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検索結果 88 件

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  • モンゴル都市部における表流水水質と河川水質劣化の季節的動態

    Otgonbayar Zagdragchaa, Altantuya Bold, 水野 谷剛, Helmut Yabar, 内海 真生, Zhongfang Lei, Zhenya Zhang, 杉浦 則夫, 清水 和哉 日本水処理生物学会誌 57 (4), 91-102, 2021

    <p> モンゴル国の首都ウランバートルは、皮革産業が盛んであり、重金属クロム含有廃水が問題となっていたことから、2016年に重金属クロム含有廃水の前処理施設を導入した。この導入による都市部周辺にあるトゥール川の水質への影響と潜在的な水質汚染の現状の検証を本研究の目的として、都市河川の水質の実態を明らかにした。トゥール川の上流から下流にかけて10箇所のモニタリングポイントの長期調査(2014年~2…

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  • セラミック担体を用いたバイオリアクターによる<i>Microcystis aeruginosa</i>細胞とmicrocystin-LRの除去

    清水 和哉, 内海 真生, 岡野 邦宏, 板山 朋聡, 岩見 徳雄, 間世田 英明, 木平 浩之, 李 潔明, 稲森 悠平, 張 振亜, 杉浦 則夫 日本水処理生物学会誌 52 (2), 35-43, 2016

    有毒物質産生藍藻類によるブルームは、世界的な公衆衛生上の問題となっている。藍藻類捕食原生動物や微小動物が高密度に生物学的浄水処理装置内の生物膜に存在する際には、有毒物質産生藍藻類は効果的に除去される。本論文において、鞭毛虫<i>Monas guttula</i>の担体としてセラミックを用いることにより、<i>M. …

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  • 日本の火山性酸栄養湖、猪苗代湖における植物プランクトン群集組成の変化の推定

    酢谷 大輔, 内海 真生, 加藤 善盛, 杉浦 則夫 日本水処理生物学会誌 50 (2), 53-69, 2014

    日本の東北地方、福島県磐梯山の周辺には猪苗代湖、桧原湖、小野川湖、秋元湖の4つの湖沼がある。4湖沼の植物プランクトン群集の長期的動態を多変量解析により解析し、近年pH上昇が観測されている猪苗代湖の植物プランクトン群集組成の変化を推定した。正準対応分析(CCA)の結果、4湖沼での植物プランクトン群集組成の違いは主に5つの環境因子、pH、動物プランクトン個体密度、全窒素濃度、混合層内の月平均光合成有…

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  • 有機炭素源存在下でのバイオフィルムによるジェオスミン分解

    田 小維, 内海 真生, 清水 和哉, 張 振亜, 杉浦 則夫 日本水処理生物学会誌 49 (3), 93-101, 2013

    ラン藻類や放線菌などが産生するかび臭物質(ジェオスミン)は、通常の浄水処理工程では除去が難しく、また、高度処理である吸着やオゾン酸化による除去は維持管理の点で高コスト、副産物発生等の問題がある。そこで、生物膜を用いた生物分解除去が注目されている。これまでに生物膜によるジェオスミン分解が水中に共存する溶存有機炭素に大きく影響を受けることが判明しているが、その種類や濃度の影響や分解機構はよくわかって…

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  • 大型水生動植物生態系モデルによる界面活性剤の生態環境リスク影響評価

    呂 志江, 賀数 邦彦, 杉浦 則夫, 稲森 隆平, 徐 開欽, 村上 和仁, 稲森 悠平 日本水処理生物学会誌 49 (1), 21-30, 2013

    生活・事業に由来する面源系汚水に含有される化学物質が河川や湖沼へ排出され、水環境の汚染が水生生物の生息や生育に支障を及ぼすことが懸念されている。水圏生態系に影響を及ぼす可能性がある化学物質のリスクを評価する必要があり、水圏生態系モデルによる評価ツールの開発が重要である。本研究では、上記の点を踏まえ、水生動植物として沈水植物・水生動物からなる水圏モデル生態系を用いた汎用化可能な生産(product…

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  • 沈水植物種の季節的変動下における浄化等特性の比較研究

    呂 志江, 李 洁明, 杉浦 則夫, 稲森 隆平, 徐 開欽, 稲森 悠平 日本水処理生物学会誌 49 (1), 11-19, 2013

    植物緩衝滞水質浄化法において、沈水植物種の浄化特性の比較を目的に、7種の沈水植物を用いて生活排水の連続処理実験を行った。供試沈水植物による15℃~25℃条件下でのT-N・T-P除去能に差は認められなかった。25℃以上および15℃未満の条件下でT-N・T-P除去能が低下する種が認められた。フサモは水温の高低に左右されずT-Nの浄化能が安定していることが明らかとなった。ササバモ、マツモ、フサモ、ヤナ…

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  • 総一次生産,微生物群集呼吸,従属栄養性微生物の捕食に対するpHの影響を考慮した新たな生態系モデル

    酢谷 大輔, 内海 真生, 加藤 善盛, 杉浦 則夫 日本水処理生物学会誌 49 (4), 109-122, 2013

    pH変動が淡水湖沼の微生物群集に与える影響を予測するため,既存の3つのモデル(生態系モデル,pHシミュレーションモデル,基本的な温度-pHモデル)をカップリングして新たな生態系モデルを開発,検証した。検証用データ取得実験のため,福島県猪苗代湖で採取した中性付近の湖水を酸性河川水と混合してpH6.5,5.5,4.5の水を準備した。アクリル製の透明な水槽に準備した水を入れて日のよく当たる場所に24日…

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  • 水産加工排水処理のための<i>Lactobacillus plantarum</i> ATCC 8014の利用

    森川 サクラ S.マリノ, カスコ-ロブレス ミグエル マーティン, 金 美貞, 清水 和哉, 楊 英男, 杉浦 則夫, 張 振亜 日本水処理生物学会誌 49 (1), 1-10, 2013

    本研究では、<i>Lactobacillus plantarum </i>ATCC 8014を用いた場合の地域の海産食品排水の処理能について解析した。初めに、滅菌排水への供試細菌の標準添加方法とpH変動や酸性度、溶存タンパク質、供試細菌の生育について分析した。その結果、供試細菌添加系ではpHの低下傾向と酸性度の上昇がみられたが、供試細菌無添加系では、酸性度の維持もしくは低下がみられた。供試細菌添…

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  • 安達太良山から湧出する硫酸酸性水の硫酸イオン濃度の将来動向推定

    酢谷 大輔, 加藤 善盛, 内海 真生, 杉浦 則夫 土木学会論文集G(環境) 69 (7), III_265-III_274, 2013

    pH上昇による悪影響が懸念される猪苗代湖の予防的対策検討のため, 安達太良山から湧出する硫酸酸性水の硫酸イオン濃度の将来動向を非線形回帰分析により推定した. 硫黄同位体比のデータ, 硫酸イオン濃度の季節変動状況より, 安達太良山の硫酸酸性水は主にSO<sub>2</sub>ガスの不均化反応, 硫黄鉱床過程の硫化水素ガスの酸化反応により生成されており, …

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  • 亜臨界水加水分解前処理による難分解有機廃棄物の高効率消化

    宮代 知直, 王 慶宏, 楊 英男, 清水 和哉, 杉浦 則夫, 松井 三郎 日本水処理生物学会誌 48 (1), 23-27, 2012

    本研究では、高効率嫌気消化のために亜臨界水加水分解による難分解有機廃棄物の前処理を実施した。下水処理汚泥と藍藻類を難分解性有機廃棄物として用いた。異なる処理温度で亜臨界水加水分解により前処理を行った2つの廃棄物を用いてメタン発酵を行うことで評価した。その結果、最適温度は180℃であった。下水処理汚泥からは、0.8 g/<i>l</i>のギ酸、8.6 g/<i>l</i>の酢酸、9.9 …

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  • 内膜に存在するMlrAは、<i>Sphingopyxis</i> sp. C-1株においてミクロシスチンの初発分解に必須である

    間世田 英明, 清水 和哉, 土井 嘉亮, 稲森 悠平, 内海 真生, 杉浦 則夫, 小林 達彦 日本水処理生物学会誌 48 (3), 99-107, 2012

    有毒アオコの繁茂に伴い産生されるミクロシスチンは、高い肝臓毒性と発がんプロモーション作用が報告されている、7つのアミノ酸から構成されるペプチド毒である。一般的なプロテアーゼにより分解されず、自然界でのその消失の多くに、分解菌の関与が指摘されている。我々は、微生物によるミクロシスチン分解機構を明らかにすべく、モデル分解菌として<i>Sphingopyxis</i> sp. …

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  • 中国における分散型生活排水の原水水質解析及び生物処理の性能評価

    許 春蓮, 宋 乾武, 戴 建坤, 黄 海明, 稲森 隆平, 稲森 悠平, 徐 開欽, 杉浦 則夫 日本水処理生物学会誌 47 (2), 51-58, 2011

    中国において汚染源の特性によって分散型生活排水の原水水質は大きな差を表している。現場モニターリングと比較研究を通じて、分散型生活排水の原水水質は以下の範囲であることが確認された。 CODcr: 200~1000mg/<i>l</i>,BOD<sub>5</sub>: 100~500mg/<i>l</i>,SS: 100~500mg/<i>l</i>,TN: …

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  • 活性汚泥法おける処理水質および生物特性に及ぼす省電力化の影響解析

    城野 晃志, 山崎 宏史, 佐野 彰, 徐 開欽, 稲森 隆平, 稲森 悠平, 杉浦 則夫 日本水処理生物学会誌 47 (4), 157-168, 2011

    本研究では、活性汚泥法における省電力化手法として、長時間にわたる電力停止が、処理水質および活性汚泥中の生物相に及ぼす影響を明らかにした。さらに、長時間の電力停止においても、処理水質を良好に維持可能な運転条件について検討を行った。その結果、標準条件においては、6hr電力停止の場合、処理水質の悪化は認められなかった。一方、12 …

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  • オカラを基質としたバッチ式嫌気発酵槽における接種サイズがメタン生産に及ぼす影響

    周 宇林, 張 振亜, 中本 智子, 楊 英男, 内海 真生, 杉浦 則夫 日本水処理生物学会誌 46 (4), 161-169, 2010

    本研究はオカラ(日本の伝統食品加工過程で生産された副産物)を原料とし、36℃の嫌気発酵槽を用いたバッチ式中温メタン発酵を行い、異なる量のオカラを定量の接種汚泥と混合し、最終含水率は90%になるように調整を行った。接種サイズ(原料オカラ対接種汚泥の比率S/Is)が0.3から2.0、計6系列のサンプルを用いてメタン発酵を実施した。S/I …

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  • 人工湿地における10種の抽水植物の排水処理性能の比較評価

    山本 智子, 桂 萍, 大坂 利文, 蛯江 美孝, 徐 開欽, 杉浦 則夫, 稲森 悠平 日本水処理生物学会誌 46 (1), 59-69, 2010

    人工湿地を用いて排水処理を行う上で,抽水植物の植栽は重要なファクターであることが知られている。本研究の目的は,効果的な抽水植物を選定することである。本研究では、ラボスケールの浸透流(Subsurface flow)方式の人工湿地システムを用いて,同一条件(e.g. 流入負荷,気候および流下方式)における,10種の水生植物のBOD, …

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  • 廃かん水の電気化学的アンモニア処理に関する研究

    崔 京勛, 三好 久美子, 内海 真生, 張 振亜, 杉浦 則夫 農業施設 40 (1), 19-26, 2009

    天然ガス工業から排出される廃かん水中のアンモニウムイオン(以下、アンモニア)除去について電気化学的処理法を検討した。電気化学的反応において電極材料は反応の方向性、制御、効率に係る重要な役割を担う。電気化学的処理方法によるアンモニアの分解は、塩素発生に寄与している。過剰な塩素の発生によりトリハロメタン(以下、THM)が生成されることから、本研究ではアンモニアが分解されると同時にTHMの生成を制御す…

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  • microcystin分解酵素遺伝子の転写に対するmicrocystinとその分解生成物の影響

    清水 和哉, 岡野 邦宏, 間世田 英明, 雨宮 崇, 倉島 巧, 内海 真生, 杉浦 則夫 日本水処理生物学会誌 45 (1), 45-55, 2009

    Microcystin分解菌のmicrocystin分解酵素遺伝子<i>mlrA</i>遺伝子、<i>mlrB</i>遺伝子、<i>mlrC</i>遺伝子は広く知られている。我々は、microcystin分解菌である<i>Sphingopyxis</i> sp. C-1株を用いてこれらの遺伝子の転写誘導機構を明らかにした。本研究では<i>mlrA</i>遺伝子, <i>mlrB</i>遺伝子, …

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  • アンモニア水を用いた稲わらの前処理に関する研究

    劉 京, 李 源, 李 季, 張 振亜, 杉浦 則夫 農業施設 40 (1), 7-18, 2009

    本研究では、Uniform design に基づき、アンモニア水による稲藁の前処理研究を行った。12組の実験を行ったところ、酵素による藁の加水分解率はそれぞれ21.2%~74.2%の範囲であり、リグニンの除去率はそれぞれ12.2%~80.9%の範囲であった。また、23%のアンモニア水を用い、藁とアンモニア水の比率1:25(w/v)、温度170℃が最適な分解条件であった。回帰分析により、本実験の設…

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  • <i>Microcystis viridis</i>におけるmicrocystin産生遺伝子群<i>mcy</i>の発現と細胞周期との関係

    内海 真生, 亀山 恵司, 岡野 邦宏, 杉浦 則夫 日本水処理生物学会誌 44 (4), 195-202, 2008

    藍藻<i>Microcystis</i>類により産生されるmicrocystinは強力な肝臓毒であり、細胞内の多機能酵素複合体により生合成される。この酵素は<i>mcy</i>遺伝子群にコードされるペプチド合成酵素とポリケチド合成酵素から構成されており、その中で<i>mcy</i>Bと<i>mcy</i>Dは、それぞれペプチド合成酵素、ポリケチド合成酵素を代表するものである。これまで、<i>Mi…

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  • whole-cell PCRを用いたmicrocystin産生藍藻の簡易・迅速定量法の開発

    神保 有亮, 岡野 邦宏, 内海 真生, 杉浦 則夫 日本水処理生物学会誌 44 (1), 41-48, 2008

    近年、多くの富栄養化湖沼では、有毒藍藻類(アオコ)が異常増殖し、大きな問題となっている。その中でも特に問題となっているのが強力な肝臓毒microcystinであり、WHO(世界保健機構)においても暫定基準が設けられている。今後も湖沼における長期的なアオコの発生が予想されることから、microcystin産生藍藻の初期スクリーニング技術の開発を目的として研究を行った。本研究では迅速性、簡便性の高い…

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  • 酢酸およびプロピオン酸馴養種菌を用いた回分式メタン発酵の比較研究

    張 振亜, 楊 英男, 雷 中方, 陳 紅傑, 杉浦 則夫 日本水処理生物学会誌 44 (2), 95-107, 2008

    酢酸で馴養した主に球状の<i>Methanosarcina</i>様メタン生成菌及びプロピオン酸で馴養した主に糸状の<i>Methanothrix</i>様メタン生成菌を用いてpH6.5-7.5、温度35℃の回分式メタン発酵実験を行った。初期の酢酸濃度あるいはプロピオン酸濃度の影響について検討したところ、酢酸濃度及びプロピオン酸濃度はそれぞれ3300mg/<i>l</i>以下と750mg/<i>…

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  • 沼沢生態系における淡水産巻貝2種の食性と付着性・浮遊性ケイ藻群集の属構成の季節変動解析

    福田 朱里, 内海 真生, 杉浦 則夫, 佐竹 隆顕 日本水処理生物学会誌 43 (1), 9-18, 2007

    筑波大学構内の沼沢「松美池」において淡水産巻貝有肺類であるサカマキガイ(<i>Physa acuta</i> Draparnaud)とヒメモノアラガイ(<i>Austropeplea ollula</i> Gould)は同じnicheを占める競争関係にあり、ともに歯舌を用いて大型水生植物表面の付着性藻類を摂食している。同じ資源を巡る複数種においては、その体サイズの相違によって食い分けを行うことで…

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  • ホソウミニナを用いた盤洲干潟と中津干潟の金属汚染評価

    福田 朱里, 内海 真生, 岡野 邦宏, 杉浦 則夫, 佐竹 隆顕 日本水処理生物学会誌 43 (1), 1-8, 2007

    <i>Batillaria</i>属の巻貝は日本の干潟に生息する代表的なグループである。本研究では、東京湾の葛西沖干潟・盤洲干潟と大分県の中津干潟において、直達発生を行う巻貝ホソウミニナ<i>B. cumingii</i>と底質の採集を行い、底質とホソウミニナ軟体組織中の金属濃度を測定した。東京湾の葛西沖干潟の底質中のCr, Co, Ni, …

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  • COD除去モデルを用いた浅土壌処理システムにおけるCOD除去のシミュレーション

    張 振亜, 張 之崟, 雷 中方, 杉浦 則夫 日本水処理生物学会誌 43 (4), 169-179, 2007

    土壌処理システム(soil infiltration treatment(SIT))では一般的に効果的な化学的酸素要求量(COD)の除去を示すが、適正なCOD除去の数学モデルについての研究例は少ない。本研究では浅土壌処理システム(shallow soil infiltration treatment(SSIT))に対し、総合COD除去モデルを用いて、流入水のCOD濃度(<i>S</i><sub>…

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  • 代表的なプロテアーゼによるmicrocystin LR分解の生化学的特性

    岡野 邦宏, 間世田 英明, 杉田 和俊, 斎藤 猛, 内海 真生, 前川 孝昭, 小林 達彦, 杉浦 則夫 日本水処理生物学会誌 42 (1), 27-35, 2006

    本論文では、microcystin LRの安定性に対するpH値の影響、代表的なタンパク質分解酵素によるmicrocystin分解の可能性、およびマススペクトロメトリー(MS)を用いた<i>Novosphingobium</i> (synonym: <i>Sphingomonas</i>) sp. MD-1の細胞抽出液(CE)によるmicrocystin …

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  • カビ臭物質、2-メチルイソボルネオール及びジオスミンの吸着及び生分解特性

    杉浦 則夫, 岡野 邦宏, バーンズ ブレンデン. P., 内海 真生, 稲森 悠平, 西村 修, 須藤 隆一 日本水処理生物学会誌 42 (2), 85-91, 2006

    生物膜担体として活性炭及び非吸着性セルロース材を用いてカビ臭物質2-メチルイソボルネオール(MIB)とジオスミンの物理的吸着能および生分解特性を検討した。生分解試験では、MIBを分解する<i>Pseudomonas</i> sp.を用いた。カビ臭物質の物理的吸着能すなわち等温吸着試験では、より広い比表面積を持つ活性炭の方が高い吸着能を有し、ジオスミンにおいて吸着能の差がやや大きかった。一方、セル…

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  • 土壌トレンチ中のアンモニア酸化菌数の空間的分布

    雷 暁輝, 杉浦 則夫, 前川 孝昭 日本水処理生物学会誌 42 (3), 119-128, 2006

    土壌トレンチの窒素除去メカニズムは異なる土壌層内の硝化と脱膣が連結することによって起こると考えられている。しかし、その中の硝化菌と脱膣菌数分布はまだ明らかにされていない。本研究の目的は潜在的な硝化活性方法とリアルタイムPCR方法を利用して、つくば市大角豆にある土壌トレンチ中のアンモニア酸化菌数の空間的分布を分析した。潜在的な硝化活性の結果から、硝化反応は土壌トレンチの上層40cmまでの所で優先し…

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  • メタン発酵における微量金属塩の動力学的影響

    張 燕生, 張 振亜, 杉浦 則夫, 前川 孝昭 農業施設 33 (2), 83-90, 2002

    In order to investigate the effect of the concentration of the trace metals on the kinetics of methane formation, the batch cultivation of methanogens for decomposition of acetate was carried out, …

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  • 人工構造物におけるサンゴ群集成長過程の解析

    山本 秀一, 高橋 由浩, 住田 公資, 林 輝幸, 杉浦 則夫, 前川 孝昭 海岸工学論文集 49 1186-1190, 2002

    サンゴ群集成長過程と環境条件との関係に関する解析は, 亜熱帯から熱帯圏における沿岸域開発と環境保全の観点において重要な課題である. 沖縄県に位置する那覇港の人工構造物におけるサンゴ群集の被度調査結果をもとに18年間のサンゴ群集の成長過程を解析した. 人工構造物上におけるサンゴ群集の成長過程は, 異形ブロック上と直立壁面上で異なり, …

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  • 生物活性炭における細菌の付着能と高濃度基質分解特性

    金 周永, 杉浦 則夫, 伏見 聡, 稲森 悠平, 西村 修, 須藤 隆一 日本水処理生物学会誌 30 (1), 49-56, 1994

    To examine the removal chracteristics of substrate by biological activated carbon (BAC), adhesional potential of various bacteria to three species of activated carbon (AC) and porous ceramics (PC) …

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  • 藍藻類の混合培養系に及ぼす温度の影響

    藤本 尚志, 杉浦 則夫, 西村 修, 稲森 悠平, 須藤 隆一 日本水処理生物学会誌 30 (1), 45-48, 1994

    Growth characteristics of two blue-green algae <I>Microcystis aeruginosa</I> and <I>Anabaena spiroides</I> were tested using semi-continuous cultivation at various temperature. <I>M. aeruginosa</I> …

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  • 生物膜法による汚濁湖沼の水質改善

    杉浦 則夫, 稲森 悠平, 須藤 隆一 日本水処理生物学会誌 27 (1), 77-82, 1991

    Removal characteristics various water Parameters of Lake Kasumigaura, which was very eutrophicated, were determined by biological oxidation treatment (biologicaltreatment packed with honey comb …

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  • 研究集会報告

    稲森 悠平, 細見 正明, 風間 ふたば, 中村 和憲, 内海 英雄, 杉浦 則夫 水質汚濁研究 14 (6), 374-376, 1991

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  • 霞ケ浦における繊毛虫縁毛類の季節的消長

    杉浦 則夫, 大内山 高広, 稲森 悠平, 須藤 隆一 日本水処理生物学会誌 26 (2), 28-35, 1990

    Seasonal changes of peritricha and physical, chemical and biological factors influencing to the standing crop of the microbe were investigated during the period from January 1986 to March 1988 in …

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  • 放線菌によるカビ臭発生におぼす<I>Microcystis aeruginosa</I>の影響

    杉浦 則夫, 矢木 修身, 稲森 悠平, 須藤 隆一, 一条 悟朗, 美誉志 康, 矢崎 仁也 日本水処理生物学会誌 26 (2), 23-27, 1990

    Effect of nutrients, especially blue green alga, <I>Microcystis aeruginosa</I> addition to the sediment from Lake Kasumigaura on the musty odor production by actinomycetes were determined. In the …

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  • 霞ヶ浦における付着微小動物の季節的消長

    稲森 悠平, 大内山 高広, 杉浦 則夫, 須藤 隆一 日本水処理生物学会誌 23 (2), 7-14, 1987

    Seasonal changes of periphytic smaller animals in Lake Kasumigaura, which has been hypertrophic, were investigated during the period of 1983 to 1984.<BR>Species numbers of protozoa and metazoa in …

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  • 放線菌による底泥のカビ臭発生の潜在能力

    杉浦 則夫, 矢木 修身, 須藤 隆一 水質汚濁研究 9 (9), 596-601,566, 1986

    Musty odor producing potential (MOPP) of sediment from Lake Kasumigaura using actinomycetes were determined. Moreover, relationships between MOPP and various nutrient concentrations in sediment …

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