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検索結果 5,152 件

  • デジタル画像相関法を用いた吸水過程におけるコンクリート中モルタルのひずみ変化とその分布

    小川 啓悟, 橋本 千宙, 五十嵐 豪, 丸山 一平 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 222-230, 2024-03-29

    <p>コンクリート中の液水移動を可視化するため、乾燥状態にあるコンクリートに対して一面から水分を浸漬した際のコンクリートの状態変化を、対象物表面の微細な変形を検出可能なデジタル画像相関法を用いて可視化した。変形量から主ひずみ分布の経時変化を得ることで、セメントペースト部での乾燥収縮及び液水浸透を原因とする膨潤を示す変形を可視化した。セメント系材料への液水浸透を示す吸水量及び浸透深さと時間平方根と…

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 異なる条件下で炭酸化したセメントスラリー固形物の形態および固形物を混合したセメント組成物の流動性に関する考察

    早川 隆之, 黒川 大亮, 田場 祐道, 野口 貴文 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 483-491, 2024-03-29

    <p>異なる温度条件下で炭酸化させたセメントスラリー中の固形物の形態を調査し、それら固形物を混合したセメント組成物の流動性を評価した。CO<sub>2</sub>を吹き込むことで炭酸化したセメントスラリー固形物の粒子形態は温度によって異なり、20℃および30℃ではクリンカ粒子を覆うように菱面状のカルサイトが層状に析出し、クリンカ粒子はシリカゲルとして残存していた。10℃では立方状のカルサイトとク…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 処女乾燥とその後の再吸湿に伴うセメント硬化体の水和物と水分分布の変化

    佐伯 直彦, CHENG Luge, 栗原 諒, 丸山 一平 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 17-25, 2024-03-29

    <p>セメント硬化体は、外部の相対湿度(RH)に応じてC-S-Hゲルの構造、空隙内での自由水分布および結合水量が変化する。それらの変化には乾燥履歴によるヒステリシスが存在するため、処女乾燥させた系と乾燥後に再吸湿させた系とでは、同じRHで平衡にある状態でもそれらの性質が異なる。本研究ではセメント硬化体をRH 60%で処女乾燥した系、RH 23%乾燥後とD-dry乾燥後にそれぞれRH …

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 炭酸化に伴い分解したC-A-S-Hの化学組成および構造の評価

    富田 さゆり, 五十嵐 豪, 山田 一夫, 丸山 一平 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 62-70, 2024-03-29

    <p>本研究ではCalcium aluminate silicate hydrate(C-A-S-H)の炭酸化前後の構造変化と相組成に着目し、中湿度領域での炭酸化による変質と、炭酸化後に液水と接触した際の変化を確認した。合成したC-A-S-Hについて、NMR、SEM-EDS分析、液相組成分析の結果を基に算出したCa/Si、Al/Si、H/Si、Na/Si比から構造を同定しスキマティックなモデルを…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • <sup>1</sup>H-NMR Relaxometryを用いたセメント硬化体の炭酸化過程における含水状態変化の分析

    伊神 竜生, Abudushalamu Aili, 五十嵐 豪, 丸山 一平 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 44-52, 2024-03-29

    <p>本論文は、<sup>1</sup>H-NMR Relaxometryを炭酸化過程に適応し、炭酸化によって変化する結合水量、自由水量および全体の水分量の変動を、炭酸化進行と共に分析した。その結果、20℃、85%RH環境では、水酸化カルシウムとC-S-Hの炭酸化が確認された。横緩和時間T<sub>2</sub>の測定から、Interlayer及びGel …

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 「withitness」を踏まえたインクルーシブな学級経営の創出(2) : 小学校教師による教室での状況認識の実際

    若松 昭彦, 岸本 勝義, 井上 恵子, 頼政 浩, 津守 松美, 山根 富貴, 川野 彰子, 宮下 久美子, 柴原 敦子, 佐々木 郁香, 中崎 純奈, 奥西 郁恵, 髙本 静香, 國定 優子, 戸田 忠司, 中脇 有沙, 田谷 麻美, 浅野 有香, 渡邊 和輝, 仲村 尚記, 冨田 彩名, 本郷 睦子, 中内 健太, 末長 浩一, 森 美紗子, 久保田 朝美, 寺尾 京子, 有安 由紀, 藤原 照弘, 谷口 祐佳, 額田 留美, 杉山 高志, 若松 美沙 学校教育実践学研究 30 109-116, 2024-03-15

    The purpose of this study was to identify the specifics of situational awareness in the classroom by elementary school teachers. In the lower grades, based on their approach to children's growth, …

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  • 1910年代の農村副業振興としての肥料叺生産―千葉県印旛郡本埜村における展開と限界―

    高橋, 周 東京海洋大学研究報告 20 14-26, 2024-02-29

    ...1910年水害の3年後に本郷村と本埜村が合併して成立した本埜村では、村是を作成し副業を奨励した。そこで採用された策は化学肥料用の叺の生産であった。その中心的な担い手は村議の岡田長兵衛で、百台以上の器械を購入して村民に貸与し、生産された叺を集め化学肥料会社に直接販売した。一時は多くの叺生産に成功した本埜村であったが、第一次世界大戦後に生産量は縮小し、叺の産地として残ることは出来なかった。...

    機関リポジトリ

  • 中国・四国地方における卵巣癌に対する分子標的治療薬の使用状況およびコンパニオン検査が与えるHBOC診療への影響の調査

    田中 圭紀, 齋藤 渉, 下屋 浩一郎, 日比野 佑美, 松岡 敬典, 新垣 亮輔, 依光 正枝, 末岡 幸太郎, 青江 尚志, 平林 啓, 氏原 悠介, 古宇 家正, 前川 正彦, 山本 寄人, 白山 裕子, 中村 紘子, 早田 裕, 伊藤 裕徳, 春間 朋子, 藤田 志保, 石川 雅子, 奈良井 曜子, 小松 宏彰, 大石 徹郎, 卜部 理恵, 嶋村 勝典, 野中 道子, 田中 教文, 清水 美幸, 本郷 淳司 日本婦人科腫瘍学会雑誌 42 (1), 6-15, 2024-01-25

    <p>概要:本研究は卵巣癌において使用可能な分子標的治療薬の中国・四国地方での使用状況を調査し,共有することを目的とした.</p><p>初発・再発卵巣癌患者で2021年1月1日から2021年12月31日の期間に分子標的治療薬を用いた症例を対象として後方視的に検討した.</p><p>相同組換え修復欠損(Homologous Recombination …

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  • ALSなどの中枢神経疾患に対する肝細胞増殖因子(HGF)組換えタンパク質の臨床応用

    本郷 歩, 前橋 一紀, 早田 大真 ファルマシア 60 (5), 424-428, 2024

    <p>肝細胞増殖因子(Hepatocyte Growth Factor、HGF)は日本で発見された生理活性物質であり、障害を受けた組織の再生・修復において重要な役割を持つ。クリングルファーマ社では組換えヒトHGFタンパク質を医薬品グレードで製造し、医薬品として開発を進めている。その中で、神経変性疾患である筋萎縮性側索硬化症 (Amyotrophic Lateral …

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  • 道内産めん羊における志賀毒素産生性大腸菌及びサルモネラ属菌の保有状況

    稻田 和也, 大野 祐太, 石田 祥士, 清水 俊一, 本郷 健雄 日本獣医師会雑誌 77 (2), e14-e20, 2024

    <p>めん羊における志賀毒素産生性大腸菌(STEC)とサルモネラ属菌の保有状況を明らかにするため,と畜場に搬入された北海道内で飼育しためん羊の糞便を調査した.STECはめん羊の直腸便60検体を検査し,19検体(31.7%)から21株,また,サルモネラ属菌はめん羊の直腸便103検体を検査し,34検体(33.0%)から36株を分離した.STECの血清型のほとんどは型別不能だったが,国内外においてヒト…

    DOI Web Site 参考文献21件

  • 北上山地北部・外山川上流部(大石川)の最終氷期前期堆積段丘

    小松原 琢, 本郷 美佐緒, 古澤 明 第四紀研究 advpub (0), 2024

    <p>北上山地北部の外山川最上流部には,標高700 m内外に幅広い河谷を埋積して厚い堆積物をもつ堆積段丘が発達する.この段丘堆積物は河川性の砂礫層を主として,湿地的な環境下で堆積したシルト層を挟有する.段丘堆積物の最上部には粗粒物質を含まない粘土層が累重する.堆積物最上部の粘土層にはMIS 3後期の約36 cal ka …

    DOI Web Site 研究データあり 参考文献29件

  • 足白癬・爪白癬の実態と潜在罹患率の大規模疫学調査(Foot Check 2023 )第1報

    畑 康樹, 上田 純嗣, 服部 尚子, 仲 弥, 江藤 隆史 日本臨床皮膚科医会雑誌 41 (1), 66-, 2024

    本邦における足に生じる疾患,特に足・爪白癬の潜在罹患率を把握する目的で日本臨床皮膚科医会が2007年に実施した「足白癬・爪白癬の実態と潜在罹患率の大規模疫学調査(Foot Check 2007)」から16年が経過し,その間に新たな爪白癬治療外用薬や経口抗真菌薬が承認され,足白癬・爪白癬に関する啓発活動も行われてきた.しかしながら現在まで,足白癬・爪白癬の潜在罹患率に関する大規模な疫学調査は行われ…

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  • 電気伝導度分析から見出された徳島平野における中期~後期更新世の海成層の酸素同位体比層序編年

    佐藤 善輝, 本郷 美佐緒, 水野 清秀 第四紀研究 advpub (0), 2024

    <p>徳島県東部に位置する徳島平野の第四系地下地質層序を明らかにするため,平野中央部で掘削された板東観測井コア試料にみられる更新統(北島層)について泥質堆積物の電気伝導度(EC)分析に基づいて海成層の認定を試みた.また,花粉化石組成に基づいて,各海成層の堆積年代についても検討した.その結果,北島層中には少なくとも計4層の海成層(M1~4層準)と,計5層の海成層の可能性のある層準(N1~5層準)が…

    DOI 研究データあり 参考文献1件

  • 秋田県における側弯症検診の現状と課題

    三澤 晶子, 本郷 道生, 工藤 大輔, 若林 玲奈, 木村 竜太, 島田 洋一, 宮腰 尚久 Journal of Spine Research 14 (11), 1366-1371, 2023-11-20

    <p><b>はじめに:</b>本県では1984年からモアレ法による学校検診を行っており,運動器検診開始後も継続している.今回,秋田市教育委員会のデータ提供により,運動器検診の結果とモアレ法による側弯症検診の結果を比較した.</p><p><b>対象と方法:</b>2017~2020年度に運動器検診で脊柱に所見ありとされ二次検診を受診した1,442例と,モアレ検診で所見ありとして二次検診を受診した4…

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  • Risser sign grade 4の思春期特発性側弯症におけるCobb角進行と危険因子の検討

    若林 玲奈, 本郷 道生, 三澤 晶子, 木村 竜太, 工藤 大輔, 島田 洋一, 宮腰 尚久 Journal of Spine Research 14 (11), 1377-1382, 2023-11-20

    <p><b>はじめに:</b>思春期特発性側弯に対する装具治療は,一般に骨成熟が終盤と評価されるRisser sign grade 4以上には積極的推奨はされていない.しかし,Risser sign grade 4でもCobb角が進行する症例をしばしば経験する.</p><p><b>対象と方法:</b>対象は2016年から2020年に当院を初診し,Risser sign grade …

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  • 霜田光一先生と「お茶」

    夏目 雄平 大学の物理教育 29 (3), 141-141, 2023-11-15

    ...<p>あれは10年以上も前のこと.地下鉄本郷三丁目駅の付近でばったり行き会った (お目にかかったというべきだが).それが先生の方から「なつめさん」というのに驚いた.先生の「量子エレクトロニクス」の講義を最前列で聴いて質問 (文</p>...

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  • 霜田光一先生:物理の達人

    中山 正敏 大学の物理教育 29 (3), 140-140, 2023-11-15

    ...<p>私は,霜田先生の講義を聞いたことはない.初めてお目にかかったのは,本郷へ進学した1956年の五月祭で先生の研究室へ入った時である.特にご指導を受けたのではないが,そのころ話題の原子時計の説明などを助けていただいた.</p>...

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  • 臨床検査システム内物品管理ソフトを用いた管理体制の構築と導入効果

    吉野 歩, 橋本 剛志, 松元 亜由美, 本郷 剛, 一瀬 康浩, 吉原 正保 医学検査 72 (4), 588-596, 2023-10-25

    <p>【背景】在庫管理は診療やコスト管理上重要であるが,臨床検査での在庫管理に関する報告は稀である。本研究は検査システム内物品管理ソフト(管理専用システム)の導入効果を評価した。【方法,結果】2018年12月から2022年3月迄の試薬消耗品の使用履歴を対象とした。記録不備数,年度別の購入額,平均在庫期間(月別),在庫回転率,在庫額を評価した。記録不備は手書き1,465件,FileMaker …

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  • ALCパネルの熱的特性に及ぼす補強鉄筋の影響に関する実験的分析

    柴田 益弘, 山下 泰介, 細内 正紀, 松下 健一, 松原 知子, 近藤 靖史, 小山 明男, 藤本 郷史 日本建築学会技術報告集 29 (73), 1174-1179, 2023-10-20

    <p>This paper investigates a production management method to verify thermal performance of ALC panels by measuring thermal conductivity of ALC base material sampled from the same production lot. The …

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 子どもの発達を支援する支援者の発達

    本郷 一夫 発達支援学研究 4 (1), 1-18, 2023-09-30

    本論文は、人々の発達を支援する支援者、とりわけ子どもの発達を支援する支援者の発達について述べるものである。発達の支援者に求められる専門性として、以下の3点が重要だと考えられる。第1に、発達の法則性や順序性についての知識である。第2に、目の前の人の発達の理解、すなわち臨床的理解である。第3に、発達の理解に基づく発達アセスメント、支援、評価である。これらの3つの点がそれぞれ発達すると同時に、それらの…

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  • 芸術をめぐって

    本郷 メルロ=ポンティ研究 27 (0), 133-151, 2023-09-18

    Entre ces deux philosophes, Merleau-Ponty et Henry, si l’on examine l’ensemble de leurs textes, ne traitent pas nécessairement majoritairement du thème de l’art. Cependant, pour chacun d’eux, l’art …

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  • 間欠的に重度大動脈弁逆流を生じる機械弁の人工弁機能不全を動脈圧波形の変化から発見した1例

    河上 唯史, 小林 克也, 上田 桂子, 竹森 健, 三井 誠司, 本郷 卓, 池崎 弘之, 竹田 晋浩 Cardiovascular Anesthesia 27 (1), 55-59, 2023-09-01

    <p> 大動脈弁位機械弁の間欠的な開閉障害から生じる大動脈弁閉鎖不全症(AR)を発症した患者において,経胸壁心エコー(TTE),経食道心エコー(TEE),X線による弁透視では診断に至らなかったが,集中治療室でのモニタリング中に動脈圧波形の変化から間欠的なARの残存を発見し,再弁置換術となった症例を経験した。機械弁の人工弁機能不全が間欠的に生じる症例はこれまでも稀に報告されてきた。開閉障害の頻度に…

    DOI

  • 《研究ノート》心理的ウェルビーイングに対するユーモアコーピングの効果

    本郷 亜維子 笑い学研究 30 (0), 63-80, 2023-08-26

    本研究では,ユーモアの機能と対処方略の関係性や,自己・対人関係に関する心理的ウェルビーイングに注目し,これまでのユーモアコーピング研究の結果が一貫していなかった原因として,尺度における対処方略のあいまいさを指摘した。そのため方略で分類されたユーモアコーピング尺度を用いて,心理的ウェルビーイングのどの側面に対して,どの方略のユーモアコーピングが寄与しているのかを明らかにすることを目的とした。分析の…

    DOI

  • データサイエンスを活用した結晶構造の分類,識別,予測

    前園 涼, ゲンキ プラヨゴ, 宋 鵬, 市場 友宏, 内村 慶舟, 本郷 研太, 中野 晃佑 日本結晶学会誌 65 (2), 122-127, 2023-05-31

    <p>Three cases in our recent activities are presented, each of those is motivated through collaborations with experimental groups and industry. The topics include the implementation of a modern …

    DOI Web Site 参考文献20件

  • 治療と仕事の両立支援―脊髄損傷における基礎知識―

    古澤 一成, 難波 孝礼, 池田 篤志, 早田 美和, 岩井 泰俊, 尾崎 文, 本郷 匡一, 德弘 昭博 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (5), 378-387, 2023-05-18

    <p>障害者における就労は,生活上の経済的な基盤の確立のみならず,自らの存在価値を再認識できるという点においてその意義は大変大きく,計り知れない.</p><p>脊髄損傷者も高齢化の傾向にあるものの,約3割は60歳未満での受傷であり,リハビリテーション医療における他の疾病や障害に比べて「治療と仕事の両立支援」の対象となる者が多い.脊髄損傷のリハビリテーション医療においては,社会復帰までに複数の医療…

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 低熱ポルトランドセメント硬化体の乾燥収縮性状に関する考察

    瀬川 実暉, Aili Abudushalamu, 丸山 一平 Cement Science and Concrete Technology 76 (1), 153-161, 2023-03-31

    <p>本研究では低熱ポルトランドセメント硬化体における乾燥収縮性状を検討するため、普通ポルトランドセメントおよび低熱ポルトランドセメントを用いて質量変化および長さ変化を測定した。質量変化─長さ変化関係は二直線近似ができ、屈曲点は概ね50%RHに相当した。この勾配変化から、低湿度域では可逆的なひずみ、高湿度域では可逆的なものに加えて非回復性のひずみが生じたと推測された。Lの不可逆的なひずみはNより…

    DOI Web Site 参考文献19件

  • ラマン分光法を用いた異なるCO<sub>2</sub>濃度下における湿潤環境でのセメントペーストの炭酸化反応の研究

    伊神 竜生, 後藤 壮, 丸山 一平 Cement Science and Concrete Technology 76 (1), 45-52, 2023-03-31

    <p>本研究は、セメント硬化体の炭酸化反応が最も進行する湿潤環境(95%RH)において、CO<sub>2</sub>濃度1%と大気濃度(約0.04%)でセメント硬化体を炭酸化させ、ラマン分光法を用いて炭酸化反応の進行の違いについて分析を行った。各セメント水和物の反応速度について、一次反応を仮定した反応速度定数を算出した。その結果、C-S-Hの炭酸化速度は、炭酸化過程のごく初期においてCO<sub…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • アルカリ含有量の高い石炭ガス化スラグ細骨材のアルカリシリカ反応への影響に関する基礎的検討

    五十嵐 豪, 川端 雄一郎, 松浦 忠孝, 石田 哲也 Cement Science and Concrete Technology 76 (1), 238-244, 2023-03-31

    <p>アルカリ含有量の高い石炭ガス化スラグ細骨材(CGS)のアルカリシリカ反応性への影響について評価するために、高いアルカリシリカ反応性を有する粗骨材とアルカリ含有量の高いCGSを併用したコンクリートのアルカリシリカ反応性を検証した。その結果、アルカリ総量3.0kg/m<sup>3</sup>となるようにNaOHを添加したコンクリートプリズム試験において、CGSを併用したコンクリートは、CGSを…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 赤外分光法を用いた大気二酸化炭素濃度下におけるセメント硬化体表面の炭酸化反応の湿度依存性に関する分析

    佐伯 直彦, 栗原 諒, 丸山 一平 Cement Science and Concrete Technology 76 (1), 36-44, 2023-03-31

    <p>セメント構造物内に固定される二酸化炭素量を正確に評価するため、炭酸化反応への理解が必要である。本研究では、大気二酸化炭素濃度でのセメント硬化体表面の炭酸化反応を、湿度を変数として赤外分光法(FTIR)を用いて調査した。得られたピーク強度を積分することで半定量的に各成分の経時変化を分析し、粉体表面での炭酸カルシウムの生成速度および水酸化カルシウムの分解速度を指数関数で近似することができた。ま…

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 当科における上咽頭癌の予後因子についての検討

    樽谷 勇, 松尾 美央子, 橋本 和樹, 古後 龍之介, 次郎丸 梨那, 本郷 貴大, 真子 知美, 中川 尚志 耳鼻と臨床 69 (2), 75-81, 2023-03-20

    <p>上咽頭癌は、ほかの頭頸部癌とは異なる側面を持つことから、予後因子も通常の頭頸部扁平上皮癌とは異なる。2018 年に TNM 分類が改訂され、上咽頭癌も変更されたため、今回われわれは、新 TNM 分類を用いて、当科で加療を行った上咽頭癌症例について予後の検討を行った。対象は、2010 年 1 月から 2020 年 1 月に九州大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科で一次療法を施行した上咽頭癌 45 …

    DOI 医中誌

  • インターロックと移動方向を考慮した平面分割パズルの生成

    本郷, 元優, 北, 直樹, 斎藤, 隆文 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 625-626, 2023-02-16

    インターロッキングパズルは、パズルを完成させるとピース同士がかみ合って固定されるという性質を持つパズルである。その性質上、手作業での設計が困難なため、自動生成するアルゴリズムが考案された。しかし、プログラムへの入力はパズルの形とピースの数に限られ、パズル作成者は解法に関与できない。本論文では、より制作者のイメージに近いパズルを設計するために、ピースの移動方向を制作者が指定できるインターロッキング…

    情報処理学会

  • 喉頭炎症性筋線維芽細胞性腫瘍の3例

    次郎丸 梨那, 松尾 美央子, 山元 英崇, 久我 亮介, 本郷 貴大, 真子 知美, 橋本 和樹, 若崎 高裕, 安松 隆治, 中川 尚志 頭頸部外科 33 (1), 59-65, 2023

    炎症性筋線維芽細胞性腫瘍(Inflammatory myofibroblastic tumor:IMT)は,炎症細胞浸潤と紡錘形細胞の増生を特徴とする稀な中間悪性腫瘍である。3例の喉頭IMTを報告する。1例目は60歳男性で,声帯腫瘍に対し直達喉頭鏡下腫瘍摘出術を施行。2例目は53歳男性で,同様に摘出術を施行した。3例目は40歳男性で,声門下腫瘤の生検のみ施行した。全例FISH法にてALK融合遺伝…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • N-butyl-2-cyanoacrylate-Lipiodol-Ethanol(NLE)混和液の特性と臨床

    中井 資貴, 小泉 淳, 本郷 哲央, 佐口 徹, 髙良 祐葵, 田中 太郎, 勇内山 大介, 齋藤 和博 日本インターベンショナルラジオロジー学会雑誌 38 (1), 52-61, 2023

    N-butyl-2-cyanoacrylate (NBCA) is a liquid adhesive composed of monomers that polymerize into a solid after contact with anions in the blood. The strong adhesive properties of NBCA can result in …

    DOI

  • 蛍光血管造影剤 (インドシアニングリーン) は顕微鏡下精索静脈瘤結紮術の精巣動脈温存に有用である

    北風 宏明, 木山 祐亮, 井之口 舜亮, 松村 聡一, 関井 洋輔, 本郷 祥子, 奥見 雅由, 髙田 晋吾 Japanese Journal of Endourology and Robotics 36 (2), 285-289, 2023

    <p> 当院では2018年4月より精索静脈瘤に対して顕微鏡下低位結紮術を導入しているが, 術中の精巣動脈の同定・温存は難易度が高く温存が難しい症例を経験する. 我々は2022年6月から術中に蛍光血管造影剤であるインドシアニングリーン (ICG) を投与し硬性鏡下で動脈を同定・温存する方法 (以下ICG法) を導入し5例に施行した. …

    DOI

  • 特徴的な画像所見により診断に至った自己免疫性グリア線維性酸性蛋白アストロサイトパチーの小児例

    上田 拓耶, 本郷 裕斗, 石田 悠介, 西山 将広, 豊嶋 大作, 山口 善道, 乗本 周平, 木村 暁夫, 丸山 あずさ 脳と発達 55 (6), 438-442, 2023

    <p> 近年,アストロサイトの細胞骨格内に存在するグリア線維性酸性蛋白質(glial fibrillary acidic protein;GFAP)への抗体に関連する脳炎が新たな疾患概念として提唱された.亜急性の経過の髄膜脳炎・髄膜脳脊髄炎と特徴的な画像所見を呈するが,多くは成人例である.近年小児例の報告が海外で散見され始めたが,本邦での報告は本症例を除いて1例のみである.症例は5歳8か月の男児…

    DOI 医中誌

  • 賦活処理条件がもみ殻活性炭の細孔構造および比表面積に及ぼす影響

    白鳥 隼也, 大木 爽平, 本郷 照久 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 307-, 2023

    <p>米の生産に付随して副産するもみ殻は、食料と競合することなく、また、米の流通にともなって集積することから、極めて扱いやすいバイオマス資源である。しかし、もみ殻の一部は堆肥や畜舎の敷料などに利用されているが、残りの大部分は野焼きや投棄処分されている。そこで本研究では、もみ殻からの高機能な活性炭の製造を目指し、もみ殻炭化物の賦活処理が細孔構造に及ぼす影響について検討した。 …

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  • サンドドレーン工法への廃ガラスカレットの適用性について

    日置 和昭, 藤原 照幸, 本郷 隆夫, 山本 剛一, 中岡 明 廃棄物資源循環学会論文誌 34 (0), 15-22, 2023

    本研究では,廃棄物資源循環という観点から,廃ガラスカレット (GC) を圧密促進工法の一つであるサンドドレーン (SD) 工法の中詰め材料として有効利用するため,GC や SD 材として適用実績のある海砂,さらには SD 材としては不適応な山砂 (まさ土) に GC を混ぜた GC 混合砂を対象に,1/10 モデルの圧密土槽試験を考案・実施し,GC の SD …

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 安心感を与える顔の相貌特徴の可視化

    畑中 駿平, 伊師 華江, 本郷 日本認知心理学会発表論文集 2023 (0), 104-104, 2023

    対人的な安心感の要因の一つに相貌が挙げられる。相貌の見た目の印象は多様な特徴を手掛かりとして判断されるが,その手掛かりは観察者の年代によって異なる可能性がある。本研究では,データ駆動型アプローチによって他者に安心感を与える顔の見た目の印象と相貌特徴との関係をモデル化し,観察者の年代による比較を行った。研究ではまず,若年および中高年層各20名を評価者とし,コンピュータで生成した顔画像に対する主観評…

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  • なぜナウマンゾウ<i>(Palaeoloxodon naumanni ) </i>は高地をめざしたのか?

    近藤 洋一 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 498-, 2023

    ...秋吉台,平尾台,熊石洞など9地点ある.つぎに湖成層からの産出が8地点,河床の礫層や段丘礫層,扇状地礫層などからの産出が8地点,泥流や土石流など流下堆積物が3地点であった.高地をめざす要因について  1)水域の存在:標高の高い地点での産出は,本標本の産出層と推定される笹ヶ峰湖成層や,野尻湖標本群を産出した野尻湖層,八幡標本を産出した八ヶ岳北麓に分布する御馬寄層,群馬県の川場標本を産出した川場湖成層,下本郷標本...

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  • (亜)急性期大動脈解離に対するTEVAR

    本郷 哲央, 大地 克樹, 道津 剛明, 浅山 良樹, 宮本 伸二 日本インターベンショナルラジオロジー学会雑誌 37 (1), 25-31, 2023

    Widespread use of thoracic aortic stent-graft placement as treatment for aortic aneurysms has recently been started, and its indication has expanded to include treatment of aortic dissection after …

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  • サンゴ礁生態系活用型の沿岸防災に向けて

    本郷 宙軌 日本サンゴ礁学会誌 25 (1), 45-61, 2023

    <p>近年,生態系活用型の防災・減災(Ecosystem-based Disaster Risk Reduction:Eco-DRR)が国際的に注目されている。サンゴ礁は外洋からの高波を減衰させるため,天然の防波堤として沿岸災害のリスク低下に重要である。しかし,サンゴの白化などによってサンゴが作り出す立体構造が失われると,海底摩擦等による波浪エネルギーの減衰機能が低下するため,沿岸災害リスクが増…

    DOI Web Site 参考文献59件

  • 広島大学東広島キャンパスの植栽樹木

    中村 創, 本郷 圭祐, 松坂 啓佑, 長﨑 涼平, 池田 誠慈, 塩路 恒生, 清水 則雄, 坪田 博美 広島大学総合博物館研究報告 14 75-92, 2022-12-25

    広島大学東広島キャンパスには多くの樹木が植栽されている。2020 年度から,学内の植物相を明らかにする一環で植栽樹木の調査を実施している。調査の結果,169 種6,535 本の植栽樹木が確認された。また,植栽樹木の中に絶滅危惧種が確認された。環境省のレッドリストで絶滅危惧II 類に選定されているハナノキAcer pycnanthum …

    DOI 機関リポジトリ

  • 廿日市市宮島一般廃棄物最終処分場嵩上げ工事に伴う緑化工実施地で確認された維管束植物

    ファン クイン= チ, 本郷 圭祐, 中村 創, 小山 克輝, 盛 沢鵬, 内田 慎治, 武内 一恵, 若木 小夜子, 紙本 由佳理, 中原- 坪田 美保, 坪田 博美 広島大学総合博物館研究報告 14 93-103, 2022-12-25

    広島県廿日市市宮島町で2020 年度に実施された一般廃棄物最終処分場の嵩上げ工事に伴い,のり面緑化が行われた。宮島はさまざまな法律の規制を受けており,島内での緑化には制約があるとともに,生物多様性の保全を念頭においた施工が求められる。法律の規制などを反映させる形で作られている広島県の保存管理計画(広島県教育委員会 …

    DOI 機関リポジトリ

  • QOLと高齢期の変化に関する一考察

    川井, 大暉, 本郷, 秀和 福岡県立大学人間社会学部紀要 31 (1), 17-29, 2022-10-01

    高齢期は個人差があるものの、身体的には老化に伴う体力低下や健康障害、社会的には退職による経済力の減少や孤立感等が生じやすい時期となる。つまり、喪失体験が発生しやすい時期であり、それに伴うQOLの低下が懸念される。そこで本稿では、はじめにQOLの捉え方について紹介し、主にWHOのQOL評価尺度を手掛かりに、高齢期に生じやすい変化とQOLの関係を考察した。結果、QOLには様々な捉え方があり、概念の固…

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 波田野彰さんの思い出

    中山 正敏 大学の物理教育 28 (2), 109-110, 2022-07-15

    ...<p>波田野彰さんと知り合ったのは,彼が駒場 (東京大学教養学部) の大学院に入学した直後である.私は,まだ本郷の植村研の院生だったが,駒場にはよく顔を出していた.金沢秀夫先生を中心に,多体問題の研究が盛んにおこなわれており,</p>...

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  • 非負集計データのための部分和精度に優れた差分プライバシー適用手法二次元化の試み

    本郷, 節之, 杉尾, 信行, 寺田, 雅之 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 1217-1224, 2022-07-06

    本研究では,元のデータベースに含まれる個々のデータの集合体(個票)から,何らかの条件を満たすデータの個数を数えた数値データの集合体であり,さらに,全体的に疎な分布をとるような集計データを対象とする.Dwork らが提案した差分プライバシー基準は,データベースへの問い合わせを行った際に,「ある特定のデータがデータベースに含まれているか否かを問い合わせ結果から判別することが困難である」ことを安全性の…

    情報処理学会

  • 奥秩父山地における気温・地温の広域時系列予測モデル

    本郷 惠莉, 平尾 聡秀, 梅木 清 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 491-, 2022-05-30

    <p>気温・地温は広く生態系に影響を及ぼす重要な要因である。例えば、光合成速度などの植物の機能、また、土壌有機物の分解速度などは気温や地温に左右されることが知られている。したがって、森林生態系の構造・機能や生態系内の生物の挙動を把握するには森林内の様々な場所で経時的に気温や地温を把握する必要性がある。しかし、広大な森林の各地で同時に気温や地温を連続測定するには多大な費用と労力が必要であり、現実的…

    DOI

  • 血球貪食症候群を合併したChédiak-Higashi症候群の成人例

    竹﨑 めぐみ, 吉本 大治, 山下 永理加, 車田 賢太郎, 吉田 満春, 安冨 義親, 溝渕 樹 日本内科学会雑誌 111 (4), 800-807, 2022-04-10

    <p>施設入所中の45歳,女性.発熱と白血球減少を認めA病院より紹介された.肝障害,脾腫,二系統の血球減少とフェリチン上昇,血球貪食像を認め,血球貪食症候群(hemophagocytic syndrome:HPS)と診断した.好中球内巨大顆粒,部分的白子症や神経学的所見から,Chédiak-Higashi症候群(Chédiak-Higashi …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件

  • フライアッシュセメント硬化体のポゾラン反応に伴う微細構造変化

    梅木 翔太, 丸山 一平 Cement Science and Concrete Technology 75 (1), 105-112, 2022-03-31

    <p>本検討では、普通ポルトランドセメントにフライアッシュを0、7、14%で置換させたセメント硬化体を用いて、1年間に亘って実験を行った。FE-SEMを用いてポゾラン反応に伴うフライアッシュ粒子の微細構造変化および析出したC-A-S-Hを観察した。また、水蒸気および窒素比表面積とポゾラン反応との関係を整理し、ポゾラン反応が進行するほど水蒸気比表面積は増加し、窒素比表面積は減少した。これはポゾラン…

    DOI Web Site 参考文献22件

  • 長期間の調湿による低熱ポルトランドセメントを用いたセメント硬化体の空隙構造変化に関する検討

    瀬川 実暉, 後藤 壮, 栗原 諒, 丸山 一平 Cement Science and Concrete Technology 75 (1), 152-159, 2022-03-31

    <p>本研究は、相対湿度11、33、40、50、75、95%で長期間の調湿を行った低熱ポルトランドセメントを用いたセメント硬化体において、水蒸気吸着試験および<sup>1</sup>H-NMR Relaxometryの測定により調湿条件による空隙構造の変化について検討した。水分量と比表面積は測定方法により値は大きく異なるものの乾燥による減少傾向がみられた。二つの測定方法による比表面積は、仮定して…

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 協同活動に関する幼児の話し合いについての保育者の認識

    杉山 弘子, 本郷 一夫 発達支援学研究 2 (2), 70-87, 2022-03-31

    本研究は、4歳児クラスと5歳児クラスにおける協同活動に関する子どもたちの話し合いについての保育者の認識を明らかにすることを目的とした。調査対象者は、保育者146名であった。保育者は、協同活動に関する子どもたちの話し合いについての質問に答えるように求められた。質問項目は、話し合いの頻度とテーマ、話し合い時の子どもの行動についての重視度、話し合いでの主な決定方法、多数決の際に重視していた事項、合意形…

    DOI

  • 窒素吸着による処女乾燥・再吸湿過程におけるOPC・LPCペーストの空隙構造変化の差異

    後藤 壮, 梅木 翔太, 栗原 諒, 丸山 一平 Cement Science and Concrete Technology 75 (1), 144-151, 2022-03-31

    <p>本研究では、セメントの鉱物組成の違いによる処女乾燥および再吸湿過程におけるC-S-Hの微細構造変化を把握するために、普通/低熱ポルトランドセメントペーストを用いた窒素吸着試験を行った。その結果、セメントの鉱物組成は処女乾燥過程においてC-S-Hの空隙構造に影響を与えるが、再吸湿過程での影響はみられなかった。また、セメントペーストの不可逆的な収縮に影響を与えている空隙は1~5nm程度の空隙で…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 東京大学総合図書館本館の改修

    原 香寿子, 守屋 文葉 大学図書館研究 120 (0), n/a-, 2022-03-31

    ...東京大学附属図書館では,「新図書館計画」の名のもとに2015~2020年に本郷キャンパスにある総合図書館の大規模な改修工事を行った。本稿では,計画段階から完了するまでの工事の過程を振り返り記録するとともに,新装された施設・設備を紹介する。...

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  • セメント系固化材によるアロフェン含有土の固化強度と添加Ca(OH)<sub>2</sub>の影響に関する実験的検討

    奥村 太河, 高橋 佑弥 Cement Science and Concrete Technology 75 (1), 396-403, 2022-03-31

    <p>セメント系固化材による改良土強度発現におけるアロフェンの影響を分析することを目的とし、普通ポルトランドセメントおよびセメント系固化材を用いて、アロフェン含有量の異なる改良土試験体の強度増進ならびに、Ca(OH)<sub>2</sub>を添加した際の圧縮強度、相組成、pHおよびCaイオン濃度測定を実施した。結合材種類によって、異なるアロフェン量で固化阻害が生じることが示された。また、PONC…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 東京数学物理学会に至る変遷

    並木 雅俊 大学の物理教育 28 (1), 20-24, 2022-03-15

    ...<p>1.東京数学会社の誕生</p><p>日本物理学会と日本数学会の原点は,1877 (明治10) 年9月に湯島昌平館の一室で行われた東京数学会社<sup>1)</sup>設立総会である.湯島昌平館は,本郷湯島の南端にあり,現在の東京医科歯科大学と湯</p>...

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  • 極超音速統合制御実験(HIMICO)の計画概要

    佐藤, 哲也, 田口, 秀之, 津江, 光洋, 土屋, 武司, 松尾, 亜紀子, 藤川, 貴弘, 鈴木, 宏二郎, 中谷, 辰爾, 渡邉, 保真, 森田, 直人, 手塚, 亜聖, 石村, 康生, 宮路, 幸二, 増田, 和三, 廣谷, 智成, 高橋, 英美, 今村, 俊介, 大木, 純一, 西田, 俊介, 本郷, 素行, 小島, 孝之, SATO, Tetsuya, TAGUCHI, hideyuki, TSUE, Mitsuhiro, TSUCHIYA, Takeshi, MATSUO, Akiko, FUJIKAWA, Takahiro, SUZUKI, Kojiro, NAKAYA, Shinji, WATANABE, Yasumasa, MORITA, Naoto, TEZUKA, Asei, ISHIMURA, Kosei, MIYAJI, Koji, MASUDA, Kazumi, HIROTANI, Tomonari, TAKAHASHI, Hidemi, IMAMURA, Shunsuke, OKI, Junichi, NISHIDA, Shunsuke, HONGOH, Motoyuki, KOJIMA, Takayuki 観測ロケットシンポジウム2021 講演集 = Proceedings of Sounding Rocket Symposium 2021 2022-03

    第4回観測ロケットシンポジウム(2022年3月14-15日. ハイブリッド開催(JAXA相模原キャンパス& オンライン))

    機関リポジトリ

  • ブロック暗号KASUMIに対するBit-based Division Propertyの適用に向けた解析(II)

    杉尾, 信行, 五十嵐, 保隆, 本郷, 節之 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 481-482, 2022-02-17

    近年,Xiangらは軽量ブロック暗号に対し,混合整数線形計画問題(Mixed Integer Linear Programming, MILP)を用いてBit-based Division Propertyによる積分特性探索を行う手法を提案した.本稿では,ブロック暗号KASUMIに対して,本手法の適用に向けた解析結果について報告する.

    情報処理学会

  • 腸重積を合併した腸管囊腫様気腫症の1例

    本郷 久美子, 山本 聖一郎, 高野 公徳, 葉 季久雄, 中川 基人 日本消化器外科学会雑誌 55 (2), 124-131, 2022-02-01

    <p>症例は28歳の男性で,前日から続く腹痛,嘔吐を主訴に当院を受診し,採血検査で炎症反応の軽度上昇を認めた.CTでは回盲部から上行結腸が横行結腸へ入り込んでいる腸重積の所見を認めた.成人腸重積として腸重積解除目的に腹腔鏡下に手術を開始したが重積の整復は困難であり,腹腔鏡下回盲部切除術を施行した.画像,手術所見より腸管囊腫様気腫症(pneumatosis cystoides …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献22件

  • 横手盆地北部・桧木内川のMIS 3に離水した堆積段丘

    小松原 琢, 本郷 美佐緒, 古澤 明 季刊地理学 73 (4), 233-249, 2022

    <p> 横手盆地北部に流入する桧木内川には,厚い堆積物を持つ堆積段丘が発達する。筆者らは,この段丘面を覆うテフリックレス中のクリプトテフラと段丘堆積物中の有機質泥の花粉化石を分析した。その結果,段丘堆積物から針葉樹主体でブナ属花粉を含まない汎針広混交林に相当する花粉組成が得られ,テフリックレス最下部から十和田大不動テフラ (約36 cal ky BPに降下) …

    DOI Web Site 参考文献22件

  • ラクナ梗塞様症状で発症し血管内大細胞型B細胞リンパ腫と診断した1例

    横田 一樹, 梅田 麻衣子, 本郷 祥子, 土田 拓睦, 梅森 幸恵, 藤田 信也 臨床神経学 62 (6), 492-495, 2022

    <p>症例は,突然の左失調性片麻痺で発症した79歳男性.頭部MRI拡散強調画像で右内包後脚に高信号病変を認め,ラクナ梗塞の診断で入院した.高血圧などの脳梗塞の危険因子はなかった.微熱があり,貧血と血小板低値を認め,血清LDH,CRPが高値だった.追加検査で可溶性インターロイキン2受容体が高値であったため悪性リンパ腫を疑い,老人性血管腫からの皮膚生検で血管内大細胞型B細胞リンパ腫(intravas…

    DOI Web Site PubMed 参考文献9件

  • 芝浦工業大学第2回女子学生意識調査より

    吉川 倫子, 星 由華, 山本 郷子, 逸見 信子, 吉田 有子, 相原 総一郎 工学教育 70 (4), 4_137-4_141, 2022

    The 2nd Female Students Attitude Survey was conducted in 2020. The survey results, firstly, made clear that in order to expand the access of female students, it is important to have an interest in …

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  • 趣旨説明:地球の未来と人類の肉食

    本郷 霊長類研究 Supplement 38 (0), 12-, 2022

    <p>多量で高頻度の肉食は、ヒトを他の霊長類と区別する重要な特徴のひとつである。人類は肉を喰らうことで大きな脳の獲得を可能にし、世界中へと分布を拡大し、集団狩猟と食物分配を伴う複雑な社会性を手にしたとされる。しかし一方で、この私たちをヒトたらしめた肉食が、森林伐採を助長し、地球を温め、霊長類など野生動物を絶滅の淵に立たせ、感染症の蔓延を引き起こし、私たちの健康とプロポーションを台無しにしている、…

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  • 保険薬局における抗インフルエンザ薬の服薬指導時間および薬局内滞在時間の評価

    髙橋 渉, 伊藤 元太, 本郷 良泳, 長沼 未加 薬局薬学 14 (2), 98-106, 2022

    <p>保険薬局で調剤される抗インフルエンザ薬には,内服薬と吸入薬がある.内服薬の服薬指導時間は,吸入薬よりも短い可能性があるが,薬局での抗インフルエンザ薬の服薬指導時間を評価した研究はない.そこで本研究では,2018~2019年シーズンに内服薬(オセルタミビル,バロキサビル マルボキシル)と吸入薬(ザナミビル,ラニナミビル)を処方された患者について,薬局の電子薬歴端末のデータを用いて服薬指導時間…

    DOI Web Site 医中誌

  • マグネタイトの生成に及ぼす温度とケイ酸の影響

    本郷 健, 平野 弘人, 米津 幸太郎, 横山 拓史 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 27-, 2022

    <p>縞状鉄鉱層(BIF)は鉄に富む層とシリカに富む層の互層からなる。鉄の主要鉱物はヘマタイトやマグネタイトなどの鉄の酸化物鉱物であるが、それらの結晶性酸化鉱物は初生的に生成したのではなく、非晶質水酸化鉄(III)やケイ酸を共沈した非晶質から続成作用により二次的に生成したものと考えられている。また、ケイ酸が共存すると鉄の酸化鉱物の結晶化が妨げられる。そこで、本研究ではマグネタイトからなるBIFを…

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  • 大学生アスリートのバーンアウトとパフォーマンス低下を予測する心理的要因の検討

    本郷 由貴, 笹川 智子, 高井 秀明 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 206-, 2022

    ...本郷ほか(2019)は、大学生アスリートの競技ストレッサーが自己への怒りを予測し、パフォーマンス低下とバーンアウトをもたらし、SCがこれらの関係を調整するという仮説モデルについて検証を行った。その結果、SCが高いと競技ストレッサーや自己への怒り、バーンアウトが低いこと、またそのことでSCは間接的にパフォーマンス低下を予防する変数になることが示された。...

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  • 『黒田宗信伝来文書』の筆者について

    坂本 忠規 建築史学 79 (0), 82-87, 2022

    ...黒田甚七は焼失した加賀藩本郷邸の再建のために江戸に来ており、貞享元年春から翌年夏にかけて、順次原本を筆写し、それを加賀へと持ち帰ったことを指摘した。...

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  • ユーイング円盤記録式強震計による1923年関東地震の記象の解析 その2 地震計の特性の検討に基づく地動の推定

    翠川 三郎, 三浦 弘之, 山田 眞 日本地震工学会論文集 22 (1), 1_16-1_35, 2022

    ...<p>1923年関東地震の際に東京・本郷でユーイング円盤記録式強震計により得られた記象から,波形の欠落部分等の補修および地震計の計器特性補正を行い,地動を復元することを試みた.その際,地震計の特性についても検討した.記録円盤の回転時間などの地震計の特性に確定的でない部分があり,復元記録には不確定性が含まれているが,復元記録の速度応答スペクトル(h = 0.05)のピークは,SW-NE成分では周期10...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献4件

  • 幼若ビーグル犬の血液検査値の変動(検討1)出生~離乳時までの生後発達と血液生化学検査値の推移

    末廣 祐貴, 岡川 美晴, 倉畑 実, 立川 宏司, 曾我部 雅章, 原田 祐一郎, 木下 陽一, 久芳 克次, 相原 丈洋, 山本 正敏, 掛川 亮, 高井 直史 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-174-, 2022

    ...</p><p>【材料と方法】北山ラベス(株)本郷ファームで生産のTOYOビーグルの母犬4匹から娩出した仔犬について、出生直後、24及び48時間後、1、3、5及び7週齢時に頸静脈から採血し、検査に供した。採血毎の雌雄のデータをまとめて平均値±SDを算出し、その推移を調べた。</p><p>【結果】いずれの母犬も保育状態は良好で、母犬・仔犬ともに一般状態に異常は認められなかった。...

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  • 宇治川の最終間氷期段丘

    小松原 琢 日本地理学会発表要旨集 2022a (0), 34-, 2022

    ...</p><p> <b>謝辞</b>:本調査は文部科学省研究開発局の委託による「奈良盆地東縁断層帯における重点的な調査観測」の一環として行ったものである.詳細地形判読・段丘面高度測定に当たっては,国土交通省国土地理院からは同院が管理する航空レーザー測量データ利用の許可をいただいた.花粉分析は有限会社アルプス調査所の本郷美佐緒博士によってなされた.以上の関係者の皆様に感謝申し上げます.</p>...

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  • 機械学習による空調負荷予測手法に関する研究

    本郷 佑直, 田代 博一, 藤澤 隆広, 坂本 大介 空気調和・衛生工学会大会 学術講演論文集 2022.5 (0), 81-84, 2022

    <p>In this study, we investigated the optimal machine learning algorithm for predicting the air conditioning load of an office building. Predictions were made by the Gradient Boosting Decision Tree …

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  • モチーフコドン縮約表現に基づいた動的計画 (DP) 法によるゲノム機能部位推定システムの開発

    大友 将宏, 小林 貴史, 加藤 博明 Journal of Computer Chemistry, Japan 21 (1), 20-32, 2022

    <p>高等生物のゲノム配列にはタンパク質に翻訳されるエクソン領域とそれ以外のイントロン領域が存在し,その複雑な構造の中から機能部位を推定するのは一つの大きな課題である.一方,タンパク質アミノ酸配列にはその機能と密接な関係がある特徴的な配列パターンであるモチーフが保存され,遺伝子配列にもよく保存されていると考えられる.本研究ではコドン縮約表現とその近似表現を用いた,動的計画 (DP) …

    DOI Web Site 参考文献22件

  • 腸内細菌と精神神経疾患からみる腸脳相関

    本郷 道夫 心身医学 62 (6), 451-457, 2022

    <p>腸内細菌は,多種にわたり大量に腸管内に存在する.腸管粘膜は,上皮細胞間のタイトジャンクションにより緊密に結合し,表面は粘液により被覆される.粘液はその物理的性状,粘液中に分泌されるs-IgAおよび抗菌蛋白により免疫学的に管腔内物質の生体への侵入を予防し,上皮内の樹状細胞,上皮下の免疫細胞およびs-IgAによってより強固な防御機構を形成する.加齢や心理社会環境ストレスは粘液産生低下および免疫…

    DOI 医中誌

  • 高炉スラグからのカルシウムの選択的抽出と抽出残渣のメチレンブルー吸着特性

    青山 尚人, 本郷 照久 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 33 (0), 285-, 2022

    <p>製鉄業で副産物として生成する高炉スラグは産業廃棄物に定められているが、その約8割はセメント・コンクリートに利用されている。しかし、今後、公共事業縮小化などのため、その需要は減少していくと考えられている。本研究では、高炉スラグから選択的にカルシウムを抽出する条件を探索し、その後に残る残渣を吸着材として活用することを検討した。 …

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  • 胃原発胎児消化管類似癌の1例

    本郷 悠太, 北原 弘恵, 吉村 昌記, 唐澤 幸彦, 岩谷 舞, 織井 崇 日本臨床外科学会雑誌 83 (7), 1277-1282, 2022

    <p>胃原発の胎児消化管類似癌(adenocarcinoma with enteroblastic differentiation)は,胃癌取扱い規約では悪性上皮性腫瘍の特殊型に分類され,稀な疾患である.症例は80歳,男性.胃穹窿部後壁に2型病変および幽門前庭部小彎側に0-II a病変を認め,生検にて2型病変はtub2 > …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件

  • 肝移植レシピエントに対する新型コロナウイルスワクチンのブースト接種の効果

    三田 篤義, 清水 明, 大野 康成, 窪田 晃治, 増田 雄一, 野竹 剛, 吉澤 一貴, 黒岩 雄大, 中村 健太, 本郷 悠太, 副島 雄二 移植 57 (Supplement), s357_1-s357_1, 2022

    <p>【目的】</p><p>新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防のためのmRNAワクチン接種に関して、肝移植レシピエントにおけるブースト接種の効果を検証することを目的として本研究を行った。</p><p>【対象と方法】</p><p>新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を行った肝移植後レシピエントn=33を対象とし、接種前後のコロナウイルス抗体価 …

    DOI 医中誌

  • 316FR鋼溶接継手強度の取扱いに関する検討

    山本 賢二, 山下 勇人, 鬼澤 高志, 木村 一弘, 澤田 浩太, 本郷 宏通 M&M材料力学カンファレンス 2022 (0), OS0102-, 2022

    <p>316FR steel is a candidate material for the main components of the fast reactor, and its design allowable stress is specified in Japan Society of Mechanical Engineers fast reactor standard. The …

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  • 関東平野中央部野田地域におけるMIS 7e〜5e相当層の層相とテフラ・花粉群集の層序関係の検討

    米岡 佳弥, 坂田 健太郎, 中澤 努, 本郷 美佐緒, 中里 裕臣 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 203-, 2022

    <p>関東平野中央部に分布する更新統下総層群は,これまでにボーリングコア及び土質ボーリング柱状図資料を用いて詳細な分布形態や層序が検討されてきた<sup>[1],[2],[3]など</sup>.産総研では現在この地域において都市DXに対応した3次元地質地盤図の整備を進めている.今回は,3次元地質地盤図作成のための標準層序構築を目的とした,千葉県野田地域の更新統下総層群の上泉層(MIS …

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  • 保全地域での自然災害後の緑化工について : 広島県宮島で発生した平成30年7月豪雨災害復旧工事での緑化事業

    ファン=クイン=チ, 小山 克輝, 本郷 圭祐, 中村 創, 盛 沢鵬, 河原 希実佳, 内田 慎治, 諸石 智大, 紙本 由佳理, 中原-坪田 美保, 坪田 博美 広島大学総合博物館研究報告 13 159-172, 2021-12-25

    近年,豪雨などの自然災害が頻発しており,平成30年7月豪雨は西日本の広い範囲で甚大な被害をもたらした。広島県廿日市市宮島でも複数か所で土砂災害が発生し,その復旧工事の際の緑化工が行われた。宮島の場合,世界遺産に登録される前からさまざまな法律の規制を受けており,その復旧にはさまざまな制約が存在する。また,広島県の保存管理計画が策定されており,生物多様性の保全を念頭においた施工が求められる。本稿では…

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  • 小学校理科における表象の流暢性の実態に関する事例的研究

    佐野 綾音, 遠藤 寛, 岩本 俊, 和田 一郎 理科教育学研究 62 (2), 431-443, 2021-11-30

    <p>最近の理科教育では,子どもの思考力や表現力の更なる育成を目指すことが重要課題の一つとなっている。子どもは,理科において多様な表象のモード(言葉や記号,表,グラフ,図など)を互いに関連付け,思考・表現しながら学習を進めている。本研究では,それらの表象のモード間の接続および変換過程について,その実態を明らかにすることを試みた。具体的には,上記の実態を捉えるためのモデルを提案するAirey & …

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  • パウダージェットデポジションによる歯冠色修復

    本郷 那美, 山本 浩己, 簾内 崇彰, 冨江 瑛彦, 泉田 一賢, 佐々木 啓一, 嶋田 慶太, 水谷 正義, 厨川 常元 砥粒加工学会誌 65 (10), 556-561, 2021-10-01

    <p>パウダ-ジェットデポジション(PJD)は,常温大気圧環境下で微粒子材料を対象物に高速衝突させて付着させる膜形成手法である.著者らは本手法を用いて,ヒト歯の主成分であるハイドロキシアパタイト(HA)を歯冠に成膜する歯科治療法を推進している.しかし, 純粋なHA膜は明度と隠蔽性に乏しく,PJDの審美歯科治療への応用は実現されていない.そこで本研究では,白色不透明の歯科材料であるZrO<sub>…

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