならず末梢神経系...

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  • ギラン・バレー症候群における自律神経障害

    海田 賢一 自律神経 58 (1), 55-58, 2021

    ...分布を規定するが,自律神経における標的抗原は未同定である.GBSの自律神経病理では炎症細胞浸潤を伴う脱髄が迷走神経に優位であり,ミエリン蛋白を感作した実験的ニューロパチーモデルの一部でも確認されるが,抗糖脂質抗体陽性家兎GBSモデルでは確認されていない.自律神経障害を呈するGBSの管理においてposterior reversible encephalopathy syndrome,たこつぼ心筋症等の末梢神経系外合併症...

    DOI 医中誌

  • 肩関節脱臼により腕神経叢損傷を呈した一症例

    内藤 勇人 九州理学療法士学術大会誌 2021 (0), 67-67, 2021

    <p>【症例紹介】</p><p>症例は60 歳代の女性。夜間トイレに行こうとし転倒受傷。翌日受診し右肩関節脱臼の診断後関節整復したが、腕神経叢損傷疑われ神経伝導検査実施。正中・橈骨・尺骨神経伝導速度の延長、橈骨神経の振幅減少があり、腕神経叢損傷の診断。13 病日目より外来にて理学療法開始となった。尚、受傷前のADL …

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  • 〈一般演題抄録〉Myelin-associated oligodendrocytic basic protein(MOBP)はレビー小体に局在する

    今 智矢, 丹治 邦和, 森 文秋, 若林 孝一 弘前医学 70 (2-4), 179-179, 2020

    ...免疫組織化学では、正常対照において、MOBP は中枢神経系のミエリンと中枢および末梢神経系神経細胞の細胞質に局在した。さらに、MOBP はパーキンソン病およびレビー小体型認知症の中枢および末梢神経系レビー小体のコアに局在した。二重蛍光免 疫染色では MOBP はレビー小体の主要構成成分であるαシヌクレインと共局在していた。他の神経変性疾患の封入体は MOBP 陰性であった。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • ヒトiPS神経の機能を指標とした医薬品の神経毒性予測および薬効評価への取り組み

    鈴木 郁郎 日本薬理学雑誌 155 (5), 289-294, 2020

    ...のバランス(E/Iバランス)に依存した応答性,および多変量解析やAIを用いた解析法の有効性について紹介する.In vitroの評価系は,in vivoへの外挿性を担保できるが重要な課題である.in vivoへの外挿性にアプローチする手段として,脳オルガノイドを用いたMEA評価やin vivo脳波との比較を可能とするMEAデータの低周波成分解析の一例を紹介する.MEA計測法は,中枢神経系のみならず,末梢神経系...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献15件

  • µ-オピオイド受容体選択的蛍光プローブを用いた1分子イメージング

    山下 泰信 ファルマシア 56 (10), 955-955, 2020

    ...µ-オピオイド受容体(µ-OR)は,Gタンパク質共役型受容体の1つであり,主に中枢および末梢神経系に発現し痛みの知覚と伝達の調整に関与する.これまでに本受容体は,アゴニストとの共結晶構造が報告されており,アゴニストの理論的な分子設計が可能になったものの,生理的な条件下における動的な挙動に関する理解は不十分であった....

    DOI 医中誌

  • 痛みを調節する皮膚シュワン細胞

    渡辺 俊 ファルマシア 56 (5), 443-443, 2020

    ...神経軸索は,ミエリンで絶縁されることで高速な信号伝達を行うことができる.ミエリンの形成はグリア細胞の一種が担い,中枢神経系ではオリゴデンドロサイト,末梢神経系ではシュワン細胞が分化することで形成される.シュワン細胞はミエリンを形成するだけではなく,軸索保護や栄養供給といった生物学的機能を有しているものの,その機能には不明な点が多い.末梢神経線維におけるシュワン細胞は,脊髄のアストロサイトやミクログリア...

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  • 歩行時の下肢の協調性と転倒リスクの関連

    山縣 桃子, 建内 宏重, 清水 厳郎, 佐伯 純弥, 市橋 則明 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-117_1-I-117_1, 2019

    ...V<sub>UCM</sub>は中枢・末梢神経系の変化に影響されるため、これは難易度増加に対処するための神経系機構・動作戦略の変化を反映していると考えられている。単純な通常歩行であっても高いV<sub>UCM</sub>を要した本研究の転倒群は、難易度の高い歩行に直面した際にさらにV<sub>UCM</sub>を増加させられず、転倒に繋がる可能性が示唆された。...

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  • シュワン細胞に着目したタキサン系抗がん薬誘発末梢神経障害のバイオマーカーおよび新規予防/治療薬の探索

    小柳 円花, 今井 哲司, 中川 貴之, 松原 和夫 日本薬理学雑誌 154 (5), 241-244, 2019

    ...されている.しかしながら,現在のところ著効を示すCIPNの予防/治療薬はなく,CIPNの詳細な発症機序の解明および回避策の確立は急務である.一方,臨床現場において,CIPNの増悪による抗がん薬の投薬中止/減量を行うタイミングは,患者の主訴に基づいた重症度分類のみに依存しており客観的な指標はない.そのため,抗がん薬の投薬中止/減量を決定するための客観的かつ定量的なバイオマーカーが切望されている.本稿では,末梢神経系...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献8件

  • 脳神経回路の傷害と修復を司る生体システムの解明

    村松 里衣子 日本薬理学雑誌 154 (6), 340-344, 2019

    ...つに,疾患に罹患した脳で神経回路が傷害されることが指摘されている.従来から,成体の脳の神経回路は自然に修復することはないと信じられていたため,脳神経疾患による症状の緩和を目指した研究は,いかにして傷害から神経回路を守るかという脳保護が研究対象の主流であった.またそして,成体の神経回路がなぜ自然に修復しないか,特に成体の脳の環境に備わる修復阻害メカニズムの解明も進められていた.ところが,個体発生時や末梢神経系...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献16件

  • 神経動力学検査による下肢末梢神経系の可動性に関する量的な検討

    綿谷 昌明, 綿谷 睦子, 白川 剛, 河上 賢一, 川端 悠士, 綿貫 茂喜 理学療法科学 33 (1), 133-139, 2018

    ...〔目的〕神経動力学検査を用いて下肢末梢神経系の可動性(MON)の量的評価を検討した.〔対象と方法〕成人男性10名を対象とし下肢伸展挙上(SLR)0°,45°,他動的頸椎屈曲(PNF),足関節底屈(PF)10°,背屈(DF)15°で脛骨神経の近位・遠位分岐部の神経動態を超音波画像診断装置で確認した.MONはPNFのPFとDFの最大SLRの差と神経動態,近位/遠位比を確認した....

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 複合性局所疼痛症候群による慢性的な足部の疼痛と歩行障害に対し超音波療法が著効した一症例

    吉田 亮太, 原 耕介, 中澤 里沙, 北村 夏輝, 小保方 祐貴 理学療法学 45 (2), 112-120, 2018

    ...理学療法評価結果より,疼痛は単なる侵害受容性疼痛とは考え難く,中枢神経系,末梢神経系,自律神経系における問題が複合的に生じた結果誘発されていると考えられた。【治療プログラムと経過】介入開始後3 週までは中枢,末梢,自律神経系に対する治療を施行したが,疼痛に変化はなかった。評価を再度行った結果,足部の循環障害が疼痛を誘発していると考えられた。...

    DOI 医中誌

  • 能力開発のための舌の運動『Happy Tongue Exercise』の提案

    栗田 昌裕 国際生命情報科学会誌 36 (1), 39-, 2018

    ...SRS訓練の中には末梢神経系を活性化するための2群の訓練がある。第1群は「四肢末梢訓練」と呼び、第2群は「12脳神経訓練」と呼ぶ。いずれも敏捷性と巧緻性を高めることを経て、中枢神経系を複合的、総合的に活性化することを目指す。第二群の体系は、初歩の段階から、より高度の段階まで、12段階の方法からなる。...

    DOI Web Site 医中誌

  • メチル水銀曝露ラットにおける末梢神経の組織学的解析

    荏原 俊介, 巽 啓, 雨宮 達郎, 篠田 陽, 佐々木 優, 吉田 映子, 高橋 勉, 鍜冶 利幸, 藤原 泰之 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-62-, 2018

    ...MeHgによる神経障害発症機構に関する研究は主に中枢神経系でなされているが,末梢神経系についてはこれまでほとんど研究されていない。そこで本研究では,MeHgによる末梢神経障害の発症メカニズム解明を目的とし,MeHg投与により作製した水俣病モデルラットから末梢神経である後根神経節(DRG),感覚神経線維及び運動神経線維を摘出し,各神経組織の形態観察及び定量解析を行った。...

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  • 柔道整復師国家試験における解剖学の出題傾向

    角田 佳貴, 田村 哲也 了德寺大学研究紀要 (12) 61-67, 2018

    ...「結果」第14回~25回柔整国試において必修問題で最も多かったのは,15問出題されていた骨格系であった.次いで筋系が8.5問,心脈管系が5問であった.一般問題で最も多かったのは,39.5問出題されていた末梢神経系であった.次いで筋系が34.5問,骨格系が30問であった.第14~16回と第23回~25回を比較した結果は,両群共に必修問題では骨格系が最も多く出題されており,一般問題では末梢神経系が最も多...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 毒性病理用語の国際標準化;INHAND成果のCDISCにおける利用

    中江 大 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), S7-4-, 2018

    ...<p> INHAND事業は,病理学的な用語・診断基準の国際統一化を図ることを目的とした北米・英国・欧州・日本の毒性病理学会による合同プロジェクトで,齧歯類の各臓器(系)・非齧歯類・魚類を対象とし,成果物を順次出版している.これまでに,齧歯類の呼吸器系,肝・胆道系,全体像・基本理念,泌尿器系,中枢および末梢神経系,乳腺・特殊脂腺,雄性生殖器系,軟部組織・骨格筋・中皮組織,皮膚とその付属器,雌性生殖器系...

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  • 血液神経関門と感覚神経伝導検査

    桑原 聡 臨床神経生理学 45 (4), 186-189, 2017

    ...<p>末梢神経系の毛細血管には, 血液脳関門と同様の血管内皮細胞間のtight junctionが存在し, 血液神経関門 (blood-nerve barrier: BNB) と呼ばれている。このBNBが機能しているために全身循環中の自己抗体 (免疫グロブリン) などの大分子量物質は末梢神経幹には到達できない。...

    DOI Web Site 医中誌

  • BS1 神経免疫学の新しい潮流

    佐藤 和貴郎 日本臨床免疫学会会誌 40 (4), 272a-272a, 2017

    ...<p>  神経免疫学は,中枢神経系・末梢神経系・自律神経系・筋肉における免疫現象の解明を目的とする,学際的色彩の濃い学問領域である.神経系と免疫系は共に生命の本質である「自己を守る」働きを担うが,分子レベルから臓器レベルまで,複雑な相互作用がある.ともに周囲の環境─情報や異物─が発達期に大きな影響を与える.歴史的に多発性硬化症やギランバレー症候群,重症筋無力症,筋炎,傍腫瘍性神経症候群などが研究対象...

    DOI Web Site 医中誌

  • 神経堤細胞は八面六臂

    大隅 典子 日本口腔科学会雑誌 66 (2), 61-61, 2017

    ...医学の一般常識としては,「神経堤細胞=末梢神経系の原基」という捉え方であろうが,顎顔面領域では骨,軟骨,歯牙等,口腔領域の組織に大きく寄与する。また,下垂体等の内分泌系組織の発生にも関わり,最終的にその結合組織を派生する。これらの内分泌器官は,遊走した神経堤細胞からの誘導を受けて発生が進むと考えられている。...

    DOI 医中誌

  • 81. ブロイラーの筋胃に認められた末梢神経鞘腫瘍

    橋本 健二郎 鶏病研究会報 52 (1), 52-, 2016-05

    ...従って,本症例は,層板状構造を特徴とする特殊な神経線維腫に近いものと推察されたが,動物の末梢神経系腫瘍のWHO分類ではシュワン細胞腫と神経線維腫を統括して神経鞘腫瘍としていることから,診断名を鶏筋胃の末梢神経鞘腫瘍とした。...

    日本農学文献記事索引

  • 内因性カンナビノイドの中枢および末梢神経系疾患への関与

    亀井 淳三 ファルマシア 52 (9), 845-849, 2016

    糖尿病マウスの扇桃体において内因性カンナビノイドである2-AGの産生が増加し、これがCB<sub>1</sub>受容体を刺激して不快情動反応が亢進する可能性が示されている。また、気道炎症など一酸化窒素(NO)の産生が増加した状態では、NOによるアナンダミド(AEA)のC線維終末部への取り込みが亢進し、AEAがTRPV1を活性化し、C線維終末よりタキキニン放出を増大させ咳感受性を亢進させていること…

    DOI 医中誌

  • 病理学的に髄膜アミロイドーシスが確認されたGly47Arg変異型ATTRアミロイドーシスの1剖検例

    上原 拓也, 角田 渓太, 隅 寿恵, 山内 周, 望月 秀樹, 中 隆 臨床神経学 56 (11), 777-780, 2016

    ...多臓器不全.4年前から両下肢の痺れ感が出現し,起立時に失神した.徐々に失神回数が増え下痢と便秘を繰り返すようになった.診察上,下肢優位感覚優位の末梢神経障害と高度な自律神経障害を認めた.心筋生検にてアミロイド沈着とトランスサイレチン遺伝子変異(Gly47Arg; G47R)が判明したが,多臓器不全のため積極的な治療は行えなかった.数か月にわたって徐々に意識が低下し,多臓器不全にて死亡した.解剖の結果,末梢神経系...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献2件 参考文献6件

  • 理学療法士養成校の各年次に対する多視点3D解剖教育システム導入の検証

    町田 志樹 理学療法学Supplement 2015 (0), 1692-, 2016

    ...また,「多視点3D解剖教育システムを用いて学習したい部位」については他学年群では下肢の運動器が62(91.2%),上肢の運動器が45(66.2%),末梢神経系が42(61.8%)と多回答を得ていたのに対し,最終学年群では循環器が14(100.0%),呼吸器が14(100.0%),消化器が11(78.6%)と上位を占めた。...

    DOI

  • 下唇に発生した柵状被包性神経腫の1例

    伊藤 良平, 中川 祥, 成田 紀彦, 田村 好拡, 佐竹 杏奈, 小林 恒 日本口腔外科学会雑誌 62 (8), 404-408, 2016

    <p>Palisaded encapsulated neuroma (PEN) is a benign, distinctive variant of cutaneous neuroma that is composed of normal nerve tissue. It usually presents as a solitary, asymptomatic, normal-colored …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 神経生理学とリハビリテーション概論

    正門 由久 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 53 (6), 428-433, 2016

    ...臨床神経生理学は,ヒトの中枢神経系,末梢神経系の機能をさまざまな方法で診断,評価し,治療に役立てる学問であり,この分野の発展は目覚ましい.脳波・筋電図ばかりではなく,誘発電位,機能画像なども近年それに含められており,中枢神経系・末梢神経系の区分を超えた学問へと発展し,リハビリテーション(以下,リハ)医学の関連分野の1つとして,診断,評価,治療などさまざまな臨床場面で“役に立つ”学問である.さらには神経生理...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 04生−25−ポ−06 荷重量変化に対する神経-筋腱の応答

    大野 直紀, 佐野 加奈絵, 国正 陽子, 久野 峻幸, 牧野 晃宗, 石川 昌紀 日本体育学会大会予稿集 67 (0), 160_2-160_2, 2016

    ...しかし、免荷時の筋腱や末梢神経系の調整機序については不明な点が多い。本研究は、荷重量の変化に対する筋腱の形態的変化と脊髄反射の応答を明らかにすることを目的とした。被験者は健常成人男性10名とした。免荷調整はLower Body Positive Pressureを用いた。超音波装置を用いてヒラメ筋腱を撮像し、ヒラメ筋束長、アキレス腱長を算出し、同時に床反力からアキレス腱張力を算出した。...

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  • 末梢神経系におけるSox2の存在意義

    小池 太郎, 山田 久夫 関西医科大学雑誌 66 (0), 7-11, 2015

    ...することを突き止め,mRNAの存在も明らかにした.さらにサテライトグリアではSox2が細胞の生存に関与することをノックダウン実験により突き止めた.また,Sox2は脊髄神経節ニューロンの分化や髄鞘形成の調節にも関与するという報告もあることから,胎生期のみならず成獣になっても末梢神経系細胞にとって意味のある転写因子であると考えられる.本総説では,末梢神経系におけるSox2の分布と役割について述べる....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献19件

  • 中枢・末梢連合脱髄症(combined central and peripheral demyelination)の1例

    野中 俊章, 藤本 武士, 江口 勝美, 福田 安雄, 吉村 俊朗 臨床神経学 55 (6), 389-394, 2015

    ...年6月より歩行時のふらつきが出現し,当科紹介入院となった.入院時,四肢筋力低下や凹足,痙性歩行がみられた.MRIで大脳深部白質や脳幹,胸髄などに多発する病変がみとめられた.末梢神経伝導検査にて上下肢の運動神経伝導速度の著明な低下と腓腹神経生検にて脱髄所見をみとめた.治療はステロイドパルス療法を2クール施行し,その後インターフェロンβ自己注射を継続したが,症状は徐々に改善傾向がみられた.中枢ならびに末梢神経系...

    DOI PubMed 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件

  • 神経発生後期におけるALK5依存的TGF-βシグナルの重要性

    三森 盛亮 ファルマシア 51 (5), 463-463, 2015

    ...末梢神経系では,軸索の障害の程度により損傷部位の近位側の軸索末端から多数の再生線維が発芽し,標的に向かい伸長を始める.1つの線維が正しい標的にシナプス結合すると残りの線維は消失し,障害前と全く同じ神経結合ができることが知られている.中枢神経系ではこの現象が認められないために,神経細胞の再生の可能性は長い間否定的に見なされていた.そのために約半世紀もの間,研究の対象となっていなかった.しかしながら,生命科学...

    DOI 医中誌

  • 幻肢の感覚表象と幻肢痛

    住谷 昌彦 バイオメカニズム学会誌 39 (2), 93-100, 2015

    ...四肢切断後に現れる幻肢痛をはじめとする神経障害性疼痛の発症には末梢神経系と脊髄での神経系の異常興奮とその可塑性に加え,大脳を中心とした中枢神経系の可塑性が関与していることが最近の脳機能画像研究から確立しつつある.幻肢の随意運動の中枢神経系における制御機構をもとに,我々が行っている鏡を用いて幻肢の随意運動を獲得させることによる臨床治療(鏡療法)についてその有効性と限界,そして今後の幻肢痛および神経障害性疼痛...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献31件

  • 痛みの認知と情動

    金銅 英二 THE JOURNAL OF THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY 35 (1-2), 88-93, 2015

    ...<b>痛覚情報は末梢神経系から中枢神経系へと入力されたあと上行性の経路(外側系と内側系)を経て視床の神経核で中継され,さらに上位中枢へと投射される.中枢神経系の機能局在はブロードマンやペンフィールドらが明らかにしているが,脳内の神経核間で広範囲かつ複雑に連絡網を形成しており,痛覚情報認知システムや情動については不明な点が多かったが,近年fMRIなど画像診断装置・技術の進歩により脳科学が大きく進歩し,...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 頸神経叢の皮枝に関する肉眼解剖学的観察

    上田 泰久, 福井 勉, 小林 邦彦 理学療法学Supplement 2014 (0), 1827-, 2015

    ...【目的】末梢神経系の脊髄神経には解剖学的に圧迫および伸張されやすい部位(以下,圧迫・伸長部位)が存在する。この圧迫・伸長部位が複数ある脊髄神経では,容易に伝導障害や軸索変性を引き起こすことが報告されている(Upton1973,根本1983)。頸椎の退行変性疾患では,頸神経が筋や筋膜により重複して圧迫・伸長されて頭頸部や上肢の感覚障害や疼痛を引き起こすことがある。...

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  • チアミン(ビタミンB1)欠乏による神経組織障害

    濱田 俊 比較生理生化学 31 (1), 13-19, 2014

    ...ヒトでは2種類のチアミン欠乏症,脚気とWernicke-Korsakoff症候群(WKS)がみられるが,脚気では主に末梢神経系が障害される一方,WKSでは中枢神経系が障害される。なぜ単一のビタミンが異なる2種類の病態を引き起こすのかよくわかっていない。WKSの神経組織障害は,多くの神経変性疾患同様に脳の特定領域にみられ,その発症機構に興味が持たれてきた。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献6件

  • 認知神経科学に基づく痛みの理解とその診療(特別講演)

    住谷 昌彦 バイオメディカル・ファジィ・システム学会大会講演論文集 27 (0), 1-, 2014

    ...慢院疼痛疾患に対して様々な治療法が行われてきたが、従来の末梢神経系と筋骨格系に対する治療のみでは疼痛コントロールが十分でない場合も少なくなかった。私はペインクリニックを専門とする麻酔科医として、このような難治性の疼痛患者に対し、脳の認知機能のエラーによって痛みが生ずるという立場から、診療と臨床研究に取り組んできた。脳の認知機能を介した治療の例として、幻視痛の治療がある。...

    DOI 医中誌

  • 最近14年間にわが国で承認された医薬品393剤の副作用 ―血圧上昇及び血圧低下―

    永山 隆, 西田 稔, 檜杖 昌則, 荻野 大和, 藤吉 正人, 橋場 雅道, 米田 保雄, 王鞍 孝子, 田牧 千裕, 小平 浩, 久田 茂, 中村 和市 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), P-69-, 2014

    ...抗パーキンソン剤及び合成麻薬の全薬剤、精神神経用剤の86.7%及び末梢神経系用薬の80.0%で血圧低下がみられた。作用機序を調査し、on-target、off-target等に分類した。血圧上昇及び血圧低下のいずれでも約半数の薬剤の作用機序は確定できず、血圧上昇及び血圧低下いずれもon-targetのみでなく、off-targetの機序も多数認められた。...

    DOI

  • 神経モビライゼーションによる神経伸張と筋出力の変化の関連について

    齊藤 匠, 土居 健次朗, 河原 常郎, 大森 茂樹, 倉林 準, 門馬 博, 八並 光信 理学療法学Supplement 2013 (0), 1133-, 2014

    ...【はじめに,目的】神経モビライゼーション(以下NM)とは末梢神経系の感受性,伸張性,運動性を改善する手技であり,その目的には疼痛やしびれの改善,二次的障害の予防がある。NMによって神経伝導速度低下との関係性が示されている。しかし,理学療法分野で臨床的指標となる,筋力や可動性について十分な検証がなされていない。...

    DOI 医中誌

  • 幻肢と幻肢痛の機序─その対処方法─

    住谷 昌彦, 緒方 徹, 四津 有人, 大竹 祐子, 宮内 哲 日本義肢装具学会誌 29 (4), 206-211, 2013

    ...四肢切断後に現れる幻肢痛をはじめとする神経障害性疼痛の発症には末梢神経系と脊髄での神経系の異常興奮とその可塑性に加え,大脳を中心とした中枢神経系の可塑性が関与していることが最近の脳機能画像研究から確立しつつある.幻肢の随意運動の中枢神経系における制御機構をもとに,われわれが行っている鏡を用いて幻肢の随意運動を獲得させることによる臨床治療(鏡療法)についてその有効性と限界,そして今後の幻肢痛および神経障害性疼痛...

    DOI 医中誌 参考文献13件

  • グリシドールのラット28日間反復投与による海馬ニューロン新生への影響

    赤根 弘敏, 齋藤 文代, 白木 彩子, 板橋 恵, Wang Liyun, 赤堀 有美, 今田中 伸哉, 鈴木 和彦, 三森 国敏, 渋谷 淳 日本毒性学会学術年会 40.1 (0), 2002131-, 2013

    ...先の我々の研究で,グリシドールのラット発達期暴露により,母動物での中枢及び末梢神経系での軸索変性及び児動物での海馬歯状回顆粒細胞層下帯(SGZ)におけるニューロン新生の分化後期の神経突起形成障害の反映を示唆する細胞標的性を示し,高用量ではニューロン新生影響が不可逆的であることが明らかになった。...

    DOI

  • 神経変性疾患における病理像の見方,考え方

    若林 孝一 臨床神経学 53 (8), 609-617, 2013

    神経変性疾患は「解剖学的系統性」,つまり,選択的に強く障害される部位によって分類されてきた.しかし現在では,神経変性疾患の多くは「蛋白蓄積病」であり,蓄積する蛋白の種類によって分類されるようになった.また,神経変性疾患の1次的病変部位は中枢神経系であるが,パーキンソン病は末梢自律神経系をふくめ全身病として捉えられるようになった.さらに,「神経変性(neurodegeneration)」という言葉…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献59件

  • 食品の多成分系生体応答機構

    内山, 文昭 中村学園大学薬膳科学研究所研究紀要 (5) 1-4, 2012-09-01

    ...両者は生体にとって独立した現象ではなく、食品を摂取したときの外部環境因子の1つとして末梢器官で感知されて、その信号が中枢に伝達され、他の様々な外部環境因子の情報と個体の保有する記憶が統合されて、中枢神経系から末梢神経系、内分泌系を介して特定の方向性を有する生体応答を引き起こしている。視床下部は中枢神経系での情報の統合と末梢神経系および内分泌による情報伝達の中継基地の役割を担っている。...

    機関リポジトリ

  • 6学会合同特別シンポジウム1-6  神経系のバリアーと神経免疫疾患

    神田 隆 日本臨床免疫学会会誌 35 (4), 270-270, 2012

    ...血液神経関門(BNB, blood-nerve barrier)が存在し,神経系実質への免疫系のefferent armは常にめまぐるしく変化している血流成分からシャットアウトされている.現在では,神経系は決して“immunologically privileged site”ではなく,全身免疫系の到達し得ない場所ではないとするのが一般的な認識であるが,多発性硬化症やギラン・バレー症候群など,中枢神経系・末梢神経系...

    DOI Web Site 医中誌

  • PC12細胞における神経軸索伸長に及ぼす低線量放射線の影響

    加藤 真介, 小林 純也 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2010 (0), 59-59, 2010

    ...一方、神経成長因子(NGF)は、末梢神経系に作用し、その軸索伸長を促す生理活性物質である。この因子の細胞内情報伝達経路の詳細は完全には解明されていないものの、その作用発現にはMAPキナーゼ系の持続的活性化を要すること、およびNOを介した経路が関与する可能性があることなどが報告されている。...

    DOI

  • 2.末梢神経

    小池 春樹, 祖父江 元 日本内科学会雑誌 99 (8), 1853-1857, 2010

    ...膠原病においては,末梢神経系にも血管炎や神経節障害などの病変が生じうる.血管炎では,神経線維は軸索変性をきたし,長期間経過した例では再生像を認める.神経束毎の神経線維の障害度の差異や楔状の神経線維の脱落は血管炎を示唆する所見である.神経節障害はSjögren症候群に関連して生じることが知られており,障害される神経細胞の選択性により,痛みや感覚失調などの特徴的な臨床症状を呈する.<br>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献34件

  • 幻肢痛の脳内メカニズム

    住谷 昌彦, 宮内 哲, 前田 倫, 四津 有人, 大竹 祐子, 山田 芳嗣 日本ペインクリニック学会誌 17 (1), 1-10, 2010

    ...四肢切断後に現れる幻肢痛をはじめとする神経障害性疼痛の発症には末梢神経系と脊髄での神経系の異常興奮とその可塑性に加え,大脳を中心とした中枢神経系の可塑性が関与していることが,最近の脳機能画像研究から確立しつつある.本稿では,幻肢痛を含む病的疼痛全般は脊髄よりも上位の中枢神経系に由来するというわれわれの持論から,まず幻肢の感覚表象について概説し,続いて幻肢の随意運動の中枢神経系における制御機構から「幻肢...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献52件

  • 神経再生型フレキシブル電極の作製

    吉田 充宏, 加藤 宗彦, エリック ブラジウス, 浮田 芳昭, 満渕 邦彦, 内海 裕一 精密工学会学術講演会講演論文集 2010S (0), 857-858, 2010

    ...神経再生型電極は、切断された末梢神経系の軸索が再生する時に、その両端間に介入させた電極孔を軸索が通ることにより信号の入出力が可能となるデバイスであり、マイクロニューログラム法を応用した神経線維と機械側の信号ラインが結合した神経インターフェイスデバイスである。我々はSU-8を用いて、フレキシブルで多チャンネルに神経線維の活動電位を計測できる電極を作製した。...

    DOI

  • 色素性乾皮症

    森脇 真一 日本皮膚科学会雑誌 120 (9), 1861-1867, 2010

    ...色素性乾皮症は紫外線性DNA損傷の修復異常で発症する重篤な遺伝性光線過敏症である.臨床的には日光曝露のたびに繰り返す光線過敏症状,雀卵斑様の色素異常などの光老化皮膚の進行,さらには厳重な紫外線防御を怠ると高率に日光露光部皮膚に悪性腫瘍が出現するという特長を有する.本邦では過半数の症例で精神運動発達障害などの中枢・末梢神経系の異常を合併し,その進行度や重症度が患者予後に強く影響する.診断は各種DNA修復試験...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 四肢再生過程に発現する FGF9 遺伝子の単離

    芋川, 浩 福岡県立大学看護学研究紀要 7 (1), 1-5, 2009-12-25

    ...<考察>四肢再生には末梢神経系の分泌タンパク質が重要な働きをしていることがわかっている.今回単離されたFGF9はヒトなど哺乳類で末梢神経系に発現・機能していることが分かっている分子であり,脊椎動物の四肢再生に重要な働きをしていることが予想される....

    機関リポジトリ 医中誌

  • 神経再生型積層電極の作製

    加藤 宗彦, Blasius Eric, 浮田 芳昭, 満渕 邦彦, 内海 裕一 精密工学会学術講演会講演論文集 2009S (0), 407-408, 2009

    ...神経再生型電極は,電極孔を通る末梢神経系の切断された軸策に対し信号の入出力を行う電極で,マイクロニューログラム法を応用し神経線維と機械側の信号ラインが結合した神経インターフェイスデバイスである.我々は従来のマイクロニューログラム法と異なり多数のチャンネルを配置し,臨床の現場で生体内に長期間一定位置に固定できるよう,全ての電極と配線部分が絶縁された埋め込み型多チャンネルの神経再生電極を作製した....

    DOI

  • Hexachlorophene反復経口投与ラットで認められた白内障の一例

    蓜島 淳子, 小松 豊, 高橋 尚文, 藤江 秀彰, 首藤 康文 日本トキシコロジー学会学術年会 36 (0), 4025-4025, 2009

    ...これらの変化は用量相関性を示し、HCPが中枢および末梢神経系機能に対し影響を及ぼすことが示された。病理組織学的検索では、大脳白質、中枢神経および末梢神経の空胞化、筋線維の萎縮などが認められた。さらに本試験では、HCP投与によるこれらの特徴的な神経行動学および神経病理組織学的変化に加えて、各用量群の雌雄において白内障が認められた。...

    DOI

  • 頸部舌神経鞘腫の1例

    門田 哲弥, 古矢 彩子, 嶋根 俊和, 寺尾 元, 三邉 武幸 耳鼻咽喉科展望 51 (4), 232-236, 2008

    ...したがって末梢神経系では全身のどこにでも発生する可能性がある。今回我々は頸部舌神経由来の神経鞘腫の1例を経験したので報告する。本症例は顎下神経節から発生しており, 顎下腺腫瘍, 慢性顎下腺炎との鑑別が困難であった。さらに術中, 由来神経が特定でき神経を切断せずに被膜下摘出を行い, 術後に神経脱落症状が出現したが約2週間で改善したというまれな症例であった。...

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 非荷重や不動による末梢神経の形態学的変化

    藤本 太郎, 藤田 直人, 田崎 洋光, 松原 貴子, 荒川 高光, 三木 明徳 理学療法学Supplement 2007 (0), A1345-A1345, 2008

    ...しかし非荷重や不動による末梢神経系の形態変化を調べた報告は乏しい。末梢神経は皮膚や筋などの標的器官から求心性インパルスや神経栄養因子を感受することで維持される。よって標的器官が非荷重や不動に陥ると末梢神経系にも影響する可能性がある。そこで今回,後肢懸垂とギプス固定を2週間および4週間行うことで,非荷重や不動が末梢神経の有髄軸索に及ぼす影響を経時的に観察した。...

    DOI 医中誌

  • 加齢に伴う痛覚受容機構の変化

    北川 純一, 岩田 幸一 日本口腔顔面痛学会雑誌 1 (1), 11-16, 2008

    ...目的: 加齢の進行に伴い, 中枢神経および末梢神経系システムに様々な変化が生じることはよく知られている. 痛覚受容も加齢による影響を受けている可能性は充分考えられる. 本研究は, 加齢に伴う侵害受容システムの変化を解明することを目的とした.<Br>研究の方法: Fisher系ラットにおいて, 29-34ヶ月齢を老齢ラット, 7-13ヶ月齢を成熟ラットとして使用した....

    DOI 医中誌

  • パーキンソン病患者のジスキネジアへの理学療法的介入の試み

    寺田 勝彦, 藤田 修平, 田端 洋貴, 脇野 昌司, 松本 美里, 中前 あぐり, 辻本 晴俊, 菊池 啓 理学療法学Supplement 2007 (0), B1573-B1573, 2008

    ...<BR>【考察】今回のジスキネジアの改善は,Langworthyの提唱するように,無目的と考えられた不随意運動が感覚刺激に対する反応の異常であること,またSteinの振戦の神経機構模式図より,過剰な筋収縮と感覚性フィードバックの遠心性・求心性インパルスの伝導路である末梢神経系と胸鎖乳突筋の運動神経である副神経の緊張を改善することで,胸鎖乳突筋の運動細胞の周期的興奮性の抑制が得られたためと考えられる....

    DOI 医中誌

  • 骨格筋への磁気刺激が末梢神経に及ぼす影響

    和田 真明, 藤本 太郎, 藤田 直人, 荒川 高光, 三木 明徳 理学療法学Supplement 2007 (0), A1543-A1543, 2008

    ...非荷重による筋萎縮に対する物理療法は筋の回復のみに着目するのでなく、末梢神経系への影響を考慮する必要がある。今後、磁気刺激の刺激様式や強度を変化させることにより、より適切な刺激条件を検索していきたい。<BR><BR>...

    DOI 医中誌

  • カンナビノイド受容体

    山本 経之 日本薬理学雑誌 130 (2), 135-140, 2007

    ...1980年代末に,カンナビノイドが特異的に結合する受容体が脳内に存在することが明らかにされ,主に中枢神経系にCB<sub>1</sub>受容体また末梢神経系にCB<sub>2</sub>受容体の2つのサブタイプが同定された.また内在性カンナビノイドとしてアナンダミドや2-AGが相次いで発見された.カンナビノイドCB受容体は,グルタミン酸,GABA,アセチルコリン(ACh)等の神経シナプス前膜に存在し...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献62件

  • 実験的顎関節痛発症の神経機構

    岩田 幸一, 加茂 博士 日本顎口腔機能学会雑誌 13 (2), 87-92, 2007

    It has been reported that TMJ inflammation causes an increase in background activity and evoked responses in C- and/or Aδ-primary afferent fibers innervated in inflamed tissues, resulting in …

    DOI 医中誌 参考文献3件

  • 間葉系腫瘍(末梢神経系腫瘍を含む)

    梅林 芳弘 日本皮膚科学会雑誌 117 (14), 2461-2469, 2007

    ...皮膚の間葉系腫瘍とは,皮膚の結合組織,脂肪組織,筋組織,軟骨・骨,血液・リンパに分化した腫瘍を指す.後2者を除き末梢神経系腫瘍を加えると,皮膚の軟部腫瘍の範疇と合致する.軟部腫瘍の大部分は良性腫瘍であり,悪性軟部腫瘍(肉腫)の100倍以上の頻度で発生する.これら良性軟部腫瘍の99%は表在性で5 cm以下とされる.このことから,軟部腫瘍のほとんどは皮膚科の対象疾患であるといえる.その内訳は,少なくとも...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献48件

  • アデノウイルスを用いたGDNF発現による蝸牛有毛細胞およびらせん神経節細胞保護作用

    八木 正夫 The Journal of Kansai Medical University 57 (2-4), 183-187, 2005

    ...感音難聴の治療については高度感音難聴に対する人工内耳など限られた治療以外では薬物療法が一般的であるが,必ずしも有効でないのが現状である.近年,神経成長因子の中枢および末梢神経系における作用については,様々な研究により急速に解明されつつあり,内耳においても初期発生,形態維持,細胞死などに重要な役割を担っていることが解ってきた.NTL3, BDNF, NGE FGF2,GDNFなどの神経成長因子が内耳有毛細胞...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 73歳 男性の第12胸椎に発生したperipheral PNETの1例

    荻原 伸英, 中小路 拓, 川崎 智, 比佐 健二, 橋場 伸一郎 中部日本整形外科災害外科学会学術集会 抄録集 105 (0), 310-310, 2005

    ...【考察】PNETは未分化な小円形細胞より成る神経系腫瘍で,かつ神経系や上皮性あるいは間葉系への多分化能を有し,既存の疾患には分類不可能な腫瘍で,中枢神経のみならず末梢神経系の腫瘍も含む包括的な概念とされている。脊柱管内の発生例は稀である。確定診断は病理組織学的に行われ,免疫組織染色でCD99抗体が陽性になる。...

    DOI

  • 若年女性における30秒椅子立ち上がりテストと下肢筋機能の関係

    矢倉 千昭, 木原 勇夫 理学療法学Supplement 2002 (0), 143-143, 2003

    ...【考察】今回の結果から,CS-30テストは股関節伸展筋の主動筋である大殿筋および膝関節屈曲筋のハムストリングスを主とする下肢後面筋の筋パワーと関係していることが示唆された.筋パワーは筋が発揮した力と筋収縮速度の積で表され,その速度は筋線維長や筋線維タイプの活動に依存している.この活動は筋組成にも影響されるが,中枢,末梢神経系や介在ニューロンなどによって運動内容に適応するよう速筋と遅筋を選択的に動員・...

    DOI

  • 光信号による経路-経穴作用

    印藤 裕雄 国際生命情報科学会誌 19 (2), 381-388, 2001-09-01

    ...末梢神経系およびその受容器に直接刺激を与える事無く、微少な光信号によってこれらの実験結果を得られたことは、神経系の作用に拠らない、隠されたシステムとしての経絡の存在を示唆するものである。...

    DOI 医中誌

  • 慢性関節リウマチと神経・内分泌・免疫系の関わり

    鈴木 登 日本内科学会雑誌 90 (6), 1097-1105, 2001

    ...<br>RA患者では視床下部・下垂体・副腎軸の欠陥,血中プロラクチンレベルの上昇,さらに血中性ホルモンレベルの異常が報告されている.これまでに中枢,末梢神経系による神経ペプチドを介した滑膜細胞機能の調節の不調がRAの炎症の惹起の少なくとも一部に関わることが示唆されている.我々の研究室では神経-内分泌-免疫軸の相互作用に関わる効果分子である内分泌ホルモン,オピオイド,神経伝達物質および神経ペプチドがRA...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献18件

  • 神経成長因子の合成を促すキノコの2次代謝産物

    河岸 洋和 日本菌学会会報 42 (1), n/a-, 2001

    ...<p> NGFを含むニューロトロフィンファミリーは中枢あるいは末梢神経系に重要な役目を担っている.NGFはこのファミリーの中で最初に発見され,NGFの投与によるアルツハイマー病の治療の可能性が示唆されている.しかし,このような栄養因子はタンパク質であり,多くは血中から肝臓に取り込まれ速やかに分解されてしまうことや,血液・脳関門を通過しないという大きな問題点がある.もし,末梢から脳に移行し脳で神経栄養因子...

    DOI Web Site 参考文献27件

  • ノシセプチンの薬理および生理作用

    植田 弘師, 井上 誠 日本薬理学雑誌 114 (6), 347-356, 1999

    The family of the G protein-coupled opioid receptors was recently extended by a novel member that did not bind any of the typical opioid receptor ligands. Identification of the orphan receptor in …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献28件

  • 後天性分節性無汗症の2例

    田村 暢子, 和田 秀文, 宮沢 めぐみ, 山川 有子, 毛利 忍, 冨安 斉, 市川 浩, 渡辺 良, 中村 宣生 西日本皮膚科 61 (1), 27-31, 1999

    ...理学的所見, 検査所見から内分泌疾患, 中枢神経疾患, 末梢神経系疾患, 皮膚疾患は除外した。無汗部の病理組織学的所見にも異常は認められなかった。他の自律神経の異常はみつからず特発性分節性無汗症idiopathic segmental anhidrosis(ISA)と診断し, 無治療にて経過観察中である。...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献10件

  • 皮膚と神経

    豊田 雅彦, 諸橋 正昭 日本皮膚科学会雑誌 109 (5), 725-, 1999

    ...し,神経原性炎症をひきおこすとともに,種々の皮膚疾患の病態に関与していることが明らかにされている.各ニューロペプタイドは,標的細胞上に存在する固有のレセプターと結合しその生物活性を発揮するとともに,エンドペプチダーゼなどの不活化酵素により影響を受ける.さらに末梢神経の成長・機能維持に働く神経成長因子も,ケラチノサイトに対する増殖活性など多彩な機能を有することが明らかにされている.皮膚,中枢神経系,末梢神経系...

    DOI 医中誌 被引用文献4件 参考文献55件

  • 免疫性神経疾患  末梢神経疾患  慢性炎症性脱髄性ポリニューロパチーの診断と治療

    久堀 保, 梶 龍兒 日本内科学会雑誌 87 (4), 623-628, 1998

    ...慢性炎症性脱髄性ポリニューロパチーは慢性の経過をとる運動知覚性ニューロパチーの一群で,近位部優位の末梢神経系有髄線維の障害による.診断は,臨床的・病理学的所見や脳脊髄液所見より行われるが,特に電気生理学的所見が重要である.治療は,副腎皮質ステロイドホルモン療法, azathioprine・cyclophosphamideなどの免疫抑制療法,血漿分離療法が一般的であるが,最近免疫グロブリン療法が注目されている...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献2件 参考文献5件

  • Azithromycinの一般薬理作用

    山中 教造, 岡 玉緒, 河合 光久, 佐竹 ゆかり 日本化学療法学会雑誌 43 (Supplement6), 127-138, 1995

    The general pharmacological actions of azithromycin (AZM) were examined in animals. Oral administration of AZM caused loss of huddling behavior, response to tail pinch and pinna reflex in one of …

    DOI 医中誌

  • Tazobactam/Piperacillin (TAZ/PIPC) の一般薬理作用第2報

    西森 司雄, 小林 文夫, 土山 道夫, 池田 博信, 左近上 博司, 中西 順一, 福田 好造, 中野 大三郎, 木村 恵人, 西村 敬治, 山室 正子, 神田 敦弘 CHEMOTHERAPY 42 (Supplement2), 242-254, 1994

    We investigated the effects of tazobactam/piperacillin (TAZ/PIPC) given i. v. or <I>in vitro</I> on the autonomic nervous system, isolated smooth muscles and other systems, and compared them with …

    DOI

  • SY5555の一般薬理試験 (第2報)

    杉山 和志, 大高 忠彦, 大野 知親, 弘津 一郎, 日高 寿範, 増田 豊, 吉田 真己, 古谷 真優美, 石原 高文, 中西 順一, 小林 文夫, 西森 司雄 CHEMOTHERAPY 42 (Supplement1), 214-226, 1994

    The effects of SY5555 on respiration, circulation and other functions were investigated as a part of a general pharmacological study, and the following results were obtained.<BR>1. Respiratory and …

    DOI

  • とう骨神経初発の非ホジキン悪性リンパ腫の一例

    古賀 俊光, 鶴田 敏幸, 伊藤 由美, 渡辺 英夫, 小泉 徹, 田淵 和雄 整形外科と災害外科 42 (3), 1279-1283, 1993

    We experienced a rare case of malignant lymphoma which caused a right radial nerve palsy. Biopsy of the tumor led to a diagnosis of non-Hodgkin's lymphoma, T cell type.<br>There have been only three …

    DOI 医中誌

  • ニューロパシー:診断と治療の進歩 I. 基本的事項 1. 末梢神経の神経生物学

    永田 豊 日本内科学会雑誌 81 (2), 159-163, 1992

    ...末梢神経系は感覚受容器で感受された外界及び体内の変化を電気信号に変えて,求心性神経線維を伝導して中枢神経系(脳および脊髄)に伝える.また中枢神経系より発した信号は運動神経軸索を遠心性に伝導して効果器の骨格筋に達し駆幹や四肢の運動を司っており,平滑筋や分泌腺に伝えられた信号は,内臓器官の運動や分泌活動を行っている.近年神経膜の興奮現象が膜のチャンネルを通るイオンの移動現象として理解され,軸索の絶縁材料...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 口腔領域における末梢神経系腫ようの免疫組織化学的検討

    重松 久夫, 藤田 訓也, 斎藤 一彦, 重松 可明, 比留間 信行, 塩野谷 暢利, 加藤 久直, 中 慶三, 高梨 文吾, 内海 順夫 日本口腔外科学会雑誌 38 (3), 336-342, 1992

    We experienced 5 cases of neurogenic tumors and 1 case of granular cell tumor in the 10-ear period from 1982 to 1991. It is well known that neurofibroma and neurilemmoma are neurogenic tumors. On …

    DOI 医中誌 被引用文献2件

  • エチルアルコールの中枢神経系および末梢神経系に及ぼす影響に関する電気生理学的研究

    谷澤 洋 The Journal of Kansai Medical University 44 (4), 257-283, 1992

    ...ウサギの中枢神経系および末梢神経系に及ぼすエチルアルコールの影響について検討した.覚醒反応と誘発筋放電を対象とした実験では,脳幹網様体刺激による覚醒反応と大脳皮質刺激による前・後肢の誘発筋放電の刺激閾値は,エチルアルコールの少量投与により低下し,投与量の増加にともない上昇した.しかし脳幹網様体,海馬刺激による前・後肢の誘発筋放電の刺激閾値は,順次上昇することが認められた.この成績より,エチルアルコール...

    DOI Web Site 医中誌

  • チャバネゴキブリにおける<sup>14</sup>C-標識パーメスリンの吸収, 移行のドライフィルム法と局所施用法による比較

    SCOTT Jeffrey G. 日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science) 15 (3), 453-455, 1990

    ...以上の結果, パーメスリンのドライフィルム法による速やかなノックダウン効果が, 脚部末梢神経系のパーメスリンに対する高い感受性にあることが示唆された. さらにドライフィルム法と局所施用法では薬剤 (ピレスロイド) の作用の仕方が異なり, ドライフィルム法ではおもに末梢神経系が, また局所施用法ではおもに中枢神経系が攻撃される可能性が示された....

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • NY-198の一般薬理作用 (2)

    森川 宏二, 橋本 繁輝, 岩永 裕氏, 牧野 栄一, 山崎 光雄 CHEMOTHERAPY 36 (Supplement2-Base), 284-299, 1988

    We studied pharmacological effects of NY-198 on the autonomic nervous system, peripheral nervous system and others using several species of animals.<BR>1. NY-198 at doses above 10 mg/kg i. v. …

    DOI

  • BRL 28500の一般薬理作用

    西岡 佳隆, 北村 裕, 石井 隆太郎, 幸嶋 祥亘, 西森 司雄, 小林 文夫, 西村 敬治, 土山 道雄, 森野 久弥, FLACK JOHN D. CHEMOTHERAPY 34 (Supplement4), 168-186, 1986

    General pharmacological properties of BRL 28500 and its components CVA-K and TIPC were studied by administering these compounds intravenously.<BR>With regard to the central nervous system, gross …

    DOI

  • 痛みとエンケファリン

    町 俊夫 順天堂医学 31 (3), 352-359, 1985

    ...従来よりエンケファリン関連物質は中枢神経系や腸管に含まれるといわれてきたが, その後末梢神経系や副腎髄質などからも発見され, 疼痛機序を含めて生体防御機構の制御全般にかかわっている可能性も考えられる....

    DOI Web Site

  • 一過性に髄膜炎症状を呈した毒素性ショック症候群 (Toxic shock syndrome) の1例

    町田 裕一, 小松 偉子, 下山 定利, 柚木 仁, 金子 仁, 松本 芳郎 感染症学雑誌 59 (6), 646-652, 1985

    ...48時間後にショック状態を脱したが, 眼球結膜充血, 口唇, 口腔粘膜, 咽頭, 全身の皮膚特に顔面, 手掌などの発赤がみられ, また腹痛, 下痢, 嘔吐, 血清GOT, GPT, LDH, BUN, クレアチニン, CRKの高値, 筋肉痛, 眼底のうっ血乳頭, ショック脱出後数日間にわたる傾眠傾向, 発症後約1ヵ月におよぶ下肢指先のしびれ感など消化管, 肝, 腎, 筋肉, 循環器, 中枢神経系, 末梢神経系...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 視運動性眼振検査における加令の影響について

    妙中 啓子, 中井 義明, 井元 俊夫, 山根 英雄 耳鼻咽喉科臨床 77 (10special), 2285-2291, 1984

    The number, speed and width of targets are known to be factors which influence the results of the optokinetic nystagmus test, which is widely performed as one of the vestibular function tests. …

    DOI 医中誌 被引用文献3件

  • 男性インポテンスに関する研究

    石井 延久, 藤岡 知昭, 千葉 隆一, 常盤 峻士, 白井 将文 The Japanese Journal of Urology 74 (4), 640-648, 1983

    ...のこる異常反応症例では中枢, 末梢神経系に障害の考えられる症例が大部分であつた.<br>本検査は多岐にわたる問題・検査を必要とするインポテンスの診断を簡略化するのみでなく, 特殊な装備も不用のため, もつと普及しても良い検査法と考えられる. 検査結果は勃起がおきたことが一目で判別でき, そのまま機能的インポテンスの治療の一部として, 応用できる長所がある....

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  • BRL14151KおよびBRL25000の一般薬理作用

    西森 司雄, 小林 文夫, 西村 敬治, 若林 啓子, 太田 誠, 土山 道夫, 中川 修, 浅野 まゆみ, 幸嶋 祥亘, 渡部 義信, FLACK JOHN D. CHEMOTHERAPY 31 (Supplement2), 280-296, 1983

    General pharmacological properties of BRL25000 and its components, BRL14151K and AMPC, were studied by oral administration. In behavioral observation, slight diarrhea and slimy feaces were noted in …

    DOI Web Site 医中誌

  • 2. 神経伝達物質

    大塚 正徳 Folia Endocrinologica Japonica 57 (2), 214-215, 1981

    ...最近, 多くのペプチドが中枢および末梢神経系において伝達物質ではないかと考えられている。これらのペプチドはsubstance P, enkephalins, somatostatin, TRH, LHRH様ペプチド, angiotensin II, neurotensinなどであって, ペプチド性伝達物質の概念は比較的最近のものである (表1) 。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 心臓のAdrenaline作動Receptorに関する薬理学的研究 特に抑制性α-receptorの存在について

    田中 一穂, 永田 充宏 The Journal of Kansai Medical University 32 (1), 104-130, 1980

    ...生体内において,noradrenalineは末梢神経系におけるneurotransmitterとして働き,adrenalineは主として副腎髄質から遊離されるホルモンとして働いているが,両者は循環器系に対してきわめて大きな作用を有していることはよく知られている.しかし,noradrenalineとadrenalineは共にα-およびβ-adrenergic receptorを介する作用は有しているものの...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 皮膚末梢神経系の腫瘍

    奥村 雄司, 右近 幸一, 中嶋 照夫 皮膚 16 (1), 64-72, 1974

    Examination by Bielschowski-Suzuki's silver impregnation method was conducted on the histopathologically typical neurolemmoma taken from the 25-year-old female patient who suffered from the …

    DOI Web Site 医中誌

  • Rifampicinの視神経に及ぼす影響

    里吉 営二郎 The Japanese Journal of Antibiotics 23 (4), 403-410, 1970

    ...<BR>しかし, 従来抗結核剤として用いられているINH, Streptomycin, Kanamycin, Ethambutolなどは, いずれも中枢または末梢神経系に対して種々の障害を与えることがよく知られている。ことに近年用いられるようになつたEthambutolは使用量の多いばあい, 視神経炎および末梢神経炎をきたすことが報告され, 副作用として臨床家の注意を集めている13~16) 。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 脳幹に変性を伴なつた細網肉腫症の1例

    里吉 営二郎, 角田 美穂, 相馬 紀夫, 秋間 道夫 日本内科学会雑誌 56 (1), 49-54, 1967

    ...悪性腫瘍は時に転移や直接の浸潤なしに,種々の中枢または末梢神経系障害を起こし,癌性ニユーロパチーとよばれている.54才の細網肉腫症の末期に頭痛,項部強直,錯乱,傾眠,眼球振盪,手指の振顫などの多彩な神経症状を呈した症例を経験した.剖検の結果,両側中心灰白質および脳橋に斑状変性巣を認め,網内系腫瘍に時にみられる進行性多巣性白質脳症の初期と考えられる所見を確かめた....

    DOI Web Site Web Site ほか2件

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